オイリー肌は洗顔でなおすもの。
だから、皮脂がしっかり取れる洗顔料を使わなくちゃ。
オイリー肌で悩んでいた18~23歳の頃にそう考えた私は、せっせと洗顔をしていました。
学生時代は、1日に3回も4回も洗っていたときがあったほど。
皮脂を落として、スッキリしたくて仕方がなかったのです。
でもそれは大きな間違いでした。
あの頃の私に会えるのなら、「洗いすぎはダメ!」と教えてあげたいぐらいです。
もしあなたも、あの頃の私のように、
-
- 一日に何度も洗顔をするぐらい、オイリー肌に悩んでいる
- すぐにテカテカになる肌に嫌気がさしている
- 昼には崩れるメイク直しに疲れている
そんな思いをされているなら、お伝えしたいことがあります。
それは、「洗顔だけでは、オイリー肌は改善しない」という事実です。
オイリー肌でいつまでも悩まされているなら、そこには根本的な勘違いがあるかもしれません。
この勘違いを正すことができたら、私と同じように、あなたのオイリー肌はきっとおさまります。
この記事を読むと、
- 洗顔でオイリー肌がなぜ改善しないのか
- オイリー肌に適した洗顔料の選び方
がわかります。
私は肌のことを一から勉強をした結果、オイリー肌から抜け出すことができました。
現在もその仕事を続けており、早くも20年以上が経過しました。
今では、朝のメイクのまま夕方まで過ごすことだってあるぐらい、快適な生活を送っています。
私自身も悩んだ経験を元に、オイリー肌に適した洗顔料の選び方と、正しい洗顔方法をレクチャーします。
オイリー肌の悩みから抜け出すために、ぜひあなたの毎日のケアにお役立てください。
1. オイリー肌を改善する洗顔料の選び方
「オイリー肌がおさまる洗顔料ってありますか?」
「洗顔して2〜3時間すると、顔がテカテカになってしまう。もっといい洗顔料はある?」
そんな疑問をお持ちのオイリー肌の人は大勢おられます。
かくいう私もその一人でした。
「テカテカし始めるのは、ちゃんと皮脂が取れていないから」と思って、洗顔料選びばかりをしていました。
しかし、皮脂を取るケアだけではオイリー肌の改善は遠回りです。
この章では、オイリー肌で洗顔料選びに苦労をされていらっしゃる方に知っておいていただきたい『オイリー肌に適した洗顔料選びのポイント』を教えます。
まずはここを押さえておきましょう。
1-1. そもそもオイリー肌ってどんな状態?
オイリー肌とは、異常に肌がテカったり、常時べたつく肌状態のこと。
異常にテカるオイリー肌になってしまうのは、『肌のバリア機能が低下』していることが大半の要因になっています。
テカったり、ベタつきの元となる『皮脂』は、私たちの肌を守るために存在し、たくさん分泌することで活躍してくれています。守る必要がない肌であれば、こんなに皮脂は活躍しません。
「皮脂を過剰に出すことで守る必要のある肌」になってしまったこと。
これが、オイリー肌の原因です。
ですから、皮脂が活躍しなくても済むように、肌のバリア機能を高めるケアを行えば、オイリー肌改善のゴールにたどり着けます。
1-1-1.皮脂の働きは、肌を守ること
オイリー肌の原因となっている『皮脂』は、毛穴の中にある『皮脂線』から分泌されています。
分泌された皮脂は、汗とまじりあい、肌表面に薄い膜『皮脂膜』をつくります。
<皮脂膜5つの働き>
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皮膚や毛髪をなめらかにし、光沢を与える
-
角質層や毛髪中に含まれている水分の蒸発を防ぐ
-
肌を弱酸性に保ち、酸に弱い細菌やカビが肌に侵入するのを防ぐ
-
外力による摩擦を軽減し、外傷を防ぐ
-
水や毒性物質の体内への侵入を防ぐ
(美容皮膚科学事典より抜粋)
オイリー肌にとっては天敵のように思えますが、皮脂膜は、私たちが生きて活動する上で欠かせない、こんな『バリア機能』として働いてくれています。
1-1-2.守る必要がなくなったら、過剰な皮脂分泌は止まる
『バリア機能』が正しく働いている時は、皮脂分泌も正常です。
つまり、オイリー肌になっているということは、皮脂分泌が過剰になりすぎている状態だということ。
その原因の最たるものは、『肌の乾燥』です。
『角質層』は、水分がたっぷりと維持されている状態だと、『バリア機能』として、外界の刺激から肌を守ったり、水分を保つ働きをしてくれます。
