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井上満喫ブログ

2019年06月01日

ゲルクリームを20年以上使ってわかったこと

こんにちは、井上です。
お元気ですか~?
さて、ウキウキメイトの皆さんにお使いいただいている『アクシリオ アクアテクトゲル』は、2001年に完成した化粧品です。
“オールインワンゲル”や“オールインワンジェル”とも呼ばれる種類のものです。
「アクアテクトゲルは、ほかのオールインワンジェルと何が違うのですか?」
そんなご質問をお聞きするようになりましたので、いくつものブランドでオールインワンジェルを開発してきた経験と、自分自身も20年以上使い続けてきた実体験と共に、アクアテクトゲルの話をしたいと思います。

ゲルクリームが生まれた原点

私が初めて“ゲルクリーム(オールインワンジェル)”に出会ったのは、1997年、化粧品の製造工場を持つ企業に入社したときです。
そのころは、一般的に、『オールインワンジェル』ではなく『ゲルクリーム』と呼ばれていました。
この頃のゲルクリームは数社が製造している程度で、化粧品売り場ではなく、美容室やカタログ通販業界、呉服屋業界などの主に異業種で細々と売られているものでした。
当時の常識からすると、「基礎化粧がたったひとつのアイテムでできる」というゲルクリームの使い方は、画期的で、かなり異端なものでした。
そのため最初は、化粧品に詳しくないからこそ、柔軟な考えを持った異業種(美容室や呉服屋さんなど)に浸透していったのです。
また、「基礎化粧品がひとつでいい」というゲルクリームの使い方は簡単で、難しい使用方法の説明も必要ありません。
だから、特に化粧品の知識がなくても取り扱うことができたのも、異業種で受け入れられやすかった理由ですね。

化粧品業界からは、ゲルクリームはとても冷ややかな目で見られていました。
特に大手メーカーからすると、「化粧水や乳液、美容液などのアイテムが不必要」とされるゲルクリームは、非常に厄介な存在だったと思います。
もしゲルクリームが世の中に広まったら、自社の化粧品のうち、使ってもらえるアイテムが激減して、売り上げが落ちてしまいますから。
一般の人の間でも、「スキンケアには、化粧水、乳液、保湿クリーム、美容液など複数の基礎化粧品を使うのが当たり前」という考えが浸透していたので、ゲルクリームの美肌効果には懐疑的でした。
ですから、「本当にひとつでいいんですか?本当ですか??」と、よく聞かれたものです。

その後、異業種である程度売れ出したのを見て、新しく起業した化粧品メーカーや異業種から参入してきた企業によって、テレビCMや雑誌広告に掲載され、“ゲルクリーム”は、“オールインワンジェル”として一気に認知されはじめました。
『Googleトレンド』というGoogle社が提供するサイト( Googleが蓄積している膨大な検索データをもとに、特定キーワードの検索回数の推移を、グラフで確認できるもの)によると、2010年頃から、『オールインワンジェル』という名前が検索され始めて、2016年に一気に広まりました。
では、オールインワンジェルとは、そもそも何のことなのでしょうか?
詳しく見てみましょう。

オールインワンジェルとは?

『オールインワン』という言葉は、化粧品の専門用語ではありません。
『オールインワン』とは、「複数の機能をひとつにしたもの」という意味で、女性の服やパソコンなどにも使われる言葉です。
そして、『ジェル』とは、形状のことをいいます。
プルプルしたゼリーのような形状を指します。
ちなみに、ゲルも同じ意味です。
“ジェル”は英語、“ゲル”はドイツ語という違いです。
つづりは、どちらも『GEL』と書きます。
だから、“オールインワンゲル”も“オールインワンジェル”も、どちらも「複数の機能がひとつになったゼリー状の化粧品」という意味です。
ここでいう複数の機能とは、一般的な基礎化粧で使われる化粧水・乳液・保湿クリーム・美容液・メイク下地が持つ保湿効果のことです。
つまり、『オールインワンジェル』とは、それまでいくつかの基礎化粧品で達成していた保湿効果をひとつで可能にしたゼリー状の化粧品だということです。
※ここでいうメイク下地とは、ファンデーションを肌に吸着させる効果のことです。

オールインワンジェルの使い方は?

