あなたの赤ちゃんにピッタリな保湿クリームの選び方・おすすめも紹介

あなたの赤ちゃんにピッタリな保湿クリームの選び方

「赤ちゃんの肌には保湿が大事。」
そう聞いたとき、一番に思い浮かぶのは、赤ちゃん用の保湿クリームを塗ってあげることです。

でもここに、こんな調査結果があります。
「ママの91%が保湿のケアを行っているのに、82%の赤ちゃんが何かしらの肌トラブルを経験」
きちんと保湿をしているのに、「肌トラブルに見舞われた」と答えているお母さんが8割もいるのです。

ドコモ・ヘルスケア株式会社/株式会社ナチュラルサイエンスによる調査結果「生まれてすぐからスキンケアを実施しているのに赤ちゃんの80%が肌トラブルを経験!~赤ちゃんのスキンケアに関する調査を実施~2018年7月24日(火)~2018年7月31日(火)」によると、以下のような結果が出ています。

赤ちゃんの保湿ケアを行っているママの割合と、赤ちゃんの肌トラブル経験率
赤ちゃんの91%が保湿ケアを行っているのに、82%が肌トラブルを経験している
赤ちゃんがよく経験している肌トラブル
赤ちゃんの大半が、乳児湿疹・あせも・おむつかぶれ・肌の乾燥などに悩まされている

「赤ちゃんに保湿クリームは必要なの?
「赤ちゃんに合う保湿クリームはどうやって探せばいいの?
保湿ケアをしながらも、そんな悩めるお母さんは多いのではないでしょうか。

きちんと保湿をしているのに肌トラブルが起こるというのなら、もしかするとそれは、赤ちゃんの保湿クリームの使い方と選び方が間違っていたのかもしれません

私も子育て経験者で、現在16歳・13歳・5歳の子供3人がいます。
夫が超がつくほどの敏感肌で、使えるものを選ぶのに苦労している様子を見てきたため、子供たちの肌ケアには最新の注意を払ってきました。

それでも1人目は全身にアレルギーの湿疹、よくわからないブツブツ、水いぼなどがよくできる肌質だったので、ケアしながらも「これでいいのかな」と不安を感じていました。

でも、20年美容に携わる仕事をしてきた知識も手伝い、結果、一番肌が弱い3人目でも、肌トラブルが起こってもすぐに回復する、健康的な肌を維持できています

湿疹や赤みがよく出ていた1歳前後と今の比較写真
よく肌荒れを起こしていた1歳前後。その後は、徐々に肌荒れを起こしても回復が早くなってきました

うまくケアができたポイントは、肌に合った保湿クリームをきちんと使えたことです。

そこで、赤ちゃんの保湿クリーム選びに悩めるお母さんのために、私の経験と赤ちゃんケア情報に基づいたことをこの記事にまとめました。

これを読めば、赤ちゃんに適した保湿クリームの使い方と選び方がカンタンにわかります
今すぐできる赤ちゃんケアのポイントも載せていますので、赤ちゃんのキレイ肌を守るためにぜひ参考にしてくださいね。


1.赤ちゃんの肌に保湿クリームが必要な4つの理由

赤ちゃんには保湿クリームをぬって、乾燥を防ぎバリア機能が働く肌を維持してあげることが大切です。

乾燥した肌状態だと、バリア機能が低くなり、肌トラブルが起こりやすくなります。
たとえば赤ちゃんの場合だと、おむつかぶれやよだれかぶれ、赤みなどです。

そのため、うるおいを与えて健やかな肌を維持するために保湿をしてあげましょう

保湿クリームを塗るその前に、まずはケアをしてあげる赤ちゃんの肌の特徴を知っておきましょう
大人の肌とちょっと違いますので、その違いを知ってからケアをしてあげると効果的ですよ。

