ファンデが粉っぽい!「粉吹き肌」の原因は?|メイク直しや化粧法も解説

メイクで粉吹きする理由

ファンデーションを塗ったとき、毛穴のないなめらかな肌を演出するはずが、カサカサと粉を吹いたようになる症状。
どうにかしたいと思い、隠そうとすればするほど、肌のアラが目立つ負のループに悩まされている方が意外に多いかもしれません。

そこで今回は、粉吹きしない肌作りを目指すスキンケアとメイク方法、更にはスキンケアの選び方を解説します

粉が吹いた肌を放置して乾燥が進むと、肌にひび割れが起こったり、かゆみが出たりという症状にもつながりかねません。
ですから見た目の問題だけではなく、健康な肌を保つためにも、粉吹き肌への対処は必要なことです。

粉吹きした場合の対処法についてもまとめましたので、粉吹きの正しい直し方や防ぐ方法を知り、美しくツヤのある肌を手に入れたい方は必読です。

記事後半で詳しく解説していますが、「粉吹き肌」の原因はほとんどが「乾燥」です。
したがって「保湿」のスキンケアが非常に重要になります。

>>「保湿」におすすめな商品を先に知りたい方はこちら


1.メイクやファンデの粉吹き・カサカサ肌の原因

まずは、メイクやファンデの粉吹きが起きる原因を追求し、対策を考えましょう。

粉吹きの原因は以下の2つが主に考えられます。

  • 「乾燥」や「紫外線」による肌へのダメージ

  • ファンデーションと下地の相性の悪さ

    特に肌へのダメージは様々な原因で引き起こされ、何気ない「毎日のスキンケア方法」でさえも原因になり得ます。

    粉吹きが生じる原因をきちんと理解して、対策することが重要です。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    1-1.  原因①:乾燥による肌へのダメージ

    粉吹きは、乾燥が原因であることが多いです
    まずは、乾燥している肌がどのような状態なのか、皮膚の構造を説明します。

    皮膚の外側にある角質層は、角層細胞が何層も重なりできています。
    角質層は肌にうるおいを蓄え、外部からの刺激を守るバリア機能の役割を担っています。

    正常な肌と、乾燥してバリア機能が弱った肌の違い

    このバリア機能が低下して、角質が剥がれかけて、ガタガタになってしまっている状態が、「粉吹き」です。

    なぜ剥がれかけてしまうのかというと、角層細胞と角層細胞の隙間をうめている「細胞間脂質」が減ってしまっているから。

    肌には水分が逃げていかないように、表面に皮脂と汗が混じり合ってできた皮脂膜がありますが、空気の乾燥や摩擦などでこの皮脂膜が奪われてしまうと、肌内部から水分などうるおいのもとも減ってしまいます。
    すると、角質細胞は剥がれやすくなるのです。

    特に皮膚が薄い部分は皮脂や汗も少ないため、バリア機能も頼りなく、乾燥しやすいです。
    例えば、特に皮膚の薄い目もとや摩擦の多くなりがちな口もとなど。

    また、この何層にも重ねった角質細胞ですが、決して剥がれることが悪い訳ではありません。
    むしろ、定期的に剥がれ落ちるのが正常です。

    剥がれ落ちる仕組みこそが、よく耳にする「ターンオーバー」です。

    ターンオーバーの乱れはバリア機能の低下につながりますが、特にターンオーバーのスピードが速いと問題が起きます。
    なぜなら、ターンオーバーが速すぎた場合、角質細胞が成熟していない「未成熟な細胞」が生まれるからです。

    未成熟な肌の細胞は、ターンオーバーでもうまく剥がれず、剥がれかけた状態で肌に残ります。
    この中途半端に残った角質細胞も、肌が粉を吹いているように見える、ひとつの要因です。

    では具体的に何をするとターンオーバーが速まり、バリア機能が弱まってしまうのか説明します。

    1-2.  原因②:間違ったスキンケア方法による肌へのダメージ

    肌のことを考えて行っているスキンケアも一歩間違えると、バリア機能が弱まり、肌の乾燥につながる可能性があります。

    具体的にどのようなお手入れが良くないのか、よくある例は以下の通りです。

    • 洗顔で肌をこする
    • 肌を強くたたき、無理に化粧水を入れ込もうとする
    • 角栓やニキビを指で押して潰す
    • 洗浄力が強すぎる洗顔料を使う
    • ピーリングを頻繁に行う

