オイリー肌は改善できます。
多くの場合、後天的な理由や一時的な理由によりオイリー肌になってしまったからです。
オイリー肌とは、異常に肌がテカったり、常時べたつく肌状態のことです。
異常にテカるオイリー肌になってしまうのは、『肌のバリア機能が低下』していることが大半の要因になっています。
テカったり、ベタつきの元となる『皮脂』は、私たちの肌を守るために存在し、たくさん分泌することで活躍してくれています。
守る必要がない肌であれば、こんなに皮脂は活躍しません。
守る必要のある肌になってしまったこと。
これが、オイリー肌の原因です。
ですから、皮脂が活躍しなくても済むように、肌のバリア機能を高めるケアを行えば、オイリー肌改善のゴールにたどり着けます。
このイメージを持って、オイリー肌の改善に取り組んでみてください。
そうやって私は、思春期から悩んでいたオイリー肌やニキビ、18歳から気になりだした化粧崩れや毛穴などの肌悩みを、23歳の時に解消しました。
この記事では私自身が悩んだ経験を元に、オイリー肌を改善する方法をレクチャーします。
「私のオイリー肌は何が原因?」
「オイリー肌を改善するのはどんな方法?」
「オイリー肌って改善できるの?」
などの疑問を持つ方への答えが、この記事にあります。
オイリー肌の悩みから抜け出すために、ぜひあなたの毎日のケアに役立てくださいね。
1.脂性肌(オイリー肌)とは:6種類の各原因・治し方を解説
脂性肌・オイリー肌とは、もともと皮脂の分泌が多い『脂性肌』が悪化し、さらに皮脂分泌が過剰になってしまった肌状態のことです。
その特徴は、「異常にオイリー」であること以外にも、ニキビや毛穴の目立ち、角栓などの肌悩みも関係してきます。
皮脂は、毛穴の中にある『皮脂線』から分泌されます。
脂性肌・オイリー肌にとっては天敵のように思えますが、皮脂は肌表面に薄い膜をつくり、「バリア機能」として肌を守っています。
<バリア機能としての、皮脂の働き>
参照:美容皮膚科学事典より |
潤いがあって刺激に強い「健康的な肌」にとって、皮脂は欠かせないものです。
そればかりか体にとっても大切な機能であって、私たちの意思で止めたり、戻したりできないレベルの働きをしていることがわかります。
ですから、「皮脂が過剰に分泌されている」ということは、あなたの肌は、「肌を守る必要がある状態」であるわけです。
「皮脂を取ることが、脂性肌・オイリー肌対策だ」と言われがちですが、実はそんな単純なことではありません。
皮脂を取るケアを選択してしまうと、脂性肌・オイリー肌の悪循環に陥ってしまい、改善というゴールが遠ざかってしまいます。
そこで、脂性肌・オイリー肌を解消してもらうために、正しい理解と原因について解説します。
オイリー肌には6つの種類があります。
|
あなたはどの脂性肌・オイリー肌なのかチェックをし、改善のヒントを探しましょう。
1-1.悪循環脂性肌(オイリー肌)
“原因と対策”
主な原因:皮脂の取りすぎ
対策:洗顔料の見直し
脂性肌・オイリー肌対策として知られるケアは、「皮脂を取る」方法です。
油とり紙で吸ったり、顔を何度も洗ったり、ふき取り化粧水でふき取ったり。
こうした皮脂を取るケアは、肌の防御反応を働かせ、さらに皮脂分泌を活発化させるという悪循環を招くことがあります。
だから、皮脂を取るケアをすると、脂性肌・オイリー肌を悪化させてしまう方が多いのです。
私たちの体は、肌表面の皮脂が薄まると、皮脂分泌を活発化させる働きを持っています。
取れば取るほど、分泌されます。
だから、「皮脂を取るケア」は、皮脂を止めることにはつながりません。
皮脂の分泌は絶え間なく一定に行われているわけではない。
皮脂の分泌がある一定量まで達すると、皮脂腺に圧力を加えて、排泄を抑制するようになる。これを飽和皮脂量という
実験的に皮膚表面の皮脂をアルコールでぬぐいさると、皮脂は2~3時間以内に急速に分泌される。しかし、皮脂量がもとに回復すると、それ以降の分泌は緩慢になる。引用元:美容皮膚化学事典 第7版 (中央書院発行)
洗顔をしたり、皮脂を取ったりしても、2時間程度で肌表面の皮脂量は元に戻ります。
そしてこの行為を頻繁に行うことで、皮脂分泌を活発化させ、分泌量を増やしてしまうというわけです。
ですから、皮脂を取るケアは、オイリーをさらに加速させる「悪循環オイリー肌」になってしまいます。
脂性肌・オイリー肌の悪循環を止めるためには、まず、洗顔料の見直しから行いましょう。
