「日焼けのダメージをできるだけ抑えたい!」
「日焼け後には何を塗ったらいい?」とお困りではありませんか。
こちらの記事では、日焼けのアフターケア方法をご紹介します。
部位別の詳しいケア方法から日焼け後のNGケアもお伝えするので、この記事を読めば、日焼け後の適切なケアを知ることができます。
日焼け後の適切なアフターケアで、紫外線による肌トラブルの予防をしましょう。
“この記事でわかること”
- 日焼けの種類・原因
- 日焼けのアフターケア
- 日焼け後のNGケア
日焼けの種類とその原因
まずは、日焼け後のアフターケア方法を知る前に、日焼けの種類と原因について確かめましょう。
日焼けの症状を引き起こす紫外線の種類には、「UVA(紫外線A波)」「UVB(紫外線B波)」の2種類があります。
UV-AとUV-Bどちらの紫外線を受けたかによって、日焼けの症状が異なりますので、それぞれ詳しくご紹介します。
肌が赤くなりヒリヒリ痛くなる「サンバーン」
UVBを多く受けた時の日焼けは「サンバーン」と呼ばれます。
UVBは波長の短い紫外線であり、肌の表皮細胞内に影響を与えます。
サンバーンの日焼けの症状は、肌が赤くなったりヒリヒリ痛くなったりするのが特徴です。
症状がひどくなると水ぶくれや皮むけを伴うこともあります。
症状は、紫外線を浴びてから数時間経つと現れはじめ、8~24時間でピークを迎えます。
その後、2~3日程度で症状が落ち着くとされています。
肌が黒くなる「サンタン」
UVAを多く受けた時の日焼けは「サンタン」と呼ばれます。
UVAは波長の長い紫外線で、肌の奥の部分である真皮に届きます。エラスチンやコラーゲンを変性させ、ハリや弾力に影響します。
また、メラノサイトを活性化して、メラニンの生成や酸化を促進してしまいます。
サンタンの日焼けの症状は、肌が黒っぽく(褐色)なるのが特徴です。
症状は、サンバーンによる赤みが落ち着き始める、日焼けした数日後から現れはじめます。
その後、数週間~数ヵ月症状が続くことがあります。
日焼け後に正しいケアをしないとシミやたるみの原因に
紫外線を浴びて、日焼けした肌は肌本来のバリア機能が低下しています。
この状態を放置しておくと、肌の乾燥や外的な刺激によって、シミやシワなどの長期的な肌トラブルの原因につながります。
また、肌老化の原因の内、約8割が紫外線による光老化と言われています。
UVAはシワやたるみを引き起こし、UVBも加わるとシミが目立つ原因にもなります。
ただし、1度紫外線を浴びたからといって、シワやたるみ、シミといった肌トラブルが出るとは限りません。
日焼け後のケアを正しく行うことで、これらの肌トラブルを防ぐことは可能です。
以下では、そんな日焼け後のアフターケアを解説していきます。
日焼けの日焼けの正しいアフターケア
日焼け後のケアでは、「クールダウン」と「保湿」が重要です。
また、日焼けのケアは症状がピークを迎える前に行う必要がありますので、遅くても日焼け後1~12時間以内に行いましょう。
ここからは、日焼け後のケア方法であるクールダウンと保湿について詳しく解説します。
冷やしてほてりをクールダウン
日焼けして赤くなっている部分は、炎症を起こした状態です。
ケアせずに放置した場合には、水ぶくれが生じる可能性があります。
冷やすことでほてりを落ち着かせ、症状の悪化を防ぎましょう。
“冷やす方法”
- 保冷剤
- 濡れタオル
- シャワーや水風呂
保冷剤で冷やす場合は、長時間当てると凍傷になるリスクがありますので、10分~15分程度を目安に冷やしましょう。
また、保冷剤を直接当てると刺激になるため、タオルを巻いて使用します。
濡れタオルで冷やす場合は、冷水や氷水で濡らし、擦らないよう注意しながら軽く当てるようにして冷やします。
また、シャワーを当てて冷やす場合は、勢いの強い水流は刺激になるため、タオルや布を巻いた上から優しく当てましょう。
保湿してうるおいを補給
日焼け後は肌がとても乾燥した状態です。冷やすことも大切ですが、まずは保湿を行いましょう。
効果的な保湿は、日焼けによる火傷状態の軽減に繋がります。
効果的な保湿とは、水分と油分、そして保湿成分をバランスよく同時に与えることです。
ただし、化粧水・乳液・クリームと、複数の化粧品を重ねづけすると塗る度に摩擦が起きます。