ここでは赤ちゃんの肌の特徴から、どうやって赤ちゃんに保湿クリームをぬってあげると効果的なのかをご説明します。
早速、今日から参考にしてください。

1-1.赤ちゃんの肌がきれいに見えるのは「ターンオーバーが早い」から

およそ28日間で生まれ変わる肌
肌の新陳代謝をターンオーバーと呼びます

赤ちゃんの肌はターンオーバーが早いため、肌にダメージが残りにくいです。
でもけしてダメージを受けていないわけではありません。
ですから、ダメージのあるなしにかかわらず、保湿クリームをぬってあげましょう

ターンオーバーとは、図のように、肌が生まれて剥がれ落ちる機能のこと。
大人であれば平均26日~42日で、生まれた肌が皮膚の一番上まで上がってきて、剥がれ落ちていきます。
これが赤ちゃんだと、もっと短いと言われています。

2012年に発表された看護大学の学生による研究結果だと、「乳児の皮膚トラブルが、平均5.4日で消失した」とあります。

引用:
乳児の皮膚トラブルの多くは,皮膚の表皮で生じる 現象である.角化細胞が表皮の基底層から角層まで変 化しながら到達し,剝離するまでの角化周期が 28 日 (稲垣 1997;大島ら 2001)あるいは 26 〜 42 日(芋 川 1997)を要することから,一般的に一過性の皮膚 トラブルは4週間程度で軽減すると考えられている. 一方,今回の症状消失までに要した期間は,実験後早 いもので3日,最も遅いものでもわずか7日であり, その平均日数は 5.4 日であった.

引用:2012年福岡県立大学看護学部・古田祐子・安河内静子発表「乳児の皮膚トラブルに対する 皮膚洗浄法の有用性

このように、赤ちゃんは肌の生まれ変わりが早いので、たとえ肌が乾燥して肌荒れしたとしても、常に新しい皮膚に生まれ変わることで、肌にダメージを残しにくいのです。
だから、いつもキレイな肌に見えるんですね。

赤ちゃんの肌は見た目にはキレイでも、保湿クリームが必要だと知っておいてください。

1-2.全身に保湿をしてあげるのは「角質層が薄い」から

赤ちゃんの皮膚は、大人のおおよそ半分
大人よりも半分の薄さである赤ちゃんの肌は、バリア機能の薄さと同じです

赤ちゃんの肌は、大人の厚みの半分だといわれるほど薄いので、全身にケアを行ってあげると効果的です。

皮膚の厚さは、バリア機能の厚さと同義です。
バリア機能とは、表皮にある「角質層」が肌(体)から水分が蒸発するのを防ぎつつ、細菌や化学物質など外界の異物が肌に侵入するのを防ぐ機能のことです。

これが薄いということは、どこか一部分が、というわけではなく全身のバリア機能が弱くなりがちです。
大人の目の周りの皮膚がちょうどこんな感じですね。

また、アトピー性皮膚炎の発症に関する研究において、「外観上で判断した場合は乾燥部位に十分に保湿がいきわたらなかった」とのことから、「保湿ケアは全身に保湿剤を塗布する必要性がある」としています。

片岡らは,顔面のみ保湿剤を塗布する新生 児に対するアトピー性皮膚炎予防に関するラ ンダム化比較試験を行い,アトピー性皮膚炎 発症を防げなかったと報告している31)。一 方で,外観上あきらかな湿疹病変がなくと も,バリア機能に異常があればヘルパー T2 関連のケモカインである血清 thymus and activation-regulated chemokine(TARC) が上昇するという報告がある32)。外観上で 判断した場合は乾燥部位に十分保湿ケアが行 き渡らず,結果としてアレルギー免疫反応が 惹起されアトピー性皮膚炎が発症するのかも しれない。そのため,筆者は,保湿ケアによ る予防は全身に保湿剤を塗布する必要性があ ると考えている。