1-2.一時的な脂性肌(オイリー肌)
“原因と対策”
主な原因:ホルモンバランスの乱れ
対策:オイリー肌用ケアの導入をすぐにはしない
女性の場合は、月経周期に併せて、皮脂分泌量が変化します。
黄体ホルモンの増える時期である「月経前2週間~月経まで」は、皮脂分泌量が増え、肌はオイリーに傾きます。
こんな一時的な原因により、多くの女性は約2週間、オイリーな肌状態になるのです。
これは「一時的な脂性肌・オイリー肌」です。
とくにケアを変える必要はありません。
いつも通りの化粧品で、いつも通りにケアを行い、肌状態を安定させておきましょう。
このオイリーに傾いた時、「ちょっと脂っぽい」ぐらいの認識で、これまで通りのケアを続けていれば大きな問題にはなりません。
しかし、「自分は脂性肌・オイリー肌だ」と思い、オイリー肌ケアを始めてしまうケースがあります。
適切なオイリー肌ケアなら問題はないのですが、一時的なオイリーなのにずっと皮脂を取るケアをしてしまうことで、1-1でお話した「悪循環脂性肌・オイリー肌」にはまっていくケースが生まれます。
一時的なはずだったオイリー肌が、こうして、「ずっとオイリー肌」へと悪化させてしまうことがあるのです。
こうなる事態を避けるために、時期によっては「一時的な脂性肌・オイリー肌」になることを知っておきましょう。
例えば、卵胞期 では、エストロゲンは多く分泌され、皮膚角質層水 分量が保持され、皮膚の潤いが保たれる。しかし、 黄体期では、プロゲステロンが多く分泌されるため、 体温の上昇、皮脂分泌量の増加、不安・攻撃傾向等 の全身性変化がみられる(山本他、1998;茅島他、 1995)。
引用:アトピー性皮膚炎女性の月経周期におけるスキンケアとメイクアップの 現状とニーズ
大阪医科大学看護研究雑誌 第2巻(2012 年3月)より
この時期に新しい化粧品を使い始めたり、パッチテスト(アレルギーテスト)を行うことは止めておきましょう。
新しい化粧品を試す場合には、生理後1週間以内がおすすめです。
1-3.季節性脂性肌(オイリー肌)
“原因と対策”
原因:季節の影響
対策:オイリー肌用ケアの導入をすぐにはしない
春から夏にかけて皮脂分泌量は増え、秋から冬にかけて減少します。
そして、体温調整にかく汗が、分泌量の増えた皮脂と混ざりあい、べたつきを生みます。
多くの人は当たり前に「夏にオイリー肌」になるのです。
ですから、とくにケアを変える必要はありません。
こんな時季は、少しさっぱりする化粧品に変えるのも一つの手段ですが、いつも通りの化粧品で、いつも通りにケアを行い、肌状態を安定させておくほうがおすすめです。
なぜなら、気温も湿度も毎年違いますし、日焼けの度合いや生活環境などにより、肌状態もちょっとずつ違ってくるからです。
「夏が終わるから、ケアを戻しましょう」というタイミングもよくわかりませんよね。
それに、「乾燥してきたな」と思ったときには、もう時すでに遅しで、乾燥状態を改善するのには、肌が生まれ変わるだけの時間(おおよそ1か月)がかかります。
また、肌をさっぱりさせる仕上がりに慣れると、保湿のベタつきが気持ち悪く感じ、保湿不足になることがよくあります。
そうして皮膚の感覚を麻痺させてしまった結果、1-1でお話した「悪循環脂性肌・オイリー肌」になってしまうことに。
ですから、夏にオイリーだからと言って、基本のケアは変えずにいるほうがおすすめです。
われわれは皮脂の分泌量および組成と肌状態評価値について, 個人レベルでの季節的な変動幅 (冬, 春) について検討を実施したところ, 以下に示す興味深い結果が得られた。 (1) 総皮脂量と組成は冬, 春で大きく変動し, その傾向は個人により異なっていた。 (2) 肌状態評価値も季節変動があり, 傾向は個人により異なっていた。
引用:ポーラ化成工業株式会社安全性・分析センター 見城 勝氏ほか「皮脂組成の季節変動と肌状態・肌質の関係」
1-4.作られた脂性肌(オイリー肌)
“原因と対策”
原因:間違ったスキンケア
対策:皮脂を取りすぎる脂性肌・オイリー肌用のケアをしない
皮脂は取れば取るほど働きを活発化させ、分泌量を増やします。
また、刺激を受けることでも同様に、皮脂分泌を活発化させて、肌へのダメージを軽減しようとします。
たとえば、こんな行為で、肌をオイリーにさせてしまうことがあります。
いかがですか。
思い当たることはりますか?
