鼻の毛穴などに詰まる白いポツポツや毛穴の黒ずみは、「角栓」と呼ばれています。
この「角栓」へのケアとして、よくやられているのが、とったりはがしたりするケアです。
その気持ちはよく分かります。
でも実はこの角栓の周辺は、まだ活躍している細胞とくっついているのです。
ですから、角栓をむりやりとったりはがしたりすることは、「これから働こうとする細胞をはがしている」ことに繋がりますので、けしてしてはいけません。
細胞が剥がれてしまったことにより、体の防御反応によって更に皮脂が分泌され、再び角栓ができる可能性もあります。
せっかく角栓を取ったのに、今までよりも症状が悪化してしまっては、元も子もありません。
大事な事は「角栓を取る」のではなく「角栓ができないようにスキンケアで予防をすること」。
そのために大事なことが「洗顔」と「保湿」です。
特に本記事は、比較的手に入りやすいプチプラ商品に絞って、おすすめの洗顔料を紹介しています。
1.そもそも「角栓」ってなに?
「角栓」は「かくせん」と読み、その名の通り「栓」のように詰まったものです。
この「栓」自体に誤解があり、汚れや皮脂が詰まったものだと言う人もいます。
実際は、角栓とははがれかけた角質細胞であって、まだ働いているものです。
ですから、無理矢理にとることは禁物です。
「鼻だけ赤い」
「鼻パックをしたら、その部分だけ毛穴が目立つ」
「キメが荒い」
という方は要注意です。
角栓を取ってしまうことで、未来の肌に悪影響を与えているかもしれません。
誤解の多い「角栓」について、この章では解説します。
「角栓」は「かくせん」と読み、その名の通り「栓」のように詰まったものです。
「角栓」とは、出口が狭くなった毛穴の中に、角質や皮脂が詰まってできたもののことです。
角栓のうち、約70%が角質細胞、約30%が皮脂でできています。
角栓を取ってしまうことで、肌に悪影響を与えているかもしれません。
誤解の多い「角栓」について、この章では解説します。
1-1.角栓は「とるべきもの」は間違い
多くの人は、角栓を「毛穴に詰まった汚れ」と認識しています。
しかし、実際には、角栓の約70%が角質細胞です。
皮膚のバリア機能を担う角質を除去すると、外部からの異物や細菌などの侵入を防ぐ役割を果たせなくなります。
また、角質を除去するときに、同時に皮膚も剥がしてしまうことにもなりかねません。
鼻パックなどで角栓をとる必要があると思いがちですが、それは間違いなのです
角栓をとりすぎると、敏感肌になる可能性も
角栓は、はがれかけた肌の細胞です。
ですから、無理にとったりはがしたりせず、そのままにしておきましょう。
肌の細胞はターンオーバーによって、日々生まれ変わっています。
肌の奥:基底層から、表面にどんどんと上がっていく構造です。
下から上へ上へと押し上げられ、角質細胞ははがれ落ちていきます。
角栓も同様です。
押し上げられても、剥がれ落ち切れずそこにいるため、「皮脂詰まり」とくっついて酸化して黒くなってしまったり、炎症を起こしてニキビに発展したりしてしまうのです。
剥がれ落ち切れていないものをむりやりに取ってしまうと、肌の細胞の数が減り、なくなった分の穴埋めをしようとして肌の奥からはスピードをあげて細胞が作られます。
その結果、未発達の細胞が肌表面を覆うことになります。
そうなると、やがて肌はちょっとしたことにも過敏に反応をして炎症を起こすような敏感肌になることがあります。
こうした新たな肌トラブルを避けるためにも、角栓をとることはやめましょう。
1-2.角栓ができる3つの原因
角栓をキレイにするためには、なぜ角栓ができるのかを知っておきましょう。
①「角栓をとるケア」による悪影響
角栓対策として一番よく行われているのが、「とる」という行為です。
でもこれはさらに角栓ができる大きな原因になるため止めましょう。
ピンセットでつまんでとると、角栓がなくなる気がして、気持ちがいいですよね。
しかし、毛穴や黒ずみ対策用のシートパックやピンセット、毛抜き、指で押すなど、無理に角栓をとることは、一時的には角栓を除去できても、肌表面を傷つけやすく、周りの角質をとりすぎてしまい、肌にダメージを残してしまいます。
ダメージは過剰な皮脂分泌やターンオーバーを早める原因となるので、より角栓が作られやすくなる可能性があります。
また、肌が傷つくことでニキビやシミなど、新たな肌トラブルが起こる恐れもあるでしょう。
角栓をとる行為は避けるほうが賢明です。
②汚れを残している・過度に洗顔する「間違った洗顔方法」
汚れを落とし切れていない洗顔や、また逆に、1日に2度3度と洗顔をし過ぎる「間違った洗顔方法」を行うことで、角栓をつくることがあります。
角栓を防ぎ、肌を守るためには、正しい洗顔方法で洗うことが大切です。
例えば以下のような、間違った洗顔方法は控えましょう。
“汚れ落ちが不十分な洗顔方法例”
|
このような不十分な洗顔だと、落としきれなかったファンデーションなどの油性の汚れが角栓に付いて酸化し、こびりつきます。
すると、洗顔では落ち切れなくなってしまいます。
“過度な洗顔方法例”
|
逆に、汚れをしっかりと落とそうとして刺激の強い洗顔料を使い皮脂をとりすぎてしまうと、肌状態はおのずと「乾燥」に傾きます。
肌が乾燥するとダメージから肌を守る機能が落ち、角栓だけでなくさまざまな肌トラブルの原因となることがあります。
③ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは、新しい肌が作られ古くなった角質が排出される、肌の生まれ変わるサイクルのことです。
このターンオーバーが乱れる要因として、加齢や紫外線、乾燥などがあげられます。
何が原因ともなく、一般的には加齢とともにターンオーバーの周期は長くなり、古い角質が蓄積しやすくなります。
一方で、紫外線や乾燥によって、ターンオーバーの周期は短くなる傾向があります。
その場合は未成熟な肌が表面に現れ、肌が敏感になりやすくなります。
いずれの場合も、角栓が作られやすくなる原因になります。
2. 角質洗顔はプチプラの安いものでOK│高価なものが効果的なワケではない理由
角栓の正体が理解できましたか?
