基本のスキンケアといえば、「化粧水と乳液」と答える方が多いと思います。
しかし、なぜこれらのアイテムが必要なのか、理由まで考えて使っている方は少ないかもしれません。
その結果、本当に正しい保湿ができていない可能性もあります。
この記事では、化粧水と乳液の違いや、美容液・クリームなども含めた基礎化粧品の正しい使用順序、そして乾燥肌に悩む方におすすめしたいスキンケアの新常識についてお伝えしていきます。
また、実は本当に保湿効果のあるスキンケア方法、「オールインワンジェル」についても紹介しています。
おすすめ商品も一緒に紹介していますので、気になる方は記事下部をご覧ください。
1. 化粧水と乳液の使い方 / 塗り方を解説
化粧水の目的は「水分補給」と「道筋づくり」、乳液の目的は「保湿成分・油分補給」と「角質層の柔軟化」です。
より効果的に肌に馴染ませるために、おすすめの使い方や塗り方をお教えします。
1-1. 化粧水はたっぷりと、肌がうるおう量を使う
1-1-1.肌に水分を与える方法
化粧水は、乾いた肌になるべくたっぷりと、肌にスキマなく浸透させることがポイントです。
まず500円玉大の化粧水を手にとり、パーツごとに分けて乗せて、なじませていきます。
この時に絶対やってはいけないのは「パッティング」です。
よく、パンパンと音を立ててパッティングしている方がいますが、特に敏感肌にとっては百害あって一利なし。
肌を傷めるだけですので気をつけましょう。
もちろん、こするのもNGです。
手でつける場合は、優しく伸ばして、指先でトントンとソフトに入れ込んでいきます。
下まぶたや鼻の脇、口元周辺なども忘れずに、指先を使ってしっかり水分を補給してください。
最後に手のひら全体で優しくハンドプレスします。
コットンを使う場合には、細かな繊維が肌への刺激になりますので、こすらないようにお気をつけください。
繊維の流れにそって、やさしく塗り広げましょう。
1-1-2. 化粧水の使い方を説明
①清潔な手やコットンに化粧水をとる ※使用する商品が推奨する量を使いましょう |
②顔全体にやさしくなじませる 水分は肌にすぐに浸透します。 |
コットンを使った「ローションパック」を行う時は、「時間」がポイントになります。
肌に乗せて3分もたつと、逆に肌内部の水分が蒸発してしまう「過乾燥」を引き起こすため、実は注意が必要です。
- コットンパックをする際は、水分が蒸発しないようラップでフタをすること
- 3分後にはパックをはがし、乳液やクリームで保湿をすること
この2つが大切なポイントとなります。
1-2.乳液は手で温めて少しずつ。気になるところには重ねづけ
1-2-1.肌に油分を与える方法
化粧水で水分補給した後は、蒸発する前になるべく早く乳液をつけます。
乳液は、手でつけるのがおすすめです。
肌への刺激が少ないですし、手の温度で適度に温まることで、より浸透しやすくなります。
乳液の量は、10円玉大が目安です。
全体的にフタをするように伸ばしていきますが、この時「乾燥しやすいところから先」につけるようにするのがコツです。
水分の蒸発はすぐに始まりますので、頬や目元、口まわりなどの乾燥しやすいところからつけて、十分になじませましょう。
特に乾燥が気になる部分には、たっぷりと。
テカリが気になる部分は、少しずつ重ねづけすると効果的です。
1-2-2.肌に油分を与える方法
①清潔な手に、必要量をのせる |
②顔全体に、まんべんなくクリームを塗る |
2. スキンケアの新常識となりつつある「オールインワンジェル」
化粧水や乳液を使うのは、肌の保湿をするためです。
しかし、
「化粧水と乳液を別々に使うと、どうしても塗りムラができる」
「あれこれ使うのは面倒」
という人は少なくありません。
うまく塗れない・忙しい・面倒を解決するのは、「オールインワンジェル」を使うという方法です。
「オールインワンジェルって、手抜きのアイテムでしょ?」と思われる方もまだまだ多いかもしれません。
しかし実際は、圧倒的にメリットが多い化粧品なのです。
2-1. 水分と油分を一度に補給できる
水分と油分がバランスよく配合されたオールインワンジェルは、化粧水と乳液、美容液、クリームとどれの役割も果たします。
最初からバランスの整ったものを1つ塗るだけでOKですので、塗りムラの問題もありません。
水分と油分を同時に補給するスキンケアこそ、実は本当に保湿効果のある方法なのです。
2-2. 肌への刺激が少ない
オールインワンジェルなら、肌にあれこれ塗る必要がないため、物理的な刺激も少なく済みます。
調査の結果、82.7%の方が「化粧水」を、53.8%の方が「乳液」を使用していることがわかりました。複数個のアイテムを併用する方が多いようです。
