すねの粉吹きをしっかりケアする方法|クリームや薬についてもご紹介

足のすねのケア

冬になると起こりやすい、すねの粉吹き。
女性ならタイツと脱いだ際、男性なら入浴後や着替えるときなどの場面で、すねの粉に気付いて驚いたことがある方もいるのではないでしょうか。

この記事を書いている私自身は、中学生以降にスネのムダ毛処理をしていたため、もうずっとスネに乾燥やヒリヒリ感を感じていました。
ですから女性の多くはスネの乾燥を感じているかもしれませんね。

中には「粉吹きをケアしたい」「ケアしても効果がない」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、すねの粉吹きの原因、症状が似ている病気、ケア方法や注意点、おすすめの商品などを紹介していきます。

この記事を読めば、適切なケア方法を知り、なめらかなすねを目指しやすくなります。
すねの粉吹きをケアしたい、すねの乾燥が気になるという人は、ぜひ参考にしてください。


1.すねの粉吹きの原因

すねが粉を吹いてしまう原因には「肌の乾燥」「病気」などがあります。
ここではこの2つについて、詳しく解説していきます。

1-1.乾燥による皮膚トラブル

粉吹きの大きな原因には、肌の乾燥があげられます。
乾燥すると肌の角質が剥がれやすくなってしまうのです。

剥がれやすくなった角質が「剥がれかけた状態」で肌にとどまると、粉のように目立ってしまいます

滑らかな肌は下記のような流れで粉吹き肌になります。
▼肌が乾燥しはじめる
▼乾燥が進行すると肌の角質が剥がれやすくなる
▼角質が剥がれかけた状態になり白い粉のように見える
▼掻いてしまうと角質が剥がれて粉のように舞ってしまう

そして、粉吹きを招いてしまう肌の乾燥の原因には、バリア機能の低下があげられます。

通常であれば「肌の一番外側にある角層」「肌の表面を覆う皮脂膜」がバリア機能を果たしており、肌の内側から水分逃げるのを防いでくれています。
しかし、紫外線、生活習慣の影響によるターンオーバーの乱れ、加齢などの影響で、このバリア機能は低下してしまいます。

すると肌の内側から水分が蒸発しやすくなり、乾燥を引き起こしてしまうのです
粉吹き肌を意識するのであれば、その過程にある乾燥にも留意し、保湿、紫外線対策、生活リズムの見直しなど、早めの対策を心掛けることが大切です。

1-2.ただの乾燥ではなく、病気の可能性もある

一見乾燥しているだけに見える、すねの粉吹きですが、実は病気の可能性もあります。
ここでは、粉吹き肌と間違われがちな「老人性乾皮症」「皮脂欠乏性皮膚炎」について解説してます。

老人性乾皮症

老人性乾皮症は皮膚トラブルの一種で「肌の乾燥、浅いひび、白いフケのような粉、痒み」が特徴です。
すね、太もも、脇腹、腰などで痒みを感じることが多く、空気が乾燥する冬に症状が現れやすくなっています。

主な原因には皮脂の減少による乾燥があげられます。

肌のバリア機能である皮脂膜は、肌の表面で皮脂と汗が混ざりあって膜となることで機能を果しています。
しかし、皮脂の分泌量は年齢を重ねるごとに減少し、それに伴いバリア機能も弱まりやすくなります。

そのため、肌が乾燥しやすくなり、老人性乾皮症を招いてしまうのです。
また、一般財団法人千葉市医師会の「加齢による肌のかさつき「老人性乾皮症」」によれば、ターンオーバーの過程で本来剥がれるべきだった角質が肌に留まってしまうことも乾燥を助長する一因となっているようです。

老人性乾皮症の状態が続けば、ちょっとした刺激にも痒みを感じるようになったり、掻きむしることで炎症を起こしたりする可能性があります。
痒みが我慢できないほど強い、掻きすぎて傷になってしまっている場合などは、皮膚科に相談してみましょう。

