意外と知らない赤ちゃん用日焼け止めの選び方。おすすめ3商品も紹介

赤ちゃんの日焼け止めの選び方

「赤ちゃんには外気浴を。天気のよい日に薄着で散歩するなどしてあげましょう」
母子手帳の3~4ヶ月頃には、このように書いています。

これを読んだとき、
「外に出るなら、日焼け止めを塗ってあげたほうがいいのよね?」
「とはいえ、赤ちゃんに日焼け止めなんてまだまだ早いよね?」
と迷ってしまいませんか?

私はものすごく迷いました。

紫外線はその日は大丈夫でも、積み重なると肌の老化はもちろん、皮膚がんなどの悪影響を与えるものです。
ですから自分に赤ちゃんができたら、「外に出るなら、日焼け止めを塗ってあげよう」と思っていたのです。

でも実際に使う場面になったとき、

  • いつから日焼け止めを塗ってあげたらいいの?
  • 塗るとしたら、どんな日焼け止めがいい?

そんな迷いが生まれてしまいました

色々と調べた結果、「外気浴は外の空気に触れさせる」という意味だったことから、その時は日焼け止めは使わずに。
しかしこの時に、「いざという時にどうするか迷わなくていいように、調べておこう」と思うようになりました。

その時に参考にしたのが、この3つです。

  • 環境省「紫外線環境保健マニュアル」
  • 日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について」
  •  独立行政法人 国立環境研究所「絵とデータで読む 太陽紫外線 ―太陽と賢く仲良くつきあう法―」

参考にはなるものの、正直いって長いし難しいし子育てに忙しいしで、読みにくいのです…。

そこで、同じように迷っている赤ちゃんのいるお母さんのために、カンタンに、わかりやすく赤ちゃんの日焼け止めの使用についてをこの記事にまとめました。

とりあえずこの記事だけ読んでもらえれば、赤ちゃんの日焼け止めの使用については悩むことは無くなります

また、「マニュアルにはこうしろって書いているけど、実際には無理だ!」ということも中にはありましたので、そこは5歳・13歳・16歳の3児の子育ての経験を元に私が行った方法を書いています。

なおこの記事では、 「”赤ちゃん”は、新生児~乳児(1歳)まで」と定義させていただきました。
参考にしていただければ嬉しいです。


1.赤ちゃんのための日焼け止めの使い方Q&A

赤ちゃんでも、基本的には日焼け止めは必要です。

でも、「いつも必要」というわけでもありません
たとえばベビーカーの日よけやタオルなどで防御ができれば、日焼け止めが不要な場合もあります。

そこでこの章では、赤ちゃんと日焼け止めに関するよくある疑問を解消しましょう。

1-1.Q.赤ちゃんに日焼け止めは、いつから必要?

A.基本的には、生まれたときから必要です。
日本小児皮膚科学会や産院でも、赤ちゃんからの日焼け止め使用を推奨しています。

一昔前と比べ、オゾン層の破壊により日光に含まれる紫外線量が現在では格段に多くなっています。
紫外線は日焼けや紫外線角膜炎(雪目)を引き起こすだけではありません。幼いころからの蓄積がシミ・しわ、免疫低下症、皮膚がん、白内障などを引き起こすと言われています。
保湿ケアのみだと、UVケアにはなりません。
赤ちゃんにも日焼け止めが必要なのです

引用:日本赤十字社 葛飾赤十字産院「赤ちゃんのUVケア

 

日焼けは日光の紫外線で起こります。紫外線をたくさん浴びすぎると、

  1. しわやしみなどの皮膚老化を早める
  2. 将来、皮膚ガンを起こしやすくなる
  3. 目の病気(白内障、翼状片、網膜のメラノーマというガンなど)を起こしやすくなる

ということがわかっています。赤ちゃんのうちから、強い日焼けをしすぎないように注意してあげることは、生涯健康で過ごすために、とても大切なことです。
(中略)
サンスクリーンは、小さい赤ちゃんから使うことができます

引用:日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について

赤ちゃんの皮膚は、大人のおおよそ半分

私たちの肌(角質層)は、”バリア機能”とも呼ばれ、肌表面にあるわずか0.02mmながらもうるおいを蓄え、乾燥や外部刺激から肌を守る役割をしてくれます。

その肌が赤ちゃんは薄く、皮膚が薄いということは、全身のバリア機能が弱いということです。
薄い皮膚の直下に細胞や毛細血管があるので、紫外線が透過してしまうと大人よりも紫外線ダメージは深刻になります。

