【メンズ肌荒れ】ニキビや赤み、マスクによる肌荒れを解消する方法

メンズ肌荒れ

ニキビや乾燥、目立つ毛穴や黒ずみなどに悩んでいるのは、女性だけではありません。
かくいう私は男性ですが若いころから肌荒れから乾燥、敏感肌などに悩まされていました。

当メディアを運営する株式会社アースケアには、男女問わず肌悩みを持つ方からの相談が寄せられます。
男性からの相談で多いのが、肌荒れ、毛穴です。

私は化粧品製造工場を持つメーカーで働くことになってから、肌の事、化粧品のことを勉強し、自分の肌状態を知りました
そうして知識を得る事で、肌悩みを解消しました。

そこでこの記事では、男性の肌荒れとはどのようなものか、なぜそうなってしまうのか、どういう対策をしたらいいのかなど、詳しく解説します。
肌荒れに悩んでいる男性は知識を得て、ケアの参考にしてください。


1. メンズの肌荒れの種類と原因

男性の肌荒れには、ニキビや赤み、かゆみ、乾燥のほか、髭剃りによる肌トラブルもあります
この中でも特に、肌荒れによる赤みやかさかさ、ヒリヒリについて、トラブルが生じてしまう原因をそれぞれ説明します。

1-1. 赤み・かゆみ・ヒリヒリ

化粧品や洗顔・ボディソープなどを使ったときに肌に赤みが生じたり、かゆくなったり、ヒリヒリ(ピリピリ)とした刺激を感じることがあります。
これらは「スティンギング刺激」とも呼ばれ、もともと肌が敏感な人やアレルギー体質の人に起こりやすいものです

ほかにも間違ったスキンケアや加齢、乾燥などが原因で、肌にもともと備わっている「バリア機能」という自らを守る機能が低下してしまうと、ささいな刺激に敏感になることがあります。
このバリア機能については、後述します。

また、赤みにはニキビによる炎症も。
特に思春期のときは男性ホルモンの影響により、皮脂の分泌量が盛んであるため、毛穴が詰まりやすい傾向にあります。
そのため、ニキビが出来やすく炎症を起こして、赤みや腫れの原因となることもあります。

1-2. 肌の乾燥によるかさつき・粉ふき

人によっては、肌がカサカサする・粉がふいたように白っぽく見える、ということがあります。

肌の一番外側「表皮」の「角質層」と呼ばれる層では、角層細胞と角質細胞の間を「細胞間脂質」がその隙間を埋めるように存在し、外部刺激から肌を守っています。
「肌が乾燥している」とは、細胞間脂質が保持している水分が肌から蒸発しやすい・蒸発している状態のことです

肌がかさつくだけでなく、細胞間脂質が少ないため角層細胞同士の結束がはがれやすくなり、肌表面が粉をふいたように見えてしまうのです。

1-3. 髭剃り

髭剃りは電気シェーバー一択

男性にありがちなのが、髭剃りによる肌荒れ。
髭剃り中に剃刀で肌を傷つけてしまい、赤くなったりヒリヒリしたりすることがあります。

私自身も、肌荒れしない髭剃り方法にたどりつくまで、常に肌を荒らしていました。

髭剃りの失敗はさらに、傷から雑菌が入り込み、ニキビや炎症(ニキビ)ができてしまうこともあるので、注意が必要です。

  • 肌に直接触れる剃刀ではなく肌に優しい電気シェーバーを使う
  • シェービングフォームやジェルなどで髭を柔らかく整え剃りやすくしておく
  • 髭剃り後には保湿を必ず行ない肌を整える

などの対策を行いましょう。


2.マスクによる肌荒れの原因と対策

新型コロナウイルスの感染予防に欠かせないマスク。
マスクを着用する機会が増えたことにより、ニキビや赤みなどの肌荒れに悩む人も増えているようです。

マスクで肌荒れが生じてしまう原因と対策をこの章では解説します。

2-1. マスクによる肌荒れの原因

原因①蒸れと乾燥

マスクの内側は、自分の呼気がこもり、蒸れやすくなっています。
高温多湿の状態ともいえるマスクの内側は、会話や咳、くしゃみなどによって出ただ液の雑菌が繁殖しやすくなり、肌荒れを招くといわれています。

