2019年12月01日
皆さん、お元気ですか〜?
私は、最近、体のアチコチが痛くて老化による弊害をヒシヒシと感じています。
趣味のボクシングジム通いを止めればすべて解決するのですが……
年々、疲労回復に時間がかかるようになってきました。
30代の頃は、翌日には回復していたのに、最近は、2〜3日はかかります。
疲労はともかく、ケガの回復にはさらに時間がかかるようになりました。
一度痛めると、1ヶ月以上治らないことが増えてきました。
今も両方のこぶしを痛めていて、かれこれ3週間になります。
パソコンで文字を打つたびに、ピリピリします。
「ボクシングは肌に悪い」
さて、そんな趣味のボクシングですが、悪いのは体にだけではありません。
肌にも悪いのです。(私がへたくそなだけですが……)
もう、初老を迎えているので、若かりし頃のように無茶はしていません。
でも、たまに熱くなってしまい、ガチでやることがあります。
試合を控えた選手に「本気でやりましょう!」と望まれることがあります。
そうなると……
スパーリング中は、アドレナリンが出ていて気づかないのですが、実際はかなり体に負担がかかります。
そのため、スパーリング後は、体中に激痛が走るぐらい痛みを感じます。
これは、普段よりも試合中は、リキんだりムリな動きをしているためです。
スパーリング後は、よく腰と利き腕のひじを痛めます。
運が悪いと、首や手首、ひざなどを痛めて、日常生活に支障をきたします。
痛めるのは体だけではありません。
肌にも強烈な刺激を与えます。
ボクシングのグローブは、合皮でできています。
プロのパンチだと、肌が切れます。
切り裂くというより、こすれる感じです。
私レベルの場合はさすがに肌が切れることはありませんが、裂傷程度はできます。
また、グローブによっては、マジックテープで止めるタイプがあって、この部分が肌にこすれると割と痛いです。
このグローブによる肌へのダメージは、スパーリングの真剣度と比例します。
激しくなるほど、肌へのダメージも増大します。
そして、同じ場所に強い刺激を与えることで、肌に異常をきたします。
ちなみに、何度か激しい刺激を受けて、その結果、腕に水泡ができました。
普通の選手はケアするのですが、私の場合はあえて何もしません。
そのあとの経過を見て、今後のスキンケアに活かすためです。
自分自身がモルモットになります。
その後、水泡は治ったのですが、あとがバッチリ残りました。
できてから、おおよそ1年ぐらいです。
結構、くっきり残っています。
もう完全に色素が沈着しています。
いわゆる、シミですね。
このように刺激を複数受けることで、シミは簡単にできます。
やはり肌への刺激は大敵です。
強い刺激ではなく、弱い刺激を何度も受けることでもシミはできるので注意してください。
で、最近、頬骨の部分にも何度か強いパンチをもらいました。
その結果、赤いシミのようなものが出現。
もちろん、いつものように放置しました。
このような症状は初めてではなく、今までの経験では、大体2週間から3ヶ月ほどで目立たなくなります。
でも、今回はちょっと違いました。
シミの部分がムクムクと膨れてきました。
それが数日で、結構、大きくなりました。
さらに放置すると、イボのようになって、その中に血管が通りはじめました。
どうやら、イボを肌の一部と勘違いしているみたいです。
そのため、ちょっとでもイボが傷つくと出血するようになりました。
これは初体験です。
さらに放置すると、イボの先端が割れてきて、2つに裂けはじめました。
一方がプランプランになってきたので、思い切って引きちぎってみました。
(当たり前ですが、皆さんはこんなこと絶対にしないでくださいね!)
ちょっと血が出ましたが、イボは小さくなりました。
ところがその後、残ったイボが大きくなって、結局、前の大きさに戻りました。
復活したのです。
本心では、このまま放置して、さらにどんな結果になるのか興味津々です。
でも、日常生活に支障をきたすようになってきました。
具体的には、睡眠が阻害されるようになりました。
まず、イボが結構な大きさのため、寝る際に、顔の向きでイボが下になると頬にめり込んで地味に痛いのです。
この痛みで目が覚めます。
さらに、寝返りをうってイボを枕でこすってしまうと、これまた痛いのです。
また、この際に、血が出ることもあります。
朝起きると、枕に血がこびりついてます。
この場合、妻に怒られます。
怒られると、ストレスになり、良質の睡眠を得ることができません。
さらに、眠れなくなります。
私は、ただでさえ寝られない体質なのに、イボによってさらに睡眠不足になりました。
日中も眠くて眠くてたまりません。
さすがに仕事にも支障が出そうなのでイボ実験を終了して、そろそろ皮膚科で切ってもらおうと思いました。
でも、おしいです。
せっかく奇妙なイボをここまで育てたのに、メスで切って終わりとは……。
その時、天啓に導かれるように、あることを思い出しました。
それは、「アクアテクトゲルを使うとイボが取れました!」というウキウキメイトの声です。
そのときは、私自身がアクアテクトゲルでイボがとれた経験がなかったので、「ふ〜ん、そんなこともあるのか」程度でしたが、今回は違います。
イボで悩んでいます。
しかも、2つに裂いても復活する奇妙なイボです。
イボの中では、かなり強い部類でしょう。
これは、試してみるしかありません。
次に、こんな生命力にあふれたイボにいつ出会えるか分かりません。
もしかしたら、もう、一生出会えないかもしれません。
なのに、メスでサクッと切ったら、一生後悔しそうです。
逃がした魚が大きいのは世の常です。
それに、ちょっとイボへの愛着もあります。
そこで、早速、その日からアクアテクトゲルをたっぷり塗るようにしました。
少しでも乾燥を感じたら、重ね塗りをして、常にたっぷりイボにアクアテクトゲルが塗られている状態を維持しました。
この時期のイボは、保湿されたみずみずしい状態で、プルプルイボでした。
すると、驚くべき変化が!!!
