目の周りがヒリヒリして痛いときの対処法3選|赤みやかゆい症状は乾燥が原因?

目の周りがヒリヒリするとき、どう対処したらいいのかが分からず、悩んでいませんか?

すでに色々対処してみたけど、目の周りのヒリヒリが落ち着かないと困っている人もいるかもしれません。

目の周りのヒリヒリは、ヒリヒリが起こったらまずやるべき3つのことと、ヒリヒリの原因に合わせた適切な対処をすれば、和らげることができます。

私も目の周りがヒリヒリするときは、この方法で対処しています。

これからお伝えする対処は、今すぐに始められる方法ばかりです。

正しく対処して、目の周りのヒリヒリを解消しましょう。


1.目の周りがヒリヒリする・赤いときに、まずやるべき3つの対処

目の周りがヒリヒリ・赤いするときは、次の3つを必ず、行ってください。

必ず行う3つの対処

  • アイメイクを中止する
  • 保湿ジェルやワセリンで保護する
  • 紫外線対策を行う

詳しくみていきましょう。

1-1.  アイメイクを中止する

目の周りのヒリヒリが落ち着くまでは、ベースメイクを含むアイメイク全般を中止してください。

アイメイクを中止すれば、メイク落としを行う必要もありません。

これだけで、目の周りの肌への異物の侵入や刺激を、ぐっと減らすことができます。

また、アイメイクを中止すれば、目の周りの乾燥も防げます。

メイク料は粉状の成分が使われたり、乾きやすいように揮発性が高いエタノールが使われたりしています。
粉やエタノールは、水分を奪う性質があり、肌を乾燥させる原因の一つです。

中には、「保湿効果がある」と謳うメイク料もありますが、これは、油分や保湿成分によって肌の表面がしっとりするだけです。

『保湿』の正しい意味は、肌に水分を与えて維持することですから、保湿効果があると謳うメイク料を塗ったからといって保湿ができるわけではありません。

ヒリヒリが落ち着くまではメイクは中止しましょう。

1-2.  保湿ジェルやワセリンで保護する

かゆみやヒリヒリを感じた時、洗顔の後などの皮膚のバリア機能が低下するタイミングなどには、保湿ジェルやワセリンで保護をしましょう。

保湿は、肌のバリア機能である皮脂膜の生成をサポートし、肌を外部の刺激から守ってくれます。

特に目の周囲は皮膚が薄く、分泌される皮脂の量も少ないため、肌のバリア機能が他の部位と比べて低くなりがちです。

気になったらすぐに保湿・保護をすることをおすすめします。

保護の際は、保湿ジェルでもワセリンでもどちらでもOKですが、それぞれの特徴を踏まえたうえで選ぶようにしましょう。

ワセリンの特徴

  • ワセリンは「油」|水分は補給しない
  • 安全性が高く、塗った後にヒリヒリしにくい

ワセリンは『油』です。

そのため、ワセリンを塗ると、肌の表面に油の膜を張り、花粉やほこりなどの異物が侵入しないように肌を守ってくれます。

さらに、油の膜によって、角質層の水分蒸発を防いでくれます。

ワセリンは、他の成分や肌に対して、「化学的に不活性=化学反応を起こさない」という性質を持っています。

安定性が高いため、バリア機能が低下した肌に塗ってもヒリヒリしない可能性がとても高いです。(ワセリン自体にアレルギーがある場合は除きます)

