2023年02月21日
アースケアの稲谷生芽(いなたにいぶき)です。
今回のウキメルのラインナップは、以下のとおりです。
●今週のスキンケアのポイント
花粉の肌への影響を最低限に抑えるスキンケア
●「肌のために、メイクをしない日をつくった方が良いですか?」
花粉の肌への影響を最低限に抑えるスキンケア
日本気象協会の「スギ花粉の飛びはじめ予想」によると、大阪は2月22日。
ちょうどその2日前くらいから感じる、目や喉のかゆみ…。
今年も花粉の季節がやってきました。
なんと今年は九州から東北にかけて前シーズンより飛散量が多く、特に四国、近畿、東海、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。
この「非常に多い」の目安、なんと、前年と比べて200%!
2倍ですね。
確かに、去年は症状がマシだった気がしますが、それでも辛かった。
それが2倍だなんて恐ろしい話です。
耳鼻だけでなく、肌への影響も避けられません。
去年花粉症の症状が弱かった方も、今年は、万全な花粉症対策を行っていきましょう。
今回は、花粉の(肌への)影響を最低限に抑えるスキンケアをご紹介します。
花粉を付着させない
まずは、花粉を肌へ長時間付着させないことが大切です。
そのためには、次の3つの対策を行いましょう。
1.マスク・眼鏡の着用
マスクをしない場合と比べて、マスクありでは花粉を約70%削減。
眼鏡をしない場合と比べて、メガネありでは、目に入る花粉量は40%減少。
それぞれ、花粉症用のマスクでは84%削減、花粉症用のメガネでは65%も削減できるという研究結果があります。
2.綿、絹の洋服を身に着け、ウールは避ける
ウール素材の衣服は、綿や、絹、化学繊維(ポリエステルなど)に比べて、花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすいので、身に着ける衣服の繊維にも注意しましょう。
3.帽子、手袋を着用する
髪や、顔、手は花粉が付着しやすいため、つばの広い帽子をかぶったり、手袋を着用することで、花粉の付着量を減らすことができます。
花粉を持ち込まない&落とす
付着してしまった花粉を家に持ち込まず、素早く落とすのも、重要なケアの1つです。
私が実践&おすすめなのが、「帰宅後すぐお風呂」です。
顔、頭など、花粉が多く付着する部位を洗うことで、家の中に持ち込んでしまうのを防ぎ、長時間肌に花粉が付着することも防げます。
入浴と合わせて衣服を着替えることから、衣服についた花粉を持ち込むのも防げます。
日中、肌が痒くなった場合は、かるくぬるま湯で洗顔するのもOK。
今の時期であれば、インフルエンザなどの予防にもなるのでおすすめです。
肌のバリア機能を保つ
日々のスキンケアでは、肌のバリア機能を保つことが重要になってきます。
普段のお手入れを丁寧に行うことが大切です。
具体的には、
「花粉の時期に、毎年肌の調子が悪くなるなぁ」という場合は、花粉のアレルギー症状による可能性があります。
赤み、かゆみなどがある場合は、一度アレルギー外来や、耳鼻科の受診を検討しましょう。
おわりに
花粉の(肌への)影響を最低限に抑えるためには、今回ご紹介した基本的な花粉症対策とスキンケアを徹底しましょう。
また花粉症を悪化させる要因として、
上記の食材をを食べると口の中がかゆくなる口腔アレルギーを併発するケースが多いため、避けるのが良いと言われています。
スギ花粉の花粉症でトマト大好きな私としては、辛いですが、しばらくの間はなるべく我慢したいと思います^^
みなさまが、花粉症の時期も健やかなお肌で過ごせますように。
「肌のために、メイクをしない日を作った方が良いですか?」
「肌のために、メイクをしない日を作った方が良いですか?」
と、インターン生に聞かれました。
メイクをしない日=肌に良いということは、
メイク=肌に悪いという考えに基づいています。
さて、そもそもメイクは、肌に悪いのでしょうか。
よくある「メイクが肌に悪いとされる理由」を考えたいと思います!
メイクが肌に悪い理由1
メイクすると肌が呼吸出来ない
人間の皮膚呼吸は微々たるもので、肺呼吸の分の0.6%だと言われています。
人に必要な酸素などは肺呼吸で十分まかなわれています。
例えば、長時間、プールやお風呂に入っても、酸素不足にはなりません。
そのため、メイクは皮膚呼吸が出来ないから肌に悪いとは考えにくいです。
メイクすると、「肌が呼吸できない感覚」を感じる方はいます。
その原因は、肌のつっぱりや、肌にメイク顔料がのっているという物理的な刺激によって、引き起こされていることが考えられます。
メイクが肌に悪い理由2
メイクすると、色素沈着する
目元がくすんでいる。メイクが色素沈着したからだ!
と、考えられがちですが、基本的にメイク用品は色素沈着しません。
なぜなら、色素の粒子は大きく、肌に吸収されないためです。
(ティントタイプのリップは除く。)
もし本当に色素沈着する場合、まぶたにピンクを乗せると、メイクを落としてもピンクのままになってしまいます。
目元がくすむ理由は、摩擦による刺激。
メイクをする物理的な刺激や、目元を触ることがくすみの原因になります。
メイクより、肌に悪いのは乾燥&刺激
販売されているメイク用品のほとんどは、肌への影響や安全性を考慮した上で開発・販売されています。
商品や販売会社が定めた使用方法に沿って使う分には、肌への大きな悪影響はありません。
(もちろん、肌に合う合わないはあります。)
メイクをすることよりも、メイクをする際の刺激や、乾燥、メイクを落とすことのほうが肌へ悪影響を与えると私は考えます。
この3つに気を付ければ、メイクと美肌は両立できます^^
肌に良い日をつくるには
ただ「メイクをしない日」を設けることは、肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
なぜなら、紫外線対策ができていないから。
家の中でも、紫外線は存在します。
そのため、一日家にいる日でも、日焼け止めだけは塗ることがおすすめです。
この3つの条件をクリアできれば、それは「肌に良い日」になること間違いなしです^^
ぜひ、今回の内容を参考に、明日も、「肌に良い日」をお過ごしくださいね♪
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