なんと、イボが黒く硬くなってきたのです。
正直、最初は怖かったです。
もしかして、「肌にも広がって顔全体が黒くなっていくのでは??」とビクビクしていました。
と同時に、「それも面白いかも!」とモルモット魂がザワつきました。
でも、肌には何の影響もなく、イボだけ黒くなっていきました。
黒くなった後は、みるみる小さくなっていきました。
そしてついに数日後、ポロリと取れました。
本当に驚きました。
まさか、アクアテクトゲルでイボが取れるとは!
個人的な見解ですが、刺激による炎症で肌が異常な状態になり、イボができたんだと思います。
それが、アクアテクトゲルで保湿することで肌が正常に戻ったのではないかと想像します。
ウキウキメイトからいただいた声は本当だったのです。
その節は、信用しなくてごめんなさい。
心から謝罪します。
もし、あなたも生命力の強いイボができたら一度アクアテクトゲルで保湿してみてください。
ポロリと取れるかもしれません。
ただ、事例としては少ないので、私や声をいただいたウキウキメイトの方だけに起きた現象の可能性もあります。
そのため、数日試して何の効果もなければ、皮膚科に相談してください。
このようにして、結果的に生命力の強いイボをやっつける実験に成功しました。
跡もキレイになり、これで終わるかと思ったのですが、そうは問屋が卸しませんでした。
イボがとれた数日後に、イボがあった場所に違和感が出てきました。
ちょうど、イボがあった付近にしこりのような硬さを感じるようになりました。
当初は、虫刺されだと勘違いしていました。
蚊に刺された後、ちょっと肌が硬くなる状況と同じだったのです。
最初は一ヶ所だったのが、翌日、その近くにもうひとつできました。
この時もまだ、「また虫に刺されたのかな」と思ったのですが、さすがに顔を刺されたら気づくはずです。
「気づかない間にこんなに虫に刺されるなんておかしいな……」と思いながら、新たな実験の予感にワクワクしながら、放置していたら、そのしこりがどんどん大きくなってきました。
さらに、翌日には、イボがあった場所(コメカミ付近)から下におりてきて口の横あたりに線上にしこりができてきました。
ついには、しこりのある肌表面に炎症が起きて、赤くなりかゆみが出てきました。
さすがに、すさまじいスピードで増殖と症状悪化が起きたため、これは実験どころじゃないなと思い、急いで皮膚科に行こうと思った日が土曜日の夕方。
翌日の日曜日は、皮膚科が休みです。
結局、皮膚科に行けたのは月曜日でした。
後から分かったのですが、このタイムロスが命取りでした。
土曜日にかゆみが出てきて、翌日の日曜日には、ピリピリとした痛みを感じていました。
この痛みがすごく特殊で、肌表面に炎症が起きた痛みとはぜんぜん違うのです。
神経に直接電気が走るような痛みで、そのたびに驚くほどでした。
そして、月曜日、皮膚科で診断された結果は、『帯状疱疹』でした。
帯状疱疹は、ウイルスが原因で引き起こされます。
原因は、加齢やストレス、過労などによる免疫力の低下です。
どうやら、イボと戦っていたために、私の免疫力はかなり低下していたようです。
抗ウイルス薬とステロイドを処方してもらいました。
抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑制することで、急性期の皮膚症状や痛みを緩和して、合併症や後遺症を軽減します。
ステロイドは、痛みを緩和させるためです。
帯状疱疹の痛みは神経を直接刺激されるような耐え難い痛みです。
痛みがひどかったときは、まばたきしてもチクチクと痛みました。
だから、眠れないのです。
痛みで睡眠不足になると、免疫力が落ちて、治りが遅くなります。
だから、ステロイドを使うしかありませんでした。
ただ、処方してくれた医師は、「痛みが改善したらステロイドの使用をすぐに止めてください」と言っていました。
帯状疱疹は、1週間後も無くならず、再度、病院に行くと、抗ウイルス薬を処方されました。痛みはかなり治まったので、ステロイドではなくニキビ用の塗り薬に変更されました。
やはりステロイドは効果が強くあります。
今回のように症状によっては有効な手段なので、メリットとデメリットを医師に相談して、指示通りに使えば良薬だと思います。
結局、ある程度、回復するのに2週間ほどかかりました。
通常、帯状疱疹は発症してから治療が早ければ早いほど、症状が軽く、治りも早くなります。
理想は、発症から2〜3日以内に、抗ウイルス薬を服用することです。
私の場合も気づいてから2〜3日位は痛みもなく、見た目もそれほどひどくありませんでした。