引用:東京慈恵会医科大学 飾医療センター 小児科 堀向健太「新生児期からの保湿ケアと アトピー性皮膚炎

だから赤ちゃんには、皮膚が薄い部分や目に見えている部分だけのケアではなく、全身くまなく保湿クリームをぬってあげましょう。

1-3. 1日2回保湿クリームをぬってあげるのは「水分量・皮脂分泌が少ない」から

赤ちゃんには保湿クリームを塗ってあげましょう
赤ちゃんには最低1日2回は保湿クリームをぬってあげましょう

赤ちゃんの肌に保湿ケアを行うのは、1日2回がおすすめです。
もしすでに赤ちゃんの肌がカサカサし出していたら、1日3回行えると理想的です。

皮膚科医や薬剤師が行った研究でも、「保湿クリームの塗布は1回より2回のほうが皮膚のバリア機能がよくなる」という結果が出ています。
日皮会誌2012;122:39によると、「1日1回よりも2回の保湿剤塗布でより保湿効果が高く、塗布開始から1週間ほどで肌の水分量に差が出てくること、塗布量に応じて保湿効果が高くなることが報告されている。」と、あります。

私も子供たちには朝と入浴後に保湿クリームを塗りました。
カサカサしていたり、あせもができているなどとくに調子の悪い肌の時には、朝・入浴後・夜寝る前の3回にしていました。
回数が多いほうがうるおいの回復は早いことを実感しました。

だから、使用量よりも、使用回数を多めにすることがおすすめです。
赤ちゃんの肌には、朝晩2回の保湿クリームを塗ることを目指したいですね。

1-4.新生児から保湿をすると「アトピー性皮膚炎の発症率が3割減少」する

保湿クリームをぬり始めるタイミングは、「生後1~2週間の肌状態を見て決めるといい」とされています。
そして、「遅くとも、生徒2か月以内に開始する」こと。
これは、国立成育医療研究センター・アレルギーセンターの大矢幸弘センター長の見解です。

国立成育医療研究センターは、「新生児期から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症率が3割減少した」という研究結果を2014年に発表しており、赤ちゃんの肌に精通している医師です。※「世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見」/国立研究開発法人 国立成育医療研究センター発表

これまでは、「赤ちゃんには保湿クリームはいらない」「余計なものは塗らないほうがいい」という考え方も根強くありました。
健康な肌の赤ちゃんだと保湿の必要性がないのは事実です。
だから、「こんなにキレイな肌なのに、本当に保湿が必要なのかな」と疑問をお持ちの方もいるかもしれません

でもこの研究発表により、肌が弱い赤ちゃんは保湿ケアをすることで、肌トラブルを回避できる確率がぐんと上がることが期待できることがわかりました

お母さんやお父さん、兄弟など、近い親族が肌が弱い・アトピー性皮膚炎があるという赤ちゃんには、新生児から積極的に保湿クリームをぬってあげると安心です。

※新生児とは:生まれてから約2ヶ月目までの赤ちゃんのこと


2.赤ちゃんに塗ってはいけない保湿クリームの選び方

赤ちゃんに使う保湿クリーム選びで、よく目にするこういった安全基準。
これを基準に選ぶことは間違いです。

「赤ちゃん用なら安心」
「オーガニックコスメなら安心」
「天然由来成分なら安心」
「無添加だから安心」

どれも安全を測るものではありません
そればかりか、誤解を招く表現もあります。

間違った保湿クリームを選ばぬよう、保湿ケアを始める前に選択できる知識を身につけておきましょう。

2-1.間違った選び方①「赤ちゃん用なら安心」

「赤ちゃんには、赤ちゃん用の保湿クリームが安心」それは間違いです。

「赤ちゃん用」には決まった定義がなく、その名づけはそれぞれのメーカー判断に委ねられています。

2人目の子供のとき、今から10年ほど前に、「ベビー●●」という名前を持つ商品のメーカーに、「何がベビー用の基準ですか?」と問い合わせたことがあります。
2人目の子供は目ヤニが異常にできやすく、目の周りに白いイボやただれができやすい赤ちゃんだったため、色々な商品を検討したかったのです。

