かかとのひび割れやガサガサが気になる冬。
「ストッキングやタイツに引っかかり伝線してしまうのが嫌……」という人も多いですよね。
とある調査結果によると、足についての悩みを抱えている女性は約7割。
そのうち約8割が特に冬場に悩みを抱えており、「冷え」に次いで「かかと」に悩む人が多いそうです。
しかし、その中できちんとケアをしている人は2割ほど。
十分なケアができていない、誤ったケアで悪化させてしまう……という人も少なくなさそうです。
そこでこの記事では、「かかとを削ればキレイになる?」といった疑問から、ガサガサの原因や対策など自宅でできるケアなどをご紹介します。
毎冬かかとのケアに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
1.かかとの皮膚の構造
「母親やおばあちゃんが、入浴時に軽石でかかとを削っていた」と記憶している人もいることでしょう。
確かにかかとケアに軽石を使う、という習慣が日本にはありますが、誤ったケアでかかとのガサガサをさらに悪化させている人もおられるようです。
この章では、かかとの皮膚がどのような構造を持っているかご説明します。
1-1.角質層の厚さ
体重のほとんどを支える、という重要な役割を持つかかと。
体を支えたり歩行時の摩擦に耐えたりと負荷がかかるため、かかとの皮膚は約2mm(顔の厚さの約100倍)と厚くなっています。
かかとの皮膚は、角質層が厚いのも特徴です。
ヒトの皮膚は、表皮・真皮・皮下組織に分かれています。
肌表面にある表皮は、奥から基底層・有棘層・顆粒層・角質層の4つに分かれており、最も表面に近い角質層は「外部からの刺激から肌を守りながら水分の蒸発を防ぐ」という役目を持っています。
かかとの皮膚は、この角質層が他の部位よりも厚いため、肌の生まれ変わるサイクル「ターンオーバー」も約120日(顔の場合、個人・年齢差はありますが28日〜55日程度)とかなり遅い周期となります。
かかとは、古い角質が剥がれずにそのまま残っていることが多いため、皮膚が厚く硬くなってしまいやすいのです。
1-2.皮脂腺がない
皮脂には、肌をコーティングして水分の蒸発を防ぐ役割があります。
足の裏を見てみれば毛穴がないのに気づくと思いますが、毛穴がない=皮脂腺がない、つまり皮脂が分泌されないため、かかとは乾燥しやすくなっています。
皮脂がないうえに汗をかきやすく、汗の蒸発によって乾燥がひどくなってしまうことも、ターンオーバーの乱れによるかかとの角質硬化が進んでしまう原因といわれています。
2.かかとのガサガサ・ひび割れの原因と対策
正しいかかとケア法をご紹介する前に、ガサガサやひび割れなどの悩みが生じる4つの原因と、その対策について、この章でじっくりご説明します。
2-1.摩擦・圧迫
かかとの皮膚が厚くなってしまう理由については前述の通り、ターンオーバーの周期が長く、古い角質が剥がれずにそのまま残ってしまうことが多いためです。
そして、体重がかかるというだけでなく、サイズが合わない靴を履いていたり、クッション性の少ない靴を履いていたりすると摩擦が増え、かかとが硬くなってしまうこともあります。
さらに、足の裏全体を地面につけるのではなく、かかとに重心が偏りがちな歩き方も、かかとに余計な負担となり硬化の原因になります。
靴のサイズや幅を見直し、男性の場合は革靴、女性の場合はパンプスやブーツ、サンダルなどの場合、クッション性があるものを選ぶといいでしょう。
勤務中以外は靴を履き替えたり、勤務中でも可能であれば歩きやすい靴に変えたりするなどの工夫もおすすめです。
また、この機会に歩き方を見直し、足の裏をしっかりつけて歩くように意識するといいですね。
2-2.乾燥
ご説明の通り、かかとを含め足裏全体は皮脂腺がなく、肌の水分が蒸発してしまいがち。
ターンオーバーも他の部位と比べて遅く、細胞間脂質が作られにくいことも、乾燥によるガサガサやひび割れを悪化させる原因のひとつです。
乾燥は肌のターンオーバーをさらに乱れさせ、古い角質がたまりやすくなる……という悪循環を招きます。
軽く削るかピーリングして、古い角質を少し剥がしたら、保湿をしっかり行ない、かかとの乾燥を防いでください。
2-3.冷え
「冬場は全身の冷えも気になる」という人も多いと思います。
冬に限らず、いつも足が冷えているという人は、血行が悪くなっている証拠。
血行が悪いと、熱だけでなく栄養も行きわたらないためターンオーバーが乱れやすく、肌の乾燥が進みやすくなっています。