気づいてから約1週間経ってから、病院に行ったので完全に手遅れでした。
痛みやかゆみも感じていました。
抗ウイルス薬を飲むのが遅れると、症状がひどくなるだけでなく、治りも遅くなります。
医師に聞いたり、ネットで体験談を調べてみると、私の場合、病院に行くのが遅かった割に、症状もマシで治りも早かったようです。
人によっては、私の数倍の範囲に帯状疱疹ができて、1年ほど治らないこともあるようです。
もしかしたら、病院に行くまでの間、アクアテクトゲルで保湿していたのがよかったのかもしれません。
ひたすら塗りこんでいましたから。
あと、良いこともありました。
それは、日頃、気にしていない行為が肌への刺激になることを実感できたことです。
これは、敏感肌の方には参考になると思うので、ぜひ、目を通してください。
基本的に、帯状疱疹ができている部分は、触れると電気が走るような強烈な痛みを感じます。
だから、まず、触れることはありません。
でも、一日のうちに、何度か痛みに苦しむことがあります。
それでは、一日の時系列で説明します。
私の場合は、左のコメカミあたりから口元にかけて帯状疱疹ができました。
朝起きると、目を瞬きした瞬間、コメカミ部分に痛みが走ります。
目の瞬きって、肌の刺激になっているのです。
予想外でした。
目元にシワができやすいのも納得です。
起きてる間、ずっと負担をかけているんですからね。
次に、ぬるま湯で顔を洗うと痛みを感じます。
ぬるま湯だけで顔を洗うと、指との摩擦で肌に刺激を与えるのです。
試しに、ダブルクレンジングゲルを使って洗ってみると、それほど痛みを感じませんでした。
洗浄成分とゲル特有のヌルヌルで摩擦が緩和されたようです。
これ以降、顔を洗う際は、常にダブルクレンジングゲルを使うようにしました。
顔を拭くときに、タオルで少しでもこするような動作をすると地獄です。
すさまじい激痛が走ります。
タオルの摩擦による肌への刺激は半端じゃありません。
なるべくやわらかいタオルを選んで、ふわっと肌にあてる程度にすることで肌への刺激を和らげることができます。
仕事に向かうために外に出ると、痛みを感じます。
これは、風が原因です。
それほど辛い痛みではないのですが、チクチクと痛みます。
単純に、肌に風が当たる刺激と、その際に乾燥するためです。
こればかりはどうしようもありません。
毎日、なるべく建物を盾にして歩いていました。
ただ、会社に行く途中に歩道橋があり、この部分は吹きっさらしなので辛かったです。
我慢するしかありませんでした。
家に帰ってお風呂に入るときも注意が必要です。
もちろん、洗顔時にはダブルクレンジングゲルは必須です。
お風呂から上がって、顔を拭くときも細心の注意が必要なのですが、ひとつ盲点がありました。
それは、髪の毛をタオルで拭くときです。
タオルで髪の毛を拭くときは、ある程度ゴシゴシと頭をこすります。
この際に、タオルの端が顔に当たるのです。
これが驚くほど痛いのです。
最初は、何の痛みか分かりませんでした。
頭を拭いていたら、顔に激痛が走ります。
改めて頭を拭いてみると、結構、顔に当たっていました。
まぁ〜、これは私だけかもしれませんが。
このような辛い一日を終えて、やっと寝るのですが、まだ、過酷な一日は終わりません。
寝るときに、寝返りなんてしたら、悲惨です。
どんなに深く寝ていても、「うぐっ」といううめき声と共に起きます。
これで一晩に何度も起きました。
これもどうしようもないですよね。
とりあえず、寝るときは仰向けに寝て、「寝返りしてはダメ、寝返りしてはダメ」と念仏のように唱えながら寝ていました。
まったく効果はありませんでしたが……。
このように、辛い日々を一週間ほど送っていたのですが、良い経験をしました。
肌への刺激を避けるために、「タオルを押し当てるように丁寧に拭きましょう」とよく言いますが、正直言って、今まで効果を実感することはありませんでした。
でも、今回、帯状疱疹になったことで、身をもってその大切さを知ることができました。
そして、こういった肌への細やかな気配りによって、肌の負担を減らして、シワやシミなど肌荒れを防ぐことができると思います。
瞬きして痛みを感じたときは、この世の終わりかと思いました。
目元への負担を知るにはいい機会でしたが。
もしかして、肌のキレイな人って、無意識のうちに徹底的に肌への刺激を控える行動
をしているのかもしれません。
もし、あなたも敏感肌なら肌への刺激になる行為を減らしてみてはいかがでしょうか?
ちょっとした日々の積み重ねで、肌の美しさを保つことができますよ。
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