繰り返す顎ニキビにさようなら!大人ニキビの原因と予防・対処方法

「思春期はおでこや鼻にできていたのに、大人になったらなぜか顎ばかり…」
そんな顎ニキビに悩まされていませんか?

10代のニキビ(思春期ニキビ)は、成長にともなうホルモン変化で皮脂の分泌量が急増することが主な原因です。
皮脂が毛穴に詰まりやすくなることで、Tゾーンを中心にニキビができやすくなります。

それに対して、大人の顎ニキビの原因はホルモンの乱れだけでなく、乾燥、刺激、生活習慣の影響など、複数の要因が重なってできることが多いのです。

大人の顎ニキビでよくある悩み

  • 同じ場所に何度もできる
  • 治っても跡が残りやすい

そこで、この記事では、顎ニキビの原因と正しい対処法について詳しくご紹介します。
この記事を通じて、顎ニキビに悩まない日々を目指していきましょう!

▼この記事の内容を動画で見たい方はこちら!

目次

1. 【原因解説】顎ニキビができやすい原因

顎にニキビができるのは、たまたまではありません。
実は顎という部位は、大人になってからニキビができやすい“いくつもの条件”がそろっている場所なのです。

まずは、顎ニキビがなぜできやすいのかを正しく理解することが、適切な対処法やスキンケアを選ぶ第一歩。
ここでは、顎ニキビの主な2つの原因について、詳しくご紹介していきます。

1-1. 顎は特に乾燥しやすい

乾燥した口元

実は顎は、顔の中でも皮脂の分泌が多い部位のひとつです。
これは皮脂腺の密度が高いためで、Tゾーン(おでこや鼻)ほどではないものの、下顔面である顎〜フェイスラインも皮脂の分泌が活発なエリアとされています。

しかし、ここで重要なのは「皮脂が多い = 肌がうるおっている」ではないという点です。
顎は、スキンケアの保湿が届きにくく、またマスクや髪の毛の接触などによって摩擦も起こりやすいため、肌の内側の水分が不足しやすい=インナードライ状態に陥りがちです。

この状態になると、肌は「乾いているから皮脂で守ろう」と過剰に皮脂を分泌し、それが毛穴詰まり→ニキビへとつながってしまいます。

1-2. 刺激を受けやすく、バリア機能が乱れやすい

顎まわりは、日常的に物理的な刺激を受けやすい場所でもあります。

たとえば:

  • マスクの擦れや蒸れ

  • 髪の毛が触れる

  • 無意識に手で触ってしまう

こうした刺激が繰り返されることで、肌の角層が乱れ、外部からの刺激に弱くなる=バリア機能が低下します。

バリア機能が弱くなると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖しやすくなり、炎症を起こしてニキビができやすくなるのです。
また、既にできているニキビに刺激が加わると、悪化や色素沈着の原因にもなります。

2. どうして?顎ニキビが悪化する原因

顎ニキビは、一度できると繰り返しやすく、気づけば慢性的な肌悩みになってしまうこともあります。
その背景には、内側・外側のさまざまな要因が関係しています。


まず挙げられるのが、ホルモンバランスの乱れです。
生理前やストレスの影響で、皮脂分泌を促す男性ホルモンが一時的に増えると、皮脂が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなります。
とくに顎やフェイスラインはホルモンの影響を受けやすい部位のため、このバランスの乱れがニキビの発生・悪化につながりやすいのです。

また、生活習慣の乱れも顎ニキビを長引かせる大きな要因です。
睡眠不足、偏った食生活、便秘や腸内環境の乱れなどが続くと、肌の代謝リズムが崩れ、バリア機能が低下します。

すると、肌が乾燥しやすく、外からの刺激に弱くなるため、
ニキビが治りにくくなります。

さらに、スキンケアのやり方が間違っていることも、ニキビを悪化させる原因になります。

たとえば、洗顔でゴシゴシこすってしまったり、
皮脂を取りすぎるような洗浄力の強いクレンジングを使い続けたりすると、
肌は必要なうるおいを失い、かえって皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

また、「皮脂が多い=保湿不要」と考えて保湿を避けてしまうと、
インナードライの状態になり、ニキビを繰り返す原因に。

一見丁寧にケアしているつもりでも、
肌に合っていないスキンケアは逆効果になることもあります。

悪化するとどうなる?

