【初心者はこれを見ればOK】スキンケアの基本からアイテムの選び方まで

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ドラッグストアに行くと様々なスキンケア商品が並んでいます。
メイクアイテムはよく考えて購入するけれど、スキンケアのアイテムは適当に選んでいませんか。

違いがよくわからず、どれを選べばよいかわからないという人もいるかもしれません。

そこで、この記事では10代~20代向けに必要なスキンケアとドラッグストアで買えるプチプラのスキンケアコスメを紹介します。

最後に男性向けの情報も紹介しますので、肌のお手入れに悩んでいる人やスキンケアの必要性に疑問を抱いている人は、ぜひご覧ください。

目次

1.スキンケアとは、「肌を健康に維持する」ために行うこと

初心者こそ知って欲しいスキンケアの意味

そもそもスキンケアとは何でしょうか。
美しい肌へ導くための肌のお手入れと答える人が多いかと思います。
実のところ、スキンケアは、美しさを保つためだけに行うものではありません。
見た目の保持以上にとても重要な意味を持っています。

ここでは、以下2つの点について詳しく解説します。

  • スキンケアの重要性
  • スキンケアの種類と役割

1-1. スキンケアの重要性

スキンケアは、単に見た目の美しさを保つだけでなく、皮膚を健康に保つために役立っています。

私たちの皮膚は、人体最大の臓器とも言われ、主に以下6つの働きを持っています。

  • 保護作用:体を刺激(紫外線、細菌、ウィルス、化学刺激物質)からまもる
  • 分泌作用:皮脂や汗を分泌する
  • 体温調節作用:暑いときは汗を出し体温の上昇を防ぎ、寒いときは、体温が外に逃げないようにする
  • 貯蓄作用:皮下に脂肪を蓄える
  • 排泄作用:体内の老廃物を体の外に出す
  • 知覚作用:冷たさや温かさ、痛み、かゆみなどを感じる

    皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成り立ち、このうち目に見える一番外側にあるのが表皮です。
    そして、表皮の外側にある角層(角質層)は、紫外線や細菌、ウイルスなどの外的ダメージから皮膚を守っています。

    様々な働きを担っている皮膚の状態が悪くなると、体や心の不調を引き起こす可能性も指摘されています。
    そのため、日頃から肌をお手入れして肌の状態を良く保つことが必要なのです

    一方、間違ったスキンケアや過度なスキンケアは肌を傷つけてしまいます。
    例えばピーリングやブラシを使った過度な洗顔によって角質層が傷つくと、バリア機能が低下し、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルをまねきます。

    スキンケアは、健康的な肌を維持するために行うという本質を忘れないようにお手入れをしましょう

    2. スキンケアの種類と役割

    それでは、基本的なスキンケアの種類とそれぞれの役割を紹介します。

    2-1.  クレンジング

    主に肌に密着しているメイクを浮かせて落とす役割があります。
    クレンジング料には、油性の汚れがしっかりと落とせるように油性成分が含まれているものが多いです。

    2-1-1.  クレンジング料のおすすめアイテム選び方

    クレンジングは、メイクの種類や肌質にあわせて選びます。

    • 落としにくいメイク:オイルクレンジングなど洗浄力の高いものを選ぶ
    • ナチュラルメイク:ジェルクレンジングなど洗浄力が穏やかなもの選ぶ
    • 乾燥肌:保湿成分が配合されているクレンジングを選ぶ
    • 脂性肌:しっかりと皮脂が落とせるクレンジングを選ぶ

