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井上満喫ブログ

2021年06月01日

「井上が初出演・インスタライブの報告」125号掲載

こんにちは、井上です。
皆さんお元気ですか?

さて前回、「新しい試みに挑戦している」として、ツイッターやインスタグラムなどのSNSの運用や、ライブ配信をしていることをお伝えしました。
インスタグラムは週に1回、ユーチューブライブは毎日配信していますので、ぜひのぞいてみてください。
昨年末、そのインスタグラムのライブ配信に、私も出演しました。
事前に下田から、「年末なんだし、出演してくださいよ」なんて言われても、「いや~こんなおっさんが出ても喜んでもらえんやろ。」と二の足を踏んでいました。だって、おじさんですからw
でも実際に出てみると、ウキウキメイトさんに喜んでいただけたようで、ほっと安心しました。
質問に答える形式で話をさせてもらい、その後に、「実際に製造の話が聞けて、より商品に愛着がわきました!」「生の声が聞けて安心した」と感想を寄せていただきました。
質問をいただくということは、ウキウキメイトの皆さんも興味があることだと思いますので、今回はライブで話したことを取り上げてみます。(一部、省略・要約させていただきましたので、その点ご了承ください)

※インスタライブは、2020年12月に実施のものです

下田
じゃじゃーんアースケアの代表で、アクシリオ開発者の井上の登場です!(拍手)

井上
こんばんは~はじめまして。

下田
私はアースケアで十六年勤めていますが井上がお客様の前に姿を見せているのを、見るのは初めてです(笑)。
さっきご質問いただいたのは、「アクアテクトゲルの製造秘話を教えてください」
これいってみますか?

井上
製造秘話…実は化粧品会社の製造をしている会社に就職したのがきっかけで。

化粧品の製造専門の会社に、最初は営業職で入りましたが、知識がまったくなくて。
二十四歳のときでした。
そこで会社の会長にお願いして、研究や製造の勉強ができるよう、半年ほど工場に配属してもらったんです。その中で、研究にもたずさわらせてもらいました。
私自身も肌に悩みがあったので、研究員の方に教えてもらいながら、自分の肌が良くなるものを作れないか研究を重ねました。
その会社で、「ゲルクリーム」に出会いました。今は、「オールインワンジェル」と言われています。

当時、「保湿効果を高める化粧品を作るにはどうすればいいのか」というコンセプトを元につくられたのがゲルクリームでした。
水と油と保湿成分を肌に補給することが保湿。通常、化粧水は水分、乳液などが保湿成分や油分を補給します。でも、「そもそも分けている意味があるのか?」これがゲルクリームの根幹にあります。
「肌の上で混ぜるよりも、すでに混ぜたものを一度に塗ったほうが、均一に塗れていいのではないか」という視点で開発されました。
研究所に入った私に教えてくれたのが、ゲルクリームの第一人者の方です。実際に作ったものを使い、乾燥肌や敏感肌に効果を感じたんです。働いている中で、ゲルクリームの良さを知りました。
ただ、ゲルクリームは、ほかの工場でも作られ始めていたので、私が働いていた工場以外に視野を広げたくなりました。実は化粧品の工場は得意なものが決まっていることが多いんです。一つの会社で働いていると、その工場からの情報しか入ってこない。
だからもっと幅広い情報をいっぱい集めて、自分の理想とする化粧品を作りたいなと思って独立。複数の工場で情報を集めて作ったのが、「アクアテクトゲル」です。
始めは自分の肌を改善するためにつくって、社員にも試してもらって、初期のお客様にも試してもらって、ブラッシュアップしながら今日まで続いているブランドです。

下田
(ライブを見ている方の中に)もしかしてすごく前から使ってくださっている方もいるかも。

「いろいろ試して研究してもらって、アクアテクトゲルを作ってくれてありがとうございます」とコメントいただきました。
作り始めたときは、世の中に「ゲル」というものがそんなになかったんですよね?

