冬になると、多くの人が「紫外線対策をしなくても大丈夫」と思いがちです。
しかし、実は冬でも紫外線はしっかり肌に影響を与えており、そのダメージは見逃せません。
夏のように日差しが強く感じることは少ないかもしれませんが、
冬でも紫外線対策を怠ると、肌の乾燥やシミ、シワ、たるみの原因になりかねません。
特に、冬は空気が乾燥しやすいため、紫外線によるダメージが肌に与える影響は大きくなるため、
冬でも紫外線対策は重要です。
そこで、この記事では、冬の紫外線の特徴や、それに対する効果的な対策方法を詳しくご紹介します。
UVカット製品が肌に合わず、日焼け止めを避けてきた方にも使える商品もご紹介しているので、
ぜひ紫外線対策を習慣化し、冬でもしっかりと対策を行いましょう。
1.冬の紫外線の特徴
冬と夏の紫外線の違い
冬と夏では、紫外線の強さに違いがありますが、これは主に太陽の角度や日照時間によるものです。
夏は日差しが強く、紫外線B波（UVB）が肌に届く量が多くなります。
これに対して冬は、太陽の位置が低く、日照時間も短いため、全体的には紫外線が弱く感じられます。
しかし、紫外線A波（UVA）は季節に関係なくほぼ同じ強さで降り注ぎます。
紫外線A波は、肌の深層にまで届き、肌の老化を引き起こす原因となるため、冬でも油断できません。
また、冬の特長としては、反射による紫外線の強さが増すことがあります。
雪や水面は紫外線を反射し、直接日光を浴びるのと同じように紫外線を肌に届かせます。
雪山などでは、紫外線の強度が夏に匹敵することもあります。
つまり、冬は紫外線が「強く感じない」だけで、実際にはそのダメージが蓄積していくのです。
冬の紫外線が肌に与える影響
紫外線B波（UVB）は、肌の表面で日焼けを引き起こしますが、冬はUVB波の影響が少ないため、日焼けしにくいと感じるかもしれません。
しかし、紫外線A波は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因となります。
夏に比べて日差しが弱くても、紫外線A波は肌にじわじわとダメージを与え、肌の老化を促進させるのです。
特に、顔や首、手などの露出部分は紫外線の影響を受けやすく、長期間の積み重ねがシミやシワを引き起こします。
また、乾燥が進みやすい冬は、紫外線による乾燥ダメージを受けやすく、肌がカサついたり、ひび割れたりすることが増えます。
乾燥肌に紫外線が加わると、バリア機能が低下し、肌が敏感になりやすくなります。
このように、冬でも紫外線対策をしっかり行わないと、気づかぬうちに肌にダメージが蓄積し、後々大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
したがって、紫外線が強く感じなくても、冬でもしっかりと紫外線対策を行うことが非常に重要です。
2.冬の紫外線による肌トラブル
紫外線はマスクを通す？
冬に欠かせないアイテムであるマスクですが、多くの人が「マスクをしているから紫外線は防げる」と考えているかもしれません。
しかし、実際にはマスクは紫外線を完全に遮断することはできません。特に紫外線A波（UVA）は波長が長いため、マスクを通過して肌に届いてしまいます。
これにより、マスクをしている部分の顔でも紫外線によるダメージが進行する可能性があります。
乾燥肌と紫外線の関係
冬は湿度が低く、寒さと乾燥によって肌が非常に乾燥しやすい季節です。
この乾燥した肌に紫外線を浴びると、さらにバリア機能が低下し、肌の水分が奪われやすくなります。
乾燥肌は紫外線によるダメージを受けやすく、肌荒れやシワ、たるみの原因となることがあります。
紫外線は肌の深層にまで届き、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみを引き起こします。
乾燥が進んだ肌に紫外線が加わることで、肌の弾力性が失われ、早期の老化を招くことがあります。
さらに、乾燥してバリア機能が低下した肌は、紫外線だけでなく外的刺激に対しても敏感になり、
赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こすこともあります。
このように、乾燥肌と紫外線は相乗的に肌にダメージを与えるため、冬の紫外線対策では保湿と紫外線防止を同時に行うことが重要です。
日焼け止めを使用するだけでなく、保湿成分を含んだスキンケアアイテムを使って、肌の水分をしっかりと保つことが大切です。
3.効果的な冬の紫外線対策
日よけアイテムの活用
紫外線を物理的に遮る日よけアイテムの活用は、冬でも非常に有効です。
例えば、日傘やUVカットの手袋、ストールなどを活用すると、肌をしっかりと紫外線から守ることができます。
特に日傘は、反射光からも肌を守るため、晴れた日だけでなく、雪が積もっている場所などでは紫外線が強くなることもあるため、
積極的に使用しましょう。
また、UVカットのストールや手袋を取り入れることで、寒さ対策をしながら、顔や手、首元などの紫外線にさらされやすい部位を守ることができます。
UVカット機能のある衣類の選び方
紫外線対策には、UVカット機能を備えた衣類を選ぶことも効果的です。
冬でも、紫外線は肌に届いているため、長袖や長ズボンなどで肌の露出を減らすと同時に、UVカット素材を選ぶことで紫外線からさらに守ることができます。
肌に優しい日焼け止めの選び方