「毛穴に詰まった汚れ」ではなく、「はがれかけた角質細胞」ですから、鼻パックやピンセットで取ってはNGです。
毛穴や黒ずみ対策用のシートパックやピンセット、毛抜き、指で押すなど、無理に角栓をとることは、一時的には角栓を除去できても、肌表面を傷つけやすく、周りの角質をとりすぎてしまい、肌にダメージを残してしまいます。
洗顔料でも同様。過度に角質を「取る」のは避ける
角栓をケアしたいのであれば、角栓を「取る」ケアではなく、「そもそも角栓を作らせない」ケアに切り替えることが重要です。
洗顔力の強い洗顔料を使ったり、肌を過度にゴシゴシと洗うのも「角栓を取るケア」に相当します。
なぜなら、肌にダメージを与えるから。
肌にダメージが加わると、更なる皮脂分泌を促す可能性もあります。
せっかく洗顔をしたのに、強すぎる洗浄力やゴシゴシ洗いのせいで更に皮脂が分泌され、オイリー肌に陥ったり、ニキビに悩んだりしては、本末転倒です。
大事なことは「そもそも角栓を作らせない」ケアに移行すること。
そのためには、汚れは落としつつも、皮脂などの必要な成分は落とし過ぎないことが重要です。
そうすることで、肌のターンオーバーが正常なサイクルでまわり続け、角質細胞が自然と下から上に押し上げられ、やがて剥がれ落ちていきます。
ここで必要なのは、メイクや肌の表面の汚れを落とすだけのマイルドな洗浄力です。
これは洗顔料の基本的な機能ですから、価格の安い洗顔料でも十分実現可能なスペックです。
高価なスキンケア商品を買うのはもちろん自由ですが、いわゆるプチプラの洗顔料で十分です。
3. 角栓を作らない毛穴洗顔料の選び方
洗顔料を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
洗顔料の選び方
- 肌質や肌タイプで選ぶ
- 値段で選ぶ
- 肌への刺激性テストを参考にする
それぞれのポイントを解説しますので、自分の肌と毛穴状態に合った洗顔を選びましょう。
3-1. 肌タイプで選ぶ
洗顔料は肌質や肌タイプに合わせて選び、正常なターンオーバーができる健やかな肌を保ちましょう。
肌質・肌タイプには、「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」「敏感肌」の4つがあります。
それぞれの特徴とおすすめの洗顔は以下の通りです。
肌質 |
特徴 |
おすすめの洗顔 |
乾燥肌 |
・角質層の水分量が低下している |
・肌の水分や皮脂を落としすぎない |
脂性肌 |
・皮脂の分泌量が多い |
・皮脂をほどよく落とす |
混合肌 |
・部位ごとに乾燥肌と脂性肌 |
・水分や皮脂を落としすぎない |
敏感肌 |
・かゆみや赤みが出やすい |
・なるべく肌に負担をかけない |
乾燥肌・敏感肌の方は、保湿が高く刺激の少ない低刺激処方の洗顔がおすすめです。
混合肌の方はご自身が思っているよりも乾燥している部分が広範囲ですので、洗顔は乾燥肌寄りのものを選択しましょう。
脂性肌の方は、さっぱりした洗いあがりの洗顔を選び勝ちですが、洗浄力が強いものは角栓詰まりの原因になります。そのため、乾燥肌寄りのものを選びましょう。
関連記事:乾燥肌の特徴とは│乾燥タイプ別の対策方法をご紹介
関連記事:敏感肌とは│敏感肌の症状や原因、根本的な対処法について徹底解説
関連記事:オイリー肌(脂性肌)におすすめの洗顔料15選|ニキビやメンズ用も紹介
3-2. 値段で選ぶ
基本的に毎日使う洗顔料ですから、価格は高すぎないものを選ぶことをおすすめします。
商品の価格が高いからといって、必ずしも洗顔の効果が高いとは限りません。
例えば、どれだけ高価な洗顔料だったとしても、スクラブのように、刺激の強い洗顔料を使って皮脂をとり過ぎてしまうと、肌状態はおのずと「乾燥」に傾いてしまいます。
大事なのは価格そのものではなくて、自分の肌質や肌タイプと合っているか、適切な洗浄力が見込めるか、といったポイントです。
価格の数字だけで判断することのないようにしましょう。
3-3. 肌への刺激性テストを参考にする
先ほど、洗顔料の選び方として「肌タイプで選ぶ」を紹介しましたが、敏感肌や乾燥肌の場合、肌にかかる負担が大きいと、肌トラブルなどを引き起こす恐れがあります。
特に敏感肌の場合は、なるべく肌に負担が少ない洗顔料を選びたいもの。
そこで1つの目安として、化粧品には、化粧品の刺激に関する安全性テストがあります。
主に4つです。
- 24時間閉塞パッチテスト(ヒトパッチテスト)
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
- ノンコメドジェニックテスト
これらの評価は、肌にやさしい化粧品を探す際の一つの指標になります。
ちなみに、敏感肌にとって一番参考になるテストは、『スティンギングテスト』です。
ただ、一点注意があります。
「安全性に関するテストをしたからといって、敏感肌でも刺激を感じない化粧品とは限らない」という点です。
安全性テストを行った場合、下記のようにパッケージや容器に表記されています。
- パッチテスト済み
- アレルギーテスト済み
- ノンコメドテスト済み
- スティンギングテスト済み