思い当たることがあり、おさまらない脂性肌・オイリー肌にお悩みであれば、それはきっとあなた自身が作ってしまったオイリー肌です。
作ってしまった脂性肌・オイリー肌ならば改善は可能です。
まずは、例にあげた間違ったケアは止めましょう。
1-5.乾燥性の脂性肌(オイリー肌)
“原因と対策”
原因:間違った保湿ケアによる保湿不足
対策:水分と油分のバランスを整える
「脂性肌・オイリー肌なのに、乾燥肌が関係しているの?」と驚かれるかもしれません。
実は、極度の乾燥肌は、皮脂分泌量を増やすことがあります。
乾燥した肌は、水分量も皮脂量も少ない状態です。
そうすると肌は、肌内部の少ない水分を少しでも守ろうと、必死で皮脂分泌を活発化させます。
いわゆる、「インナードライ」です。
もともとの乾燥肌だと、皮脂分泌の機能が低いのでオイリー肌にはなるのは稀です。
でも普通肌や脂性肌だと、分泌機能はよく働きますので、皮脂分泌量は増えていきます。
常に皮脂分泌が過剰な状態になると、水分の量は増えないまま、皮脂の量だけが増えてしまうのです。
そうして肌表面の水分・油分バランスを崩してしまい、インナードライ肌に傾かせていきます。
ここで、よくある皮脂を取るケアを行ってしまうと、さらに肌内部の乾燥は増し、「悪循環脂性肌・オイリー肌」なり、オイリー肌がどんどんと悪化してしまう可能性があります。
見分ける目安は、
- 目元や口元など、部分的に乾燥する
- ベタついているのに、肌はゴワゴワする
- 肌全体のキメが粗い
などです。
思い当たる肌状態であれば、見た目と違い実はうるおいが不足している「乾燥性のオイリー肌」かもしれません。
1-6.思い込み脂性肌(オイリー肌)
“原因と対策”
原因:脂性肌・オイリー肌だという思い込み
対策:油分を取るような脂性肌用のスキンケアをやめてみる
「皮脂がテカテカしているから、私は脂性肌・オイリー肌だ」という方がおられます。
実は「脂性肌・オイリー肌」だとは限りません。
オイリー肌とは、もともと皮脂の分泌が多い状態が悪化し、さらに皮脂分泌が過剰な肌状態のことです。
- 異常にテカり、人からもオイリー肌を指摘される
- 洗顔後、5分もすれば皮脂が浮いてくる
- サラサラした状態にはならない
このような状態は、脂性肌・オイリー肌です。
皮脂の分泌が、異常に活発化してしまった状態です。
でも、
- 洗顔後、2~3時間で皮脂が浮いてくる
- 洗顔後はさらさらしている
- 朝のメイクが、昼には崩れてくる
- 夕方に、鼻の頭に皮脂が浮いている
- 顔を触ると、べたつきがある
これは、「ただの脂性肌」もしくは、「ちょっと皮脂が多くなっている状態」という程度です。
その原因は、上述したホルモンバランスや季節、ケアの方法などが関わっている可能性があります。
けして異常な皮脂分泌しているオイリー肌ではありません。
それなのに、脂性肌・オイリー肌用化粧品を使い始めたり、皮脂を取るケアばかりに目を向けてしまうと、「悪循環脂性肌・オイリー肌」という皮脂分泌の悪循環にはまってしまいます。
「自分は脂性肌・オイリー肌だ」という思いはいったんリセットし、今の肌状態に適したスキンケアに取り組んでいきましょう。
2.【種類別】脂性肌(オイリー肌)を改善する正しいスキンケア方法
ここまで説明してきたように、脂性肌(オイリー肌)といっても複数の種類があります。対処方法を間違えてしまうと、脂性肌(オイリー肌)が悪化してしまう可能性はあります。
自分がどのタイプの肌なのか確認し、適切な対処をしていきましょう。
- 悪循環脂性肌(オイリー肌)
- 一時的な脂性肌(オイリー肌)
- 季節性脂性肌(オイリー肌)
- 作られた脂性肌(オイリー肌)
- 乾燥性の脂性肌(オイリー肌)
- 思い込み脂性肌(オイリー肌)
ここからは肌タイプ別に、スキンケア方法を解説していきます。
2-1.悪循環脂性肌(オイリー肌)
悪循環脂性肌(オイリー肌)の場合、原因は「皮脂の取りすぎ」です。
皮脂を取ろうと、過度な洗顔や強力な洗浄力の洗顔料を使用する方も多いですが、逆効果になっている可能性があります。
強力な洗浄剤で皮脂を取りすぎると、肌のバリア機能が損なわれ、乾燥を防ごうとして皮脂腺がさらに活発に働きます。皮脂が再び過剰に分泌されると、再度皮脂を取り除こうとする行動に繋がり、悪循環に繋がってしまうのです。
まずは、使用している洗顔料を見直しましょう。強すぎる洗浄力ではなく、肌に優しい洗浄成分が含まれているもの(アミノ酸系洗浄成分や低刺激の洗顔料)がおすすめです。
2-2.一時的な脂性肌(オイリー肌)
一時的な脂性肌(オイリー肌)は、「月経周期に伴う皮脂分泌量の変化」が原因で起こります。
女性の体はホルモンバランスの影響を受けやすく、生理前後にはとくに肌の状態が変わりやすい状態です。
