「アトピー肌の効果的な保湿の仕方が知りたい」
「アトピーの保湿の注意点や気をつける点があれば知りたい」
「アトピーは大人になっても発症するものなの?」とお悩みではありませんか。
アトピーとは「アトピー性皮膚炎」のことで、皮膚のバリア機能が弱く、強いかゆみや湿疹を伴う皮膚病です。
乳幼児期に発症して成長とともに治まることが多いですが、大人になっても治らない場合や、大人になってから発症することもあります。
症状は顔や首、ヒジ裏、ヒザ裏などに現れ、体の左右どちらにも出ている場合が多く見られます。
乳児期は顔や頭に症状が出やすく、大人になると手足の関節や上半身に出る場合が多いでしょう。
乾燥した皮膚はバリア機能が低下した状態であり、汗やハウスダストなどが刺激となり、かゆみを引き起こします。
こちらの記事では、アトピー性皮膚炎の原因を解説すると共に、対策・改善方法をお伝えします。
また、効果的な保湿の仕方やおすすめの保湿剤をご紹介。
最後までお読みいただくことで、ひどいかゆみに悩まされてきたアトピー肌を改善する方法を見つけられます。
適切な保湿方法を知り、自分にあった保湿剤を選ぶことでアトピーの悩みを解消しましょう。
“この記事でわかること”
- アトピー肌がひどくなる原因
- 効果的な保湿の方法
- 適切な保湿剤の選び方とおすすめケア商品
1. 迷ったらコレ!アトピーにおすすめのハンドクリーム
アトピーで悩んでいる方にまずおすすめしたい商品は、アクシリオの「アクアテクトゲル」です。
“おすすめポイント”
- 水分と油分を8:2の黄金バランスで補える
- 第三者機関へのアレルギー/パッチテスト済み
- 香料/アルコール/着色料不使用
アクアテクトゲルは、水分・油分・保湿成分によるトリプル浸透で潤いを与えてくれます。
水分と油分のバランスは、赤ちゃんと同じ8:2の黄金バランスで配合されています。
肌の弱い開発者が自身のために開発した商品で、「低刺激性」と「安全性」にこだわって作られているのが特徴です。
敏感肌でも使える3つの安全テスト済みで、刺激となるアルコールや、保湿に直接関係のない香料・着色料は使用されていません。
アクアテクトゲルを実際に使った方からも、「アトピーが軽減した」「気付けば皮膚科に行っていない」と嬉しい声を頂いています。
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1gあたりの金額 |
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〇 |
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〇 |
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〇 |
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〇 |
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2.【アトピー肌は保湿に弱い?】保湿するとかゆくなる原因とは
私たちの肌は本来、水分と油分で構成された肌のバリア機能によって外的な刺激やウイルスから守られています。
しかし、アトピー肌はこの肌のバリア機能が低下しており、刺激やウイルスに弱くなっています。
そして、このバリア機能が低下した皮膚では、表皮より下にあるべきかゆみを感じる神経が、角層のすぐ下まで伸びていることがわかっています。
そのため、間違った保湿ケアや肌に合わない成分を使用していると、かえって肌へ刺激を与えてしまい、わずかな刺激でも、かゆみを発生させてしまいます。
さらに、私たちはかゆみを感じると肌をひっかき、かゆみを一時的に楽にしようとします。
このひっかく行為によって、肌のバリア機能は破壊され、かゆみの神経がさらに敏感になるという悪循環に陥ります。
ですので、アトピー肌にお悩みで保湿をするとかゆくなるとお悩みの方は、
- 正しく保湿ができていない
- 自分の肌に合わない成分の保湿剤を使用している
可能性が高いです。
この記事の後半では、正しい保湿の方法と保湿クリームの選び方について説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
3. アトピー肌がひどくなる原因とは?
アトピー肌がひどくなる原因はなんなのでしょうか?