ですから、大人以上に、紫外線から肌を守ってあげることが必要なのです。

ただし、出生後28日未満の「新生児」であれば、そうそう外出をすることはありませんよね。
ですから、新生児の赤ちゃんには、日焼け止めを塗る機会はあまりないでしょう。

また、「ちょっと外出」という程度では、日焼け止めの必要がないことも。
次に、日焼け止めが必要な場合とそうではない場合の見分け方について、ご説明します。

1-2.Q.どんな時に、赤ちゃんには日焼け止めが必要?

A.「外出している時間帯」と「陽に当たる時間」この2つの要素で、塗る必要があるか・ないかが判断できます。
10~14時の間の外出で、1時間以上は紫外線に浴びる可能性がある場合には、日焼け止めを塗りましょう。

環境省の「紫外線環境保健マニュアル」によると、紫外線が最も多い時間帯は10~14時です。

①南に行く(緯度が低くなる)ほど強い。
②1年のうちでは春から初秋にかけて強い(4〜9月に1年間のおよそ70〜80%)。
③1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(夏の午前10時〜午後2時に1日のおよそ60%、
 冬の同じ時間帯では1日の照射量の70〜75%を占めます。

夏の紫外線ばく露のイラスト

引用:環境省「紫外線 環境保健マニュアル2015

そして、「日焼けは紫外線を浴びた2時間後にメラニン色素を作る活動が活発化する」とされています。

紫外線の皮膚への第一の作用は有棘細胞のタンパク質を性し,これに伴って生じた種々の物質が,紅斑(erythema)や,浮種(edema)を起こし,基底細胞を刺激し新しい細胞の殖を促すという。このような皮膚組織の最初の反は,UV被照射後2~3時間で著しく高まり,24時間後には表皮下層にあるメラニソ穎粒が基底細胞殖に伴って上層に移行し,またUV照射後48~72時間でメラノサイト(メラニン生細胞)の中でチ官ジナーゼ活性をたかめメラニンが新生される。

引用:資生堂研究所 田原定明著「紫外線吸収と化粧品」より

私たちが浴びる紫外線は、このような特徴をもっています。

こうした情報を参考に、外出する時間帯・時間によっては、きちんと赤ちゃんに日焼け止めを塗ってあげましょう

1-3.Q.赤ちゃんの肌が荒れていても、日焼け止めは使うべき?

A.肌荒れを起こしているときには、まずは医師の診察を受けていただき、日焼け止めを使ってもいい程度かどうかを確認してください。

日焼け止めの使用がOKであれば、今後のために、保湿ケアをして肌状態を整えてから、日焼け止めを塗ると安心です。
保湿クリームでケアをしてから、日焼け止めを使うようにしましょう

もし日焼け止めが使えないときには、物理的に紫外線を遮りましょう

  • ベビーカーのカバー
  • 赤ちゃん用の帽子
  • 赤ちゃん用のフット・アームカバー
    など。

私の場合、上の子供たちの用事で、急に出かけることが何度もありました。
日焼け止めを塗るヒマがなかったときには、私のアームカバーを手足につけたり以外にも、日差しが強いときには自分のサングラスをかけさせることも。

  • 日傘
  • タオル
  • アームカバー
  • サングラス

こういったグッズで、日よけをすることもできます。
うっかり赤ちゃん用を忘れたときでも、手持ちのものでも何とかなります。

とある真夏の赤ちゃんの紫外線対策例

ただし、赤ちゃんの肌は薄く、紫外線ダメージが到達しやすいため、日焼け止めが使えない場合の長時間の外出はほどほどにしておきましょう。

また、保湿方法やクリームでお困りであれば、私の書いた記事「あなたの赤ちゃんにピッタリな保湿クリームの選び方・おすすめも紹介」が参考になりますので、ぜひ読んでみてくださいね。

1-4.Q.冬でも、赤ちゃんに日焼け止めは使うべき?

