2022年08月09日
アースケアの稲谷生芽(いなたにいぶき)です。
暑くなってから、私の体に変わったことが起きました。
それは、やたら、靴下のゴムの部分(履き口)が痒いのです。
もともと痒くなりがちではありましたが、今年の夏は、夕方になると、毎日痒いのです。
しかも、靴下のゴムだけでなく、スラックスの側面の縫い目部分も、痒くて痒くて仕方ないのです。
「掻く」という行為がいかに肌にダメージを与えるか、よーくわかっているつもりです。
しかし、痒みは恐ろしいですね。見事なまでに、抗えません。
掻くとかゆみが少しの間、収まります。
「当然のようで不思議だな~」と調べたところ、掻くことで、皮膚が脳に伝達する信号が「かゆみ」→「痛み」に変化し、「痛み」は、「かゆみ」を伝える神経回路を阻害するためだと推察されているようです。
なぜ、私は毎日足が痒いのか、自分の様子を客観的に観察し、考えてみました。
その結果、この痒みの原因は、「むくみ」です。
そして、そこから改善策を色々実験した結果、以前より痒みがでることが、だいぶ減りました。
どうして、あんなに痒かった足が、痒くなくなったのか。
今日は、「むくみ」の対策について、お届けします。
むくみってどんな状態?
「むくみ」とは、どんな状態でしょうか。
人の血管にはごく小さな穴が開いていて、血液中の酸素や栄養素を含んだ水分が細胞や細胞が、内外を移動しています。
そして、細胞の代謝により発生した二酸化炭素や老廃物を含んだ水分を、血管に戻すという水分の受け渡しが行われています。
むくみとは、血管からしみ出す水分量が増え、回収されないまま細胞と細胞の間にたっぷりと溜まってしまった状態をさします。
私は、足がむくんだことによって、靴下のゴムが食い込み、もともと肌が敏感なこともあって、接触性皮膚炎のようになり、赤く痒みがでてしまったのだと考えています。
スラックスの縫い目が痒くなったのも、同じ理由です。
夕方に痒くなるのも、むくみが原因だと考えると、合点がいきます。
もし、同じお悩みの場合、原因は「むくみ」にあるかもしれません。
むくみを引き起こすもの
なぜ、むくむのかというと、理由は様々あります。
血流の滞り
一番代表的な原因が、血流の滞りです。
具体的には、以下のことです。
涼しい部屋で長時間デスクワークをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水分、塩分、アルコールのとりすぎ
水分、塩分、アルコールは、それぞれ血管中の水分を増やすため、血管の外に、水分が染み出しやすくなります。
その水分が、細胞と細胞のあいだに溜まってしまい、むくみの原因となります。
具体的には、
この季節、暑さゆえに冷たいビールが美味しかったり、味の濃いものが一段と美味しく、危険です…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまでで、最近の私を思い返してみました。
むくまないとおかしい生活をおくっていますね…(滝汗)
どれも単発的であれば問題なくても、習慣になっていたり、連日続くと、問題です。
どうでしょう、みなさまもドキッとする項目があったのではないでしょうか。
すぐできるところから改善しよう
原因が浮き彫りになったところで、今回は、私が実践している対策をお伝えします。
今すぐできることばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね^^
こっそり、かかとあげ
1つめは、「仕事中も、足首グルグル、かかとあげをする。」
そうすることで、血流の滞りを防ぎます。
ふくらはぎは、第2の心臓ともいわれ、血流を循環させるポンプの役割を担っています。
そのため、ふくらはぎが刺激されるように、座ったまま、かかとあげをします。
かるく、足踏みしてみるのもOK。
他にも、立ち上がって、かるくストレッチしてみたり、少しウロウロ歩いてみたり。
トイレに行くタイミングで少し動いたり、仕事の合間で動くと決めると、忘れにくいですよ。
お風呂につかる
2つめは、「お風呂につかる。」