でもこれだけではテストを行っただけで、その結果は分かりません。
例えば、「パッチテスト済み」と表記されていても、パッチテストの結果、刺激が認められている可能性があります。
つまり、仮に肌に刺激があったとしても、テストをしたので「パッチテスト済み」と表記できます。
大切なことは、「どのくらいの人でテストをし、どのような結果が出たか」というテストの結果です。
だから、安全性テストの結果を知る必要があります。
しっかりとテスト結果が公開されている化粧品を使いましょう。
関連記事:ノンコメドジェニックテストとは?ニキビ肌におすすめの日焼け止め・化粧品を紹介
4. 角栓ケアにおすすめの洗顔料18選
ここからは、角栓ケアにおすすめの洗顔料を紹介します。
先ほども言及したように、「汚れを落としきれていない」、「逆に洗顔をしすぎる」など間違った方法で洗顔をすると、顔へのダメージや乾燥が促進してしまい、角栓を作ってしまう事があります。
洗顔をする際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
角栓を作らない洗顔に必要な3つのポイント
- 洗顔は朝と夜の2回だけにする
- ゴシゴシ擦ったり、熱いお湯を使わない
- 自分の肌質にあった洗顔料を使う
特に乾燥肌や敏感肌の場合、他の肌に比べると刺激を受けやすくなります。
洗いすぎて肌が乾燥すれば、かえって皮脂の分泌量が多くなり、角栓に繋がることがあるので注意が必要です。
4-1. アクシリオ ダブルクレンジングゲル|泡立て不要で低刺激&高保湿
おすすめポイント
- 泡立てやダブル洗顔が不要のジェルタイプ
- 第三者機関でのアレルギーパッチテスト済み
- ニキビ肌でも使えるノンコメドジェニックテスト済み
アクシリオのダブルクレンジングゲルは、泡立て・ダブル洗顔が不要のジェルタイプ。
洗浄力がマイルドな点が特徴で、肌の汚れはしっかり落とせるのに必要な皮脂は残してくれるため、肌のうるおいを守ってくれます。
肌への負担を少なくしながら毛穴の角栓ケアをしたい人におすすめです。
また、第三者機関による3つの安全性テスト済みで、乾燥して敏感になった肌にも刺激が少ないのも強み。
ニキビ肌でも使えるノンコメドジェニックテスト済みなので、毛穴詰まりからニキビになりやすい方にもおすすめできます。
商品名 |
アクシリオ ダブルクレンジングゲル |
価格 |
20g:初回550円(アクアテクトゲル20g付) |
容量 |
20g/100g/270g |
成分 |
水、DPG、デシルグルコシド、ラウリン酸ポリグリセリル-10、マルチトール、ヒアルロン酸Na、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、BG、カルボマー、トコフェロール、ペンテト酸、エチドロン酸、AMPD、フェノキシエタノール、メチルパラベン |
おすすめの肌質 |
乾燥肌・敏感肌・混合肌 |
長年の毛穴・ニキビの悩みを卒業
中尾 英子さま(68歳) 兵庫県宝塚市在住 愛用歴1ヶ月
ダブルクレンジングゲルは、オールインワン保湿ジェルのアクアテクトゲルとセットでお試しが可能です。
初回の購入に限り550円(送料無料)とお得になっていますので、まずは気軽に試してみましょう。
\初回550円送料無料/
4-2. オルビスミスタ― フォーミングウオッシュ
ORBIS Mr(オルビスミスター)シリーズは、乾燥やニキビ、肌荒れを防ぎ、好印象な清潔透明肌を目指すため、「清潔感」を科学して生まれたメンズスキンケア。
今回紹介するフォーミングウォッシュは、「洗顔料」「先行美容液」「シェービングフォーム」の3つの役割を1つにまとめたアイテム。
皮脂吸着微粒子とモロッコ溶岩のクレイが毛穴の隅々まで汚れを吸着し、スッキリと洗い流してくれるため、角栓ケアに最適です。
商品名 |
オルビス ミスタ― フォーミングウオッシュ |
価格 |
120g:1,650円 |
容量 |
120g |
成分 |
【有効成分】グリチルリチン酸2K 【その他の成分】水、グリセリン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、マルチトール液、アルキルグリコシド、ローズマリーエキス、イチョウエキス、ヒアルロン酸Na-2、ケイ酸Al・Mg、無水ケイ酸、BG、カルボキシメチルセルロースNa |
おすすめの肌質 |
乾燥肌・敏感肌・ニキビ肌 |
4-3. ロゼット 洗顔パスタ 海泥スムース
大人の肌悩みに合わせてクレイ(洗浄成分)を練り込んだ「クレイシリーズ」。
肌質や洗顔後の感触によって5つの種類がありますが、なかでも「海泥スムース」は毛穴汚れ対策洗顔料の商品。
ミネラルを含む海泥とローズフルーツエキスを配合し、陶器のようなつるつる肌に仕上がります。
洗い上がりはすっきりしており、毛穴汚れや小鼻のザラつきが気になる方におすすめです。
商品名 |
ロゼット 洗顔パスタ 海泥スムース |
価格 |
120g:726円 |
容量 |
120g |
成分 |
水、ミリスチン酸K、ステアリン酸、グリセリン、ステアリン酸K、DPG、含硫ケイ酸Al、ラウリン酸K、ラウラミドプロピルベタイン、タルク、カオリン、オクテニルコハク酸トレハロース、ノイバラ果実エキス、グリチルレチン酸、エタノール |
