オイリー肌だから化粧水だけ。
化粧水すらも、いらない。
そう思っていませんか?
テカリやべたつきなどの気になるオイリー肌は、肌内部の「水分」と「皮脂(油)」のバランスが崩れている状態です。
ですから、バランスを整えるために、化粧水で肌へ水分補給をすることは必須です。
もしあなたがずっとオイリー肌に悩まされてきて、今なおまだオイリ―肌でお悩みであれば、この記事を読み、化粧水の必要性やオイリー肌のケア方法について知ってください。
この記事を読むと、「化粧水でオイリー肌がなぜ改善しなかったのか」
そして、「オイリー肌に適した化粧水とその使い方」がわかります。
過去の私は、
- すぐにテカテカになる肌
- 昼には崩れるメイク
- 鼻に浮いているのが見える皮脂
この3つに悩まされていました。
当時は人前に立つ仕事だったので、1~2時間毎にファンデーションを塗り重ねたり、油とり紙で押さえたりして、テカらないようにずっと気を使っていました。
でも忙しい日にはメイク直しなんてできずに人前に立つことがあり、それが苦痛で苦痛で仕方がありませんでした。
目の前の人が皆、崩れた化粧や私の鼻に浮く皮脂を見て、「汚い肌だな」と思われている気がしていたのです。
だから、メイク直しをしなくても、朝から夕方までずっとサラサラ肌の同僚をうらやましく思っていました。
そんな私も、美容関係の仕事に転職をし、肌のことを一から勉強をした結果、オイリー肌から抜け出すことができました。
今では、朝のメイクのまま夕方まで過ごすことだってあるぐらい、快適な生活を送っています。
私自身も悩んだ経験を元に、化粧水の必要の有無や正しい使い方をレクチャーします。
化粧水の正しい効果と使い方を知り、ぜひあなたの毎日のケアにお役立てくださいね。
1.オイリー肌だから気になる『化粧水に関するQ&A』
「オイリー肌だから化粧水は使っていない」
「オイリー肌だから化粧水だけしか使っていない」
それなのに、
「すぐに肌がベタベタするのはどうして?」
「脂っぽくなり、化粧がすぐに崩れるのはなぜ?」
そんな疑問を持つ方は多いです。
私自身も10代のころは、
化粧水がいるのか・いらないのか?
使っているけど、思うような効果がないのはなぜ?
選び方が悪いの??
そんな疑問を持っていましたが、誰も答えてはくれませんでした。
この章では、そんな誰も教えてくれない、『オイリー肌の化粧水に関する疑問』にお答えします。
Q1.オイリー肌だから化粧水は使っていないけど、必要?
A. はい、必要です。
化粧水の役割は、角質層への水分補給です。
オイリー肌は肌内部の水分は少ないことが多いので、足りない水分量を補うために化粧水でのケアは必要です。
オイリー肌とはその名のとおり、皮脂分泌が過剰で、常に脂っぽい肌状態のことです。
肌表面はべたついているのに、内部は乾燥している肌状態のことで、表面上はうるおっているように感じるため、乾いていることに気づかないこともあります。
この状態は、『インナードライ』とも呼ばれます。
角質層は「バリア機能」を持っており、バリア機能が働いている肌は肌ツヤもよく、健康的です。
一方、バリア機能が衰えている肌は、不健康です。
そのバリア機能は、水分がしっかり維持された角質層であってこそ、よく働きます。
だから、水分が与えられ維持されると、肌は驚くほど元気になれます。
オイリー肌のように質層の水分と油分のバランスが崩れた肌は不健康で、正しく機能しません。
ですから、「オイリー肌だから化粧水を使わない」でいると、オイリー肌はいつまでたっても改善しません。
足りない水分を補うために、洗顔後には化粧水をきちんと使いましょう。
Q2.洗顔後、化粧水も何も使っていないのに、1時間もしたら肌がべたべたするのはどうして?