井上
そう。裏側を言うと、ゲルクリームが作られたときは、美容業界から存在を疎んじられていました。ゲルクリームは保湿がひとつでできるんで、スキンケアがひとつでいいんですよね。既存の化粧品メーカーは、これをあまり言われたくない。化粧水など4~5アイテムをシリーズにして売られていることが多く、ゲルクリームは普及しなかったんです。いいものとわかっていても、どこも取り扱ってくれなかったんです。
だから最初にゲルクリームに火が付いたのは、呉服屋さんで。着物が売れなくなってきており、新たな商材をさがしていた業界で、プチブレイクしました。
次に、美容室。美容室も当時、全国で増えすぎていて、差別化が難しくて、一店舗あたりの売り上げが落ちてきていたから、売り上げを上げるための商材を探しているときで。厳密にいうと、美容室に商品を卸すディーラー(問屋)が取り扱ってくれて、プチブレイクしたんです。
すごく売れたんで、そのあとやっと化粧品メーカーが作り出して。「化粧水・乳液があるからそんな…」って言ってた大手メーカーも作り出したことで、今のようにオールインワンジェルというカテゴリができるほど増えたというのが現状ですね。

昔はオールインワンジェルではなく、ゲルクリームと呼ばれていました。今ではすごくポピュラーになりましたが、その分、弊害が。
もともとゲルクリームは、保湿に特化して作られたのに、なぜか「これ一本でいい」という特徴だけがメインに推されるようになったんです。一番の特徴は「保湿効果」だったんですが。
今は、「一つでOKですよ。でも、保湿効果が弱いですよ」という商品になってしまっています。本当はまったく逆。私たちが思っている「ゲルクリーム」と、「世の中のオールインワンジェル」はちょっとズレている。一つで済むことは、本来の商品の趣旨とは違っているんですよね。

下田
広告とか見ても、「オールインワンだからカンタン・節約」というウリをよく見ます。「保湿ができる」って見たことがないですね。

井上
売り方でイメージが変わってしまったんですよね。本来とは違って、世の中の人のイメージは変わってしまったなあと思います。

下田
いただいたコメント紹介します。
「ここ一年ぐらいから、義母も使い始めてます」
ありがとうございます。お肌キレイだから周りも使い始めるんでしょうね。

次はご質問いただいています。さっきのオールインワンジェルの話は、「リンスインシャンプーみたいなイメージでしょうか?」

井上
シャンプーは汚れを落とすことが目的。リンスやトリートメントは、髪の保護が目的。
別の用途のものがひとつになっているから便利。
これが今の「オールインワンジェル」の考え方と同じですね。
本当は、汚れを落とすものは、落とすもの。保護をするものは保護をするもの、に特化したほうが効果は高くなります。

下田
複数の化粧品を使ったほうが保湿ができる。でも一つにしたほうが簡単だよね、どっちとる?というのが今のオールインワンジェルのイメージですね。

いただいたコメント紹介します。
「アクアテクトゲルすっごい保湿をしてくれますもんね」
「摩擦も少なくなるしありがたいです。オールインワンって、固定概念がありますよね。楽さ重視みたいな」
「ずっと使っています。息子たちと使っています」
ありがとうございます!

井上
うちも娘と息子が生まれた頃から使っています。お子さんで肌が荒れていたり、乾燥しているならぜひ保湿を。子供の頃からスキンケアをしたほうがいいというエビデンスがあるんです。
上の子は今、十六歳で、自分が十六歳だった頃と比べると、とても肌が丈夫です。ケア次第で変わるって自分の子供に使ってみてわかった。だから、お子さんが肌荒れや乾燥で困っていたら、ぜひ使ってみてください。

下田
いただいたコメント紹介します。
「ゲルの方が保湿効果が高いのは知らなかった」
お~~~そうなんですね!