    ニキビが気になる場合は、なるべく、ノンコメドジェニックテスト済みのものを選びましょう。(※)
    (※)すべての方にニキビができないわけではありません。

    中でも、「ダブル洗顔不要クレンジング」は使いやすくておすすめです
    「ダブル洗顔クレンジング」とはその名の通り、「洗顔」がいらないクレンジング料のこと。

    メイクを落とす「クレンジング」と「洗顔」を一度で終わらせることができるため、非常に手軽、かつ肌への摩擦・負担を軽減することができます。

    「ちゃんと落ちるか心配」という声も聞きますが、問題なく落とせます。

    もし、ダブル洗顔不要のクレンジングを使うのであれば、以下の4つの種類が考えられます。それぞれのメイク落としの「洗浄力」は、以下の通りです。

    タイプ名 洗浄力
    オイル
    強い
    クリーム
    強め
    ミルク
    弱い
    ジェル(水溶性タイプ)
    普通

    洗浄力:◎強い、〇強め、△普通、▲弱い

    使っているメイク料はどのタイプのクレンジングを使うことが適しているのか、メイク料の特徴から選びましょう。

    選び方さえ間違えなければ便利に時短できますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
    関連記事:「洗顔がいらない!自分に合ったダブル洗顔不要クレンジングの選び方

    2-2.  洗顔

    汗やほこり、皮脂などの汚れを洗い流す役割があります。
    また、肌に残ったクレンジング料を洗い流す役割も担っています。

    2-2-1.  洗顔料のおすすめアイテム選び方

    洗顔料は、肌質にあわせて選びます。

    脂性肌の人は、皮脂汚れがすっきり落とせる石鹸系の洗顔料も一つの手段です。
    一方、乾燥肌の人は洗浄力が穏やかなタイプの洗顔料がおすすめです。

    洗浄力が弱めのものは、敏感肌や乾燥肌に。
    洗浄力が強いものは普通肌や脂性肌に、適しています。
    ほかにも、「ノンコメドジェニック済み」であれば、ニキビ肌におすすめできます。

    私達のおすすめは「泡立てない洗顔料」。以下の3点がポイントです。

    • 時短になる
    • すすぎ洗いがしやすい
    • 乾燥しにくい

    また、「洗顔料に何を選ぶか」と同じくらい「洗顔料を使う回数」にも気を付けましょう。

    洗顔料の洗浄力は、ときには落としすぎを招きます。
    ですから、洗顔料を使った洗顔は、朝晩2回だけにしておきましょう。

    皮脂を落としすぎず、それでいて清潔を保てるのがこの回数です。

    皮脂を落とすケアばかりしていると、肌のバリア機能が低下し、さらに乾燥が進行・常態化する「悪循環」に入ってしまいます。

    以下4つのポイントを意識しながら、洗顔を行いましょう。

    オイリー肌の正しい洗顔方法4つ

    2-3.  化粧水

    化粧水は、肌に水分を与えて、うるおいのある肌へ導くためのものです。
    化粧水に含まれている成分のうち8~9割は水(精製水)です。

    2-3-1.  化粧水のおすすめアイテム選び方

    化粧水の効果・目的

    • 洗顔で失われた角質層の水分を補給する
    • この後につける化粧品の成分を浸透しやすくさせる

    化粧水をつける最大の目的は、肌の「水分補給」です。

    化粧水は、ほとんどが水でできています。

    中には美白やアンチエイジングなど、さまざまな効果をうたう化粧水もありますが、それらはあくまで付加的なもの。

    基本的に化粧水に期待できるのは、「洗顔で失われた水分を補う効果」です。

    また、角質層に水分を与えることで、その後につける化粧品の成分を浸透しやすくさせる効果もあります。

    カラカラに乾いた土にいきなり水やりをしても、うまく入っていかないのと同じように、角質層に十分な水分がないと化粧品の成分が浸透していきません。

    最近では、化粧水の役割も担っているオールインワンタイプの保湿スキンケア商品も多くでています。

    肌に与えた「水分」を維持するためには、「油分」も同時に補給しなくてはいけませんから、オールインワンタイプのスキンケア商品を使うのが最も効率的かもしれません。

    使用する商品が少なくなる分、肌に余計な負担をかけることがなくなり、肌のバリア機能にもポジティブな効果が見込まれます。

    2-4.  美容液

    肌に必要な成分を補う役割があります。
    乾燥によるくすみや毛穴のお手入れなど特徴があり、それぞれの肌の悩みや肌の状態にあわせて、毎日、あるいは時々スキンケアに取り入れます。
    美容液といっても、成分の配合量が決まっているわけではありません。
    ですから、A社の美容液よりも、B社の化粧水、乳液の方が肌の悩みにアプローチできる様々な成分が含まれているという場合もあります。