ただ、脂性肌は一時的なものであるため、特別なスキンケアを行う必要はありません。一方で、間違ったケアをすると悪循環脂性肌に変わる可能性があるため、注意が必要です。
1日2回までの適切な洗顔をして、肌の水分バランスを保つように保湿を忘れずに行いましょう。
ストレスや食生活も皮脂分泌に影響を与えます。バランスの取れた食事と適度な運動、十分な睡眠を心がけることが大切です。
2-3.季節性脂性肌(オイリー肌)
季節性脂性肌(オイリー肌)は、暑い季節の夏だけオイリー肌になる状態です。
肌の皮脂分泌量は、一年のうち春から夏にかけて増えていきます。夏だけ肌がべたつきオイリー肌になるのは、自然な現象です。
夏のスキンケアは、さっぱりしたいからといって、皮脂を取りすぎないようにしましょう。
また、洗顔をしすぎてつっぱってしまう状態は厳禁です。洗浄力のマイルドな皮脂を洗いすぎない洗顔料を選択しましょう。洗顔後は乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐため、正しく保湿を行いましょう。
2-4.作られた脂性肌(オイリー肌)
作られた脂性肌(オイリー肌)は、名のとおり「自分で作ってしまった脂性肌」です。
皮脂が出て気になるからといって、一日に何度も洗顔をしたり熱いお湯で洗ったり、紫外線対策をせずに外出していたりしませんか?
このような過剰な洗顔や紫外線による刺激は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥につながります。
すると、肌は乾燥を防ぐために過剰に皮脂を分泌してしまいます。
したがって、間違ったスキンケアによって作られた脂性肌は正しいスキンケアを行うことで対策が可能です。
具体的に、洗顔は朝夕の一日2回程度、洗顔後は刺激の少ないタオルで優しく水分をふき取ることに気をつけましょう。
また、過剰なピーリングやマッサージによる肌への刺激を避けることも大切です。
間違ったスキンケアに心当たりがある方は、ぜひこの機会にご自身のケアを見直しましょう。
2-5.乾燥性の脂性肌(オイリー肌)
肌の表面は皮脂が多く出ているのに、肌内部は乾燥しているのが「乾燥性の脂性肌(オイリー肌)」いわゆる、インナードライです。
皮脂分泌が過剰なため「脂性肌」と勘違いされがちですが、実際は内部の水分が不足しているため、皮脂が過剰に分泌されている状態です。
洗浄力の強い洗顔料や過度な洗顔は、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。また、洗顔後の保湿不足も、肌内部の水分が不足し乾燥を引き起こします。
乾燥が原因で皮脂が過剰分泌されている人は、次のようなケアを心がけましょう。
- 洗顔
- 洗浄力の強すぎない洗顔料を使用する
- 手やタオルで肌をゴシゴシとこすらない
- 保湿
- 洗顔、入浴後は5分以内に保湿を行う
- 肌の乾燥を感じるたびに保湿クリームを塗り直す
- 保湿力の高い商品を使用する
2-6.思い込みの脂性肌(オイリー肌)
思い込みの脂性肌(オイリー肌)は、「本当は普通の肌質なのに、脂性肌かもしれない」と思い込んでいる状態のことです。
朝のメイクが昼には崩れていたり、夕方にTゾーンの皮脂が浮いていたりするのは皮脂が多い状態になっているだけです。
自分は脂性肌と思い込み、洗浄力の強い洗顔料やオイリー肌用のスキンケアを使用すると、悪循環脂性肌(オイリー肌)になってしまう可能性があります。
肌内部が乾燥している場合も考えられるため、しっかりと保湿ケアをしてうるおいを閉じ込めると、余分なテカリも少なくなってくるでしょう。
3.【スキンケア編】脂質肌(オイリー肌)の治し方4選
脂性肌・オイリー肌を改善するためには、過剰になってしまった皮脂分泌を止める必要があります。
活発化した皮脂分泌を止める方法は、以下の4つです。
活発化した皮脂分泌を止める4つの方法
- 皮脂を取るケアから、取らないケアへ変える
- 肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」で乾燥を改善する
- 万全の紫外線対策で、皮脂の過剰分泌を抑える
- 肌への刺激・摩擦を避けて、バリア機能を保持する
「どんなケアをしたらいいのかわからない」「いつも通りのケアが、もうわからなくなってきた」という方は、ぜひ参考にしてください。
では、具体的なケア方法をご紹介します。
毎日やっているケアをちょっと変えるだけなので、カンタンです。
ただし、続けること。
バリア機能を高め、オイリー肌そのものを変えていく根本的な方法なので、続ける必要があります。
続ける目安は、1年。
「1年なんて長い!」「今すぐ皮脂を止めたいのに~」と思いますよね。
私も鏡を見るたびにそう思っていました。
