手湿疹の原因はストレス?ぶつぶつや痛みの原因と対処法4選【画像付】

手湿疹の痛みにお悩みではありませんか?
こちらの記事では、手湿疹が痛い時の予防・対処法をご紹介します。

手湿疹の原因も解説するので、原因を確かめた上で改善に取り組みましょう。

また、痛い他にもかゆみや水疱、ブツブツなどの症状について詳しく解説します。

症状によっては、手湿疹と間違えやすい病気の可能性があります。

症状に合った予防・対処法を実践し、なめらかで触り心地の良い手肌を手に入れてください。

“この記事でわかること”

  • 手湿疹の原因と症状
  • 手湿疹の予防・対処法4選
  • 手湿疹と間違えやすい病気

    手湿疹は乾燥によりバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けることで生じます。

    よって、手湿疹の悪化を防ぐためには、ハンドクリームなどで保湿を行い手肌を乾燥させないことが重要です。

    おすすめのハンドクリームはこちらの記事で紹介しています。
    手湿疹におすすめのハンドクリーム8選【ランキング形式で紹介】


      目次

      1.  手湿疹の原因

      1-1.  手湿疹とは?

      手湿疹は、「手荒れ」「主婦湿疹」と呼ばれることがあります。

      手指の乾燥やうろこ状の白色片が生じることから始まり、手のひら全体に赤みや水ぶくれなどを伴う状態のことを言います。

      場合によっては強いかゆみや痛み、ひび割れ等を伴うこともあり、洗濯や水回りの仕事などが多い主婦の方、薬品や水に触れる機会が多い美容師・看護師などの方に多く見られます。

      原因は様々ですが、主に以下の4つが考えられます。

      “手湿疹の原因”

      • 外的な刺激…水仕事や手洗いが関係
      • アレルギー反応…職業や生活習慣が関係
      • アトピー性皮膚炎…皮膚のバリア機能低下が関係
      • ストレス…ぶり返す痛みや痒みが関係

                それぞれの原因を詳しく解説しますので、心当たりがないか確かめてみましょう。

                手荒れの原因は日常生活や仕事の中にあったり、体質が影響していたりする場合があります。

                それぞれの原因を詳しく解説しますので、心当たりがないか確かめてみましょう。

                1-2.  原因①:外的な刺激|水仕事や手洗いが関係

                手湿疹の原因に、外的な刺激があります。

                主に以下のようなものが、外的な刺激となっている可能性があります。

                • 水仕事や手洗い
                • 界面活性剤(洗剤・シャンプー・ハンドソープなど)
                • 昆虫や毛虫の毒

                水仕事や手洗いは、肌のうるおいを守る手肌の皮脂を減少させます。
                また、洗剤などを乳化させるために使用される界面活性剤は、皮膚のバリア機能の低下に繋がります。

                バリア機能とは元々皮膚に備わっている機能で、外的な刺激から皮膚を守り、肌内部の水分蒸発を防ぐ役割があります。

                このバリア機能が低下すると、皮膚は乾燥しやすくなり、さらに外的な刺激を受けやすくなります。

                手湿疹によって痛みを感じる場合は、乾燥などによりバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けていることが原因かもしれません。

                このような場合、保湿を行い手肌を乾燥させないことが重要であり、ハンドクリームでの保湿が手軽で効果的です。

                また、ひび割れやあかぎれを起こしている場合は、尿素配合のハンドクリームの使用は控えましょう。手に傷があると、しみる場合があるからです。

                おすすめのハンドクリームはこちらの記事で紹介しています。

                手湿疹におすすめのハンドクリーム8選【ランキング形式で紹介】

                参考:あかりクリニック
                参考:医療法人たまき皮フ科

                1-3.  原因②:アレルギー反応|職業や生活習慣が関係

                手湿疹は、アレルギー物質に触れたことが原因で起こる場合があります。

                アレルギー性の手湿疹は、職業や生活習慣が多く関わっています。

                職業や生活習慣別に、以下のようなアレルギー物質が考えられます。

                アレルギー物質
                理・美容師 シャンプー・パーマ液・染毛剤・香料
                医療介護関係 ラテックス・ゴム・消毒薬
                建築業 セメント
                花・園芸関連 菊・サクラソウ
                家庭 ゴム手袋・金属類・塗り薬・野菜