A.基本的には、必要です。
冬でも紫外線は1年十降り注いでいます

「1-2:Q.どんな時に、赤ちゃんには日焼け止めが必要?」でご紹介したように、真冬でも紫外線の強い時間帯で、なおかつ1時間以上の外出になる場合には、日焼け止めを塗ってあげましょう

私たちが浴びる紫外線は、以下のような特徴をもっています。
①南に行く(緯度が低くなる)ほど強い。
②1年のうちでは春から初秋にかけて強い(4〜9月に1年間のおよそ70〜80%)。
③1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(夏の午前10時〜午後2時に1日のおよそ60%、
 冬の同じ時間帯では1日の照射量の70〜75%を占めます。

冬の紫外線ばく露のイラスト

また、お住まいの地域によって、紫外線量には差があります。

環境省の「紫外線環境保健マニュアル」によると、図のように、高度の高い地域だと紫外線量が増えています。
たとえ冬であっても、かなりの紫外線量になることもあります。
雪の日や、雲のない日は紫外線が到達しやすくなりますので、時間帯だけではなく、地域による紫外線量の影響にはお気をつけください。

1-5.Q.「赤ちゃん用」の日焼け止めだと、「低刺激」ですよね?

A.実はそうとは限りません。
「赤ちゃん用」と書かれていても、どこに配慮をした赤ちゃん用なのか、
「低刺激」と書かれていても、何を根拠とした低刺激なのか、
これは商品によって、それぞれ異なるからです。

日焼け止めの低刺激性で見るべきところは、「紫外線カット成分」です。
紫外線カット成分が、「紫外線散乱剤」であるかどうかをチェックしましょう。
詳しくは、次の2章でお話します。

多くの場合は、この条件を「低刺激」だと表現しています。

  • 無香料
  • 無着色
  • 防腐剤フリー
  • アルコールフリー
  • 弱酸性

残念ながら、日焼け止めの場合には、「紫外線カット成分」そのものが刺激となりえます
ですから、配合されていないものだけを見ても、「低刺激」とは言いづらいところがあるのです。

1-6.Q.赤ちゃんに日焼け止めを塗るときの注意点は?

A.この4つのポイントに気を付けて、赤ちゃんには日焼け止めを塗りましょう。

  • 使用説明に従い、日焼けをしない推奨量を使いましょう
  • 伸ばしすぎず、少し白っぽいぐらいがベストです
  • 塗り忘れがないように、ポイントを押さえて塗りましょう
  • 2~3時間程度で塗りなおしましょう

1-6-1.使用説明に従い、日焼けをしない推奨量を使いましょう

まず大切なのは、「日焼け止めの使用量」です。
日焼け止めは塗ったとしても、使用する量が少ないと焼けてしまいます。

「SPF」や「PA」などの紫外線カット数値の効果を得るには、「正しい量」が必要だからです。

使用説明書に指定された量を使いましょう。
もし記載がない場合には、「クリーム状はパール1個分、液状タイプは1円玉1個分」がおおよそ効果のある目安量です。

1-6-2.伸ばしすぎず、少し白っぽいぐらいがベストです

伸びがいいとついつい伸ばしすぎてしまいますが、そうなると薄付きになり、紫外線カット効果が発揮されません。

顔に塗るときには、図のように5点において、トントンと指の腹でやさしく塗り広げましょう。

手や足に塗るときには、手のひらでらせんをえがくように、ムラなく塗り広げましょう。

1-6-3.塗り忘れがないように、ポイントを押さえて塗りましょう

抱っこヒモを使う時の塗り忘れやすいポイント
  • 首や耳の後ろ
  • ひじや膝の周辺
  • 足の指
  • 髪の生え際
ベビーカーを使う時の塗り忘れやすいポイント
  • 膝から下の足周辺
  • ひじから上の手

1-6-4.2~3時間程度で塗りなおしましょう

日焼け止めの効果は一日中は続きませんので、2~3時間程度で塗りなおしましょう。
とくに赤ちゃんは、体温調整のために汗っかきなので、日焼け止めも落ちやすい状況です。

日焼け止めは皮膚の上にあってはじめて効果を発揮します。
いったん塗った日焼け止め化粧 品もそのあと手や衣類に触れることによって、あるいは汗をかいたりそれをタオルやハンカチ で拭いたりすることによっても落ちてしまいます。
落ちたと思ったときにすぐに重ね塗りする か、そうでなければ、2、3時間おきに塗り直し(重ね塗り)をすることをお奨めします