    2-5.  乳液・クリーム

    <乳液>
    乳液は、化粧水とクリームの中間にあり、うるおいを与え、油分と水分のバランスを整え、うるおいを閉じ込める役割があります。

    <クリーム>
    一般的にクリームは、乳液よりも油性成分が多く含まれています。
    水分の蒸発を防ぎ、保湿効果を保つ役割があります。

    2-5-1.  乳液・オールインワンジェルおすすめアイテム選び方

    乳液の効果は肌の「水分」を維持することですが、私が一番おすすめしているのがオールインワンタイプの保湿スキンケア商品です。

    オールインワンタイプは、大半が「油分2割・水分8割」の商品のため、効率的に肌に水分を与えることができます。

    ほどよく油分が含まれており、水分の蒸発も防いでくれるため、1本で効率的に保湿ができます。

    ひと塗りで保湿が完了するので、肌に余計な刺激を与えないのもメリット。

    時間的にも金銭的にも優れているため、スキンケアを始めたばかりの方には、一番おすすめできる商品です。

    2-6.  日焼け止め

    日焼け止めは、紫外線から肌を守る役割があります。
    日焼け止めの成分は、紫外線を肌に届く前に反射させてブロックする「紫外線散乱剤」と紫外線を肌に届く前に吸収する「紫外線吸収剤」の2種類です。

    2-7.  パック(シートマスク)

    パックは、化粧水や美容液を含ませているシート状のマスクです。
    ですから役割は、化粧水あるいは美容液と同じです。
    様々な種類があり、肌の悩みに応じて選べます。

    3.  【写真付】初心者が覚えるべきスキンケアの3STEP

    さて、スキンケアの種類を紹介してきましたが、これまでケアをしてこなかった方からすれば、「結局何から始めれば良いの?」と悩んでしまいますよね。

    ここでは、スキンケアの初心者でも分かりやすいように、基礎的なステップだけを3つに絞って紹介します。

    まずは今から紹介する基本的な方法からスタートし、スキンケアに慣れてきたら、自分の肌に合わせてアイテムを追加したり、様々な工夫をしてみましょう。

    ズバリ、スキンケアの基本は次の3つ。

    初心者が覚えるべきスキンケアの基本3つ

    1. 肌の汚れを落として清潔にする
    2. 肌に潤いを与える
    3. 肌の潤いを閉じ込める

    順番に解説していきます。

    3-1.  洗顔やクレンジングで肌を清潔にする

    肌を清潔にすることは、スキンケアの第一歩です。

    肌に付着した皮脂汚れやホコリ、メイクを落として肌を清潔に保つことで、後ほど使う化粧水がより浸透しやすくなります。

    3-1-1.クレンジング(メイク落とし)

    ①クレンジングを適量手に取ります
    ②落ちにくいメイク料を使う目元や口元からなじませる
    ③顔全体、30~40秒程度なじませる
    ※時間を置けば置くほど、メイクが落ちるというものではありません。

    ④人肌程度のお湯で洗い流す

    ただし、水やぬるま湯で洗い流しても、肌にクレンジング剤が残ります。
    特にオイルクレンジングは、水と相性が悪いため肌に残りやすいです。
    クレンジングをした後は、洗顔をしましょう。

