自社調査では、30代女性の約65.7%の方が「ファンデーション」を使用していることがわかりました。
いつも通りのスキンケア、メイクをしたのにファンデーションのノリが悪いことはありませんか?
この記事では、ファンデーションのノリが悪い原因と対策について説明します。
1. ファンデのノリが悪い時によくある症状とは?
「ファンデーションのノリが悪い」とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか?多くの方が経験する症状について、詳しく見ていきましょう。
主な症状
- ファンデが浮いて見える – 肌にしっかり密着せず、ファンデーションが浮いた状態で目立つことがあります。特に、化粧をしてから時間が経つとその状態はより浮き彫りになります。
- ムラが気になる – 特定の部分にだけファンデが厚くのらせてしまったり、逆に薄くなったりして、全体的に不均一な仕上がりになることがあります。
- 粉っぽさを感じる – ファンデーションの成分が肌に浸透せず、粉が舞っているように見えることがあります。これは、乾燥肌の方や不適切なスキンケアを行っている方によく見られます。
- 毛穴が目立つ – ファンデーションが毛穴に詰まり、逆に毛穴が強調される状態です。これにより、肌がごわごわとした印象を与えてしまいます。
- テカリやすい – ファンデーションが皮脂と反応して光沢感が増し、テカリが気になってしまう現象です。特に、脂性肌の方にはよく見られます。
- くすみや赤みの目立ち – 適切な色補正がされていないと、肌のくすみや赤みが際立ってしまい、全体的に疲れた印象を与えてしまいます。
メイクのストレス
これらの症状が見られると、メイクをする際にストレスを感じやすくなります。「今日はメイクが決まらない」と感じ、気分が沈んでしまうこともしばしばです。特に、特別なイベントや大切な日のメイクを行う際に、ファンデーションがきれいにのらないと、一層心配になることでしょう。
ファンデのノリが悪いという悩みは、多くの女性が抱える共通の問題です。次に、これらの症状がどのような原因から来ているのか、詳しく見ていく必要があるかもしれません。肌の状態を整えて、日々のメイクを楽しむためには、正しい知識とケアが欠かせません。
2. ファンデのノリが悪くなる7つの原因を解説!
ファンデーションのノリが悪いと感じたことはありませんか?その理由にはさまざまな要因が考えられます。ここでは、ファンデのノリが悪い理由を7つ挙げて、詳しく説明していきます。
1. 肌が乾燥している
肌の乾燥は、ファンデーションが浮いたり粉っぽく見える原因になります。カサついた肌では、ファンデが均一に乗らず、見た目が汚くなるだけでなく、放置することでさらなる肌トラブルを引き起こすため、しっかりした保湿が必須です。
2. 毛穴が開いている
毛穴が開いていると、毛穴の凹凸にファンデーションが入り込み、毛穴落ちしやすくなります。また、毛穴を隠そうと厚塗りすると、逆に崩れやすくなり、ファンデのノリが悪いと感じることに。毛穴のケアを行い、健康的な肌質を保つことや正しいメイク方法でカバーすることが大切です。
3. 古い角質が蓄積している
肌表面に古い角質がたまっていると、ファンデーションの密着が悪くなります。ターンオーバーが正常に行われないと、古い角質が蓄積し、肌がデコボコに見えることも。定期的なピーリングと保湿が、滑らかな肌を保つために重要です。
4. 下地を使用していない
ファンデーションを美しく仕上げるためには、下地が欠かせません。下地を省略してファンデーションを直に肌に塗ると、どうしてもヨレやムラが目立ちやすくなります。肌をしっかり整えてからファンデーションを重ねることで、仕上がりをより一層向上させることができます。
5. 肌質に合わないファンデーションを選んでいる
自分の肌質に適したファンデーションを選ばないことも、ノリが悪くなる一因です。自分の肌のタイプに合わせたファンデーション選びが大切です。
- 乾燥肌: 保湿効果の高いリキッドファンデやクリームファンデ
- 脂性肌: マット仕上げのパウダーファンデがおすすめ
- 敏感肌: 軽いテクスチャーで添加物の少ないファンデーションが適しています
6. 不適切な方法でメイクをしている
ファンデーションの塗り方もノリに大きく影響します。厚塗りを避け、軽く均等に伸ばすことで、自然で美しい仕上がりを実現できます。また、コンシーラーをうまく利用することで、気になる部分をさりげなくカバーすることが可能です。
7. 化粧道具が汚れている・劣化している
使用するメイク道具が汚れていると、ファンデーションの均一な塗布が妨げられ、肌に悪影響を与えてしまうことも。ブラシやスポンジは定期的に洗浄したり、買い直したりして、清潔に保つことが大切です。理想的には、週に1回のメンテナンスを行い、必要に応じて新しいアイテムに買い替えましょう。