ワセリンは、ドラッグストアなどで買うことができます。中でもおすすめなのは、『白色ワセリン』です。

ワセリンは、石油から生成された鉱物油と呼ばれるもので、精製度の低いものを『黄色ワセリン』。黄色ワセリンをさらに精製したものを『白色ワセリン』と言います。

白色ワセリンは、精製度が高いため、不純物が少ないです。

安全性の高さからも、バリア機能が低下した肌を保護するのに、白色ワセリンがおすすめです。

関連記事:ワセリンの保湿効果と肌質別の使用方法・注意点│化粧品との使い分け

保湿ジェルの特徴

  • 油分と水分をバランスよく補給できる
  • 安全性は、皮膚に関するテストの表記を参考にするのがおすすめ

    保湿ジェル(特にオールインワンタイプ)は、肌に水分と油分を同時に補給できるため、効果的に目の周りを保湿し、保護することができます。

    特に肌の乾燥によってヒリヒリが起きている場合は、保湿ジェルを使うことで、ヒリヒリが和らぐ可能性もあります。

    一方で、ワセリンと比べると、人によって「合う商品」「合わない商品」が出てくる可能性もあります。

    そのような商品を避けるためには、肌に関する「安全性テスト」を見るのが大切です。

    詳細の記述は避けますが、例として以下のようなテストがあります。

    1. スティンギングテスト
    2. パッチテスト
    3. アレルギーテスト

    【株式会社アースケア、2024年4月5日プレスリリース】

    自社調査の結果、95.1%が「スティンギングテスト」の存在を知らないことが明らかになりました。

    「スティンギングテスト」は、敏感肌の人を対象に、かゆみやヒリヒリなどのスティンギング刺激を感じるかなどを評価する感受性テストのこと。

    このテストによって、「低刺激」かどうかがわかります。そのため低刺激なアイテムを選ぶ有効な指標になります。

    ただ、すべての方にアレルギー・皮フ刺激が起こらないということではありませんので、必ず刺激を感じないわけではありません。
    ですから、サンプルサイズやお試し商品がある場合は、そちらを試してから使用を判断するのがベストです。

    おすすめの低刺激な「オールインワン保湿ジェル」

    商品名

    アースケア アクアテクトゲル

    商品画像

    アクアテクトゲル

    商品の特徴

    ・7種類の基礎化粧品の役割
    ・16種類の保湿成分が、肌の保湿に効果を発揮
    ・お試しセットあり
    ・スティンギングテスト済(※)
    ・アレルギーテスト済(※)
    ・パッチテスト済(※)

    ※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
    ※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。

    容量・参考価格

    ・20g 800円
    ・100g 3,200円
    ・250g 6,500円

    550円でお試しセットが購入可能

    公式サイト

    1-3.  紫外線対策を行う

    バリア機能が低下した肌に、紫外線は大敵です。
    紫外線対策はしっかり行いましょう。

    おすすめなのは、サングラスやメガネ、帽子、サンバイザーなどで物理的に紫外線を防ぐ方法です。

    これらは、肌に直接触れないため、バリア機能が低下した目の周りの肌に刺激を与えることなく、紫外線対策ができます。

    私のおすすめは、サングラスです。
    最近では、クリアレンズなのに紫外線100%カットができるサングラスも販売されています。

    これなら、室内でかけていても不自然ではありません。
    アイメイクをしていない目元もカバーすることができるので、おすすめです。

    日焼け止めや、紫外線カット効果のあるベースメイク、ファンデーションは、1-1.と同じく、バリア機能が低下した肌にとっては異物です。
    目の周りのヒリヒリが落ち着くまでは、目元へ塗るのは中止しましょう。


    2.目の周りヒリヒリ・赤みの原因を判断するためのチェックリスト

    適切な対処を行えるように、目の周りがヒリヒリする・赤い原因を探るチェックリストを用意しました。
    さっそくチェックしてみてください。

    目の周りの原因を探るチェックリスト

    □ 1.目の周りのヒリヒリは、2月~4月頃に起こる
    □ 2.目の周りのヒリヒリは、9月頃に起こる
    □ 3.化粧水をつけると、目の周りがヒリヒリする
    □ 4.汗をかくと、目の周りがヒリヒリする
    □ 5.洗顔をするときに目の周りがヒリヒリする 