でも、水分が少ない状態だと、『バリア機能』は低くなります。
オイリーは、低いバリア機能を補うために、皮脂膜を少しでも多く作って肌を守ろうと、体が機能している証拠です。
ですから、乾燥を改善することが、過剰な皮脂分泌を止める唯一の方法なのです。
1-1-3.だから、洗顔料選びがオイリー肌には大切
洗顔料は、皮脂をとるもの。
だから洗顔料で乾燥は改善できません。
でも、「皮脂をとりすぎない洗顔料」を選べば、過剰になっている皮脂分泌がおさまる可能性があります。
だから、洗顔料選びは、オイリー肌にとって大事なポイントとなるのです。
1-2. 選び方①:オイリー肌用の洗顔料は避けて、過剰分泌を防ぎましょう
皮脂は取ると、すぐに分泌されてしまいます。
ですから、オイリー肌は、皮脂を取り過ぎないことが大切です。
オイリー肌は、洗浄力の強い洗顔料を使う傾向にあります。
このような洗顔料は、皮脂を取り過ぎてしまい、分泌をさらに活発化させることがあります。
オイリー肌用洗顔料は、べたつきやすい肌をすっきりさせる目的で作られた商品が多いので、「洗浄力が高い」傾向にあります。
洗顔料は汚れも、皮脂も、肌の保湿成分も、何も区別しません。
くっつくものは何でも取り込んで、洗い流そうとします。
こうして必要以上に洗顔料によって洗い流されることが、皮脂膜がなくなって、角質層に悪影響を与えます。
- オイリー肌用
- ニキビ肌用
- 脂性肌用
上記のように謳われている洗顔料の使用は避けて、これ以上の皮脂過剰を防ぎましょう。
1-3. 選び方②:肌を乾燥させない洗顔料を選び、肌状態の悪化を防ぎましょう
角質層の水分が不足していると、皮脂分泌は過剰に傾きます。
それが常態化すると肌のバリア機能が低下し続け、オイリー肌だけではなく、敏感肌を併発してしまうことがあります。
これがオイリー肌が最も避けたい、『オイリーなのに敏感肌』の状態です。
オイリー肌は悪化すると、敏感肌になってしまうのです。
ですから、これ以上水分を奪わない洗顔料を選ぶことが必要です。
オイリー肌なのに、こんな傾向がある人は、肌を乾燥させている可能性があります。
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これ以上、乾燥させないように、今お使いの洗顔料を見直しましょう。
<肌を乾燥させる洗顔料の例>
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1-4. 選び方③:低刺激な洗顔料を選ぶ
肌は、「バリア機能」があるといっても、摩擦にはもろくできています。
摩擦を受けた肌は、角質層を作っている細胞同士の結束を壊してしまったり、刺激に対する防御反応(皮脂の分泌)をします。
顔をこすったり、かいたりするのも、摩擦になります。
ほかにも、こんな摩擦が刺激になります。
- メイクをする時のチップやパフ、ペン先やブラシ
- メイクを落とすときに使う拭き取りクレンジング
- 洗顔をするときに、ゴシゴシこすること
- 花粉やアレルギーなど、目元がかゆいときに、指や手で掻くこと
- 化粧水を塗るときのコットンやパッティング
「できるだけ肌に触れない」という意識で触るくらいでちょうどいいです。
また、触れるものの素材にも気を付けましょう。この際、使い古したタオルや化粧スポンジ、ブラシなどは新しいもの・素材のやわらかいものに交換しましょう。
日常の中で『肌に触れる機会』を意識し、摩擦を与えない工夫をしてみてください。
ただ、「いきなり低刺激なものを選べと言われても、どうやって選べばいいのか分からない…」という方もいると思います。
肌質によって個人差はありますが、スキンケア商品の低刺激性を見たい際に、おすすめの指標を2つ紹介します。
1-4-1. 指標①:「ダブル洗顔不要のクレンジング」を選ぶ
オイリー肌におすすめしたいのは、メイク落としと洗顔が1回でできる『ダブル洗顔不要クレンジング』です。
- 洗浄力に幅があり、肌タイプに応じて選べること
- 洗顔回数が減るので、オイリー肌に適している
- 何より、落としすぎない洗浄力に調整してあるものが多い
この3つが理由です。
そして、その中でも、メイク落としてだけではなく、洗顔料としても利用できる商品もあります。
とても便利ですし、肌への摩擦回数が減少するので、低刺激なスキンケア商品を選ぶ際におすすめ。
1-4-2. 指標②:肌への安全性テストを参考にする
