ポツポツとできるニキビ。
鏡を見るたびにがっかりし、人に会うのもイヤになることもあります。
思春期ニキビ、大人ニキビに悩む人は、大変多くおられます。
調査の結果、40%の方が思春期ニキビに悩んだことがあり、44.9%の方が大人ニキビに悩んだことがあることが明らかになりました。
私自身も、中学生からニキビに悩み始めて、そこから約10年間、ニキビと付き合っていました。
「青春のシンボル」的な扱いをされることもありますが、ニキビは皮膚疾患のひとつ。
だから自分に合ったケアをすることが大切です。
重要なニキビケアの一つが、「洗顔」です。
この記事では、ニキビの「原因」と「正しい洗顔方法」、「おすすめの洗顔料」や「塗り薬」をご紹介します。
1.ニキビができる主な原因
ニキビのできる原因はひとつだけではありません。
原因はさまざまで、特に思春期と大人になってからのニキビは異なります。
自分に合ったケアを知るために、それぞれの原因を知っておきましょう。
1-1.「思春期ニキビ」ができる主な原因
思春期ニキビの主な原因は男女ともに、成長による男性ホルモンの増加によって皮脂が過剰に分泌されるためです。
過剰な皮脂の分泌により、毛穴が詰まり、そこに皮脂をエサにするアクネ菌が増殖することで炎症が起こり、初期段階の白ニキビができます。
したがって、思春期ニキビは皮脂腺の発達したTゾーンにニキビができやすいのが特徴です。
原因【1】脂性肌に傾きがちな時期
体が大人へと成長する中学生・高校生の頃は、男女とも男性ホルモンが増加して影響を受けます。
鼻の頭がテカったり、おでこや眉間のあたりがベタついたりと、脂性肌に傾きがちな時期です。
上の写真は、私の娘が16歳だったころの肌の様子です。
私と同じようにニキビができやすい肌状態のため、ちょっと油断をすると、ニキビができ始めます。
間違ったスキンケアや、肌に合わない化粧品を使うことでさらにニキビを悪化させないように、正しくメカニズムを知っておきましょう。
原因【2】毛穴の出口が硬くなる
思春期に皮脂が多くなり、常在菌が皮脂を分解すると遊離脂肪酸が生まれ、角化異常(毛穴周囲の角質が厚みを増す)を起こします。
角化異常で毛穴の出口が狭くなると、汗や汚れなどと一緒になって毛穴を塞いでしまいます。
皮脂は多くなったのに出口がせまいため、毛穴内に皮脂が詰まってしまいます。
すると、皮脂を食べているアクネ菌が毛穴の中で増殖。
毛穴の中で炎症が起こってしまい、ニキビになります。
アクネ菌が悪者のように聞こえますが、アクネ菌はもともと肌にいる常在菌。
そのため、アクネ菌をすべてやっつければいいというケアが正しいとは言えません。
原因【3】間違ったスキンケアを続ける
顔がベタつくと頻繁にあぶらとり紙などで皮脂を取ったり、何度も洗顔をしたくなったりしますね。
しかし、皮脂は肌を乾燥から守る役割をしているので、取りすぎると過剰に分泌されやすくなるのです。
ベタつきを抑えるつもりが、余計に皮脂を分泌させてしまうことに。
また、インターネットや友人などからの情報から、自分に合わないケアをやり続けてしまうことも。
ニキビは悪化させないことが大切。
ですから、自分のニキビができる要因と悪化するポイントを、しっかりとおさえておきましょう。
関連記事:思春期ニキビはいつまで続く?よく効くスキンケア方法や治し方を紹介
1-2.「大人ニキビ」ができる主な原因
大人ニキビは、Uゾーンやアゴなどに多く見られることが特徴。
なぜなら、大人ニキビは原因となるものが違うからです。
思春期を過ぎて20歳を越えてもニキビができ続けたり、大人になってからニキビができたりすることもあります。
大人になってできるニキビは「大人ニキビ」と呼び、「思春期ニキビ」とは区別されています。
大人ニキビの主な原因を見ていきましょう。
原因【1】ホルモンバランスの乱れ
女性にも男性ホルモンがありますが、皮脂腺の分泌をアンドロゲンという男性ホルモンがコントロールしています。
そしてアンドロゲンは生理前に女性ホルモンより優位になり、この時期にニキビができやすくなります。
周期的にニキビができるという人は、生理周期との関連性を確かめてみましょう。
原因【2】生活習慣の乱れ
大人ニキビの多くは睡眠不足、夜型の生活、間違ったスキンケアといった「生活習慣」にあると言われています。
またストレスを感じたときや疲労でも、ニキビができやすくなることも実感としてあります。
生活習慣が乱れるとホルモンバランスが乱れるため、皮脂が多くなりニキビの原因となりますが、大人の肌は乾燥する場所も混在するため、肌に合ったスキンケアが必要です。
また、季節の変わり目にニキビができやすい人も多く見られます。
関連記事:大人のニキビ肌の洗顔方法│洗顔料選びから洗顔方法まで詳しく解説
2.ニキビの種類とその特徴
基本的には、ニキビができたら皮膚科を受診しましょう。
ニキビを悪化させないことが大切です。
そこで、この章では、ニキビの種類とその特徴をご紹介します。
ニキビは症状によって段階的に分類されています。