環境省「紫外線 環境保健マニュアル2015

どんな日焼け止めも、きちんと紫外線を防ぐ効果を期待できるのは、塗ってから2~3時間程度です。
紫外線から肌を守り続けるためには、 日焼け止めを2~3時間ごとに塗り直すのが、日焼けをしない最良の方法です。


2.赤ちゃんに使ってあげたい日焼け止めの条件

赤ちゃんに使う日焼け止めを選ぶとき、「赤ちゃん用の日焼け止め」という条件で選んでいませんか?
実は、「赤ちゃん用」といっても、中には大人の日焼け止めと変わらないものがあります。

ですから、中身を見て、効果のある日焼け止めかどうかを選ぶことが大切です。

赤ちゃん用の日焼け止めの条件は、この3つです。

“赤ちゃん用の日焼け止め3つの条件”

  • 紫外線がきちんとカットできて、刺激の少ない「SPF15~20」を選ぶこと
  • 低刺激のノンケミカル処方であること
  • アレルギー反応がでないこと

詳しくご説明しますので、選ぶ時の参考にしてください。

2-1.紫外線がカットできて、刺激の少ない「SPF15~20」を選ぶ

日常で使用するならば、SPFは15~20程度、PAは++までが機能と刺激のバランスがいい日焼け止めです。
ですから、赤ちゃんにはこの範囲内の紫外線カット力がある日焼け止めを選びましょう。

日焼け止めの紫外線カット効果は、少なからず肌への刺激になります。
紫外線カット効果が高ければ高いほど、肌への負担も大きくなります。

ですから、「赤ちゃん用」と書いている日焼け止めの中には、紫外線カット効果が極端に低いものがあります。
刺激は弱いものの、これだと紫外線がきちんとカットができません。

防御指数は、日常の生活ではSPF15~20、PA++、海や山ではSPF20~40、PA++~+++を目安にしましょう。

引用:日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について

SPFとは
肌を黒くするUVーB波(紫外線B波)を防ぐ効果を表す指数。何も塗らない場合と比べてどれくらい紫外線によるダメージを軽減するか、を1~50+の数値で表します
PAとは
肌の奥深くまで届くUVーA波(紫外線A波)を防ぐ効果を表す指数。+~+++++で表します。

 

また、逆に、「SPF15の日焼け止め」と聞くと、「紫外線カット効果が弱すぎない?!」と思われるかもしれません。

この図は、各SPF値の日焼け止めを肌に塗ったら、「どれくらい紫外線を防げるか?」を示したグラフです。

SPF30以上になると紫外線カット効果はほとんど変わらない

SPF15の紫外線カット率は、約93%
SPF30の紫外線カットは、96.7%
SPF50の紫外線カット率は、98%

SPF15もあれば、93%の紫外線が防げます
ですから、「SPF15~20、PA++」の日焼け止めを選びましょう。

2-2.低刺激のノンケミカル処方であること

赤ちゃんの肌に使うは、できるかぎり低刺激の日焼け止めを選びましょう。
その基準の一つとして、紫外線カット成分には、 「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」が使われたものをおすすめします。

紫外線散乱剤は、肌表面に塗ることで物理的に反射させ、紫外線を防ぎます。
化学反応を起こして紫外線をカットする成分(紫外線吸収剤)と違い、肌に負担が少ないのが特長です。
大人の敏感肌用としても、よく使われる紫外線カット成分です。

「紫外線散乱剤」の成分名称例

  • 酸化亜鉛
  • 酸化チタン

ただし最近は、「紫外線散乱剤」単体ではなく、化学反応を起こして紫外線をカットする成分(紫外線吸収剤)と両方を配合してある日焼け止めもあります。
この場合、配合成分の表記で「紫外線散乱剤」が入っているものだけを見ても、見誤ってしまいます。

ですから、商品の特徴に以下の表記があるものを選びましょう。

  • 紫外線散乱剤使用
  • ノンケミカル
  • 紫外線吸収剤フリー
  • 紫外線吸収剤無添加

など。

白くなり、塗り広げにくい「紫外線散乱剤」をうまく使うには

紫外線散乱剤は低刺激ながら、
・白浮きしやすい
・伸びが悪い
という特徴があります。
伸びがいいものが理想的ではありますが、安全性が最優先です。

ですから、このタイプの日焼け止めをうまく使うには、「肌状態を整える」ことがポイントです。
保湿クリームなどでまずは肌を保湿してから、日焼け止めを塗ります。
そうするとクリームの効果で日焼け止めも伸びやすく、また肌になじみやすいことから白浮きも予防できます
この方法は、赤ちゃんだけではなく、大人の方にもおすすめです。