化粧品には、以下に紹介するような、化粧品の刺激に関する安全性テストがあります。
- 24時間閉塞パッチテスト(ヒトパッチテスト)
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
- ノンコメドジェニックテスト(ニキビのもとができにくい)
これらの評価は、肌にやさしい化粧品を探す際の一つの指標になります。
ちなみに、敏感肌にとって一番参考になるテストは、『スティンギングテスト』です。
2. オイリー肌におすすめの市販洗顔料15選
オイリー肌の洗顔料で大事なポイントは以下の3つでした。
- オイリー肌用の洗顔料は避ける
- 肌を乾燥させない洗顔料を選ぶ
- 低刺激な洗顔料を選ぶ
オイリー肌は、肌の乾燥によって引き起こされる「皮脂の過剰分泌」が原因の1つです。
そして、その「肌の乾燥」は、洗浄力が強すぎる洗顔料を使うことで更に悪化します。
テカテカした肌をさっぱりさせるために、洗浄力の強いものを使う気持ちは分かりますが、それではオイリー肌が悪化するばかりです。
大事な事は「皮脂をとりすぎない洗顔料」を選ぶこと。
そこで、上記の3つのポイントを満たした、オイリー肌におすすめの洗顔料を紹介します。
ぜひ商品選びの参考にしてください。
2-1.アクシリオ ダブルクレンジングゲル
“おすすめポイント”
- マイルドな洗浄力で、メイクも汚れもすっきり落とす
- ダブル洗顔不要&3つの肌テスト済みで低刺激
- 550円のお試しセットあり
ダブル洗顔不要のため、クレンジングと洗顔をこれ1本で完了することができる「アクシリオ ダブルクレンジングゲル」。
敏感肌で乾燥肌の開発者が自分や子供のために作った商品で、開発から約20年、10万人の利用者実績があります。
肌の潤いを落とし過ぎないマイルドな洗浄力で、ニキビやオイリー肌の原因となる皮脂の過剰分泌予防を期待できます。
550円のお試しセットがありますので、一度試してから日常的に使用してみると良いでしょう。
容量・参考価格 |
・20g 800円 ★550円でお試しセットが購入可能 |
安全性テスト |
〇(スティンギングテスト、パッチテスト、アレルギーテスト) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
〇 |
公式サイト |
2-2.オルビス クリアウォッシュ
“おすすめポイント”
- 敏感肌でも使えるやさしい毛穴ケア商品
- ニキビ・肌荒れ防止有効成分を配合
- 980円のスターターセットあり
ベストコスメの18冠を達成した「オルビス クリアウォッシュ」。
1990年の発売以来、絶大な支持があるニキビケアシリーズです。
低刺激性の濃密なボリューム泡が肌をやさしく包み込み、角栓の詰まりを溶かして落としてくれます。ニキビの原因を残すことなく、クリアな素肌へと導きます。
容量・参考価格 |
・120g 1,430円 |
安全性テスト |
〇(パッチテスト、アレルギーテスト) 全ての方に刺激がないわけではありません |
ノンコメドジェニックテスト済 |
〇 |
公式サイト |
2-3.無印良品 マイルドクリームクレンジング
“おすすめポイント”
- クリームタイプなので、クレンジング後でも肌をしっとり保つ
- うるおい成分配合
- 合成香料無添加・無着色・アルコールフリー
マイルドなクレンジングが特徴の「マイルドクリーム クレンジング」。
クレンジング後の肌をしっとりと保つクリームタイプなので、皮脂を落とし過ぎずに洗顔がしたいオイリー肌にはおすすめ。
洗い上がりにクリーム感が残るので、すすぎ洗いはしっかりと行うようにしましょう。
容量・参考価格 |
・100g 890円(税込) |
安全性テスト |
〇(合成香料無添加、無着色、アルコールフリー) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-4.パラドゥ スキンケアクレンジング
出典:ParaDoHP
“おすすめポイント”
- クリームタイプなので、クレンジング後でも肌をしっとり保つ
- うるおい成分配合
- 合成香料無添加・無着色・アルコールフリー
「パラドゥ スキンケアクレンジング」は、ミルク状のメイク落とし。
「アクアカプセル処方」という独自の技術を採用しており、肌への負担を少ないままにメイクオフができます。