これらの原因をしっかり理解し、それぞれに対する適切な対策を講じることで、ファンデーションのノリを改善し、より美しい仕上がりを手に入れることができるでしょう。
3. ファンデのノリを改善する正しいスキンケア
ファンデーションのノリを良くするためには、まずしっかりとしたスキンケアが欠かせません。正しいスキンケアを行うことで、肌が健康的な状態に整い、ファンデーションが美しくなじむ肌を作り出します。
①いつものスキンケアを見直そう
スキンケアの基本は、洗顔と保湿です。意外と多くの方ができていないポイントを確認しましょう。
洗顔:肌のうるおいを奪わない
ファンデーションのノリをよくするためには、肌の汚れを落とす必要があります。
多くの方は、肌の汚れを落とすために、強い洗浄力の洗顔料を使用しますが、そのような洗顔料は肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいます。
それにより、肌が乾燥したり、つっぱったりしてしまい、メイクのりがかえって悪くなることも。
洗顔料は、汚れは落としつつ、肌に必要な皮脂(うるおい)は残すような、「マイルドな洗浄力」のアイテムを選びましょう。
保湿:肌に水分・油分をバランスよく与える
肌が乾燥していると、ファンデーションを綺麗に塗るのが難しくなります。したがって、正しい保湿を行い、肌のうるおいを保つことが重要です。
正しい保湿とは、「肌にうるおいを与える水分」と「肌のうるおいを逃がさない油分」の両方をバランスよく与えることです。
保湿に化粧水だけを使用している方がいますが、化粧水は主に水分でできており、簡単に蒸発してしまいます。さらに、化粧水が蒸発する際に、肌内部の水分までいっしょに蒸発してしまう「過乾燥」を引き起こすため、油分もバランスよく与える必要があるのです。
ファンデのノリが悪い方におすすめのスキンケア
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②メイクの上からもこまめに保湿しよう
ファンデのノリが悪い場合、肌が非常に乾燥している可能性が高いです。
乾燥肌や敏感肌の方は、正しい保湿を行っても、時間が経つとすぐに肌が乾燥状態になり、ファンデが崩れてきやすいです。
その場合は、保湿の頻度を増やしましょう。朝・晩の洗顔後の保湿に加え、日中もこまめに保湿を行うことで、肌のうるおいを保つことが重要です。
日中の保湿においても、肌に水分・油分をバランスよく与えることが重要です。
メイクの上からも保湿できるアイテムについては、以下の記事を参考にしてください。
「メイクの上から保湿できる」人気のミスト化粧水25選と使い方を紹介
③肌にやさしい角質ケアを行おう
肌表面に古い角質がたまると、肌がゴワゴワ・ザラザラして、ファンデーションが綺麗に塗りにくくなります。
このような肌状態には、定期的な角質ケアが効果的です。角質ケアを行う際は、肌にやさしいケアアイテムを選びましょう。
スクラブや、フルーツ酸などの刺激の強い薬剤によるピーリングは、肌への刺激が強く、敏感肌・乾燥肌にはおすすめできません。
低刺激の「ピーリングゲル」は、ゲルの特性をいかし、たっぷりの水分で古い角質をふやかして取り除くため、敏感肌・乾燥肌にもおすすめです。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
敏感肌・乾燥肌はピーリングしないほうがいい?ダメな理由とおすすめの角質ケア
日々のスキンケアを見直し、ファンデーションのノリを改善するための基盤を作りましょう。
4. プロ直伝!ファンデーションの選び方とメイクのコツ
ファンデーションの選び方や塗り方は、化粧ノリに大きな影響を与えます。今回は、プロが教えるファンデーションの選び方と効果的なメイクテクニックをご紹介します。
ファンデーションの選び方
自分の肌質や目的に合わせたファンデーションを選ぶことで、肌にピタッと密着し、理想的な仕上がりが可能になります。以下のポイントを参考にしましょう。
肌質に合わせる
- 乾燥肌:保湿成分が含まれているリキッドファンデーションやクリームファンデーションがおすすめです。しっとりとした仕上がりが期待できます。
- 脂性肌:脂分をコントロールするパウダーファンデーションやセミマット仕上げのリキッドファンデーションを選ぶと、サラサラ感をキープできます。
- 敏感肌:添加物が少なく、軽やかな使用感のファンデーションを選びましょう。肌に優しい成分が含まれたものを選ぶと安心です。
カバー力や仕上がり感で選ぶ
- ナチュラルメイク:薄づきのリキッドファンデーションで、素肌感を大事にしましょう。
