サウナは肌にいい?悪い?効果や肌への影響、正しいケア方法などを解説

サウナは肌にいい?悪い?

サウナはリラックス効果が高く、血行促進や疲労回復にも良いとされています。

しかし、
「サウナ後に肌がつっぱる」「乾燥してカサカサになる」「赤みが気になる」
こんな経験をしたことはありませんか?

それ、実は現在行っているサウナ後の保湿方法が間違っているかもしれません。

そこで、本記事では、

  • サウナが肌に与える影響
  • サウナ後の乾燥の原因
  • サウナ後の正しい保湿方法

を詳しく解説します。

また、サ活におすすめのスキンケアアイテムについてもご紹介します。
サウナと美肌を両立したい方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

サウナは肌にいい?サウナの美肌への効果・メリット

「サウナは健康に良いけれど、肌には悪いの?」 という疑問を持つ人は多いですが、結論から言うと、サウナ自体が肌に悪いわけではありません。

まずは、サウナが肌にもたらす効果・メリット を紹介します。

1. 血行促進で肌のターンオーバーをサポート

サウナ

サウナに入ると、体が温まり、血行が促進されます。
血液の流れが良くなることで、肌の細胞に酸素や栄養が届きやすくなり、新陳代謝が活発になります。

・ターンオーバー(肌の生まれ変わり)がスムーズになり、くすみを防ぐ
・肌の代謝が上がることで、古い角質が剥がれやすくなり、透明感のある肌へ
・血流が良くなることで、肌の栄養不足を防ぎ、健康的な肌を維持

「最近、肌がくすんで見える」「乾燥でごわついている」と感じる方は、血行促進がカギになるかもしれません。

2. 発汗によるデトックス効果で毛穴の汚れをオフ

汗をかく人

サウナに入ると、大量の汗をかきます。このとき、汗と一緒に毛穴の汚れや老廃物も排出されやすくなる のが大きなメリットです。

・毛穴に詰まった皮脂や汚れが浮き上がりやすくなる
・余分な皮脂が排出されることで、肌がすっきりする
・肌のザラつきを防ぎ、スムーズな肌質へ導く

特に、「毛穴の詰まりが気になる」「肌がザラザラする」という方は、サウナで汗をかくことで、毛穴の汚れが排出されやすくなる ため、肌がなめらかになりやすいと感じるかもしれません。

ただし、発汗だけで完全に汚れが落ちるわけではないので、やさしく洗顔して、しっかり保湿することが大切です。

3. ストレス軽減で肌荒れを予防

ストレスを抱える人

ストレスが溜まると、自律神経の乱れやホルモンバランスの変化が起こり、肌荒れの原因になることもあります。

サウナには、リラックス効果があり、ストレスを軽減する働き があります。

・自律神経が整い、ストレスによる肌荒れを予防
・リラックスすることで、睡眠の質が向上し、肌の回復力が高まる
・副交感神経が優位になることで、肌の調子が整いやすくなる

「ストレスで肌が荒れやすい」「最近、寝不足が続いている」という方は、サウナで心と体をリセットする習慣を取り入れてみると良いかもしれません。

このように、サウナには、血行促進・デトックス・ストレス軽減・など、肌に良い効果があります。

しかし、間違った入り方や保湿不足が原因で、肌の乾燥や荒れを引き起こしてしまうことがあります。

次のセクションでは、サウナ後の肌が乾燥する原因を詳しく解説します

サウナは肌に悪い?サウナ後の乾燥・肌荒れの原因

「サウナは肌に悪い」と言われるのは、サウナ後に肌が乾燥しやすくなり、肌荒れを引き起こすことがあるためです。

では、サウナに入った後、肌が乾燥したり、荒れたりするのはなぜでしょうか?
その主な原因は 「皮脂の流出」「肌のバリア機能の低下」「保湿不足」 の3つにあります。

1. 熱と蒸気で皮脂が過剰に流れる

肌のバリア機能を担う皮脂膜

サウナに入ると、大量の汗をかきます。このとき、肌の表面を守っている皮脂(天然の保湿成分)も一緒に流れ落ちてしまう のです。

皮脂は、肌のバリア機能を担い、水分の蒸発を防ぐ役割があります。つまり、肌にとってはとても重要な存在なのです。

しかし、サウナの高温環境では、
皮脂が通常以上に流れ落ちる
・肌が無防備な状態になる
・水分がどんどん蒸発し、乾燥しやすくなる
ということが起こりやすくなります。