冬場は、乾燥対策とあわせて冷えの改善にもつとめましょう。
ウォーキングやジョギングなどの軽い運動やストレッチなどを取り入れたり、ゆっくりお風呂に浸かったり、冷たい飲み物を控えて白湯を飲んだりなど、普段から体を冷やさないようにしてください。
2-4.疾患(角化症・足白癬)
かかとの保湿ケアをしても改善が見られない場合、角化症・足白癬(あしはくせん)といった疾患の可能性もあります。
角化症とは、体のある部位の皮膚が硬く厚くなる疾患のこと。
角化症にはさまざまなタイプがありますが、足の裏にできるものに「掌蹠角化症(しょうせきかっかしょう・かくかしょう)」が挙げられます。
生まれたときから手や足の肌が硬いという先天性の場合もあれば、大人になってから硬くなる後天性の場合もあります。
足白癬は、いわゆる水虫のこと。
カビの一種である白癬菌によって生じます。
ジクジクして皮がむけたり、かゆみが出たりすることもあれば、肌がカサついて白っぽく見えたりすることもあります。
かかとの状態が気になったり、きちんとケアをしているのに改善がみられない場合、なるべく早めに皮膚科を受診し、処方された薬や医師のアドバイスをもとにお手入れしてください。
疾患であれば、長年の悩みであったかかとのガサガサも、薬で改善されるケースも多いようです。
3.かかとのケアに軽石やヤスリを使うと良くない?
角質層が体の他の部位より厚いためにターンオーバーの周期が遅く、さらに皮脂腺がないために乾燥しやすい「かかと」。
角質硬化が進みやすい部位なので、ガサガサやひび割れに悩む人も多いでしょう。
そこで多くの人がトライするのが、軽石やヤスリを使ってかかとの角質を「削る」ケア。
ここでは、かかとを「削る」ケアについてまとめました。
3-1.軽石とは?使うメリットやデメリット
軽石とは、溶岩が急に冷えて固まったもの。(画像はAmazonより拝借)
多孔質なため、垢落としとして使われています。
日本では昔から、足のかかとケアに使われているため、ご存知の方も多いでしょう。
実は一言で軽石といっても、現在は「天然由来」の軽石と、「人工的に作られた」軽石の2つがあります。
天然由来の軽石の場合、人工的に作られたものに比べて硬いものが多いため、頑固な角質を削る場合には役立ちますが、人によっては痛みを感じることもあります。
軽石のメリットは、なんといってもその使いやすさ。
入浴時にサッとかかとケアができて非常に便利です。
最近では消臭成分や保湿成分を配合した軽石も発売されており、多用な機能を持っている商品もあります。
一方で、強くこすりすぎると出血したり、裂傷の原因になることもあります。
お風呂場に保管する場合、湿気などの影響で不衛生な状態にもなりやすいため、保管をする際にも注意が必要です。
3-2. 軽石やヤスリでかかとを削るのはよくないのか
軽石もヤスリも、足の角質を落としてくれる機能を持つ一方で、「かかとの削り過ぎはNG」という点で共通しています(皮膚科医によって見解は異なります)。
かかとの角質が分厚く硬くなってしまった状態では、どんなに保湿アイテムを塗っても浸透しにくいものです。
そのため、かかとケア専用アイテムで一度軽く削っておき、そのうえで保湿するのは一つの手段として有効です。
かかとは顔やその他の皮膚よりも厚いとはいえ、表皮に角質層がある、肌のターンオーバーがある、といった構造そのものは同じ。
古い角質が剥がれやすくなるように、ターンオーバーを意識しながらケアを続けるのがいいでしょう。
正しいケア方法も、後ほどまとめて紹介します。
4. 【必見】かかとの角質ケアの方法とおすすめアイテムを紹介
ここでは、かかとの角質ケアの方法とおすすめのアイテムを紹介します。
かかとの角質ケアは、以下の手順で行う事が基本です。
かかとの角質ケアの手順
- 不要な角質を取り除く
- 丁寧に保湿をする
軽石ややすりを使うことで「かかとがキレイになった」と錯覚しがちですが、実はそうではありません。
かかとの乾燥は改善されていないためターンオーバーが乱れ、すぐにかかとが厚く硬くなってしまいます。
やすりで削ることよりも、保湿を毎日コツコツ続けることが重要です。
顔やその他のボディケアと同様に、入浴後のケアに取り入れ、習慣化してください。
顔と同様、できればクリームやオイルで油分を与える前に、化粧水をなじませて水分をプラスしておくのがおすすめです。
また、クリームを塗るときに足裏のツボを押したりマッサージしたりすると血行も良くなるので、ぜひ取り入れてください。
キレイなかかとは1日にして成らず。