でも、即効性のある対策では、残念ながら皮脂分泌を止めることはできません。
皮脂分泌は1か月の間でも、季節によっても変わるので、1年を通じてケアが必要です。
時間はかかりますが、肌の水分と油分バランスを整えて、根本的にオイリー肌を改善していきましょう。
3-1.クレンジング:油分落としすぎない
「皮脂を取りすぎない洗顔料」を使えば、過剰になっている皮脂分泌がおさまる可能性があります。
脂性肌・オイリー肌にとっては天敵のように思えますが、皮脂は私たちが生きて活動する上で欠かせない、『バリア機能』として働いています。
そのバリア機能となる皮脂を取りすぎてしまうことは、肌の乾燥を招きます。
ですから、取りすぎない洗顔料を使いましょう。
そして、一つ覚えておいてください。
「洗顔後、2~3時間で皮脂が浮いてくるからオイリー肌」とお思いの方が多くおられます。
でも、これは肌の機能として、当たり前のことです。
なのにこの状態で、洗顔で皮脂を取りすぎるケアを続けると、肌の乾燥を招いてオイリー肌が悪化します。
ですから、皮脂を取りすぎない洗顔をぜひ実践してみてください。
3-2.保湿:水分バランスを意識
水分を補給して、肌内部の水分量をあげる。
油分や保湿成分で、肌内部の水分の蒸発を防ぐ。
このような「適切な保湿」がされた肌は、過剰な皮脂分泌を止めます。
オイリーになるのは低いバリア機能を補うために、皮脂膜を少しでも多く作って肌を守ろうと、体が機能している証拠です。
適度な皮脂分泌がされる肌は、水分が維持でき、『バリア機能』として、外界の刺激から肌を守ったり、水分を保つ働きをしてくれます。
- 化粧水で水分を補給する
- 乳液やクリームで水分が蒸発しないようフタをする
べたつくからと言って、化粧水や美容液のケアでは不十分です。
水分・油分・保湿成分の3つをしっかりと肌に与えて、肌をうるおしましょう。
最近は「オールインワン」タイプの化粧品もあります。
化粧水・乳液・美容液・クリームが一つになったタイプの物だと、1本で水分・油分・保湿成分を与えることができて、便利です。
ちなみに私は、自分が就職した会社のオールインワンジェルを使っていました。
それを使ってオイリー肌が改善しましたので、保湿ができる化粧品がないという方にはおすすめです。
でも、アルコール(エタノール)濃度が高い化粧品は、肌の脂質を溶かすため、角質細胞同士の結束を壊してしまいます。
これは、皮脂の過剰分泌に繋がってしまいますので、気持ちよく使いたい場合でも、アルコール濃度の低い化粧品を選びましょう。
3-3.紫外線ケア:酸化を防ぐ
意外と知られていませんが、紫外線を浴びると肌は酸化ダメージを受けるため、皮脂分泌量が増えることがあります。
ですから、皮脂分泌を止めるためには、必ず紫外線対策を行いましょう。
紫外線といえば、シミやシワの原因となるため、対策を行う人は多いです。
でも、脂性肌・オイリー肌だと肌が丈夫なので、なぜか、紫外線対策をおろそかにする傾向があります。
紫外線には皮脂の分泌を促進させる以外にも、こんな特徴があります。
- 肌表面だけではなく、肌の奥「真皮層」まで侵入し、DNAにダメージを与える
- 太陽が出ている間は必ず存在していて、紫外線量が弱くても、短時間でも、肌は損傷を受けている
- 曇った日の紫外線は、当たっていてもダメージを認識しにくい
積み重なると、確実に肌の老化・劣化を招きます。
ですから、日焼けによる影響を感じていなくても、1年中、紫外線対策は万全にして過ごしましょう。
<基本的な紫外線対策>
- 日焼け止めを塗る
- 帽子や日傘、サングラスで紫外線を防御する
※日焼け止めの選び方はこちらを参考にしてください。「敏感肌の日焼け止め選びに知るべき5つの条件と正しいUVケアの方法」
この記事では、敏感肌でも使える日焼け止めの選び方を紹介しています。皮脂過剰になったオイリー肌にも適していますので、おすすめです。
3-4.スキンケア全般:摩擦を防ぐ
肌は、「バリア機能」があるといっても、摩擦にはもろくできています。
摩擦を受けた肌は、角質層を作っている細胞同士の結束を壊してしまったり、刺激に対する防御反応をします。
そっと肌に触れるようにし、摩擦を与えないようにしましょう。
たとえば、顔を洗うとき、タオルで顔を拭くときにも、刺激や摩擦は起こります。
角質層は、ラップ1枚程度の薄~いものです。
ですから、力はいれる必要は一切ありません。
顔をこすったり、かいたりするのも、摩擦になります。
ほかにも、こんな摩擦が刺激になります。
- メイクをする時のチップやパフ、ペン先やブラシ
- メイクを落とすときに使う拭き取りクレンジング
- 洗顔をするときに、ゴシゴシこすること
- 花粉やアレルギーなど、目元がかゆいときに、指や手で掻くこと
