2019年03月01日
保湿の効果は、こんなところにも!
『キレイ肌づくり』は赤ちゃんから始めると効果的!
肌質を語る上で外せないのが、『アトピー性皮膚炎』についてです。ウキウキメイトの中にも大変多くいらっしゃる皮膚疾患です。
もっとも重症化しやすいのは、乳児〜小児期で、症状には個人差があるものの、多くの場合、肌が荒れ、本人もかゆみや痛みとの戦いになります。
現状で行われる治療法は、ステロイドによる対処療法です。それも、完全に治癒するとは限りません。多くの場合は、大人になると症状が緩和するのですが、最近は大人になって重症化するケースも増えているそうです。
ステロイドによる副作用、化学物質による悪影響、水質の変化など、その原因はさまざまに言われており、どれもまだ科学的根拠を持って証明はされていません。
そんなアトピー性皮膚炎ですが、その始まりとなるのは、身体のほんの一部からです。
例えば、目や耳の周り・ひじやひざの内側・手指・首などによく症状が見られます。重症化しなければ、軽症でおさまることもあります。
2014年に「乳児に保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症率が3割減少した」と国立成育医療研究センターが公表しました。『0歳から保湿をする』ことによって、重症化を防ぐことができるというこの事実は、アトピー性皮膚炎に悩まされている方々にとって、大きな希望です。
確かに、皮膚の状態を見ると、この説には納得ができます。アトピー性皮膚炎の症状は、『肌の機能不全』です。うるおいを保持する保湿成分が少ないと、肌のバリア機能が弱くなり、アレルゲンや刺激物の侵入を防ぐことができません。このような肌は乾燥しやすく、過敏な状態にもなりやすいことから、アトピー性皮膚炎を発症しやすいと言われています。そのため、肌のうるおいを保てるかどうかが、アトピー性皮膚炎の発症予防、または症状の軽減につながるのはうなずけます。
乳児期から、健康な肌づくりを行うならば、もちろん、アクシリオがおすすめです。今回は、超がつくほど乾燥肌&敏感肌の井上が、自身と実子3人に行っていたスキンケアをご紹介します!
それぞれ大きな肌トラブルに悩まされることなく現在も過ごしています。もちろん
大人の敏感肌やアトピー性皮膚炎の症状改善を目指すケアにも役立ちますので、ぜひ実践してみてください!
レッスン1
生後1ヶ月頃までの新生児ケア
生まれてから3ヶ月目ぐらいまでの赤ちゃんの肌は、皮脂分泌が活発です。特に、顔と頭部は皮脂分泌が盛んになり、『脂漏性湿疹』を起こすこともよくあります。
この年齢では、お風呂で『入浴』ではなく、ベビーバスで『沐浴』ですね。髪や頭皮、身体を清潔にすることが第一です。
ただし!
「清潔」=「ごしごし洗う」ではありません。この頃は、羊水の中から出てきたばかりで皮膚もまだまだ繊細なため、「手でなでる程度にささっと洗う」のが基本ですので、その点はご注意ください。
沐浴~拭き上げまで終わらせておきます
沐浴や洗浄は、赤ちゃんの状態を見て行われる指導(病院や産院での指導)を基本に行ってください。
やわらかく吸水性のある素材のタオルで、赤ちゃんの全身を包んでおきます。
アクアテクトゲルを用意
ゲル計量器でさくらんぼ1個分ほどのアクアテクトゲルを手に取ります。
手のひら全体に広げて、ゲルを少しだけ温めておくと、赤ちゃんもびっくりしませんよ。
入浴後5分以内に保湿ケアを
顔や首のしわの中、耳の裏、手指、足の付け根、ひざの内側・裏側など、全身はもちろんのこと、折り重なりやすい部位まで細かくアクアテクトゲルを塗りましょう。
赤ちゃんの肌はうるおって見えても、実は乾燥しています。すぐに浸透してしまう部位には、塗り足してあげましょう。
『やさしい石けん』の詳しい情報はこちら
https://earthcare.co.jp/ukiuki/products/detail/13
