角栓(毛穴)パックがよくないって本当?肌に優しい角栓除去方法を紹介

毛穴のスキンケア

鼻や頬にぽつぽつとできてしまった角栓による毛穴の目立ちや黒ずみ。
角栓といえば、「角栓パック」です。
でも、なんとかしたいと思うものの、「角栓パックって本当にいいの?」「改善するにはこのケアだけでいいのかな?」と疑問を持っている方は、多いのではないでしょうか。

実は私も若いころは気になる角栓に、「鼻パックしてるけど、なんでいつまでもなくならないんだろう…」と、疑問を持っていました。
だって、何回パックをしても無くならないし、そればかりかどんどんと角栓の目立ちが悪化していったのです。

実は毛穴の悩みを改善するには、角栓パックよりも、正しいスキンケアや生活習慣の見直しが大切です。
というのも、角栓を取り除くだけでなく予防することで、トータル的な改善が期待できるからです

ここでは、角栓パックのメリット・デメリットや使用する際の注意点、悪化させないためのケア方法について紹介します。
本当の意味で効果のある角栓ケアを知りたい方はぜひ参考にしてください

今のままで角栓がなくなるのか不安に思っている方は、不安解消のためにもぜひこの記事をお読みくださいね。


1.  角栓は、毛穴に皮脂や角質が詰まったもの

毛穴と皮脂、角栓のイメージイラスト

「角栓」とは、出口が狭くなった毛穴の中に、皮脂や角質が詰まってできたもののことです。
角栓のうち、約30%が皮脂、約70%が角質細胞でできています。

正常な状態の肌では、図のように「皮脂線」から分泌された皮脂は、適度に皮膚や髪をコーティングして守る役割を果たしてくれます。
しかし、ホルモンの作用や乾燥、加齢による影響などの要因から、皮脂の分泌量が増えたり、ターンオーバーがうまくいかないことにより、出口を狭めてしまうことがあります。

そうして出口を塞がれたことで皮脂は詰まり、空気に触れると酸化し黒くなり、毛穴の黒ずみとなって現れます。
角栓による毛穴の黒ずみは、鼻の頭や小鼻、額など、皮脂量が多い場所にできやすく、人目に付きやすいため見た目年齢にも大きく影響します。

また、角栓が大きくなると毛穴が盛り上がった状態になり、皮脂を栄養源としてニキビに進行することも少なくありません。

ポーラ化成工業株式会社の「年齢による毛穴の目立ちの実態調査」によると、角栓のある毛穴は10~20代にかけて急増し、20~30代でも増加する傾向があります。
30~40代以降は角栓の詰まりが減少するものの、老化による要因で、また毛穴が目立つようになります。

つまり、角栓による毛穴の黒ずみは30代以下の若い世代に起こりやすく、それ以降も毛穴の開きとして見た目年齢に大きな影響を与えるのです。

1-1.  原因①:皮脂の過剰分泌

角栓が目立つ原因のひとつは、皮脂の過剰分泌です。
皮脂には外部刺激から肌を守る役割があるため、なくてはならない存在です。

しかし、過剰に分泌されると毛穴の中に詰まり、皮脂や汚れなどが付着することで酸化し、角質にこびりつきます
この、なかなか剥がれ落ちない毛穴をふさぐ栓が、角栓です。

皮脂の過剰分泌は、男性ホルモンの分泌量が大きく関わっています。
男性ホルモンは皮脂の分泌を促すうえ、角質の柔軟性を低下させ角栓の詰まりを促進させる働きがあります。

思春期から20代前半はホルモンバランスが乱れるため、皮脂の分泌が特に盛んになり角栓ができやすくなります。

また、20代後半以降でも、

  • 気温の上昇 
  • 不規則な生活
  • 無理なダイエット
  • アルコールの過剰摂取
  • ビタミン不足
  • ストレス
  • 生理周期

などによってホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌量が増加することがあります

1-2.  原因②:乾燥肌によるターンオーバーの乱れ

皮脂の過剰分泌が原因でできる角栓ですが、実は、「乾燥によるターンオーバーの乱れ」も大きく関わっています
というのも、肌が乾燥するとターンオーバーが乱れ、角質が毛穴に詰まりやすくなるからです。