また、マスクを外すと、内側にこもっていた湿気が一気に蒸発
その際、肌のうるおいも一緒に蒸発してしまうため、肌の乾燥も悪化してしまいます。

「マスクで乾燥が予防できる」と思われがちですが、決して肌がうるおっているというわけではないのです。

原因②摩擦

マスクの面やヒモ部分が顔にこすれることで物理的に摩擦が起こります。
この摩擦によって角質が厚くなり毛穴がふさがりやすくなることで、ニキビができやすくなります

そのうえ、摩擦によって肌が傷つきバリア機能が低下してしまうと、外部からの刺激を受けやすくなってしまい、赤みやかゆみ、湿疹などの炎症を引き起こすことがあるのです。

前述のようにマスクの内側は蒸れて雑菌が繁殖しがち。
バリア機能の低下と雑菌の繁殖が重なって、肌荒れが悪化してしまうこともあるので要注意です。

2-2.マスクによる肌荒れの対策

マスクによる肌荒れを防ぐには、まずは洗顔で肌を清潔に保ちます。
肌がダメージを受けているので、ゴシゴシこすらず優しく丁寧に洗いましょう。

洗顔後の保湿も重要です。
前述の通り、マスクの着脱によって肌は乾燥してしまいがち。

たっぷりのうるおい補給に化粧水を使い、その後はうるおいを保つための乳液やクリームを補ってください
オールインワンジェルも保湿ができますので、男性には手軽なのでおすすめです。

保湿をするときも、こすらず優しく手でおさえるようになじませるのがポイントです。

マスクそのものも見直してみてください。
ガーゼ素材をはじめ、肌に優しく通気性のいい素材のものを選ぶといいでしょう。


3. 肌荒れをキレイにするための基礎知識

肌荒れをキレイにする前に、肌の構造や自分の肌質、肌の持つ機能について正しい知識を得ることも大切です。
この章では、肌の基礎知識について紹介していきます。

3-1. 肌質を知る

肌状態別の水分・油分比較のイメージ図

肌には大きく分けて、乾燥肌・普通肌・脂性肌・オイリー肌・混合肌というタイプがあります。

肌質で言うと、

  • 肌の水分・油分ともに少ない「乾燥肌」
  • 水分も油分もバランスよい「普通肌」
  • 水分も油分も多い「脂性肌」

の3種類があります。

この3種類の肌質が崩れた状態が、「オイリー肌」や「混合肌」です

肌質は人によって異なります。
「以前は肌のベタつきが気になっていたけれど、最近は肌のかさつきが気になる」というように、年齢とともに肌質が変化することもあります。

また、「肌のベタつきが気になるから、自分は脂性肌に違いない」と思っていても、実はインナードライの「オイリー肌」という可能性もあります

正しいスキンケアをするには、自分の本当の肌質はどのタイプか知っておくことが大切です。

3-2. 肌のことを知る

肌の構造も知っておきましょう。

肌は、大きく分けて表面から表皮、その下にある真皮、最下層にある皮下組織の3層で構成されています。

表皮をさらに細かく分類すると、肌表面から角層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層の4つの層で構成。

この4層が、肌細胞が生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」を維持しています。

また、表皮には外部刺激から肌を守ったり、水分を保ったりする働きがあります。
よく「肌のバリア機能」と言われますが、ここのことなんですね。

そして真皮は乳頭層、乳頭下層、網状層に分かれており、血管や神経のほかに汗腺や皮脂腺を持っています。
汗腺から汗を出すことで体温をコントロールしたり、皮脂腺から皮脂を出して肌を守ったりする役割を担っています。

肌の最下部にある皮下組織は多くの脂肪を含んでおり、汗腺や皮脂腺を守りながら表皮や真皮を支える役割があります。

3-3. バリア機能とは

前述の通り、肌にはバリア機能というものがあります。
バリア機能とは、肌を守るために備わっている機能です。

肌から水分が蒸発するのを防ぎながら、肌に侵入してくる外部刺激や異物をブロック。
すこやかな肌を守る働きを持っています。

このバリア機能は、肌が持つ「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質」「皮脂膜」の3つのうるおいによって保たれています。

天然保湿因子(NMF)とは、角質細胞の水分をキープする働きを持つもの。
肌に本来備わっている保湿成分ですが、スキンケア用品からのうるおいも保持する役割を持っています。

