電話受付時間:平日10:00?18:00
0120-474-198
アースケアが運営する愛用者専用の通販サイト
ウキウキ生活倶楽部
ページのトップへ戻る

井上満喫ブログ

2023年06月01日

「曖昧な状態で放置するのではなく、突き詰めて考えることをおすすめします」133号

皆さん、お元気ですか~?
私は、『スプラトゥーン3』というゲームを始めて、小学4年の息子に 「パパへたやなあ”(-“”-)” 大人やのに、そんなんでいいと思ってるん?」 とマウントされる日々です。

早速ですが、最近、自分の考えを突き詰めることは非常に重要なのに、「意外とやっていない人が多いな」と感じています。

昨年よりアースケアでは、インターン生を採用しています。
その際には、私が面接を行い、学生の将来像やキャリアの要望を聞くのですが、思っていたより曖昧です。
私よりはるかに頭のいい国立大学に通っている学生でもぼんやりしています。
もちろん学生ですから、当然ではあります。

しかし現在は、インターネットが普及しているために、私が学生のときよりもはるかに情報収集が簡単にできます。
にもかかわらず、私が学生のときよりも学生の情報は不足しており、自分の未来像が描けていません。

その証拠に、学生に質問したら返答がほぼ一緒で、少し深堀りすると、何も答えられなくなり、フリーズしてしまうことがよくあります。
たとえば、よくあるパターンは、「人や社会の役に立つ仕事がしたい」系です。
もちろん、この考え自体は素晴らしいのですが、具体性がないことが多いです。
このような願望をもつ学生には、以下のような質問をするのですが、ほとんど明確に答えることができません。

  • なぜ役に立ちたいのか?
  • 誰の役に立ちたいのか?
  • 役に立つとは具体的に何をするのか?
  • それを一時的ではなく、永続的に続ける方法は?
  • そのために、あなたにはどんなスキルがあるのか?また何が不足しているのか?今それに向かってどんな努力をしているのか?
  • その最初の一歩は?

最低限、ここは明確に答えられるくらい、自分の考えを突き詰めておきたいところです。

ちなみに、私は大学1年生の頃に、自分の未来像を『会社員』と『起業する』の2パターンに分けました。
「起業できる能力があれば、おのずと会社員でもうまくいくだろう」と考えて、大学時代は起業の準備をすることにしました。

当時は、それまでのバイト経験(当時は、これぐらいしか情報ソースがありませんでした)から、「飲食店を出したい」と思っていたため、色々な飲食店で働きました。
居酒屋、やきとり屋、バー、カレー屋、お好み焼き屋、クレープ屋、うどん屋、レストランなど、個人店・有名チェーン店問わずです。
それどころか、関心のある店を見つけると、面接を募集していなくてもバイトを申し込んでいました。
仕事内容もさまざまで、調理、接客、メニュー開発、バイト採用、シフト調整、入出金など、通常のバイトなら任せられない仕事もしていました。
そのため、大学は可能な限り行かず、ギリギリの単位で卒業しました。

結局、あらゆる飲食店で経験した結果、飲食業で独立することは辞めてしまいました。
その理由は、簡単に言うと、「自分だけができる飲食店」がイメージできなかったからです。
非常に真似をされやすい業界で、すぐに均一化してしまい自分の存在価値を発揮できないと感じたのです。

そのため、大学卒業時は、もうひとつの選択肢であった『会社員』になりました。
その後、転職を3~4回ほど繰り返すのですが、全部、先方から声をかけられており、非常に有利なポジションで会社員時代を過ごしました。

ですが、次第に、起業したいとの想いが強まり、その際も自分の考えを突き詰め、「28歳で企業する」と決めて、仕事に打ち込んでいました。
実際は、予定より2年早まって26歳で会社員を辞めて起業し、今に至ります。

もちろん、独立してから順風満帆というわけもなく、不眠症になったりもしましたが、振り返ると今のところ、概ね自分の想定通り進んでいます。
ウキウキメイトの皆さんのおかげであるのは、言わずもがなです。

でも、できるだけ早い段階で自分の考えを突き詰め、未来を想定して、そこに向かってまい進したことが非常に役立っています。
だから、もし、あなたも何か自分の中に「こうしたい」という想いが少しでもあるなら、曖昧な状態で放置するのではなく、突き詰めて考えることをおすすめします

特に、若い世代は、私の時よりも大変な時代を生きることになります。
時代が簡単に変わってしまうぐらいに新しいことが毎日のように生まれていますので、これについていくのはとても大変です。
私も、置いて行かれないように毎日必死です。
未来のある若い人たちには、自分のことをしっかり考えて、一日でも早く行動してほしいです。

※この内容は、手作り新聞133号(2023年5~6月号)に掲載したものです

最新の記事

月別アーカイブ

閉じる