皮脂欠乏性皮膚炎

皮脂欠乏性皮膚炎は、乾燥した肌を掻いてしまい、炎症を起こしている状態です。

「肌の乾燥、無数の浅いひび、白いフケのような粉、小さな刺激で生じる痒み、円状・ひび状の赤い湿疹」といった特徴があります。
すねに症状が現われることが多く、その他にも太もも、腰まわり、肩、背中などで見られます。

なお、皮脂欠乏性皮膚炎の原因にも皮脂量の減少による、バリア機能の低下があげられます。
バリア機能が低下すると、肌の表面に向かって神経繊維が伸びてしまい、小さな刺激でも痒みを感じたり、かぶれを起こしたりしてしまうのです。

治すにはステロイド外用剤などを用いた治療が必要です。
そのままにしておくと、貨幣状湿疹という赤茶色の大きな湿疹にも繋がりかねないため、早めに皮膚科を受診しましょう。


2.すねの粉吹きのケア方法

粉吹きのないすねを目指すのであれば、下記ケアが大切です。

  • 保湿ケアをする
    └水分の補給
    └保湿成分の補給
    └油分の補給

いずれかのケアだけでは、一時的に肌がなめらかになっても、すぐに元の状態に戻ってしまいます。
流れにそったケアを意識し、粉吹きに関する悩みを根本から解消しましょう。

2-1.保湿をする

すねの粉吹きの大きな原因は乾燥です。
そのため、不要な角質を取り除いたあとは保湿ケアをすることが大切です。
保湿ケアを怠ると肌の乾燥が進んでしまい、結果的にまた粉吹き肌に戻ってしまう可能性があります。

特に冬は空気が乾燥していたり、タイツやストッキングをはいたりするため、肌の水分が奪われがちです。
スキンケアと同様に、化粧水やボディクリームなどを用いて保湿しましょう

なお、下記のような手順で行なうと、膝下をまんべんなく保湿できます。

  1. 化粧水を足首から膝に向かってスルスルと伸ばす
  2. 両手でふくらはぎを包むようにして化粧水をなじませる
  3. クリームを手にとり、足首から膝に向かって塗り伸ばす
  4. すねからふくらはぎに向かいにクリームをなじませる
  5. 膝下全体をクリームで包んだら、仕上げに膝を手のひらで包むようにして保湿する

どのような化粧水やボディクリームを使用すればいいか迷う場合は、次に紹介する商品を参考にしてみてください。

資生堂 ドゥーエ 保湿ミスト

商品の特徴

敏感肌用のスキンケアブランド、ドゥーエのスプレータイプの化粧水です。

霧島・関平鉱泉水(温泉水)を使用しており、保湿成分を含んだミストが、肌にうるおいを与えてくれます。
無香料、無着色、パラベン無添加、アルコール無添加、鉱物油無添加、弱酸性なので、誰でも使用しやすくなっています。

本商品以外にも化粧水や乳液、クリームなどもあるので、肌にあえばライン使いするのも良いでしょう。

資生堂公式サイト

容量・価格

180g 1,980(税抜)

配合成分

温泉水,BG,キシリトール,グリセリン,PEG-60水添ヒマシ油,窒素,クエン酸Na,クエン酸,ココイルアルギニンエチルPCA,トコフェロール,フェノキシエタノール

ロート製薬 ケアセラ APフェイス&ボディクリーム

商品の特徴

皮膚科学研究から生まれた機能性ボディケアシリーズのクリームです。

公式サイトによると「肌を強くうるおす」商品とのこと。
実際にうるおい成分である7種の天然型セラミド、肌を保水するペプチドCPなど、乾いた肌に嬉しい成分が配合されています。

また、肌への優しさを考えた、弱酸性、低刺激性、パラベンフリーとなっています。

ネット通販での購入となりますが、保湿を意識したい、乾燥が気になるというときに心強い商品です。

ロート公式サイト

容量・価格

70g  円(税込)

配合成分

サイトに表示なし


3.すねの粉吹きをケアする時の注意点

ケアをする際には「洗い方」「肌への刺激」「保湿するまでの時間」などに注意が必要です。

誤ったケアをしてしまうと、粉吹きがおさまらなかったり、肌の乾燥が進んで炎症を起こしたりするケースもあります。
ここでお伝えする注意点を意識して、ぜひ適切なケアを行なってください。