ここでは、アトピー肌を悪化させる原因を5つご紹介します。
“アトピー肌がひどくなる原因”
- 乾燥したまま放置している
- 刺激物質との接触がある
- 肌をかきむしっている
- 肌を清潔に保っていない
- ストレスがある・睡眠が短い
それぞれの原因について詳しく解説するので、参考にしてください。
3-1. 乾燥したまま放置している
肌が乾燥しがちなアトピー肌の方は、肌のバリア機能が低下して炎症を起こしやすい傾向にあります。
バリア機能が低下すると外からの刺激を受けやすくなり、その状態を放っておくとアトピー性皮膚炎を悪化させる要因となってしまいます。
悪化を防ぐためにも、専門医の指示に従いながらこまめな保湿ケアで肌の潤いを守ることが大切です。
3-2. 刺激物質との接触がある
アトピー肌はバリア機能が低下していることで、汗やハウスダスト、ダニ、衣服による摩擦といった外部刺激によるダメージを受けやすくなります。
これらの刺激物質との接触は肌にとって強い刺激となり、炎症を起こしやすくなるのです。
肌にとっての刺激物を減らすために、生活環境はこまめに換気・掃除し、なるべく清潔に保つように心がけましょう。
また、衣服も肌触りのよいものを選ぶことをおすすめします。
3-3. 肌をかきむしっている
かゆいからといって肌をかきむしると刺激になることはもちろん、染み出した組織液も刺激となって炎症が起きやすくなります。
かきむしることで肌のバリア機能がさらに低下し、ハウスダストや衣服の摩擦といった刺激に対してより敏感に反応してしまうのです。
寝ている間に無意識にかきむしることで、知らぬ間に症状が悪化している可能性もあります。
3-4. 肌を清潔に保っていない
肌を清潔に保っていないと、かゆみの原因となる菌が増殖し、炎症が起きやすくなります。
組織液でジュクジュクした状態を放っておくと、そこから細菌感染してほかの部位にとびひする場合も。
細菌感染してしまうと保湿ケアだけでは対応できないので、細菌を抑える治療がさらに必要になってしまいます。
汗をかいた時や汚れた時などは、こまめにタオルでふくようにしましょう。
お風呂に入れる場合は、シャワーで洗い流してなるべく早く保湿するようにしてください。
3-5. ストレスがある・睡眠が短い
ストレスを抱えていたり睡眠が短かったりすると、肌の回復機能が弱まり、炎症を起こしやすくなります。
意外に思われる方もいるかもしれませんが、ストレスや睡眠不足もアトピー性皮膚炎悪化の要因のひとつです。
ストレスがたまって肌をかきむしると、強いかゆみでさらなるストレスを招くことも。
かゆみがひどくてストレスになっているときには、医師に相談して抗アレルギー剤などを処方してもらう方法もあります。
ストレス解消には、「ぬるめのお湯にゆっくりつかる」「軽い運動でリフレッシュする」といった工夫がおすすめです。
また、寝る前はなるべくスマホやパソコンの画面を見ることを控え、質のよい睡眠を十分にとりましょう。
4. かゆいアトピー肌に保湿が大切な理由とは?
アトピーによって皮膚のバリア機能が弱まると、乾燥によってかゆみが生じます。
そのバリア機能を修正するために、保湿が重要なのです。
もし保湿を怠って乾燥肌が悪化すると、異物であるアレルゲン(ハウスダストやカビなど)や細菌が肌に侵入しやすくなり、かゆみを過敏に感じてしまいます。
少しの刺激でもかゆみを感じるようになると、「かきむしる→肌のバリア機能が落ちる→かゆみが増す」といった悪循環におちいっていきます。
そのような状態を防ぐためにも、保湿によって肌の乾燥を防ぎ、バリア機能を補うことが大切なのです。
5. 皮膚バリアを強くするアトピー肌の正しいスキンケア方法とは?