おすすめの肌質 |
普通肌 |
4-4. ファンケル アクネケア洗顔クリーム
クリーミィな泡がデリケートな肌を優しく包み込み、毛穴の汚れや毛穴詰まりをすっきりと除去してくれる洗顔クリーム。
角質除去を促すカンテンの成分が、皮脂を多く含んだ角質を除去してくれます。
商品名 |
アクネケア 洗顔クリーム |
価格 |
90g:1,540円 |
容量 |
90g |
成分 |
グリチル酸2K、精製水、濃グリセリン、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化K、BG、ラウリン酸、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、パルチミン酸、ソルビトール、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、SEステアリン酸グリセリン、PEG4000、セージエキス、ウメ果実エキス、シャクヤクエキス、トウニンエキス、シソエキス-1、カンテン末、イソステアリン酸POEグリセリル、ジリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、リン酸1K、リン酸2Na、天然ビタミンE、d-δ-トコフェロール |
おすすめの肌質 |
普通肌・ニキビ肌 |
4-5. オルビス クリアフルウォッシュ
ベストコスメの18冠を達成した「オルビス クリアフルウォッシュ」。
1990年の発売以来、絶大な支持があるニキビケアシリーズです。
低刺激性の濃密なボリューム泡が肌をやさしく包み込み、角栓の詰まりを溶かして落としてくれます。ニキビや毛穴汚れの原因を残すことなく、クリアな素肌へと導きます。
商品名 |
オルビス クリアフルウォッシュ |
価格 |
120g:1,430円 |
容量 |
120g |
成分 |
【有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム 販売名:クリアフル ウォッシュ |
おすすめの肌質 |
普通肌・ニキビ肌 |
4-6. 無印良品 マイルドクリームクレンジング
出典:無印良品公式サイト
マイルドなクレンジングが特徴の「マイルドクリーム クレンジング」。
クレンジング後の肌をしっとりと保つクリームタイプなので、皮脂を落とし過ぎずに洗顔がしたいオイリー肌にはおすすめ。
手は乾いた状態で使った方が、洗浄効果は高いです。
商品名 |
マイルドクリーム クレンジング |
価格 |
100g:890円 |
容量 |
100g |
成分 |
水、水添ポリイソブテン、イソペンチルジオール、パルミチン酸エチルヘキシル、セテアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ペンチレングリコール、ポリソルベート60、ヒマワリ種子油、ポリクオタニウム‐51、アンズ果汁、モモ葉エキス、ヒアルロン酸Na、グリセリン、ジメチコン、ステアリン酸PEG‐75、BG、カルボマー、トコフェロール、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、クエン酸Na、オレンジ果皮油 |
おすすめの肌質 |
乾燥肌 |
4-7. パラドゥ スキンケアクレンジング
出典:parado公式サイト
「パラドゥ スキンケアクレンジング」は、ミルク状のメイク落とし。
「アクアカプセル処方」という独自の技術を採用しており、肌への負担を少ないままにメイクオフができます。
また、保湿成分の「ヒアルロン酸Na」、その2倍の保水力をもつ「MCキトサン」が洗いあがりの肌をうるおいコートします。
クレンジング後のかさつき・乾燥を防いでくれますから、オイリー肌の原因となる皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待できます。
商品名 |
パラドゥ スキンケアクレンジング |
価格 |
120g:1,320円 |
容量 |
120g |
成分 |
水、グリセリン、シクロペンタシロキサン、PEG-7グリセリルココエート、エチルヘキサン酸セチル、ミネラルオイル、BG、ヒアルロン酸Na、ベタイン、カルボキシメチルキトサンミリスタミド、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、加水分解水添デンプン、イソステアリン酸ソルビタン、イソヘキサデカン、エチルヘキシルグリセリン、カルボマー、キサンタンガム、グリコシルトレハロース、ジメチコン、テトライソステアリン酸ソルベス-30、トリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ポリソルベート60、ベルガモット果実油、アトラスシーダー樹皮油、ノバラ油、オニサルビア油、オレンジ油、ニオイテンジクアオイ油、レモン果皮油、ローマカミツレ花油、パルマローザ油、トコフェロール、メチルパラベン |
おすすめの肌質 |
オイリー肌 |
4-8. ディズム クリーミーフォームウオッシュ
