2019年10月03日
こんにちは、アースケアの下田梨絵です。
人の肌の印象を決める要素はさまざまです。
例えば、
このような肌状態の程度によって、見た目年齢、などなど。
その中で、意外と見落としがちなのが『目元のくすみ』です。
言うまでもなく、目元は、顔はもちろん、内面を含めて、その人の印象を決める重要な箇所です。
この目元に、シワやたるみが目立つと、それだけで見た目年齢はぐっと上がってしまいます。
そして、シワやたるみほどハッキリ分からないがゆえに、知らず知らずのうちに印象を老けさせてしまっているのが『くすみ』なのです。
今回は、この『目元のくすみ』の原因と対策を見ていきましょう。
実は、毎日、何気なく行っているあんなことやこんなことが、いつの間にか目元をくすませていることがあるのです・・・!
目元はこうして老けていく!
朝晩の洗顔や、メイク直しのときなど、ふとこんなことに気付いて、どきっとすることはないでしょうか?
目元全体が暗く見える原因には、血行不良や、眼窩がくぼみ影ができること、などがあります。
一方、上記に挙げたような部分的に暗く見えるのは、摩擦による色素沈着である可能性が大きいです。
特に、毎日メイクをしている女性には、よく起こるトラブルです。
『摩擦による色素沈着』を防ぐことが、若々しい目元のカギ!
肌が生まれる『基底層』には、メラノサイトという細胞があります。
この細胞は、無色透明の色素(チロシナーゼ)を常に生み出しています。
チロシナーゼは、同じ基底層で生まれた肌細胞の中に取り込まれ、ターンオーバーによって肌全体に広がっていきます。
肌に広がったチロシナーゼは、そのままであれば、量は一定しており、無色透明です。
でも、紫外線を浴びると黒色化します。
無色だった色素が、黒色に変化したとき、名前が変わります。
メラニン色素です。
肌表面を黒くすることにより、外部からの刺激(紫外線)から肌を守るためです。
このメラニン色素が肌にとどまった状態を『シミ』といいます。
実は、これと同じことが『摩擦』に対しても起こります。
特に、同じ場所に繰り返し摩擦を受け続けると、メラニン色素の黒色化が進みます。
これがくすみの元『色素沈着』です。
「心当たりはないなぁ」と思われる方も、次の項目をチェックしてみてください。
これらは全て『摩擦』を起こします。
しかも、毎日のように繰り返して行うことが多いです。
その結果、色素沈着を起こし、目元にくすみや黒ずみを残してしまうのです。
余談ですが、目元の色素沈着については、「メイク料が肌にしみこんで黒くなる」と言われることがあります。
でも、これは誤解です。
目元をくすませるのは、あくまでも『摩擦』による刺激です。
この色素沈着を防ぐためには、『摩擦』を起こさないことが一番です。
まずは、毎日行うアイメイクの方法を見直してみてください。
メイクは、色素沈着を引き起こす一番大きな要因ですので、できるだけ摩擦を起こさない方法を身につけるだけで、目元の老化を抑えることができますよ。
目元ハツラツ!摩擦を防いで、マイナス5歳をキープするアイメイク4つのポイント
1.『摩擦を起こさない』を基準にメイクを選ぶ
毎日のメイク。
ブラシやチップを持つ指に力が入っていないか、アイシャドウやアイラインを引くときに、ぐいぐい力を入れていないか、もう一度チェックしてみてください。
メイク用品を選ぶときは、ついつい仕上がりの『色』や『質感』を重視して選んでしまいます。
でも、力を入れないと色がのらないメイク用品だと、どうしても摩擦を起こしやすくなります。
ですから、これからメイク用品を選ぶときには、『摩擦を起こさないかどうか』も判断基準にすることをおすすめします。
アイシャドウやアイライナーなどのメイク用品は、伸びやすく、発色が良いものを選ぶとよいでしょう。
2.摩擦を与えにくいメイク道具を選ぶ
ブラシやパフ・チップなどのメイク道具を、できるだけ柔らかいものにすることでも、摩擦を軽減することができます。
また、適宜、取り換えることも大切です。
毎日使っていると、ブラシやパフ・スポンジ・チップも摩耗していきます。
とくにチップは小さいので、気が付くと、使い始めたころにあったフワフワ感が無くなっていることも多いです。
この機会に、現在使用されているメイク道具をよ~くチェックしてみてください。
硬くなったパフやチップ、毛先が切れたり、触るとチクチクし始めたブラシは、買い替えのタイミングです。
また、一言に『ブラシ』と言っても、使われている毛の種類によって、肌あたりがかなり異なります。
目元のくすみ対策に、ぜひメイク道具にもこだわってみてください。
3.肌にやさしい『指』も活用!