ターンオーバーの観点から見ても、最低3〜4カ月は保湿ケアを続けるのがいいでしょう。
4-1. 不要な角質を取り除く
かかとをすべすべな状態にするには、まずは蓄積した不要な角質を取り除く必要があります。
先ほどは軽石に絞って話をしましたが、かかとの角質ケアに使えるアイテムは軽石だけではありません。
例えば、角質ケア用のやすり。
ガラス製のもの、電動やすり、ローラータイプのもの、スティック状のものなど、さまざまな種類が販売されています。
軽石は天然ものであるために、石のキメが不均一な事があり、足の痛みに繋がる場合もあります。
一方で、角質ケア用のやすりであれば、粒の粗さを使い分けできたりするので、足を優しく角質ケアできる場合があります。
削るタイミングは、お風呂上がりにかかとが柔らかくなった時。
ただし、削り過ぎは禁物です。
呉英製作所 ダイヤモンドかかと磨き【シルキーヒール】 マットブラック
高品質なダイヤモンド工具に定評がある「呉英製作所」からは、30,000粒ものダイヤモンドがあしらわれた「ダイヤモンドかかと磨き【シルキーヒール】 マットブラック」が販売されています。
乾いた状態のかかとに当ててこするだけで、微細なダイヤモンドが角質化したかかとの皮膚を除去し、きれいにしてくれます。
老舗のダイヤモンド工具店が扱っているだけあり、「磨くたびに柔らかくなっていくかかとの変化を実感できる」という声も多く集まっているアイテムです。
ドクターショール ベルベットスムーズ 電動 かかと 角質取り リムーバー
商品の特徴 |
よりソフトで滑らかなかかとを目指す方向けに「海洋ミネラル」パウダー採用 価格:2,180円(税込) ドクターショール公式サイトより |
使った感想 |
電動でヘッドのやすり部分が動くので、手が疲れませんでした。 ヘッド部分は水で洗うこともできるので、清潔に使い続けることができます。 使い慣れてくると、削りすぎてしまう感があるので、慣れたころには注意が必要です。 |
4-2. 丁寧に保湿をする
不要な角質を取り除いたら、丁寧にかかとや足先の保湿ケアを行いましょう。
冒頭で言及したように、かかとには皮脂腺がありません。
つまり皮脂が分泌されないため、非常に乾燥しやすい状態になっています。
体の他の部位であれば、皮脂が分泌され、皮脂が肌のバリア機能として働いてくれますが、かかとは肌のバリア機能である皮脂の力を借りることができません。
ただでさえバリア機能が無いのに、皮膚表面の角質を削るケアを行えば、かかとがどういう状態になるのか、想像はつきますよね。
角質を削るケアは、どれほど優しく行っても、少しは皮膚にダメージを与えます。
角質を取り除いたあとは、かかとの皮膚に「水分」と「油分」を与え、きちんと保湿することが重要です。
かかとの保湿は日頃から習慣的に行いましょう。
きれいな状態を維持しやすくなります。
おすすめの「オールインワン保湿ジェル」
「どれにしようか迷う」
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という方は「アースケア アクアテクトゲル」がおすすめです。
「アースケア アクアテクトゲル」は保湿に特化したオールインワンジェル。
全身に使用できるため、かかとの角質ケア後の保湿に役立ちます。
アクアテクトゲル1本だけで「肌に必要な保湿」が行えるため、化粧水や乳液、クリームなど複数の基礎化粧品を使う必要はありません。
手間や時間の削減だけでなく、お肌の刺激となる摩擦が通常のスキンケアの1/3になるため、かかとにしっかりとハリと潤いを与えられるでしょう。
かかとは皮脂腺がなく、皮脂が分泌されません。
また、汗をかきやすい部位であり、汗の蒸発によって乾燥がひどくなることもあるため、水分も不足している状態です。
効果的な保湿を行うためには、「水分」と「油分」のどちらも同時に補給する必要があります。
アクアテクトゲルは実際に使用し続けた結果「4週間後に肌のうるおいがアップしたことが実証」されています。
また、保湿クリームですから、もちろん油分も同時に補給できます。
「保湿に徹底的にこだわった」アクアテクトゲルを活用すれば、かかとが正しい保湿バランスに整うでしょう。
今なら、330円でお試しできるセットとなっていますので、大変お得です。
5.かかとケアのQ&A
かかとの皮膚の構造をご説明したところで、次にかかとケアに関するよくある質問をまとめてみました。
かかとケアに悩んでいる人は参考にしてみてください。
5-1.かかとを削っても良いの?
