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2022年07月26日

2022年夏、メイク落とし&洗顔をアップデート

アースケアの稲谷生芽(いなたにいぶき)です!

前回配信したウキメルで、隠れ乾燥肌である「インナードライ」についてお届けしました。

前回のウキメルは、こちらから

その中でご紹介した、「夏の肌を乾燥させる要因」に、1つお伝え忘れていたことがありました!

それは、「洗いすぎ」です。

メイク落としや洗顔は、感覚的に行っていることが多く、無自覚に洗いすぎている方が多いと思います。

特に夏は、汗でベタつくこともあって、いつもより洗いがち。

実は、私も、無自覚に洗いすぎている1人でした。
毎日、習慣的にメイク落とし&洗顔を行っていました。

そのことをスタッフに話したところ、

「メイク落としだけで落ちているんじゃない?」
「え、でも、落ちてないと思います。」
「メイク落とした後に、落ちていないか確かめた?」
「…いや、それはしてません。」
「意外とメイク落としだけで落ちていることがあるから、帰って確かめてみて。」

その日、教えていただいた方法で確かめてみると、確かにメイク落としだけで、きちんと落ちていました。

私の「メイクが落ちていない」は、感覚的なものだったのです。
(この判断、めっちゃ難しい。)

今回は、ダブルクレンジングゲルを使用した「正しい洗顔&メイク落とし」が、具体的にわかるように、お届けします。

今回のウキメルを読むことで、「無自覚な洗いすぎ」をやめ、自分に合った正しいメイク落とし&洗顔が見つかります!

洗いすぎるということ

保湿が大切なのは、今までたくさんお伝えしてきました。

肌の乾燥は、バリア機能の低下に繋がり、外的な刺激に弱い状態になり、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。

バリア機能とは、

①肌の表面を覆って水分蒸発を防ぐ『皮脂膜』
②細胞内にあって水分を保持する『NMF』
③NMFを含めた角質細胞同士をつなぎ合わせてそのうるおいを保持する『細胞間脂質』

のことを指します。

この3つがそれぞれ機能することで、肌は、うるおい、外部のウイルスなどから守られます。

「洗いすぎる」ということは、この肌に必要な皮脂膜を洗い流し、バリア機能を壊してしまうということです。

毎日保湿し、維持しているうるおいを、自ら洗い流し、また保湿し…。
保湿で一歩前進、洗いすぎで一歩後退していては、良い肌状態を実現していくのは難しいですね。

洗いすぎを防ぐことで、肌のバリア機能は正常に機能し、常にうるおっている状態を保つことができます。

そうして、日々の保湿ケアで、一歩前進を繰り返し、良い肌状態を保つことができます。

洗いあがりの肌、しっとりしている?

本来、バリア機能が正常に機能している肌は、うるおい、しっとりしています。

しかし、長年、洗いすぎに慣れていると、洗いあがりに肌がつっぱっていないと、サッパリとしないと、洗った気にならない!となりがち。

洗いあがりの肌が

  • つっぱる
  • きゅっきゅっとする
  • サラサラしている

この3つ、どれかに該当する場合は、洗いすぎの可能性が高いです。

パターン別 洗いすぎ
洗いすぎパターンは、次の4つが考えられます。

  • 使用量が多い
  • 時間が長い
  • 回数が多い
  • 摩擦している

上記のポイントを踏まえ、正しいメイク落とし&洗顔をご紹介します!

「正しい」と言ってはいるものの、肌質や、使用するメイク料などで、それぞれに合う方法は異なります。

そのため、今回ご紹介する基本を踏まえ、ご自身に合う方法を見つけ出すのが、一番重要です。

ご不明な場合や、こういう時はどうするの?ということは、お気軽に、お電話やメール、各SNSでお問い合わせくださいね。

正しいメイク落とし
使用量
基本的な使用量は、さくらんぼ1つ分です。
具体的には、1.5gです。

顔全体に、ダブルクレンジングゲルが行きわたる量が適切だと思います。
私は、基本の使用量より少し多めのさくらんぼ1.5個~2個を使用します。

メイク落としの使用量

手順
●さくらんぼ1個分のダブルクレンジングゲルを手にとる。
●ダブルクレンジングゲルを、アイメイクやマスカラ、口紅などメイク料になじませる。
●次にファンデーションなど全体となじませる。(約20~30秒程度)
●ぬるま湯で、メイク汚れをきちんとすすぎ落とす。

この時点でメイクが落ちていない場合は、続けて「洗顔」を行います。
落ちている場合は、「洗顔」は不要です。

注意点

●メイクの濃いところから馴染ませる。
●ダブルクレンジングゲルをメイクと馴染ませる際は、肌を指で動かさないように、なでるようにやさしく触れる。
●肌の上にダブルクレンジングゲルをのせるのは、30秒程にとどめ、おきすぎない。