細胞間脂質とは、角層細胞と角層細胞との隙間を埋めて外部刺激から肌を守る役割を持つもの。
肌の水分蒸発を防ぐ役割も持っています。

皮脂膜は、角層表面を覆っているうるおいの膜で、皮脂と汗が混ざったものです。

バリア機能が正常に働いている状態であれば、肌は刺激を受けにくく、すこやかに保たれています。

しかし、紫外線や乾燥した空気、体質の変化、過度な洗顔や保湿不足などが原因で肌のうるおいが失われ、本来持っているはずのバリア機能が低下すると、外部刺激に弱くなって肌荒れを起こしてしまいます。

3-4. ターンオーバーとは

前述の通り、肌には「ターンオーバー」という、細胞が生まれ変わるサイクルがあります。

表皮の一番奥にある基底層で生成された新しい細胞は、じっくり上へ上へと押し上げられ、やがて角層まで到達。
肌表面に現れます。
その後、垢や古い角層として、自然とはがれ落ちていくのです。

ターンオーバーのイメージ図

ターンオーバーが本来の周期で行なわれているというのが、肌にとって望ましい状態です。

しかし、乾燥や刺激を受けた肌は自らを守るためにターンオーバーのサイクルを早めようとします。
その結果、肌の天然保湿因子(NMF)が不十分なまま肌細胞ができあがり、角層細胞がはがれやすくなったり乾燥が悪化したり、というトラブルが生じてしまいます。

また、スキンケア用品の効果は、このターンオーバーが1周期終わるタイミングでチェックするといいといわれています。

数日スキンケアしてみただけでは効果が現れにくいため、根気強くお手入れを続けることが大切です。

3-5. スキンケアの必要性

ひと昔前までは、「スキンケアとは女性がするもの」というイメージがありました。
恥ずかしながら私も「男なのに化粧品を使うなんて」と昔は思っていました。

しかし、スキンケアが必要なのは女性の肌だけではありません
むしろ、男性の肌のほうが髭剃りや紫外線などによるダメージを受けやすくなっているかもしれません。

また、ベタつきやニキビなど肌トラブルの有無が見た目の印象を左右することもあるので、男性もきちんとスキンケアを行うことがおすすめです。

3-6. スキンケアは薬ではない

スキンケアの重要性についてご説明しましたが、それではスキンケア用品とはどのようなものがあるのでしょうか。

スキンケア用品は、薬機法に基づいて「医薬品」「医薬部外品(薬用化粧品)」「化粧品」の3つに分かれています。

医薬部外品とは、ニキビやシミといった特定の目的に対して有効な成分が配合されていることが厚生労働省によって認められているものをさし、治療ではなく予防目的で作られています。
医薬品と比べてその作用は穏やかです。

化粧品とは、医薬部外品よりさらに作用は穏やかなもの。肌を美化する・清潔に保つなどの目的があるものをさします。

「かゆみがおさまらず辛い」「顔がピリピリしてなかなか治らない」など肌荒れがひどいときは、スキンケア用品に頼らず皮膚科を受診し、症状に応じた薬を処方してもらいましょう。


4. 肌荒れをキレイにするための方法(スキンケア編)

肌荒れをキレイにするためには、いつものスキンケア方法を見直し、正しいスキンケアを行ないましょう。

「毎日きちんと肌のお手入れをしている」と思っていても、洗顔のしすぎや不十分な保湿など、思い込みによる間違ったスキンケアによって肌荒れを起こしていることがあります。

この章では、正しいスキンケア方法についてご説明します。

4-1. 正しい洗顔の方法

洗顔で、汗や皮脂、ホコリなどを丁寧に落とし、肌を清潔な状態に整えます。

まず、手を洗い、汚れを落としておきます。

そいsてぬるま湯であらかじめ肌に付着した汚れを落としてから、洗顔料を手に取り少しずつ水を加えながら泡立てます。

ここで重要なのは、きめ細かな泡をたっぷり泡立てること。
きめが細かいほど泡が毛穴に入り込みやすく、肌の汚れをしっかり絡めて落とせるからです。
また、力をかけてゴシゴシこするように洗うのはNG。
摩擦によって肌を傷めてしまいます。

「泡立てない洗顔料」だとこれらの手間がないので手軽です。
忙しい人や手間をかけたくない人にはおすすめです。

顔全体に泡を優しく広げてクルクルとマッサージするように洗ったら、ぬるま湯でしっかりすすいでください。

洗顔の回数も注意が必要です。
「顔がベタつくから」といって1日に何度も洗顔してしまうと、肌にとって必要なうるおいも落としてしまい、乾燥が乾燥してしまいます。
その結果、肌を乾燥から守ろうと皮脂分泌が過剰になり、顔がさらにベタベタしたり肌荒れがひどくなることも。