ターンオーバーのイメージ図

ターンオーバーとは、上の図のように肌細胞が生まれ変わること。

表皮の一番奥にある基底層で生まれた細胞は、約4週間かけて表面の角質層まで押し上げられます。
角質層となった細胞は、垢や古い角質としてはがれ落ち排出されます。

この一連のサイクルを「ターンオーバー」と呼び、早くても遅くても健やかな肌状態は保てません。
健康的なスピードでターンオーバーが行われている肌は、成熟した細胞がたっぷりとうるおいを抱えて並んでいます。

しかし、乾燥状態が続くと、ターンオーバーが早くなり未熟な細胞が表面に並ぶことになります。
未熟な細胞ははがれ落ちる機能も低下するため、行き場のなくなった角質は毛穴にたまり角栓となるのです

また、乾燥は、古くなった角質の排出も遅らせると言われています。
乾燥した肌は「カサカサ」とした手触りや見た目です。
これは、細胞同士がなかなか離れないため。

つまり、乾燥によって、

  • ターンオーバーが早くなり未熟な細胞が積みあがる
  • 古い角質がはがれにくくなる

といった変化が起こるため、角栓ができやすくなるのです。

1-3.  原因③:メイクや余分な皮脂の洗い残し

角栓の詰まりの原因として、メイクや余分な皮脂の洗い残しも挙げられます。洗顔時に目元や頬、Tゾーンはしっかり洗っていても、顎をついサッと済ませてしまう人も多いでしょう。

洗いづらいから、目立たないからと言っておざなりにしていいわけではありません。
メイクをしっかり落とさないと、他の部分と同様に、汚れが毛穴に詰まってしまいます。

クレンジングや洗顔をするときは、落とし切れているかどうか確認すると良いでしょう。

ただし、メイクや皮脂を落とそうと洗いすぎるのも肌にとってはよくありません。
ゴシゴシこするのは皮膚刺激になり、洗いすぎると必要な皮脂まで取り除いてしまうため、他の部位と同じように優しく洗うようにしましょう。


2.角栓(毛穴)パックが良くないのはなぜ?使うとどうなる?

角栓を除去する方法のひとつに、「角栓パック」いわゆる「鼻パック」が挙げられます。
誰もが一度はやったことがあるぐらい、角栓パックは自宅で気軽に毛穴ケアができる方法として認知されています。

ただ角栓パックは、手軽に角栓を除去することができるメリットをもつ一方で、注意すべき点もあります。

この章では、角栓パックのメリットやデメリットと使うときの注意点、タイプ別の特徴について説明します。

2-1.  そもそも角栓(毛穴)パックって何?

毛穴パック

角栓(毛穴)パックは鼻の黒ずみや角栓、古い角質を取り除く美容アイテムのこと。

使用頻度は商品により異なりますが、一般的に週に1〜2回使用するものが多めです。

角栓(毛穴)パックを使うと、パックを貼った範囲の角栓を一気に除去できます。

通常の洗顔では角栓は落とせませんが、角栓パックなら気になる部分に貼ってはがすだけで、手間をかけずに手軽にケアできます。

毛穴にパックシートが入り込み、角栓をしっかりキャッチ。毛穴パックをはがすときに、角栓を取り除いてくれます。

角栓(毛穴)パックには幾つか種類があり、以下の3つが代表的なものです。

シートタイプ

最もよく知られているのが、この「シートタイプ」。粘着性のある毛穴パックを貼って剥がすことで、毛穴の角栓や汚れを取り除きます。

クリームを塗って剥がすタイプ

専用のクリームを塗って剥がすタイプの毛穴パックです。商品によって性質は異なり、肌のうるおいを保持したり、エイジングケアに役立つものなどがあります。

クリームをぬって洗い流すタイプ

角栓や毛穴の黒ずみが気になる部分にクリームを塗って、時間をおいてから洗い流すタイプもあります。

2-2.  角栓(毛穴)パックを使うと角栓が余計にひどくなる可能性が

さて、手軽に角栓を除去してくれるアイテムとして有名な角栓(毛穴)パックですが、「使うと肌によくない」という声を聞いたことはありませんか?