                触れる機会が多いものや手荒れを起こす直前に触れたものが、アレルギー物質である可能性が高いと言えます。

                参考:あかりクリニック
                参考:医療法人たまき皮フ科

                1-4.  原因③:アトピー性皮膚炎|皮膚のバリア機能低下が関係

                手湿疹は、アトピー性皮膚炎による皮膚のバリア機能低下が原因となる場合があります。

                アトピー体質の方は、元々外的な刺激から守る皮膚のバリア機能が弱いとされています。

                アトピー体質の場合、アレルギー性の手湿疹を合併する方が多くいます。

                アトピー体質の方は手肌の乾燥から、ひどい手湿疹に進行しやすいのが特徴です。

                アトピー肌の手荒れに悩んでいる方は、「手荒れが治らないのはなぜ?原因7選と改善方法|アトピー肌でも解消した方法とは?」で原因・治療法を確認できます。

                参考:eHealth clinic
                参考:えいご皮フ科

                1-5.  原因④:ストレスによるもの|ぶり返す痛みや痒みが関係

                手湿疹が見られる際には、ストレスによる影響も少なからずあります。

                最初の症状が軽いものであっても、強い痒みを伴う場合であったり、精神的に強いストレスを感じてしまうことで、自然と手のひらを掻きむしってしまうことがあります。

                その結果、手荒れを悪化させる原因となり、手湿疹のような症状に繋がる場合があります。


                2.  手湿疹の症状【画像付き】

                手湿疹

                出典:うめはら皮膚科

                手湿疹の主な症状は、以下の通りです。

                • 痛み…指先や手のひらがひび割れて痛い
                • かゆみ…水疱の多発やアレルギー反応でかゆい
                • 水疱…水ぶくれやブツブツができる
                • 腫れ…炎症が起き赤くなる

                上記の症状に当てはまる場合は、手湿疹の可能性が高いと言えます。

                それぞれの症状を詳しく解説しますので、自分に当てはまる症状がないか確認しましょう。

                2-1.  痛み|指先や手のひらがひび割れて痛い

                手湿疹の症状には、痛みがあります。
                痛みの原因は、指先や手のひらのひび割れから起こることが多いです。

                ひび割れとは亀裂のことで、肌に深い線状の切れ目が生じます。

                ひび割れが進行し出血を伴ったり、炎症が生じて赤みが出たりした場合は、「あかぎれ」となります。

                ひび割れやあかぎれは痛みだけでなく、水がシミる場合もあり、ツライ症状のひとつです。

                参考:ロート製薬

                手湿疹によって痛みを感じる場合は、乾燥などによりバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けていることが原因かもしれません。

                このような場合、保湿を行い手肌を乾燥させないことが重要であり、ハンドクリームでの保湿が手軽で効果的です。

                また、ひび割れやあかぎれを起こしている場合は、尿素配合のハンドクリームの使用は控えましょう。手に傷があると、しみる場合があるからです。

                おすすめのハンドクリームはこちらの記事で紹介しています。
                手湿疹におすすめのハンドクリーム8選【ランキング形式で紹介】

                ■ひび割れや痛みが気になる方の対処法:こまめに高保湿ケア

                手湿疹による痛みが生じている方は、ひび割れている部分を絆創膏などで保護しましょう。

                そして、一番大事なことは、こまめな保湿です。

                手湿疹は乾燥によりバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けることで生じます。

                手の乾燥を防ぐことでバリア機能の改善が期待でき、バリア機能が改善されると、外的な刺激やアレルギー物質の侵入を防いでくれます。

                保湿には、高保湿なハンドクリームの使用がおすすめです。

                手湿疹に効果的なハンドクリームの選び方は、以下を参考にしてください。

                ■アクアテクトゲル|330円から試せる高保湿クリーム

                アクアテクトゲル

                “おすすめポイント”