1日の洗顔回数は、基本的に朝と夜の2回と決めておくのがいいでしょう。
「どうしても顔を洗いたい」というときは、ぬるま湯だけでサッと洗う程度にとどめておくことをおすすめします。

4-2. 正しいスキンケアの方法

洗顔後すぐの肌に化粧水をなじませ、水分や油分を補います。

化粧水が肌になじんだら、乳液やクリーム、美容オイルなどで油分をプラス。
肌を油膜でコーティングし、肌から水分が蒸発するのを防ぎます。

スキンケアをする際、ゴシゴシこするようになじませると、摩擦で肌を傷つけ、肌荒れが悪化してしまうので気をつけてください。

手のひらや指の腹を使って、優しくおさえるようになじませるのがコツです。

化粧水や乳液などの機能を備えているオールインワンアイテムなら、うるおい補給も油分補給もまとめて一度にでき、摩擦を減らせるのでおすすめ

「面倒なスキンケアが嫌」
「何を使ったらいいかわからない」
「さっぱりとした使用感が好み」という人にもぴったりです。

4-3. 保湿の重要性

「自分の肌はベタついているので、洗顔後は特に何もしなくて大丈夫」と思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、肌をキレイに整えるためには、保湿はとても重要です。

洗顔直後の肌は、肌のバリア機能を構成する皮脂膜や天然保湿因子(NMF)も洗い流されているため、外部からの刺激を受けやすい状態。
肌内部の水分も蒸発しやすくなっています。
バリア機能を正常に保ち、肌荒れを防ぐには、保湿が欠かせません。

また、保湿することによって乾燥によるターンオーバーの乱れを防ぎ、正常に導くこともできます。
洗顔後はしっかり保湿して、肌を整えましょう。


5. 肌荒れをキレイにするための方法(生活習慣編)

肌をキレイに整えようとスキンケアばかり目が行きがちですが、実は生活習慣の見直しも重要です。
この章では、なぜ生活習慣の見直しが必要なのか、どうすればいいのかについて紹介します。

5-1. 食生活を見直す

「揚げ物を食べた後で肌荒れに悩まされた」
「飲み過ぎて顔がむくんでいる気がする」
という経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。

食生活を見直してバランスのいい食事を心がけることで、内臓の負担を減らせるだけでなく、栄養を肌に行きわたらせて正常なターンオーバーをサポートできるともいわれています。

とはいえ、「野菜が肌にいいから」と野菜だけを食べる、「肉は身体に悪そうだ」と思い込んで一切食べない、という偏った食生活もNG。

栄養バランスが偏ると、かえって肌のコンディションが悪化するともいわれています。
さまざまな栄養をバランスよく摂る、が基本です。

肌にいい食べ物としては、腸内環境を整える食物繊維を多く含むブロッコリーや大根といった野菜類、豆類、キノコ類のほか、良質なタンパク質を含む魚、肌の乾燥を防ぐナッツ類などがあります。

肌荒れがひどいときは、内臓に負担をかけるアルコール類やスナック類は控え、就寝直前はなるべく食べないようにしましょう。

5-2. 睡眠を見直す

「睡眠と肌、どういう関係があるのだろう」と思う人もいるかもしれません。
実は、肌のターンオーバーは睡眠中に分泌される成長ホルモンによって活発になるそうです。

この成長ホルモンが分泌されるのは、22時から深夜2時ごろまでといわれています。
この時間帯はなるべく就寝しているといいでしょう。

睡眠時間だけでなく、睡眠の「質」も重要です。
「眠りが浅い」「寝不足」という状態が続くと、自律神経の中でも心身を緊張させる交感神経が活発になります。

それによって男性ホルモンの分泌も活発になり、皮脂分泌量が増えて肌荒れがひどくなることもあるのです。
ぐっすり眠れるように枕の高さやベッドの固さなどを見直す・寝室を快適にすることも効果的です。

また、就寝直前にスマホやタブレットなどのブルーライトを浴びると、脳が昼間だと錯覚し、眠りが浅くなる可能性もあります。
就寝前はスマホやタブレットなどを遠ざけ、ストレッチをしたり音楽を聴いたりとリラックスして過ごすのもおすすめです。