このような要因が重なることで、ニキビは徐々に進行し、
赤く腫れる炎症性ニキビや、膿をもった黄ニキビへと悪化することがあります。


さらに炎症が長引くことで、
色素沈着やニキビ跡が残りやすくなるため、早めの対処が大切です。

次の章では、こうした悪化を防ぎ、
顎ニキビを繰り返さないための正しいケア方法をご紹介します。

3. 【対処法】顎ニキビの予防・改善

顎ニキビを繰り返さないためには、「できたニキビを治す」だけでなく、
肌の土台を整えて“ニキビができにくい状態をつくる”ことが大切です。

ここでは、毎日のケアでできる予防・改善方法をご紹介します。

3-1. 皮脂をとりすぎない肌にやさしい洗顔方法

泡で出てくる洗顔料 写真

洗顔の目的は、肌に不要な汚れや皮脂、汗、古い角質をやさしく取り除くことです。

顎は乾燥しやすくデリケートな部位なので、
洗浄力が強すぎる洗顔料やこすりすぎは逆効果になることがあります。

おすすめなのは、肌に密着してなじむゲルタイプの洗顔料

モチモチとしたゲルの構造が手と肌のクッションとして機能して摩擦を抑え、
肌のうるおいを守りながら洗うことができます。

洗うときは、肌が動かない程度のやさしい力でゆっくりなじませるのがポイントです。
朝晩の1日2回、やさしく洗って、ぬるま湯ですすぎ残しがないように丁寧に流しましょう。

▼ニキビ肌におすすめの洗顔料を知りたい方はこちら!
【化粧品開発者監修】ニキビに効くおすすめの洗顔料12選|市販品でニキビケア

3-2. 最適なバランスの水分・油分を与えて保つ保湿ケア

手のひらで保湿する様子

皮脂が多く見える顎まわりですが、実は水分が不足していて、
“インナードライ”の状態に陥っていることが少なくありません。

この状態が続くと、肌は水分を補うために皮脂を余計に出そうとし、
毛穴詰まり→ニキビの原因になります。

ニキビができにくい肌を作るために大切なのは、
肌内部に不足している水分を与え、うるおいのある肌を保ち続けること。

肌内部が常に十分な水分で満たされていることで、余計な皮脂の排出を予防できます。

過剰な皮脂分泌を抑えることで、皮脂が毛穴に詰まることで発生するニキビを防ぎます。

ニキビができやすい肌の人の中には、「肌のべたつきがニキビの原因」と考え、
化粧水など水分だけのサラッとした保湿で済ませてしまっている方も多いのではないでしょうか。

でも実は、この水分だけの保湿は逆効果なんです。

肌は、水分だけを与えてもそれをとどめておく力がなければ、
すぐに蒸発して乾燥を招いてしまいます。

すると肌は「うるおいが足りない!」と感じて、
余計に皮脂を分泌してしまい、ニキビを繰り返す原因に。

つまり、保湿には“水分と油分をバランスよく同時に与える”ことが重要なんです。

そんな理想的な保湿を、1ステップで実現できるのがアクアテクトゲル

超敏感肌、乾燥肌の社長が2年以上の時間と30回以上試作品を経てたどりついたアクアテクトゲルには、肌のうるおいに必要な水分と油分が最適バランスの8:2で配合されています。

 また、保湿力を追求した結果、多くの方から「保湿はこれ1本で十分!」というお声をいただき、化粧水、乳液、美容液いらず、洗顔後1ステップでお手入れが完了します。

また、以下の化粧品の安全性を評価する4つのテストをクリアしているため、敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。

※すべての方に皮膚トラブル、アレルギー、コメドが起こらないということではありません。

アクアテクトゲルを使った保湿ケア方法

  1. アクアテクトゲルを手にさくらんぼ1つ半~2つ分程度手に取ります
  2. 指の腹にアクアテクトゲルを広げます
  3. 指の腹で顔の内側から外側に優しくなでるように塗布していきます
    このときに、肌が動かない程度の優しい力で塗布することがポイントです。
  4. 手のひらで顔全体を覆って肌になじませます