                • 水分と油分を8:2の黄金バランスで補える
                • 第三者機関へのアレルギー/パッチテスト済み
                • 香料/アルコール/着色料不使用

                        アクアテクトゲルは、水分・油分・保湿成分によるトリプル浸透で潤いを与えてくれます。

                        水分と油分のバランスは、赤ちゃんと同じ8:2の黄金バランスで配合されています。

                        肌の弱い開発者が自身のために開発した商品で、「低刺激性」と「安全性」にこだわって作られているのが特徴です。

                        敏感肌でも使える3つの安全テスト済みで、刺激となるアルコールや、保湿に直接関係のない香料・着色料は使用されていません。

                        「これまでハンドクリームを使用しても、手湿疹の改善を感じられなかった方」
                        「ハンドクリームがシミたり、合わないと感じたりしている方」におすすめです。

                        値段

                        【初回限定】20g/330円

                        20g/800円
                        100g/3,200円
                        250g/6,500円

                        1gあたりの金額

                        16.5円~

                        無香料

                        パッチテスト済

                        アレルギーテスト済

                        スティンギングテスト済

                        ノンコメドジェニックテスト済

                        使用感

                        ジェルタイプで高保湿のため多少のべたつきあり

                        全成分を知りたい方はクリック
                        水、BG、グリセリン、アボカド油、ぺンチレングリコール、ベタイン、アルギニン、スクワラン、オリーブ果実油、ホホバ種子油、マカデミア種子油、カニナバラ果実油、イチョウ葉エキス、カワラヨモギ花エキス、アルニカ花エキス、モモ葉エキス、キダチアロエ葉エキス、トゲキリンサイ/ミツイシコンブ/ウスバアオノリエキス、グリチルリチン酸2K、コメヌカスフィンゴ糖脂質、ヒアルロン酸Na、水添レシチン、リゾレシチン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、水酸化Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン

                        アクアテクトゲルは、今なら20gのミニサイズを初回限定で58%OFFの330円でお試し可能です。

                        送料・手数料も無料ですので、是非この機会にお試しください。

                        2-2.  かゆみ|水疱の多発やアレルギー反応でかゆい

                        手湿疹は、かゆみを伴うケースがあります。
                        乾燥が進んだり水疱や水ぶくれがたくさんできたりすると、かゆみを伴います。

                        特に冬場に悪化しやすくかゆくて掻いてしまうことで、さらにバリア機能を低下させます。

                        バリア機能が低下すると、かゆみが増加し治りにくくなる悪循環に陥る可能性があります。

                        参考:たつた皮フ科クリニック
                        参考:ロート製薬

                        2-3.  水疱|水ぶくれやブツブツができる

                        手湿疹は、水疱や水ぶくれとして現れることがあります。

                        両手の手のひら・指の横側に小さなブツブツができている場合は、汗疱型手湿疹」の可能性があります。

                        汗疱型手湿疹とは、汗腺が詰まり塞がることで溜まった汗が炎症を起こし水疱が生じる皮膚病です。

                        汗の影響があるため、夏場に起こりやすいとされています。
                        金属アレルギーを伴うケースもあるのが特徴です。

                        参考:うらた皮膚科
                        参考:eHealth clinic

                        2-4.  腫れ|炎症が起き赤くなる

                        手湿疹は炎症が起き、赤みや腫れを生じる場合があります。

                        赤みや腫れは、アレルギー物質に触れた際などに現れやすいのが特徴です。

                        赤みや腫れが生じた時は、直前に触れたものを確認するようにしてください。

                        参考:ロート製薬


                        3.  手湿疹の予防・対処法4選

                        手湿疹の症状別に予防・対処法を4つご紹介します。

                        “手湿疹の予防・対処法”