ここでは、アトピー肌の正しい洗い方とスキンケア方法をご紹介します。
5-1. 体の洗い方
アトピー肌の方が体を洗うときには、石けんを泡立てて洗うことで摩擦を減らし、刺激を与えないことが大切です。
体を洗う際は皮膚を傷つける可能性があるので、目の粗いナイロンのタオルやスポンジの使用は避け、手のひらでやさしく洗うようにしましょう。
また、熱いお湯は肌への刺激が強いので、ぬるめのお湯で流しましょう。
水分をしっかりふき取らないと雑菌の繁殖につながるので、やわらかいタオルで優しくふき取ってください。
5-2. 保湿
アトピーは乾燥することで症状が悪化するので、しっかりと保湿しましょう。
かゆみやヒリヒリ感といった症状があるときはもちろん、症状がないときでも、日常的に保湿して肌のバリア機能を高めることが症状改善に効果的です。
かゆみがひどい場合は、薬を塗って症状を改善する方法もあります。
保湿剤には伸びがいいものや、ベタつかないものといったさまざまな種類があるので、好みの使用感のものを選びましょう。
6. アトピー肌に効果的な保湿方法5選
ここでは、アトピーの皮膚の状態を改善する方法をご紹介します。
“【場合別】アトピー肌に効果的な保湿方法”
- 洗顔後
- 入浴後
- 汗をかいた時
- 日中ガサガサ肌が目立ってきた時
- どうしてもかゆい時
6-1. 洗顔後
洗顔後は、以下の手順で保湿してみましょう。
- 洗顔後はやわらかいタオルで押し当てるように水気をとり、乾燥を防ぐためにしっかりと保湿しましょう。
タオルでゴシゴシふいてしまうと肌にとって刺激になるため注意してください。
- 顔をふいたら、なるべく早く化粧水をつけて肌の水分補給をしてください。
- その後、ワセリンといった油性の保湿剤をつけると肌内部の潤いを保って乾燥を防げます。
6-2. 入浴後
入浴後は皮脂が洗い流された状態のため、何もしない状態でいるとすぐに皮膚が乾燥してしまいます。
乾燥を防ぐために、入浴後5分以内に全身をしっかりと保湿してください。
また、乾燥やかゆみなどがひどい部分は念入りに保湿することが大切です。
関節の裏やシワがある部分は、皮膚をのばしてしっかり塗りましょう。
6-3. 汗をかいた時
汗をかいた時は、なるべくこまめにふき取るようにしましょう。
汗が肌にとって刺激となり、炎症を起こしてかゆみを悪化させる場合があります。
とくに夏の暑い時期や運動時は汗をたくさんかくので、意識して肌を清潔に保つことが重要です。
汚れがひどい場合は、できるだけ早くシャワーや水で汗を洗い流して保湿しましょう。
6-4. 日中ガサガサ肌が目立ってきた時
日中の肌のガサガサが目立つ場合は、保湿剤を1時間ごとに塗りましょう。
ぬるま湯や化粧水を霧吹きでかけ、水分を補充してから保湿剤を塗ると、潤いのある肌を長時間維持できます。
また、入浴後の保湿を念入りにすることも大切です。
入浴後の肌は水分をためこんだ状態なので、保湿剤で皮膚にフタをすることで潤いのある肌を維持できます。
6-5. どうしてもかゆい時
かゆくてどうしても我慢できない時は、医師に相談して抗アレルギー薬を使用する方法もあります。
かきむしると一時的にかゆみが楽になるかもしれませんが、肌のバリア機能をより低下させることでさらにかゆみが増してしまいます。
かゆみが我慢できなくてストレスになっている場合は、無理せず医師に相談しましょう。
7. かゆいアトピーに効果的な保湿クリームの選び方
ここでは、アトピーに効果的な保湿クリームの選び方をご紹介します。
“アトピーに効果的な保湿クリームの選び方”
- アトピー肌に向いている保湿成分で選ぶ
- 低刺激のものを選ぶ
- 保湿剤のタイプで選ぶ
それぞれの選び方のポイントについて詳しく解説しますので、参考にしてください。
7-1. アトピー肌に向いている保湿成分で選ぶ
まずはじめに紹介するのは、アトピー肌に向いている保湿成分で選ぶ方法です。
“アトピー肌に向いている保湿成分”
- モイスチャライザー
- エモリエント
この2種類の保湿成分の特徴について説明します。
モイスチャライザー
モイスチャライザーは保湿効果が高く、水分を保持して乾燥を防ぐ成分のことをいいます。
たとえば、「ヘパリン類似物質」や「10%尿素製剤」などの成分はモイスチャライザーに分類されます。
アトピー肌の保湿には、皮膚にたっぷり水分を与えた上で油分のフタをすることが大切です。
そのため、肌の水分を保持するモイスチャライザーはアトピー肌の保湿のメインとなる成分なのです。
エモリエント
エモリエントとは、皮膚からの水分蒸発を防ぐ油性の成分であり、肌の防御効果を高めて刺激を防ぎます。
エモリエントに分類される成分としてはワセリンがあり、それ自体に水分は含まれませんが、肌の水分を守るフタのような役割をしてくれます。