力を入れず、優しく手を当てるだけで大丈夫です。

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今なら、保湿に最適なバランスの水分と油分を配合したアクアテクトゲルが
初回限定550円でお試しいただけます。

定期縛りもなく、送料・手数料無料なので、
安心して試すことができます。

「自分に合った保湿化粧品が見つからない…」
「ニキビの根本原因である乾燥を改善したい!」

そんな方は、ぜひ一度お試しいただき、
その保湿力を実感してみてください。

※ニキビ等の炎症がある場合は、まず医療機関での治療を優先してください。
炎症を抑えるための治療と保湿を両立して行うことを推奨しています。
医師と相談し、アクアテクトゲルと治療薬の使用順を決定してください。


ご愛用者様の声

お客様からも、アクアテクトゲルで顎周りのニキビができにくくなったという嬉しいお声をいただいております!

3-3. ニキビ肌を紫外線から守るUVケア

日焼け止め

紫外線は、肌のバリア機能を低下させるだけでなく、炎症後の色素沈着(ニキビ跡)を悪化させる原因になります。

顎やフェイスラインは日焼け止めを塗り忘れやすい部位のため、意識してケアすることが大切です。

敏感肌の方は、ノンコメドジェニックテスト済みアレルギーテスト済みなど安全性の高いものを選びましょう。
そのうえで、汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプを選べば、長時間効果を保ちやすくなります。

毎朝のスキンケアの最後に顔全体と顎まわりにしっかり塗り、日中も汗をかいた後などは適宜塗り直すようにしましょう。

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ニキビ肌も使いたい!ノンコメドジェニックの日焼け止め・化粧品を紹介

3-4. ホルモンバランスを整える食事と睡眠

栄養バランスのとれた食事 写真

ホルモンバランスや腸内環境の乱れは、顎ニキビに大きく関係しています。
外側からのスキンケアだけでなく、内側から肌の調子を整えることも欠かせません。

顎ニキビ対策に役立つ栄養素と食材例

  • ビタミンB群(皮脂分泌を調整)
     → 豚肉、納豆、玄米、卵、レバー、バナナなど

  • ビタミンC(炎症を抑える・コラーゲン生成)
     → ブロッコリー、ピーマン、いちご、キウイ、柿など

  • 食物繊維(腸内環境を整える)
     → ごぼう、さつまいも、豆類、玄米、わかめなど

  • 乳酸菌や発酵食品(便通改善)
     → ヨーグルト、キムチ、味噌、ぬか漬けなど

  • 水分補給
     → 1日1.5~2Lを目安にこまめに摂取

睡眠時間の目安:

肌のターンオーバーを整え、ホルモン分泌を安定させるためには、1日7~8時間の睡眠が理想的です。
とくに22時~2時は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれ、成長ホルモンが活発に分泌される時間帯。
この時間帯にしっかり眠れるよう、就寝リズムを整えることがニキビ予防にもつながります。

4. 【まとめ】顎ニキビの原因を理解して正しいケアを実践しよう!

顎にできるニキビは、乾燥や刺激などの外的要因だけでなく、ホルモンバランスの乱れや生活習慣など内側の状態も大きく関係しています。
思春期のニキビとは異なり、大人の顎ニキビは原因が複雑で、放っておくと慢性化・悪化しやすいのが特徴です。

そのため、今あるニキビに対処するだけでなく、「なぜ繰り返してしまうのか?」という根本原因に向き合い、肌の状態を整えていくことが大切です。

正しい洗顔、肌に合った保湿、紫外線対策、栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠。
毎日のちょっとした積み重ねが、少しずつ肌の調子を整え、ニキビができにくい状態を作っていきます。

スキンケアでは、「しっかりうるおすこと」を意識しましょう。
乾燥しやすい顎にうるおいを与え、肌のバリア機能をサポートすることで、余計な皮脂の分泌や毛穴詰まりを防ぐことができます。

繰り返す顎ニキビに悩んでいる方こそ、焦らず、肌をいたわるケアを続けてみてください。
肌が変われば、自分の気持ちもきっと変わっていきます。

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この記事を書いた人

大阪の化粧品会社、株式会社アースケアに勤務。
日々、お客様の肌相談や健康肌づくりのためのスキンケアに関する情報発信を行っています。

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