できるだけ初期段階でケアをするのがおすすめですが、間違ったケアは悪化させたりニキビ跡になったりする原因にも。
ニキビには触らず、自分で潰さないことが大切です。
2-1.「白ニキビ」とは
毛穴に皮脂が詰まり、白いポツンとした点に見えます。
この状態は「コメド」と呼ばれ、この段階から悪化させないのが理想的です。
しかしコメドには肉眼で確認できないほど小さいこともあり、毛穴の内部ではすでにアクネ菌が増え始めています。
2-2.「黒ニキビ」とは
白ニキビは毛穴の出口が塞がった状態ですが、黒ニキビは毛穴が開いています。
詰まった皮脂が「酸化」したり、メラニン色素によって黒く見えたりしているのが黒ニキビです。
特に鼻の頭や頬に黒いポツポツができ、毛穴が目立つのが特徴です。
2-3.「赤・黄ニキビ」とは
白ニキビが炎症を起こし、毛包でアクネ菌が活発になっている状態です。
赤く皮膚が盛り上がり、痛みやかゆみを感じることもあります。
アクネ菌によって作り出された物質が、さらに炎症を引き出すことも。
赤ニキビが進行して化膿すると、黄ニキビとなり、ニキビが治っても跡が残ることもあります。
特に毛穴の壁が壊れ、炎症が毛穴の外にまで広がってしまうと、クレーターのような凹凸のあるニキビ跡になる可能性も。
そうなるとセルフケアでキレイにすることが難しくなるので、悪化させないように気を付けましょう。
3.ニキビ肌に効く洗顔料の選び方
思春期ニキビも大人ニキビも、ニキビができるメカニズム自体は同じです。
アクネ菌のケア、毛穴の詰まりをキレイにすることはどちらにも共通しているので、この2点を踏まえて自分に合ったものを選びましょう。
3-1.ニキビの種類で選ぶ
思春期ニキビは、皮脂を取り除きアクネ菌の増殖を防ぐ「殺菌作用」成分の配合された洗顔料がおすすめです。
一方、大人ニキビは乾燥に傾きがちなので皮脂の取り過ぎには注意が必要です。
洗浄力の強いものより、保湿しながらやさしく洗えるものをおすすめします。
3-2.「ノンコメドジェニックテスト済み」の洗顔料を選ぶ
ニキビ肌で何を使って良いかわからない場合は、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されているものを選んでみましょう。
ニキビの初期段階で白ニキビの状態を「コメド」といいます。
実は化粧品の成分にはコメドをできやすくしたり、ニキビを悪化させたりする可能性も。
コメドを誘発しやすいかどうか試験をすることを「ノンコメドジェニックテスト」と言います。
テストしたからといって、必ずしもすべての人にコメドができないとは限りませんが、ニキビ肌に悩む人が洗顔料を選ぶ指標になります。
参考:ノンコメドジェニック化粧品12選|市販・通販で買えるテスト済み商品を紹介
3-3.プロのアドバイザーに相談して、洗顔料を選ぶ
ニキビ予防に「有効な成分」が配合されたものを選ぶのも一つの手段です。
有効成分とは、厚生労働省が「ニキビを予防する」という効果を認めた成分のこと。
有効成分にもさまざまな種類があり、それぞれに作用が違います。
たとえば、こんな成分があります。
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ニキビと肌状態に合わせて選ぶことが大切です。
ここで大切なことは、思い込みで選ばないこと。
化粧品メーカーのアドバイザーにご自身の肌状態やニキビの変遷をきちんと伝えましょう。
そして、アドバイザーからプロの意見を聞きながら、ご自身のニキビの状態に適した洗顔料を選びましょう。
4.思春期ニキビに効く市販洗顔料
この章では、「思春期ニキビ」に適した洗顔料を紹介します。
思春期ニキビには、皮脂を抑えつつアクネ菌のケアができるものがおすすめです。
市販のものから医薬品まで、幅広く紹介します。
「どんな洗顔料を選べばいいのか」と迷っている方は、参考にしてください。
4-1.アースケア『アクシリオ ダブルクレンジングゲル』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
100g 2,800円(税込) 今ならお試しセット1,600円が初回限定550円!(送料無料・定期縛りなし) |
おすすめ |
大人ニキビ / 思春期ニキビ |
配合成分 |
水、DPG、デシルグルコシド、ラウリン酸ポリグリセリル-10、マルチトール、ヒアルロン酸Na、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、BG、カルボマー、トコフェロール、ペンテト酸、エチドロン酸、AMPD、フェノキシエタノール、メチルパラベン |
\初回550円で手に入る!/
4-2.マンダム『ビフェスタ 泡洗顔コントロールケア』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
180g(×2個) / 1,221円(税込)※Amazonの価格 |
配合成分 |