    なお、ダブル洗顔不要クレンジングを使用した場合は、洗顔は不要です

    3-1-2.洗顔方法

    ①清潔な手で、洗顔料を泡立てる

    泡立てが不要なものは、そのまま肌になじませます

    ②やさしく肌にふれて、肌の汚れとなじませる

    ③人肌程度のお湯で洗い流す

    Uゾーンや髪の毛の生え際は、洗顔料が残りやすいです。
    洗い残しがないように、丁寧に洗い流しましょう。

    3-2.  化粧水で肌にうるおいを与える

    洗顔で肌の汚れを落とすことができますが、洗顔後や入浴後の肌は、皮脂や常在菌が減っており、バリア機能が低下します。

    バリア機能が低下すると、肌は無防備になり乾燥状態に繋がることも。

    特に入浴後は、高い体温や気温によって、さらに乾燥しやすい肌状態になります。

    このような状態は、非常に肌に刺激を与えやすく、肌荒れの原因にもなります。
    だから、洗顔後や入浴後は、できるだけ早く肌に潤いを与え、保湿することが大切です。

    3-2-1.肌に水分を与える方法

    ①清潔な手やコットンに化粧水をとる
    ※使用する商品が推奨する量を使いましょう

    ②顔全体にやさしくなじませる

    水分は肌にすぐに浸透します。
    たたくようなパッティングは不要です。

    3-3.  保湿で潤いを肌に閉じ込める

    化粧水を使って肌に水分を与えたら、すぐに油分で蓋をしましょう(保湿)。

    化粧水は肌に水分を与えますが、すぐに蒸発するため、水分を維持することはできません。

    しかも蒸発する際、肌内部の水分を奪っていくこともあります。

    肌の潤いのために化粧水をたっぷり使っているにも関わらず、保湿を怠っているために、逆に肌の乾燥が進行してしまうこともあるのです。

    肌に必要なのは、肌を潤す「水分」と蒸発を防ぐ「油分」を同時に供給すること。

    バランス良く、同時に与えることが大事です。

    3-3-1.肌に油分を与える方法

    ①清潔な手に、必要量をのせる
    ②顔全体に、まんべんなくクリームを塗る

    4.  【年代別】スキンケア初心者が気を付けるべきこと

    スキンケアに使うアイテムの名前や種類、役割などは理解できましたか?

    ここでは、年代別で区切って、スキンケアにおける注意点をお伝えします。

    年齢によって肌状態は変わりますから、先ほど紹介した「洗顔」や「保湿」といったスキンケアの基本は守りながらも、当然スキンケアの実践内容が少しずつ変わっていきます。

    ここで紹介するものはあくまで一例ですので、自分の生活スタイルや肌状態に合わせて、参考にしてみてください。

    4-1.10代(中学生・高校生)