A. 洗顔後すぐに、肌は皮脂分泌を始め、洗顔前の状態に戻そうとするからです。
ですから、すぐに顔全体は皮脂で覆われます。
私たちの体は、肌表面の皮脂が薄まると、皮脂分泌を活発化させる働きを持っています。
皮脂の分泌は絶え間なく一定に行われているわけではない。
皮脂の分泌がある一定量まで達すると、皮脂腺に圧力を加えて、排泄を抑制するようになる。これを飽和皮脂量という
実験的に皮膚表面の皮脂をアルコールでぬぐいさると、皮脂は2~3時間以内に急速に分泌される。しかし、皮脂量がもとに回復すると、それ以降の分泌は緩慢になる。引用元:美容皮膚化学事典 第7版 (中央書院発行)
洗顔をしたり、皮脂を取ったりしても、2時間程度で肌表面の皮脂量は元に戻るというわけです。
ですから、洗顔後、皮脂が取れてスッキリしたとしても、すぐに分泌されて止まることはないのです。
Q3.オイリー肌用の化粧水を使っても皮脂が止まらず、すぐに肌がベタベタになってしまうのはなぜ?
A.それもそのはずで、化粧水だけではオイリーは止まりません。
そして、『オイリー肌用化粧水』であっても、人間の皮脂分泌を止めるほどの効果はないからです。
オイリー用化粧水の効果
オイリー用化粧水の多くは、皮膚温度を下げるひきしめ効果や、タンパク質を変性させて毛穴の収縮させる収れん効果を持つ成分が使われるので、使った瞬間にさっぱりとしたり、肌がきゅっとした感覚があります。
使った後は、「さっぱりした!」「皮脂が無くなった!」という感覚を得られます。
ですから、しばらくして皮脂が分泌され、べたつき始めるとがっかりするのかもしれません。
でも体温ですぐに温度は上がります。
オイリー用化粧水の効果は、あくまでも一時的な効果なものであって、すぐ元に戻ります。
「オイリー肌用化粧水だから、皮脂を止める効果がある」と思うのは間違いです。
化粧水は、肌への水分補給の効果です。
そう思って、化粧水は使いましょう。
化粧水では止められない皮脂の働き
皮脂は、元々、毛穴の中にある『皮脂線』から分泌されるものです。
そうして分泌された皮脂は、肌表面に薄い膜をつくります。
オイリー肌にとっては天敵のように思えますが、私たちが生きて活動する上で欠かせない、こんな働きをしてくれています。
<皮脂膜5つの働き>
-
皮膚や毛髪をなめらかにし、光沢を与える
-
角質層や毛髪中に含まれている水分の蒸発を防ぐ
-
肌を弱酸性に保ち、酸に弱い細菌やカビが肌に侵入するのを防ぐ
-
外力による摩擦を軽減し、外傷を防ぐ
-
水や毒性物質の体内への侵入を防ぐ
(美容皮膚科学事典より)
皮脂は、潤いがあって、刺激に強い、健康的な肌には欠かせないものです。
そればかりか体にとっても大切な機能であって、私たちの意思で止めたり、戻したりできないレベルの働きをしていることがわかります。
- オイリー肌用化粧水という名前であっても、水分補給が目的である
- 化粧水の作用では、肌を守る体の働きは止められない
以上の理由から、オイリー肌用化粧水を使っても、皮脂分泌は止まらないのです。
Q4.オイリー肌なのに、化粧水だけではなく、乳液やクリームがいるのでしょうか?