オールインワンジェルは、化粧水・乳液・保湿クリーム・美容液・メイク下地の保湿効果がひとつになっています。
だから、使い方は簡単です。
ひとつだけなので、化粧品を使う順番を気にしたり、化粧品ごとに違う使い方をする必要はありません。
ただ塗るだけです。
これで終わりです。
手に取って塗るだけ。
小さなお子さんの全身の保湿にも使いやすいです。
これがオールインワンジェルの正しい使い方です。
オールインワンジェルの使い方は簡単なので、誰もが正しく使えるというのが大きなメリットになっています。

●オールインワンジェルの効果は?

効果は、『保湿』です。
詳しく説明しますね。
肌の中に適切な水分が保持された状態のことを、『保湿』と言います。
肌に水分を与えることを保湿だと誤解されている方が多くいます。残念ながら、これは保湿ではありません。
なぜなら、水分は気温や体温によって蒸発してしまい、『湿った状態を保てない』からです。
一時的に湿った状態は、保湿とは言えません。
それは、ただ肌が濡れているだけです。
短時間で水分を蒸発させることなく、一定の間、肌の中にとどめてこそ、保湿と言えます。保湿とは、漢字のまま解釈するなら『湿った状態を保つ』という意味です。

その肌がうるおった状態を人為的に作り出すのが、オールインワンジェルなど化粧品の働きです。
ただし、当然ですが、どんなオールインワンジェルを使うかによって、保湿される度合いは異なります。
また、使う人の肌質や肌状態によっても、その効果は変わります。
だから、アクアテクトゲルは、超敏感肌で超乾燥肌の私の肌で、しっかりと保湿されることを基準としてつくりました。
だから、乾燥の改善に効果的なので、乾燥による大人ニキビや敏感肌の改善にも効果が期待できるわけです。

でも、不思議と使用感の感想は様々です。
「アクアテクトゲルひとつで本当に肌がプルプルになった!」という人もいれば、「アクアテクトゲルだけでは物足りない」という人もいます。
この違いは何でしょうか?
そこでここからは、オールインワンジェルの開発をしてきた20年間の経験をもとに、アクアテクトゲルの間違った使い方を説明します。

●間違った使い方①「使用量が少ない」

使用感で使用量を決めてしまう
化粧品を使った際の使用感は人それぞれで、それまでに使ってきた化粧品やスキンケアによって大きく変わります。
例えば、アクアテクトゲルを使うと、「ベタベタする」と感じる場合があります。
何を隠そう私もその一人でした。
私の場合は、男性だったこともあり、スキンケアそのものをしたことがなかったので、顔に何かを塗ること自体に違和感があり、べたつくように感じていました。(おかげで長年、乾燥肌と敏感肌に苦しんでいました。)
私のようにスキンケアをしてこなかった人や、さっぱりタイプの化粧品を使っていた場合は、アクアテクトゲルを使うとベタベタして不快に感じるようです。
だから、べたつきを避けるため、使用量を少なくする傾向にあります。

少量を、伸ばして使ってしまう
ゲルクリーム自体の使用にも慣れていない人は、美容液やクリームのように、ほんの少しの量を伸ばして使うやり方をする傾向があります。
「化粧水はたっぷり」だけど、「クリームは少し」という感覚があるようです。
だから、ほんの少しのアクアテクトゲルを伸ばして伸ばして使ってしまうことがあります。

こうした使い方は間違いです。

アクアテクトゲルの特長は、適切な水分や油分を補給できることです。
だから、保湿効果に優れているわけです。
乾燥肌や敏感肌には、水分と油分が不足しています。
だから、水分と油分を一度に補給できるアクアテクトゲルは使い方も簡単で最適というわけです。
でも、いくら使い方が簡単でも、使用量が少なければ使う意味がありません。

私は、初めてアクアテクトゲルを使用される方には、「まずは、使用目安量に従い、たっぷり使ってください」とアドバイスします。
でも、たっぷりと言われても困りますよね。
肌状態は、それこそ個人差があります。
だから、私は必要な量が簡単に分かる『ゲル計量器』を作りました。
初めて使用される方には、使用目安量を記載した説明書と共にプレゼントしています。
これのおかげで、すべての人に、適切な量を使っていただけるようになりました。

具体的には、最初は使用目安量を使ってもらい、うるおいをしっかり感じるかどうかを試してもらいます。
適度なうるおいを感じた場合は、そのままの使用量で続けてもらいます。
べたつきがひどい場合は、少し使用量を減らしてもらい、浸透したらまた少量塗る、という方法を行っていただきます。
時間が経つと乾燥する場合は、そこでさらに塗ってもらいます
こうした肌の乾燥状態に適した保湿のための“重ね塗り”ができるのが、アクアテクトゲルの最大の特長です。