    これらの間違ったスキンケアには、ある共通点があります。
    すべて、摩擦により肌を傷つけてしまうため、ターンオーバーを加速させてしまう可能性があること
    摩擦は健康な角質細胞を無理やり剥がそうとしているのと同じです。

    例えば、化粧水を無理に肌に入れ込もうとすると、つい力が入ってしまうことがあります。
    また、肌に透明感を与えたいからと、説明書きや注意事項をきちんと読まずに、毎日ピーリング洗顔料やスクラブで顔を洗うのも、肌状態にとっては良くない影響与えることも。

    肌を美しく整えるはずのスキンケアが、実は肌に負担をかけていることもあるので、注意しましょう。

    乾燥の原因②-2:冷暖房による「空気の乾燥」

    間違ったスキンケアのほか、冷暖房による「空気の乾燥」も肌を乾燥させることがあります。
    空気が乾燥する理由は、冷房機能と暖房機能によって異なります。

    冷房を付けると部屋の温度が下がるため空気が乾燥します。
    冷房は、熱交換器で熱を奪い温度を下げて空気を涼しくしますが、その際に空気中の水分も奪われてしまうのです。

    空気が含むことができる水分の量は、温度により決まっています
    温度が高ければ高いほど多くの水分を含むことができ、低ければ低いほど水分は少なくなるのです。

    暖房による乾燥は、もともと乾燥している室内の温度を上げることで、湿度が更に下がってしまいます。
    温度が上がると、空気中に含むことのできる水分の量は増えますが、もともと寒かった部屋に水分はありません。
    そのため、湿度は必然的に下がります。

    いずれにしても、室内温度の変化により、肌の乾燥を招いています

    また、風によって空気が循環することで、肌の水分が奪われてしまう可能性もあります。
    冷房や暖房は過ごしやすい空間づくりに欠かせないものですが、肌にとって快適とは限りません

    1-3.  原因③:紫外線による肌へのダメージ

    紫外線を浴びると肌は乾燥し、シワも生じやすくなります。
    紫外線には、「UV-A波」「UV-B波」「UV-C波」があり、このうち「UV-C波」は、オゾン層で吸収されるため地上には到達しません。

    「UV-A波」は太陽から届く紫外線の大部分を占め、肌に蓄積して徐々にダメージを与えます。
    特に、肌の奥(真皮)に影響を与え、シワやたるみの原因になります。

    一方、「UV-B波」は、「UV-A波」と比べるとはるかに少ないものの、肌に対して影響が大きい紫外線です。
    短時間で肌が赤くなるサンバーンを起こすなど、主に表皮にダメージを与えます

    また、メラニンを増加させシミやそばかすの原因となったり、角層のうるおい力を低下させ乾燥を招いたりもします。

    富士フイルム株式会社が行った研究によると、肌が乾燥する理由は、紫外線により皮膚のうるおいを保つ成分を分解する酵素が多くなることが理由の一つだとされています

    >>日焼け止めを塗っても日焼けする理由。6つの対策で焼けない肌へ。

    1.UVAの照射により、肌の保水成分を分解する「ストロメライシン-1」が非常に多く発現することを発見

    培養皮膚モデルにUVAを照射し、培養皮膚モデル中の全遺伝子約2万個の発現量の変化を網羅的に解析しました。
    その結果、皮膚中の保水成分である「プロテオグリカン」を分解する酵素「ストロメライシン-1」の遺伝子が、UVA照射なしの場合と比較して非常に多く発現していることが判りました(図1)。

    また、実際のヒト皮膚組織において、微量のUVA照射によりストロメライシン-1がより多く産生することを実証しました(図2)。

    引用:富士フイルム株式会社「微量の紫外線(*1)でも、肌が乾燥するメカニズムを解明さらに、肌の保水成分の分解を抑制する成分を発見」

    うるおいが不足した状態が続くと、肌のバリア機能も次第に低下します。
    この現象は、夏場に海水浴で強い日差しを浴びたときはもちろん、朝の数分間程度でも起こることが分かっています