A.はい、必要です。
化粧水だけだとすぐに水分が蒸発してしまうからです。
そして、悪いことに、蒸発の際に、肌内部にある水分まで一緒に持っていってしまう『過乾燥』を引き起こします。
すると肌はどんどん乾燥してしまい、わずかな水分を守ろうとして、さらに皮脂分泌を過剰にしていきます。
ですから、化粧水だけのケアではオイリー肌は収まりません。
逆に、オイリーを加速させてしまうこともあります。
化粧水の後には、水分の蒸発を防ぐ保湿成分や油分が必要です。
必ず、保湿効果のある乳液やクリームでフタをしましょう。
このケアを追加するだけで、オイリー肌が驚くほどおさまることがあります。
ですから、化粧水のあとの保湿ケアを忘れないでください。
2.オイリーを止めるために知っておきたい化粧水の種類と使い方
テカリやべたつきなどのオイリー肌は、肌内部の水分と皮脂の水と油のバランスが崩れている状態です。
ですから、バランスを整えるために、効果的に化粧水を使いましょう。
そのために、この章では化粧水の種類と使い方について、ご説明します。
化粧水は大きく分けて3種類あります。
化粧水の種類によって、実は適切な使い方が違います。
それを知らずにいると、さらにオイリー肌を促進させてしまったり、敏感肌に傾かせてしまったり、肌トラブルを招くことになります。
ここでしっかりと化粧水のことを知っておきましょう。
化粧水の分類 | 特徴 | 名称例 |
柔軟化粧水 |
|
柔軟化粧水 一般化粧水 保湿化粧水 モイスチュアローション エモリエントローション |
収れん化粧水 |
|
収れん化粧水 引きしめ化粧水 ニキビ用化粧水 タイトニングローション アストリンゼントローション トーニングローション オイルコントロールローション アフターシェーブローション |
ふき取り化粧水 |
|
ふき取り化粧水 プレ化粧水 ピーリング化粧水 |
2-1.柔軟化粧水の特徴と、オイリー肌への使い方
肌にうるおいを与えて、キメを整える『柔軟化粧水』は、もっとも一般的な化粧水です。
水分と保湿成分がほぼ90%で構成されており、そのため、『保湿化粧水』とも呼ばれます。
オイリー肌への正しい使い方
水分と油分のバランスが崩れているオイリー肌には、肌を保湿することを目的として使うため、『しっかりと浸透させる』のが正しい使い方です。
全体にいきわたるように、化粧水を広げれば十分です。
広げ方は、やさしく塗り広げればOKです。
化粧水を塗り広げた後は、顔を包み込むように温めて浸透させましょう。
オイリー肌は、「化粧水はさっと付け」の人が多いのですが、しっかりと浸透させることが大切です。
化粧水が浸透した肌は、「べたべた」ではなく、「しっとり」とするのです。
この状態になれば、OKです。
オイリー肌は、洗顔後のサラサラした状態が好きなので、そのままにしておきがちです。
でも、それは厳禁!
洗顔後60秒以内に化粧水を塗りましょう。
洗顔して皮脂がなくなった肌は60秒後から、極度の乾燥状態になります。
そのままにしておくと、「肌が乾燥してきた!」と皮脂分泌も早くなり、過剰になりがちです。
べたべたし始めてからだと、化粧水は浸透しにくくなります。
ですから洗顔後60秒以内に化粧水をぬり、そのあとには、乳液かクリームをぬり、水分の蒸発を防ぎましょう。
2-2.収れん化粧水の特徴と、オイリー肌への使い方
肌をひきしめて、汗や皮脂分泌を抑制する『収れん化粧水』は、オイリー肌や脂性肌に好まれます。
男性用化粧水やニキビ肌用化粧水としても、よく使われています。
柔軟化粧水と比べると、アルコール(エタノール)の配合量も20%ほど多くなる傾向があります。
これは、アルコールが揮発する際に、肌の温度を一時的に低下させることで、さっぱりとした使用感を持たせるためです。
そんな収れん化粧水を顔全体に使ってしまうと、乾燥を招くことがあります。
顔全体に使う化粧水ではありませんので、誤った使い方をしないように気を付けましょう。
オイリー肌への正しい使い方
収れん化粧水はその名の通り、肌をひきしめて、汗や皮脂分泌を抑制する効果なので、気になる部位にだけ使いましょう。