    それでは、原因別の対処方法をご紹介します。

    1か2にチェックがついた人は、「2-1」を、
    3~5にチェックがついた人は、「2-2」を、ご覧ください

    2-1.  「花粉」が原因の対処:帰宅後すぐに洗顔をする

    花粉の時期に目の周りがヒリヒリする場合、その原因は、花粉です。
    帰宅後、すぐに洗顔をして、肌についた花粉を落としましょう。

    花粉が急増する時期は、花粉が多量に肌に付着します。
    付着した花粉は、肌の水分を少しずつ奪い、肌を乾燥させます。

    乾燥した肌は、細胞同士の結束が弱まり、角質層に隙間ができます。

    隙間ができれば、異物が侵入しやすくなります。
    異物の侵入によって刺激を受け、ヒリヒリする感覚が起こるのです。

    参考:敏感肌における角層バリア機能のビジュアル化の検討

    健康な肌と、バリア機能が低下した肌は、下記の図をみるとイメージしていただきやすいと思います。

    正常な肌と、乾燥してバリア機能が弱った肌の違い

    バリア機能とは

    肌には、2つの役割があります。

    1. 花粉や、ほこり、紫外線、化学物質、菌など異物が体内に侵入するのを防ぐ役割
    2. 肌から水分が失われないように防ぐ役割

    これらをまとめて肌のバリア機能と言います。

    バリア機能を果たすもの

    バリア機能を担っているのは、表皮の一番表面にある『角質層』です。
    さらに具体的には、角質層にあるNMF(天然保湿因子)・細胞間脂質、そして角質層の外を覆う皮脂膜の3つがバリア機能の役割を果たします。

    つまり、水分をたっぷり保持し、適度な皮脂分泌によって守られている肌が、バリア機能の高い、健康な肌と言えます。

    特に、目の周りは肌が薄く、元々、他の部位よりも

    • バリア機能が弱く、刺激を受けやすい
    • 蓄えられる水分量が少ないため乾燥しやすい

    という特徴があります。

    この特徴があるため、他は大丈夫なのに、目の周りだけにヒリヒリが起こりやすいです。

    春のスギ花粉が飛び交う時期に、目の周りにヒリヒリが起こる人が多いですが、秋のブタクサなどの花粉が飛ぶ時期にも、目の周りのヒリヒリが起こる場合もあります。

    また、空気中に飛び交っているものは花粉だけではありません。
    ほこりや、黄砂、PM2.5などが大量に飛散しても同様のことが起こります。

    花粉やほこりなどの汚れが肌に付着している時間が長くなればなるほど、肌の水分を奪いバリア機能を低下させ、花粉を侵入させ続けることに繋がります。

    目の周りにヒリヒリを起こる原因を取り除くために、帰宅後はすぐに洗顔をしましょう。

    2-2.  「アレルギー反応」が原因の対処:化粧水を中止する

    化粧水やビューラーなどを使った時に、目の周りがヒリヒリする場合は、そのアイテムの使用を中止しましょう。

    アレルギー反応や接触性皮膚炎の可能性があります。

    そして、第1章でご案内したように、保湿ジェルやワセリンを使って、目の周りを保護しましょう。

    2-2-1.化粧水を中止する

    化粧水で目の周りがヒリヒリする場合、化粧水がヒリヒリの原因だと考える人が多いと思います。

    しかし、多くの場合、他に原因があります。

    その原因とは、肌が傷ついていることです。

    肌が傷ついているため、化粧水がしみてヒリヒリするのです。

    汗や洗顔など、『水分』が肌についたときにヒリヒリする場合も原因は同じです。

    目の周りにできた傷が治るまで、化粧水は中止しましょう。

    2-2-2.目の周りの肌を傷つける6つの行為を中止する

    目の周りの肌を傷つける行為には、次のようなことがあります。

    目の周りを傷つける行為

    • アイメイクをするときに強い力でまぶたをひっぱったり、左右何往復も指やメイク道具を動かしてメイク料をのせていく
    • つけまつ毛や二重まぶたをつくるための糊やテープをはがす 
    • クレンジング剤やメイク落とし専用シートを使って、目の周りをゴシゴシこすってメイクを落とす
    • スクラブ入りの洗顔料を使う
    • カミソリで目の周りの産毛を処理する
    • 洗顔後の水気や汗をタオルでゴシゴシこするようにして拭き取る