    1-4.  原因④:ファンデーションと下地の相性

    肌の乾燥が問題ではない場合、「ファンデーション」と「下地」の相性が悪いため粉が吹いて見えている可能性があります

    ファンデーションには、「クリームファンデーション」や「水性リキッドファンデーション」のように水分を多く含むものと、「ルースファンデーション」のように水分をほとんど含まず、粉と油でできているものがあります。

    例えば、油分の多い下地の上に水分を多く含むファンデーションを使うとメイクのノリが悪くなり、撥水性のあるシリコンが入ったUV下地の上に水分を多く含むファンデーションを使うとはじいてしまうため崩れやすくなる、などがあげられます。

    相性の良いファンデーションと下地を選びたい場合は、下地とファンデーションのメーカーを統一し、ライン使いするのもひとつの手ですよ

    メーカーが違うものを使いたい場合は、成分表でシリコンの配合を確認し、水がベースになっているかどうかを確認して選ぶといいかもしれません。
    ちなみに、「ウォータープルーフタイプ」や「長時間持続タイプ」などに、よくシリコンが使われていますよ。

    粉吹きを防ぐためにも、保湿力の高い下地にリキッドファンデーションやクリームファンデーションを重ね、最後にルースパウダーで仕上げるのがおすすめです。


    2.  メイクやファンデの粉吹きを改善するための3つの対処法

    メイクやファンデの粉吹きが生じる原因は分かりましたか?

    肌のバリア機能が弱まり、ターンオーバーの周期が早まると、肌の角質細胞がうまくはがれず、中途半端に剥がれかけた状態で肌の上に残ります。

    この角質細胞によって、メイクやファンデが粉吹き(粉浮き)したように見えてしまうのです。

    粉吹きの原因がファンデや下地などに起因していれば、使用するアイテムを変えることで改善する可能性が高いですが、肌のダメージに起因した「粉吹き」の場合、現在行っているスキンケアを見直す必要があるかもしれません。

    普段何気なく行っているスキンケアが、肌にダメージを与えるきっかけになっているかもしれないからです。

    今回は「クレンジング(洗顔)」、「保湿」、「UVケア」の3つの観点から、正しいスキンケア方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

    2-1.  洗顔やクレンジングは優しく行う

    クレンジングや洗顔をする際には、肌に摩擦を与えないよう丁寧に優しく行います。

    それぞれ、ポイントを紹介していくので参考にしてみてください。

    クレンジング料を選ぶポイント

    クレンジングをするときは、洗浄力の高いクレンジングは避け、クリームやジェル、ミルクタイプの洗浄力が穏やかで保湿成分が配合されたものを選びましょう。

    しかし、ウォータープルーフタイプのマスカラやティントタイプの口紅など落ちにくいアイテムを使った場合は、洗浄力が強めの専用のオイル系リムーバーと併用し、素早く落とす工夫が必要です。

    洗浄力の弱いクレンジングで無理やり落とそうとしてしまうと、メイクを落とすのに時間がかかるため、肌に負担がかかってしまうのです。

    以下のポイントを抑えておくと、適切なクレンジング料が見つけやすいですよ。

    • ナチュラルメイク:クリームクレンジング、ジェルクレンジング
    • 濃いメイク、落としにくいメイク:ポイントメイクリムーバーとの併用、オイルクレンジング

      シートタイプやローションタイプは洗浄力が穏やかですが、拭き取る必要があるため、あまり勧められません。
      使用する際にはなるべく力を入れないように注意しましょう。

      クレンジング(メイク落とし)のやり方

      ①クレンジングを適量手に取ります

      ②落ちにくいメイク料を使う目元や口元からなじませる

      ③顔全体、30~40秒程度なじませる
      ※時間を置けば置くほど、メイクが落ちるというものではありません。

      ④人肌程度のお湯で洗い流す

      ただし、水やぬるま湯で洗い流しても、肌にクレンジング剤が残ります。
      特にオイルクレンジングは、水と相性が悪いため肌に残りやすいです。
      クレンジングをした後は、洗顔をしましょう。