全体的に『柔軟化粧水』で水分補給をした後に、額・鼻・アゴなど皮脂分泌の多い部分にだけ『収れん化粧水』使います。
柔軟化粧水で、顔全体を水分補給します。
頬や顔全体を両手で包み、手の温度に助けられながら化粧水の浸透を促進します。
次に、収れん化粧水でTゾーンだけ部分使いをしましょう。
一般的に、収れん化粧水はとろみなどが一切なく、純然たる”水分”であることが多いです。
そのまま手で広げるとたれてしまうので、部分使いをするためにも、コットンだと使いやすいですよ。
肌への摩擦を防ぐためにも、コットンは肌当たりのいい、ざらつきの少ない素材をお選びくださいね。
そうして部分使いをすることで、水分と油分のバランスが崩れた肌を整えていきましょう。
オイリー肌への使い方でよく聞く間違いが、「パッティングをする」です。
「顔を冷やす」ために、「肌がひんやりするまでパッティングをしましょう」という案内を見かけますが、これも間違いです。
パッティングという肌をたたく行為は、肌の下の毛細血管を刺激します。
すると、血流が一時的に促進されてしまい、「肌を冷やす」という目的とは真逆のことに。
そして、皮膚への刺激から、肌に赤みや炎症を起こすことが考えられます。
こうした刺激は、皮脂分泌をさらに活発化させることになります。
間違った使い方をしないよう、気を付けましょう。
2-3.ふき取り化粧水の特徴と、オイリー肌への使い方
肌の汚れや油分をふき取るために使われる『ふき取り化粧水』は、洗浄剤やアルコールがよく使われます。
そうしてさっぱり感を与えて、この後に使う化粧品の浸透をよくする目的で使われます。
ふき取り化粧水は浸透させるのではなく、肌の汚れなどを取るものです。
ですから、顔全体に塗り広げるのは間違い。
浸透させてしまうと刺激になることがあり、ヒリヒリしたかぶれや炎症を起こすことがあるので、使い方を間違わないように十分に注意しましょう。
オイリー肌への正しい使い方
オイリー肌の場合は、化粧直しのときや皮脂が浮いてきたときにそれを取る使い方が人気です。
コットンにたっぷりと含ませたら、顔全体をなでるようにふき取ります。
そのあとは、全体的に『柔軟化粧水』でしっかりと水分補給を行いましょう。
化粧直しのとき、油とり紙を使う方が多くおられます。
『紙』という材質は皮膚よりも硬いので、肌を傷つけることもありえます。
ですから、ふき取り化粧水か収れん化粧水があれば、化粧水を含ませたコットンで皮脂の気になる部分をそっと押さえるのがおすすめ。
水分を含んだコットンはやわらかくなっているので、ゴシゴシこすらなければとても肌当たりがいい気持ちよさがあります。
コットンで押さえるだけでは物足りないように感じるかもしれませんが、皮脂の取り過ぎは、さらなる皮脂過剰を招きます。
化粧水の水分が皮脂が薄まりますので、皮脂を取り過ぎずにいられて、おすすめです。
3.オイリー肌なら知っておきたい、あなたの『オイリー肌タイプ』に適した対策
オイリー肌と一言で言っても、いくつかのタイプがあります。
この章では、あなたのオイリー肌の状態から、気持ちよく使える化粧水使いのヒントを見つけましょう。
それではまずはあなたのオイリー肌はどのタイプか、まずは見極めてください。
3-1.部分的なオイリー肌のあなたは、化粧水使いで皮脂バランスを整える対策がおすすめ
オイリーな部分と乾燥・普通部分が混在する、いわゆる「混合肌」の場合には、部位に合わせた化粧水使いが効果的です。
以下の図を参考に、皮脂分泌量が多い場所と少ない場所を把握し、取り扱い方を変えてみてください。
①Tゾーンに使う化粧水 <おすすめの化粧水> ・収れん化粧水 ・ひきしめ化粧水 など |
②Uゾーンや頬、③目元・口元に使う化粧水 <おすすめの化粧水> ・一般化粧水 ・柔軟化粧水 ・保湿化粧水 |
柔軟化粧水で全体を水分補給 → 収れん化粧水でTゾーンだけ部分使い
化粧水の後には、もちろん乳液・美容液、クリームなど、保湿成分と油分できっちりとフタをしてください。
皮脂分泌の多いところから洗浄剤を乗せて、乾燥しやすい部位は少しでも短い時間で洗えるように心がけましょう。