    中高生は男女ともに、男性ホルモンの影響で脂性肌に傾きやすく、様々な肌悩みが出てきます。

    ニキビなどがその一例です。

    ただ、思春期に皮脂分泌が活発になるのは一時的なもので、肌の皮脂量は年齢とともに変化します。

    ついついスキンケアをやり過ぎてしまったり、肌状態で過剰にストレスを感じてしまう年頃ですが、気にしすぎずに過ごすことも必要です。

    さて、中高生がスキンケアを始める際、気を付けるべき点は以下の2つです。

    中高生のスキンケア初心者が気を付けるべきポイント

    1. 洗顔料を使った洗顔は1~2(回/日)にとどめる
    2. 紫外線対策は必ず行う

    4-1-1.  洗顔料を使った洗顔は1~2(回/日)にとどめる

    男女ともに脂性肌に傾きやすい時期のため、ニキビやべたつきが気になって何度も洗いたくなってしまいますが、洗顔料を使った洗顔は1日のうち1回~2回にとどめましょう。

    洗顔をしすぎると、かえって肌のバリア機能が崩れ、皮脂の分泌を活発にしてしまうこともあります。

    洗顔の回数は最小限にとどめ、「お湯を使う場合は、必ずぬるま湯を使う」「洗顔後は必ず保湿をする」といったポイントに気を配ったほうが良いです。

    また、どうしてもニキビが気になる場合は、「ノンコメドジェニックテスト」を通過した洗顔料であれば、ニキビのもとができにくいためおススメです。

    ▼参考:ノンコメドジェニック化粧品12選|市販・通販で買えるテスト済み商品を紹介

    ニキビの炎症がひどい場合や早く治したいときは、皮膚科で治療薬を処方してもらうのもおすすめ。

    この記事を書いている私の娘たちも中学生・高校生のときにはニキビケアの一環として、皮膚科通いをしていました。

    4-1-2.  紫外線対策は必ず行う

    紫外線対策は、中高生には必ず必要です。

    紫外線は季節や天候を問わず降り注いでいるため、1年を通してしっかり対策しましょう。

    紫外線というと日焼けをイメージするかもしれませんが、実はそれだけではないのです。
    紫外線はシミやシワ、たるみなどといった「光老化」を引き起こします。

    光老化は紫外線を浴びてすぐにあらわれるのではなく、長年にわたって肌ダメージが蓄積することによって起こります。ですから、すぐにシミやシワができなくても油断は禁物。
    今浴びている紫外線のダメージも、確実に肌に蓄積し、何十年後かに肌の表面へと現れてきます。

    4-2.  20代

    20代になると、身の回りの環境も変化し、肌に様々な変化が起きます。

    10代の頃には悩まなかった毛穴の開きや乾燥、シミなどに悩み出す人も出てくる時期です。

    また、中高生の頃と比べメイクを本格的に始めるため、肌ダメージも蓄積されやすくなります。

    個人差はありますが、一旦自分の肌タイプや肌状態を見極めて、自分のスキンケア方法を見直す時期だと言えるでしょう。

    20代のスキンケア初心者が気を付けるべきポイント

    1. 自分の肌タイプに合わせたスキンケアを行う
    2. 肌への負担をなるべく減らす

    4-2-1.  自分の肌タイプに合わせたスキンケアを行う

    20代になり、皮脂量が増えることに悩んでいる人もいれば、段々と皮脂が減っていく変化を経験している人もいます。

    下記はあくまで一例ですが、人によって肌のタイプが異なるため、悩みの症状などに変化が出てくるのです。

    肌質

    主な症状(肌の悩み)

    乾燥肌・敏感肌

    乾燥、小ジワ、大人ニキビ

    脂性肌

    ベタつき、思春期ニキビ

    インナードライ肌

    乾燥、ベタつき

    普通肌

    肌悩みなし

    混合肌

    ベタつきとかさつき

    例えば、肌表面の皮脂量が多いのに内部は乾燥している「インナードライ」の方が使うべきスキンケア商品と、肌が刺激に敏感な「敏感肌」の人が使うべきスキンケア商品は大きく異なります。

    自分の肌タイプにあったスキンケアを行わないと、逆効果になる可能性もあるため、大切なポイントです。

    ▼参考

    インナードライが治らない人へ│乾燥の原因・改善するスキンケア方法を紹介

    ひどい脂性肌(オイリー肌)の治し方 | サラサラ肌になる4つの改善・対策とは

    4-2-2.  肌への負担をなるべく減らす

    20代は、中高生の頃と比べてメイクをする機会が非常に多くなります。

    メイクも肌に少なからず刺激やダメージを与えていますから、スキンケアの際はなるべく肌に与える負担を減らすことを心掛けたいものです。

    負担を減らす方法はいくつかありますが、私達がおすすめするのは、メイク落としと洗顔を1つで終わらせることができる「ダブル洗顔不要クレンジング」を使うこと。

    クレンジングの後に行う、洗顔料を使った洗顔は不要です。

    1つで済むためにコスパもよく、時間を節約できます。
    洗う回数も減るので、肌への負担も半分になります。

    洗浄力もマイルドなものが多く、「洗い過ぎない」という肌にやさしい効果もあるため非常におすすめです。

    可能であれば、保湿スキンケアのフェーズも、オールインワン商品で統一できると、肌への負担が更に軽減できるのでおすすめ。

    おすすめの「ダブル洗顔不要クレンジング」

    商品名

    ダブルクレンジングゲル

    商品画像

    ダブルクレンジングゲル

    商品の特徴

    • 泡立てないゲル状の洗顔料なので、肌に優しい
    • クレンジングと洗顔がこれ1本で完了
    • アレルギーテスト済み
    • スティンギングテスト済み(皮膚刺激が起きにくい)
    • ノンコメドジェニックテスト済み(ニキビができにくい)
      ※すべての方に皮膚刺激や皮膚トラブルが起こらない、ニキビの元となるコメドができないということではありません。