でもその時に返ってきた答えは、「ベビーとはあくまでも商品名です。大人用は指ですくう容器で、ベビー用はチューブタイプという違いです。ベビーに塗るのに使いやすいように容器の違いがあるだけで、中身は大人と同じです」でした。
とてもがっかりした覚えがあります。

もちろん、メーカーによっては、しっかりとした自社基準を持つところもあります。
「何が赤ちゃん用なのか?」を、明確な言葉と思想を記載しているメーカーで、納得のいく内容ならば、試してみる価値はあるかもしれません。

でも、残念ながらすべてのメーカーに言えることではありません。

だから、「赤ちゃん用だから」は、商品を選ぶ参考にはまったくなりません。

2-2.間違った選び方②「オーガニックコスメなら安心」

「赤ちゃんにはオーガニックコスメを選びましょう」これも間違いです。

これも「赤ちゃん用」と同様です。
現在の日本では、化粧品に対してオーガニック認証を行う機関はありません。
そのため、オーガニックを名乗るかどうかは、企業ごとの判断に委ねられています。

その結果、

  • 企業が独自に、海外の認定機関で認証を得た原料を使って名乗っているオーガニックコスメ
  • あくまで企業の自社基準で名乗っているオーガニックコスメ

この2種類のオーガニックコスメが混在しています。

「化粧品に使用されている植物原料のうち、何%がオーガニックだから、これはオーガニックコスメだ」というものもあれば、「1種類でもオーガニックが原料となる植物成分を入れているからオーガニックコスメだ」というものもあります。

オーガニック認証をする組織がない以上、企業それぞれの判断に委ねられるのは仕方がないことかもしれません。

しかし、基準がない以上、「オーガニックコスメ」の単語だけで、安全性や品質、効果といったものをはかることは不可能であることがわかります。
そんなあいまいなものを赤ちゃんに使うことはおすすめしません。

それでも、なんとなくオーガニック成分のほうがいい気がするという人は、
「オーガニックだから、●●がいいから赤ちゃんに使っていい」という部分まで明確にされたものを選びましょう。

根拠のないメーカーの商品は、「オーガニックだから安心」というように、「●●がいいから」の部分がありません。
オーガニックの何がいいのかをきちんと説明してくれるメーカーなら安心です。

2-3.間違った選び方③「天然由来成分なら安心」

「赤ちゃんには天然由来成分の保湿クリームを選びましょう」これも間違いです。

いかにもナチュラルな印象を受ける言葉ですが、実は、世の中の化粧品成分のほとんどがこれに該当します。
嫌われがちな防腐剤や界面活性剤、鉱物油、シリコンなんかもすべて、天然由来成分です。

それは、「天然由来成分」は、天然にあるものから採られたものを主原料として生成された成分という意味だからです。

鉱物油や界面活性剤の素となる石油も、シリコンが作られる鉱物も、天然のものです。
逆に、天然由来の成分ではないもののほうが少ないぐらいです。

だから、「天然由来成分」は安心をはかるものではないのです。

2-4.間違った選び方④「無添加だから安心」

「無添加だから赤ちゃんにも安心」これも間違いです。

「無添加」と表記するのにも、明確な決まりごとはありません
この言葉は、いわば言ったもの勝ちです。
だって、入っていないものを言えばいいのですから、なんだって言えます。

多くの場合は、「特定のひとつないしふたつ程度の成分が入っていないから、これは無添加クリームです」という主張です。

入っていない成分について知るよりも、入っている成分について知る方が大切ですよね。

ですから、「無添加」という言葉はその保湿クリームについては何もわかっていないのと同義ですから、選ぶ基準にはできません。

2-5.間違った選び方⑤「保湿ができない保湿クリームを使う」

赤ちゃんに必要な「保湿」は、あなたの思う「保湿」とは違うかもしれません。
なぜなら、肌状態によって効果のある保湿は違うからです。

「保湿」とは、うるおった状態を保つこと。
肌の内部に水分があり、その水分を守る保湿成分・油分が肌表面にしっかりとある状態をつくることです。

たとえば、「水分不足」の肌には水分を補給してあげることが必要です。
そうなると、保湿クリームは油分が多いので、水分の補給はできません。

具体的な例だと、赤ちゃんに塗るクリームで有名な『ワセリン』があります。

ワセリンとは
ワセリンは保湿剤のひとつで、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの。
皮膚の保護として、白色ワセリンは医療機関で出されることがよくある。

