「日焼けしてヒリヒリ痛い…痛みを和らげる方法は?」と対処法をお探しではありませんか。
こちらの記事では、日焼け後にヒリヒリと痛い原因から、痛みを和らげる対処法4つをご紹介します。
また、手軽にできる日焼け予防も解説しているので、日焼けによる肌トラブルを未然に防ぐ知識が身につきます。
この記事を参考に日焼け後のヒリヒリとした痛みの原因と対処法を知り、すこしでも痛みを和らげることができれば幸いです。
“この記事でわかること”
- 日焼け後に肌が痛い原因
- 日焼け後の痛みを和らげる対処法
- 日焼け予防・対策
1.日焼け後にヒリヒリ痛い原因
日焼け後にヒリヒリして痛い原因は、紫外線によるダメージで肌が炎症を起こすためです。
簡単に言うと「軽いやけど」のような状態です。
日焼けを引き起こす紫外線には、「UV-A」「UV-B」の2種がありますが、日焼け後にヒリヒリとした痛みをともなう日焼けは「UV-B」によって引き起こされるサンバーンに当たります。
UV-BはUV-Aと比較して光の波長が短いため、真皮まで到達することはありません。
しかし、表皮細胞に影響を与え、その紫外線量がメラニン色素の防御反応を超えていると、表皮細胞が傷を受け発熱や水泡、痛みが起きます。
医学的にはこれを日光皮膚炎といいます。つまり、日焼けをして肌がヒリヒリと痛い原因は波長の短い紫外線である、UV-Bを過剰に浴びたことによって表皮が傷つけられているからなのです。
一方、UV-Aによって引き起こされる日焼けは、「サンタン」と呼ばれ、肌が黒くなる日焼けです。
UV-Aは波長が長いため、ガラスなども透過し、肌の奥深くの真皮にまで到達します。
UV-Aによる日焼けでは肌がヒリヒリと痛みを感じることはありませんが、シミの原因であるメラニンを生成するメラノサイトを活性化させたり、肌の弾力を保つために必要なコラーゲンやエラスチンを変性させて、シワ・たるみの原因になるため、室内でも日焼け止めの塗布は必須になります。
2.【日焼けして痛い時】痛みを和らげる正しい4つの対処法
さて、日焼け後にヒリヒリと痛みを感じる原因が、UV-Bによる日焼けということはわかりましたが、具体的にどういった対処法をとればよいのでしょうか。
もちろん、日焼け後に、ヒリヒリしたり痛いと感じたりしているのに、放置するのはよくありません。
ここからは、日焼けで炎症を起こし痛い時に、痛みを和らげるための4つの対処法をそれぞれ詳しくご紹介します。
“痛みを和らげる対処法”
- 冷やしてクールダウンさせる
- 低刺激なスキンケアで保湿する
- 痛み・炎症を抑える薬などを塗布する
- ひどい痛みがある場合は皮膚科を受診
各対処法を詳しく解説しますので、早めに適切な対処を行い、日焼けによる肌トラブルを予防しましょう。
2.1. 冷やしてクールダウンさせる
日焼け後に「痛い」「ヒリヒリする」場合は、軽いやけどのような状態で、まずは冷却が大切です。
冷やすことで炎症を落ち着かせ、皮むけや水ぶくれといった症状の悪化を防ぎましょう。
クールダウン方法①保冷剤を使って冷やす
保冷剤は直接あてると皮膚への刺激になるため、タオルを巻いてあてましょう。
ただし、長時間あてると凍傷のリスクがあります。
冷やす時間は10分~15分程度を目安にして、長時間冷やし続けないように注意します。
クールダウン方法②濡れタオルをあてて冷やす
濡れタオルは、氷水・冷水で濡らして絞ったものを使用しましょう。
タオルはあてるだけにし、擦って刺激を与えないように注意します。
タオルがあたたまってきたら、裏返したり、再度濡らしたりして熱感が和らぐのを待ちましょう。
クールダウン方法③冷たいシャワーを浴びて冷やす
シャワーで冷やす時は、シャワーを直接あてず、タオルなど布を巻いた上でから優しい水流であてましょう。
勢いの良いシャワーを直接あてることは、皮膚の刺激に繋がります。
日焼けした範囲が広い場合や水道代が気になる場合は、シャワーではなく水風呂に浸ける方法もあります。
2.2. 痛み・炎症を抑える薬などを塗布する
日焼けによる炎症が強い場合には、炎症を抑える作用が期待できる市販薬を使用する方法があります。