なぜ角栓(毛穴)パックがよくないと言われるのでしょうか?

結論「角栓(毛穴)パックを使うことで、更に角栓がひどくなる可能性があるから」です。

なぜ余計にひどくなるのか?

そもそも角栓(毛穴)パックは、手軽に角栓を除去できるメリットを持つ一方で、下記のようなデメリットがあります。

角栓パックのデメリット

  • パックを貼った部分の、健康な角質細胞も取ってしまう
  • 肌へのダメージが大きい

角栓(毛穴)パックは角栓だけではなく、肌を構成する大切な角質細胞まで取ってしまう可能性が高いため、肌に大きな刺激を与えます。

表面の細胞がパックによって剥がされると、皮膚のバリア機能が損なわれます。

そうなると、肌が乾燥し刺激に弱くなります。

そして最終的に、体の防御反応が働き、皮脂が過剰に分泌されます。

さてもう一度思い出しましょう。
角栓の正体は「毛穴に皮脂や角質が詰まったもの」です。

つまり、前項で説明した「皮脂の過剰分泌」および「ターンオーバーを早める」行為につながるため、逆に角栓の増加が増加する可能性が高いのです。

角栓を取るはずが、逆に角栓を増やしてしまう

先ほども言及したように、角栓(毛穴)パックを使うことで、逆に角栓を増やしてしまう可能性があります。

パックを使って角栓を取ることは、肌への物理的刺激も大きいです。

皮脂を過剰分泌させる要因が非常に多いのです。

これらの事実が「角栓(毛穴)パックはよくない」と言われる理由です。

2-3.角栓(毛穴)パックでケアする際の注意点

角栓パックは、手軽に角栓の除去ができる反面、使い方によっては肌にダメージを与える可能性があります。
角栓パックでケアするときは、以下の注意点を守りましょう。

【1】使用頻度に気を付ける

角栓パックをするなら、使用頻度を最小限にしましょう。

角栓パックを使ったからといって、全ての角栓を完璧に除去できるわけではありません。
特に深い毛穴に詰まった角栓は、パックで取り除くことが難しいです。

しかし、取れないからと言って無理やり取ろうとするのはご法度。
前述した通り、角栓パックには角質を取りすぎてしまい、肌にダメージを与えるといったデメリットがあるからです

そのため、パックをやりはじめるとクセのように「毎日パックをする」という人も少なくありません。

毎日パックをするとかえって肌状態を悪化させるという事態になりかねません。
角栓パックは毎日ではなく、多くても週1回程度の使用頻度に留めておきましょう。 

【2】使った後はしっかりと保湿を

角栓パックは、肌表面の角質を取り去ってしまうため、乾燥しやすくなります。
そのためパックをした後は、化粧水や美容液、乳液、クリームなどで、いつも以上にしっかりと保湿をしましょう

オールインワンジェルを使っているならば、重ね塗りが可能です。
一度塗りをしたあと、1時間後や寝る前など、こまめに重ね塗りをしておくと、効果的です。


3.  では角栓を取るにはどうすれば良い?正しい方法とは?

角栓パックが肌によくない可能性があると分かった今、角栓を取るにはどのような方法を取れば良いのでしょうか?