水、スクワラン、グリセリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、BG、ベヘニルアルコール、キシリトール、グリコセリルグルコシド、トレハロース、ベタイン、水添レシチン、ラウロイグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、イソステアリン酸コレステリル、コレステロール、ステアリン酸、セチルBGヒドロキシエチルパルミタミド、セラミド2、セラミド3、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシンHCI、トレオニン、プロリン、アルギニン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、水添パーム油、ステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアリン酸グリセリル、ジメチコン、グリチルリチン酸2K、カルポマー、トコフェロール、フェノキシエタノール |
4-3.NOV『ノブ A アクネソープ』<医薬部外品>
商品の特徴 |
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容量・価格 |
70g / 880円(税込) |
配合成分 |
グリチルリチン酸2K、脂肪酸石けん、水、ソルビトール液、白糖、ジグリセリン、濃グリセリン、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、オウバクエキス、塩化Na、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液 |
4-4.オルビス『薬用クリアフル ウォッシュ』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
120g / 1,430円(税込) |
配合成分 |
【有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】水、濃グリセリン、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化カリウム、ステアリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、マルチトール液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ソルビトール発酵多糖液、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、シコニン、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、天然ビタミンE、ユズセラミド、イノシット、フィチン酸液、スフィンゴ糖脂質、ヨクイニンエキス、アロエエキス(2)、ヨモギエキス、水溶性コラーゲン液、イソステアリン酸、1,2-ペンタンジオール、1,3-ブチレングリコール、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液、炭酸水素ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム液 |
5.大人ニキビに効く市販洗顔料
大人ニキビには、皮脂を取りすぎず肌に優しいものがおすすめ。
乾燥肌や敏感肌用の洗顔料も、ニキビには向いています。
市販のものから医薬品まで、幅広く紹介します。
「どんな洗顔料を選べばいいのか」と迷っている方は、参考にしてください。
5-1.アースケア『アクシリオ ダブルクレンジングゲル』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
100g 2,800円(税込) 今ならお試しセット1,600円が初回限定550円!(送料無料・定期縛りなし) |
おすすめ |
大人ニキビ / 思春期ニキビ |
配合成分 |
水、DPG、デシルグルコシド、ラウリン酸ポリグリセリル-10、マルチトール、ヒアルロン酸Na、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、BG、カルボマー、トコフェロール、ペンテト酸、エチドロン酸、AMPD、フェノキシエタノール、メチルパラベン |
\初回550円で手に入る!/
5-2.ファンケル『アクネケア 洗顔クリーム』<医薬部外品>
商品の特徴 |
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容量・価格 |
90g / 1,540円(定期便なら1,460円) |
配合成分 |