    これらの行為に心当たりがある場合は、今すぐ、目の周りを傷つける行為を中止してください。

    肌の一番表面にある角質層は、平均0.02mmほどの厚みです。
    ラップ程度の厚みですから、上記のような行為で物理的な刺激が加われば、傷つきます。

    目の周りに触れるときは、傷ついた肌に刺激を与えないように、触れているかどうかくらいのやさしい力を意識してください。

    タオルを使う場合は、タオルを左右に動かすのではなく、上下に動かし、やさしく肌をたたくようにして水気を吸い取りましょう。

    化粧水でヒリヒリが起こっている最中のスキンケアは、「化粧かぶれが起こったときの対処法と、早く元に戻すための2ステップ」もあわせてご覧ください。

    2-3.  「目の周りの乾燥カサカサ」が原因の対処

    • アイメイクを中止する
    • ワセリンで保護する
    • 紫外線対策を行う
    • (花粉が原因の場合)帰宅後すぐに洗顔をする
    • (化粧水が原因の場合)化粧水を中止する
    • (化粧水が原因の場合)目の周りの肌を傷つける6つの行為を中止する
      • アイメイクをするときに強い力でまぶたをひっぱったり、左右何往復も指やメイク道具を動かしてメイク料を乗せていく
      • クレンジング剤やメイク落とし専用シートを使って、目の周りをゴシゴシこすってメイクを落とす
      • スクラブ入りの洗顔料を使う
      • カミソリで目の周りの産毛を処理する
      • 洗顔後の水気や汗をタオルでゴシゴシこするようにして拭き取る

      これまでにお話してきた上記を中止しても、目の周りのヒリヒリが落ち着かない場合は、下記のことも見直してみましょう。

      目の周りの肌を乾燥させバリア機能を低下させたり、傷つけたりする原因は、他にもあるのです。

      ヒリヒリが改善しないときの見直しポイント

      1. 洗浄力が強いクレンジング剤で、目の周りを洗いすぎている
      2. 37℃以上のお湯ですすぎ洗いを行うことで、目の周りを洗いすぎている
      3. 冷暖房による空気の乾燥が起こっている

      もし、上記に心当たりがある場合は、下記でご案内する対処方法も参考にしてください。

      2-3-1.洗浄力が強すぎない洗顔料・クレンジングを使う

      アイメイク用の化粧品は、汗や皮脂、涙でにじみにくい商品が多いです。

      にじまず持ちが良いということは、メイク落としをするときも、落ちにくい、ということです。
      そのため、アイメイクが簡単に落とせる専用のリムーバーが販売されています。

      また、目元専用ではありませんが「しっかりメイクもするりと落とせる」などと謳っているクレンジング剤もあります。

      落としにくいメイクを簡単に落とせるのは、落とす力(洗浄力)が強いためです。

      洗浄力が強いクレンジング剤は、メイク汚れと一緒に、角質層を覆っている皮脂膜やうるおいなど肌に必要なものまで落とし、バリア機能を低下させます。

      アイメイク専用のリムーバーや、しっかりメイクも簡単に落とせるクレンジング剤を使っている場合は、皮脂膜の落としすぎがヒリヒリの原因になっている可能性があります。

      今、使っているアイメイク用品が、通常のクレンジングで落ちるものの場合は、今すぐ、アイメイク専用のリムーバーや、「しっかりメイクもするりと落とせる」など謳うクレンジング剤の使用はお控えください。

      通常のクレンジング剤で十分に落とせます。

      また、落ちにくいアイメイク用品を使わないという選択をするのも一つです。

      目の周りに与える刺激をできる限り減らすことで、目の周りのヒリヒリに対処できます。

      2-3-2.すすぎ洗いは、37℃以下のぬるま湯で行う

      すすぎ洗いは、人肌程度のぬるま湯(35~37℃)で行ってください。

      お湯の温度が高すぎると、肌を覆う皮脂と汗が混ざりあった天然のクリーム『皮脂膜』を洗い流します。
      目の周りは、皮脂腺や汗腺がほとんどありません。
      元々、皮脂膜がほとんどない部位ですから、洗いすぎると肌を乾燥させ、バリア機能をさらに弱めてしまいます。