誰でも濃密な炭酸泡が作れる点が魅力の「ディズム クリーミーフォームウオッシュ」。
キメの細かい泡がしっかり毛穴に詰まった皮脂汚れを吸着し、洗い流してくれます。
泡持ちが良いので、洗顔だけでなくシェービングにも使う事ができます。
5つの無添加&リラックスローラルの香り。
商品名 |
ディズム クリーミーフォームウォッシュ |
価格 |
120g:1,980円 |
容量 |
120g |
成分 |
ライスパワーNo11、ビタミンC誘導体、セラミド3、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、グリセリンなど 公式サイトより |
おすすめの肌質 |
オイリー肌 |
4-9. AMBiQUE フェイスフォーム
洗浄成分のモロッコ産溶岩クレイは、肌をケアしながら皮膚上の汚れ・老廃物を落としてくれます。
また、吸着成分の沖縄産マリンシルトが肌の細部に入り込んで、毛穴に詰まった汚れも落としてくれます。
毛穴の黒ずみまですっきりと洗浄してくれる濃密なミクロ泡で、角栓予防ができます。
商品名 |
AMBiQUE フェイスフォーム |
価格 |
フェイスフォーム(130ml)&オールインワンローション(150ml):1,980円 |
容量 |
フェイスフォーム(130ml) |
成分 |
– |
おすすめの肌質 |
普通肌、オイリー肌 |
4-10.クレンジングリサーチ ジェルクレンジング
AHA(フルーツ酸・角質ケア成分)配合のみずみずしいアクアジェルで、濃いアイメイクも毛穴の汚れも軽くなでるだけでスルスル落とす「クレンジングリサーチ ジェルクレンジング」。
アクアジェルでベタつきやヌルつきもなく、 さっぱりとした洗い上がりです。
商品名 |
クレンジングリサーチ ジェルクレンジング |
価格 |
145g:1,100円 |
容量 |
145g |
成分 |
水、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、テトライソステアリン酸ソルベス-30、DPG、シクロペンタシロキサン、パルミチン酸エチルヘキシル、グルコース、グレープフルーツ種子エキス、チャ葉エキス、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、クエン酸、グリセリン、リンゴ酸、水酸化K、乳酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料 |
おすすめの肌質 |
普通肌、オイリー肌 |
4-11.NULL(ヌル) 薬用アクネブロックフェイスウォッシュ
医薬部外品の有効成分がニキビ肌にアプローチ。
濃厚な泡立ちはメンズ肌の毛穴の汚れをしっかりと落としてくれます。
石油系界面活性剤、パラベン、合成着色料、アルコール、鉱物油、合成香料の6つが無添加になっており、敏感肌でも使える仕様です。
商品名 |
NULL(ヌル) 薬用アクネブロックフェイスウォッシュ |
価格 |
120g:2,017円 |
容量 |
120g |
成分 |
グリチルリチン酸ジカリウム、精製水、ミリスチン酸、濃グリセリン、パルミチン酸、水酸化カリウム、ステアリン酸、親油型モノステアリン酸グリセリル、香料、1,3-ブチレングリコール、アロエエキス(2)、イチョウエキス、オウコゴンエキス、オウバクエキス、カモミラエキス(1)、サボンソウエキス、ハチミツ、セイヨウサンザシエキス、セージエキス、ハマメリスエキス、水溶性コラーゲン(F)、アーティチョークエキス、ウメ果実エキス、セイヨウナシ果汁発酵液、天然ビタミンE、アンズ果汁、ダイズエキス、ハトムギ発酵液、チャエキス(1)、キウイエキス、グリコール酸、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン |
おすすめの肌質 |
普通肌、敏感肌、オイリー肌 |
4-12.毛穴撫子 男の子用 重曹泡洗顔
重曹、酵素、スクラブの3つのパワーで毛穴汚れを除去してくれる「毛穴撫子 男の子用 重曹泡洗顔」。
ユーカリの香りでスーッと爽快感のある仕様心地です。
商品名 |
毛穴撫子 男の子用 重曹泡洗顔 |
価格 |
100g:1,320円 |
容量 |
100g |
成分 |
水、グリセリン、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸、ミリスチン酸、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、炭酸水素Na、パパイン、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、ヘチマエキス、カミツレ花エキス、ハチミツ、ローヤルゼリーエキス、ユーカリ葉油、メントール、カンフル、アルギン酸Na、ペンテト酸5Na、カルボマー、カプリリルグリコール、1、2-ヘキサンジオール、BG |
おすすめの肌質 |
普通肌、敏感肌、オイリー肌 |
4-13.メンズビオレ 泡タイプ洗顔
汚れはすっきりと落ちるのに、大切な肌の水分は守ってくれる「メンズビオレ 泡タイプ洗顔」。