      なお、ダブル洗顔不要クレンジングを使用した場合は、洗顔は不要です

      洗顔料を選ぶポイント

      洗顔料は肌の汚れをしっかりと落としつつ、必要なうるおいは逃さない高保湿のアイテムを選びます。
      また、肌に余計な刺激を与えないためにも、スクラブなどが含まれていないタイプがおすすめです。

      泡立てる洗顔料で洗顔をするときは、洗顔料をしっかりと泡立て、きめ細やかな泡を肌にたっぷり乗せ、泡のクッションで摩擦を防ぎながら汚れを落としてください。

      熱すぎるお湯は肌を乾燥させるため、ぬるま湯(34~36度ぐらい)がベスト。
      クレンジングも洗顔料も肌に残らないように、しっかりとすすぎましょう。

      洗顔方法

      ①清潔な手で、洗顔料を泡立てる

      泡立てが不要なものは、そのまま肌になじませます

      ②やさしく肌にふれて、肌の汚れとなじませる

      ③人肌程度のお湯で洗い流す

      Uゾーンや髪の毛の生え際は、洗顔料が残りやすいです。
      洗い残しがないように、丁寧に洗い流しましょう。

      2-2.  肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」で乾燥を改善する

      粉吹き肌を引き起こす「剥がれかけた角質」は様々な原因で引き起こりますが、その中でも多い原因の1つが「乾燥」による肌のダメージ。

      ただし「保湿」を正しく行うことで、肌のバリア機能を維持し、ターンオーバーを正常化できる可能性があります。

      水分を補給して肌内部の水分量をあげる。
      油分や保湿成分で、肌内部の水分の蒸発を防ぐ。
      このような「適切な保湿」がされた肌は、水分が維持でき、外界の刺激から肌を守ったり、水分を保つ働きをしてくれます。

      オイリー肌に知って欲しい「正しい保湿の方法」

      1. 化粧水で水分を補給する
      2. 乳液やクリームで水分が蒸発しないようフタをする

      べたつくからと言って、化粧水や美容液のケアでは不十分です。
      水分・油分・保湿成分の3つをしっかりと肌に与えて、肌をうるおしましょう。

      最近は「オールインワン」タイプの化粧品もあります。

      化粧水・乳液・美容液・クリームが一つになったタイプの物だと、1本で水分・油分・保湿成分を与えることができて、便利です。

      肌に水分を与える方法

      ①洗顔後、まずは化粧水でうるおいを与えます。

      目安は500円玉くらいですが、化粧水により適切な量は異なります。

      ※使用量の目安はパッケージを見て確認してください。

      ②化粧水を手のひらに出したら、顔を手のひらでつつみこむようにしてなじませます。

      ムラにならないように、2回ほどにわけて行うと良いでしょう。

      化粧水は手のひらのほか、コットンも使用可能です。

      コットンにたっぷりと化粧水を含ませて、こすらず、滑らせるようになじませます。

      摩擦にさえ気を付ければ、コットンの方がムラなく均一に付けられます。

      肌に油分を与える方法

      ①清潔な手に、必要量をのせる

      ②顔全体に、まんべんなくクリームを塗る

      2-3.  万全の紫外線対策で、肌へのダメージを抑える

      紫外線も肌のダメージに繋がります。

      肌のターンオーバーを正常化するためには、必ず紫外線対策を行いましょう。

      紫外線といえば、シミやシワの原因となるため、対策を行う人も多いですが、肌に優しい「日焼け止め」の選び方はご存知ですか?

      肌のダメージになりにくい日焼け止めを選ぶことも大事です。

      例えばSPF値が高くなるほど、敏感肌には負担がかかります。

      SPF30以上になると紫外線カット効果はほとんど変わらない
      SPFが高くなるほど肌への刺激は強くなるため、ゴワゴワ肌にはSPF30前後がおすすめです

      日焼け止めに使われている成分やウォータープルーフ機能なども含めて考えると、以下の5つのポイントを意識するのがおすすめです。

      「敏感肌用」日焼け止めの選び方

      • SPF20~30で選ぶ
      • 紫外線散乱剤100%で選ぶ
      • ウォータープルーフ機能ありを選ぶ
      • クリーム・ミルクタイプで選ぶ
      • お試し商品があるものを選ぶ