冬の紫外線対策では、乾燥肌や敏感肌の方も多いため、肌に優しい日焼け止めを選ぶことが重要です。
アルコールや香料、パラベンなど、肌に刺激を与える成分が少ない製品を選ぶと、敏感な肌にも安心して使用できます。
曇りや雨の日の紫外線対策
曇りや雨の日でも、紫外線は確実に地面や水面から反射して肌に届きます。
特に雪や海、川など、反射の強い場所では、紫外線の強度が夏のように強くなることもあるため、
天気に関係なく日焼け止めをしっかりと塗り、紫外線を防ぎましょう。
また、曇りや雨の日には日差しが強くないため、外出時に日焼け止めを塗ることを忘れがちですが、
紫外線は天気に関係なく降り注いでいることを意識し、対策を習慣化することが必要です。
4.紫外線対策のポイント
日差しが弱くても油断しない
冬は日差しが強く感じにくいですが、紫外線は肌に確実に届いています。曇りの日や雪の日、さらには朝晩の低い太陽の角度でも紫外線は存在します。紫外線A波（UVA）は季節に関係なくほぼ一定の強さで降り注ぎ、肌の深層にまでダメージを与えます。日差しが弱いと感じるときでも、油断せずに日焼け止めを塗ることが大切です。
日焼け止めを塗り直す
日焼け止めは、一度塗ったら終わりではありません。暖房で汗ばんだり、日常の中での摩擦により日焼け止めが落ちやすいため、2～3時間おきに日焼け止めを塗り直すことをおすすめします。
また、顔だけでなく、手や首などの露出している部分も忘れずに塗り直しましょう。日焼け止めをこまめに塗ることで、紫外線による肌ダメージを防ぎ、効果的に紫外線から肌を守ることができます。
日焼け止めの塗り直しについて、実際に検証実験を行った動画がありますので、
気になる方はぜひ、ご視聴ください。
日常生活で無理なく行う
紫外線対策を無理なく日常生活に取り入れることが、最も重要です。
例えば、朝のスキンケア時に日焼け止めを塗ることを習慣化し、外出時には帽子やサングラスをかけることで、普段の生活の中で自然に紫外線対策を行うことができます。また、日焼け止めを含んだ化粧下地やファンデーションを使うことで、忙しい朝でも簡単に紫外線対策ができるので便利です。外出時にだけ紫外線対策をするのではなく、日常的に生活の中に取り入れて、毎日少しずつ紫外線を防ぐことを心がけましょう。
5.冬でも続けられる紫外線対策
紫外線対策を習慣化するならスティックタイプがおすすめ
ここまで、冬の紫外線対策の重要性をご紹介してきました。
しかし、「冬も紫外線対策が大切なのはわかったけど、なかなか習慣化できない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
たしかに、日焼け止めの効果を発揮するには2~3時間おきの塗り直しも必要で、
手間がかかります。
そこで、高い機能を持ちつつ、一年中お使いいただける日焼け止めとして、
オススメしたいのがアースケアのUVスティックです。
ポケットにも入る、コンパクトサイズで持ち運びもしやすく、
スティックの形状をしているため、「使いづらさ」を感じずに、2-3時間ごとの塗り直しも簡単です。
色も無色透明となっており、日焼け止めを使用する際に多い悩みである、服や鞄に白くついてしまうこともなくお使いいただけます。
また、UVカット機能としても、SPF50+/PA++++、ウォータープルーフと高機能となっており、しっかりと紫外線から肌を守ります。
効果的な保湿で紫外線の効果を最大化
日焼け止めの効果を最大限発揮させるために欠かせないものは、「保湿」です。
どれだけ日焼け止め対策を行っていても、肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、
紫外線の影響を受けやすくなります。
そのため、紫外線対策の効果を最大限発揮するためには、
肌を乾燥させない保湿ケアも非常に大切です。
そこで、日焼け止めとの併用にオススメしたいのが、このアクアテクトゲルです。
アクアテクトゲルは、水分と油分が8:2の黄金比で配合されており、乾燥した肌にたっぷりの水分を与えて保つので、低下した肌のバリア機能を改善します。紫外線により乾燥した肌に対して、水分と油分のバランスの良いケアを行うことで、肌にうるおいを与え、紫外線によるダメージを抑えることが出来ます。結果、シミやシワ、たるみの目立たない肌を目指すことが出来るのです。
そんな肌にたっぷりの水分を与える高保湿ゲルが、現在、550円でお試しいただけます。
紫外線による乾燥にお悩みの方は、ぜひ一度お試しいただき、日焼け止めと併せてお肌に合うかどうかお確かめください。
6.終わりに
冬でも紫外線対策をおろそかにせず、習慣化することが大切です。紫外線は季節や天気に関係なく、肌に影響を与え続けます。冬は乾燥も相まって、紫外線対策を怠ると、後々シミやシワ、たるみなどの肌トラブルが増えてしまいます。
日常生活に紫外線対策を取り入れることで、紫外線によるダメージを最小限に抑え、肌の健康を守ることができます。日焼け止めを塗ること、肌に優しく続けやすいUVカットアイテムを活用すること、そして乾燥肌対策を兼ねた日焼け止めを選ぶことが重要です。
まずは、自分の肌に合った紫外線対策を見つけ、毎日の習慣として取り入れましょう。少しずつでも、継続することで肌を守り、美しい肌を維持することができます。冬でもしっかりと紫外線対策を行い、健康で輝く肌を保ちましょう！