また、保湿成分の「ヒアルロン酸Na」、その2倍の保水力をもつ「MCキトサン」が洗いあがりの肌をうるおいコート。
クレンジング後のかさつき・乾燥を防いでくれますから、オイリー肌の原因となる皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待できます。
容量・参考価格 |
・120g 1,320円(税込) |
安全性テスト |
〇(無着色、アルコールフリー) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-5.クレンジングリサーチ ジェルクレンジング
“おすすめポイント”
- ぷるぷるのアクアジェルでやさしくメイクオフ
- AHA(フルーツ酸)配合で角質ケアまでカバー
- 無着色、アルコールフリー、無鉱物油
AHA(フルーツ酸・角質ケア成分)配合のみずみずしいアクアジェルで、濃いアイメイクも毛穴の汚れも軽くなでるだけでスルスル落とす「クレンジングリサーチ ジェルクレンジング」。
アクアジェルでベタつきやヌルつきもなく、 さっぱりとした洗い上がりです。
容量・参考価格 |
・145g 1,100円(税込) |
安全性テスト |
〇(無着色、アルコールフリー、無鉱物油) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-6.DUO クレンジングバームクリア(緑)
“おすすめポイント”
- 特性製法のクッション&保水処方で優しく落として潤う
- 薬用有効成分で炎症を抑え、サポート成分で肌荒れを防ぐ
- 肌の環境を整える美肌成分も配合
「ザ 薬用クレンジングバーム バリア」は、肌をいたわりながら、しっかりとメイクオフができる敏感肌向けの薬用クレンジングバーム。
クレンジング、洗顔、保水ケア、トリートメントの4つの役割を、この商品1つで達成することができます。
医薬部外品で、抗炎症成分や美容成分が含まれており、洗顔時の摩擦などの刺激も緩和。健康的な肌へ導きます。
容量・参考価格 |
・90g 3,168円(税込) |
安全性テスト |
〇(パッチテスト、スティンギングテスト済) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-7.ファンケル マイルドクレンジングオイル
“おすすめポイント”
- 無添加スキンケアクレンジングオイル
- とろけるようににじむ美容液のような「とろすべオイル」でメイクオフ
- 乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済み)
コスメアワードの3部門で受賞(総合大賞、ベストクレンジング、ロープライス部門)したことがある「ファンケル マイルドクレンジングオイル」。
熟成ホップエキスが角栓をこすらずオフ。シワ防止の効能評価試験済みなのも嬉しいポイントです。
容量・参考価格 |
・120ml 1,870円(税込) |
安全性テスト |
〇(防腐剤・合成香料・合成色素不使用) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
〇 |
公式サイト |
2-8.キュレル 皮脂トラブルケア
出典:CurelHP
“おすすめポイント”
- 肌の必須成分セラミドを守りながら過剰な皮脂を除去
- 皮脂溶解成分(洗浄剤)配合
- 無香料・無着色
セラミドケアで、肌の「セラミド」を保ちながら洗えるスキンケア、「キュレル 皮脂トラブルケア」。つっぱり感も少なく、なめらかな肌に洗い上げることができます。
容量・参考価格 |
・130ml 1,045円(税込) |
安全性テスト |
〇(無香料・無着色) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-9.ビオレ しっかりクリアジェル
“おすすめポイント”
- なめらかな透明ジェル
- ダブル洗顔不要で肌への負担軽減
ダブル洗顔不要の「ビオレ しっかりクリアジェル」。
なめらかな透明ジェルがメイクにすばやくなじみ、落ちにくいメイクや口紅、皮脂汚れをスッキリと落としてくれます。
容量・参考価格 |
・170g オープン価格 |
安全性テスト |
– |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-10.カネボウ スクラビングマッドウォッシュ