          「SPF値が高いほど、紫外線カット効果が高い」と考えられていますが、SPF30以上は紫外線カット効果はほとんど変わりません。

          むしろSPF値が高いほど肌への負担が大きくなるため、SPF20〜30程度が、『紫外線』と『紫外線カット成分』両方のダメージから肌を守るちょうどよい数値なのです。

          また、紫外線散乱剤100%も大切なポイント。

          紫外線カット成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という2種類がありますが、紫外線吸収剤は敏感肌には刺激になりやすいです。


          3.  「ファンデの粉吹き」を根本から解決するためのおすすめ商品を紹介

          繰り返しますが、粉吹き肌の原因は「乾燥」や「洗顔時の刺激」、「紫外線」をはじめとする「肌のダメージ」であることが多いです。

          これらの刺激によって、肌のバリア機能が低下してしまい、健全な肌の生まれ変わりができなくなってしまいます。

          その結果、中途半端に残った皮膚や、剥がれかけた角質が肌のガタガタを生み出し、「粉吹き」に繋がってしまうのです。

          粉吹き肌になっても、コンシーラーやジェルを使って応急処置はできますが、根本から改善するためには、それでは不十分。

          洗顔時の刺激に心当たりがあるなら、肌に優しい洗顔料を。
          肌の乾燥に心当たりがあるなら、保湿効果が認められたスキンケア商品を。
          紫外線に心当たりがあるなら、きちんとUV商品を選ぶことが大切です。

          この章では、「粉吹き肌」に悩む方のために、おすすめの商品を紹介しています。

          ぜひ参考にしてください。

          3-1.  肌に優しい「ダブル洗顔不要」の洗顔料

          「粉吹き肌」になりがちな方におすすめの洗顔料が「ダブル洗顔不要のクレンジング」。

          メイクなどの油汚れや毛穴に詰まった角栓を落とす「クレンジング」と、古くなった角栓や余分な皮脂を落とす「洗顔」が一度に行える商品のことです。

          使う商品の数やスキンケアの過程そのものが物理的に減りますから、その分肌への摩擦が減少し、肌への負担を軽減することができます。

          肌の負担が軽くなれば、肌のバリア機能に余計なダメージを与えることなくスキンケアが終了できるため、粉吹き肌の防止につながります。

          洗浄力がマイルドなダブル洗顔不要のクレンジングを選べば、「皮脂を取りすぎない」マイルド洗顔と、摩擦の少ない低刺激洗顔が一度に叶うため、洗顔による肌への刺激に悩む方には非常におすすめのアイテムです。

          3-1-1.  アクシリオ ダブルクレンジングゲル

          商品名

          アクシリオ  ダブルクレンジングゲル

          商品画像

          ダブルクレンジングゲル

          商品の特徴

          ・ノンコメドジェニックテスト済みのため、「ニキビのもと」ができにくい(※)
          ・合成香料無添加・無着色・アルコールフリー
          ・3つの安全性テスト済なので、肌に優しい
          ・お試しセットがあるのも嬉しいポイント
          ※全ての方に当てはまるわけではありません