日焼け後は、バリア機能が低下し、いつもより刺激に敏感になりがちです。
化粧品を塗る時の摩擦は刺激になる他、いつも使っている化粧品そのものが刺激となる可能性もあります。
よって、日焼け後の保湿ケアを選ぶポイントは、以下のとおりです。
- 水分と油分・保湿成分が補えるものを選ぶ
- 1つで保湿が完了するオールインワンタイプを選ぶ
- 摩擦が少なく低刺激な化粧品を選ぶ
上記のポイントを全て抑えた保湿ケアを選べば、日焼け後に適切な保湿ケアができます。
ですが、選び方のポイントを知った上でも、保湿ケア選びに迷う方も多いでしょう。
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日焼け後のケア方法にお悩みの方に、まずは是非アクアテクトゲルをおすすめします。
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【部位別】日焼けの正しいアフターケア
ここまで日焼け後のケア方法をお伝えしましたが、ここからはもう少し詳しく部位別にケアのポイントを確認しましょう。
「顔」「身体」「髪の毛・頭皮」の3つに分けて解説します。
日焼け後の顔のケア
日焼け後に顔のクールダウンを行う場合は、保冷剤または濡れタオルで冷やします。
クールダウン後の保湿では以下の点を気をつけましょう。
- 肌への摩擦を与えすぎない
- 肌へ刺激となる成分を使用しない
日焼け後の肌はとくに刺激に弱くなっているため、摩擦や肌に合わない成分による刺激を極力控えた保湿ケアを行いましょう。
日焼け後の身体のケア
顔は日焼け止めを塗っていても、身体はうっかり日焼けをしてしまうことも多いです。
日焼けした時は、顔と同じように、身体もクールダウンと保湿が必要です。
身体のクールダウン方法は、シャワーを当てるのも良いですが、水風呂に浸かると効率よく冷やせます。
また、ボディクリームは油分だけを補うタイプが多いですが、顔と同じように水分も補うことが大切です。
身体の保湿ケアを選ぶ際も、この記事でご紹介した日焼け後の保湿ケアを選ぶポイントを抑えた商品を選びましょう。
日焼け後の髪の毛や頭皮のケア
髪の毛や頭皮も、紫外線のダメージを受けます。特に、UVBは髪の毛のキューティクルや頭皮にもダメージを与えます。
髪の毛のハリ・コシがなくなったり、薄毛や切れ毛・抜け毛の原因に繋がったりするため注意が必要です。
破壊されたキューティクルが元に戻ることはありませんが、ヘアトリートメントで保湿ケアをして髪の乾燥を予防することが大切です。
また、頭皮が日焼けしているのに、ブラッシングやシャンプーの時に刺激を与えるのはよくありません。
刺激を与えないよう優しくヘアケアを行い、頭皮の保湿ケアも心がけましょう。
日焼け後のNGケア
日焼け後に良かれと思って行ったケア方法が間違っている場合があります。
間違ったケアを行わないようにするためにも、日焼け後のNGケアを確認しましょう。
“日焼け後のNGケア”
- 刺激の強い化粧品の使用
- ピーリングで皮を剥がすマッサージで摩擦を与える
刺激の強い化粧品の使用
日焼けした肌は炎症を起こした状態であり、刺激を感じやすい敏感な状態です。
普段から使用しているスキンケアにも刺激を感じる可能性があります。
中でも、化粧水にはアルコールが含まれている場合が多いです。
アルコールは日焼け後の肌に刺激になりやすく、染みると感じることがあります。
刺激の強い化粧品の使用は避け、低刺激で高保湿なものを選びましょう。
ピーリングで皮を剥がす
日焼け後に新陳代謝を促進しようと、ピーリングすることはよくありません。
ピーリングは古い角質を取り除くケアとして有効ですが、日焼けした肌には刺激になります。
また、日焼けで皮むけしている場合、皮を無理にはがすことに繋がります。
無理に皮を剥がす行為は、肌を傷つけるだけでなく、雑菌が繁殖したり炎症を悪化させたりする原因です。
日焼け後のピーリングは避け、日焼け後炎症が収まり肌が落ち着いてから行いましょう。
マッサージで摩擦を与える
マッサージは肌を擦る行為であり、摩擦になります。
日焼けした肌は敏感な状態であると解説しましたが、マッサージの摩擦が刺激となり炎症が悪化する恐れがあります。
日焼け後に関わらず、肌への摩擦は肌トラブルの原因に繋がりかねません。