- 化粧水を塗るときのコットンやパッティング
「できるだけ肌に触れない」という意識で触るくらいでちょうどいいです。
また、触れるものの素材にも気を付けましょう。この際、使い古したタオルや化粧スポンジ、ブラシなどは新しいもの・素材のやわらかいものに交換しましょう。
日常の中で『肌に触れる機会』を意識し、摩擦を与えない工夫をしてみてくださいね。
肌の細胞である「角質細胞」同士を繋ぐセラミド等の脂質が溶けてしまい、お互いの繋がりをゆるめてしまいます。
そうすると、角質細胞が剥がれやすく(もろく)なってしまいます。
4.脂性肌(オイリー肌)を治すおすすめスキンケアと選び方
肌の「バリア機能」が正しく働いている時は、皮脂の分泌も正常です。
したがって、脂性肌・オイリー肌になっているということは、バリア機能の働きが低下し、皮脂分泌が過剰になっていることを意味します。
バリア機能が正しく働くようになり、過剰になってしまった皮脂分泌を止めることで、オイリー肌は改善できます。
スキンケアや生活習慣など、肌の「バリア機能」を低下させる原因はいくつか存在しますが、その最たるものが「肌の乾燥」です。
肌の角質層は、水分がたっぷりと維持されている時は、「バリア機能」として、外界の刺激から守ったり、水分を保つ働きをしてくれます。
しかし、水分が少ない状態になると「バリア機能」は低下。
肌は、低いバリア機能を補うために、皮脂膜を少しでも多く作って肌を守ろうとします。
ですから、乾燥を改善して、過剰な皮脂分泌を止めることが、脂性肌・オイリー肌を改善し、サラサラ肌になるための効果的な方法なのです。
だから、スキンケア選びが脂性肌・オイリー肌には大切
今回は、脂性肌・オイリー肌におすすめのスキンケア商品を、以下の2つのポイントからお伝えします。
- 「皮脂を取りすぎない」洗顔料を選ぶ
- 「バリア機能を維持する」高保湿商品を選ぶ
4-1. 皮脂を取りすぎない「ダブル洗顔不要」の洗顔料
オイリー肌におすすめなのが「ダブル洗顔不要のクレンジング」。
メイクなどの脂汚れや毛穴に詰まった角栓を落とす「クレンジング」と、古くなった角栓や余分な皮脂を落とす「洗顔」が一度に行える商品のことです。
使う商品の数やスキンケアの過程そのものが物理的に減りますから、その分肌への摩擦が減少し、肌への負担を軽減することができます。
肌の負担が軽くなれば、肌のバリア機能に余計なダメージを与えることなくスキンケアが終了できるため、乾燥につながる可能性も低くなります。
洗浄力がマイルドなダブル洗顔不要のクレンジングを選べば、「皮脂を取りすぎない」マイルド洗顔と、摩擦の少ない低刺激洗顔が一度に叶うため、オイリー肌に悩む方には非常におすすめのアイテムです。
4-1-1. アクシリオ ダブルクレンジングゲル
商品名 |
アクシリオ ダブルクレンジングゲル |
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商品の特徴 |
・ノンコメドジェニックテスト済みのため、「ニキビのもと」ができにくい(※) |
容量・参考価格 |
・20g 800円 ★550円でお試しセットが購入可能 |
公式サイト |
4-1-2. クレンジングリサーチ ジェルクレンジング
商品名 |
クレンジングリサーチ ジェルクレンジング |
商品画像 |
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商品の特徴 |
・AHA(フルーツ酸・角質ケア成分)配合で、角質や毛穴詰まりの予防にぴったり ・メイクや皮脂のベタつきやヌルつきも残らずさっぱりとした洗い上がり |
容量・参考価格 |
・145g 1100円 |
公式サイト |
4-2. バリア機能を維持する「高保湿商品」
皮脂の過剰分泌を改善するために、洗顔と並んで大切なのが「保湿」。
- 水分を補給して肌内部の水分量をあげる
- 油分や保湿成分で、肌内部の水分の蒸発を防ぐ
このような「適切な保湿」のスキンケアがされた肌は、過剰な皮脂分泌を止めます。
【保湿化粧品】アクアテクトゲル
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- 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
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オイリー肌を改善するための保湿剤の条件は、「低刺激・高保湿」です。
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- パッチテスト
- アレルギーテスト