井上
あ~でもゲルと言っても、そうなんですよ。他社のゲルを実験で使うんですが、けっこう保湿しないゲルもありますね。

下田
全然違いますよね。形状も質感も違うし保湿力も何か違いますよね。

井上
そういうのは、同じシリーズの中に、化粧水や美容液があるんですよ。実際の「オールインワン」じゃないんですよ。「これ一つで」という商品ではなく、化粧水や美容液があるんで、ジェルで乾燥してもいい。そういうもんなんだろうなあ、と。

下田
あーラインのうちの一つ。ただ、ジェル状の商品というだけなんですね。なるほど。

質問いただいています。
「シャンプーとコンディショナーは別の方がいいってことでしょうか?」

井上
髪質によりますね。
たとえば、髪の毛が多くて太くて、頭皮の皮脂分泌が多いと、別にしたほうがいい。シャンプーできっちりと落としてから、トリートメントやリンスを使った方がいいと思います。
髪の毛の量が少なく細い、皮脂分泌も少ないと、一緒でもいいでしょう。

下田
参考にしてくださいね。

いただいたコメント紹介します。
「ひたすら保湿だけを求めている私にはぴったりです」
良かったです!

これは質問です。
「アースケア以外の他社商品では、最近、保湿保湿と宣伝されていますが、他社の保湿とは、何を使っているのでしょうか?」

井上
今の化粧品業界でいうと、使い心地を意識している方向に進んできていますね。実際の効果よりも、「使ったあとになんとなくしっとりしているように思える使用感」を目指している。
そういう感触を追い求めているところが多い。即効性を感じてもらうことが、その背景にあると思いますね。

実際の保湿効果は、目に見えるものでも、すぐにわかるものでもない。
化粧品を売る目的で考えると、「なんかしっとりした」と思ってもらった方が売れる
んですよね。
極論を言うと、たとえ肌が乾燥していたとしても、「保湿できている」と感じてもらうほうが売れるので、使用感やテクスチャーを重視した商品がここ数年はものすごく増えているように感じます。

たとえば、塗ったら、極端にベタつくものもあるんです。使っている人は、保湿効果でベタベタになっていると思っている。
でも化粧品の作り方で、ベタベタにするのはカンタンなんです。ベタベタにして、「保湿効果ですよー」っていうところも正直あります。

ボディソープでもそうですよね、使った後にヌルヌルするのってあるんです。メーカーによっては、これを「肌がうるおっている」というところもあるんですが、実際にうるおっているわけではなく。
たとえば活性剤を肌に残すとヌルヌルするんですよね。これを保湿効果と言っているところもありますし。だから、何をもって「保湿効果」というのか、けっこう難しい。
長い期間使ってみて、初めてわかるものですね。実は、使用感の良い悪いが、化粧品の
効果に関係がないんですよね。
おいしいものが体にいいわけではない。肌も同じで、肌に塗って気持ちがいいものがいい化粧品というわけではない。

下田
使用感でいくと、「塗ったらピーンとハリ」みたいな商品もあるじゃないですか。塗った
らシワなくなったとか、たるみがマシになったという気がするのも、作れる?

井上
作れると思う。今はなんとでも、やろうと思えばできるから。
(その後、これが得意な製造工場と出会いました。作れます。)

下田
それぐらいわかりやすいほうが使おうと思いますよね。

いただいたコメント紹介します。
「浮気性の私がアクアテクトゲルに出会ってから一度も変えていません」
ありがとうございます!

「早い段階でケアするの大事ですね」
お子さんのケアですね。

「こまめにというのは何を基準にしたらいいでしょうか?乾燥肌の息子に使っていて、ベタっとした感じが無くなったら、次をもう塗っていいでしょうか?」

井上
乾燥を感じれたら、一番いいんやけどね。

下田
本人が?
(息子さんは生後)9ヶ月(笑)

井上
そうか、9ヶ月か(笑)
それはわかんないですね(笑)

下田
ベタっとしたのが無くなるのは浸透した感じだと思う。浸透したら、しばらくは保湿効果が続きますよね。
だから時間をおいて、しばらくしたら、水分が蒸発してカサカサに近づいていくから、そのタイミングで塗るとか?