特に、高温のサウナに長時間入ると、肌の皮脂が奪われやすくなります

ちなみに、皮脂が奪われると、肌表面が乾燥するだけの人もいれば、逆に肌の防御反応が働いて、さらに皮脂分泌が活発になる人もいます。

脂・テカリに関しては「鼻やおでこの脂・テカリを抑えたい!8つの対策でサラサラ素顔へ」を参考にしてください。

2. サウナ後の肌は無防備な状態になる

おでこ 粉

サウナ後の肌は、皮脂が落ちたことで バリア機能が低下し、とてもデリケートな状態 になっています。
この状態で何もケアをしないと、外部の刺激を受けやすくなり、肌トラブルを引き起こす可能性 があります。

水分が蒸発しやすい → 乾燥が進行する
摩擦や刺激を受けやすい → 赤みやかゆみが出やすくなる
紫外線やホコリの影響を受けやすい → 肌が荒れやすくなる

特に、サウナ後に タオルでゴシゴシ顔を拭くと、肌に摩擦が加わり、さらにダメージを受けやすくなる ので注意が必要です。

3. サウナ後の保湿不足

化粧水

サウナ後は肌が非常に乾燥しやすくなっているため、いつも以上に肌を保湿する必要があります。

サウナ後に保湿をしているけれど乾燥する!」という方は、今行っている保湿ケアでは、十分に肌にうるおいが与えられていない可能性が高いです。

では、サウナ後の乾燥した肌でもうるおす保湿ケアのポイントとは?

次のセクションでは、サウナ後の正しい保湿方法 を詳しく解説します!

サウナ後の正しいスキンケア方法|実は化粧水だけでは乾燥する

「サウナ後に保湿をしているけど乾燥する!」

と悩んでいる方の多くは、化粧水で保湿をしているのではないでしょうか?
実は、化粧水での保湿が乾燥を引き起こしている可能性が高いのです。

まず、なぜ化粧水だけではダメなのか?どうすれば効果的に肌を守れるのか? を解説します。

1. 化粧水(水分)だけではダメな理由

自社調査の結果、25〜35歳の男性のうち、56.7%の方が化粧水を使用していることがわかりました。また、化粧水に保湿効果を期待していることも明らかになりました。

しかし、「化粧水だけでは肌の乾燥を防ぐことはできない」ため、注意が必要です。

その理由は、化粧水は肌に水分を与える一方、肌の水分を閉じ込める油分が含まれていないから です。

・化粧水をつけると、一時的に潤ったように感じる
・しかし、水分を閉じ込めるものがないため、すぐに蒸発
・むしろ、蒸発する際に 肌内部の水分まで奪われてしまう(過乾燥)

乳液で水分の蒸発を防ぐ

これが、化粧水だけのスキンケアでは、すぐに肌が乾燥してしまう理由です。

化粧水のような水分だけでなく、その後に 乳液やクリーム で油分を補う必要があります。

水分を閉じ込めるためには、油分の補給も必要!

健やかな肌を保つには、水分と油分をバランスよく肌に与えることが重要です。

先ほど説明したように、化粧水を使用する場合は、その後に油分を補わなければなりません。

しかし、サウナ後の肌は 敏感な状態 になっているため、肌にたくさんの摩擦を与えるのは避けた方が良いです。

化粧水や乳液、クリームなどの複数のスキンケアを塗り重ねると、肌に触れる回数、つまり摩擦が増えてしまいます。

比較イラスト「スキンケアのアイテムが多く、肌への摩擦が多い様子」「オールイワンで摩擦(刺激)が少ない様子」

また、複数の化粧品を使用すると、塗りムラがでたり、水分と油分のバランスが崩れたりと、保湿効果を最大限に得られない可能性が高いです。

なにより、
「正直、スキンケアに手間をかけたくない」
「できるだけシンプルなケアで済ませたい」
と思っている方も多いのではないでしょうか?

