2022年05月24日
アースケアの稲谷生芽(いなたにいぶき)です!
気温が上がってきて、半袖を着た時に気付く、腕の乾燥。
他の部位も確かめてみると…あれ、足も、お腹も乾燥している?
お風呂上りに保湿しているのに、カサカサしてしまうことありませんか?
その原因、”洗い方”にあるかもしれません。
そこで、今回は、ベテランスキンケアアドバイザー兼開発担当者である雲林院に「肌にやさしい体の洗い方」について、インタビューしてきました。
これから、汗をかく季節。ベタベタするからと洗いすぎてしまう人も多いのでは。
この記事を読むと、”洗いすぎ”で自ら、肌を乾燥させてしまうことを防げます^^
全身うるおい肌でいるためには、「どこを」「どのように洗えばいいのか」という基本的な知識から、「保湿系の入浴剤は意味があるのか」など、必見の内容になっています。
「体を洗うこと」を見直し、全身うるおった肌をつくりましょう。
まずは、基本的な体の洗い方をご紹介
”体の洗い方”は、学校などで習うわけでもなく、自己流の方が多いと思います。
そのため、インタビュー内容をお届けする前に、まずは、基本的な体の洗い方をご紹介します。
1.まず体をぬらして(流して)、汚れを落とします
●素手で洗う方
2.石けんを手にとり、やさしくなでるように洗う
(液体ボディソープは、しっかり泡立てて使用する。)
●ナイロンタオルをお使いの方
2.石けんなどをしっかりとタオルで泡立てて、力を入れずに、体を洗う
●綿やシルクなどの低刺激なタオルをお使いの方
2.石けんをそのまま体にすべらせ、首や鎖骨などは、手でやさしく洗う
他は、ボディータオルをぬらして軽くしぼり、タオルで石けんを拭き取るような感覚で洗う
3.洗い終えたら、すすぎ残しのないように、しっかりと流しましょう
基本的な体の洗い方を踏まえて、次のインタビュー内容を読んでいきましょう^^
「洗浄剤は必要?不要?」
【稲谷】
「なんか…インタビュー、ご無沙汰しております。よろしくお願いします。」
【雲林院】
「確かに。はい、よろしくお願いします。」
【稲谷】
「では、さっそく、最初の質問です。体って、毎日、洗浄剤(ボディソープなど)で洗うべきですか?シャワーで流すだけで、清潔だという説を耳にしました。」
【雲林院】
「体を洗う目的が「清潔」の場合、汚れの大半は「汗」なので、お湯で毎日洗い流す・湯舟に浸かるだけでも、清潔さは保たれます。
ただし、シャンプーやリンス類が体に付着したままになると、肌トラブルに繋がってしまいます。その場合は、洗浄剤を使用するのが良いでしょう。」
【稲谷】
「なるほど。汗は、お湯だけで落ちるので、過度にボディソープで洗う必要はないのですね。」
【雲林院】
「ちなみに、ニキビ予防やニオイ予防を求めるのであれば、石けんとボディタオルで、皮脂や、古い角質を落としておくと効果的です。」
【稲谷】
「目的によって、変えるのですね!」
「洗った方が良い部分はどこ?」
【稲谷】
「私自身、主に皮脂の多い部分を、洗浄剤で洗っています。
それ以外、意識して洗うべき箇所ってあるのでしょうか?」
【雲林院】
「皮脂もしかり、古い角質が溜まりやすい箇所(皮膚が分厚い部分)も、洗いたいところです。」
【稲谷】
「なるほど。角質が溜まりやすい箇所とは、具体的にどこでしょうか?」
【雲林院】
「足の裏や膝裏、ひじ、ひざなどです。皮脂分泌が多いのは、背中やお腹ですね。」
【稲谷】
「なるほど。これから薄着になるし、今日から、そこも意識してみます!」
「ナイロンタオルでゴシゴシ洗うべき?」
【稲谷】
「次は、洗い方についてです。昔、ボディケアについて聞かれた某女優さんが、『2~3日に1回は、ナイロンタオルで、体をゴシゴシ洗っています』と答えているのを聞きました。
その時は、なるほど~と思ったのですが、2~3日に1回は、ゴシゴシ洗ったほうが良いのでしょうか?」
【雲林院】
「ゴシゴシと力を入れて洗う必要性はありません。
先ほどお伝えした通り、汚れである「汗」はお湯で落ちるため、やさしくなでるように洗うだけで十分です。」
【稲谷】
「ほぉ、やはり、体も顔と同じ肌なので、ゴシゴシ洗うのは良くない。」
【雲林院】
「ひじやかかと、膝など、角質が溜まりやすい部位は、ゴシゴシ洗っても問題ないです。
でも、背中やお腹など、普通の皮膚部分は、ゴシゴシ洗うと、摩擦による刺激がよくないこともあります。
赤みが残ったり、乾燥したり、とか。
ゴシゴシこすって落ちるものは皮膚ですから、皮膚を無理やり落とすメリットはないです。」