エモリエントは肌を潤すというよりも、肌を外部刺激から保護する際によく使用されます。
7-2. 低刺激のものを選ぶ
アトピーで荒れている肌はデリケートなため、保湿剤は刺激が少ないものを選んでください。
“低刺激の高保湿剤の特徴”
- 低刺激と書いてあるもの
- アルコールフリーのもの
- パッチテスト済みのもの
- スティンギングテスト済みのもの
-
ここでは、低刺激といっても具体的にどのような商品を選べばいいのかご紹介します。
低刺激と書いてあるもの
商品説明やパッケージに「低刺激」と書いてある保湿クリームは、肌に優しい成分が含まれていたりパッチテストなどが行われたりしていて安心です。
「成分のことはよくわからないけど、刺激の少ない保湿剤がほしい」という方は薬店やドラッグストアで「低刺激」とかかれたパッケージの商品を選ぶのがおすすめです。
アルコールフリーのもの
「アルコールフリー」と表記されている商品は、肌に刺激を与えるアルコールが含まれておらず肌に優しい処方です。
注射の際のアルコール消毒で肌がかぶれる方や、アルコールのヒリつきが気になるといった方は、アルコールフリーの保湿剤を選ぶのが無難でしょう。
パッチテスト済みのもの
パッチテスト済みのものなら、アレルギーへの耐性をテストしているので低刺激です。
全員にアレルギー反応がでないことを保証するものではありませんが、低刺激の商品を選ぶ上でひとつの指標になります。
スティンギングテスト済みのもの
スティンギングテストとは、肌へのピリピリ感がないかどうかを確かめるテストであり、低刺激であることを確認するための指標のひとつです。
7-3. 保湿剤のタイプで選ぶ
スキンケアで使う保湿剤には、主に「軟膏、クリーム、ゲル(ジェル)」の3タイプがあります。
保湿剤のタイプによってそれぞれ特徴があるので、ご自身の肌の状態や使用感の好みで選びましょう。
軟膏
軟膏の保湿剤は油成分がメインであり、エモリエント(水分の蒸発を防ぐ油性の成分)が多く含まれます。
また、軟膏を塗ることで肌のバリア機能を高める働きがあります。
クリーム
クリームは水と油の配合バランスが良く、肌に潤いを与えるモイスチャライザーとして使われます。
クリームは油と水の配合の仕方によって、みずみずしくさっぱりとした使用感のものや、しっとりとした使用感で、水や汗をはじく使用感のものにわけられます。
肌に水分を補給しつつも油分で潤いを守りたい方は、クリームタイプの保湿剤がおすすめです。
ゲル(ジェル)
ゲルは水分含量が多いため、肌の水分補給に最適です。
油分も適度に含むのでさっぱりとした使用感の商品が多いです。
ただ、一口に「ゲル(ジェル)」といってもその作り方はさまざまで、ベタベタする使用感や、逆に乾燥しやすかったりする商品もあります。
心配な方は、テスターやサンプルで一度使用感を試してみるとよいでしょう。
8. アトピーが軽減した方も!おすすめの保湿クリーム「アクアテクトゲル」
ここでは、アトピー肌におすすめの保湿クリームである「アクアテクトゲル」をご紹介します。
“おすすめポイント”
- 水分と油分をバランスよく与える
- 16種類の厳選された保湿成分配合
- 香料フリー・着色料フリー・アルコールフリー
アトピー肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下することでかゆみや炎症を引き起こしてしまいます。
そのため、ワセリンといった油分が多い保湿剤を使ってもアトピー肌はよくなりません。
アトピー肌には、水分をたっぷり与えつつも、油分でフタをして潤いを維持できるような保湿剤が最適です。
アクアテクトゲルは水分と油分のバランスにこだわった高保湿ゲルクリームであり、肌に水分を入れこんで適度な油分で蒸発を防いでくれます。
また、アトピー肌に刺激となるような香料や着色料、アルコールは含まれていないので安心です。
現在、初回限定で330円でお試しできるキャンペーンを実施しているので、アトピー肌にお悩みの方はぜひ高保湿のアクアテクトゲルを試してみてください。
値段・容量 |
【初回のみ】20g/330円 |
保湿成分 / 肌荒れ有効成分 |
ヒアルロン酸、グリセリン、スクワラン、ベタイン、アボカド油、ローズヒップエキス、ホホバ油、マカデミアナッツ油、褐藻エキス |
ノンコメドジェニックテスト済み |
◯ |
低刺激 |
◯(香料フリー・着色料フリー・アルコールフリー) |
香り/使用感 |
無香料/ジェルタイプで高保湿 |
9. かゆいアトピー肌の保湿に関してよくある質問
ここでは、アトピー肌の保湿に関してよくある質問にお答えします。
“アトピー肌の保湿に関してよくある質問”
- ワセリンはアトピーの保湿に使って良いの?