皮膚科医によって見解は異なりますが、共通しているのは「かかとの削りすぎはNG」ということ。
かかとの角質が分厚く硬くなってしまった状態では、どんなに保湿アイテムを塗っても浸透しにくいものです。
そのため、かかとケア専用アイテムで一度軽く削っておき、そのうえで保湿するのは一つの手段として有効です。
かかとは顔やその他の皮膚よりも厚いとはいえ、表皮に角質層がある、肌のターンオーバーがある、といった構造そのものは同じ。
古い角質が剥がれやすくなるように、ターンオーバーを意識しながらケアを続けるのがいいでしょう。
正しいケア方法も、後ほどまとめて紹介します。
5-2.かかとを削ると厚くなる?
「かかとをせっせと削っているけれど、すぐガサガサ状態に戻ってしまい、なかなかキレイにならない……」と悩んでいる人も多いことでしょう。
前述の通り、角質層には外部刺激から肌を守る役割があります。
かかとを削るということは、かかとの角質層に強い刺激を与えているということ。
「刺激を受けた」と感じると、角質層はどんどん厚く硬くなっていくことがあります。
そのため、毎日せっせと削ったり、一度に血が出るほど削りすぎたりするのはかえってよくない、と覚えておきましょう。
「保湿アイテムを浸透させるため、少し削っておく」程度にとどめることをおすすめします。
また入浴中、肌がふやけている状態でかかとを削る人もいると思いますが、商品によっては肌を傷つけすぎてしまうおそれがあります。
水気を拭き取ってから、あくまでやさしく削るように気をつけてください。
5-3.ピーリングをしても良いの?
肌に残ったままの古い角質を専用の薬剤を用いて剥がし、キレイにする「ピーリング」というケア方法があります。
ピーリングをすることで「ターンオーバーが正常化する」「保湿アイテムがなじみやすくなる」などのメリットが挙げられます。
実際、ピーリングと保湿ケアなどの組み合わせで、キレイなかかとを手に入れている人もいるようです。
しかし、ピーリングのしすぎで肌に余計な刺激を与えてしまったり、乾燥が悪化してしまったり、というトラブルも少なくありません。
顔やほかの部位と同様かかとのピーリングに関しても皮膚科医によって見解は異なりますが、月に1回程度の頻度にとどめながら上手に取り入れるのがいいでしょう。
6.かかとの角質ケアの注意点
顔の肌荒れケアと同じように、分厚くガサガサになってしまったかかとをわずか数日でキレイに整えることは難しいもの。
焦って力いっぱい削ったり、間違ったケアを繰り返したりしてしまうと、かえってかかとが分厚くひび割れてしまうことがあるので要注意です。
この章では、正しいかかとの削り方やケアの方法についてご説明します。
6-1.角質ケア用のやすりを使う
角質ケア用のやすりには、ガラス製のもの、電動やすり、ローラータイプのもの、スティック状のものなど、さまざまな種類が販売されています。
手軽で使いやすいのは、フットケア専用のレデューサー(かかとファイル、フットケアファイルなどとも呼ばれます)で、目の粗い面と細かな面の両方使えるもの。
分厚くなってしまった角質には粗い面を、それほど厚くない面には細かな面を、というように使い分けできます。
専用のやすりは角質が付着しやすく、古い角質をエサに雑菌が繁殖してしまいがち。
衛生面の観点から、水洗いできるものを選ぶといいでしょう。
手になじむサイズで使いやすく、水洗いしやすいガラスのやすりもおすすめです。
ただし、くれぐれも削り過ぎないようにし、使用する商品が推奨する使用方法・使用回数を守りましょう。
6-2.角質ケア商品に記載されている使用頻度や注意点を守る
かかとケア商品ごとに、記載されている注意事項をよく守り、くれぐれも使い過ぎや削りすぎに注意しましょう。
「これだけ分厚いのだから、少しくらい削り過ぎてもいいだろう」と思い込んでいると、摩擦によってさらに角質が硬く分厚くなってしまいます。