2-3.アレルギー反応がでないこと

日焼け止めの成分が赤ちゃんに合うか合わないか、事前に確認する「パッチテスト」をしてから使い始めましょう。

パッチテストとは、アレルギーの有無をチェックするための簡単なテストのことです。
事前にやることで、アレルギー性の接触皮膚炎の症状(赤みやかゆみ、かぶれなど)が起こらないかどうかがわかります。

「面倒だな」と思うかもしれません。
でも、日焼け止めの成分に限らず、どんな物質にもアレルギー反応を持つ人がいます。
身近なものだと、お蕎麦や卵、牛乳などにも多いです。

だからといって、お蕎麦や卵が体に良くないものか、というとそんなことはありません。
同じように、日焼け止めの成分に関しても、アレルギー反応がでるかどうかは、個人の体質によります。

アレルギー反応は、ある日突然、現われることもあります。
だから、赤ちゃんの肌を守るために、ぜひ事前に行いましょう。

だから、赤ちゃんの肌を守るために、ぜひ事前に行いましょう。

1日目赤ちゃんのパッチテスト

入浴後の清潔な肌に、日焼け止めを上腕内側にぬります。

腕の内側に指で薄く10円玉大に塗り、自然に乾かします。
その後は、テスト部位に触れないでください。

2日目
赤ちゃんのパッチテスト2日目

約24時間後、ぬった部位をチェックします。
異常がなければ、入浴後、再度、腕の内側にぬります。

テスト中および2回目の観察時において発疹・発赤・かゆみ・水泡等の異常を感じたら、すぐにテストを中止し、洗い流してください。
(異常があった場合は、皮膚科専門医の診察を受けてください)

3日目
赤ちゃんのパッチテスト3日目

さらに24時間後観察し、テスト部位に何の異常もなければ使用OKです。

オーガニックであっても、なくても、大切なこと

「赤ちゃんにはオーガニックの日焼け止めを使いたい」という声もよく耳にします。
「オーガニックだと安心」というお気持ちからだと思います。
しかし食品と違い、化粧品や日焼け止めにおいては、「オーガニック」には決まった定義がなく、安全をはかる指標にはならないのが現状です。

「オーガニックだから安心」とは限りません。
オーガニックであってもなくても、中身をきちんと見てから、赤ちゃんに使ってあげましょう。


3.赤ちゃんに使ってあげたい日焼け止め3選

2章の条件に合う日焼け止めで、私が実際に使っていた商品を3つご紹介します。
前提条件として、「ドラッグストアやネット通販で、手軽に買えるもの」としました。

それぞれに特徴がありますので、あなたの赤ちゃんに適したものを選んであげてください。

また、日焼け止めを効果的に使うには、以下の6つが大切です。

“日焼け止めを効果的に使う6つのポイント”

  • 使用説明に従い、日焼けをしない推奨量を使いましょう
  • 使う日焼け止めの形状に合った塗り方をしましょう
  • 2~3時間おきに塗りなおしましょう
  • シチュエーションに合った日焼け止め効果の商品を使う
  • 1年中、日焼け止めを使いましょう
  • 日焼け止めを塗る前には、しっかりと保湿をしましょう

実は、年若いころの私は、日焼け止めを正しく使えておらず、「日焼け止めを使っているのに、日焼けする」というとても残念なことになっていました…。

私は自業自得なので仕方がありませんが、赤ちゃんのキレイな肌はずっと守ってあげたいですよね。
商品に書かれている使用方法は必ずチェックしてから、使い始めてくださいね。

 

おすすめ度80%(★★★★☆)
ピジョン UVベビーウォーターミルク
60g 580円(税込)

おすすめの理由
・SPF15/PA++というバランスのよい紫外線カット効果
・紫外線吸収剤不使用なので、低刺激
・4歳男児の夏に使用したところ、日焼けをほぼしませんでしたので、効果を感じました