これって、メイク落ちてる?落ちてない?
メイクが落ちているかどうかは、どのように判断できるでしょうか。
確かめる方法は、1つです。

・メイク落としを行った後、顔にアクアテクトゲルを塗布する
・ティッシュで、やさしくふきとる
→メイク料がついてきたら、落ちていない
→何もついてこない場合は、落ちている

 
これで、感覚的でなく、本当にメイクが落ちているかを確かめることができます。

でも、正直、面倒ですよね。
お風呂でクレンジングする方は特に、面倒だと思います。

そのため、毎回する必要はありません。1回で良いです。
普段通りのメイクをした日、メイク落とし後に1回だけ、確かめてみてください。
その時に落ちていれば、問題なし!その後、洗顔は必要ありません。

正しい洗顔
使用量
基本的な使用量は、さくらんぼ1/2個分です。

洗顔料の使用量

手順
●さくらんぼ1/2個分のダブルクレンジングゲルに、同量の水かぬるま湯を加えてさっとなじませる。
初めに皮脂が出やすい額や鼻などのTゾーンになじませ、次に頬やあごなどのUゾーンにゲルをなじませる。
●その後、顔全体になじませる。
●ぬるま湯で、きちんと汚れをすすぎ落とす。

注意点
●メイク落としと異なり、肌になじませた後は、すぐに洗い流す。
●肌を指で動かさないように、なでるようにやさしく触れる。

▼そもそも、W洗顔って必要ですか?
W洗顔とは、メイク落とし+洗顔のことを指します。
W洗顔不要とは、メイク落としのみで、その後の洗顔は不要であるということです。
ダブルクレンジングゲルも、W洗顔が不要な商品です。

実際、私を含むアースケアスタッフの多くが、ダブルクレンジングゲルでメイク落としのみしています^^

そもそも、W洗顔とは、なぜ必要なのでしょうか。

調べてみると、
・クレンジングが、メイク料など油性の汚れを落とす
・洗顔は、汗やほこり、水溶性の汚れや皮脂を落とす

と見かけましたが、個人的には、疑問です。

水性の汚れは、メイク落としで一緒に落ちるだろうし、そもそも、汗やほこりは、水でも十分に落ちます。
わざわざ洗顔が必要な理由にはならないような気がします。
(化粧品会社は、アイテムが多いほうが、売上があが、ごにょごにょ)

「クレンジングを落とすため」に洗顔が必要なら、納得がいきますが、メイクを落とすためのものを、さらに洗顔で落とすって、ナンセンスに思えます。

つまり、商品によりますが、基本的にW洗顔は必須ではありません。

メイク落としだけでも、メイク料や皮脂、汚れがきれいに落ちれば、十分なのです。

ごめんなさい。これだけは落ちません。

  • 肌に摩擦を与えない
  • 必要なうるおいをとりすぎない
  • 泡立て不要
  • 人によっては、W洗顔不要

など、良いところがたくさんのダブルクレンジングゲルです。
メイク料も、基本的にはきちんと落とせます。

ただ、一点だけ、落とせないものがあります。

それは、「ウォータープルーフのマスカラ」です。

私も、スタッフも様々なマスカラで実験しましたが、「ウォータープルーフのマスカラ」だけは、落ちませんでした。

これから、海など夏のレジャーで、ウォータープルーフのマスカラを使用する場合には、メイク落としの前に、アイリムーバーをご使用いただくことをおすすめします。

まとめ

過去、友人の持っているオイルクレンジングを使用して、顔がガッビガビに乾燥してしまい、痛くて仕方なかったことがあります。

そんな乾燥肌の私にとって、メイク落とし&洗顔料は、保湿アイテムよりも、大切です。

冒頭で、私の「メイクが落ちていない」は、感覚的なものだったと、記載しました。
少し補足すると、前職では、毎日しっかりメイクかつ日中の保湿もできなかったため、「メイク落とし&洗顔」で問題ありませんでした。

しかし、ベースメイクを、「やさしいUVカットミルク」のみにし、日中の保湿ができるようになったことから、「メイク落とし」のみで十分に落ちるようになっていました。

ついつい習慣化していて、忘れてしまいますが、自分のスキンケアの変化や、メイクの変化によって、メイク落としや洗顔をアップデートさせ、自分にあった「メイク落とし&洗顔」を行うことが、とても大切だと思います。

今回お届けした、「正しいメイク落とし&洗顔」を踏まえ、今一度、メイク落とし&洗顔を、アップデートしてみてくださいね。

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