          容量・参考価格

          ・20g 800円
          ・100g 2,800円
          ・270g 5,900円

          550円でお試しセットが購入可能

          公式サイト

          3-1-2. クレンジングリサーチ ジェルクレンジング

          商品名

          クレンジングリサーチ ジェルクレンジング

          商品画像

          クレンジングリサーチ

          商品の特徴

          ・AHA(フルーツ酸・角質ケア成分)配合で、角質や毛穴詰まりの予防にぴったり

          ・メイクや皮脂のベタつきやヌルつきも残らずさっぱりとした洗い上がり

          容量・参考価格

          ・145g 1100円

          公式サイト

          3-2.  バリア機能を維持する「高保湿商品」

          肌の「乾燥」も粉吹き肌を引き起こす大きな原因になり得ます。

          特に皮膚が薄い部分は皮脂や汗も少ないため、バリア機能も頼りなく、乾燥しやすいです。

          例えば、皮膚の薄い目元や摩擦の多くなりがちな口元といった場所です。

          • 水分を補給して肌内部の水分量をあげる
          • 油分や保湿成分で、肌内部の水分の蒸発を防ぐ

          このような「適切な保湿」のスキンケアをすることで、肌のバリア機能を維持し、粉吹き肌の原因となる角質や皮膚を、適切なサイクルで生まれ変わらせることができます。

          【保湿化粧品】アクアテクトゲル

          アクアテクトゲル

          アクアテクトゲル おすすめポイント

          1. 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
          2. 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
          3. 「これ1本」で保湿完了のオールインワンタイプ

            粉吹き肌を改善するための保湿剤の条件は「高保湿」。

            そんなスキンケアを叶えてくれる化粧品が【アクアテクトゲル】です。

            16種類の保湿成分が、肌に「水分」と「油分」をバランスよく補給するため、肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」に効果を発揮します。

            また、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。

            1. パッチテスト
            2. アレルギーテスト
            3. スティンギングテスト

            炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、肌への刺激をさけ、バリア機能を保持してくれます。

            ※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
            ※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。

            特徴

            • 7種類の基礎化粧品の役割
            • 高保湿、低刺激
            • スティンギングテスト済みで肌にやさしい
              ※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません

            うるおい成分

            グリセリン・スクワラン・アボカド油・ヒアルロン酸Na・アルギニンなど

            値段・容量

            100g 3,200円(税込)・20g 800円(税込)

            今ならアクアテクトゲル20gと洗顔20gのお試しセット1,600円が、550円で買える!(送料無料)

            ■肌が潤い続ける保湿力!
            アクアテクトゲル 口コミ
            ひろりんさま(53歳) 福岡県古賀市在住 愛用歴1年5ヶ月

            初回限定で550円(税込)でお試しができます。(※洗顔料つき)

            • 粉吹き肌に悩んでいる
            • 保湿力の高い商品を試してみたい

            上記のような方は、ぜひアクアテクトゲルを手に入れてみてくださいね。

            \初回550円で手に入る!/

            3-3.  低刺激性とUVカット効果を両立した「日焼け止め」

            「もう日焼け止めは使ってるよ!」という方も多いと思いますが、日焼け止めにも「低刺激性」を気にすることが、粉吹き肌の改善には大切です。

            なぜなら、粉吹き肌になっている時点で既に肌のバリア機能が損なわれている可能性があるから。

            せっかくスキンケアで粉吹き肌の改善に取り組んでいるのに、日焼け止め自体の刺激でバリア機能が損なわれるのは避けたいですよね。

            以下の5つのポイントに気を付ければ、紫外線を十分にカットできる「UVカット性能」と、肌への刺激を少なくする「低刺激性」を両立できます。

            「敏感肌用」日焼け止めの選び方

            • SPF20~30で選ぶ
            • 紫外線散乱剤100%で選ぶ
            • ウォータープルーフ機能ありを選ぶ
            • クリーム・ミルクタイプで選ぶ
            • お試し商品があるものを選ぶ

            この条件を基準に選ぶことで、紫外線による日焼けや赤み・かゆみを防ぐだけでなく、シミやシワ・たるみといった肌老化も未然に防げますし、肌への刺激もマイルドにすることができます。

            これらの条件に合う日焼け止めを紹介するために、人気の日焼け止め62商品のSPF数値や成分・形状などを徹底的に調査したところ、5つの条件をすべてクリアした日焼け止めは、以下の2商品しかありませんでした。

            日焼け止め選びの際は、ぜひ参考にしてください。

            商品名 やさしいUVカットミルク ちふれ・UVサンベール クリーム
            商品画像 UVカットミルク ちふれ UVサンベールクリーム
            SPF / PA SPF25・PA++ SPF30・PA++
            紫外線カット成分の種類 紫外線散乱剤100% 紫外線散乱剤100%
            ウォータープルーフ機能
            使用感 クリームに近いミルクタイプ クリーム
            お試し使用
            550円(6回分)のお試しセットあり
            ×
            容量・価格

            税込2,800円(25g)

            税込605円(50g)