    容量・価格

    100g / 2,800円(税込)
    20g / 800円(税込)

    今ならお試しセット1,600円が550円!(送料無料)
    ※本商品20gと保湿クリーム20g付

    配合成分

    水、DPG、デシルグルコシド、ラウリン酸ポリグリセリル-10、マルチトール、ヒアルロン酸Na、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、BG、カルボマー、トコフェロール、ペンテト酸、エチドロン酸、AMPD、フェノキシエタノール、メチルパラベン

    \初回550円で手に入る!/

    4-2.  30代

    30代でスキンケア初心者の方も、基本的なスキンケアは20代の頃と変わりません。

    肌への負担軽減を心掛けつつ、自分の肌タイプに合ったスキンケアを行いましょう。

    ただ、30代になって「あれ?」と肌の変化を感じることが増えてきたら、エイジングケアを始めるサインかもしれません。

    「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことであり、加齢や老化に対抗する「アンチエイジング」とは別の言葉です。

    人によって始めるタイミングは様々ですが、ほうれい線の目立ちやシワ、シミなどの発生、肌のハリ不足などが感じられたら、エイジングケア商品を試してみても良いかもしれません。

    5.  スキンケア初心者におすすめの化粧品ブランド5選

    スキンケアの基本的なやり方、使うアイテムの順番などは理解できましたか?

    ここまで紹介したのはあくまで一例。

    自分の肌状態やスキンケア商品との相性などをふまえて、様々な方法を試してみてくださいね。

    ここでは、スキンケア初心者の方におすすめの化粧品ブランドを紹介します。

    化粧水や乳液の役割を1つにまとめた「オールインワンジェル」なども紹介するので、ぜひ商品選びの参考にしてください。

    5-1.550円からお試しできる|アクシリオシリーズ

    アースケア アクアテクトゲル

    アクアテクトゲル おすすめポイント

    • 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成
    • 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施
    • 「これ1本」で保湿完了のオールインワンタイプ

    10万人を超えるユーザーが使用し、累計販売本数が150万本を超えたアクシリオシリーズ

    オールインワン保湿ジェルの「アクアテクトゲル(写真左)」は化粧水、乳液、美容液などの役割を1本で完了できるため、化粧水や乳液の順番や使い方に悩むこともありません

    肌への摩擦刺激も物理的に減るため、肌への負担も減少します。

    「ダブルクレンジングゲル(写真右)」は、クレンジングと洗顔を一度にできるダブル洗顔不要のクレンジングゲル

    どちらの商品も、3つの肌テストを行い安全性も確認済み、そして使用も簡単なので、スキンケア初心者に非常におすすめです。

    また、550円でお試しできるのもポイント。(※)
    ※アクアテクトゲル(20g)、ダブルクレンジングゲル(20g)付

    スキンケア初心者だと「自分の肌と合う商品が分からない」場合が多いでしょう。

    もし自分の肌に合わない商品を選んでしまうと、肌トラブルにも繋がり、お金も無駄になってしまいます。

    まずはお試しセットを利用して、日常的な活用を検討する事がおすすめです

    スキンケア初心者におすすめ
    \今ならお試しセット初回限定50%OFF/

    5-2.  超定番|無印良品

    無印良品

    引用:無印良品HP

    発売以来、多くの方が利用している超定番の無印良品。

    国産の天然水をたっぷり使っており、安心の商品ラインナップがそろっています。

    肌の水分量や皮脂の量など、様々な肌タイプや肌悩みに合わせて3つのシリーズを確立しており、自分の肌状態に合わせて商品をセレクトすることができます。

    5-3.  コスパ良く高品質|ちふれ

    ちふれ

    引用:ちふれ公式HP

    2023年にブランド誕生55周年を迎え、モットーである「高品質・適正価格」を貫いている「ちふれ」のスキンケアシリーズ。

    無香料・無着色の化粧品、シンプルな包装、ノンフロン、全成分・分量表示、詰め替え化粧品の開発など、徹底的に顧客に寄り添う姿勢で商品開発をしており、スキンケア初心者の方でも安心して使えるブランドです。