      食器洗いをイメージしてください。
      油汚れはお湯で洗うほうが汚れ落ちが良いです。

      これは皮脂にも当てはまります。
      皮脂は40℃くらいから溶け始めます。

      すすぎ洗いは、人肌程度のぬるま湯(35~37℃)で行ってください。

      これなら、皮脂の洗いすぎを防ぐことができます。

      2-3-3.加湿をして湿度60~65%を保つ

      冷暖房をつけた部屋で過ごす場合は、できるだけ湿度60~65%を保つように、加湿をしましょう。

      冷暖房は、室内の空気を暖めたり冷やしたりすることで室内の温度調整を行います。
      このとき、水蒸気は発生しないため、空気中の水分は増えません。

      空気中の水分が少ないために、空気が乾燥していると感じます。

      一般的に、室内の理想的な湿度は40~60%、肌にとって理想的な湿度は60~65%程度とされています。

      冷暖房が効いた部屋で長時間を過ごす場合、湿度が60%未満になったら肌の水分が奪われ、肌の乾燥を感じます。

      目の周りの肌は、角質層が薄く、元々水分保持機能が弱い部位です。
      そのため、顔の他の部位よりも乾燥を感じやすいです。

      乾燥すると肌のバリア機能が低下します。

      目の周りのヒリヒリは、乾燥が原因で起こっている可能性があります。

      また、冷暖房の温風や冷風が、直接体に当たることでも肌の水分は奪われ、乾燥の原因になります。
      扇風機の風を直接体に当てても同様に肌の水分が奪われます。

      冷暖房をつけた部屋で過ごす場合は、できるだけ湿度60~65%を保つように、加湿をしてください。

      加湿器ほどの効果は期待できませんが、

      • 濡れたタオルを部屋に干す
      • お湯を入れたコップを近くに置く
      • スポンジに水を含ませる
      • コーヒーフィルターやキッチンペーパーで加湿器を作る
      • 浴槽にお湯をはって浴室のドアを開けておく
      • 霧吹きで部屋に水を撒く

      などの方法もあります。

      加湿された空気は重くなるため、下に降りてくる性質があります。
      加湿グッズは床には置かず、できれば少し高い場所に置くと効果的です。
      身近なものを使って、少しでも高い湿度を保ちましょう。

      2-4.  「皮膚の疾患」が原因の場合

      これまで紹介した「アレルギー反応」や「花粉症」、「目の周りの乾燥」などに心当たりがない場合は、目の周りの皮膚の疾患が考えられます。

      まずは眼科や皮膚科に相談することをおすすめします。

      以下、目の周りの赤みやかゆみを引き起こす疾患として、いくつか考えられるものを挙げていきます。

       

      症状名

      主な症状

      眼瞼炎(がんけんえん)

      まぶたの縁の炎症のこと。

      厚い鱗屑(りんせつ)、目やにのかたまり、浅い潰瘍(かいよう)、またはまぶたの縁の発赤および腫脹を伴うことがあります。

      通常、症状とまぶたの外観に基づいて診断が下されます。

      参考:MSDマニュアル

      眼部帯状疱疹

      帯状疱疹は、水痘帯状ヘルペスウイルスによって引き起こされる疾患です。

      眼部で発症すると左右どちらかの上まぶたから額にかけて痛みだし、その後、その領域に皮疹(発赤、水疱)が出現します。

      左右どちらかだけに起こるのが特徴的で、。強い痛みを伴いやすく、皮膚がきれいに治っても長期間痛みや刺激感が残ることもあります。

      参考:小杉眼科

      結膜炎

      結膜炎とは、結膜が赤く充血して炎症を起こす病気です

      結膜炎は、白目(しろめ)とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が、赤く充血して炎症を起こす病気です。感染で起こる細菌性結膜炎、ウィルス性結膜炎、アレルギーで起こるアレルギー性結膜炎などさまざまな種類があります。

      参考:藤田眼科


      3.目の周りのヒリヒリを根本改善するには「保湿」と「紫外線対策」

      3-1.  【保湿対策】傷ついた目の周りに「潤い」を取り戻す保湿ジェル

      ワセリンは、油分で肌表面を覆っているだけです。
      水分の蒸発を防ぐだけで、肌そのものに水分を与える効果はありません。
      傷ついた目の周りの肌を、一時的に保護するための対処です。

      化粧水を塗ってヒリヒリしなければ、化粧水で「水分」を与えるケアを再開してください。
      保湿のスキンケアに必要なのは、「水分」をたっぷりと与えて「油分」でその水分を維持することです。
      正しい保湿を行えば、肌のバリア機能を高めることができます。