                        • ひび割れの痛みが気になる方…小まめに高保湿ケアを心がける
                        • かゆみ・アレルギーがある方…手袋を使用しアレルギー物質に触れない
                        • 腫れや炎症がある場合…市販薬やステロイドを使用
                        • 水疱や水ぶくれがある方…症状が重い場合は皮膚科を受診する

                        症状に合った効果的な予防・対処を行い、手湿疹の改善を目指しましょう。

                        3-1.  ひび割れの痛みが気になる方│こまめに高保湿ケアを心がける

                        手湿疹による痛みが生じている方は、ひび割れている部分を絆創膏などで保護しましょう。

                        そして、一番大事なことは、こまめな保湿です。

                        手洗い後や水に触れた後は必ず保湿を行い、手の乾燥を防ぐことでバリア機能の改善が期待できます。

                        バリア機能が改善されると、外的な刺激やアレルギー物質の侵入を防いでくれます。

                        保湿には、高保湿なハンドクリームの使用がおすすめです。

                        手湿疹に効果的なハンドクリームの選び方は、以下を参考にしてください。

                        “ハンドクリームの選び方”

                        • 水分と油分の両方を補えるもの
                        • 不要な成分が入っていないこと
                        • 清潔に使用できるもの

                        一般的なハンドクリームは、油分だけを補えるものが主流です。
                        ただし、元々乾燥した手肌に、油分だけ補っても保湿が完璧とは言えません。

                        水分を補った上で油分でフタができるよう、水分と油分を同時に補えるものを選びましょう。

                        また、「香料」「着色料」など、保湿に関係のない余分な成分は、手肌の刺激の原因になります。
                        香料・着色料は、不使用のものを選ぶのがおすすめです。

                        そして、ハンドクリームの形状は、チューブやポンプタイプにしましょう。
                        ジャータイプだと指を入れてクリームを取るため、不衛生と言えます。