“おすすめポイント”
- 生泥感触のペーストが蓄積汚れをリリース
- 保湿成分配合で、つっぱり感のない洗い上がり
- リピート購入意向は脅威の96%(※)
※公式サイトより
肌に吸い付くような生泥感触のペーストが特徴的な「カネボウ スクラビング マッドウォッシュ」。
ペーストが3段階の質的変化を経ることで、皮脂の吸着から角質の除去、汚れのリリースまで効果的に行う事が可能です。
洗浄成分のバランスを調整しているため、つっぱり感のない気持ちよい仕上がりも実現しています。
容量・参考価格 |
・130g 2,750円(税込) |
安全性テスト |
– |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-11.ビオレおうちdeエステ 肌をなめらかにする マッサージ洗顔ジェル
“おすすめポイント”
- 泡立てずに使えるジェルタイプ
- リラックスアロマの香りですっきり
- 角栓を分解して落とす「角栓クリア処方」
脂っぽい肌に悩む人のために作られた「ビオレ おうちdeエステ マッサージ洗顔ジェル」。
ジェルタイプのため、泡立てが不要。
肌への負担を抑えた「角栓クリア処方」で、毛穴の目立ちや黒ずみはもちろん、オイリー肌の原因となる「洗いすぎ」を避けながら洗顔が可能です。
容量・参考価格 |
・200g オープン価格 |
安全性テスト |
△ |
ノンコメドジェニックテスト済 |
△ |
公式サイト |
2-12.ファンケル アクネケア洗顔クリーム
“おすすめポイント”
- クリーミーな泡立ちで肌の潤いを守りながら洗い上げる
- 肌を整える漢植物エキス配合
- 防腐剤、香料、合成色素不使用
防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、殺菌剤不使用の無添加処方で敏感肌向けに作られている「ファンケル アクネケア洗顔クリーム」。
毛穴汚れや皮脂をすっきりと落とし、大人ニキビを防ぎます。
クリーミーな泡が肌を優しく包み込むので、皮脂の「落とし過ぎ」にも対策が可能。
容量・参考価格 |
・90g 1,540円(税込) |
安全性テスト |
〇(防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、殺菌剤不使用) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
〇 |
公式サイト |
2-13.ロゼット 洗顔パスタ(白泥)
“おすすめポイント”
- 乾燥肌や敏感肌用の洗顔料で肌にやさしい
- 微量な粒子の白泥(洗浄成分)とうるおいバリア成分を配合
- 敏感肌のパッチテスト済
大人の肌悩みにあわせてクレイ(洗浄成分)を練り込んだ「クレイシリーズ」。
5つのレパートリーがありますが、今回はその中でも「洗顔パスタ(白泥)」をおすすめします。
しっとりとした洗い上がり、肌への優しさを考慮しており、皮脂を取りすぎないマイルドな洗浄力も魅力です。
ロゼットこだわりの美容成分も配合し、くすみやごわつきの原因となる古い角質を優しく落として、なめらかな肌へと導きます。
容量・参考価格 |
・120g 726円(税込) |
安全性テスト |
〇(パッチテスト) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-14.ちふれ スクラブ洗顔フォーム
出典:ちふれHP
“おすすめポイント”
- スクラブ成分や合成ワックスが古い角質をおとす
- クリームタイプでスッキリとした洗い上がり
「ちふれ スクラブ洗顔フォーム」は、スクラブ成分 合成ワックスが古い角質によるくすみやよごれを落とし、皮脂吸着成分 炭が過剰な皮脂をしっかりと取り除きます。
低価格が魅力ですが、使い過ぎるとスクラブやワックスが肌への刺激になる可能性もあります。低価格の商品を探している方は、1位のアクシリオシリーズを試した方が良いかもしれません。
容量・参考価格 |
・100g 616円(税込) |
安全性テスト |
〇(パッチテスト) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
– |
公式サイト |
2-15.ラロッシュポゼ エファクラ フォーミング クレンザー