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※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
特徴 |
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うるおい成分 |
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値段・容量 |
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5.【生活習慣編】脂性肌(オイリー肌)の治し方4選
何気なく行なっている生活習慣によって、べたつきが増したり、皮脂分泌を活発化させたり、思わぬ結果を招いていることがあります。
ここではスキンケア以外の、オイリー肌の改善になるポイントを抑えておきましょう。
5-1.汗の取扱い方でオイリーを抑える
「汗かく季節にオイリーで、テカりだす」のは、『汗』が原因です。
毛穴の中にある『皮脂腺』で作られ、分泌される皮脂は、肌表面を覆うことにより、肌の水分が失われにくくなって、乾燥から守ってくれます。
そして、『汗』は天然の化粧水で、肌にうるおいを与えてくれる大事な存在です。
ですが、夏にかく汗は、『体温調節』のため、かなりの量が出てきます。
本来はすぐ乾く体温調節の汗が、『皮脂』と混じりあうことで、蒸発しにくくなります。
だから、流れ出る汗が皮脂と混じりあう前に、拭いてしまえばいいのです。
それだけで、テカり予防ができます。
オイリー肌におすすめの汗の拭き方
ゴシゴシこする必要はありません。
吸水性のいいタオルで、汗をそっと押さえましょう。
5-2.食事によるオイリー改善
オイリー肌に効果があるとされている栄養素は、いろいろあります。
日常の食事から脂性肌に効果のある栄養素を摂取するのが一番近道ですので、いくつかご紹介します。
オイリー肌の改善に役立つ栄養素は、主に以下の5種類です。
- ビタミンB1:皮脂の分泌をコントロールする
- ビタミンB2:皮脂の分泌を抑える
- ビタミンC:脂質の酸化を防ぐ
- パントテン酸:脂質を分解する
など。
日常の食事から摂取する場合には、このような食材を選びましょう。
- ビタミンB1:豚肉、たらこ、うなぎ、ベーコンなど
- ビタミンB2:レバー、キャビア、いかなご、うずらの卵、粒ウニ
- ビタミンC:赤ピーマン、黄ピーマン、バセリ、レモン、オレンジ
- パントテン酸:レバー、たまごの卵黄、ひきわり納豆、たらこ、鶏ささみ
オイリー肌の改善に役立つ栄養素は、簡単に手に入る食品に含まれています。
少し意識するだけで容易に摂取できますので、ぜひ、日常の食事に取り入れましょう。
たとえばコンビニで買えるものからでも選べます。
- 毎日飲むものは、100%ジュースなどビタミンCが豊富なもの
- 食べるものは、牛丼よりも豚丼。おにぎりの具は、たらこやうなぎ
- おやつには、ゆで卵
- 夜食には、納豆
というように。
手軽に手に入るのでおすすめです。
5-3.喫煙している・日常的にタバコの煙を浴びる環境を改善する
タバコの「煙」を浴びると、皮脂の分泌量が増えます。
皮脂の過剰分泌を抑えたいなら、喫煙は止めて、煙を浴びる環境にもいないようにしましょう。
喫煙者は 非喫煙者と比較して皮脂が多く、ニキビができや すい傾向が見られた。久島らは、喫煙習慣が脂質 代謝に影響を及ぼす可能性があることを報告して いる 26)。喫煙が皮脂の生成や分泌に影響を及ぼし た結果、過剰な皮脂によって毛穴が詰まりやすく なり、ニキビができやすくなった可能性が考えら れる。毛穴が大きく目立つようになるのは、過剰 な皮脂による毛穴の詰まりや老化による表皮の形 態変化などが起因していると考えられている 27, 28)。 喫煙と毛穴との関係は明確ではないが、喫煙によ る皮脂の過剰や皮膚の老化促進が毛穴に影響した 可能性が考えられる。
引用:ポーラ化成工業(株)健康科学研究所 宮崎博隆氏「喫煙と皮脂やニキビ、毛穴との関係」
タバコは、加熱することで、『煙』を発生させます。
そのため、吸うと必ず『煙』が発生します。
口から出た『煙』は、顔全体に広がり、肌表面付着します。
このとき、肌は、この『煙』の害を刺激に感じ、肌の守りを固めるために、『皮脂』を分泌させます。
肌に刺激を与える物質から肌を守ろうとするわけです。
ほかにも、タバコの『煙』には200種類以上の有害物質が、そして、50種類以上の発がん性物質が含まれていると言われています。
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という体への影響以外にも、こんな肌への直接的なダメージもあります。