最初は「使用量が多い」と感じても、1週間程度使うと、それほど気にならなくなります。
1ヶ月も使うとそれが当たり前になります。
人の感覚なんてその程度です。
すぐに慣れます。
そして、たっぷりと使うことで肌状態が変われば、その使用量を使わなくてもよくなります。
私自身、オールインワンジェルを使い始めた20年前と比べると、現在は、当初の使用量の4分の1程度に減りました。
乾燥肌と敏感肌が改善したことで、肌に必要な量が減ったのです。
私だけではなく、乾燥肌や敏感肌に悩む人の大半が、肌に必要な量は減る傾向にあります。
もし、あなたがアクアテクトゲルを使っても効果が感じられない場合には、使用量を見直してみましょう。
最初はびっくりするほどたっぷりと使ってみてください。

●間違った使い方②「他の基礎化粧品と併用する」

アクアテクトゲルは、化粧水・乳液・保湿クリーム・美容液・メイク下地の保湿効果がひとつになっています。
だから、他の基礎化粧品を使う必要はありません
でも、過去の経験からか、他の基礎化粧品と併用したくなる人がいます。
これは、「なんとなく不安を感じる」という人に多いです。
過去のスキンケアで、クリームやオイルなど油溶性成分がたっぷり含まれている基礎化粧品を使っていた人は、今まで使っていたものを使わないことに不安を持つようです。
何種類もの基礎化粧品を使っていた人は、数が少ないことに不安を持つし、また、新しい化粧品を使うこと自体の不安に悩む人もいます。
だから、さらなる効果を望みながらも、これまで通りのものも使いたがる傾向にあります。

スキンケアを行う際に、アクアテクトゲルと他の基礎化粧品を併用することに問題はありません。
ただ、併用する基礎化粧品によって、または化粧品を使う順番によっては、保湿効果が落ちる場合があります。
1つで完成されていたはずの水分と油分のバランスが崩れるからです。
だから、正しい順番で使う必要がありますので、もし併用している人がいれば、アドバイザーまでご相談ください。

私個人的には、併用はおすすめしません。
そもそもオールインワンジェルの使い方である「たったひとつでいい」という利便性がメリットです。
そして、前述したように、アクアテクトゲルの最大の特長である、乾燥したら重ねて塗ることができるという特性が使えなくなります。
複数の化粧品を使うことは、アクアテクトゲルのメリットを自ら無くすことになり、非常にもったいないです。

もし不安があって他の化粧品も併用したくなったら、アクアテクトゲルを重ねて塗ることをおすすめします。
皮膚が薄くて乾燥しやすい目元や口元などには、特に重ね塗りは効果的です。
化粧水・美容液・乳液などを塗るように、アクアテクトゲルを何度も塗ることで保湿効果を得られて、不安も解消されて一石二鳥です。

●間違った使い方③「エッセンシャルオイルを混ぜる」

エッセンシャルオイル(精油)が大好きな人や、化粧品に香りをつけたがる人が結構おられます。
このような方は、自分で化粧品にオイルを混ぜて使う場合があります。
しかしオイルにはグレードがあります。
アロマやヘアマッサージに使うオイルは、『雑貨グレード』といい、「体に使うのはいいのですが、顔への使用は避けましょう」というレベルのものです。
不純物が多く、肌への刺激になる可能性があります。
だから、アクアテクトゲルに混ぜるのは止めてください。

また、化粧品グレードのオイルだったとしても、先ほども言いましたが、アクアテクトゲルに混ぜると、水分と油分のバランスが崩れてしまい、保湿効果が弱まる可能性があります。オイルを混ぜる使い方はやめましょう。

●間違った使い方番外編「オールインワンじゃないオールインワンジェルを使っている」

アクアテクトゲル以外の話もしておきますね。
最初に説明した通り、『オールインワン』とは、複数の機能をひとつにするという意味です。
それまでいくつかの基礎化粧品で達成していた保湿効果をひとつで可能にしたゼリー状の化粧品です。
だから、アクアテクトゲルは、化粧水・乳液・保湿クリーム・美容液・メイク下地がひとつになっています。
ただ、オールインワンジェルには、決まった規定や定義はないのです。
だから、見た目がジェルだからと言って、オールインワンジェルとは限りません。
また、オールインワンジェルと名前がついていても『オールインワン』とは限りません。