“おすすめポイント”
- サリチル酸配合で皮脂汚れや角質をおとす
- 乾燥せず、なめらかでキメの整った洗い上がり
「ラロッシュポゼ エファクラ フォーミング クレンザー」は、ニキビの原因をしっかりケアするさっぱりタイプの洗顔料。
サリチル酸(角質柔軟成分)配合で、毛穴のつまりの原因となる皮脂汚れや、古い角質をしっかり落とし、肌のざらつき感を減らします。
容量・参考価格 |
・125ml 2,750円(税込) |
安全性テスト |
〇(テスト済、パラベン・アルコール・オイルフリー) |
ノンコメドジェニックテスト済 |
〇 |
公式サイト |
3. 【目的別】オイリー肌におすすめの市販洗顔料
3-1.【コスパで選ぶ】おすすめ洗顔料
◆アクシリオ ダブルクレンジングゲル
コスパの良さと、オイリー肌向けの洗顔料としての性能を両立させたのが、この「アクシリオ ダブルクレンジングゲル」。
マイルドな洗浄力のため、皮脂を過剰に落とし過ぎることなく、洗顔できます。
また、メイク落としと洗顔が一度でできる『ダブル洗顔不要クレンジング』ですから、洗顔回数も減り、肌への負担も軽くなるため、オイリー肌が悪化することを未然に防いでくれるのです。
何よりも嬉しいポイントは、550円(送料無料)でお試しセットを購入できる点。
お試しセットには、オールインワン保湿ジェルも付属しているため、オイリー肌を改善するために必要な「低刺激(※)な洗顔料」と「高保湿なスキンケア商品」を一度に試すことができます。
※アレルギーテスト / スティンギングテスト / ノンコメドジェニックテスト済
※全ての方に皮膚刺激や皮膚トラブルが起きないということではありません。
オイリー肌に悩む方は、まずはお試しセットを利用して、肌に合うかを確認してから、日常的に活用してみると良いでしょう。
3-2.【メンズ用】おすすめ洗顔料
◆無印良品 マイルドクリームクレンジング
マイルドな洗浄力ですが、洗い上がりがしっとりとしているのが特徴。
洗浄後の肌をしっとりと保つクリームタイプの洗顔料です。
男性は皮脂の分泌量が多いため、皮脂を残す適度な洗浄力を選ぶことが大切なポイント。
皮脂分泌が増えていれば、洗浄料が弱いものに変更を。
適切な皮脂量であれば、そのまま使い続ける、というように、皮脂分泌と肌状態によって、今のあなたの肌に適したものを選択しましょう。
3-3.【ニキビ肌用】おすすめ洗顔料
◆クレンジングリサーチ ジェルクレンジング
ニキビ肌には、刺激や摩擦を出来る限り減らしたいため、摩擦が少ないジェルタイプがおすすめ。
AHA(フルーツ酸・角質ケア成分)配合のみずみずしいアクアジェルが、メイクや毛穴汚れをスルスル落としてくれます。
容量・価格 |
145g / 1,100円 |
4.オイリー肌におすすめする洗顔方法
洗顔料を選んだら、次は洗い方も見直しましょう。
皮脂分泌が活発な人は、肌の取扱い方を間違えてしまい、さらに活発化させることがよくあります。
その理由と、正しい肌の取扱い方法をお話します。
この4つを気を付けるだけで、皮脂分泌の活発化が収まることがあります。
もちろん1日で皮脂が止まるわけではありませんが、これからの肌を育てるつもりで下記のケアを行ってみてください。
肌の生まれ変わりは約1か月ですので、まず1か月は続けてくださいね。
ちなみに私は、4か月で肌状態が変わったことを実感しました。
オイリー肌の悩みが深い人ほど、きっと良い効果を得ていただけることと思います。
4-1.洗顔料を使った洗顔は朝晩の2回だけ。気になるときはぬるま湯洗いを
洗顔料の洗浄力は、ときには落としすぎを招きます。
ですから、洗顔料を使った洗顔は、朝晩2回だけにしておきましょう。
皮脂を落としすぎず、それでいて清潔を保てるのがこの回数です。
もし、皮脂が気になるときには、人肌程度のぬるま湯(34~37度)で、洗い流すようにしましょう。
4-2.熱いお湯を使った洗顔は止めましょう
熱いお湯は必要以上に皮脂を溶かしてしまいます。
さらに、角質層の細胞同士のつながりまで溶かしてしまうので、乾燥を招きます。
熱いお湯を使った洗顔は、オイリー肌には厳禁です。
肌へ悪影響のない、体温ぐらいのぬるま湯(34~37度)が適切です。
4-3.タオルは素材も吟味し、肌ざわりで選びましょう
洗顔後の肌はとてももろい状態です。
タオルで水分を拭き取る際は、そっと押さえるだけにしておきましょう。