                        清潔に使用できるチューブやポンプタイプを選び、サイズは短期間で使い切れる小さめのものを選んでください。

                        これまでハンドクリームを使用しても手湿疹が改善されなかったという方は、ハンドクリーム選びを間違っていた可能性が高いと言えます。

                        10年悩んで分かった!手荒れがハンドクリームで治らない理由」を併せてご覧ください。

                        おすすめの高保湿クリームを見たい方はこちら
                        >>【2023年5月】高保湿クリームのおすすめランキング15選

                        参考:古河いけがき皮膚科
                        参考:あつた皮ふ科クリニック

                        3-2.  かゆみ・アレルギーがある方|手袋を使用しアレルギー物質に触れない

                        かゆみやアレルギーのある方は、外的な刺激を防ぎ、アレルギー物質に触れないよう注意しましょう。

                        水仕事やアレルギー物質に触れる作業を行う際は、手袋を着用しましょう。

                        調査の結果、21.3%の方が、皿洗いや風呂洗いなどの水仕事の際に手袋を着用していることが明らかになりました。

                        ただし、手袋自体が皮膚の刺激やアレルギー物質になる方がいます。

                        手袋の着用は短時間を意識し、作業終了後は速やかに取り外しましょう。

                        また、アレルギーの原因となる手袋には以下のようなものがあります。

                        • ゴム手袋…ゴムアレルギー/ラテックスアレルギー
                        • パウダー付手袋…パウダーにより角質が傷つく

                        手袋を使用する際は、下にコットン製の手袋を履いたり、パウダー・ラテックスフリーのニトリル手袋を使用したりすることがおすすめです。

                        参考:水沢みなみ皮フ科
                        参考: eHealth clinic

                        3-3.  腫れや炎症がある場合|市販薬やステロイドを使用

                        腫れや炎症がある場合で、症状が軽い時は市販薬で様子をみる方法もあります。

                        腫れや炎症がある時は、ステロイド配合の塗り薬に炎症を抑える効果が期待できます。

                        薬局・ドラッグストアで薬剤師に相談しながら、市販薬を選んでください。

                        もし市販薬を使用しても症状が改善されない場合は、皮膚科を受診しましょう。

                        参考: eHealth clinic

                        3-4.  水疱や水ぶくれがある方|症状が重い場合は皮膚科を受診する

                        水疱や水ぶくれがある場合で、長期間治らない時や何度も繰り返しできている場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

                        水疱や水ぶくれは手湿疹の症状のひとつですが、手湿疹と間違いやすい他の病気である可能性があります。

                        症状が重い場合は、早めに皮膚科の受診を検討してください。

                        参考: eHealth clinic


                        4.  迷ったらコレ!手湿疹におすすめのハンドクリーム

                        4-1.  アクアテクトゲル|330円から試せる高保湿クリーム

                        アクリシオ

                        “おすすめポイント”

                        • 水分と油分を8:2の黄金バランスで補える
                        • 第三者機関へのアレルギー/パッチテスト済み
                        • 香料/アルコール/着色料不使用

                            アクアテクトゲルは、水分・油分・保湿成分によるトリプル浸透で潤いを与えてくれます。

                            水分と油分のバランスは、赤ちゃんと同じ8:2の黄金バランスで配合されています。

                            肌の弱い開発者が自身のために開発した商品で、「低刺激性」と「安全性」にこだわって作られているのが特徴です。

                            敏感肌でも使える3つの安全テスト済みで、刺激となるアルコールや、保湿に直接関係のない香料・着色料は使用されていません。

                            「これまでハンドクリームを使用しても、手湿疹の改善を感じられなかった方」
                            「ハンドクリームがシミたり、合わないと感じたりしている方」におすすめです。

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                            安全テスト パッチテスト済み
                            アレルギーテスト済み
                            スティンギングテスト済み
                            ノンコメドジェニックテスト済み
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                            5.  手湿疹と間違えやすい病気

                            手湿疹と似た症状が出る病気があります。
                            手湿疹と間違いやすい病気は、以下の通りです。

                            “手湿疹と間違えやすい病気”

                            • 手白癬…皮むけや水ぶくれができジュクジュクする
                            • 掌蹠膿疱症…膿の溜まった水ぶくれができる
                            • 乾癬…盛り上がるような赤みや白っぽいかさぶたができる
                            • 疥癬…ガサガサした白っぽいブツブツができる