      化粧水で水分を与えるだけでは、あっという間に蒸発しますから、水分を与えた後は、できるだけ素早く適度な油分を与え、肌をうるおしましょう。

      保湿の理想は、水分と同時に油分や保湿成分を与えることです。

      もし、化粧水を再開してヒリヒリ感があった場合は、再度、化粧水を中止して、もうしばらくワセリンでの保護を続けてください。

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      とはいえ、アレルギー反応によるヒリヒリのケースもあるように「スキンケア商品に合う・合わない」という場合があります。
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      3-2.  【紫外線対策】肌荒れの心配なく使える日焼け止め

      目の周りのヒリヒリが落ち着いてきたら、サングラスなど物理的な方法での紫外線対策に加えて、日焼け止めや、紫外線カット効果のあるベースメイク、ファンデーションなどを直接肌に塗って紫外線対策を強化しましょう。

      紫外線カット効果があるものを直接肌に塗ることで、360℃あらゆる方向から降り注ぐ紫外線から、肌を守ることができます。

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      紫外線カット成分には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つがありますが、そのうち、紫外線吸収剤は、紫外線をカットする際に肌の上で化学反応を起こします。

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      その点、やさしいUVカットミルクに含まれる紫外線カット成分は散乱剤のみで、肌に刺激が強い紫外線吸収剤は使用していません。

      さらに、水に強くて汗で落ちにくいのもポイントです。

      内容量

      25g

      SPF/PA(UV効果)

      SPF25 PA++

      使える部位

      容器

      チューブ式

      紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)

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      紫外線カット効果があるものを塗る場合に、押さえていただきたいポイントを4つご紹介します。

      紫外線カットを行う際の4つのポイント

      1. ウォータープルーフ効果のある日焼け止めを使用する
      2. 適量を使用する
      3. 伸ばしすぎない
      4. 3~4時間ごとに塗り直す

      それぞれ、詳しくご案内いたします。

      3-2-1.ウォータープルーフ機能のある日焼け止めを使用する

      日焼け止めは、ウォータープルーフ機能のあるものを使ってください。

      ウォータープルーフ機能がない日焼け止めは、あっという間に流れ落ちてしまいます。
      これでは、日焼け止めを塗った意味がありません。

      以前、「ウォータープルーフ機能がある日焼け止め」と「ウォータープルーフ機能がない日焼け止め」を塗って、水をかけるとどうなるかの実験を行いました。

      その実験結果は、以下の写真です。

      実際には、私たちの肌は、水(汗)だけではなく油分(皮脂)も分泌します。
      日焼け止めは油性のものですから、水だけよりも油分が混ざったものとのほうが馴染みやすく、よく落ちます。

      肌は皮脂膜(汗と水分が混じったもの)で覆われています。
      汗も皮脂も気付かないレベルで分泌されていますので、これらで簡単に落ちてしまわないように「ウォータープルーフ機能」がついた日焼け止めを使用しましょう。

      3-2-2.適量を使用する

      日焼け止めは、適量をきちんと塗りましょう。

      日焼け止めは、塗れば紫外線を防ぐ魔法のクリームではありません。
      どんな日焼け止めも、「1平方センチメートルあたり、0.2グラム」を塗ることを前提に、紫外線カット効果を設定しています。
      これを顔全体に換算すると、約1グラムとなります。

      つまり、最低これだけの日焼け止めを使わなければ、本来の紫外線カット効果は発揮されません。

      実際の量をご覧ください↓↓↓

      日焼け止めの適量

      ただ、適量をきちんと塗るためには一つコツがあります。
      それを次の章でお伝えします。

      3-2-3.伸ばしすぎない

      適量(0.8~1グラム)を手に取ったら、まず、顔の5点にポンポンと日焼け止めを置きます。
      このとき、面積が広い額や頬に少し多めにのせると伸ばしやすいです。

      塗り広げるときは、中指・薬指の指の腹を使って『トントン塗り』をします。

      二本の指を使うことで力の入れすぎを防ぎます。
      また指をすべらせるのではなく、トントンと軽く叩くように広げることで、伸ばしすぎを防ぐことができます。

      肌の表面を指でなでるように塗ると、日焼け止めを薄く伸ばしてしまいやすいです。
      薄く伸ばすので適量は多すぎて、結果、日焼け止めを塗る量が減ってしまいます。
      これでは、紫外線カット効果が発揮されません。