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オイリー肌を悪化させる以外にも、こんなにも肌への悪影響があります。
肌の老化を予防するためにも、タバコの煙は避けましょう。
5-4.加湿の習慣で乾燥を防ぐ
冷房や暖房の行き届いた室内、これはどちらも肌の水分を奪います。
密閉型の設備・器具は、水分補給がされないままに温度が上がるため、とても乾燥した空間になってしまうからです。
そこで使っておきたいのが、加湿器です。
加湿器で湿度を調整するというのは、肌の潤いを保ち、バリア機能を高めるのに効果的です。
化粧品メーカーである私どものオフィスには、なんと加湿器が4台もあります。
私のデスクの上にもしっかりと小型の加湿器を常備しています。
お家はもちろんのこと、お仕事環境でも加湿をぜひ行ってみてください。
6. 脂性肌(オイリー肌)についてよくある質問
Q. 脂性肌(オイリー肌)を改善するためのスキンケアが知りたいです
A. 脂性肌(オイリー肌)の原因にもよりますが、基本的に大事なことは以下の4つです。
- 皮脂を取るケアから、取らないケアへ変える
- 肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」で乾燥を改善する
- 万全の紫外線対策で、皮脂の過剰分泌を抑える
- 肌への刺激・摩擦を避けて、バリア機能を保持する
脂性肌(オイリー肌)とは、そもそも皮脂の過剰分泌によって引き起こされるもの。
肌のバリア機能を高め、活発化した皮脂分泌を止めることが最も重要です。
Q. 脂性肌(オイリー肌)の人は、どんな化粧水がおすすめですか?
A.化粧水は何を使っても構いません。化粧水の役割は、肌に「水分」を補給することですから、オイリー肌だからといって特別な化粧水を使う必要はありません。
気を付けるべき点は、化粧水を使った後、「乳液やクリームで油分を補給し、水分が蒸発しないようにすること」です。
べたつくからといって、化粧水や美容液だけのケアでは不十分です。
肌に「油分」を補給しないと、水分が蒸発してしまうため、肌の乾燥を止めることができず、更なる皮脂分泌を引き起こします。オイリー肌が更に悪化する可能性があるのです。
スキンケアの際は、水分・油分・保湿成分の3つをしっかりと肌に与えることを意識しましょう。
Q. 脂性肌ニキビの原因は?
A.「脂性肌」も「ニキビ」も、原因は皮脂です。
脂性肌は皮脂が過剰に分泌されることによって、そしてニキビは皮脂が毛穴などに詰まることが原因で引き起こります。
肌のバリア機能を高め、活発化した皮脂分泌を止めることが最も重要です。
Q. 脂性肌(オイリー肌)は保湿した方がいいですか?
脂質肌(オイリー肌)も保湿することをおすすめします。
なぜなら、
- 皮脂を取りすぎることで逆に分泌量が増える
- 刺激を受けることで皮脂分泌が増える
危険性があるからです。
水分バランスを整え肌のバリア機能を維持することが肌トラブル防止に繋がるため、保湿は重要です。
Q. 脂性肌(オイリー肌)のスキンケアの注意点はありますか?
“脂質肌(オイリー肌)のスキンケアで注意する点”
- 皮脂を取りすぎること
- 肌に刺激を与えること
- 保湿を怠ること
洗顔は皮脂を取りすぎないものを、保湿は水分と油分のバランスが良いオールインワンジェルを使うことがおすすめです。
さいごに
オイリー肌の改善には、低下した肌バリア機能を回復させる必要があります。
1年、2年とかかることもあります。
その間、今回ご紹介する改善方法だけを信じ、続けていただければいいのですが、そうもいきません。
世の中には「すぐにオイリー肌が改善できる」「オイリー肌に効く」といった誘惑があちこちにあります。
魅惑的なキャッチコピーの化粧品、毛穴レスでさらさらした肌のモデルさんのポスター、「こんな方法でオイリーが止まりました」と体験談がのった口コミページなど、興味をそそられるものが世の中にはたくさんあります。
残念ながらそういった即効性を謳う誘惑の大半は、オイリー肌を悪化させることがあります。
私は「毛穴を隠す化粧品」や「毛穴レス下地」、「オイリー肌用の洗顔料」など数々の化粧品を使ってきて、でも効果は得られず、いつもがっかりして気落ちしていました。
これまでいくつものオイリー肌対策をしてきた方は、同じ思いをされてきたのではないでしょうか。
オイリー肌改善のゴールまでたどり着ける人は、まれです。
だからこそ、ぜひオイリー肌でお悩みならば改善していただきたいです。
過剰なオイリーになってしまった肌からサラサラ素肌を取り戻すために、この記事を参考にし、あなたのスキンケアをぜひ見直してみてください。
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