            4. 粉吹きの応急処置法 とメイク直し法

            ファンデーションを付けた直後にメイクの崩れを感じた場合は、下地との相性が悪い、あるいは、下地が肌になじんでいなかった可能性が考えられます。

            一方で、ある程度時間が経ってから粉吹きを感じた場合は、肌が乾燥している可能性が考えられます。

            応急処置としては、コンシーラーやメイク直しアイテムを活用し、メイクを直す方法が適切です。
            それぞれ方法を解説します。

            4-1. コンシーラーを使う

            コンシーラーはファンデーションと比べるとカバー力があり、崩れた部分のお直しに向いています。
            乾燥による粉吹きの場合は柔らかなクリーム状のタイプがおすすめです

            手順は次の通りです。

            1. スポンジで粉を吹いている部分を軽くおさえ、とれかけている余分なファンデーションをスポンジで取り、凸凹した肌をなめらかに整える
            2. クリーム状のコンシーラーを粉吹きが気になる部分に塗る
            3. スポンジでなじませて、パウダーをはたく

              4-2. ジェルやミストを使ってから、メイクを直す

              保湿アイテムを活用することで、粉吹きもきれいに直せます。
              例えば、オールインワンジェル、保湿ミスト・スプレー、メイク直し専用シートなど。

              個人的には、シートなどで拭き取るタイプは肌への摩擦が心配なのでおすすめしません。
              そこで今回は、オールインワンジェルを使った手順を紹介しますね

              1. ジェルを気になる部分に少量のせてなじませる
              2. 軽くティッシュなどでおさえて、崩れている部分のファンデーションを取る
              3. 再度、ジェルを少量ぬり、ハンドプレス(手のひらで軽くおさえる)をして、肌になじませる
              4. パウダーやファンデーションを軽くはたく

                メイク直しミストも同様にメイクを直せますが、粉吹き肌の場合、ミストだけでは物足りないことも。
                ふきかけた後によく肌になじませるようにしましょう。

                また、オイルインタイプのミスト化粧水を選ぶか、ミスト化粧水で粉吹き部分を整えたあと、クリームやリキッドタイプのファンデーションで仕上げるという方法もありです。

                4-3. 乳液を使う

                乳液はメイクのプロも活用している定番のアイテムです。
                化粧水だと、油分があまり含まれていないため、この後に使うメイクとなじみがよくない可能性があります
                乳液には、うるおいを与える成分とうるおいを閉じ込める油分がバランス良く配合されているので、応急処置には乳液がおすすめです。

                手順は次の通りです。

                1. 粉吹き部分に乳液をなじませ、コットンやティッシュで軽く拭き取る
                2. 再度、乳液を薄めにつけて、ハンドプレス(手のひらで軽くおさえる)をして、肌になじませる
                3. 薄くファンデーションをのせて、整える

                  4-4. ニベアなどのクリームを使う

                  ニベアクリームには、ミネラルオイル、スクワラン、ワセリン、ホホバオイルなどの保湿力のある成分が沢山含まれています。
                  特に乾燥が気になる口もと、目もとはニベアクリームを使ったお直しもしやすいです

                  ニベアクリームに限らず、顔に使えるクリームならなんでもOKです。
                  手順は以下の通りです。

                  1. 乳液同様に粉吹き部分にニベアクリームを少量なじませる
                  2. コットンやティッシュで軽く拭き取る
                  3. 再度、ニベアクリームを少量塗り、ハンドプレス(手のひらで軽くおさえる)をして、肌になじませる
                    (べたつくようであれば、ティッシュで押さえてクリームの油分を調整しましょう)
                  4. パウダータイプのファンデーションをのせる

                    5. 粉吹きを防ぐためのメイク方法

                    最後は、粉吹きを防ぐためのメイク方法について紹介します。
                    少し時間はかかりますが、下地、ファンデーション、フェイスパウダー、ミスト化粧水の順に使用し、丁寧にメイクをするとツヤのある肌に仕上がります。

                    粉吹きを防ぐメイク方法4つのポイント

                    • 保湿力の高い下地を使う
                    • ファンデーションはリキッドタイプを選ぶ
                    • ルースパウダーをふんわり付ける
                    • 仕上げにミスト・スプレータイプの化粧水を吹きかける