3-1.  基本的に角栓は取ってはダメ

実は皆さんが困っている角栓は、基本的には「取ってはNG」です。

角栓自体は、少しの力で取ることができます。

角栓パックやピンセットを使えば、もっと簡単に取り出せます。

ただ前述したとおり、無理矢理にはがしたりとったりすると、肌にダメージを残します。

そのダメージが起因して、むしろ角栓の数を増やす可能性さえあります。
角栓を取りたくなる気持ちは分かりますが、グッとこらえましょう。

すでに出来てしまった角栓は、正しいスキンケアを行えば、肌のターンオーバーでいずれ剥がれ落ちます。

3-2.  洗顔や保湿の方法を見直してみよう

角栓を無理に取らず放っておく代わりに、自分のスキンケアを今一度見直しましょう。

すでにできてしまった角栓は、正しいスキンケアをすることで、肌のターンオーバーを経て無くなります。

次は、新たなザラザラを生み出さないことが大事です。

多くの場合、角栓ができる原因はスキンケアにあります。

毛穴に皮脂が詰まる理由としては、乾燥や皮脂の過剰分泌が多いからです。

そしてこれらの問題は、スキンケアで解決できます。大きく分けて「洗顔」と「保湿」に分けられます。

角栓を作らないための「洗顔」

角栓で悩んでいる時や、角栓の正体が皮脂だと知った時、「もっと洗顔をしよう」と考えませんでしたか?