きめ細かいもふもふの泡のおかげで、肌をこすらずに洗うことが可能になり、肌のうるおいを守りながら洗うことができます。
泡持ちも非常に良く、洗顔中はもちろんシェービングまで一気にできるのが魅力です。
商品名 |
メンズビオレ 泡タイプ洗顔c |
価格 |
オープン価格 |
容量 |
150ml |
成分 |
成分:水、グリセリン、ラウレス硫酸Na、PG、ラウラミドプロピルベタイン、アルギニン、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリルヒドロキシスルタイン、ポリクオタニウム-39、ラウリン酸PEG-12、ステアリン酸PEG-150、PPG-7、水酸化Na、EDTA-2Na、EDTA-3Na、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料 |
おすすめの肌質 |
普通肌、オイリー肌 |
4-14.ウーノ ホイップウォッシュ(ブラック)
出典:UNO公式HP
炭パウダー配合の濃密泡がスピーディーに泡立ち、脂やテカリをさっぱりと落としてくれます。
天然クレイ洗浄成分も配合し、毛穴汚れをオフ。
商品名 |
ウーノ ホイップウォッシュ(ブラック) |
価格 |
オープン価格 |
容量 |
130g |
成分 |
水,グリセリン,ステアリン酸,ミリスチン酸,水酸化K,ラウリン酸,PEG-8,ステアリン酸グリセリル(SE),ココイルメチルタウリンNa,メントール,メタケイ酸アルミン酸Mg,炭,アクリレーツコポリマー,EDTA-3Na,クエン酸Na香料 |
おすすめの肌質 |
オイリー肌 |
4-15.ビオレ おうちdeエステ
出典:花王
脂っぽい肌向けと、ゴワゴワと乾燥する肌向けの2種類があります。
自分の肌タイプに合わせて選びましょう。
商品名 |
ビオレ おうちdeエステ |
価格 |
ショップにより異なる |
容量 |
150g |
成分 |
【なめらかna】水、ソルビトール、トロメタミン、トレハロース、アルギニン、マンニトール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ラウレス-21、ミリスチン酸、ラウレス-4カルボン酸、EDTA-2Na、水酸化K、フェノキシエタノール、香料 |
おすすめの肌質 |
脂性肌 / 乾燥肌 |
4-16.ツルリ 角栓溶かすジェル&スクラブ
出典:BCL
黒ずみ溶解ジェルとホホバ油スクラブを配合。
角栓や黒ずみ・汚れを溶かし出す効果が期待できます。
商品名 |
ツルリ 角栓溶かすジェル&スクラブ |
価格 |
990円 |
容量 |
55g |
成分 |
水、ソルビトール、イソペンチルジオール、グリセリン、ポリソルベート80、シリカ、ステアリン酸ステアリル、グリコシルトレハロース、セイヨウハッカ葉エキス、ハマメリス葉エキス、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーエキス、加水分解水添デンプン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、BG、PEG-8(カプリル酸/カプリン酸)グリセリズ、イソノナン酸イソノニル、オレイン酸、キサンタンガム、キャンデリラロウ、クエン酸、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、セバシン酸ジイソプロピル、ホホバエステル、メントール、リンゴ酸、水酸化K、乳酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料 |
おすすめの肌質 |
混合肌・脂性肌 |
4-17.スイサイ パウダーウォッシュN
商品名 |
スイサイ ビューティクリアパウダーウォッシュN |
価格 |
1,980円 |
容量 |
12.8g |
成分 |
タルク、ココイルイセチオン酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウリン酸K、ミリストイルグルタミン酸Na、カラギーナン、シルク、メチコン、イソステアリルアルコール、BHT、DPG、エチルグルコシド、乳酸、水酸化K、プロテアーゼ、ヒアルロン酸Na、リパーゼ、メチルパラベン |
おすすめの肌質 |
乾燥肌・混合肌・脂性肌 |
4-18.オバジC 酵素洗顔パウダー
商品名 |
オバジC 酵素洗顔パウダー |
価格 |
1,980円 |
容量 |
0.4g×30個 |
成分 |
タルク、ラウロイルグルタミン酸Na、ミリストイルグルタミン酸Na、ソルビトール、ココイルグリシンNa、アクリレーツクロスポリマー-2-Na、アスコルビン酸、プロテアーゼ、リパーゼ、ヒメフウロエキス、アスコフィルムノドスムエキス、水、シリカ、デキストリン、BG、リン酸K、リン酸2Na、メチルパラベン |
おすすめの肌質 |
乾燥肌・混合肌 |
5. 角栓ケアにおすすめの保湿アイテム
アクアテクトゲル おすすめポイント
- 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