ブラシやチップなどのメイク道具の代わりに、指でメイクすることもおすすめです。
指は顔と同じ皮膚ですので、負担を一層軽減することができます。
極細のラインを引くのは少し難しいかもしれませんが、アイシャドウでグラデーションを作ることも、濃いパウダーでアイラインを引くこともできます。
ちなみに、私はもうかれこれ10年以上、ほぼ指だけのアイメイクを続けています。
決して器用なほうではありませんが、指でアイメイクをして困ったことはありません。
指先は感覚が敏感なので、案外、ブラシなどよりも細かな表現ができると思います。
旅行に行くときも道具が少なくて済むので(笑)おすすめですよ~。
ぜひお試しください♪
4.摩擦を起こさずにメイクを落とす
メイクを落とすときにも、摩擦に要注意!
特に、落ちにくいメイク料を使っている場合は、しっかり落とすためにゴシゴシマッサージをしたくなります。
でも、これでは摩擦を起こし、皮膚の薄い目元に負担を与えてしまいます。
メイク道具と同じ理由で、『拭き取りクレンジング』もおすすめしません。
拭き取り用のシートはやわらかいものが多いとはいえ、紙ですので、肌にとっては硬い異物です。
また、ぬぐうときにどうしても力が入りやすくなるのも心配です。
メイクをきちんと落とせるクレンジング剤(メイク落とし)を使って、手指の力を抜いて、やさしくマッサージをするように気をつけてください。
みんな気づいていない目元ケア成功の秘訣
『メイク料』を選ぶ前に、『メイク落とし』を選ぶ!
『ウォータープルーフ機能』や『水・汗に強い』など、アイメイク用品の中には、専用のクレンジング剤で落とすよう、注意書きのある商品も多いです。
どんなメイク料も、肌にとっては異物。
きちんと落とさないと、肌トラブルの元になります!商品の指示に従って、専用クレンジング剤を使用しましょう。
でも、『落ちにくいメイク料』を落とすためのクレンジング剤は、当然、強い洗浄力を必要とします。
この洗浄力が、メイク汚れだけに発揮されるなら問題はありません。
実際には、汚れと共に、肌の潤いも落としてしまいます。
ですから、敏感肌・乾燥肌には負担になることが多いです。
そこで、ウキウキメイトの皆さまには、次のように選択の順番を変えることをおすすめします。
『メイク料』を選ぶ
↓
落とせる『メイク落とし』を選ぶ
新しい選択の順番
肌にあう『メイク落とし』を選ぶ
↓
その『メイク落とし』で落とせる『メイク料』を選ぶ
まず、肌にとって負担のないメイク落としを選びます。
そのうえで、そのメイク落としで落とせることを前提に、メイク料を選びます。
このようにすると、メイク料でもメイク落としでも、肌への負担を与えません。
アクシリオのダブルクレンジングゲルは、敏感肌・乾燥肌への負担を極力抑えたクレンジング剤(メイク落とし)です。
という場合はもちろん、
といった肌トラブルを改善したい場合には、「ダブルクレンジングゲルで落とせるかどうか」を基準にメイク料を選ぶことをおすすめします。
クレンジング剤や洗顔料の選び方のポイントや、最近のメイク料の特徴など、以下の記事も参考にしてください。
まとめ
このように、メイクの仕方に少し注意するだけで、知らず知らずのうちの引き起こしがちな目元の老化を止めることができます。
いくつになっても、くすみのない、明るく透明感のある目元は、それだけ魅力的です。
本日ご紹介したメイク方法を参考に、目元のくすみ対策していきましょう♪
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