2020年01月20日
手と顔は、案外違うことが多い部位!
ポイント 手に適したケアを行うことが大事!
「顔よりも、手のひらや手の甲のほうが敏感」だと認識している人は、実は少数です。
「手のほうが丈夫だ」と勘違いしているために、手荒れケアを間違ってしまいます。
手荒れは顔の肌荒れよりも深刻だと認識して、徹底的に正しい手荒れケアを追及しましょう!
と言っても、そんなに難しいことではありません。
この2つの特徴をフォローするため、たった3つのことを行ってもらうだけで、手荒れケアはOKです。
手荒れケア1 スタッフも実践!防御力の低さをカバー
手のひらや手の甲は、皮脂腺が少ないために皮脂膜が弱いです。ですから、外界からの刺激に弱いのです。
さらに、水仕事をする場合、水が角質層をふやかしてしまうので、さらに刺激に弱くなります。
そこに、洗剤に配合された洗浄剤による刺激が加わることで、手肌を守る皮脂膜がさらに減ります。
肌を守る皮脂膜をどんどん奪う水仕事は手肌にとっては過酷な作業です。
だから、手肌の防御力の弱さを補うために、水や洗剤を使う場合は、水が手指に触れないように、ゴム手袋を使いましょう。
水から手肌を守るための大事なポイント
ゴム手袋の質感(硬さ)が変わったら、交換しましょう
ゴム手袋は使い続けていると変質して、素材が硬くなります。硬くなったゴム手袋は、手肌への強い刺激になりますので、硬くなる前に、新しいゴム手袋に交換しましょう。
ゴム手袋の中に水が入らないようにしましょう
ゴム手袋の中は密閉空間のため、水分が入ると手がふやけてしまいます。ふやけた手肌は細胞がもろくなり、肌のバリア機能が壊れた状態です。そんな状態を慢性化させると、手荒れがひどくなる可能性があります。
ゴム手袋のが少しでも破れたらすぐ交換する。水が入った場合は、しっかりと乾かすか、裏返して水分をふき取ってから使用しましょう。
手荒れ部位が広がる人は、綿の手袋をはめるか素材を変える
ゴム手袋を使っても手荒れがひどくなる場合は、ゴムアレルギーかも。
かぶれる場合には綿の手袋をはめてからゴム手袋をするか、ゴム以外の素材を使用しましょう。
3つの点に気を付けて、うまく使いましょう。
スタッフがテストをした結果…
社員食堂の調理スタッフともテストを重ね、「こういうゴム手袋が、手荒れには適している!」と結論がでました。ご紹介しますね。
スタッフが選ぶ!こんなゴム手袋がおすすめ!
①自分の掴みやすい薄さを
厚みがありすぎると、指の感覚が鈍くなり、物が持ちにくくなります。かといって、薄すぎると耐久性が弱かったです。
適度な厚みがあり、なおかつ、指の感覚が感じられるのがちょうどいい薄さです。
②すべり止め加工があると安心
手袋の中には、手の平から指先にかけて、細かなザラザラとした加工がされているものがあります。洗剤の付いた食器もきちんと持てて、とても便利です。
手指が荒れているからこそ、この掴みやすさは嬉しい機能です。
③工夫がされた形だと、さらに便利
水仕事をしていると、途中で、手袋を付けたり外したりすることがあります。
そんなとき、素材が柔らかすぎると、手袋がぐにゃりと曲がって、装着しづらかったです。
ですから、手の形の立体構造をしていると、着脱がとても便利でした。
ここにも工夫があります。
以上、テストしたスタッフからのおすすめポイントでした。
ゴム手袋選びの参考になればうれしいです。
手荒れケア2 スタッフも実践!手荒れの修復時間に、手肌をカバーする
睡眠中は、体の修復機能が高まります。手荒れで悩んでいるなら、この修復する好機を逃してはいけません。貪欲に、ゴールデンタイムを手荒れケアに活かしましょう!