また、前章でご説明した通り、角化症や足白癬の可能性もあります。
やすりを使うのは、ケアを始めたばかりのまだかかとが分厚い段階でも週1〜2回ほどに決め、保湿アイテムの浸透を促す程度にとどめておきましょう。
削る前に特に分厚く硬くなっているところを確認し、削る際は皮膚が薄い部分まで削ってしまわないように気をつけてください。
6-3.ピーリングも適宜取り入れる
やすりで削るのではなく、専用の薬剤で古い角質を剥がしキレイにするピーリングという方法もあります。
商品記載の使用方法を守り、やすりと併用する場合はさらに間隔を開けて使い、かかとに刺激を与えすぎないようにしましょう。
ピーリングには、手軽に古い角質を剥がせるというメリットがある反面、角質を除去しすぎてしまうデメリットがあります。
また、過去には高濃度の酸を配合したピーリング剤によって化学やけどが生じ、炎症や痛みなどのトラブルが相次いだというケースがあります。
ピーリング剤を選ぶときは、口コミを調べる、信頼できるメーカーのものにする、など注意し、使用方法をくれぐれも守るようにしてください。
そして、使用中に刺激を感じたら、すぐに使用を中止しましょう。
初めて使う場合は、薬剤をなじませる時間を短くし、肌に合うかどうか試してみることもおすすめします。
6-4.かかとケアで重要なのは「保湿」を続けること
やすりやピーリングを使うことで「かかとがキレイになった」と錯覚しがちですが、実はそうではありません。
かかとの乾燥は改善されていないためターンオーバーが乱れ、すぐにかかとが厚く硬くなってしまいます。
やすりで削ることよりも、保湿を毎日コツコツ続けることが重要です。
顔やその他のボディケアと同様に、入浴後のケアに取り入れ、習慣化してください。
顔と同様、できればクリームやオイルで油分を与える前に、化粧水をなじませて水分をプラスしておくのがおすすめです。
また、クリームを塗るときに足裏のツボを押したりマッサージしたりすると血行も良くなるので、ぜひ取り入れてください。
キレイなかかとは1日にして成らず。
ターンオーバーの観点から見ても、最低3〜4カ月は保湿ケアを続けるのがいいでしょう。
6-5. かかとケアグッズを有効に使う
やすりやピーリング剤以外のかかとケアグッズを上手に取り入れるのも手です。
かかとケア靴下を履けば、ガサガサやひび割れが気になる箇所を保湿できるだけでなく、乾燥や冷えからかかとを守ることもできます。
クリームや乳液との組み合わせで、より保湿効果が期待できるのもポイントです。
かかとケア靴下の中には、肌に優しい繊維を使用しているもの、薄い素材で通常の靴下との重ね履きができるものなどさまざまな種類があります。
気になったら活用してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
かかとの皮膚は、皮脂が少なく乾燥しやすいだけでなく、歩行時の摩擦や圧迫など負荷がかかったりしてガサガサ厚くなりがちです。
また、自己流のケアで削りすぎたり保湿をおろそかにしたりしていると、ガサガサやひび割れが余計に悪化してしまいます。
おすすめするのは、顔のついでにケアをすること。
忘れることもなければ、ついでなので簡単に今からでも始められます。
まずは顔と同じように保湿することから始めてみてください。
もしどんなものを使っていいのかわからない場合には、当メディアを運営する株式会社アースケアのゲルクリームをおすすめします。
化粧水もクリームもいらないゲルクリームなので、男性でもお手入れはカンタン。
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かかとの皮膚の構造や、かかとのトラブルが生じてしまう理由などをきちんと把握し、正しいケアを理解したうえで、毎日コツコツとキレイなかかとを目指してくださいね。