「肌が荒れているけど、どうしても化粧をしなければいけない」
「生まれつき肌が弱いので、できるだけ肌に負担がかからないメイクをしたい」
そんな時は、化粧品を4つだけ用意してください。
- 白色ワセリン
- 日焼け止め
- アイブロウ(眉)
- 口紅(リップ)
そして、次のステップでお化粧をしましょう。
肌が荒れている時でもできる、お化粧3つのステップ
- 「白色ワセリン」で、肌の土台を整える
- 肌にやさしい「日焼け止め」で、守りながら隠す
- 「アイブロウ(眉)」と「口紅(リップ)」を整えるだけで、きちんと感を出す
こうすれば、
- 肌への刺激を最小限に抑えつつ
- 肌荒れをカバーし
- さらに「きちんと感」を出す
ことができます。
「肌が極端に弱い」という方は、焦らずに少しずつチャレンジしてみましょう。肌の弱さは人によって様々です。 少しのメイクで、肌が荒れてしまう方もいらっしゃいます。 今回は肌に負担がかからないメイク方法をお伝えしますが、人によっては荒れたり、かぶれたりする場合も考えられます。 メイク法を実践する場合は、自分の肌状態と相談しながらやってみてくださいね。 |
私は不定期に繰り返す肌荒れ(赤み・凹凸・ときどきニキビ)と、かれこれ4年ほど付き合ってきました。
この間、「どうして今日なの!」と怒りを覚える大事なタイミングで、肌が荒れた経験が何度かあります。
どうしても化粧はしたい。でも、いつも通りには仕上がらないし、肌に負担はかけたくない。
そんなときに実践したのが、この4アイテムでのメイクです。
おかげで、肌荒れが、周りの人には気にされなかったり、実際に目立ちにくくなったりしました。
化粧をしたことで、肌が余計に荒れたこともありません。
これらの経験を踏まえて、この記事では以下の3つについて解説します。
- 肌荒れが起こっているときの化粧の仕方
- 肌に負担を与えない化粧品の選び方と使い方
- やっぱり化粧は控えたほうがいい場合
いつも通りにはできなくても、少しの工夫で化粧はできます。
それだけで、案外、気持ちが前向きになったりします。
あなたの大切な日が、肌のことが気にならないくらい、素敵な日になりますように。
この記事が少しでも役に立てばうれしいです。
1.ステップ1: 「白色ワセリン」で、肌の土台を整える
化粧をする前に、肌の土台を整えます。
目的は3つあります。
化粧の前に肌の土台を整える3つの目的
- 肌の水分蒸発を防ぐ
- 外部の刺激から肌を守る
- 肌表面をなめらかにして、化粧をキレイに仕上げる
荒れている肌の状態
乾燥している | ガサガサ・カサカサして化粧がなじまない |
バリア機能が低下して、刺激に弱くなっている | 赤みが起こり、肌荒れが目立つ かゆみが起こり、化粧がよれやすくなる |
肌表面がデコボコしている | 肌荒れが目立つ 化粧がのらない |
これらを一気に解決してくれるのが、白色ワセリンです。
ワセリンが肌荒れ時におすすめの理由
- 数ある保湿剤の中でも、肌に膜を作る力がダントツ
- そのため、肌の水分を閉じ込めつつ、外部の刺激も寄せ付けない
- 薄い油膜ができることで、肌表面がなめらかになり、化粧しやすい肌状態になる
- さらに、アレルギーが起こりにくく、肌にほとんど作用しないため、基礎化粧品が使えないような肌荒れ時でも安心して使える
ドラッグストアや薬局で安価に手に入るのも嬉しいポイントですね。
肌荒れ時以外にも1つあると便利です。
お持ちでなければ、この機会にぜひお求めください。
【関連記事】ワセリンの保湿効果と肌質別の使用方法・注意点│化粧品との使い分け
ワセリンは、その精製度によって4つに分けられます。
精製度が高いものほど、
- 酸化しにくい
- 低刺激
- 使用感が良い
と変化していきますが、保湿効果に大きな違いはありません。
品質と価格のバランスが良いのは「白色ワセリン」です。
さらに安全性・安定性を望む場合は「サンホワイト」をおすすめします。
1-1.白色ワセリンを塗る手順
白色ワセリンを塗る手順は、以下の通りです。
肌が荒れていても「基礎化粧品が使える場合」と、「使えない場合」で、少しだけ手順を変えましょう。
いつもの基礎化粧品が使える場合
- 基礎化粧品でいつも通り保湿ケアをする
- 白色ワセリンを塗る
