2023年01月10日
あけましておめでとうございます。
アースケアの稲谷生芽(いなたにいぶき)です。
2023年も、健康でキレイな肌になるための情報をお届けします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回のウキメルのラインナップは、以下のとおりです。
●第8回ホントの美容知識
化粧品の成分解析を過信してはいけない理由
●インスタ&YouTubeライブレポ
『頭皮が乾燥しているのか、かゆいです』
第8回ホントの美容知識
化粧品の成分解析を過信してはいけない理由
ネットの美容情報で、よく目につくのが化粧品の「成分解析」。
「成分解析」とは、対象の化粧品に含まれる成分を紹介しながら、化粧品の良し悪しを評価しているコンテンツです。
見ていると、私のような素人にもわかりやすく、化粧品の成分について説明してくれていて、とても面白いです。
しかし、私はこの化粧品の「成分解析」をあまり過信してはいけないと考えています。
今回は、その理由についてお伝えさせていただきます。
アースケアが、化粧品の成分についてあまり言及しない理由にも通じるため、ぜひ最後までお読みください!
成分だけで化粧品はわからない
なぜ、化粧品の成分解析を過信できないと考えるか、
「成分だけで化粧品のことはわからない」からです。
具体的に、化粧品の成分表示を見るだけでわからないことは、次の3つ。
1つずつ、詳しくみていきましょう。
配合量
例えば、5%の配合量で効果のある原料があります。
それがしっかり5%含まれている場合も、0.1%しか含まれていない場合でも、表記方法は変わりません。
大切なのは、その成分が含まれているかどうかではなくて、必要な分、含まれているかどうかです。
レチノールについてお届けしたウキメルでも記載しましたが、「原液5%配合」とされていても、原液に水が含まれていることがあります。
肌に良い成分がたっぷり配合されているのは、イメージだけで、実際とは異なることが多くあるのです。
処方
例えば、たまねぎがあります。
このたまねぎを、スープにするのか、サラダにするのか、調理方法によって全く異なる料理が出来上がりますよね。
これが、化粧品でいう「処方」だと考えています。
組み合わせの方法や、調合の方法で、全くの別物になります。
成分表示でたまねぎ、だけわかっても、スープなのかサラダなのか、または、カレーなのか、それは、わからないということです。
成分の品質
法律(薬機法)で、「化粧品配合成分の全成分を表示する」義務がありますが、「どのような成分名で表記するか」についての規定はありません。
化粧品基準で決められた「配合禁止成分」「配合量制限成分」「タール色素」以外については自由化されており、配合した成分の名称については「任意」で定められます。
極端に言えば、化学的に同一成分でも、会社ごとに自由に命名することが可能です。
「化粧品成分表示呼称リスト」に既に登録されている成分は、そこに記載の呼称を使用することが望ましいとされていますが、法的な拘束力はありません。
同じリンゴでも、安いものと、高いものがあるように、化粧品成分にもグレードがあります。
しかし、成分によっては、安いものでも、高いものでも、成分によって同じ成分名になるため、成分名を読んだだけでは、わかりません。
逆に、独自の成分名をつけることで、差別化を図ることができます。
例えば、よく聞く「純粋レチノール」。
化学成分的に、純粋レチノールという成分は存在しません。
これは、「レチノール」を、資生堂が独自に「純粋レチノール」と呼称して、差別化を図っているのです。
レチノールよりも、ピュアで、良いものに感じますよね。
このように、化粧品の成分名で、成分の品質を認識するのは難しいです。
成分表示の意義&活用方法
ここまで色々言いましたが、成分表示に意味がないわけではありません。
何より、成分表示によって、アレルギー反応を引き起こす成分が含まれているかどうかを確認することができます。
これは、大きなリスクを回避できるため、とても大きな利点だと思います。
そのため、アレルギー成分や、気になる成分が含まれているのかという参考にしていただくのが、成分表示の良い活用方法だと思います。
成分解析が流行る理由
化粧品は、実際に使用しないと、自分に合うのか合わないのか、わかりません。
だからこそ、化粧品を使わずに理解できる気になれる成分解析が流行ります。
「自分に合う化粧品を使えば肌がきれいになる」
