化粧品は、通常、肌に塗布(塗ること)して使います。
この塗布する行為そのものが、実は、刺激になることがあります。

過去に私は、顔に帯状疱疹ができました。
帯状疱疹になった部位は、非常に敏感な状態になります。

自慢じゃありませんが、私は生まれつき極度の敏感肌です。
詳しくはこちら

でも、帯状疱疹が発症した部位と比べると、月とスッポンです。

帯状疱疹が発症している状態で洗顔をしたときに痛感しました。
「顔をなでる行為は、肌の負担になる」ということに・・・

水で顔を洗ったところ、患部に触れたとたん激痛が走ったのです。
指と肌との摩擦が、肌に刺激を与えたからでした。

特に、骨が出っ張っている頬骨やコメカミあたりが痛かったです。
これは、指と骨で肌を挟む状態だからです。

ただでさえ、目元はシワができやすく、頬はシミができやすい箇所です。
可能な限り、刺激は避けたいところです。

もちろん、肌が丈夫な普通肌であれば、それほど気にする必要はないかもしれません。
でも、私のように肌が敏感な場合は、刺激は極力避けるべきでしょう。
肌への不用意な刺激は、積み重なると、シワやシミの原因となります。

そのためには、化粧品を肌に塗る行為そのものを減らす必要があります。
具体的には、スキンケアに使う化粧品の数を減らせばいいのです。

肌に悩む人ほど、使う化粧品が増えていく

一般的に、スキンケアに使う基礎化粧品の数は、平均6.31個と言われています。
スキンケアに特に熱心な人が使う基礎化粧品の数は、平均8.19個です。

このことから、スキンケアに熱心な人、言い換えれば、何か肌荒れを抱えている人ほどたくさんの化粧品を使う傾向あります。
これは、『肌荒れにはたくさんの化粧品を使ったほうが治りやすい』という考えがもとになっています。

この考えは、化粧品メーカーによって、テレビCMや女性誌、情報誌などを通して、一般消費者に浸透させられています。
事実、スキンケアに使う基礎化粧品の数は増え続けています。

ここに、『年間、市場に出されている化粧品の金額』をまとめたグラフがあります。

経済産業省の生産動態統計によれば、化粧品の国内工場出荷金額は、2016年に19年ぶりに最高額を更新しましたが、2017年はさらに7.3%の増加を示し1兆6370億円となっています。

統計を取った1997年と2017年を比較すると、1.3倍になっています。
たった30%アップと思われるかもしれませんが、もう少し詳しく見ていきましょう。

次に、『化粧品平均出荷単価』を見ていきましょう。
出荷された化粧品が、1kgあたりいくらするかをあらわしたグラフです。

化粧品出荷単価(化粧品1kg当たりの平均出荷単価)の推移は、1990年代から右肩下がりのデフレ現象が継続していましたが、近年は上昇傾向となっています。

1997年と2017年を比較すると、約17%ダウンしています。
化粧品の平均単価は、30年前に比べて17%安くなっています。

この2つのグラフを見てわかることは、次の通りです。

  • 化粧品1つ当たりの価格は下がっている
  • しかし、化粧品全体の売り上げは上がっている

つまり、化粧品の数が増えているということです。

この2つの表を組み合わせて計算してみましょう。
1997年と2017年を比較すると、化粧品の数は約1.5倍になっています。
つまり、1997年に化粧品を4つ使っていた人は、2017年に6つ使っているということです。

もしあなたが40歳以上なら思い出してください。
20年前より、使う化粧品の数が増えていませんか?

使う化粧品の数が増えるにつれ、肌に悩む人も増えていく

もちろん、スキンケアに使う化粧品の数を増やすことが、乾燥肌や敏感肌・肌荒れの解消につながれば、何の文句もありません。
どんどん増やしていけばいいのです。

そこで、「スキンケアに使う化粧品の数を増やすこと」と「肌の悩みを解消すること」の関係性を検証してみましょう。

厚生労働省の2008年から2016年の診療科目別にみた一般病院数の年次推移の皮膚科を見てみましょう。

2008年 3,008
2009年 2,972
2010年 2,975
2011年 3,015
2012年 3,020
2013年 3,008
2014年 3,027
2015年 3,038
2016年 3,035

引用元:診療科目別にみた一般病院数の年次推移(重複計上) /厚生労働省・医療施設(動態)調査・病院報告の概況より

スキンケアの数を増やすことが肌悩みの解消につながるなら、数字は減っているはずです。
でも、現実は、この数字を見てわかるように、肌に悩む人が増えています。

このことから、私は、肌に塗布する化粧品を徹底的に減らす必要性を感じました。
 
肌の悩みをなくす=化粧品を減らす

化粧品の数を徹底的に減らす。
商業的な視点から見ると、化粧品メーカーとしてはありえない判断です。

スキンケアに使う化粧品の数を減らすことは、売り上げの減少に直結するからです。
実際に、大きな化粧品会社ほど、たくさんの種類を販売しています。
スキンケアに使う化粧品の数もどんどん増えています。

現在の化粧品業界の戦略はこうです。
まず、1つ当たりの化粧品の価格を下げてコスパが良いように見せます。
もちろん、それだけだと売り上げが減るので、たくさんの種類を使うように促します。
その結果、トータルで見ると莫大な売り上げを上げられます。
だから、大きな化粧品会社になれます。

最近流行っているプチプラコスメがその典型ですね。
1個当たりの価格は安いのですが、安価ゆえにたくさん買ってしまいます。
ドラッグストアでも、数百円の化粧品を買い物カゴにいっぱい入れている女性をよく見かけます。

スキンケアをたくさん使うことは美肌効果につながらず、化粧品メーカーだけが喜ぶ結果になっているかもしれません。

私はどうしても美容効果を重視したかったので、アクシリオは、たった2つのアイテムでスキンケアを完了する道を選びました。

おかげで、肌に与える刺激を大幅に減らすことに成功しました。