基礎化粧品が一切使えない場合
- 洗顔して、タオルでやさしく水気をとる
- 白色ワセリンを塗る
1-2.肌に負担をかけない白色ワセリンの塗り方
白色ワセリンは、「粘度が高い」です。
伸びにくいため、直接顔につけて伸ばそうとすると、肌の上で摩擦が起こります。
荒れて敏感になった肌に摩擦は大敵です。
次の塗り方で、摩擦を最小限に抑えましょう。
肌に負担をかけない白色ワセリンの塗り方
- 少量のワセリンを、両手のひら全体に広げる
- 両手を合わせて、あたためる(ワセリンをやわらかくする)
- 両手でやさしく顔をおおう
- 顔全体にワセリンがついたら、指(3本程度)の腹や、手のひらで軽く押さえて、細かい部分をなじませる
手や指で肌の上をなでるのではなく、上から押さえるように塗るのがポイント。
こうすると、極力摩擦を起こさずに、ワセリンで肌を覆えます。
2.ステップ2: 肌にやさしい「日焼け止め」で、守りながら隠す
ワセリンで肌の土台を整えたら、日焼け止めを塗ります。
ファンデーションよりも、「日焼け止めがおすすめです。
その理由は2つあります。
- 肌荒れのときは紫外線を徹底的に防ぐ
- ファンデーションよりも日焼け止めのほうが「ヨレ」が目立ちにくい
日焼け止めは、できるだけ肌に負担をかけないものがおすすめ。
具体的には、次の4点を押さえておきましょう。
肌に負担をかけない日焼け止め選び4つのポイント
- 肌にやさしい紫外線カット成分「紫外線散乱剤100%」使用
- クリーム・ミルクタイプ
- SPF20~30、PA++
- ウォータープルーフあり
【関連記事】日焼け止めで赤くなる敏感肌向け・肌荒れやかぶれる理由 | 5つの条件・選び方
私が実際に使っているおすすめの日焼け止めをご紹介します。
毎日使っている日焼け止めが、もしこの条件に当てはまらなかったり、うまく塗れない場合に、よかったらお試しください。
2-1.肌にやさしいおすすめの日焼け止め2選
肌荒れしていても肌にやさしい日焼け止めは、私は以下の基準で選びました。
- 4つのポイントをクリアしている
- 肌荒れが目立ちにくい
- 化粧がきれいにのりやすい
2-1-1.キュベリィ やさしいUVカットミルク
キュベリィやさしいUVカットミルクの商品特徴
- 薄いベージュ色をしているため、ファンデーション代わりにも使える
- 程よいカバー力があり、肌荒れが目立ちにくい
- ファンデーションを吸着するため、下地としても使える
- 550円(送料無料)でお試しセットを購入可能
使用した感想
- 軽い付け心地ですが、カバー力があるため、肌荒れで頬の赤みが目立ちにくくなりました。
- ツヤ肌に仕上がるため、ナチュラルメイク派の方には、これひとつでファンデーション代わりにもなると思います。
- 肌につけてもヒリヒリすることがなく、安心できる点も高評価です。
- 「やさしいUVカットミルク」は、お試しサイズがありますので、肌に合うかどうか試すことができます。
2-1-2.ちふれ UVサンベールクリーム
ちふれUVさんベールクリームの商品特徴
- しっかり肌に密着する使用感
- 紫外線散乱剤特有の真っ白いクリーム
使用した感想
- 少し重めのクリームタイプで肌に密着するため、落ちにくい印象です。
- スルスル伸びるタイプではないので、肌が敏感になっている場合は、スタンプ塗りで広げましょう。
- 塗り方に気を付ければ、肌に刺激なく使用できました。
- 「ちふれ サンベールクリーム」はサンプルサイズがないので、本商品から試すことになります。
2-2.肌荒れ中は、紫外線対策が必須。ベースメイクはしたほうがベター
肌荒れ中に外出するのであれば、必ず日焼け止めか、ファンデーションでベースメイクを行いましょう。
紫外線によるダメージを受けやすい肌状態だからです。
紫外線が肌に与える影響は甚大です。
特に、肌の赤みやかゆみ・ニキビなどの症状を悪化させるおそれがあります。
肌荒れの状態によっては、日焼け止めを塗ること自体がヒリヒリしたりすることもあるでしょう。
もちろん状態によりますが、多少のヒリヒリであれば、日焼け止めを塗ったほうが、結果的に肌を守ることにつながります。
日焼け止めが肌に与えるダメージよりも、紫外線によるダメージのほうが大きいからです。