幼児のスキンケアにワセリンをよく使います。皮膚表面をおおってしまい水分が抜けてゆくことは防げます。保湿目的は達成できますが、逆に水分の気化熱による体温調整が乱れて塗った部分の皮膚面に熱がこもります。熱がこもると痒くなりむずかります。
乳幼児にワセリンを使わない理由はワセリンが合成化学物質であるというのでなく皮膚表面の温度上昇による痒さを引き起こすからで、この場合、医師は水と相性の良いクリームを勧めています。

出典:日本アトピー協会「スキンケア・水分保持が大切」

つまり、「ワセリンは油なので水分補給にはならず、肌から水分蒸発を防ぐフタの役割はできても保湿はできていない」ということです。

これが「保湿クリームを使っているのに、保湿ができていない」状態です。

しかし、ワセリンも保湿の役割ができると思っているお母さんは大勢います。

だから、冒頭でご紹介したように、
「ママの91%が保湿のケアを行っているのに、82%の赤ちゃんが何かしらの肌トラブルを経験」という事態が起こっているのではないでしょうか。

ではどんな保湿クリームを選べば正しく保湿ができるのか?
次の章でご紹介します。


3.赤ちゃんに塗ってあげたい保湿クリームの正しい選び方

赤ちゃんに使う保湿クリーム選びの基本は、赤ちゃんの肌にあったものを選べるかどうか、です。
ここで、赤ちゃん本人ではなく、”お母さん(大人)の意思”が入ってしまうと、選び方を間違ってしまいます。

どういうことか、詳しくご説明します。
保湿クリームの効果を得ていただけるよう、じっくりとお読みくださいね。

最後には、実際に使ってみて「ここが便利だな」「この使い方にいい!」と思った保湿クリームを4つご紹介しています。
使いたい商品がないときには参考にしてください。

3-1.まずはお母さんが使う。それからパッチテストの順番がおすすめ

赤ちゃんに新しい保湿クリームを使う前には、まずはご両親が使ってみましょう。

アレルギー反応は、親兄弟同じであるケースがよくあります。
赤ちゃんの肌に試すより前に、ご両親にアレルギー反応が出ないことを確認。
それから、赤ちゃんにパッチテストをしてあげましょう。

パッチテストとは、アレルギーの有無をチェックするための簡単なテストのことです。
事前にやることで、アレルギー性の接触皮膚炎の症状(赤みやかゆみ、かぶれなど)が起こらないかどうかがわかります。

「面倒だな」と思うかもしれません。
でも、保湿クリームの成分に限らず、どんな物質にもアレルギー反応を持つ人がいます。
身近なものだと、お蕎麦や卵、牛乳などにも多いです。

だからといって、お蕎麦や卵が体に良くないものか、というとそんなことはありません。
同じように、保湿クリームの成分に関しても、アレルギー反応がでるかどうかは、個人の体質によります。

だから、赤ちゃんの肌を守るために、ぜひ事前に行いましょう。

1日目赤ちゃんのパッチテスト

保湿クリームを上腕内側にぬります
入浴後の清潔な肌におぬりください

腕の内側に指で薄く10円玉大に塗り、自然に乾かします。
その後は、テスト部位に触れないでください。

2日目
赤ちゃんのパッチテスト2日目

約24時間後、ぬった部位をチェック
異常がなければ、入浴後、再度、腕の内側にぬります
時間は必ず守ってください。

入浴前などに、テスト部位を観察します。(24時間後観察)その後入浴しても構いません。
テスト中および2回目の観察時において発疹・発赤・かゆみ・水泡等の異常を感じたら、すぐにテストを中止し、洗い流してください。