- 保湿するとかゆいのはどうして?
- 保湿しすぎるとどうなる?
- アトピー肌の子供(赤ちゃん)の保湿方法も一緒で大丈夫?
- 保湿して悪化した場合は使用を止めるべき?
それぞれの質問に回答していきます。
ワセリンはアトピーの保湿に使って良いの?
A.医師と相談した上で使用するかどうか決めましょう。
保湿剤として知られるワセリンは、「油膜を作ることで肌内部から水分が蒸発するのを防ぐ」「バリア機能を高めて外部刺激から守る」といった役割を果たします。
その一方で、「ワセリンを塗ることで皮膚表面に熱がこもり、かゆみを誘発する」「毛穴がつまったり、新陳代謝をさまたげたりする」といった意見もあります。
ワセリンの使用は、症状の経過や程度などによって判断されるため、自己判断はせずに必ず医師の指示に従うようにしましょう。
保湿するとかゆいのはどうして?
A.保湿でかゆくなる原因は油分が多いことなので、さっぱりした保湿剤がおすすめです。
皮膚に吸収される外用薬は、水分と油分のどちらが多いかによって吸収・浸透の仕方が異なります。
たとえば、油分が多い外用薬は肌の角質層を経由して浸透し、水分が多い外用薬は毛穴や汗腺を通じて吸収されていきます。
バリア機能が低下した肌では、かゆみを感じる神経線維が角質層(肌表面)のすぐ下まで伸びている状態です。
油分の多い外用薬は角質層を通って吸収されるため、かゆみを感じる神経線維を刺激してかゆみが増す場合があるのです。
保湿後のかゆみが強い場合は、刺激になりやすい脂分を吸着するパウダーを先にはたいてから、保湿剤を塗るとよいでしょう。
保湿しすぎるとどうなる?
A.肌表面の油分が多くなりすぎると、その油分を栄養にしてかゆみが発生することがあります。
そのため、油分の多い保湿剤で保湿をしすぎると肌本来のバリア機能が十分に働かなくなり、カビや細菌が入りこんでかゆみを生じる場合があります。
とくにニキビの原因菌であるマラセチア菌は油分や皮脂を好むため、保湿しすぎると増殖しやすくなることがあります。
アトピー肌の子供(赤ちゃん)の保湿方法も一緒で大丈夫?
A.基本的には一緒でOKですが、大人の肌よりも刺激に弱いため低刺激の保湿剤がおすすめです。
アトピーをもつ子供の皮膚は水分が逃げやすく、潤い成分である「セラミド」が肌内部に少ないので水分を与えてもそれを維持する力が足りません。
子供のアトピー肌のケアには、着色料や防腐剤、アルコールといった刺激になるものが入っておらず、水分をたくわえる保湿成分が入ったものを選びましょう。
使用前には、二の腕の内側でパッチテストを行い、肌のかぶれや腫れなどがないかを確認し、異常があれば医療機関に相談してください。
保湿して悪化した場合は使用を止めるべき?
A.アトピーの症状が悪化しても、保湿は止めるべきではありません。保湿しすぎている場合は回数を減らしましょう。
症状が悪化した場合の主な原因は、細菌感染です。
症状が悪化したからといって保湿剤をつけないでいると、さらに悪化することはあっても、回復することは難しいでしょう。
そのため、肌状態を医師と相談し、何をどう使用するかを決めることが大切です。
まとめ
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が弱いことで強いかゆみや湿疹をともなう皮膚の病気です。
アトピー性皮膚炎のケアには保湿がとても重要ですが、油分ばかり入った保湿剤を使ってもなかなか回復は見込めません。
まずは乾燥した肌に水分を入れこみ、適度な油分でフタをする必要があるのです。
そんなアトピー性皮膚炎のケアには、こちらの記事でご紹介したおすすめの保湿クリームの「アクアテクトゲル」がおすすめです。
アクアテクトゲルは水分と油分の両方をバランスよく補うことができるので、乾燥がひどいアトピー肌の方にぴったりです。
初回は330円で試せるキャンペーンを実施中なので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
アトピー肌におすすめな保湿剤の選び方を知り、自分に合った保湿剤を見つけてアトピー肌をケアしていきましょう。