                            病気によって原因や治療方法が異なるので、それぞれの病気を詳しくご紹介します。

                            特徴にあてはまる方は、皮膚科を受診しましょう。

                            5-1.  手白癬|皮むけや水ぶくれができジュクジュクする

                            画像出典:谷保駅前皮フ科

                            手白癬は、皮膚表面の皮むけや湿ってジュクジュクしたり、水ぶくれがみられるのが特徴です。

                            手白癬とは手の水虫のことで、手荒れと区別が困難と言われています。

                            顕微鏡で水虫の有無を確認し判断する必要があります

                            参考:谷保駅前皮フ科
                            参考:神保町駅前皮膚科

                            5-2.  掌蹠膿疱症|膿の溜まった水ぶくれができる

                            画像出典:町野皮ふ科

                            掌蹠膿疱症は、膿の溜まった水ぶくれ、紅い斑点(紅斑)、カサカサしたフケの様なものがみられます。

                            過剰な免疫反応が起こって、汗の出口に生じる病気です。

                            かゆみや爪の変形が起こることもあります。

                            参考:神保町駅前皮膚科
                            参考:町野皮ふ科

                            5-3.  乾癬|盛り上がるような赤みや白っぽいかさぶたができる

                            手背の尋常性乾癬の写真

                            画像出典:もりはら皮ふ科クリニック

                            乾癬は、盛り上がるような赤み、表面の白っぽいかさぶたが特徴です。

                            皮膚の新陳代謝(肌の生まれ変わり)の速度が速くなってしまって起こります。

                            古くなった角質が、ぼろぼろとフケのように剥がれ落ちることがあります。

                            参考:神保町駅前皮膚科
                            参考:おおしま皮膚科

                            5-4.  疥癬|ガサガサした白っぽいブツブツができる

                            画像出典:埼玉皮膚科医会

                            疥癬は、ガサガサした白っぽいブツブツ、細かく積み重なったかさぶたが特徴です。

                            ゼンダニ(疥癬虫)という小さなダニが寄生して起こります。

                            激しいかゆみを伴うことがあり、手首や手のひら、指の間に多く見られます。

                            参考:神保町駅前皮膚科
                            参考:かまだたきこ皮フ科クリニック


                            6.  手湿疹に関してよくある質問

                            以下ではよくある質問にお答えします。手湿疹に関する不安を解消した上で、予防や対処法を実践してください。

                            Q.  ストレスは手湿疹に関係していますか?

                            A.ストレスは、手湿疹に関係していることがあります。

                            ストレスは、肌の機能不全を招き、バリア機能の低下に繋がります。

                            皮膚のバリア機能が低下すると外的な刺激を受けやすくなり、手湿疹を引き起こしやすくなります。

                            ストレスを溜めこまないよう、疲れが溜まったら発散するように心がけましょう。

                            参考:吉祥寺まいにちクリニック

                            Q.  手の甲の乾燥は手湿疹によるものですか?

                            A.手湿疹は、手の甲・手のひら・指・指先のかさつきからはじまります。

                            手の甲の乾燥は手湿疹の可能性があるため、まずは保湿を心がけましょう。

                            参考: 新宿駅前クリニック

                            Q.  手湿疹は人にうつるのでしょうか?

                            A.手湿疹が人にうつることはありません。

                            ただし、手湿疹と間違いやすい皮膚病の中には、人にうつる病気があります。

                            気になる症状がある場合は、皮膚科を受診し確認してください。

                            参考:村上皮フ科クリニック

                            Q.  手のひらが痒くてぶつぶつしているのですが、これは手湿疹ですか?

                            手に出来る皮膚のトラブルは全て手湿疹だと思われがちですが、手湿疹とは別の疾患である可能性があります。

                            例えば、手荒れがなかなか治らずに水泡やかゆみがある場合、汗疱・掌蹠膿疱症の可能性があります。

                            汗疱は透明で比較的小さな水泡ができ、掌蹠膿疱症は膿を持ったように白く濁った水泡が特徴です。

                            汗の出口部分で起こる炎症により生じる病気で、水泡のでき始めにかゆみを伴う場合があります。

                            水泡・かゆみが見受けられる場合は、皮膚科を受診しましょう。

                            参考:町野皮ふ科

                            Q.  手にぶつぶつができる原因は何ですか?

                            正常な肌と、乾燥してバリア機能が弱った肌の違い
                            図のように乾燥によってバリア機能が弱った肌には、「効果的な保湿」が必要です

                            元々皮膚には、潤いを保ち外部の刺激から肌を守るための「バリア機能」が備わっています。

                            しかし、乾燥によりバリア機能が低下すると、外部からの刺激を受けやすくなります。

                            外部からの刺激を受けやすくなると、手指や手のひらなどに以下のような症状が現れます。

                            • 赤み
                            • 腫れ
                            • 水疱
                            • 水ぶくれ
                            • ひび割れ
                            • かゆみ など

                               

                              そのうちの1つが、「ぶつぶつ」です。


                              まとめ

                              手湿疹で痛い時は、ハンドクリームでこまめな保湿を行いましょう。

                              おすすめのハンドクリームでご紹介したアクアテクトゲルは、手荒れを根本からしっかりケアできます。

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