たとえば、これまで「化粧水・美容液・乳液・クリーム」の4種類を使ってきた方であれば、オールインワンジェルに変えることで、肌に触れる回数を4分の1に減らせるのです。
塗り方によりますが、化粧水など肌につけるときには摩擦が起きて、肌に刺激になることがあります。
基礎化粧品のほかにも、洗顔・日焼け止め・メイクなどで、私たちが顔に触れる機会はたくさんあります。
それらが積もり積もるとかなりの刺激になりますので、特に敏感肌の方はシンプルなスキンケアで、肌への刺激を最小限にとどめることができます。
2-3. 手間もコストも削減できる
スキンケアの本質はごくシンプルで、「保湿」ができればOKです。
正しい保湿をした上で紫外線対策をすれば、美白やアンチエイジングなどの効果は必然的についてきます。
でもコスメの種類は、どんどん増えています。
その結果、基礎化粧品だけで4種類も5種類も購入して、時間的・経済的に負担が大きくなっている方も多いのではないでしょうか。
手間やコストをかけて数種類のアイテムを使う必要はありません。
高品質なオールインワンジェルを使えば、長時間のスキンケアからも解放されますし、化粧品代も大幅に浮かせることが可能です。
3. 【550円から試せる】おすすめオールインワンジェル
アクアテクトゲル おすすめポイント
- 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
- 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施
- 「これ1本」で保湿完了のオールインワンタイプ
オールインワン保湿ジェルの「アクアテクトゲル」は化粧水、乳液、美容液などの役割を1本で完了できるため、化粧水や乳液の順番や使い方に悩むこともありません。
肌への摩擦刺激も物理的に減るため、肌への負担も減少します。
一般的な順番 |
アクアテクトゲル |
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実際にアクアテクトゲルを使用し続けた結果「4週間後に肌の潤いがアップしたこと」も実証されています。
加えて、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、肌への刺激をさけ、バリア機能を保持してくれます。
※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
「オールインワンタイプを使ってみたい」という方は、ぜひお試しセットを利用してみてください。
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4. 化粧水と乳液の違いを知りたい方はこちら
洗顔後に行うスキンケアは人によって違いがあるものの、多くの人が「化粧水と乳液」を使っています。
そこでまずは、化粧水と乳液の違いをおさらいしておきましょう。
4-1. 化粧水の目的は「水分補給」と「道筋づくり」
化粧水の効果・目的
- 洗顔で失われた角質層の水分を補給する
- この後につける化粧品の成分を浸透しやすくさせる
化粧水をつける最大の目的は、肌の「水分補給」です。
化粧水は、ほとんどが水でできています。
中には美白やアンチエイジングなど、さまざまな効果をうたう化粧水もありますが、それらはあくまで付加的なもの。
基本的に化粧水に期待できるのは、「洗顔で失われた水分を補う効果」です。
また、角質層に水分を与えることで、その後につける化粧品の成分を浸透しやすくする効果もあります。
カラカラに乾いた土にいきなり水やりをしても、うまく入っていかないのと同じように、角質層に十分な水分がないと化粧品の成分が浸透していきません。
特に美容液を使う場合は、化粧水でしっかりと道筋をつくることが大切です。
4ー2. 乳液の目的は「保湿成分・油分補給」と「角質層の柔軟化」
乳液の効果・目的
- 油分を補給することで水分の蒸発を防ぐ
- 肌を柔らかくする
- 保湿成分を肌に与える
乳液の主成分は「水と油」です。
そんな乳液の主な役割は、「保湿成分・油分の補給」です。
健康な肌では、汗や皮脂が混ざった「皮脂膜」という薄い膜が表面に作られており、肌内部の水分が蒸発するのを防いでいます。
しかし、洗顔後の肌は皮脂膜も洗い流された状態ですので、化粧水で水分を補給するだけではすぐに蒸発してしまいます。
そこで、乳液の保湿成分と油分で、皮脂膜の代わりをつくり、肌を保護するわけです。
また、油には肌を柔らかくする効果もあるため、乾燥して固くなった肌をふっくらとさせます。