実は逆なんです。

洗顔の回数が多すぎたり、洗浄力の強い洗顔料を使って「洗顔」をすると、肌にある皮脂をとり過ぎてしまい、皮脂が逆に過剰分泌されます。

そもそも皮脂は私達が生きて活動するうえで欠かせない「肌のバリア機能」として働いています。

洗顔で皮脂をとり過ぎてしまうと、皮脂の不足を察知した体が「もっと皮脂を分泌させよう!」となるのも、納得がいくのではないでしょうか。

角栓や毛穴の黒ずみに悩んでいる方は、一度自分の洗顔方法を見直してみましょう。

角栓を作らないための「保湿」

角栓できる理由として、皮脂の過剰分泌と合わせて、もう1つ考えられるのが「肌の乾燥」です。

肌が乾燥しターンオーバーの周期が乱れるために、剥がれ落ちるべき古い角質が肌の表面を覆います。

角質層が厚くなり毛穴が塞がるため、角栓につながります。

肌の乾燥を防ぐためには、水分・油分・保湿成分の3つをしっかりと肌に与えて、肌をうるおすことが大切。

  1. 化粧水で水分を補給する
  2. 乳液やクリームで水分が蒸発しないようフタをする

最近は「オールインワン」タイプの化粧品もあります。

化粧水・乳液・美容液・クリームが一つになったタイプの物だと、1本で水分・油分・保湿成分を与えることができて、便利です。

3-3.  ピーリングなどを試すのは月1回まで

基本的に角栓は、何も手を付けず、自然と無くなるのを待つことが重要ですが、すでに詰まっている角栓を除去する方法として「ピーリング」というものがあります。

ピーリングとは、肌表面にある古い角質を柔らかくし、取り除く美容法です。

角栓除去はもちろん、ニキビ跡やシミ、色素沈着などさまざまな肌トラブルへのスペシャルケアとして用いられています。

▼使用時の注意点
ピーリングを頻繁に行うと肌に負担がかかるため、週に1~2回程度にしておきましょう。

ピーリング後は肌が敏感な状態になるため、いつもより入念に保湿ケアや紫外線対策をするように心がけましょう。

また、ピーリングで一時的に顎のザラザラがキレイになっても、根本的なスキンケアを見直さない限り、再びザラザラに悩むことになります。

スペシャルケアを試した後は、日々のクレンジングや洗顔、保湿方法を見直す時間を取りましょう。


4.角栓をなくすためのスキンケア方法とおすすめ商品を紹介

角栓は無理やり取ろうとすると、肌が傷つきます。

肌のダメージを感知した体は、防御反応を働かせ、更に皮脂分泌を活性化させます。

その結果、角栓を除去するはずが、更に角栓が増えてしまう事態に。

すでに出来てしまった角栓は、洗顔やピーリングなどを通して自然にはがれるのを待つのが賢明です。

大事なことは「これ以上角栓を作らないスキンケア」を心がけ、今後は角栓に悩まないような肌状態を作ること

だからスキンケア選びが大切

今回は、角栓に悩む人におすすめのスキンケア商品を、以下の2つのポイントからお伝えします。

  1. 「皮脂を取りすぎない」洗顔料を選ぶ
  2. 「バリア機能を維持する」高保湿商品をを選ぶ

4-1.  皮脂を取りすぎない「ダブル洗顔不要」の洗顔料

角栓に悩む人におすすめなのが「ダブル洗顔不要のクレンジング」。

メイクなどの脂汚れや毛穴に詰まった角栓を落とす「クレンジング」と、古くなった角栓や余分な皮脂を落とす「洗顔」が一度に行える商品のことです。

メイクも汚れも、きちんと洗浄できますし、肌に余計な刺激を与えないので、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。

結果的に角栓ができにくい肌状態に。

洗浄力がマイルドなダブル洗顔不要のクレンジングを選べば、「皮脂を取りすぎない」マイルド洗顔と、摩擦の少ない低刺激洗顔が一度に叶うため、角栓に悩む方には非常におすすめのアイテムです。

4-1-1.  アクシリオ ダブルクレンジングゲル

商品名

アクシリオ  ダブルクレンジングゲル

商品画像

ダブルクレンジングゲル

商品の特徴

・ノンコメドジェニックテスト済みのため、「ニキビのもと」ができにくい(※)
・合成香料無添加・無着色・アルコールフリー
・3つの安全性テスト済なので、肌に優しい
・お試しセットがあるのも嬉しいポイント
※全ての方にニキビの元(コメド)ができないわけではありません

容量・参考価格

・20g 800円
・100g 2,800円
・270g 5,900円

550円でお試しセットが購入可能
(保湿ジェル20g付)

公式サイト

4-1-2.  ダブルクレンジングゲルなら、低刺激な「簡易パック」ができる

先ほどは「使用は肌によくない」と言及した毛穴パックですが、ダブルクレンジングゲルを使うと、低刺激な「簡易パック」を作ることができます。

「ダブルクレンジングゲル」というメイク落とし・洗顔料を、厚みが出るほど鼻部分に塗布し、洗浄剤の作用で毛穴に詰まった汚れや皮脂をじっくり溶かすというもの。

即効性はないものの、肌に負担がありませんので、どんな肌状態の方でも安心です。

手持ちのクレンジングでも試せる方法です。
「パックで余計に角栓が目立ってきた」という方は、パック方法をこうした肌にやさしいものに切り替えましょう。

【お風呂で実践】ダブルクレンジングゲルパックの方法

  1. メイク落としや洗顔を終えた状態で、顔や手についた水滴をタオルなどで軽くふきとります。
  2. 気になる鼻・小鼻の部分に、ダブルクレンジングゲルを少し厚みが出るくらいにたっぷり塗ります。(2mm程度を目安にしてください)
  3. 湯船につかって約3~5分ほど待ちます。
    長く置きすぎないように注意してください。
  4. 鼻のダブルクレンジングゲルを、水に近いぬるま湯(34~36度ぐらい)で丁寧にすすぎ洗いをします。
  5. お風呂上りにしっかり保湿を行います。

4-2.  バリア機能を維持する「高保湿商品」

皮脂の分泌分泌を改善するために、洗顔と並んで大切なのが「保湿」。

  • 水分を補給して肌内部の水分量をあげる
  • 油分や保湿成分で、肌内部の水分の蒸発を防ぐ

このような「適切な保湿」のスキンケアがされた肌は、過剰な皮脂分泌を止めます。

【保湿化粧品】アクアテクトゲル

アクアテクトゲル

アクアテクトゲル おすすめポイント

  1. 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
  2. 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
  3. 「これ1本」で保湿完了のオールインワンタイプ

    角栓ができる肌を改善するための保湿剤の条件は、「低刺激・高保湿」です。

    そんな「低刺激・高保湿」なスキンケアを叶えてくれる化粧品が【アクアテクトゲル】。

    16種類の保湿成分が、肌に「水分」と「油分」をバランスよく補給するため、肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」に効果を発揮します。