グリチル酸2K、精製水、濃グリセリン、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化K、BG、ラウリン酸、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、パルミチン酸、ソルビトール、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、SEステアリン酸グリセリン、PEG4000、セージエキス、ウメ果実エキス、シャクヤクエキス、トウニンエキス、シソエキス-1、カンテン末、イソステアリン酸POEグリセリル、ジリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、リン酸1K、リン酸2Na、天然ビタミンE、d-δ-トコフェロール |
5-3.TAKAMI『タカミフェイスフォーム』
出典:TAKAMI 公式HP
商品の特徴 |
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容量・価格 |
80g / 3,300円(税込) |
配合成分 |
水、グリセリン、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ミリスチン酸、ステアリン酸、マルチトール、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、ラウラミドプロピルアミンオキシド、リン酸アスコルビルMg、ヒアルロン酸Na、アマチャヅル葉エキス、グリチルレチン酸ステアリル、グルコシルヘスペリジン、トコフェロール、ピリドキシンHCl、PCA-Na、乳酸Na、PCA、ビオチン、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、アルギニン、アスパラギン酸、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、リボフラビン、パントテン酸Ca、BG、PEG-9M、PEG-90M、ペンテト酸5Na、安息香酸Na、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、ココヤシ果汁、ニオイテンジクアオイ油、ユーカリ葉油、オレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油、ラベンダー油 |
5-4. ロゼット『洗顔パスタ アクネクリア』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
120g / 547円 |
配合成分 |
グリチルレチン酸ステアリル、ミリスチン酸、濃グリセリン、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、水酸化K、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸液、BG、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンK液、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、カオリン、モンモリロナイト、含硫ケイ酸Al、水添大豆リン脂質、ベタイン、オリブ油、オウバクエキス、大豆エキス、ドクダミエキス、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、EDTA-4Na、安息香酸Na、香料 |
6.【目的別】ニキビ肌に効く洗顔料ランキング3選
6-1. 【コスパで選ぶ】おすすめ洗顔料
アースケア『アクシリオ ダブルクレンジングゲル』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
100g 2,800円(税込) 今ならお試しセット1,600円が初回限定550円!(送料無料・定期縛りなし) |
おすすめ |
大人ニキビ / 思春期ニキビ |
配合成分 |
水、DPG、デシルグルコシド、ラウリン酸ポリグリセリル-10、マルチトール、ヒアルロン酸Na、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、BG、カルボマー、トコフェロール、ペンテト酸、エチドロン酸、AMPD、フェノキシエタノール、メチルパラベン |
\初回550円で手に入る!/
6-2. 【メンズ用で選ぶ】おすすめ洗顔料
ロゼット『洗顔パスタ アクネクリア』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
120g / 547円 |
配合成分 |
グリチルレチン酸ステアリル、ミリスチン酸、濃グリセリン、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、水酸化K、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸液、BG、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンK液、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、カオリン、モンモリロナイト、含硫ケイ酸Al、水添大豆リン脂質、ベタイン、オリブ油、オウバクエキス、大豆エキス、ドクダミエキス、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、EDTA-4Na、安息香酸Na、香料 |