5-3. 適度な運動をする

肌をキレイに整えるには、適度な運動も必要です。
ジョギングや水泳などの有酸素運動には、全身の血流をよくして酸素や栄養を行きわたらせるというメリットがあります。

それによって肌のターンオーバーも促され、新しい肌へと生まれ変わることができるのです。

また、運動によってストレスが軽くなったり、ぐっすり眠れるようになることも。
ウォーキングやサイクリングジョギングや水泳、などの続けやすい運動のほか、エアロビクス、ダンスなど楽しみながらできる運動もいいでしょう。

私はボクシングをやることでストレス発散・運動不足の解消ができています。
全身を使うので何か運動をしたいと思っている人にはおすすめです。

5-4. 自律神経を整える

「5-2. 睡眠を見直す」で、自律神経のことを少しご説明しました。

自律神経とは、自分の意思とは関係なく呼吸や血液循環、内臓の働きなどを調整する神経のこと。

自律神経には、心身を緊張させて活発に動かす交感神経、逆に心身を休息させる副交感神経の2種類あり、それぞれがバランスよく働いているのが望ましい状態です。

しかし、ストレスや生活習慣の乱れなどによって心身の緊張状態が続き自律神経のバランスが崩れると、血管が収縮したり免疫力が低下したりして肌のターンオーバーが乱れます。
また、ホルモンバランスも乱れ、ニキビや炎症が生じやすくなります。

 ストレスを解消する

長い期間ストレスを感じていると、交感神経がずっと働いている状態が続き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
副交感神経もバランスよく働かせて自律神経を整えるには、ストレス解消が欠かせません。

ゴルフやサーフィン、ジョギングなどの運動のほか、サウナで汗を流すのもいいでしょう。
まとまった時間が取れなくても、部屋の模様替えやガーデニングをしたり、のんびり散歩したり、映画鑑賞したりと気分転換してみてはいかがでしょうか。

また、身体を心地よくほぐして血行を促すだけでなく、気分転換にもなれるストレッチもおすすめ。

肩甲骨を引き寄せて数秒キープし、肩の力を抜くと、肩凝りが楽になります。
足首を動かせば、デスクワークで固まった足の筋肉がほぐれ、血流が良くなります。
できるところから少しずつ取り入れてみてください。


6. 紫外線対策の見直し

夏の肌荒れ

肌荒れを防ぐには、紫外線対策も必要です。
女性のように紫外線対策を欠かさず行なっているという男性は多くないかもしれません。

しかし、女性同様、男性ももちろん紫外線対策が必要です

紫外線が肌に与えるダメージと、日焼け止めの重要性について説明していきましょう。

6-1. 紫外線とは

太陽の光は、目に見える光(可視光線)のほか、目に見えない赤外線、紫外線の3種類あります。
このうち肌に影響を及ぼすといわれているのが紫外線です。

紫外線にはUV-A波、UV-B波、UV-C波の3種類あり、そのうち我々人間のいる地表にまで届くのがUV-A波、UV-B波の2つ。

UV-A波は波長が長く、屋外はもちろん屋内にも窓ガラスを通って降り注ぎます。
このUV-A波が肌の真皮まで到達すると、ハリや弾力の源となるコラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞を傷つけ、シワやたるみを招きます。

UV-B波はA波と比べて波長が短く、真皮までは届かないものの、肌を赤く炎症させる・シミやそばかすを引き起こすなどの肌トラブルの原因となります。

「春から夏、日差しが強くなるにつれて紫外線が気になる」という人も多いでしょう。
しかし、紫外線は季節を問わず降り注ぐもの。

一年を通して対策を行なうことが大切です

6-2. 光老化とは

「光老化」という言葉は、スキンケア初心者の男性にとって聞き慣れないものかもしれません。

肌の老化は、加齢とともに生じるもの以外に、長年紫外線を浴び続けることで生じるものもあります。

早い段階で出現する光老化の主な症状にシミがあります。
そして、次第にシワやたるみなどの症状が生じたり、顔全体がくすんで見えたりしてきます。

将来シミやシワなどの肌トラブルに悩むことがないように、なるべく早い段階で紫外線対策を行ないましょう。

6-3. 日焼け止めの重要性

紫外線による日焼けや肌老化を防ぐために、毎朝、外出前は必ずスキンケアの最後に日焼け止めを塗り、紫外線から肌を守りましょう。

日焼け止めのパッケージには、SPF50やPA++++などの表記があります。
SPFとは、紫外線の中でもUV-B波を防ぐ効果を示すもの。
50+が最大値です。
PAとは、UV-A波を防ぐ効果を示すもの。
+~++++で表され、+の数が多いほどその効果が高いとされています。