                    それぞれ詳しく説明します。

                    5-1. 保湿力の高い下地を使う

                    ファンデーションを塗ったとき粉吹きにならないようにするためには、保湿力の高い下地を使い、乾燥しないベースを作ることが大切です。
                    化粧下地には、トーンアップ効果を狙ったもの、皮脂崩れを防ぐものなどさまざまですが、乾燥の対策が必要なので保湿力を重視して選びます。

                    テクスチャとしてはさらさらしたものではなく、軽くみずみずしいものがおすすめです。
                    手の甲に付け、時間をおいてうるおい力を確認してみましょう

                    化粧下地に含まれている保湿成分は、ヒアルロン酸やオリーブオイルやホホバオイルなどの植物オイル、コラーゲンなどがあります。
                    これらの成分は、ハイブランドコスメだけではなくプチプラコスメにも含まれている可能性があります。
                    そのため、まずは成分表示を確認しましょう。

                    保湿力の高い下地を選んだら、肌に均一になじませます。

                    手順は次の通りです。

                    1. おでこ、鼻先、両頬、あごにおく(ヨレやすい小鼻周辺とあごは量を控えめにする)
                    2. 顔の中央から外側に向けて滑らせるようになじませる

                      5-2. ファンデーションは「リキッドタイプ」を選ぶ

                      粉吹きが気になる肌にパウダーファンデーションを使うと、時間の経過とともに乾燥による粉吹きが目立つことが多いため、ファンデーションは油分や水分を含んだリキッドタイプが使いやすいです。

                      軽い使用感で自然なツヤ感が出るものを選びましょう。
                      こればかりは使ってみないとわからないので、サンプルを貰ってきて、丸一日試すことをおすすめします

                      続いて、粉吹きを防ぐファンデーションの塗り方を説明します。

                      1. おでこ、両頬、あご、鼻にファンデーションをおく
                      2. 水を含ませたスポンジでファンデーションを顔全体にひろげる

                        顔の中心や細かな部分はスポンジで軽くたたきながら、内側から外側へ向けてなじませます。

                        5-3. ルースパウダーをふんわり付ける

                        リキッドファンデーションを塗ったあとは、フェイスパウダーを乗せます。
                        パフやブラシを使ってのせますが、ブラシの方がよりツヤ感のある仕上がりになります

                        ブラシを使ったルースパウダーの付け方の手順は次の通りです。

                        1. ルースパウダーを少し蓋に取り、ブラシに付ける
                        2. ブラシについた余分な粉を手の甲ではらう
                        3.  鼻、頬、おでこにふんわりと付ける

                          肌をこすらないように優しく乗せて仕上げます
                          小鼻などテカリが気になる部分は少し多めに乗せましょう。

                          5-4. 仕上げにミストタイプの化粧水を吹きかける

                          メイクが完成したら、仕上げにミストタイプの化粧水を吹きかけます。
                          ミストタイプの化粧水は、肌にうるおいを与えられるので粉吹きを防げます。

                          また、メイクの仕上げに使用すると肌がうるおうだけでなく、メイクのフィット感も高まります

                          ミスト化粧水は、霧状でうるおいが長持ちする保湿成分が配合されているものか、オイルインタイプがおすすめです。
                          メイクの仕上げやメイク直し向けに作られているものを選びましょう。

                          ミスト化粧水の使い方は次の通りです。

                          1. 顔から30cmくらいはなす
                          2. 円を描くようにふんわりとミストを吹きかける
                          3. 手の平で顔を軽めにハンドプレスし、なじませます

                            まとめ

                            粉吹きは、「肌の乾燥」と「下地とファンデーションの相性の悪さ」が原因の可能性があります。
                            メイクの粉吹きに悩んだ際には、以下のポイントを心がけると良いでしょう。

                            • 正しいスキンケアで乾燥しない肌に整える
                            • 下地やファンデーションは保湿力の高いものを選ぶ
                            • 粉吹きが目立つ場合はメイク直し用のアイテムや乳液、クリームを活用する

                            以上のことを念頭におき、粉吹き知らずの肌を目指してみてくださいね。