2017年08月07日
「『シミの元』って、ようはシミなの?」
化粧品販売カウンターに行くと、お肌のモニタリングしてくれることがあります。
そこで、
「肌に『シミの元(シミの種)』がたくさんありますね…
このまま放っておくと、シミだらけになりますよ!なんて言われてびっくり!」
そんなお話しをよく伺います。
説明によると、
ということで、美白化粧品を勧められるという流れだそうです。
この『シミの元』って、いわゆる『シミ』なのでしょうか?
結論から言うと、シミになることもあれば、ならないこともあります。
ですから、今すぐ美白化粧品を使わなければならないとシミだらけになる、という心配はありません。
メラニン色素が角質層にあるのは、健康な肌の証拠
シミの元とは、メラニン色素のことです。
メラニン色素は、肌の奥にあるメラノサイトで常時作られ、表皮全体に分布しており、物理的な刺激(うつ・ひっかく・たたく等)や紫外線を受けたダメージを軽減する働きをします。
ですから、肌にあるのが当然なのです。
モニターに映るのも当たり前です。
しっかりとあなたの肌が、あなたを守るために働いてくれている証拠でもあります。
逆に、『シミの元』が何も映らない状態こそ、心配するべき肌状態です。
ただ、「目に見えてシミが濃くなってきた」「今夏は日焼けした」という場合には、メラニン色素が色濃くなり、大量に作られている状態かもしれません。
こんな時には、いつもは大丈夫な刺激も、『跡に残る可能性=シミになる可能性』があがります。
特に、無意識にやってしまう刺激を与える行為が、シミの原因になっていることはよくあります。
たとえば夏だとよくあるのが、『蚊』にさされた箇所を「ツメでばってんを付けてかゆみをおさえる…」や、汗で崩れたマスカラをとるため「綿棒で目元をごしごし…」など。
紫外線以外に、こうした物理的な刺激もシミを作ってしまいます。
こんな無駄な刺激を与えないように、いつもよりは心がけておきましょう。
●こする
●ひっかく
●つまむ
●たたく
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