そこで睡眠時には、通気性の高い手袋を着用することをおすすめします。
睡眠中は意外と手をかきむしってしまったり、寝具と手が摩擦を起こしたりと、手荒れが悪化する行為をしています。もちろん無意識なので、防ぎようがありません。
ですから、手袋をしておくと、眠っている間に無意識に与えている手荒れへの刺激が軽減できます。
「じゃあ、手荒れに適した手袋の素材はどれだろう?」という疑問が起こり、考えた結果、綿やシルク、麻、混合素材などの手袋を買い集めテストをしてみました。
過去にアトピー性皮膚炎による手荒れで悩んでいたスタッフ下田が、「私、この綿の手袋をずっと使ってました!テストは任せてください!」と、がぜん張り切りました。
そんな下田が言うには、「手荒れがひどいと肌は過敏だし、繊維が傷口に引っかかって痛い」とのこと。使ってみると素材によっては確かに、着脱時のひっかかりがあります。
いくつか使た中で一番良かったのは、『シルク素材』でした。シルクは綿よりも肌なじみがよく、感触もサラサラ。しっとりとした素材感は、長時間付けていても気持ちがいいものでした。
それに、通気性が高いシルク素材は、熱がこもったり、むれて手がふやけることもありません。だから、無意識の刺激や摩擦を予防するために、とくにおすすめです。
外出時も手袋
手荒れを起こしていると肌は無防備。日焼け状態のないUV-A波は、肌の深部まで届く紫外線なので、浴び続けると手荒れの被害は拡大します。
春の出かけの際には、手袋で紫外線からガードしましょう。
手荒れが重篤な方は、常に手袋を付けることをおすすめします。手指は働きもので、日常的にこまめに使われています。
ドアを開ける、服を着る、ドライヤーで髪を乾かす、雑誌を見る…など、物理的な接触や風・静電気などの刺激を常に受けています。
そうした刺激にふれないことは手荒れ改善に役立ちます。
手荒れ経験スタッフ下田がおすすめ手袋
私も約10年間、ひどい手荒れ(手の乾燥・湿疹・かゆみ・赤み・炎症・痛み等の症状)で悩んでいました。もともとのアトピー症状もあり、とにかく手がガサガサに乾燥して、皮がむけ、赤くむきだしになった皮膚は何を触るにも痛みました。
ですから、中学~大学の授業中も、家にいるときも、眠るときも、とにかく一日中、白い綿の手袋をつけていました。物に触れる際の刺激が軽減されるので、症状の悪化がおさまります。
シルクの手袋は当時は買えませんでしたが(笑)このやわらかなしっとりとした手触りなら、接触による痛みが軽減され、手荒れの方にもよろこんでお使いいただけると思います。
手荒れケア3 スタッフも実践!手の水分・油分不足をカバーする
水仕事や手洗いで濡れた手は、乾き、乾いた後また水に濡れる……を繰り返しています。その水が乾くとき、付着した水分と一緒に、肌の内部の水分を一緒に蒸発させる『過乾燥』を起こします。
乾燥が繰り返されると肌の機能が衰えるため、炎症を起こしたり、あかぎれ、出血など、深刻なトラブルに発展します。
だから、手荒れの原因である乾燥を改善することが最善<の手荒れケアです。
乾燥肌対策に効果的な手段は、『保湿』ですね!保湿とは、『湿った状態を保つ』こと。
つまり、肌の中に適切な水分が保持された状態にすることです。
正しく保湿された肌は、うるおいが維持でき、バリア機能が最大に発揮されるため、手荒れ予防にもなります。
ウキウキメイトは、『効果のある保湿』をご存じですね。
『水分を与える』だけだと、短時間で水分は蒸発しますので、保湿はできません。
手荒れした肌は水分不足による乾燥状態ですから、『クリームなど油分を与える』だけでも保湿はできません。
ですから、一度でたっぷりの水分と、良質な油分・保湿成分が補給できるアクアテクトゲルでのケアがおすすめです。
塗り方はかんたん。
水を使った後、できるだけ早く、水分をふき取って、アクアテクトゲルを塗ってください。
面倒かもしてませんが、水を使うたびに塗ることが手荒れケアのポイントです。
水を使うことや、時間の経過とともに失ってしまう手の水分を、アクアテクトゲルでその都度補ってください。
これを繰り返していると、肌がそもそも持っている『水分を維持する力』が次第に回復してきます。
手荒れを解消する効果的な方法ですので、ぜひ続けてください。
また、寝る際にも、シルクの手袋をはめる前に塗ることをおすすめします。
眠っている間にも、手に潤いを与えて、肌を健やかな状態へ育てていきましょう。
この3つの手荒れケアを実践し、いつまでもキレイな手肌を維持してくださいね。
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