      日焼け止めは、伸ばしすぎないように、『トントン塗り』で顔全体に広げていきましょう。

      3-2-4.3~4時間ごとに塗り直す

      適量を上手に塗った後も、油断はできません。
      日焼け止めの効果は、一日中続くものではないからです。

      どんな日焼け止めも、きちんと紫外線を防ぐ効果を期待できるのは、塗ってから3~4時間程度。
      そのため、紫外線から肌を守り続けるためには、日焼け止めを3~4時間ごとに塗り直すのが最良の方法です。


      4. 目の周りのヒリヒリ赤みについてよくある質問

      目の周りのヒリつきについて、以下のよくある質問にお答えします。

      “よくある質問”

      • ビタミンC入りの化粧水が肌にしみやすいのはなぜ?
      • ストレスで目の周りがヒリヒリすることもあるって本当?
      • 目の周りの赤いヒリヒリは何科ですか?
      • 目の周りやまぶたが赤くヒリヒリするときにワセリンを塗るとどうなる?

      それぞれの質問にお答えしますので、あなたの目の周りのヒリつき改善にお役立てください。

      Q1.ビタミンC入りの化粧水が肌にしみやすいのはなぜ?

      A. ビタミンCがもつ抗酸化作用が肌にとって刺激となるためです。また、ビタミンCには皮脂を抑える働きもあるため、乾燥によってヒリつきや痛みなどの刺激を感じる場合も考えられます。

      Q2.ストレスで目の周りがヒリヒリすることもあるの?

      A. ストレスによって、目の周りのヒリつきが引き起こされることもあります。ストレスによって肌のターンオーバー(生まれ変わり周期)が乱れると、乾燥してヒリつきを引き起こす場合があります。

      Q3.目の周りの赤いヒリヒリは何科ですか?

      A. 下記の可能性もあるため、目の周りの赤いヒリヒリでは眼科がおすすめです。

      • 眼瞼炎
      • 眼部帯状疱疹
      • 結膜炎

      Q4.目の周りやまぶたが赤くヒリヒリするときにワセリンを塗るとどうなる?

      A. 目の周りが赤くヒリヒリするときにワセリンを塗ることで、肌を保湿・保護することができます。

      ワセリンは安全性が高く、塗った後にヒリヒリしにくい特徴があります。

      またワセリンを塗ることで肌表面に膜ができ、花粉やほこりから肌を守ることもできます。


      まとめ

      目の周りがヒリヒリするときは、

      • アイメイクを中止する
      • ワセリンで保護する
      • 紫外線対策を行う

      必ず、この3つの対処を行ってください。

      そして、目の周りのヒリヒリの原因別の+αの対処を行いましょう。

      • (花粉が原因の場合)帰宅後すぐに洗顔をする
      • (化粧水が原因の場合)化粧水を中止する
      • (化粧水が原因の場合)目の周りの肌を傷つける6つの行為を中止する
        • アイメイクをするときに強い力でまぶたをひっぱったり、左右何往復も指やメイク道具を動かしてメイク料を乗せていく
        • クレンジング剤やメイク落とし専用シートを使って、目の周りをゴシゴシこすってメイクを落とす
        • スクラブ入りの洗顔料を使う
        • カミソリで目の周りの産毛を処理する
        • 洗顔後の水気や汗をタオルでゴシゴシこするようにして拭き取る

      それでも目の周りのヒリヒリが落ち着かない場合は、下記も見直してみてください。

      • 洗浄力が強すぎないクレンジングを使う
      • すすぎ洗いは、37℃以下のぬるま湯で行う
      • 加湿をして湿度60~65%を保つ

      それでもヒリヒリが落ち着ない場合や、ヒリヒリ以外の赤みやかゆみ、かぶれなどが起こる場合は、皮膚科専門医を受診してください。

      上記の対処は、目の周りのヒリヒリの予防にもなります。
      この記事を参考に、目の周りのヒリヒリに対処して、健康な肌を取り戻してください。 

      毎日のヒリヒリを
      「刺激ゼロ」にする方法

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