3-2.季節的にオイリー肌のあなたは、実は汗対策がオイリー対策になる
「汗かく季節にオイリーで、テカりだす」という人は、季節的なオイリー肌の状態です。
皮脂はテカる原因のひとつではありますが、さらにテカらせているのは、実は『汗』です。
毛穴の中にある『皮脂腺』で作られ、分泌される皮脂は、肌表面を覆うことにより、肌の水分が失われにくくなって、乾燥から守ってくれます。
そして、『汗』は天然の化粧水で、肌にうるおいを与えてくれる大事な存在です。
ですが、夏にかく汗は、『体温調節』のため、かなりの量が出てきます。
本来はすぐ乾く体温調節の汗が、『皮脂』と混じりあうことで、蒸発しにくくなります。
だから、流れ出る汗が皮脂と混じりあう前に、拭いてしまえばいいのです。
それだけで、テカり予防ができます。
ここまでで気づいた方もいらっしゃるかもしれません。
このタイプのオイリー肌は、実は本当のオイリー肌ではありません。
ただちょっと汗っかきで、脂性肌寄りなだけです。
だから、テカり出す季節だけのケアで十分です。
<オイリー肌予防になる汗の拭き方>
ゴシゴシこする必要はありません。
吸水性のいいタオルで、汗をそっと押さえましょう。
そうしてべたつきを予防した後は、化粧水でケアを行いましょう。
このタイプの場合の化粧水は、比較的なんでも使っていただけます。
使用感が合うものを基準に、化粧水を選びましょう。
化粧水の後には、もちろん乳液・美容液、クリームなど、保湿成分と油分できっちりとフタをしてください。
3-3.全面的なオイリー肌のあなたは、「洗顔」と「化粧水」選びが対策になる
顔全体がオイリーな状態で、常に皮脂分泌が活発な場合には、化粧水や化粧品だけのケアは不十分です。
洗顔そのものも見直していきましょう。
1-2と1-3でお話ししたように、皮脂を取っても、すぐに分泌されてしまいます。
ですから、オイリー肌は、皮脂を取り過ぎないことが大切です。
オイリー肌は、以下のような洗顔料を使う人が多い傾向にあります。
このような洗顔料は、皮脂を取り過ぎてしまい、分泌をさらに活発化させることがあります。
ですから、以下の洗顔料は避けてください。
<オイリー肌が避けるべき洗顔料>
- 洗浄力が強い洗顔料
- 脂性肌用の洗顔料
- オイリー肌用の洗顔料
- 「皮脂が気になる人に」と書かれた洗顔料
- さっぱりタイプの洗顔料
- 石鹸素地100%の固形石鹸
そして、洗顔後はすぐに化粧水で保湿を行いましょう。
基本的には、全体を柔軟化粧水で保湿したあとに、収れん化粧水でTゾーンなどオイリー部分を整えます。
化粧水の後には、もちろん乳液・美容液、クリームなど、保湿成分と油分できっちりとフタをしてください。
オイリー肌だからと言って、化粧水だけでケアを終えるのは厳禁ですよ。
さいごに
オイリー肌は、もともと皮脂の分泌が多い『脂性肌』が悪化し、さらに皮脂分泌が過剰な肌状態のことです。
脂性肌が肌の水分量が多いのに対して、オイリー肌は少ない傾向にあります。
そのため、オイリー肌は肌のバリア機能などが低下しており、ときには敏感肌を併発していることもあります。
- 季節に関係なく、肌全面がテカる
- べたつくところとかさつくところの差が激しい
- 肌が乾くとゴワゴワする
- 1日に何度も化粧直しの必要がある
- 脂っぽいのに、皮むけ・粉ふきがある
こんな肌状態であるなら、バリア機能を回復するためにも、化粧水で水分補給が必須です。
そして、化粧水のあとは、過剰な皮脂分泌をおさえるために、乳液やクリームできちんとフタをする保湿ケアを実践してくださいね。
正しく保湿がされると、驚くほど皮脂分泌がおさまることがありますよ。
私が自分自身のオイリー肌改善に使った基礎化粧品は、水分補給もきちんとできる保湿オールインワンジェルです。
お手持ちの保湿化粧品がない場合には、ぜひ試してみてください。
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化粧水は水分補給に使うものです。
だから、オイリー肌が気持ちよく使えるものを選べば、基本はOKです。
あとは、この記事を参考に、使い方の違いを知り、効果的に使ってくださいね。