「弱酸性の洗浄剤がいいの?」
【稲谷】
「肌は弱酸性であるため、肌と同じ弱酸性の洗浄剤が良いと言われます。
実際に、そうなのでしょうか?」
【雲林院】
「肌の機能が弱まっていて、皮膚科医師にその指定をされている方以外は、特に弱酸性にこだわって選択する必要はありません。
肌は、弱酸性に保つための機能が働いており、アルカリに傾いても、勝手に戻りますから。」
【稲谷】
「体の”恒常性”の一種ですね。肌にも働いているんだ!」
※恒常性・・・身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず、身体の状態(体温・血糖・免疫)を一定に保つこと。肌には、「中和能」という、肌本来のphを保つ能力があります。
「保湿系の入浴剤を使ったほうがいい?」
【稲谷】
「保湿系の入浴剤を使用することで、肌をうるおすことは可能ですか?」
【雲林院】
「何もしないよりは、うるおうかもしれません。
でも、お風呂上りにゲルで保湿するなら、大差ないと思います^^」
【稲谷】
「なんとなく、保湿系を選んでしまいますが(笑)入浴剤を入れたとしても、ほぼお湯なので、保湿効果はそんなに高くなさそう。やはり、入浴後、きっちり保湿することが、大切ですね。」
乾燥肌の方の、洗浄剤の選び方
【稲谷】
「乾燥肌の場合、洗浄剤は、どうやって選べば良いですか?」
【雲林院】
「洗浄力がマイルドなものを選択する必要があります。
洗浄力の高いもので洗うことで、体に必要な皮脂までも洗い流してしまい、肌のバリア機能が低下し、乾燥や肌トラブルに繋がってしまいます。」
【稲谷】
「洗浄力がマイルドとは、どうやってわかりますか?」
【雲林院】
「洗浄力の強い・弱いは、基準がないのと、個人差があるので、一概には言えません。
実際には、使ってみて、肌が乾燥しないかどうかで、判断するのが良いと思います。
1ヶ月ぐらい続けると、肌状態でわかると思いますよ。
個人的に、敏感肌の場合は、泡切れの良い石けんを使用することがおすすめです。
液体ボディソープや、泡ででてくるタイプのボディソープは、肌に洗浄成分が残りやすく、刺激になってしまう可能性があります。」
【稲谷】
「なるほど。敏感肌の私でも、アースケアの『やさしい石けん』は、突っ張ることなく使用できます。」
【雲林院】
「はい。アースケアの『やさしい石けん』は、保湿成分を20種類たっぷり配合して、洗浄力をマイルドにしています。通常、石けんに、こんなに保湿成分を配合することがないので、作る側としては、ちょっと大変だったりします^^」
【稲谷】
「普通はやらない”大変”をやってのけちゃう、さすがです。私の知り合いでも、『やさしい石けん』を気に入って、家族で使用してくれている子がいます!」
【雲林院】
「あら、嬉しいお声。家族みんなで使いやすいよね。」
【稲谷】
「はい。我が家は、手で、簡単に水と混ぜる感じで泡立てたり、直接肌にすべらせて使っています~^^今日は、たくさんお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。」
「自分に合う洗浄剤がない」乾燥肌の方へおすすめ!
『やさしい石けん』
■まとめ
今回のインタビュー記事を踏まえて、「肌にやさしい体の洗い方」は、以下のとおりです。
雲林院の話にもあったとおり、汚れのほとんどを占める「汗」は、シャワーや、お湯によって流れます。
朝・晩、2回シャワーを浴びるという方は、朝は、お湯だけで汗をながす、という工夫も良いと思います。
これからの季節、汗をかくからといって過度に洗うことは避けましょう^^
「洗うこと」を見直すのは、「うるおい肌」への大きな第一歩。
ぜひ、体のケアも大切に、全身うるおった肌をつくっていきましょう♪
おしらせ
今日は、とても暑い一日でしたね。
半袖を着用された方も、多かったのではないでしょうか^^
そんな半袖時期の必須アイテム、アースケアの『贅沢アームカバー』。
こちらの在庫が、残り120個となりました。。。
こちら、実は、今年で販売終了を予定しております。
そのため、在庫限り、残り120点のみの販売になります。
ご購入を検討させていた方は、はやめにお買い求めくださいね^^
すでに持ってらっしゃる方も、洗い替えに複数枚ご購入いただくのが、おすすめです。(私も、あと1枚くらい、手に入れねば!)
★販売は終了しました
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