→でも化粧品は実際に使用しないと、自分に合うかわからない
→どの化粧品が自分に合うかわからない、知りたい
→ネットで成分解析を見て、化粧品を評価する
→自分に必要か不要かを判断できて、安心する
成分も、化粧品を判断する上で、必要な要素です。
しかし、記載されている成分だけで対象の化粧品を完全に理解することはできません。
同じ化粧品でも、使う人の肌や、ライフスタイルによって合う合わないがあります。
また、成分解析を行っている方は、「案件」の可能性が高いです。
対象商品の企業や、メーカーから依頼されて、紹介しています。
メーカーの人が言うよりも、第三者が評価したほうが信憑性が高いためです。
成分解析だけで「これは良いものだ!」と過信し、使用することは、肌へのリスクになってしまいます。
成分解析を見て、今のままじゃだめなのかも…と不安になる必要も全くありません。
化粧品の目的は、「保湿」です。
毎日使用するものだから、安全で、低刺激で、肌がうるおうものが一番です。
アースケアの商品は、高い安全性と、保湿力を追求した化粧品です。
派手に成分の紹介もしなければ、成分で化粧品を語りません。
成分でわかることは限られていて、その必要がないからです。
アクアテクトゲルは、信憑性のないインフルエンサーではなく、
4つの確かな安全性テスト済みで、安心してお使いいただけます。
※すべての方に皮膚刺激や皮膚トラブルが起こらないということではありません。
2023年も、一緒にうるおった肌で、良い1年を過ごしましょう^^
インスタ&YouTubeライブレポ
『頭皮が乾燥しているのか、かゆいです』
昨年の12月21日にインスタ&youtubeライブを開催しました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
「乾燥対策」がテーマのはずが、事前にいただいた質問にお答えするだけで1時間があっという間に過ぎてしまいました(汗)
全く話せなかった「乾燥対策」に関しては、近いうちにお届けしますので、しばしお待ちいただければ幸いですm(__)m
前回のライブでお話しした内容の一部をお届けします。
今回は、頭皮の乾燥や、かゆみに関するご質問です。
頭皮が乾燥しているのか、ずっと頭皮が痒いです
対策1 シャンプー選び
使用しているシャンプーの洗浄力が強すぎる場合、頭皮の乾燥を招いてしまいます。
まずは、自分の頭皮にあったシャンプーを使用しましょう。
おすすめは、アースケアで販売している『やさしいシャンプー』です。
洗浄力が優しく、低刺激です。
また、保湿成分も、普通のシャンプーでは考えられない程たっぷり入っています。
初めてご使用される場合は、ミニサイズのご用意がありますので、ぜひ一度こちらでお試しください^^
市販のものでシャンプーを選ぶ場合は、ミニサイズから使用してみて、頭皮の状態を観察するのがおすすめです。
対策2 日々のケアの見直し
何気ないことでも、毎日繰り返すことで、頭皮にダメージを与えてしまっている可能性があります。
以下の項目を参考に、思い当たる点がないか、一度見直してみてください^^
・シャンプーの前の予備洗いをしっかり行う
→シャンプーをつけるまえに、髪をブラッシングしたり、シャワーでよく洗う
シャンプーが泡立ちやすくなり、手短に済ませることができる
・濡れたままにしていないか
→髪が濡れた後は、やさしくタオルオフして、ドライヤーで素早く乾かす
・継続的なヘアカラー、パーマをしている場合は、使用薬剤の見直しなど
→家で行う市販の毛染め剤は、刺激が強いものが多いため、美容室で美容師さんに相談してみるのもOK
・紫外線
→日傘や、帽子などで物理的に紫外線を防ぐ
対策3 アクアテクトゲルで、頭皮も保湿
アクアテクトゲルは、頭皮にもご使用いただけます。
少量を指に伸ばして、髪をかきわけながら、頭皮に塗布してください。
この時、肌に塗布する時と同じように、やさしく置くように塗布するのがポイントです。
髪についても大丈夫です。
お風呂上りや、朝など、肌を保湿する際に併せて頭皮も保湿してくださいね^^
また、インスタライブではお伝えしきれなかったのですが、今回のご相談は、「かゆみ」を伴っていることから、頭皮が炎症を起こしている可能性があります。
今回ご紹介した対策を1か月程続けても、症状が改善しない場合は、一度皮膚科への受診をご検討ください。
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