マッサージは行わないようにして、保湿ケアに重点を置きましょう。
日焼けをしないための予防法
ここまで日焼け後のケアをお伝えしてきましたが、紫外線の影響による肌トラブルを防ぐためには、日焼け自体を防ぐことが大切です。
適切な紫外線対策を行い、うっかり日焼けを予防しましょう。
紫外線が強い時間を避け日陰を利用する
紫外線は年間で見ると春から夏にかけて、時間帯では日中の10時~14時にピークを迎えます。
なるべく紫外線が強い時間帯に外出するのを控えたり、日差しが強い日には日陰や屋内を利用し、紫外線を避けましょう。
日傘や帽子・サングラスを着用する
紫外線は直接肌に当てないことが有効です。.紫外線対策用品を使って、紫外線を防止しましょう。
紫外線アイテムには、以下のようなものがあります。
- 日傘
- 帽子
- サングラス
- アームカバーや手袋
- フェイスカバー
- ネックカバー
特に、遮光率が高いものやUVカットの加工・コーティングがされているアイテムが効果的です。
ただし、UVカット効果は使用していく内に、低下してしまう可能性があります。
日傘や帽子などは2~3年、サングラスなら5年程度経ったら新しいものに買い替えましょう。
日焼け止めを使用する
日焼け止めは1年中、常に塗る習慣を身につけましょう。
紫外線は1年中降り注いでいて、UVAはガラスを透過し室内にも降り注ぎます。
日焼け止めは、SPFとPA値をチェックし、紫外線防止に効果的なものを選ぶ必要があります。
SPFとはUVBを防ぐ効果を表す指標で、数字が大きくなるほど効果が高いとされています。
SPF値は1~50+までありますが、決して数値が高いほど良いというわけではありません。
敏感肌の方など、肌への負担を気にするのなら、まずは、25~30程度を選ぶのもよいでしょう。
そして、PAとは、UVAに対する効果で、「+」~「++++」の4段階あります。
SPF同様、「+」の数が多いほど良いのではなく、日常使いならPAは、「++」で十分でしょう。
加えて、ウォータープルーフで落ちにくいタイプを選んでおくと安心です。
日焼け止めの選び方や使い方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしましょう。
▶日焼け止めを塗っても日焼けする理由!6つの対策とSPF30が良い理由
よくよくある質問
日焼けのケア方法でよくある質問にお答えします。
“よくある質問”
- 日焼けした後は何を塗るべきですか?
- 日焼け後のケアにアロエやビタミンCは効きますか?
- 日焼け後のヒリヒリした痛みにドラックストアの市販薬は効きますか?
日焼けした後は何を塗るべきですか?
A.日焼け後の肌は紫外線によってひどくダメージを受け、バリア機能が低下しています。
保湿効果のあるものを使用し、乾燥や外的刺激から肌を守ることが大切です。
こちらの記事で紹介した保湿ケアを選ぶポイントを参考にして、保湿アイテムを選びましょう。
- 水分と油分・保湿成分が補えるものを選ぶ
- 1つで保湿が完了するオールインワンタイプを選ぶ
- 摩擦が少なく低刺激な化粧品を選ぶ
日焼け後のケアにアロエやビタミンCは効きますか?
A.アロエに含まれるアロエチンやアロシンには、抗炎症作用が期待できます。
ゼリー質が豊富で、主成分の多糖類は高い保湿効果もあるとされています。
また、ビタミンCは抗酸化作用に優れており、紫外線ダメージによる活性酸素の増加を予防します。
アロエやビタミンCは、日焼けのダメージの軽減や症状の緩和に有効です。
日焼け後のヒリヒリした痛みにドラックストアの市販薬は効きますか?
A.日焼けによる炎症を抑える市販薬もドラックストアなどで売られています。
ドラックストアで市販薬を購入する時には、登録販売者や薬剤師に相談の上、市販薬を選びましょう。
また、日焼けによる炎症や痛みがひどい場合は、皮膚科を受診しましょう。
まとめ
日焼けをしたあとは、炎症やほてりのクールダウンと乾燥した肌の保湿ケアが重要です。
日焼けした肌を放置したり、間違ったケアをしたりしていると、将来の肌老化の原因にもなります。
紫外線に当たった日はできるだけ早めに、アフターケアを行いましょう。
日焼け後の素早いケアで、夏の強い日差しに負けずに、美肌をキープしましょう。