(異常があった場合は、皮膚科専門医の診察を受けてください)

3日目
赤ちゃんのパッチテスト3日目

さらに24時間後観察し、テスト部位に何の異常もなければ使用OKです。
約24時間後入浴前などに、観察してください。

異常がなければこの保湿クリームはあなたの肌に合うということですので、 安心してご使用を始めてください。

3-2.余計な成分が入っていないものを選びましょう

香料・着色料など、保湿クリームの効果を助けない成分は、不要のものだと言えます。

赤ちゃん用でも柑橘系や石けんの香りがついたものは人気があるようです。
でも、ぬってあげている側は好きな香りで気持ちがよくても、赤ちゃんにとっては過度な匂いかもしれません。

そのため、保湿以外の要素が入っていない保湿クリームを選んであげましょう。

3-3.テクスチャーは度外視しましょう

使用感で保湿クリームを選ばずに、あくまでもその中身である効果を見ましょう。

赤ちゃん用で人気があるのは「ぬった後すぐにさらさらするから、洋服が着せやすい」や「べたつかないから、塗り広げやすい」などのテクスチャーです。

これって、ぬっている側の便利さや気持ちよさですよね。
テクスチャーを大切にした商品は、効果がおろそかにされがちです。

そして、「べたべたする」などの使用感は、お母さん自身がこれまで使ってきた化粧品のテクスチャーに左右されてしまいます。

テクスチャーは、使っているうちに慣れてきます。
慣れる程度のことを重視する必要はありません。

赤ちゃんにとっては、保湿がしっかりとできることが大事なことです。
選ぶ際には、テクスチャーよりも、保湿効果が高いほうを選びましょう。

3-4.防腐剤がしっかりと入ったものを選びましょう

防腐剤が配合された商品は安全性が高いので、安心です。
きちんと防腐剤が配合された保湿クリームを選びましょう。

「赤ちゃん用には防腐剤フリーの商品を使いたい」というお声を聞くこともありますが、それは危険なことです。
なぜなら、腐ったり微生物汚染されたクリームを使ってしまったら、赤ちゃんの肌にどんな支障がでてしまうのか、まったくわからないからです。

化粧品の法律である「薬機法」でも、「その全部又は一部が不潔な物質又は変質 又は汚染されている恐れがあるものなどに該当し,製造,販売することが禁止」と決められています。

このように、安全な保湿クリームに防腐剤は必要不可欠で、有用な成分です。
きちんと配合された保湿クリームを選びましょう。

3-5.正しく保湿ができるおすすめの保湿クリームの種類

赤ちゃん用の保湿クリームには、大きく2つの種類があります。

  • クリームタイプ
  • ジェルクリームタイプ

赤ちゃんの肌は生まれた月数によっても状態が変わります。
肌質と肌状態を併せて、見ていきましょう。

3-5-1.クリームタイプの大半は、油分9割。保護したい部位におすすめ

赤ちゃんの肌は水分がしっかりとあるので、基本的にはクリームタイプでのケアで十分です。

「赤ちゃんの肌は水分が不足している」と言われることもありますが、皮膚面積量から相対的に見てうるおっています。
だから、プルプルとしていますよね。

でも、皮脂分泌はほぼないので、水分は守られにくい肌状態です。
そんな肌には、クリームタイプの保湿クリームを使えばいいでしょう。

<塗り方>

ぬりこまず、肌に1枚膜を作るようなつもりで、均一にぬり広げていきます。
ぬったところにティッシュを1枚置いたとき、それが肌にくっつく程度のベタベタ感になるようにやや多めに塗るのがコツです。