2-3.ファンデーションよりも日焼け止めがおすすめ
「肌荒れ中に化粧をする」という観点で考えると、ファンデーションよりも「日焼け止め」をおすすめします。
日焼け止めのほうが、化粧ヨレが目立ちにくいからです。
肌荒れ中は、肌表面が乾燥したり、凹凸ができるなどして、ベースメイクがのりにくいです。
この状態で、色味がしっかりしているファンデーションを塗ると、その凹凸や毛羽立ちが目立ちやすくなります。
日焼け止めは、ファンデーションのようにしっかりと色味がついていません。
そのため、荒れた肌状態が目立ちにくくなるのです。
2-4.塗るものは最小限に。下地不要・カバー力ありのミルク・クリームがおすすめ
日焼け止めの中でも、ミルクタイプ・またはクリームタイプの日焼け止めをおすすめします。
理由は次の3つです。
日焼け止めをおすすめする3つの理由
- 化粧下地不要なので、肌への刺激を抑えられる
- ある程度のカバー力がでやすい
- 白色ワセリンとの相性が良い
パウダータイプの日焼け止めは、きちんと肌に密着させるために下地が必要です。
肌荒れ中は、肌に触れる機会をできるだけ減らす必要があるため、肌に塗る化粧品は少ないほうがいいです。ミルク・クリームタイプなら、下地は必要ありません。
また、ジェルやローションタイプよりも厚みをもたせて塗れるため、ある程度のカバー力を期待できます。
肌荒れ時の赤みや凹凸などを、自然にカバーしやすいです。
白色ワセリンと相性がよいため、キレイに仕上がりやすいです。
2-5. 荒れた肌に負担をかけない塗り方
荒れた肌に負担をかけないためには、白色ワセリンと同じように塗ります。
肌に負担をかけない日焼け止めの塗り方
- 手の平に日焼け止めをとる
- 両手の平に日焼け止めを広げる
- 両手で顔全体をおおう
- 顔全体に日焼け止めがついたら、指(3本程度)の腹や、手のひらで軽く押さえて、細かい部分をなじませる
白色ワセリンを塗っていることで、ツヤ感がでます。
商品名 | やさしいUVカットミルク | ちふれ・UVサンベール クリーム |
商品画像 | ||
SPF / PA | SPF25・PA++ | SPF30・PA++ |
紫外線カット成分の種類 | 紫外線散乱剤100% | 紫外線散乱剤100% |
ウォータープルーフ機能 | 〇 | 〇 |
使用感 | クリームに近いミルクタイプ | クリーム |
お試し使用 | 〇 550円(6回分)のお試しセットあり |
× |
容量・価格 |
税込2,800円(25g) |
税込605円(50g) |
3.ステップ3: 「アイブロウ(眉)」と「口紅(リップ)」を整えるだけで、きちんと感を出す
「アイブロウ(眉)」と「リップ」に少し化粧をすれば、案外、きちんと感が出ます。
アイブロウ(眉)と、口紅(リップ)を塗るポイント
- 眉は、ちょっと「やわらかく」
- 口紅(リップ)は、ちょっと「明るく」
3-1.眉はパウダーで形を整える
いつもアイメイクをしている場合は、眉をいつもより薄めに仕上げましょう。
いつもと同じように眉メイクすると、眉だけが悪目立ちしてしまいます。
眉の形や好みによって、メイク方法は変わると思いますので、ここではいくつかの方法をご紹介します。
あなたの肌状態や眉にあわせて、これらを組み合わせてください。
- 余分な眉をカットして、形を整える
- 眉頭は、パウダーでふんわり整える
- 眉尻は、ライナーで整える
<ワンポイントメモ>
白色ワセリンが浸透していないときは、メイクがしにくいです。
眉部分だけ、ティッシュで軽く押さえると、パウダーやライナーも使いやすくなります。
3-2.少し濃い目の色を使うと「きちんと感」がアップ
目元や頬に色をのせていないため、リップメイクをすると一気に華やかさが加わります。
いつもより少し明るめの色を選ぶと、口元の印象が強くなり、肌荒れが目立ちにくくなる効果もあります。
- ポンポンと軽く叩くようにラフにのせる
- 輪郭をきちんと取る
<ワンポイントメモ>
唇も荒れている場合は、白色ワセリンを塗りましょう。
しばらくおいてなじませてから、リップクリームを塗ります。
目元や頬は、赤みが出やすく、メイクができないことが多いと思います。
肌状態にもよりますが、そうした赤みを「隠す」より「活かす」のもひとつの方法です。
