2026年05月30日
日焼けによる刺激で肌の免疫細胞が指令を出し、炎症が拡大したり、メラニン色素が多量に作られます。
これが肌の色を黒くしたり、シミに繋がります。
通常であれば、1ヶ月程度で元の肌色に戻り、メラニン色素も排出されるため、シミとして残ることはありません。
ところが、敏感肌や乾燥肌はもちろんのこと、ニキビがある肌は異なります。
敏感肌・乾燥肌は、肌のバリア機能が低下していることから、炎症症状が落ちつくまでに時間がかかり、症状が長引きやすい傾向があります。
また、ニキビ肌も、ニキビによる炎症がそもそもあるため、症状が治まりにくいばかりか、ニキビが悪化してしまう傾向があります。
そのため、敏感肌・乾燥肌・ニキビ肌は、日焼け後の肌ケアによって、シミ(ニキビの色素沈着含む)を作るか、作らずに済むかが決まってきます。
今回は、そんな敏感肌・乾燥肌・ニキビ肌に向けた、炎症を伴う日焼け後の肌ケアを解説します。
日焼け後ケアのポイント①
とにかく冷やして、免疫細胞の活動を鈍らせる
日焼けをしたらすぐに冷やしましょう。
医学教科書と言われるMSDマニュアルによると、「症状は紫外線を浴びて1時間という短時間で現れ始め、典型的には3日以内にピークに達します(通常は12~24時間後)」とあります。
また、免疫細胞は冷やすと活動を鈍くします。体が冷えると免疫が低下し、温めると向上するのと同じ理屈です。
冷やす方法
水道からの流し水か、洗面器に溜めた水で患部を冷やしましょう。この時、患部にタオルをかけて行うと、水があたる物理的な刺激を軽減できます
水道が近くになければ、冷やしたタオルをあてるか、タオルでくるんだ保冷剤などで冷やしましょう
小型扇風機や、うちわで患部をあおぐことも、温度を下げることに役立ちます
極端に冷たい水(氷水)は肌への刺激が懸念されるため、控えましょう

タオルをかけてから水で冷やすと、刺激が軽減!
冷やした後は
水での冷却が終わった後は、すぐに肌に残った水分をふき取りましょう。
肌に水分が残っていると気温と体温によって蒸発します。
このときに、肌内部の水分も一緒に蒸発して、さらに肌が乾燥してしまいます。
そのため、水で肌を冷やした後はすぐにふき取りましょう。
ふき取る際は、こすらず、肌にやさしく押し当てるようにして拭き取るのがポイント。
タオルでこすると炎症が悪化したり、水疱の原因になってしまうことも。
ひどい場合は、跡が残りますので、気を付けましょう。

タオルを当てるだけで水分は拭き取れます!
日焼け後ケアのポイント②
「+保湿」が効果的
日焼けは軽いやけどなので、冷やすと効果的です。
そこに「保湿すること」を加えると、さらに日焼け後ケアの効果はアップします。
日焼けした肌は、かなり乾燥しています。
紫外線のダメージによって、どんどんと肌の水分は蒸発していきます。
そのため、保湿で日焼けした肌にうるおいを与える必要があります。
おすすめするのは、「アクアテクトゲルをすぐに塗る」こと。
敏感肌の井上が実践している、日焼け後のケア
敏感肌代表の当社の井上は、「冷やす」&「保湿」を提唱しています。
① 日焼けした部位に、アクアテクトゲルをたっぷりと塗る
② 保冷剤をタオルでくるみ、当てて冷やす
③ 時間が経過したら、さらにアクアテクトゲルを塗る&冷やす

日焼け後のスキンケア
肌が炎症を起こしていると、いつもは使えるものが使えないこともあれば、
刺激に過敏になることも。状態を確認しながら、ケアをしていきましょう。
洗顔・メイク落とし
石けんや濡れた手でも使えるメイク落としは脱脂力が強く、肌が乾燥しやすいため、当面の使用は中止したほうが賢明です。
肌が反応をしない、やさしい洗顔料・メイク落としを使いましょう。
ちなみに、日焼け後の肌でも、井上はダブルクレンジングゲルで洗顔して問題はありませんでした。
入浴
日焼け直後~3日程度は、温度が低いシャワー(体温程度の温度)で済ませることがおすすめです。
入浴して体が温まると血液循環がよくなりますので、せっかく冷やすことで抑えた免疫細胞の働きを活発化させてしまいます。
翌日以降のUVケア
ここは大切なポイント。
さらに紫外線の悪影響を受けてしまうと、炎症症状が悪化してしまうことに。
日焼け止めを塗ることができれば塗りつつ、さらに、紫外線をカットしましょう。
紫外線をカットする方法
NGスキンケア
日焼け後ケアのポイントは、「冷やす」 + 「保湿」を行うこと。
基本的には、1週間程度で炎症症状がおさまります。
その間は、「なでるように」を意識し、症状を見ながらケアをしましょう。
※この記事は手作り新聞134号に掲載したものです
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