<とくに効果的な部位>
  • おしりかぶれが起こる部位
  • おむつのゴムがあたる部分
  • よく外に出ている手足など
<条件に合うもので、実際に使って「肌の保護に効果的」だと感じた商品>
商品名

ママ&キッズ ベビーミルキークリーム

ママ&キッズベビーミルクキークリーム

おすすめする理由

おむつかぶれがあったため、水分をはじけるように”油膜代わり”にお尻に使用してみたところ、べたつきも少なく、水分をはじくいい働きをしてくれました。
価格が高いものの、顔にも使える点が便利でした。

クリームにしては軽めのテクスチャーなので、伸びがよく広げやすいですが、べたつきは残ります。

ママ&キッズ ベビーミルキークリーム

商品の特徴 ・無香料・無着色・無アルコール
・ボディー用クリーム
・アレルギーテスト済み
参考価格 75g[チューブ] 1,980円(税込)
310g[ポンプ] 5,500円(税込)
全成分 水、スクワラン、BG、グリセリン、オリーブ油、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ベヘニルアルコール、水添パーム油、キシリトール、ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸PEG-60グリセリル、トレハロース、イソステアリン酸コレステリル、ステアリン酸、水添レシチン、コレステロール、セラミド2、セラミド3、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、ソルビトール、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、トレオニン、プロリン、アルギニン、ベタイン、PCA-Na、グリチルリチン酸2K、ジメチコン、トコフェロール、カルボマー、フェノキシエタノール
商品名

パックスベビーボディークリーム

パックスベビーボディークリーム

おすすめする理由

おむつかぶれがあったため、水分をはじけるように”油膜代わり”にお尻使用してみたところ、べたつきはあるものの、水分をはじくいい働きをしてくれました。
価格の面で、使いやすかったです。

塗り広げやすく、べたつきも少なく、肌を保護できている感のあるクリームです。

パックスベビーボディークリームの中身

商品の特徴 ・無香料・無着色
・ボディー用クリーム
・アルコール(エタノール)は配合されていましたので、アレルギーがある方は使用しないでください
参考価格 50g[チューブ] 660円(税込)
180g[ポンプ] 1,980円(税込)
全成分 水、グリセリン、ホホバ種子油、カリ石ケン素地、マカデミアナッツ油、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、スクワラン、ハイブリッドヒマワリ油、トレハロース、ローズマリー葉エキス、ベヘニルアルコール、トコフェロール、ヒノキチオール、エタノール

3-5-2.ジェルタイプの大半が油分2割・水分8割なので、1本で保湿ができるからおすすめ

赤ちゃんの肌も、肌質によっては水分不足の場合があります。
部分的にカサカサしやすい場合や、ご両親が乾燥肌の場合は、水分不足の傾向にあります。

そんな肌には、水分も油分も補給ができるジェルタイプを使えばいいでしょう。

<塗り方>

全体に塗り広げ、肌全体に水分をいきわたらせるように手でそっと包み込みます。
ぬったところにティッシュを1枚置いたとき、それが肌にくっつく程度のベタベタ感になるようにやや多めに塗るのがコツです。

<とくに効果的な部位>
  • カサカサしやすいほっぺやおしり、お腹
  • 皮膚の薄い部位(顔、耳の裏、足の裏、ひじの内側、わきなど)
<条件に合うもので、実際に使って「肌の保湿に効果的」だと感じた商品>
商品名

アクシリオ アクアテクトゲル

アクシリオ アクアテクトゲル100g

おすすめする理由

水分と保湿成分(油分も)1本で補給ができるから、顔も体も全身に使えて便利でした。
とくに、顔やゴム付近、お尻などのかさつく部分に使っていました。
乾燥ぎみの赤ちゃん肌には適しています。

塗り広げるとすーっと浸透するので、べたつかず。塗り広げやすくジェルです。

アクシリオ アクアテクトゲルの中身

商品の特徴

・無香料・無着色・無アルコール
・顔も体も、ハンドにも使用可能
・ママもパパも一緒に使える
・スティンギングテスト済み
・アレルギーテスト済み
・パッチテスト済み