そこでおすすめなのが、水分と油分をバランスよく補給できる「オールインワンゲル を使ったシンプルなケア方法です。

2. サウナ後の保湿におすすめのアイテム

アクアテクトゲル

実はアクアテクトゲルは、時短や手軽さを追求した「一般的なオールインワン化粧品」と異なり、保湿力を追求した結果、たくさんのお客様から「保湿はこれ1本で十分!」とお声をいただき、1本で完結する高保湿ゲルとなりました。

「アクアテクトゲル」がサウナ後に最適な理由

サウナにおすすめする理由は以下の通りです。

水分と油分をバランスよく補給できる
 → 化粧水のように水分を与えるだけでなく、肌の水分を閉じ込める油分も含まれている

化粧水・乳液・クリーム・美容液などの役割を1つで果たす
 → スキンケアの手間が最小限で済み、簡単に続けられる・肌への摩擦を抑えられる

敏感な肌にもやさしい低刺激処方
 → サウナ後のデリケートな肌にも安心

サウナ後の肌に必要なのは、水分を補給し、それをしっかり閉じ込めることそんなケアがアクアテクトゲルがあれば1本で完了します。

今だけ人気の洗顔料がついたトライアルセットを、特別価格550円で購入できます。

「サウナ後のスキンケアが面倒」「何を使えばいいのかわからない」
そんな方は、まずは1本で完結する「アクアテクトゲル」から始めてみませんか?

商品を見るボタン

3.サウナ後の簡単スキンケア方法

先ほども紹介したように、化粧水を使用して保湿をする場合は、その後に油分も与えましょう

  1. 化粧水を適量塗る
  2. 乳液を適量塗る
  3. (それでも乾燥を感じる場合)クリームを適量塗る

美容液などを使用する場合は、使用説明を読んで、正しい順番で肌に塗りましょう。基本的には、テクスチャーの軽いものから順番に塗ります。

▼化粧水を使用した保湿の方法を動画でチェック

アクアテクトゲルを使うと、上記のケアが1本で完了するのでとても簡単です。

  1. 化粧水を適量塗る
  2. 乳液を適量塗る
  3. (それでも乾燥を感じる場合)クリームを適量塗る

↓↓↓

  1. アクアテクトゲルを塗る

他のアイテムは一切必要ありません。

ケアが1本で済むため、時短・節約になります。保湿力が高く、低刺激なので、敏感肌や乾燥肌の方にもおすすめです。

▼アクアテクトゲルを使用した保湿の方法を動画でチェック

乾燥しやすい肌を守りつつ、サウナを楽しむためのポイント

「サウナに入りたいけれど、肌が乾燥するのが気になる…」
そんな方でも、正しいスキンケアをすれば、サウナと美肌は両立できます!

ポイントは サウナ後のスキンケアを習慣化すること
肌の乾燥や荒れを防ぐために、今日から実践できる3つのポイントをご紹介します。

1. サウナ前にも軽く保湿をしておく

保湿 メンズ

サウナ後のスキンケアは重要ですが、サウナに入る前にも、保湿をするのがおすすめです。あらかじめ軽く保湿をしておくと、皮脂の過剰な流出を防ぐことができます。

おすすめの方法
・サウナに入る前に、少量の「アクアテクトゲル」を塗っておく
・皮脂の落ちすぎを防ぎ、肌の潤いをキープ

これは、特に乾燥肌や敏感肌の方に効果的な方法です。

2. 高温サウナよりも低温サウナ・ミストサウナを選ぶ

低温サウナ

サウナといえば、高温のドライサウナ(90℃以上)が定番ですが、肌の乾燥を気にする場合は、低温サウナ(70〜80℃)やミストサウナの方が適しています。

高温サウナは皮脂を急激に奪いやすく、肌のバリア機能が低下しやすい
低温サウナならじっくり温まることができ、肌への負担が少ない
ミストサウナ(スチームサウナ)は湿度が高く、肌の水分が奪われにくい

「サウナ後に肌がつっぱる感じがする…」という方は、温度や種類を見直してみるのもおすすめです。

3. サウナに長時間入らない|8〜12分を目安に

注意

「ととのいたいから、できるだけ長く入る」という方もいますが、長時間のサウナは、肌の皮脂を過剰に奪い、バリア機能を低下させる可能性があります。

・1セットの目安は8〜12分(個人の体調に合わせる)
・長く入りすぎると肌だけでなく体にも負担がかかるので注意

また、サウナ→水風呂→休憩の「ととのう」ルーティンを繰り返す場合、3セット以内に収めるのが理想 です。また、休憩の度に保湿をするのがおすすめです。

「保湿!保湿!」としつこく感じるかもしれませんが、それほど肌にとって重要なことなのです。

4. ゴシゴシ拭かずに、優しく押さえるようにタオルで水分を取る

体を拭くタオル

サウナ後に、タオルでゴシゴシ拭いていませんか?