特にゴワついた肌の場合、固形油分を主体としたクリームよりも、水分と油分のバランスがいい乳液のほうが、肌なじみがよいことがあります。
5. 化粧水と乳液はどっちが先?スキンケアの順番を知ろう
「化粧水と乳液はどっちを先につけるのが正解なの?」と気になる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、スキンケアの基本的な順番をお伝えします。
朝と夜で使う商品が異なりますから、時間帯別に、スキンケアの順番を知っておきましょう。
5-1. 朝のスキンケアの場合
朝に行うスキンケアは、一般的に次の順番で行います。
一般的な基礎化粧品の順番
- 洗顔料
- 化粧水
- 美容液
- 乳液(クリーム)
- 日焼け止めなど
まずは洗顔料を使って、肌を清潔にします。
寝ている間に付着したホコリや、分泌された皮脂などを落とし、この後に塗る化粧水の浸透を促すためです。
※敏感肌の方や肌荒れ時の場合は、ぬるま湯(35°C〜37℃)でもOKです。
そしてその後に、「化粧水」「乳液」という順番で使用します。
基本的に「まず化粧水、それから乳液」という順番で使いましょう。
化粧水は「水分補給」、乳液は「水分の蒸発を防ぐ役割」があるため、この順番でないと効果が出せません。
化粧水や美容液によって、肌に水分や美容成分を与えた後、乳液やクリームなどの油分を含む化粧品でフタをします。
夏の時期に日焼け止めなどを塗る場合は、油分によってフタをした後に、塗るようにしましょう。
美容液やクリームは絶対に必須のアイテムではない
美容液やクリームは絶対に必須のアイテムではありません。
スキンケアの基本は「水分と油分の補給」ですので、化粧水と乳液だけでも目的は果たせます。
美容液は、美白・保湿・アンチエイジングなど、商品によってさまざまな特性をもつ基礎化粧品です。
有効成分が濃縮されているため、化粧水や乳液よりも高額なものが多くみられます。
美容液には、セラム・エッセンス・アンプルなど色々な種類がありますが、基本的には「化粧水の後」に使うよう指示されているものが多いです。
5-2. 夜のスキンケアの場合
夜のスキンケアは、朝と比べて大きく異なるわけではありませんが、メイクを落とすクレンジングの工程が追加されます。
一般的には次の順番で行います。
一般的な基礎化粧品の順番
- 洗顔料、クレンジング料
- 化粧水
- 美容液
- 乳液(クリーム)
メイクや肌の汚れを落とすためのクレンジング料を使う必要がありますが、「まず化粧水、それから乳液」という順番は変わりません。
化粧水で肌に「水分」を与え、乳液やクリームに含まれる「油分」でフタをする、という基本を守るようにしましょう。
また朝と同様で、美容液やクリームは必須ではありません。
ご自身の肌状態によって、必要かどうかを判断しましょう。
迷った時は「テクスチャの柔らかいほうから先」につける
「これはどのタイミングでつけたらいいの?」と迷った時は、「柔らかいものから」をヒントにしてみてください。
上でご紹介した「化粧水→美容液→乳液→クリーム」も、テクスチャの柔らかいもの順になっています。
一般的に、液状のものは素早く肌に浸透し、固形のものは肌表面にとどまる性質があるため、先に固形のものを塗ってしまうと、液状の化粧品が中に入っていけません。
たとえば美容液を2種類使いたい場合は、サラサラしたものを先、とろみのあるものは後につけましょう。
6. 化粧水と乳液を使う順番が変わるケース
「まず化粧水、それから乳液」が基本ですが、例外もあります。
化粧水と乳液を使う順番が変わるケースはいくつかあるので、ここでお伝えします。
6-1. 乳液先行型の化粧品を使う場合
「先行乳液」という商品は、洗顔後すぐに付けることで、肌を柔らかくし、次につける化粧水の浸透を助ける役割をもつと言われています。
したがって、先行乳液を使う場合は、使う順番が「先行乳液→化粧水→クリーム」となります。
乳液先行型の化粧品を使うときの順番
- 洗顔料
- 先行乳液
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
先に紹介した乳液の働きとは違うものなので、「乳液だけど別のもの」だと思っておきましょう。
先行乳液が化粧水の浸透を助ける理由
先行乳液には、水分と油分が肌に近いバランスで配合されており、先につけることで、肌が柔らかくなると言われています。
肌の皮脂量や水分量が少ない乾燥肌などは、先行乳液を使うことで肌が柔らかくなり、その後につける化粧水の浸透が促進されると考えられているようです。
6-2. シートマスクを使う場合
シートマスクとは、化粧水や乳液、美容液などをしみ込ませた、顔の形をしたパックのこと。ご存知の方も多いのではないでしょうか?