6-3. 【学生用で選ぶ】おすすめ洗顔料
無印良品『マイルド保湿洗顔フォーム』
商品の特徴 |
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容量・価格 |
200g / 990円 |
配合成分 |
水、グリセリン、ミリスチン酸、ラウリン酸、水酸化K、パルミチン酸、ラウリミノニ酢酸2Na、ジステアリン酸グリコール、PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na、ポリクオタニウム-51、アンズ果汁、モモ葉エキス、ポリクオタニウム-7、BG、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、ラウラミドDEA、エチドロン酸、EDTA-4Na |
7.ニキビ肌はやっておきたい「肌にやさしい洗顔方法」
ニキビの原因は皮脂だと思い込んで、1日に何度も洗顔をする人がいます。
洗顔はニキビケアに欠かせませんが、洗いすぎは本来、肌を守るために必要な皮脂も落としてしまい、肌のバリア機能の低下につながります。
洗顔はあくまで余分な皮脂と汚れを取り除き、清潔に保つためのもの。
- 洗顔料を使った洗顔回数は、1日2回まで
- ゴシゴシ洗いはせずに、さっとなでるように洗う
- 水分は拭き取らず、タオルに水気を吸い取らせるだけ
このように、やさしく洗うことでも十分、ニキビの予防になります。
7-1.肌にやさしい洗顔の手順
ニキビ肌の正しい洗顔手順
- 最初に手を洗って汚れを落とす
- 「泡立てる洗顔料」はネットを使ってよく泡立てて、泡でなでるように洗う
「泡立てない洗顔料」は心持ち使用量を多めにし、なでるように洗います - ぬるま湯(34~36度ぐらい)の流水で、丁寧にすすぎ洗いを行う
特に、髪の生え際やアゴ下など、洗い残しがないようにすすぎましょう - 洗顔後の水分は、タオルに水分をうつすように、やさしく押し当てる
洗顔で気をつけたいのは、「ゴシゴシこすらないこと」です。
そのためには、まず手を洗いましょう。
先に手を洗うことで洗顔料の泡立ちがよくなり、手の雑菌も顔に付着しません。
洗顔料が「泡立てるタイプ」の場合には、泡立てネットなどを使ってよく泡立てます。
「泡で洗う」感覚で肌にのせ、手が直接肌に触れないようにします。
「泡立てないタイプ」だと、そのまま顔になじませます。
使用量は心持ち多めにし、肌に摩擦を起こさないようにすると効果的です。
すすぎはぬるま湯(34~36度ぐらい)の流水で、やさしく十分に洗い流します。
20回程度を目安に、目の周りや顔のくぼんだところ、髪の生え際などに洗い残しのないよう気をつけます。
この時、手でゴシゴシと顔をこすらないように、水を顔にパシャパシャとかけるように洗うのがコツです。
顔を拭くときも、こするのは厳禁。
清潔なタオルを軽く押しつけるようにして、やさしく水分をふき取りましょう。
7-2.NG洗顔に注意しましょう
メイクや皮脂を取りたいからといって、肌をこするのは止めましょう。
摩擦は肌に刺激となりますので、バリア機能を低下させていることが。
メイクをしている場合は、洗顔の前にクレンジングでメイク汚れをとっておきましょう。
皮脂を取り過ぎないためには、ダブル洗顔不要の洗顔料を選ぶのもおすすめ。
また、1日に何度も洗顔するのはNGです。
皮脂を取り過ぎると、バリア機能が落ちてしまい、皮脂が過剰に分泌される可能性があります。
これらに気を付けて、正しく洗顔を行いましょう。
よくある質問
以下の質問に回答いたします。
・ニキビができたら皮膚科に行くべき?
・ニキビに効く市販薬は?
・朝も洗顔は必要?
・メンズもメンズ用以外の商品を使用していい?
Q1.ニキビができたら皮膚科に行くべき?
A.はい、ニキビの症状が重い・継続している場合は基本的に皮膚科を受診してください。
生活習慣の乱れや間違ったスキンケアによる症状が軽いニキビについては、生活習慣を見直し、正しくスキンケアを行うといった対処で問題ありません。
しかし、かゆみや爛れなど、症状が重くなったり、ニキビがくり返す場合、放置しておくと一生残るニキビ跡の原因になる可能性があります。そのため、皮膚科を受診しましょう。
ニキビは、「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という病名があり、皮膚科での治療が保険適用内です。
皮膚科では、ニキビ治療のガイドラインに沿った飲み薬や塗り薬を処方してもらうことができるため、相談してみてください。
Q2.ニキビに効く市販薬(塗り薬)は?