- しっかりカバーしたい:高カバー力のクリームファンデーションやエマルジョンファンデーションが最適です。
化粧ノリを良くするメイクテクニック
ファンデーションを美しく塗るためのテクニックも重要です。以下のステップを意識して、化粧ノリを向上させましょう。
ポイント1:化粧下地をしっかり使用する
化粧下地はベースメイクの基本です。自分の肌質や悩みに合った下地を選び、均一に塗ることでファンデーションの密着度を上げます。これによって、化粧崩れを防ぎ、持ちを良くすることが期待できます。
ポイント2:適切な道具を使用する
ファンデーションの塗り方には、スポンジやブラシ、指を使う方法があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を見つけましょう。
- スポンジ:ファンデーションを内側から外側へトントンと叩き込むように塗ることで、均一で自然な仕上がりに。
- ブラシ:滑らかに伸ばすことができ、ナチュラルな仕上がりに。少量ずつ取り、均一に広げるのがポイントです。
- 指:体温でファンデーションがなじみやすく、フィット感が増します。特に小鼻や目元などの細かい部分を塗る時には有効です。
ポイント3:適切な量を使用する
肌を綺麗に見せるために、ファンデーションをたくさん使用するのは逆効果。適量以上のファンデーションを使用すると、ファンデがヨレやすくなります。自身が鏡で見ている小さな毛穴や赤みなどの肌トラブルは、実はほとんど他人からは見えていません。どうしても気になる部位だけ、ファンデーションの代わりにコンシーラーでカバーしましょう。
ポイント4:仕上げにおしろいで固定する
最後におしろいで仕上げると、ファンデーションが崩れにくくなります。特にテカリや毛穴が気になる部分にはしっかりと押さえるようにし、フェイスラインは軽くすべらせて仕上げましょう。
これらのポイントを押さえた上で、毎日のメイクに取り入れることで、ファンデのノリを良くし、自信を持って過ごせる素肌を手に入れましょう。
よくある質問
20代・30代・40代・50代でファンデーションのノリが悪いのはなぜですか?
年齢はあまり関係がなく、多くの場合、肌質(肌状態)が影響しています。例えば、肌がカサカサと乾燥すると、ファンデーションが馴染みにくくなります。他にも、肌に古い角質がたまって肌がゴワゴワしてしまっている場合も、ファンデーションを綺麗に塗るのが難しくなります。
ファンデが粉っぽいのはなぜ?
いくつかの要因がありますが、最も可能性として高いのが「乾燥」です。肌が乾燥していると、ファンデーションがカサカサと粉っぽくなります。
ファンデーションが浮いて見える原因は何ですか?
ファンデーションが浮いて見える主な原因は、肌の乾燥や古い角質の蓄積、適切な下地の使用がないことなどが考えられます。肌の状態を整え、適切な製品選びとメイク方法を心がけることで、ファンデが浮かずに密着する仕上がりを実現できます。
ファンデーションがムラになる理由は何ですか?
ファンデーションがムラになる理由としては、下地の使用がない、肌質に合わないファンデを使っている、古い角質がたまっているといった肌の状態の問題が考えられます。また、ファンデーションの塗り方が適切ではない場合にもムラが生じやすくなります。正しいスキンケアとメイク方法を心がけることが大切です。
ファンデーションがテカリやすい理由は何ですか?
ファンデーションがテカりやすい主な理由は、肌質が脂性である、スキンケアが不十分で乾燥肌になっている、ファンデーション自体がテカリ防止効果が低いなどが考えられます。肌質に合わせてマット仕上げのファンデーションを選んだり、適切な保湿ケアを行うことで、テカリ感を抑えることができます。
ファンデーションのノリを良くするためのスキンケアのポイントは何ですか?
ファンデーションのノリを良くするためのスキンケアのポイントは、①肌の汚れを落とし、うるおいは奪わないように洗顔すること、②肌に水分・油分をバランスよく与える保湿を行うことです。また、こまめに保湿を重ねたり、定期的に角質ケアを行ったりすることも重要です。
まとめ
ファンデーションのノリが悪いことは多くの女性が経験する共通の悩みですが、正しいスキンケアやメイクテクニックを実践することで、その課題は解決できます。肌の状態を整えて保湿を徹底し、自分の肌質に合わせたファンデーションを選ぶ。さらに、適切な道具を使ってメイクを行うことで、美しい仕上がりと長時間のメイク持ちが期待できます。日々のケアと正しいテクニックを習得することで、自信を持ってメイクを楽しむことができるでしょう。
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