主に、ヘパリン類似物質や酸化亜鉛が含まれている市販薬で、抗炎症作用が期待できます。
2.3. 寝れないほどの痛みやひどい赤みがある場合は皮膚科を受診
症状が重くなると水ぶくれが生じる場合や、発熱・だるさといった全身症状を引き起こすことがあります。
痛みが強かったり炎症がひどかったりする時は、皮膚科を受診しましょう。
2.4. 低刺激で正しい保湿ケアをする
最後に、日焼けでヒリヒリと痛い肌は、肌本来のバリア機能が低下しており、非常に乾燥しやすくなっているため、正しく保湿をする必要があります。
正しい保湿とは、肌へ水分と油分を同時に与えることです。
水分、油分を同時に与えることで、日焼けによって失われた肌内部の水分を補いつつ、油分で肌の水分を保つことができます。
また、日焼けでヒリヒリと痛みがある場合、肌は敏感になっており、
普段使っているスキンケアでも、刺激や痛みを感じる可能性があります。
特に、化粧水にはアルコールが含まれている場合が多いため、刺激が強く染みる可能性が高いです。
そのため、日焼け後は、アルコール不使用や低刺激なスキンケアを選びましょう。
また、化粧品の成分による刺激以外にも、敏感な状態の肌へ化粧水、美容液、乳液、クリームのように、たくさんの化粧品を使用することは、肌への摩擦を増加させてしまいます。
そのため、日焼けでヒリヒリと痛みを感じる肌へは、摩擦を最小限に抑えた保湿ケアが適切です。
摩擦を軽減するためにも、1本で水分も油分も補えるオールインワンタイプを使用しましょう。
日焼け後の保湿にはオールインワン高保湿ゲル「アクアテクトゲル」
つまり、日焼け後の保湿ケアのポイントは次のとおりです。
-
水分・油分を同時に補える保湿ケア
-
アルコール不使用かつ低刺激
-
使用する商品数が少なく摩擦が最小限
上記のポイントを全て抑えた、日焼け後の保湿ケアにおすすめなのが、低刺激で高保湿なオールインワンゲルがアクシリオの「アクアテクトゲル」です。
アクアテクトゲルは日焼け後の乾燥した肌に水分と油分、そして、16種類の保湿成分を同時に与え、肌の潤いを保ちます。
- 化粧水
- 乳液
- クリーム
- 美容液
- ボディークリーム
- パック
- 化粧下地
また、高い保湿効果を追求した結果、上記の7つの化粧品の役割がひとつになり、これ1本で保湿ケアが完結します。
そのため、日焼けで肌がヒリヒリと痛い肌へ、摩擦を最小限に保湿ケアできます。
加えて、敏感肌の方を対象にヒリつき・かゆみなどの刺激を評価する試験である「スティンギングテスト」の他、「パッチテスト」「アレルギーテスト」済み*の商品であり、
日焼け後の肌に刺激になりやすいアルコールも不使用なので、日焼けでヒリヒリと痛い肌の保湿ケアにも安心してお使いいただけます。
今なら、550円のお試しセットから始めていただけるので、日焼けで肌がヒリヒリと痛くて正しい保湿ケアができていないという方は、ぜひ一度お試しください。
*すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません
3.手軽にできる日焼け予防
ここまで日焼け後の対策をご紹介しましたが、日焼け自体をしないように日頃から紫外線対策をしておくことが重要です。
ここからは、手軽にできる日焼け予防方法をお伝えするので、実践できることから始めましょう。
3.1.予防・対策法①日焼け止めを塗る
日焼けの原因となる紫外線は1年中降り注いでいます。そのため、年間を通して毎日、日焼け止めを塗る習慣を身につけましょう。
日焼け止めを選ぶ時のポイントは以下の通りです。
- SPF値は25~30
- PA値は++で十分
- ウォータープルー機能付き
日焼け止めのSPF値は、UV-Bを防ぐ効果を表す指標です。
SPF値は1~50+まであり、数字が高いほどUV-B波を防ぐ効果が期待できますが、その分肌への負担が大きくなる可能性があります。
日常的に使用するならSPF値は25~30程度で十分です。
PA値はUV-Aに対する指標で「+」~「++++」まであり、PA++でも十分効果が期待できます。