ぬるめのお湯(38度前後)に、ゆったりつかることで、自律神経が整い、「冷えにくい体」をつくることができます。
最近は暑いため、さっとシャワーで済ませてしまいがちですよね…。
毎日つかるのは厳しい場合、週末だけでもゆっくりつかるようにしましょう。
じわっと汗をかくくらいつかると、体がかるくなり、気持ち良いです。
塩分控えめ、あたたかいスープ
3つめは、「塩分を控えて、生姜やネギ、ニンニクで血行を促進する。」
塩分を控えることで、むくみ対策ができます。
また体を温めることもできるので、冷え予防にもなり、一石二鳥です♪
最近、私が塩分控えめの料理でよく作るのが、野菜スープです。
たいそうなレシピはありませんが、こだわりがあるので、共有いたします。
あったかい&食欲がなくても口にいれやすいので、むくみ対策だけではなく、夏バテ防止にも重宝しています。
みなさまもおすすめの、塩分控えめメニューがあれば、ぜひ教えてください\(^o^)/
対策してみた結果
肌もそうなのですが、「悪化」には敏感に反応するのに、「改善」には気づかないものです。
今回のむくみ対策も継続して、あれ、今日は痒くなかったな。が続き、いつの間にか、痒い日が少なくなっています。
「痒み」はかなりストレスだったため、とても快適です。
今回ご紹介した対策のほかに、飲み物はなるべく常温を心がけたり、減酒、家でもスリッパをはいて足を冷やさないなども、行っています^^
もし、私と同じように、「最近靴下のゴムが痒い!!!」という方がいれば、ぜひ一緒にむくみ対策を行いましょう!
あと、余談ですが、ゴム口がゆるい靴下も試してみました。
Tabio「ゴム口ゆったりリブベタソックス」を3足1,100円で購入しました。
安いのに、かなり履き心地抜群で、締め付けないので痒くならなかったです^^
肌のことを、肌表面だけで解決しない
今回のことで、もし「痒み」だけにフォーカスすると、肌荒れかな、靴下があっていないのかなと思ってしまいますが、よく自分や生活を観察して考えてみると、肌表面上だけの問題でなく、「むくみ」が根本原因だと気づくことができました。
これは、普段の肌荒れでも同じようなことがあると思います。
何かトラブルが起きたときに、「この基礎化粧品が肌に合わない!」と考える前に、
「でもアレルギー成分は含まれていないし、塗ったところ全体に症状があるわけじゃない、ということは、他に原因があるのかな?」などと考えが広がります。
そうすると、実は睡眠不足だった、食事が偏っていた、など他の原因を見つけることができます。
肌も体の一部なので、スキンケアだけでなく、生活習慣から変えていくことで、どんどんキレイに近づくと思います^^
自分に合った心地よい方法で、一緒にキレイを作っていきましょうね。
夏季休業のお知らせ
2022年8月13日(土)〜8月18日(木)は、休業日とさせていただきます。
商品発送のスケジュールや定期変更について、詳しくは以下ページをご覧ください。
Twitter毎日更新中!
稲谷が毎日投稿しているTwitterはこちらから\(^o^)/
「きれい」に役立つ情報をツイートしています!
「まだフォローしていないよ」という方はぜひフォロー&リプライください♪
DMも受け付けております。
最新の記事
目元の乾燥小じわに終止符を!アクアテクトゲルを使った簡単乾燥小じわ対策
メールマガジンバックナンバー
2024/11/19
化粧水や乳液で逆に乾燥?見直したいアクアテクトゲルとの併用方法
メールマガジンバックナンバー
2024/11/12
そのささくれが手の乾燥の合図かも!ささくれの正しいケア方法と予防方法
メールマガジンバックナンバー
2024/11/05
無香料だからこそ叶えられること!アースケアの本質的な商品作り
メールマガジンバックナンバー
2024/10/29
アクアテクトゲルは、赤ちゃんや子供にも使える?
メールマガジンバックナンバー
2024/10/22
ステロイド外用薬を正しく使う3つのポイント!アクアテクトゲルとの併用方法も◎
メールマガジンバックナンバー
2024/10/15