    また、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。

    1. パッチテスト
    2. アレルギーテスト
    3. スティンギングテスト

    炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、肌への刺激をさけ、バリア機能を保持してくれます。

    ※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
    ※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。

    特徴

    • 7種類の基礎化粧品の役割
    • 高保湿、低刺激
    • スティンギングテスト済みで肌にやさしい
      ※すべての方に皮膚刺激が起こらないわけではありません

    うるおい成分

    グリセリン・スクワラン・アボカド油・ヒアルロン酸Na・アルギニンなど

    値段・容量

    100g 3,200円(税込)・20g 800円(税込)

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    初回限定で550円(税込)でお試しができます。(※洗顔料つき)

    • 角栓に悩んでいる
    • 油っぽい顔を改善したい

    上記のような方は、ぜひアクアテクトゲルを手に入れてみてくださいね。

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      5.角栓や毛穴の黒ずみを発生させないケア方法

      黒ずみは、毛穴にある皮脂や汚れが酸化しこびりつき、黒く見えるものです。
      基本的には、毎日の洗顔で汚れは落ちます。

      しかし、いつまでも黒ずみが目立っているならば、酸化した汚れがこびりつく傾向があるということ。
      ですから、黒ずみを発生させないための日頃のケアが大切です。

      そこで次に、正しいスキンケア方法や生活するうえでの注意点について説明します。

      5-1.毎日きちんとメイクを落とす

      帰宅が遅くても疲れていても、しっかりとメイクを落とすことが大切です。
      肌表面に残ったメイクは、毛穴の汚れや詰まりの原因になります。
      また、メイク料の残りは角栓だけでなく、ニキビや乾燥などあらゆる肌トラブルにつながります。

      できれば帰宅後すぐに、メイクを落とす習慣を身につけましょう

      5-2.泡立つ洗顔料は、しっかりと泡立てて使用する

      泡立てるタイプの洗顔料を使っている場合は、しっかりと泡を立てて洗顔を行いましょう。

      ポーラ化成工業の「水性洗顔料の使用方法と肌への影響~肌にやさしい理想的な泡による洗顔について~」によると、洗顔料を十分に泡立てることが重要だと考える人が多い一方で、それを実践できている人は少ないことが分かっています。
      同じ洗顔料を使っても、泡立て方が不十分だと乾燥感やかゆみなどの肌トラブルになる可能性も示されています。

      毛穴の黒ずみを予防するためには、しっかりと洗顔をして肌を清潔な状態に保つことが大切です。
      ただし、角栓や毛穴の汚れを落とそうと、強い力でゴシゴシとこすってはいけません。

      理想はたっぷりの泡で手と肌が触れないように、やさしく洗うこと。
      しっかりと汚れを落としながらも肌に負担をかけないために、日頃から洗顔方法にも気を付けましょう

      私はこの泡立てが苦手(面倒とも言います…)でしたので、「泡立てない洗顔料」を使っています。
      今はいろいろな種類がありますので、使ったことがない方はこちらの記事「人気の泡立てない洗顔料おすすめ5選。時短ケアなのに肌悩みも解消」を参考にして、泡立てない洗顔料を便利に使ってみてはいかがでしょうか。

      5-3.丁寧に保湿する

      前述した通り、角栓ができる原因のひとつは肌の乾燥です。
      そのため、角栓や毛穴の黒ずみを予防するためには、丁寧に保湿することが大切です。

      保湿をすることによって肌のターンオーバーが整い、古い細胞がはがれやすくなるため、角質が毛穴に詰まりにくくなります。

      保湿をするためには、クレンジング・洗顔のあとに化粧水をたっぷりと塗るのが基本。
      また、化粧水だけではすぐに蒸発してしまうため、乳液やクリームも必要です。