参考価格

100g[チューブ] 愛用者価格2,640円 初回価格3,080円(税込)
※愛用者にはお得用サイズもあり

全成分 水、BG、グリセリン、アボカド油、ぺンチレングリコール、ベタイン、アルギニン、スクワラン、オリーブ果実油、ホホバ種子油、マカデミア種子油、カニナバラ果実油、イチョウ葉エキス、カワラヨモギ花エキス、アルニカ花エキス、モモ葉エキス、キダチアロエ葉エキス、トゲキリンサイ/ミツイシコンブ/ウスバアオノリエキス、グリチルリチン酸2K、コメヌカスフィンゴ糖脂質、ヒアルロン酸Na、水添レシチン、リゾレシチン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、水酸化Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン
商品名

ドクターシーラボベビーゲル

ドクターシーラボ ベビーゲル

おすすめする理由

水分と保湿成分(油分も)1本で補給ができるので便利でした。
塗り広げやすいジェルで、べたつきが少なかったです。

肌荒れ防止成分(アラントイン・グリチルリチン酸2K )が配合されているので、敏感肌だった我が子の顔や首への使用は刺激が心配だったため、体のみに使用していました。
また、防腐剤がBG頼みになっているようなので早めに使い切ることがおすすめです。

ドクターシーラボベビーゲルの中身

商品の特徴 ・無香料・無着色・無アルコール
・顔も体も、ハンドにも使用可能
・アレルギーテスト済み
参考価格 100g[チューブ] 2,420円(税込)
全成分 水、BG、グリセリン、スクワラン、グリチルリチン酸2K、アラントイン、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、セラミド2、サクラ葉エキス、アルゲエキス、コメヌカエキス、アカヤジオウ根エキス、ホホバ種子油、ラフィノース、モルティエレラ油、カルボマー、水酸化K、カプリリルグリコール、トコフェロール
「ローションでも、保湿はできる?」

赤ちゃん用では、「ローション」をお使いの方もおられます。
ローションは、水分100%の化粧水なので、赤ちゃんの水分補給に使えます。
乾燥しがちな、肌が水分不足の赤ちゃんにはご使用ください。
もちろん、保湿のために、この後に油分を補うことをお忘れなく。

ただ顔はそうでもないのですが、体に使うときはたれますのでとても使いにくいです。
「保湿は全身に行ってこそ効果がある」とお話したとおり、ローションで水分補給、そのあとにクリームで油分補給を全身に行うのは、寝返りしない月齢ならOKですが、動き出す月齢にはなかなかに難易度が高いです。

赤ちゃんは日々変わっていきますので、使いやすさと相談しながら、使う保湿クリームを柔軟に変えていくことがおすすめですよ。


まとめ

健康肌ならば、保湿はいりません。
でも、健康肌であるかどうかわからない赤ちゃんには、将来のために、保湿で肌荒れ予防をしておいてあげましょう。

そのときに選ぶ保湿クリームは、保湿効果があるものを選んでください。
できれば、お母さんとお父さんが先に使ってみて、保湿が持続できるものがいいですね。

保湿とは、肌の内部に水分があり、その水分を守る保湿成分・油分が肌表面にしっかりとある状態をつくることです。
クリームだけでOKな赤ちゃんもいれば、そうではない赤ちゃんもいます。
水分不足の赤ちゃんには水分と油分の両方を塗ってあげる必要もあります。

大人の肌と同じで、赤ちゃんの肌も人それぞれです。
あなたの赤ちゃんにピッタリな保湿クリームを選べるのはお母さんとお父さんだけです。

ですから、赤ちゃんのことを知り、ぜひ皆さんで試しながら、適した保湿ができる保湿クリームを選んであげてくださいね。

※本ページに記載の商品名・価格・成分等の内容は、2019年12月1日現在の各メーカー公式サイトの情報です。

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