なんだかややこしいですね。
つまり、『オールインワンジェル』という名前が一般的になるにつれて、流行っているからという理由だけで、様々なジェル商品が世の中に出てきたのです。
オールインワン機能を持たない商品も、その中にはあります。
ひどいものは、ジェル状じゃないのに、オールインワンジェルをいう商品名を付けているものもあるぐらいです。
とにかく界面活性剤を多く使い、見た目をゼリー状にしているだけのものもあります
このような“オールインワンジェル”を使っても、高い保湿効果は望めません。
いくらオールインワンジェルの正しい使い方を毎日続けても意味はありません。

ちなみに、1997年頃に私が出会ったゲルクリームは、水分と油分を一度に補給する機能を目指して開発された化粧品が「結果的にジェル状だった」というものです。
私自身が開発してきたゲルクリームも同じです。
水分と油分をもっとも効率よく、バランスよく、乾燥した肌に補給する化粧品を開発していたら、たまたまジェル状になったにすぎません。
アクアテクトゲルも同様です。
最初から、ジェル状の化粧品をつくろうと思ったわけではありません。
流行だからジェル状の化粧品をつくっているメーカーとは、そもそもの考え方が違います。
だから、もし、水分と油分を最適に補給できる形状がクリーム状なら、現在、私はクリーム状の化粧品を扱っていたと思います。

オールインワンじゃないオールインワンジェルの見分け方

実際に使ってみるのが早いのですが、時間とお金がもったいないので、簡単に見分ける方法を教えます。
それは、そのオールインワンジェルのシリーズに含まれる化粧品アイテムを見ればわかります。
例えば、Aシリーズという基礎化粧品のブランドがあるとします。
そこには、オールインワンジェルが含まれています。
その場合、Aシリーズの他の基礎化粧品を見てください。
その中に、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、メイク下地などがあれば、アウトです。

Aシリーズのオールインワンジェルにオールインワン機能はないです。
もし、オールインワン機能があれば、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、メイク下地は、どれも必要ありません。
だから、Aシリーズに化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、メイク下地があれば、そのオールインワンジェルにオールインワン機能はないと考えるのが妥当でしょう。

また、オールインワンジェルを販売している化粧品メーカーが他のシリーズを展開していたら、それも見てください。
あるシリーズではオールインワンジェルを販売しているのに、違うシリーズでは化粧水・乳液・美容液・保湿クリーム・メイク下地を使った一般的なスキンケアシリーズを販売している。
これはおかしな話です。
本来なら、化粧水・乳液・美容液・保湿クリーム・メイク下地などを使ったスキンケアとオールインワンジェルは相反するものです。
共存することはありえません。
このような場合は、大半が『オールインワンではないオールインワンジェル』です。
だから、このようなオールインワンジェルは避けましょう。

“オールインワンゲル”という名称が一般化して、アクアテクトゲルもそのひとつと分類されることもあります。しかし、
・効率的に保湿ができる
・保湿に特化した成分構成にできる
という本来の意味で、オールインワンを実現している珍しいゲル。それがアクアテクトゲルです。

●使い方に関するその他のQ&A

そのほか、今までアクアテクトゲルに関していただいた質問がこちらです。
参考までにご紹介します。

Q:お風呂上りに顔や体が乾燥するのですが、アクアテクトゲルだけでいいのでしょうか?
A:はい、問題ありません。お風呂上りは体温が高くなっており、過乾燥が引き起こされます。体の水分を丁寧にふき取った後、できるだけ早くアクアテクトゲルで保湿してください。

Q:導入液(ブースター)を使ったあとにアクアテクトゲルを使ったほうが、美肌効果はアップしますか?
A:何か特別な成分を肌に浸透させるのがアクアテクトゲルの目的ではないので、美肌効果は変わりません。
そもそも導入液を使ったからといって、肌への浸透力は変わらないと私は考えています。
もし導入液だけで浸透効果が変わるのなら、それは乾燥肌や敏感肌が使ってはいけない化粧品だと言えます。

参考

ブースター化粧品って、どんな効果があるの?