例えば、私は、次のようなメイクをするときがあります。
■ 目元が赤いとき
あえて、赤いアイライナーや赤~オレンジ系のシャドウを少しプラスすれば、一気に遊び心のあるアイメイクになります。
■ 頬の赤みが気になるとき
赤みの部分に少し多めに日焼け止めを塗り、色みを調節します。
こうすることで、チークを使わなくても内側から自然と血色がよく見えることもあります。
こんなふうに、視点を少し変えると、肌荒れ中のメイクを楽しめます。
ひとつの解決策として、参考にしてください。
4.ステップ4: まだ油断できない!肌に負担をかけずにメイク落とし・保湿
メイクが一通り終わった後も、まだ油断できません。
肌が荒れている時は、メイクをするのも大変ですが、メイクを落とすのにも負担がかかります。
注意してクレンジングや洗顔、保湿を行わないと、これまでの努力が水の泡になってしまいます。
化粧を落とすまでは油断せず、肌に優しいスキンケアを心がけましょう。
4-1. クレンジングも肌の負担になります
クレンジングや洗顔をする際には、肌に摩擦を与えないよう丁寧に優しく行います。
それぞれ、ポイントを紹介していくので参考にしてみてください。
クレンジング料を選ぶポイント
クレンジングをするときは、洗浄力の高いクレンジングは避け、クリームやジェル、ミルクタイプの洗浄力が穏やかで保湿成分が配合されたものを選びましょう。
しかし、ウォータープルーフタイプのマスカラやティントタイプの口紅など落ちにくいアイテムを使った場合は、洗浄力が強めの専用のオイル系リムーバーと併用し、素早く落とす工夫が必要です。
洗浄力の弱いクレンジングで無理やり落とそうとしてしまうと、メイクを落とすのに時間がかかるため、肌に負担がかかってしまうのです。
以下のポイントを抑えておくと、適切なクレンジング料が見つけやすいですよ。
|
シートタイプやローションタイプは洗浄力が穏やかですが、拭き取る必要があるため、あまり勧められません。
使用する際にはなるべく力を入れないように注意しましょう。
クレンジング(メイク落とし)のやり方
①クレンジングを適量手に取ります |
②落ちにくいメイク料を使う目元や口元からなじませる |
③顔全体、30~40秒程度なじませる |
④人肌程度のお湯で洗い流す ただし、水やぬるま湯で洗い流しても、肌にクレンジング剤が残ります。 なお、ダブル洗顔不要クレンジングを使用した場合は、洗顔は不要です。 |
洗顔料を選ぶポイント
洗顔料は肌の汚れをしっかりと落としつつ、必要なうるおいは逃さない高保湿のアイテムを選びます。
また、肌に余計な刺激を与えないためにも、スクラブなどが含まれていないタイプがおすすめです。
泡立てる洗顔料で洗顔をするときは、洗顔料をしっかりと泡立てきめ細やかな泡を肌にたっぷり乗せ、泡のクッションで摩擦を防ぎながら汚れを落としてください。
熱すぎるお湯は肌を乾燥させるため、ぬるま湯(34~36度ぐらい)がベスト。
クレンジングも洗顔料も肌に残らないように、しっかりとすすぎましょう。
洗顔方法
①清潔な手で、洗顔料を泡立てる 泡立てが不要なものは、そのまま肌になじませます |
②やさしく肌にふれて、肌の汚れとなじませる |
③人肌程度のお湯で洗い流す Uゾーンや髪の毛の生え際は、洗顔料が残りやすいです。 |
4-2. 保湿で肌のバリア機能を守ろう
クレンジングと洗顔が終わったら、最後に「保湿」をしましょう。
特に、肌荒れが起きているタイミングというのは、肌のバリア機能が弱まり、刺激に対して過敏になっていることが多いと考えられます。
一時的に回復しても、肌状態が不安定なままでは、また肌荒れを繰り返してしまう危険性があります。「保湿」をすることで、肌のバリア機能を回復させ、再発防止に努めましょう。
5. 肌荒れ中でも使える低刺激なスキンケア商品
5-1. 皮脂を取りすぎない「ダブル洗顔不要」の洗顔料
肌荒れしている方におすすめなのが「ダブル洗顔不要のクレンジング」。
メイクなどの脂汚れや毛穴に詰まった角栓を落とす「クレンジング」と、古くなった角栓や余分な皮脂を落とす「洗顔」が一度に行える商品のことです。
使う商品の数やスキンケアの過程そのものが物理的に減りますから、その分肌への摩擦が減少し、肌への負担を軽減することができます。