    クレンジング料や洗顔料はもちろん、ふきとり化粧水やオールインワンジェルなど幅広く商品を揃えており、自分の好みのスキンケアスタイルを見つけることができるでしょう。

    【参考】拭き取り化粧水って何?

    5-4.  敏感肌におすすめ|キュレル

    キュレル

    引用:公式HP

    「肌荒れや、カサつきトラブルをくり返しがち…」
    「ほおやまぶたに、触れる髪さえ気になる…」

    こういった乾燥性敏感肌のために作られたのが、花王が製品化したキュレルシリーズ。

    「セラミド」に注目した商品開発で、外部刺激から肌を守る肌のバリア機能の働きをサポートし、肌荒れしにくい潤い肌に保ってくれます。

    スキンケア初心者の方で、すでに敏感肌に悩んでいる方がいらっしゃれば、キュレルシリーズは非常におすすめです。

    5-5.  メンズからの人気も高い|オルビス

    オルビス

    引用:オルビス公式HP

    1987年の創業以来、通信販売のパイオニアとして先陣を走ってきたオルビス。

    ポーラ化成研究所の高い研究開発力を基礎に、エイジングケアなどの領域で皮膚科学研究や新素材開発を行っており、効果を裏付ける研究力が魅力です。

    ひとりひとりの悩みに寄り添った様々なシリーズを揃えており、顧客に寄り添う姿勢が伺えます。

    1. オルビスユーシリーズ…初期エイジングケアシリーズ
    2. クリアフルシリーズ…ニキビケアシリーズ
    3. オルビスミスター…清潔感を科学したメンズスキンケアシリーズ

    6.初心者必見の正しいスキンケア方法

    初心者必見正しいスキンケア方法

    スキンケアは、朝と夜で異なります。
    朝は、寝ている間にかいた汗や皮脂などの汚れを落とし、肌にうるおいを与え、紫外線から肌を守るお手入れを行います。
    一方夜は、メイクや汚れを落とし、肌にうるおいを与えるために行います。

    6-1.朝のスキンケア

    スキンケアアイテムは他にもありますが、ここでは、最低限必要なお手入れとして、洗顔、化粧水、乳液を使ったお手入れを紹介します。

    ステップ1:洗顔
    朝のスキンケアは、まず洗顔から始まります。
    水洗いでは、皮脂汚れを落としきれません。
    洗顔料を使って肌を擦らないように注意しながら洗いましょう。

    ステップ2:化粧水
    洗顔の次は、化粧水です。
    化粧水を使い、肌に水分を与えてやわらげ、肌のキメを整えます。

    ステップ3:乳液
    続いて、乳液で油分と水分のバランスを整えます。
    UVタイプの乳液を選べば、紫外線対策もできます。

    6-2.夜のスキンケア

    夜は、まずクレンジングでメイクの汚れや古い角質汚れを落とし、肌にうるおいを与えます。
    基本的な手順は、クレンジング→洗顔→化粧水→乳液です。

    メイクや古い角質汚れを取り去って、丁寧にうるおいを与えましょう
    これが必要なケアです。
    夜のケアは、一日の最後にうるおいを与えることです。

    ただし、日焼け止めの効果のあるスキンケアアイテムは、夜は使用しません。
    美容液の中に日焼け止め成分が配合されたものなどは、夜の使用は避けましょう。

    7.スキンケアに関するQ&A

    最後にスキンケアに関する質問の中から次の2つについてお答えします。

    • 中学生、高校生にスキンケアは必要なのか
    • メンズのスキンケアにおいて注意すべきポイントはあるか

    Q1.中学生や高校生でもスキンケアは必要?