Q:エステで肌分析をしてもらい「水分不足」と言われたのですが、アクアテクトゲルの使用だけで大丈夫でしょうか?
A:そもそも肌分析は、お客さんの不安を煽ることに使われます。それに、測定する機械によって評価は変わりますし、決められた基準もありません。そして、一日のうちのいつ測ったかによっても、変わります。だからあまり気にすることはないでしょう。
もし、どうしても気になるなら、測定した美容部員にも肌分析をしてもらってください。たぶん、あなたとよく似た結果が出るはずです。(できれば休憩前の状態でやってもらうといいですね。美容部員は練習のためか、休憩後には何度も化粧品を塗り直すので、朝に一度保湿したきりのあなたよりも良い結果が出やすいのです。)
適切なのは、過去の自分の肌状態との比較です。
スキンケアアドバイザーの記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

肌診断でどんな結果がでてもガッカリする必要はありません。その理由は?

Q:アクアテクトゲルを使うタイミングはいつがいいのでしょうか?
A:洗顔後に使ってください。あとは、乾燥を感じるたびに塗っておくと、うるおいが持続しやすいので効果的です。

Q:私は男で乾燥肌に悩んでいます。アクアテクトゲルを使おうと思っているのですが、メンズ用のオールインワンジェルの方がいいのでしょうか?
A:男性は皮脂の分泌が多いからという理由で、メンズ化粧品がありますが、あまり意味はありません。男性でも皮脂の分泌が少ない人もいますし、女性でも皮脂が多い人もいます。また、皮脂が多くても、洗顔で落とした状態でオールインワンジェルを使うので、皮脂が多かろうが少なかろうが同じです。当社のゲルクリームもお客さんの約2割は男性です。多くは、奥さんや恋人、母親からすすめられて使うようになったようです。男性だからと言って、わざわざメンズ化粧品を使う必要はありません。
特に、メンズ化粧品には、メントールやアルコールが入っているものが多いので、乾燥肌や敏感肌の方にはおすすめしません。私自身、今までメンズ化粧品を試しましたが、もれなく肌に刺激を感じました。
化粧品を使い慣れていない男性用の化粧品では、「べたつかない」や「さっぱり」などの使用感を第一に考えすぎるきらいがあります。
スキンケアに慣れていないからこそ、アクアテクトゲルの使用感にもすぐ慣れていただけるはずなので、乾燥肌に悩むならぜひアクアテクトゲルを試してみてください。

Q:同じ使うなら、美白効果のあるオールインワンジェルを使いたいのですが、どうですか?
A:保湿効果と美白効果との間に相関関係がないので、おすすめしません。基礎化粧品の目的は保湿です。通常は、保湿効果をいくつかの化粧品で達成するのですが、オールインワンジェルはひとつでできます。これが可能なのは、保湿効果のキモである水分補給と油分補給に相関関係があるからです。
でも、美白効果は、美白成分によってメラニンの生成を抑制することが目的です。だから、保湿効果とは分けて考えたほうがいいのです。
また、オールインワンジェルに美白効果を持たせることによって、保湿効果は弱まる可能性があります。多少の語弊はありますが、簡単に言うと、美白成分を配合した分、保湿成分の配合量が減るからです。
美白効果があっても、保湿効果が弱まってしまっては、本末転倒です。だから、美白効果のあるオールインワンジェルを乾燥肌対策として使うことはおすすめしません。
そもそも私は、美白効果は肌にとって刺激の元になると考えています。ウキウキメイトの皆さんには、使用には気を付けていただきたいです。

●アクアテクトゲルの正しい使い方!20年以上使ってわかったこと

・アクアテクトゲルは、最初はたっぷり使い、まずは肌状態を改善しましょう
・アクアテクトゲルと他の基礎化粧品との併用は避けましょう
・日中でも、乾燥をしたらアクアテクトゲルを塗りましょう
・アクアテクトゲルとオイルを混ぜるのはやめましょう
・オールインワンじゃないオールインワンジェルを見分けましょう
・オールインワン機能のあるオールインワンジェルを使いましょう

いかがでしたか。
今回はオールインワンジェル全体の話とともに、アクアテクトゲルの適切な使い方をご紹介しました。
ほかの疑問がある方や、自分に適した使用方法がわからないという方は、ぜひスキンケアアドバイザーまでご相談ください。
アクシリオがあなたの美肌づくりのお役に立てれば幸いです。

※このコラムは手作り新聞118号に掲載された記事を加筆修正したものです。

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