井上
私は時間で決めていましたね。4時間おきとか5時間おきとか決めて塗る。
子供はかゆかったり乾燥したら、泣いたりかいたりするから、そういう行動をするってことは保湿する間隔がまだ長いということ。ずっと保湿された状態にしておくと、かいたりする行動がなくなってくる。
3時間おきにそうなったら、3時間おきに塗る、というように時間で決めていましたね。その時間を見つけてあげられるといいですね。

下田
かゆくなる前、早めのタイミングで塗ってあげるってことですね。
試してみてください。

コメントいただいています。
「アクアテクトゲルを使用していて、手もあかぎれが少し改善されてきたような気が
します」
良かったです!

「こんばんは、本当に手荒れに悩んでいたので、こちらを使いはじめてすごくよくなりました」
良かった~手荒れは本当につらいですからね。

「子供のおまたあたりにも塗っていますがベタベタがなくなってからオムツを付けたほうがいいでしょうか?」

井上
ベッタベタだと赤ちゃんも気持ちが悪いと思うので、ちょっとサラサラになってからオムツを付けてあげたほうがいいですね。

下田
コメントご紹介します。
「しっとり思える感触。しっとり=保湿ではないってことですね」
そうですね、ありがとうございます。

「頭皮の乾燥とかゆみのある人へ、おすすめの方法教えてください」
頭皮のお悩みもよく聞きますね。

井上
かゆみの原因が何かによりますね。顔が乾燥している人は、肌はどこも同じなので、頭皮も乾燥している人が多い。私も頭皮が乾燥していて、フケがでている時期がありました。私の場合は、洗浄力が高くないシャンプーに変えました。

コマーシャルでよくあるのが、「頭皮をキレイにしないといけないですよ」って、毛穴の周りを何もないツルツル状態にすることを推奨するような映像。
あの状態はあまり良くないです。頭皮の皮脂も意味があって出ているから。
肌と頭皮の違いは、髪の毛が生えているかどうか。頭皮にある毛穴から毛が生えていて、動くときに毛穴のフチに当たるんですよね。ここにちゃんと皮脂があると、刺激を緩和してくれます。

だからこれを完全に取ってしまうと、摩擦が起こる。だから、頭皮から皮脂を全部取り去るのは、あまり良くないんです
頭皮にフケ・かゆみがある人は、もしかして取り過ぎることが悪影響を及ぼして、摩擦が起きてしまい炎症しているのかも。
洗浄力の弱いシャンプーにするか、シャンプーの使用量を減らす、洗う頻度を減らしてみる、というのを一度試してもらうといいと思います。
私の場合は、自分でいろいろとテストをして、(洗浄成分が)アミノ酸系シャンプーにしたことでマシになり、今はフケもでなくなりました。

下田
それが「やさしいシャンプー」ですね。

井上
アミノ酸系シャンプーといってもピンキリなんです。アミノ酸系洗浄剤をちょっとでも入れていると「肌にやさしいアミノ酸系洗浄成分配合シャンプー」と言える。うそじゃないんで。こういう商品めちゃめちゃ多いんです。実際使うと、普通のシャンプーと変わらないというのはある。
だからできるだけ、アミノ酸系の洗浄剤が多いものがいいと思います。名ばかりのシャンプーは使っても意味がないので、気を付けてください。

下田
もしお悩みでしたら、アースケアの「やさしいシャンプーとやさしいコンディショナー」をお試しいただければと思います。

たくさんのコメントをいただき、ありがとうございます!次をご紹介します。
「浴室にアクアテクトゲルを持ち込んですぐに塗ったほうがいいでしょうか?」
すごく乾燥している人は、湯舟から出てすぐに保湿されていますね。

井上
浴室は湿度が高いので、とてもうるおっている状態。浴室内で体を拭いてから、ここでゲルを塗るのは、極度の乾燥肌にすごくいいと思います。

下田
ぜひ顔も体もそうしてくださいね。

ここまでで全体の半分ぐらいです。
ご要望があれば、この続きを次回にご紹介しますね。

※この内容は、手作り新聞125号(2021年春号)に掲載したものです

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