肌の負担が軽くなれば、肌のバリア機能に余計なダメージを与えることなくスキンケアが終了できるため、乾燥につながる可能性も低くなります。
洗浄力がマイルドなダブル洗顔不要のクレンジングを選べば、「皮脂を取りすぎない」マイルド洗顔と、摩擦の少ない低刺激洗顔が一度に叶うため、鼻やおでこのテカリに悩む方には非常におすすめのアイテムです。(※)
全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
5-1-1. アクシリオ ダブルクレンジングゲル
私がおすすめするのは「ダブル洗顔不要のクレンジングゲル」。
これ1本でメイク落としと洗顔料の効果を持つので、肌に余計な負担をかけずに洗顔(クレンジング)ができます。
今回紹介する「ダブルクレンジングゲル」は
- メイクや汚れはきちんと落とせる
- でも、必要な皮脂は残して、潤いを守る
この2つを両立できるように、洗浄力を調整しています。
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低刺激な洗顔&クレンジングを実現!
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5-2. 3つの安全性テストを通過した「高保湿商品」
【保湿化粧品】アクアテクトゲル
アクアテクトゲル おすすめポイント
- 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
- 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
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また、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。
- パッチテスト
- アレルギーテスト
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炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、安心して使うことができます。
※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
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6.「肌が弱くてメイクできない」悩みをお持ちの方へ
これまで「肌に負担をかけないメイク」をお伝えしてきましたが、あくまで不定期に(突発的に)起きる「肌荒れ」のケースを想定していました。
しかし中には肌が極端に弱く、「普段の生活においてすら、少しのメイクさえもできない」という方もいらっしゃるでしょう。
原因や症状の重さも人それぞれですから、全ての方に当てはまる対策法というのはありませんが、私達なりに「肌が極端に弱い方々」に伝えたい事をまとめてみました。
あなたに合うスキンケア方法、スキンケア商品に出会えることを願っています。
6-1. メイクで肌が荒れる原因は様々
化粧品を使っていて赤みやかゆみ、ブツブツなどの肌トラブルが出るときは、化粧品かぶれを起こしている場合があります。
そして化粧品かぶれの主な原因には「アレルギー」と「刺激」の2つがあります。
(1)アレルギーによる接触皮膚炎
アレルギーによる接触皮膚炎は、化粧品に含まれる何らかの「成分」が使用する人にとってのアレルゲンだったときに起こるものです。
化粧品を初めて使うものに変えたときに起こることが多く、そのときの肌状態に関係なく症状があらわれます。
アレルゲンとなる成分が含まれた化粧品を使い続けると症状が悪化するため、すぐに使用を中断しましょう。
(2)刺激による接触皮膚炎
刺激による接触皮膚炎は、アレルギーとは違い、肌に「接触したものの刺激」によって誰にでも起こりえるものです。
人間の皮膚には外部の刺激から肌を守るバリア機能が備わっていますが、このバリア機能の許容範囲を超えた強い刺激を受けたときに症状があらわれます。
刺激による接触皮膚炎は、肌の状態によって症状の出やすさが異なります。