通勤や通学、近くへの買い物や散歩など軽い外出の場合はSPFやPAの値が低いものを、キャンプやマリンスポーツなど真夏の屋外に長時間いるときはSPF50+・PA_++++のものを選ぶ、というようにシチュエーションによって使い分けるのがいいでしょう。

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7. メンズの肌荒れ Q & A

スキンケアに慣れていない男性が肌荒れ対策を始めるには、さまざまな疑問がつきものだと思います。
この章では、メンズの肌荒れ対策にありがちな質問とその答えをまとめてみました。
これからスキンケアを始めるにあたって、ぜひ参考にしてみてください。

Q1.「男性でも女性用化粧品は使っても良いのでしょうか?」

A. 男性が女性用の化粧品を使っても問題はありません。
ただ、女性用のスキンケア化粧品は保湿に特化したものが多く、女性と比べて皮脂が多いとされる男性にとっては合わないケースもあります。
また逆に、男性用のスキンケア化粧品は「さっぱりした使用感」のものが多く、肌を乾燥させる成分が配合されていることも。

男性用でも女性用でも、自分の肌質に合うものを選ぶことがスキンケアの第一歩です。

Q2.「化粧水や乳液などのスキンケア用品は、どのくらいの期間使用して、使い続けるか判断したら良いのですか?」 

A. 前述の通り、肌にはターンオーバーという生まれ変わるサイクルがあります。
このターンオーバーは、28日かかるといわれています。
しかし日数には個人差があり、年齢とともに変化することもあります。

スキンケア化粧品を使い続けるかどうかは、1〜3ヶ月は見ておくといいでしょう。

ただし、新しいスキンケア化粧品で肌が赤くなったりかゆみが出たり、というトラブルが生じた場合は、すぐに使用をやめてください。

 Q3.「そもそも乳液やクリームは必要ですか?ベタつくから使いたくありません」

A. 大きく分けて肌質には4タイプあると説明した通り、肌には個人差があります。
誰かが乳液やクリームをたっぷり使っているからといって、その通りにするスキンケアが必ずしもいいとはいえません。

化粧水だけで調子の良い人もいればそうでない人もいることでしょう。

「ベタつくのが嫌」という人は、さっぱりとした使用感の保湿アイテムを選ぶといいかもしれません。

サラッとした使い心地と保湿力の両方を備えたオールインワンゲルを使うのもおすすめです。

Q4.「何から始めて良いかわからないのですが……」

A. スキンケアに対する意識が高く、豊富な情報を得ている女性なら、パックや美容液などのスペシャルケアアイテムを取り入れたり、美顔器でケアしたり……というのもいいかもしれません。
しかし、スキンケア初心者がいろいろなお手入れ方法を試すのは、ハードルが高いですよね。

まずは、上記で説明したような正しい洗顔とシンプルなスキンケアから始めてみることをおすすめします

「スキンケアも選びきれない」「乳液やクリーム、オイル……どんなアイテムを使ったらいいのかわからない」という人は、オールインワンタイプの保湿アイテムを選ぶのもおすすめ。

特に肌トラブルのない普通肌の人であれば、使い心地や香り、続けやすい価格などの条件で選ぶのもいいでしょう。

そのように継続しやすいお手入れから始めてみて、スキンケアをコツコツ続けていきながら、少しずつ肌の知識を深めていくことが大切です


まとめ

男性の肌荒れを防ぐためには、思い込みによる誤ったスキンケアを見直すとともに

  • 肌荒れが生じる原因を把握する
  • 自分の肌質を知る
  • 肌の基礎知識を知る
  • 正しい洗顔・保湿などのスキンケアを行なう
  • スキンケアだけでなく、生活習慣も見直す

の5つのポイントを押さえ、毎日コツコツ実践することが大切です。

私自身も肌荒れには困っていたので、その経験から化粧品の選び方や使い方もまとめています。
ぜひ参考にしてください。

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肌荒れがひどくならないうちに上記をチェックし、清潔感あふれるキレイな肌に整えてください。