ただし、日焼け止めが落ちてしまっては効果も期待できないため、汗や涙に強いウォータープルーフ機能付きを選びましょう。
日焼け止めを塗る時は、ムラなく均等に塗り広げ、首やデコルテなども塗り忘れないようにしましょう。
約2時間を目安に、こまめに塗り直すことも大切です。
日焼け止めの選び方や使い方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしましょう。
▶日焼け止めを塗っても日焼けする理由。6つの対策とおすすめ商品で焼けない肌へ。
3.2.予防・対策法②日傘・帽子を使用する
日傘やUVカット帽子には、UVカット機能が施されており、直接日光を遮るのに有効です。
遮光率が高いものを選び、シーンに合わせて日傘と帽子を使い分けましょう。
ただし、紫外線を防止するコーティング剤が施されたタイプは、使用していく内に効果が薄れます。
使用頻度や使い方にもよりますが、2~3年を目安に新しいものに取り換えましょう。
3.3.予防・対策法③ストールやアームカバーを着用する
服から露出する、首や腕・手は、ストールやアームカバー、フェイスカバーなどを使用しましょう。
UVカット機能が施されたアイテムもたくさんあり、蒸し暑い夏場でも使いやすい接触冷感タイプもあります。
うっかり日焼けしがちな部分は、日焼け止めを塗っているからと安心せず、直接日光を遮る工夫も大切です。
3.4.予防・対策法④サングラスをかける
目の日焼け防止には、UVカットが施されたレンズを使用したサングラスや眼鏡を着用しましょう。
実は、目の日焼けは肌のシミの原因にも繋がるとされています。
目の角膜が紫外線を吸収することで脳が、紫外線から守ろうとメラニン色素を生成するためです。
また、紫外線は目自体にもダメージを与えて、角膜炎や翼状片、白内障など目の病気に繋がるリスクがあります。
3.5.予防・対策法⑤紫外線自体を避ける
1日の中で最も紫外線が強いのが、10時~14時頃です。紫外線が強い時間帯の外出は、なるべく控えましょう。
また、曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでいます。
外出中は日陰や屋内を利用し、紫外線を浴びないような行動を心がけることも大切です。
4.日焼けで痛いときによくある質問
日焼けでよくある質問にお答えします。
“よくある質問”
- 日焼けのヒリヒリはいつまで続くの?
- 日焼けで痛いときに何塗る?ワセリンでも大丈夫?
- 日焼けして痛いところに冷えピタを貼っても良い?
4.1.日焼けのヒリヒリはいつまで続くの?
A.日焼けした後のヒリヒリした痛みは、3日程度で落ち着くことが多いです。
日焼けの痛みの原因であるサンバーンの症状は、日光を浴びてから2~3時間で赤みが出てヒリつきや痛みを伴います。
炎症が落ち着くと共に、徐々に痛みも和らぐのが特徴です。
4.2.日焼けで痛いときに何塗る?ワセリンでも大丈夫?
A.ワセリンは水分蒸発を抑えられますが、肌の内側への水分補給は期待できません。
日焼け後の肌はバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態です。
肌内部の水分が低下しているため、ワセリンだけでは保湿が不十分です。
肌内部に水分を補い、油分・保湿成分で水分を維持できる正しい保湿ケアを行いましょう。
4.3.日焼けして痛いところに冷えピタを貼っても良い?
A.日焼けして赤みが出ているところや、痛いところに冷えピタを貼るのはよくありません。
冷やすという点では有効と思いがちですが、粘着部分が刺激となり、皮膚(皮)が剝がれてしまう可能性があります。
冷えピタは使用せず、保冷剤や濡れタオルを使ったクールダウンを行いましょう。
5.まとめ
日焼けして痛い時は、冷やしたり正しい保湿を行うことで痛みを和らげ、日焼け後の肌トラブルを予防しましょう。
また、日焼けをしないように日頃から紫外線対策を徹底して、日焼けによる炎症を起こさないことも大切です。
日焼けに有効な対処と予防を行って、紫外線に負けない美しい肌を手に入れましょう。