    A.中学生も高校生も健やかな肌を保つためにスキンケアは必要です。
    中高生になると急に増え始めるのがニキビ。
    肌がベタつき、テカリが気になり始めるのもこの時期です。

    ニキビに悩む中高生の肌のお手入れにおいて、特に大切なのが洗顔と保湿です
    よく泡立てた洗顔料で、泡をクッションにして、摩擦によって肌に負担がかからないように注意しながら、やさしく洗いましょう。

    洗顔によって肌が清潔になったら、保湿を行い、肌のバランスを整えましょう。
    「肌がサラサラのほうがいい」と、化粧水だけでケアを終わったりすると、肌の水分不足から乾燥を招き、ニキビ悪化の元にもなりかねません。

    翌日までうるおいが残る程度を目安に、化粧水や乳液、オールインワンジェルなどで保湿を行いましょう

    メイクをしている場合は、クレンジング料で確実に落とすことが大切です。
    メイクが肌に残っていると、ニキビなど肌トラブルの原因になります。

    クレンジング料には、W洗顔(クレンジングの後に洗顔料で顔を洗うこと)が必要なクレンジング料と不要なタイプとがあります。
    どちらのタイプか確認してから使ってください。

    Q2.メンズのスキンケアで気を付けるポイントはある?

    A.男性の場合、使用する髭の剃り方や肌の状態にあわせて、スキンケアを変える必要があります。

    <かみそりで髭をそる場合>
    まず、顔に付着したホコリや汚れを洗い流し清潔にし、ジェルやフォームを付け、かみそりで髭をそります。
    シェービングが終わったら、顔についているジェルやフォームを洗い流しましょう。
    仕上げに、アフターシェービングローションを使って肌を整えます。

    <電気シェーバーで髭を剃る場合>
    肌を清潔にした後、肌が乾いた状態で使用します。
    シェービングをする前に、シェービング剤を使用しますが、そる部分に塗ったらしっかり乾かします。
    パウダータイプを使うと時短が目指せます。

    シェービングが終わったら、洗顔料を泡立てて洗顔し、保湿ケアを行いましょう。
    また、シェーバーにひげが残りやすいので定期的にメンテナンスを行ってください。

    男性のスキンケアについてはこちらの記事にまとめています。
    ぜひ参考にしてください。

    関連記事:メンズスキンケアで、清潔感がある「好感」の持たれる肌に育てる方法

    まとめ

    初心者向けスキンケアのポイントは次の通りです。

    • 10代、20代も健康な肌を保つためにスキンケアは必要である
    • スキンケアとは、汚れを落とし、肌にうるおいを与えるお手入れである
       汚れを落とすアイテム:洗顔・クレンジング
       うるおいを与えるアイテム:化粧水、乳液、クリーム
    • 朝と夜で使用するスキンケアのアイテムは変わる
    • スキンケアのアイテムは、肌との相性と使い続けられる価格帯を考えて選ぶ

    トラブルのない健康的な肌を育てるためにスキンケアを継続することが大切です。
    そのためには、肌のことをしっかりと知っておくと安心です

    このサイトの記事には、世の中で言われていることと逆のこともあります。
    一般的に言われていることが正解とは限りません。
    化粧品が必要な理由や選び方など、知っていくとおのずとあなたに必要なことが見えてくると思います。
    たくさんの情報を取り、「必要なことは何か」を探してみていただければなと思います。

    この記事を書いた人

    化粧品開発やスキンケアアドバイザー歴22年目。自身のオイリー肌・ニキビ肌が改善したことからスキンケアに目覚める。3児の母でもあり、”0歳からのスキンケア”を実践している経験豊富さから、記事内容は幅広い。日本化粧品検定1級・薬機法医療法遵守広告代理店認証YMAAマーク取得者。

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