注意点
・「ウォータープルーフ」タイプではないので、汗に弱いので、こまめな塗り直しが必要です

全成分:
水、酸化チタン、パルミチン酸エチルヘキシル、PG、シクロペンタシロキサン、トリエチルヘキサノイン、イソヘキサデカン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、シリカ、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、グリセリン、スクワラン、グリチルリチン酸2K、セラミド3、加水分解ヒアルロン酸、トコフェロール、ステアロイルメチルタウリンNa、ポリヒドロキシステアリン酸、キサンタンガム、クエン酸Na、クエン酸、水添レシチン、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイル乳酸Na、安息香酸Na、ポリアクリレートクロスポリマー-6、ステアリン酸Al、アルミナ、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、t-ブタノール
おすすめ度75%(★★★☆☆)
ママ&キッズ UVライトベール
90ml 2,640円(税込)

おすすめの理由
・SPF23/PA++という、まあまあバランスのよい紫外線カット効果
・紫外線吸収剤を使用しているものの、コーティング加工がされているため、刺激減
・「ウォータープルーフ」タイプではないものの、汗に比較的強め
・私が赤ちゃんに実際に使っていた日焼け止めです。塗りやすく、カット効果も感じましたのでおすすめします

注意点
・SPFが高めの設定なので、お肌が弱いと刺激がある可能性も
・塗り広げやすい乳液タイプのため、効果が半減しないよう、薄く伸ばしすぎないように気を付けましょう

全成分:
水、BG、メトキシケイヒ酸エチルへキシル、ジメチコン、t‐ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オリーブ油、ポリシリコーン-14、グリセリン、キシリトール、オクトクリレン、水添レシチン、エーデルワイスエキス、ゲンチアナ根エキス、ビフィズス菌発酵エキス、ツボクサ葉エキス、ヒアルロン酸Na、プロリン、セリン、グリシン、アルギニン、ダイズステロール、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱ、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ポリクオタニウム-51、トコフェロール、リゾレシチン、ステアリン酸ポリグリセリル-10、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、カプリル酸グリセリル、水酸化Na、カルボマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、メタリン酸Na、フェノキシエタノール
おすすめ度75%(★★★☆☆)
シーラボ ベビーUVクリーム
30g 1,320円(税込)

おすすめの理由
・紫外線吸収剤不使用なので、低刺激

注意点
・SPF30/PA++と、SPF高め設定なので刺激がある可能性も
かなり白っぽくなりやすい処方ですので、保湿をしてから塗ってあげると塗りやすいです
・5歳児の運動会に使ってみたところ、秋晴れの1日外にいたにもかかわらず、日焼けしませんでした。
 ただ、白っぽくなるために顔だけに使ったところ、腕はシャツの跡がくっきり残ってしまいました。体にも保湿をしてぬってあげてください。

全成分
水、シクロメチコン、酸化チタン、ジメチコン、トリメチルシロキシケイ酸、セチルジメチコンコポリオール、PEG-10ジメチコン、ビス(PEG/PPG-14/14)ジメチコン、ペンチレングリコール、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、セラミド2、グリチルリチン酸2K、サクラ葉エキス、アルゲエキス、メリアアザジラクタ葉エキス、グリセリン、BG、コレステロール、トコフェロール、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、アルミナ、ステアリン酸Al、フェニルトリメチコン、塩化Na、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール

さいごに

赤ちゃん用の日焼け止めは石けんやお湯で簡単に落とせるものも多くなっています。
でもこれは、

  • 日焼け止めを塗ってから経過した時間
  • その日の赤ちゃんの汗の量
  • 赤ちゃんの肌状態

などにより、大きく変わってきます。
汗をよくかいた日は落ちかけているので、落としやすい。
塗りなおした直後だと、ぜんぜん落ちない。
ということが起こりえます。

そして、赤ちゃんのお肌はキメが細かく整っているので、大人よりも落としやすいです。
温かいお湯で沐浴しながら、肌触りのよいスポンジで洗ってあげるだけで、だいたいの日焼け止めは落とすことができます。

ですから、その日その時の赤ちゃんの肌状態を見ながら、落としてあげてくださいね。

ご紹介した赤ちゃんに使える日焼け止めは、大人でも使えます。
赤ちゃんに塗りながら、ぱぱっとご自身にも使えるので便利です。

そして、赤ちゃんと、目と目を合わせてスキンシップをしながら、日焼け止め塗ると、ご機嫌になって日焼け止めを塗らせてくれる確率がアップします。
ぜひ、お母さんの余裕のあるときは、赤ちゃんと楽しみながらケアを行ってくださいね。

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