使用するシートマスクの種類によって、どんな役割を持っているかが変わってくるため、まずは説明書に従って使用しましょう。
ただ、シートマスクは美容液と同じ役割を持つものが多く、次の順番で使うケースが基本のようです。
シートマスクを使うときの順番
- 洗顔料
- 化粧水
- シートマスク(美容液)
- 乳液
- クリーム
シートマスクには水分がたっぷりと含まれている場合が多いため、使用直後は肌が潤った状態になります。
ただ、使用後に乳液やクリームなどの油分で保湿をしないと、肌表面の水分が、肌内部の水分と一緒に蒸発してしまうため(過乾燥)、必ず乳液やクリームを使って保湿するようにしましょう。
6-3. オールインワンタイプの商品を使う場合
最後にオールインワンタイプの商品を使うケースです。
オールインワンタイプの商品も、種類によって機能が様々ですから、まずは説明書を読んで、どんな役割を持つのかを知っておきましょう。
商品によっては、化粧水や美容液、乳液の役割を1つで済ませることができる商品もあり、時短スキンケアはもちろん、お金の面でもメリットが大きい商品です。
一般的な順番 |
オールインワンタイプ |
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肌との相性もありますし、実際に使ってみないと効果も実感しにくいため、まずはお試しセットなどで試してみることをおすすめします。
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7. 乳液と化粧水の順番や使い方に関してよくある質問
7-1. 乳液と化粧水の順番は?そもそも何が違う?
乳液と化粧水を使う順番ですが、基本的に「まずは化粧水、次に乳液」という順番で使う事をおすすめします。
化粧水はほとんどが水で出来ており、肌に水分を補給し、これからつける化粧品の成分を浸透しやすくさせる役割を担います。
ただ、化粧水で補給した水分は、そのまま放っておくとすぐに蒸発してしまいます。
乳液の保湿成分と油分で皮脂膜の代わりを作り、水分の蒸発を防ぎます。
中には化粧水よりも先に使う「先行乳液」という商品もありますが、これは先に紹介した乳液とは違う働きをするもの。
基本は「化粧水を使ってから、乳液を使う」という順番で大丈夫です。
7-2. 乳液を使用するタイミングや使い方は?
乳液を使用するタイミングは、化粧水で肌の角質層に水分を補給した後ですが、一度化粧水をなじませたら、なるべく早く(できれば1分以内)に保湿をするようにしましょう。
温泉医科学研究所の行った「皮膚水分量の調査」によると、お風呂から上がった1分後から急激に皮膚の水分量が低くなることが分かっています。
参考:日本健康開発財団 温泉医科学研究所 入浴後皮膚乾燥と入浴中塗布化粧品の保湿効果
こちらは、お風呂から上がったあとの話ですが、顔の水分が蒸発するスピードは非常に早いと考えるべきです。
水分補給を終えた瞬間から、どんどん肌の水分が蒸発していくため、すぐに保湿クリームを塗ることが大切です。
まとめ
化粧水と乳液の「効果の違い」や「正しい使い方」をご紹介しました。
- 化粧水の目的は「水分補給」と「道筋づくり」
- 乳液の目的は「保湿成分・油分補給」と「角質層の柔軟化」
ですから、「先に化粧水、その後に乳液」が基本です。
この記事を参考に、日々のスキンケアが効果的になれば幸いです。
もし、化粧水と乳液のスキンケアで結果が出ていないのなら、良質なオールインワンジェルを試してみることをおすすめします。
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