レッスン2
生後3ヶ月頃までの新生児~乳幼児ケア
まだまだ皮脂分泌が活発な頃。
羊水の中から出てきて1ヶ月経つと、皮膚の状態も安定してきます。赤ちゃんの1ヶ月検診で「お風呂で問題ない」と言われたら、大人と同じお風呂に入っても大丈夫な頃です。
まずは、やさしい石けんで洗髪
やさしい石けんを軽く泡立てます。
泡と石けんのぬめりを手につけ、指の腹で頭皮をさっと洗ってあげましょう。
そのまま弱めのシャワーでさ~っと洗い流せばOKです。
赤ちゃんはちゃんと目を閉じるので、目に水がかかっても大丈夫ですよ。(水圧の調整はお気をつけください)
ガーゼで顔の水滴は拭いておいてあげましょう。
手に石けんを付けて、なで洗い
手のひらで軽く泡立てて、上から順番に、頭皮~足の先まで、手でなでていきます。
手でなでるように洗うから、汚れの溜まりやすい首のシワ、耳の裏など、凸凹の汚れもスムーズに落とせます。
あとは、シャワーで洗い流してあげましょう。
タオルで拭いたら、保湿ケア
浴槽につかったあとは、やわらかく吸水性のある素材のタオルで、赤ちゃんの全身を包みましょう。
アクアテクトゲルを用意
ゲル計量器でさくらんぼ1個分ほどのアクアテクトゲルを両手のひらに取り、少し温めます。
新生児のときと同じように、顔はもちろん、首のしわの中、耳の裏、手指、足の付け根、ひざの内側・裏側と、丁寧にアクアテクトゲルを塗り広げましょう。
赤ちゃんは触られるのが大好きです。顔を見合わせて、アクアテクトゲルを塗ってあげると、ごきげんになってくれますよ。
これは大人も同様です。大人の方であれば、アクアテクトゲルを塗りながら手足のマッサージなど行うと、コミュニケーションがとれるのでおすすめ♪
レッスン3
敏感肌さんにもおすすめ!
幼児~大人まで、基本のボディケア
そろそろ皮脂分泌が収まってくる頃です。
ここから思春期までは、皮脂分泌も少なくなり、『乾燥肌』に傾きやすくなります。しかし、体全体としては、よく汗をかき、新陳代謝も活発で、汚れも溜まりやすくなります。
ここで清潔さと保湿をするバランスよいケアを続けて習慣化しておくことが、のちのちの敏感肌やアトピー性皮膚炎の症状を抑えることにつながります。
ポイントは、「汚れをしっかり落とす部分と、そうではない部分で、洗い方を変える」こと。
部位によって、洗い方を変える
まずはシャワーやかけ湯で、体をさっと流して、汚れを落とします。
洗髪やメイク落とし・洗顔を先に済ませます。
やさしい石けんをそのまま使う
石けんを手にもち、そのまま二の腕や腕、体、足などにすべらせます
このとき手についたぬるぬるで、首や鎖骨、耳の裏、お腹周り・ひざの裏など、皮膚のやわらかい部分をなで洗います
ボディタオルをぬらして、軽く絞ります。
背中やおしり、ひざ、かかとなど、比較的、皮膚の丈夫な部分や角質がたまりやすい部位は、ぬらしたボディタオルで、石けんを拭き取るような感覚で洗います。
あとは、シャワーで洗い流します。
タオルで拭いたあとは、もちろん保湿ケア
浴槽につかったあとは、タオルで全身を拭きます。
幼児のケアは、もちろん新生児と同じように行いましょう。
大人は、首、耳の裏、手指、足の付け根、ひざ、ひざの内側・裏側など、肌が乾燥しやすい部位はもちろん、ひざやかかと、ひじなど角質がたまりやすい部位、紫外線を浴びやすいデコルテや手の甲などもアクアテクトゲルで保湿をすることがおすすめです。
いかがですか?
当たり前のようなボディケアですが、毎日行うことなのでちょっとした工夫も10年後には大きな効果として現れます。「乾燥しにくい肌づくり」という『予防ケア』が、肌トラブルを未然に防いでくれます。
毎日のケアにぜひ取り入れてくださいね。
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