洗顔後の肌、水分とともに皮脂を取りたくて、ゴシゴシこすってしまうことがあります。
これはオイリー肌によくある傾向です。
お風呂上がりの肌はふやけています。
あのように、水分を含んだ角質層は一時的にとてももろくなります。
そんな状態のときにゴシゴシこすると、肌細胞は壊れます。
すると、角質層(バリア層)も剥がされることになり、肌は必死で皮脂でバリアを補おうとするのです。
すっきりしたくてゴシゴシ拭くと、肌を壊し、皮脂の過剰分泌を招きます。
ゴシゴシ拭いてしまう人は、そっと押さえる拭き方に変更してくださいね。
4-4.洗顔後は60秒以内に保湿を行いましょう
洗顔で皮脂が取れたあとの肌は、すぐに水分を蒸発させてしまいます。
タオルで水分を押さえたら、60秒以内に保湿ケアを行いましょう。
ここに、こんな研究データがあります。
これまでの研究で、お風呂上がりに浴室を出ると急激なスピードで肌の乾燥が始まり、やがて入浴前よりも水分量が低くなることがわかっている。お湯で皮脂やNMF(天然保湿因子)、角層細胞間脂質といった本来肌に備わっている保湿物質が流出してしまい、肌の水分を保てなくなることが原因であるという。
(中略)
皮膚科学の観点で見ると、保湿ケアは皮膚水分量が保たれているうちに行ったほうがよいという。今回の検証結果から考慮すると、皮膚水分量が有意差を持って入浴前より高い「出浴10分後」が保湿すべき制限時間であり、「保湿リミットは10分」であることが明らかになったとのこと。
「入浴可能な健康に問題のない20~40代の女性14名で、入浴前後の皮膚水分量の変化を計測したところ、出浴10分後までは入浴前より皮膚水分量が多く、統計学的有意差が認められた。しかし、以降の計測では、入浴前と同程度まで低下し、さらに出浴30分後、出浴60分後では皮膚水分量が低下して、入浴前と比較すると有意に低い数値となることがわかった」だそうです。
図を見る限り、一番肌が潤っているのは出浴1分後です。
ここから急激に、水分量は減っていきます。
乾燥を防ぐためには、蒸発するその前にうるおい補給をしてあげましょう。
目指すは、洗顔後60秒以内です。
5.オイリー肌だから気になる『洗顔に関するQ&A』
「オイリー肌がおさまる洗顔料ってありますか?」
「洗顔して2~3時間すると、顔がテカテカになってしまう。もっといい洗顔料はある?」
そんな疑問をお持ちのオイリー肌の人は大勢おられます。
かくいう私もその一人でした。
「テカテカし始めるのは、ちゃんと皮脂が取れていないから」と思って、洗顔料選びばかりをしていました。
皮脂を取るケアだけではオイリー肌の改善は遠回りです。
この章では、オイリー肌で洗顔料選びに苦労をされていらっしゃる方に知っておいていただきたい『洗顔料に関するQ&A』をご紹介します。
オイリー肌に適した洗顔料選びのポイントはここにあります。
まずはここを押さえておきましょう。
Q.洗顔後2時間しか経ってないのに、顔がべたべたするのはなぜ?
A.洗顔後すぐに肌は皮脂分泌を始め、洗顔前の状態に戻そうとするからです。
ですから、すぐに顔全体は皮脂で覆われ、ベタつきを感じ始めます。
私たちの体は、肌表面の皮脂膜が薄まると、皮脂分泌を活発化させる働きを持っています。
皮脂の分泌は絶え間なく一定に行われているわけではない。
皮脂の分泌がある一定量まで達すると、皮脂腺に圧力を加えて、排泄を抑制するようになる。これを飽和皮脂量という
実験的に皮膚表面の皮脂をアルコールでぬぐいさると、皮脂は2~3時間以内に急速に分泌される。しかし、皮脂量がもとに回復すると、それ以降の分泌は緩慢になる。引用元:美容皮膚化学事典 第7版 (中央書院発行)
洗顔をしたり、皮脂を取ったりしても、2時間程度で肌表面の皮脂量は元に戻るというわけです。
ですから、洗顔後、皮脂が取れてスッキリしたとしても、すぐに皮脂は分泌されてしまい、べたつきだすののです。
これは、肌を守ろうとする体の正常な機能です。
「私だけがどうして、べたべたしたり、テカテカしているの?」と悩んでいるかもしれませんが、差はあれど皆がそうなので安心してください。
オイリー肌のあなたは、ほかの人よりも皮脂分泌が多いので気になる度合いが強いのかもしれません。
このまま読み進めていただければ、改善のヒントがきっと見つけていただけます。
Q.オイリー肌だから、水洗顔だけで顔を洗っても汚れは落ちない?