A.ドラッグストアで手軽に購入できるニキビ用の医薬品を紹介します。
繰り返しますが、基本的にニキビは皮膚科を受診してください。
「仕事でなかなか行けない」「連休で病院がお休み」
そんなときには、市販の薬で応急処置をするのもおすすめの手段です。
殺菌成分、抗炎症作用、皮脂抑制などの成分が配合されたものがおすすめです。
ニキビ治療薬クリーム(クレアラシル)
4つの有効成分を配合した、思春期ニキビにおすすめのニキビ治療薬です。
殺菌作用のあるイオウ、レゾルシン、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸、抗酸化と抗炎症作用のあるトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)が、思春期ニキビの強い味方。
ポツンと赤いニキビなら、大人ニキビにも効果が期待できます。
18g:871円(税込)※2024年6月現在
ペアアクネクリーム(ライオン)
第2類医薬品で、炎症で赤くなったニキビをしずめ、アクネ菌の増殖を抑えてくれます。
殺菌と炎症を抑える有効成分イブプロフェンピコノールが配合。
サラッとした使い心地で色がつかないので、メイクの前にも使いやすかったです。
香料の匂いが少し気になりますが、いつまでも続くような匂いではありませんでした。
18g:871円(税込)※2024年6月現在
Q3.ニキビ肌は、朝も洗顔が必要?
A.基本的には、朝・夜の2回の洗顔がおすすめです。
特に思春期ニキビや皮脂が気になる方は、夜だけでなく、朝も洗顔が必要です。
私たちの肌は寝ている間にも、汗や皮脂が分泌されているため、朝の洗顔を行わずに放置すると、ニキビの原因になるアクネ菌の繁殖を促し、ニキビが悪化する原因になります。
ただし、1日に何度も洗顔するのはNGです。
洗いすぎると本来肌を守るための皮脂が必要以上に除去されてしまい、バリア機能が低下・乾燥に繋がります。
それにより、ニキビが悪化する可能性があるため、洗顔は1日2回までにしましょう。
Q4.メンズもメンズ用以外の商品を使用していい?
A. 男性が女性用の化粧品を使っても問題はありません。
ただ、女性用のスキンケア化粧品は保湿に特化したものが多く、女性と比べて皮脂が多いとされる男性にとっては合わないケースもあります。また逆に、男性用のスキンケア化粧品は「さっぱりした使用感」のものが多く、肌を乾燥させる成分が配合されていることもあります。
男性用でも女性用でも、自分の肌質に合うものを選ぶことがスキンケアの第一歩です。
関連記事:メンズ用ニキビケアおすすめ26選|洗顔、保湿まで網羅 – 治すための人気商品
関連記事:【メンズ用】顔の赤みを消したい!ニキビ跡や肌荒れに効果的なスキンケア紹介
まとめ
ニキビは皮膚疾患ですので、一人で悩まずに専門医に診てもらい、適切な処置を判断してもらいましょう。
そのうえで、日ごろの洗顔で大切なポイントを実践してみてください。
- ニキビには思春期と大人になってからのニキビがある
- ニキビができるそれぞれの原因
- ニキビにも段階がある
- 正しい洗顔方法を知る
- ニキビ肌におすすめの洗顔料
最後に、繰り返すニキビでお悩みの方は、「プロに相談すること」をぜひおすすめしたいです。
医師もそうですし、メーカーのアドバイザーもそうです。
経験と知識がある人から得られる情報は、友人知人やSNSの口コミよりも実用的です。
化粧品のアドバイザーに相談したら、「無理矢理買わされるんじゃないか」「断りにくいしな…」と心配かもしれません。
そんな心配がある方は、電話やメール相談を利用しましょう。
今はSNSでの相談など、気軽に聞ける環境が整っていますし、大半のメーカーが用意しています。
当メディアを運営する株式会社アースケアも、電話やLINEでの肌相談だけでなく、毎週金曜日にはインスタライブを実施し、日々お客様の肌の悩み解決に取り組んでいます。
最近はとくに10代のニキビ相談が増えています。
「きれいな肌をした人ばかりが周りにいて、誰にも相談できない」「何をやっても改善しないから、困り果てている」というお声を耳にすることも。
対面しないからこそ本音が言える、というお話を聞くと、若いころにニキビにずっと悩んでいた自分と重なり、胸が痛くなることもあります。
どうか一人で悩まずに、世の中にある便利なものを活用してください。
そうして自身の肌のことを知り、自分のニキビに適したケアを見つけ、ニキビができにくい肌を作り上げていってください。
あなたのニキビ悩みが解消されることを心より願っております。