- 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
- 保湿完了を追求した結果「これ1本」で保湿が完了
ダメージ肌の改善に向いている保湿剤の条件は、「低刺激・高保湿」です。
そんな「低刺激・高保湿」なスキンケアを叶えてくれる化粧品が【アクアテクトゲル】。
16種類の保湿成分が、肌に「水分」と「油分」をバランスよく補給するため、乾燥状態の肌やバリア機能が落ち込んだ肌にダイレクトに効果を発揮します。
また、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、安心して使うことができます。
※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
これまで、毛穴汚れや黒ずみに悩んでいて、スキンケアを見直したいという方は、ぜひ550円のお試しセットからはじめてみてください。
特徴 |
|
うるおい成分 |
グリセリン・スクワラン・アボカド油・ヒアルロン酸Na・アルギニンなど |
値段・容量 |
100g 3,200円(税込)・20g 800円(税込) ➡今ならアクアテクトゲル20gと洗顔20gのお試しセット1,600円が、初回550円で買える!(送料無料) |
6.角栓を予防する正しい洗顔の流れ
角栓を作らないための「正しい洗顔」の秘訣は、汚れは落とし、皮脂などの必要な成分は落としすぎないことです。
そして、洗顔後の保湿をすることが重要です。
角栓は洗顔だけではとりきれませんが、それでいいのです。
自然にはがれ落ちるので、それを待ちます。
この章では、それぞれのポイントを解説します。
6-1.まずは、手をキレイに洗ってから洗顔準備
顔を洗う手が清潔であることは大事なポイントです。
洗顔前に手をよく洗って、汚れや雑菌を落としましょう。
手の油分が落ちるので、洗顔料の泡立ちもよくなります。
6-2.汚れに丁寧に洗顔をなじませる
泡立てる洗顔の場合
洗顔の際は、泡立ちがよくなるよう顔をぬるま湯で濡らしておきます。
ぬるま湯を数回足しながら、洗顔料をしっかりと泡立てましょう。
泡立てない洗顔料の場合
顔全体をぬるま湯で洗い流します
次に、洗顔料をそのまま顔に広げます。
鼻やTゾーンなど皮脂分泌の多いところから洗顔料を乗せ、手でゴシゴシとこするのではなく、指をすべらすようになじませます。
次に、フェイスラインを洗い、最後に頬や目元など皮脂分泌の少ないところをさっと洗いましょう。
メイクをしっかり落とすことは重要ですが、オイルタイプなど強いクレンジングは皮脂を落としすぎて肌の刺激になることがあります。
肌質によってはダブル洗顔を避け、メイクも落とせる洗顔料を使うことがおすすめです。
関連記事:泡立てない洗顔料おすすめ人気5選!ドラッグストアでも人気の商品を紹介
6-3.ぬるま湯(34~36度ぐらい)で洗い流す
洗い流しに適切なぬるま湯の温度は人肌かそれより低いくらいの温度です。
おおよそ34~36度ぐらいを目安にしましょう。
入浴中に洗顔をする場合は、シャワーのお湯では温度が高すぎるので注意しましょう。
洗い流す際は、洗顔料のぬるつきがなくなるまで、繰り返ししっかりとすすぎます。
シャワーを顔に当てることは、水圧が刺激となり皮脂を落としすぎるので控えましょう。
6-4.保湿を「正しく」行う|おすすめ商品も紹介
洗顔した肌は乾燥しやすいので、スピーディーかつしっかりと保湿を行います。
忙しいとつい化粧水だけ、乳液だけのケアで済ませてしまいがちですが、余計に乾燥を招いてしまうので注意が必要です。
化粧水だけでは、いずれその水分が蒸発するだけでなく、肌がもともと持っている水分と一緒に蒸発するので、保湿としては逆効果です。
水分と油分の両方を補うことがポイントなので、乳液だけのケアもおすすめできません。
忙しくて保湿ケアを行う時間が取れない場合は、オールインワンジェルを使用しましょう。
水分と油分を一度に補給でき、うるおいのバランスキープにとても役立ちます。また、適度な硬さのあるジェルは肌へ塗るときの摩擦が少なく、刺激になりにくいこともメリットです。
そこで当社では、「水分」と「油分」を同時に補給し、角栓の原因である「乾燥肌」の改善に効果が期待できる高保湿ゲルを開発しました。
関連記事:【顔の保湿】正しくしないと逆効果!理想のうるツヤ肌への近道とは?<
関連記事:正しい保湿とは?肌が乾燥する原因と対処法を徹底解説
7.角栓を作らない生活5つのコツ
角栓の生成を防ぐためには、正しい洗顔も重要ですが、生活にもポイントがあります。
今日から実践できる4つのコツをまとめましたので、ぜひ取り入れてみてください。
7-1.生活習慣を整える
生活習慣は、肌のコンディションに大きな影響を及ぼします。
角栓の生成されるには「皮脂分泌」が関係するので、脂肪分の多い食事が続くなど皮脂の分泌が過剰になるような食生活をすると、角栓の原因となることがあります。
また、過度なダイエットやアルコールの摂りすぎ、喫煙などは、乾燥による肌荒れの原因となり、角栓の生成につながります。
さらに、睡眠時間が不足すると肌荒れと過剰な皮脂分泌の両方が起きるため、これも角栓の生成の原因とされています。