A.洗顔の目的は、皮脂や汚れを落とすもの。
人肌程度のぬるま湯(34~37度)で洗顔をすれば、ほとんどの汚れは落とせます。
ただし、眠っている間に行われる新陳代謝のあとの朝の洗顔と、汗や汚れが付着している帰宅後(夜)は、洗顔料を使うほうが肌に汚れが残りません。
ですからおすすめは、
朝晩は洗顔料を使った洗顔。
合間に洗顔が必要になれば、ぬるま湯での洗顔を行うという方法です。
1-1でお話したとおり、「皮脂の取りすぎ」は、過剰な皮脂分泌につながりかねません。
ですから、洗顔料を使わずに洗顔するという方法は、オイリー肌対策にとてもいい方法です。
Q.オイリー肌なのに、洗顔後の肌に保湿が必要なの?
A.はい、必要です。
洗顔後の肌は水分を含んだ状態なので、そのままにしておくとすぐに蒸発し、乾燥してしまいます。
さらに、悪いことに、蒸発の際に、肌内部にある水分まで一緒に持っていってしまう『過乾燥』を引き起こします。
すると肌はどんどん乾燥してしまい、わずかな水分を守ろうとして、さらに皮脂分泌を過剰にしていきます。
つまり「保湿」をしないことによって肌が余計に乾燥してしまい、「水分がない」と判断した私たちの体が、余分な皮脂を分泌してしまうのです。
「水分がしっかりある状態をつくる」ことと、「その水分を維持すること」この2つの保湿ができれば、過剰な皮脂分泌はおさまりはじめます。
洗顔後の肌はとにかくすぐに保湿をすることが大切です。
このグラフを見ても分かる通り、一定の時間が過ぎると、皮膚の水分量はみるみる減ってしまいます。洗顔後60秒以内に保湿を目指しましょう。
保湿の目的は「肌内部にある水分の維持」ですが、そのためには「水分」はもちろん、「油分」も同時に補給する必要があります。
当社が開発したアクアテクトゲルは、水分と油分を適切なバランスで補給し、確かな保湿効果を実感できる商品です。
加えてオールインワンタイプのスキンケア商品のため、洗顔後すぐに使用することができます。
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Q.オイリー肌の人は、朝にどうやって洗顔するべき?
オイリー肌の人は、朝は洗顔料を使って洗顔しましょう。
朝は、眠っている間に行われる肌の新陳代謝がおわった後のため、洗顔料を使った方が、肌に汚れがのこりません。
ただ、洗いすぎや強めの洗浄力の洗顔料を使う際には注意が必要。
洗顔料の洗浄力は、ときに皮脂の「落とし過ぎ」を招きます。
強い洗浄力で皮脂を落とし過ぎると、皮脂が働きを活発化させ、分泌量を増やします。
また、刺激を受けることでも同様に、皮脂分泌を活発化させて、肌へのダメージを軽減しようとします。
せっかくオイリー肌を改善するために洗顔しているのに、逆にオイリー肌の原因を作ってしまっているのです。
洗顔料を使った洗顔は、朝と夜の2回だけにするのがベストです。
まとめ
オイリー肌のケアで大切な洗顔料選びは、『皮脂を落としすぎないこと』が重要なポイントです。
「オイリー肌だから」と皮脂を落とすケアばかりをしていると……
皮脂分泌が活発化するだけではなく、肌が乾燥する
↓
バリア機能が低下
↓
さらに乾燥が常態化し、敏感肌へ傾かせていく
こんな悪循環を招きます。
だからこそ、洗顔料選びが大切です。
オイリー肌がいつまでも続くという人は、この記事を参考に、洗顔料選びを見直してみてください。
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