      べたつきが気になってクリームが使えないという場合は、塗布量を減らす、軽いテクスチャーのものを選ぶなどの工夫を、保湿力を少しでも高めるようにしましょう。

      私たちがおすすめするのが「オールインワンタイプ」の保湿化粧品です。

      「水分」と「油分」がほどよく含まれている商品を使えば、「肌の潤い」と「閉塞性」を両立することができます。

      また「ベタつき」や「テカテカ感」も気になりにくいです。

      アクアテクトゲル

      5-4.生活習慣を見直す

      毛穴の黒ずみを防ぐには、ターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌を抑えるために、生活習慣を見直すことはとても大切です。

      具体的には、以下のポイントに注意しましょう。

      • 規則正しい生活をする
      • 質の良い睡眠をとる
      • バランスの良い食事をとる意識をする
      • ストレスを解消する方法を探しておく
      • 適度な運動をする

      食事については、ビタミンB2を多く含む牛乳や卵、肉類、ビタミンEを多く含むナッツ類や大豆、緑黄色野菜などを積極的に摂りましょう。
      ビタミンB2は脂質代謝に必要となり、ビタミンEは皮脂の酸化を防いでくれるため、皮脂の過剰分泌による黒ずみの予防に役立ちます。 


      6.角栓パックにまつわるよくある質問

      この章では、「角栓パック」にまつわるよくある質問をご紹介します。

      Q1.話題になっているオロナインの角栓パックで角栓はなくなる?

      A.オロナインが角栓のケアに適しているとは言えません。
      推奨されるオロナインの使い方とは異なりますので、おすすめしません。

      角栓のケアとして、皮膚用軟膏のオロナインが話題になっています。
      オロナインには毛穴に詰まった菌による腫れを押さえる「クロルヘキシジングルコン酸塩液」が含まれているため、角栓に効果的だという声もあるのです。

      オロナインを使った角栓ケアには次のような方法があります。

      1. ホットタオルやお風呂の蒸気で毛穴を開いてからオロナインを塗る
      2. オロナインをたっぷり塗ってパックした後、洗い流してから貼るタイプの角栓パックをする
      3. オロナインをたっぷりと塗った後、綿棒で毛穴の汚れをひとつずつ押し出す

      ただし、オロナインによる角栓パックは話題になっている一方で、

      • 肌のうるおいも奪われる
      • 必要以上の洗顔やスキンケアで細胞が傷つく

      といった危険性も指摘されており、効果的だと言える根拠は今のところはないようです。

      ※参考:オロナイン公式サイト

      Q2.角栓パックの前に、ホットタオルを使うと角栓が取りやすくなりますか?

      A.ホットタオルの温熱効果によって、角栓を含む肌がやわらかくなる効果はありますが、直接的に、角栓が取りやすくなるとは言えません。
      入浴後に角栓パックをする場合には、不要だと言えます。
      冷えた顔に角栓パックをする場合には、有効だと言えます。

      ホットタオルは、その名の通り熱いタオルを直接、肌に触れる行為です。
      温度によっては肌の乾燥を促進させたり、ニキビのある肌には炎症を悪化させることも考えられます

      また、手の平の皮膚は厚いため、手でちょうどいいと感じた温度でも、顔には熱すぎることがあります。

      くれぐれも使用頻度や温度にはご注意ください。


      まとめ

      鼻や頬にできる角栓は、乾燥による皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れが原因であり、そのケアは以下がポイントです。

      • 角栓パックにはメリット・デメリットがある
      • 角栓パックには洗い流さないタイプもある
      • 角栓ケアには新たにできないように予防することも大切
      • 予防にはスキンケアと生活習慣の見直しが大切

      この記事を参考に、正しい方法で角栓や毛穴の黒ずみを解消してくださいね。

      角栓が気になる方は、ぜひこの記事「誤解の多い「角栓ケア」の真実。正しい洗顔方法を知って角栓予防を」も併せて読んでみてください。
      この記事を読めば、一般的な角栓ケアをすればするほど、角栓の目立ちが気になる理由がわかります。

      角栓や毛穴に悩み、毛抜きで角栓を抜いていた若いころの自分に教えてあげたい内容をまとめています
      角栓でお悩みの方の参考になると思います。