肌状態を整えるためには、できる限り生活習慣から整えていきましょう。
7-2.栄養バランスの整った食事をとる
角栓の原因となる過剰な皮脂分泌を予防したり、ターンオーバーを整えたりするためには、食生活が大きなポイントです。
以下の栄養素を積極的にとって、内側からケアしましょう。
- ビタミンA(ターンオーバー正常化に役立つ)……うなぎ・レバー・かぼちゃ・にんじん・モロヘイヤ
- ビタミンB2(皮脂量をコントロールする)……レバー・ぶり・納豆・卵
- ビタミンB6(皮脂量をコントロールする)……バナナ・まぐろ・かつお・ささみ
- ビタミンC(皮脂量をコントロールする)……レモン・いちご・キウイ・ブロッコリー
- ビタミンE(ターンオーバー正常化に役立つ/皮脂の酸化を抑制する)……アボカド・ ナッツ
食生活を整え、角栓が作られにくい体質へと変化させることで、根本的な解決につながることが期待できます。
7-3.質のよい睡眠をとる
睡眠中の肌の修復には、睡眠の質がカギとなります。
質の良い睡眠とは、眠り始めから3時間経って成長ホルモンが分泌されるときに、深い睡眠に達していることです。
また、強い抗酸化作用を持ち、美肌作りに役立つホルモン「メラトニン」の分泌は、午前0~3時が盛んになるので、早めの就寝も重要です。
就寝前は、自律神経の切り替えを邪魔しないことを意識しましょう。
スマートフォンやパソコンの画面は見ないようにしたり、夕方以降はカフェインを控えたりすると、滞りなくリラックスモードに切り替えられます。
7-4.ストレスをためない
肌の乾燥には、角栓の原因となるターンオーバーの乱れや、バリア機能の低下が関連しますが、原因のひとつにストレスが挙げられます。
ストレスを感じると、血管の収縮により血行が悪くなり、肌へ行き渡る栄養が滞って、うるおいが失われます。
肌へ影響が及ぼさないためにも、ストレスはまめに解消することがおすすめです。
気分が安らぐアロマやリフレッシュできるアクティビティ、習い事など、自分にあったストレス解消法を見つけましょう。
7-5.運動を習慣にする
運動すると血行が促進されるため、血液中の栄養が肌まで届きやすくなります。
新しい肌を作る作用や古い角質を排出する作用が活性化し、正常なターンオーバーへと変化していきます。
また、ストレス解消や質のよい睡眠にもつながるので、角栓予防には一石二鳥です。
運動メニューはウォーキングや軽いジョギングなど、血行を促進できる有酸素運動がおすすめです。運動の際は、乾燥肌の原因とになる紫外線の対策をしっかりと行い、汗はこまめに拭くようにしましょう。
8.角栓にまつわるよくある質問
Q1.ホットタオルで角栓は取れる?
A.角栓はホットタオルではとれません。
角栓は、剥がれかけの肌細胞ですから、温めてもふやけるだけです。
ホットタオルに期待できるのは、温熱によるリラックス効果です。
Q2.押すとにゅるっと出てくるもの、これは角栓ですよね?
A.いいえ、それは「皮脂」です。
毛穴の中には皮脂が詰まることがあり、押し出して出てくるものはその「皮脂詰まり」です。
角栓とは、剥がれかけた肌の細胞であって、タオルでこすったりするととれることはありますが、押し出して出てくるものではありません。
Q3.毛穴の黒ずみは、角栓ですか?
A.角栓とは別のものです。
「皮脂詰まり」や「黒ずみ」も全部ひっくるめて「角栓」と呼ぶことがあるようですが、症状から見ると別のものです。
黒ずみは、毛穴にある皮脂や汚れが酸化しこびりつき、黒く見えるものです。
基本的には、毎日の洗顔で汚れは落ちます。
しかし、まだすぐにこびりつく傾向がありますので、正しい洗顔方法をマスターしてケアをしましょう。
Q4. 角栓は取った方が良い?
A、角栓をとる行為は、できるだけやめましょう。
多くの人は、角栓を「毛穴に詰まった汚れ」と認識しています。
ですから、鼻パックなどでとる必要があると思いがちですが、それは間違いです。
実は角栓とは、はがれかけた肌の細胞(角質細胞)です。
無理に角栓をとることは、一時的には角栓を除去できても、肌表面を傷つけやすく、周りの角質をとりすぎてしまい、肌にダメージを残してしまいます。
ダメージは過剰な皮脂分泌やターンオーバーを早める原因となるので、より角栓が作られやすくなる可能性があります。
また、肌が傷つくことでニキビやシミなど、新たな肌トラブルが起こる恐れもあるでしょう。
角栓をとる行為は避けるほうが賢明です。
関連記事:角栓(毛穴)パックがよくないって本当?肌に優しい角栓除去方法を紹介
まとめ
角栓とは、剥がれ落ちかけている肌の細胞のこと。
無理にはがしたりとったりすると、働いている肌細胞までもとってしまうことになります。
すると、余計に角栓ができる悪循環にはまってしまったり、肌のバリア機能を低下させることで、新たな肌トラブルにつながることも。
ですから、正しく洗顔・保湿をし、角栓を作らせない肌にすることが大切ですよ。
私も若いころは、角栓や毛穴の黒ずみ、ニキビ、オイリー肌と悩みは尽きませんでした。
今なら、「それ自分のケアのせいでしょ」とわかりますが、当時は何もわかっていませんでした。
ですから、正しいケアを知って、早く悪循環から抜け出せる人が増えることを願うばかりです。