実はこの行為、肌に大きな負担をかけ、乾燥や肌荒れの原因になる んです。
摩擦が加わると、肌のバリア機能が低下し、水分がさらに蒸発しやすくなる ため、サウナ後のスキンケアがより重要になります。

タオルで拭くときは、「押さえるように」やさしく水分を取ることがポイント!
フェイスタオルを肌にそっと当てて、水分を吸収させるイメージで

サウナ後の肌は特にデリケートなので、できるだけ摩擦を減らすことが、美肌を保つ秘訣 です!

5. サウナ後すぐに保湿をする

スキンケア

サウナ後の肌は、皮脂が落ち、水分がどんどん蒸発している状態
このまま何もせずに放置すると、肌がカサついたり、つっぱりを感じたりする原因に なります。

サウナ後、できるだけ早く保湿することが重要!

サウナから出て、1分以内に保湿をするのが理想的です。

アクアテクトゲルなら、1本ですぐにケアが完了するのでおすすめです。

6. サウナ後は水分補給をしっかりする

水分補給をする写真

肌の乾燥を防ぐためには、外側だけでなく、内側からの水分補給も重要 です。
サウナで大量に汗をかくと、体内の水分が失われ、肌の潤いも低下します。

水分をしっかり補給することで、肌の乾燥を防ぐ
おすすめは、ミネラルウォーターやスポーツドリンク

「のどが渇いた」と感じる前に、サウナ後すぐにコップ1杯の水を飲む習慣をつけると、肌のコンディションが整いやすくなります!

7. サウナ後はUVケアを忘れずに

紫外線対策

自社調査では、30代男性のうち63.7%の方が「日焼け止めを使用する習慣がない」ことがわかりました。

しかし、サウナ―の方は、絶対に日焼け止めを準備しましょう。サウナ後の肌はバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなっているからです。

・サウナ後すぐに外に出る場合は、日焼け止めを塗る
・屋外での移動がある日は、帽子やサングラスを活用する

特に、UV対策をしないと、乾燥やシミの原因になりやすいため、サウナ後のケアとして意識しておきましょう。

おすすめの日焼け止めに関して気になる方は「敏感肌におすすめの日焼け止め25選│ノンケミカルで肌荒れ解消」を参考にしてください。

よくある質問

サウナは本当に肌に悪いの?

サウナは高温環境のために肌の水分を奪い、バリア機能の低下や乾燥を引き起こす可能性があります。しかし、適切な利用方法と保湿ケアを行えば、血行促進やクレンジング効果などの良い影響も期待できます。個人の肌質や目的に合わせてサウナを利用することが重要です。

サウナ後の乾燥対策のポイントは?化粧水だけではダメ?

化粧水だけを使用するケアでは肌内部の水分まで蒸発する「過乾燥」を引き起こします。水分と油分をバランスよく補給することが大切です。サウナ後の乾燥・敏感肌には、肌に最適なバランスで水分と油分を補給できる「アクアテクトゲル」がおすすめです。

サウナの利用時間はどのくらいが適切なの?

サウナの理想的な利用時間は10~15分程度です。長時間の滞在は肌に大きな負担をかけ、乾燥やトラブルの原因になりますので避けましょう。体調に合わせて適度な休憩を取りながら、少しずつ慣れていくことをおすすめします。

敏感肌の人はサウナを使えないの?

推奨はできません。しかし、敏感肌の方でも、適切なスキンケアと慎重な利用方法を心がければサウナを楽しめる可能性はあります。サウナ後は保湿ケアを徹底することで、乾燥や赤み、刺激を最小限に抑えることができます。

まとめ|サウナ後の乾燥を防いで、美肌をキープしよう!

サウナはリラックス効果や健康効果がある一方で、適切なスキンケアをしないと肌の乾燥や荒れを引き起こす ことがあります。

サウナ後に化粧水だけをつけるのも実はNG!
水分はすぐに蒸発してしまい、むしろ乾燥を悪化させてしまいます。

サウナと美肌、どちらも手に入れたい方は、必ず肌に水分・油分の両方をバランスよく与えましょう。

サウナは肌にいい?悪い?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大阪の化粧品会社、株式会社アースケアに勤務。
日々、お客様の肌相談や健康肌づくりのためのスキンケアに関する情報発信を行っています。

目次