3-1.洗いすぎないように気を付ける

粉吹きをケアするのであれば、洗いすぎには気を付けましょう。

粉が気になり頻繁に洗ってしまったり、ゴシゴシ洗ったりすると、肌の保湿成分や皮脂が流れてしまうことで、バリア機能が弱まってしまいます。
結果として、さらに肌の乾燥を招きやすくなってしまうため、洗う回数は最低限の留め、優しく撫でるようにして洗いましょう。

なお、洗うときに使用する石鹸やボディーソープにも注意が必要です。
洗浄力が強すぎるものを使用すると、洗う回数が少なくても、洗いすぎたときと同様に、バリア機能が低下してしまうためです。
肌への負担が少なく、保湿成分が含まれているもので洗うようにしましょう。

また、長時間の入浴も上記と同じように、肌のうるおいに必要な成分が流れてしまう要因になります。
「適度な入浴、肌に優しい石鹸やボディーソープの使用、優しい洗い方」を意識してみてください。

3-2.なるべく皮膚に刺激を与えない

すねの粉吹きをケアするなら、肌への刺激にも注意が必要です。
肌に刺激を与えると、角層が傷ついてしまい、バリア機能が低下してしまいます。

そのため、下記のような点に気を付けて、肌への刺激を可能な限り避けるようにしましょう。

  • 洗うときはゴシゴシ擦らず、優しく泡で撫でるように洗う
  • シャワーのお湯や浴槽に貯めるお湯は熱くなりすぎないようにする
  • タオルで拭くときは擦るのではなく押し当てるようにして水分を拭う
  • 直接肌に触れる衣服などは、天然繊維などを選ぶようにする
  • 痒かったり、粉吹きが気になったりしても掻かないようにする

粉が吹いている肌は、乾燥している状態なので通常以上にデリケートです。
刺激を避け、肌をいたわることが、なめらかな肌への近道です。

3-3.入浴後すぐにケアする

入浴後は時間をおかずにケアを行なうことが重要です。

湯船につかったり体を洗ったり、入浴時には肌の保湿成分や皮脂が流れてしまいがちなタイミングが多々潜んでいます。
そのため入浴後は肌のバリア機能が低下して水分が蒸発しやすい状態です。
早めに化粧水やボディクリームなどを用いて、保湿ケアを行ないましょう。

ライオン株式会社の「入浴後の乾燥を防ぐには、入浴中のケアがカギ!」によると、入浴直後は肌の水分量は高まっているものの、ただちに低下しはじめ、20~30分後には入浴前よりも乾燥がすすむとのことです。

粉吹き肌の原因である乾燥を避けるため、入浴後はすぐに保湿ケアをするようにしましょう。


まとめ

すねの粉吹きの大きな原因は乾燥です。
肌が乾燥することで角質が剥がれやすくなり、その角質が「剥がれ欠けた状態」で肌にとどまると粉のように目立ってしまいます。

なお、粉吹きを招いてしまう肌の乾燥の原因には、バリア機能の低下があげられます。
バリア機能は紫外線、ターンオーバーの乱れ、加齢など、様々な要因により低下するため、日頃から適切なケアを行なうことが重要です。

そして注意したいのが、粉吹き肌と症状が似ている下記2つの病気です。

  • 老人性乾皮症:肌のカサつきや、白っぽい粉、痒みがあるのが特徴
  • 皮脂欠乏性皮膚炎:肌のカサつきや、白っぽい粉、少しの刺激でも痒みを感じる、赤い湿疹が特徴

いずれも一般的な保湿クリームでは治せないため、医薬品クリームの使用や、皮膚科への相談を検討しましょう。

また、粉吹き肌のケアには「不要な角質の除去」と「保湿」が重要です。

医薬品クリームやボディスクラブを使用して角質を取り除き、化粧水やボディクリームを用いて保湿ケアをしましょう。
角質を取り除く際の洗い方や、肌への刺激、入浴後の保湿までの時間を意識すれば保湿効果を高めやすくなります。

適切なケアで、粉が拭いたすねから、見た目も触り心地も良いなめらかなすねを目指しましょう。