肌のコンディションが悪いときやバリア機能が低下しているとき、ムダ毛処理のあとなどは症状が出やすいといわれるため、「いつも使っている化粧品でかぶれた」という場合は、刺激による接触皮膚炎かもしれません。
6-2. 化粧法を実践するときに気を付けるべきこと
化粧品かぶれの原因となる成分にはさまざまなものがあります。
アレルゲンは人によって違いますので、「かぶれを起こしやすいのはこれ」となかなか言い切れません。
水や保湿剤、洗浄剤などが原因になることもあれば、香料をはじめとする添加物などもあります。
そこで今回は、新しいスキンケアを試す時に、気を付けるべきことをお伝えします。
①:テスト済み表記を確認する
化粧品の本体やパッケージにある「テスト済み」という表記は、メーカーや販売会社がヒトに対する何らかのテストをし、一定の安全性を確認したという意味です。
テスト済みの表記があってもすべての人に肌トラブルが起こらないというわけではありませんが、化粧品を買う際の参考になるでしょう。
テストには複数の方法がありますが、代表的なものを紹介します。
【パッチテスト】
原料や製品が皮膚に対して刺激性がないことを確認するために行う試験です。
赤みや腫れといった反応を確認し、刺激の程度を判定します。
【スティンギングテスト】
製品を使用したときに、ピリピリ感やかゆみなどの一時的な感覚刺激(スティンギング)がないことを確認するための試験です。
感覚刺激を感じやすい被験者を対象として行われます。
【アレルギーテスト】
ヒトの皮膚に対し、アレルギーを起こさないことを確認する試験です。
【使用テスト】
被験者に、実際の使用方法で一定期間製品を使用してもらう試験です。
使用した部位や全身に問題がないことを確認します。
②:自分の肌に合うかどうかテストする
新しい化粧品を使う前には、自分の肌に合うかどうか実際にチェックすることも大切です。
自宅でできるテストには以下の2つがあります。
- パッチテスト
- 使用テスト
ここでは、それぞれのやり方を解説します。
パッチテスト
簡易的なパッチテストは自宅でも行えるため、初めての化粧品を使う前にはぜひ試してみましょう。
入浴後の清潔な状態の肌で行うのがポイントです。
1日目 入浴後の清潔な肌に、化粧品を上腕内側にぬります。 腕の内側に指で薄く10円玉大に塗り、自然に乾かします。 |
|
2日目 約24時間後、ぬった部位をチェックします。 テスト中および2回目の観察時において発疹・発赤・かゆみ・水泡等の異常を感じたら、すぐにテストを中止し、洗い流してください。 |
|
3日目 さらに24時間後に観察し、テスト部位に何の異常もなければ使用OKです。 |
※注意:生理中のテストは避けましょう。
生理中は肌の変化が大きく、反応の有無の確認が難しいです。パッチテストは、生理終了後1週間以上たってから行いましょう。
テストした部分に特に症状が出なければ、その化粧品は使用しましょう。
赤みや腫れ、ブツブツ、かゆみなどが出た場合は肌に合っていない可能性があります。
すぐに洗い流し、使用を中止することをおすすめします。
使用テスト
新しい化粧品を使う前に、顔の一部のやわらかい部分に少量を塗るテストです。
〈使用テストのやり方〉
- 洗顔後、500円玉くらいの大きさを目安に化粧品を塗る
- 異常がなければ、1日2回、同じ部分に化粧品を塗る
- 入浴時に水がかからないように注意しながら、4日間ほど続けて様子を見る
化粧品を塗った部分に異常がなければ、そのまま使い続けていいでしょう。
テストの途中で赤みや腫れ、ブツブツ、かゆみなどの症状が出た場合はすぐに洗い流し、使用を中断してください。
また、化粧品アレルギーがある人や肌が敏感で心配な人は、テストの期間を7日に延ばして様子を見るといいでしょう。
まとめ
肌荒れがひどいときでも、工夫の仕方で、化粧はできます。
- 肌への刺激を最小限に抑えつつ
- 肌荒れをカバーし
- さらに「きちんと感」を出す
この3つを同時に叶えるために必要なのは、
- 白色ワセリン
- 日焼け止め
- アイブロウ(眉)
- 口紅(リップ)
の4点です。
基本的に、普段使用している化粧品を使えます。
この記事を参考に化粧を行い、肌荒れのことを気にせずに大事な一日をお過ごしください。