日中や洗顔後、お風呂上りなどさまざまなシーンで、顔の皮がピーンとはったようなつっぱりが気になりますよね。
顔のつっぱりには、以下の2パターンがあります。
- とくに気にしなくて良いつっぱり
- お手入れ方法など変えるべきつっぱり
ご自身のつっぱりがどちらに当てはまるのか、次のチェック方法で確認してみましょう。
<チェック方法> STEP 1 「洗顔」 このとき、タオルで顔をゴシゴシとこすらないように注意しましょう。 STEP 2 「放置」 次のステップは「放置」! 時間が過ぎたら、肌の様子を確認しましょう。 |
【気にしなくて良いつっぱり】
約5~10分後に肌全体がしっとりしていてつっぱり感がない場合は、気にしなくて良いつっぱりです。
顔全体、またはTゾーンの脂っぽさも特に感じられないようなら、今のところ健やかな肌状態といえます。
定期的に上記のチェックを行って、肌の状態を確かめましょう。
【お手入れ方法など変えるべきつっぱり】
約5~10分後も肌全体につっぱり感があり、頬や目元・口元がカサカサしている場合は、気にしなければいけないつっぱりです。
当てはまる方は次のチャートを見て、あなたのつっぱりがどのタイプかを確認してみてください。
あなたはどれに当てはまっていましたか?
この記事では、日中に顔がつっぱる原因と対処法についてさらに詳しくご紹介します。
この記事でわかること
- 日中に顔がつっぱる原因
- 顔のつっぱりを今すぐに抑えたいときのスキンケア
- 保湿しても顔がつっぱるときに意識したいこと
- シーン別の顔がつっぱるときの対処法
肌のつっぱりが気になる方は、顔がつっぱるシーン別の対処法を確認して、さっそく普段の生活に取り入れてみてくださいね。
1.日中に顔がつっぱる原因は?
顔がつっぱるのは、肌表面の油分がなくなるからです。
肌表面には、皮脂と汗などの水分が混ざってできた天然の油膜(皮脂膜)があり、肌の水分蒸発を防いでいます。
皮脂膜がさまざまな理由でなくなり、角質層の水分が急速に蒸発しているときに感じるのがつっぱりです。
肌が乾燥しているときはオイルを塗ると皮脂膜の代わりになり、水分の蒸発を防げます。オイルは肌なじみが良いため、肌表面が柔らかくなり、つっぱりを感じにくくなります。
2.顔のつっぱりを今すぐに抑えたいときはオイルがおすすめ
気になる顔のつっぱりを今すぐに抑えたいときは、オイルを塗ってください。
オイルを塗ると、顔のつっぱりはおさまります。
2-1.化粧品オイルが最適
つっぱりを抑えるときに使用するオイルは、「化粧品」に分類されるものを使用しましょう。
アロマオイルのような雑貨に分類されるオイルは、不純物が多く混入していて、肌トラブルが起こる恐れがあります。
食用オイルも顔の保湿には向いていません。
また、「精油なら安全」という考えは、間違いです。
精油は、植物から抽出された100%ピュアなオイルです。
植物は育った地域や時季によって個体差が大きく、毎回同じものが手に入るとは限りません。
したがって、アレルギーのようなトラブルが起こる可能性があります。
肌のつっぱりを改善したいときは、精油は避けましょう。
つっぱりを改善するためのオイルを選ぶときは、商品名や使用方法に以下の記載があるものを選びましょう。
- 「化粧品」
- 「化粧用オイル」
- 「スキンケアオイル」
- 「スキンケアにお使いください」
- 「顔・体に」
2-2.オイルで保湿してもつっぱる理由
オイルで肌の油分を補っても数時間経つとつっぱるのは、肌の水分を保つ力が弱まり、水分を蓄えられないからです。
オイルで保湿してもつっぱる場合は、肌のうるおい不足が原因です。
つっぱりを感じたときは、水分や保湿成分を補給しましょう。
肌を保湿するときに大切なのは、水分と保湿成分、油分をバランスよく与えることです。
具体的には、角質層内の天然保湿因子や細胞間脂質が少なくて水分が保たれない場合は、オイルを塗っても数時間経つとつっぱりを感じます。
肌は「角質層」という薄さ0.02~0.03㎜の層があります。
角質層内部には天然保湿因子・細胞間脂質といった保湿成分があり、肌の内部に水分を蓄える役目を果たしています。
しかし、角質層内の天然保湿因子や細胞間脂質が少なくて水分が保たれないと、オイルを塗っても数時間経つとつっぱりを感じるのです。
オイルで保湿してもつっぱりを感じる方は、普段のお手入れで水分と保湿成分と油分をバランスよく与えて、肌の水分を保つ力を本来の状態に戻していきましょう。
3. 顔のつっぱりを改善するために、肌の保水力を高める4つの方法
顔のつっぱりが起きる理由は、肌表面の油分がなくなるからでした。
肌表面の油分がなくなり、肌の角質層の水分が急速に蒸発すると、肌のつっぱりを感じるようになります。
応急処置としてオイルをおすすめしましたが、「肌のつっぱり」は日々のスキンケアが影響して起きていることが多く、オイルを塗ってすぐに改善する人はなかなか居ないでしょう。
すでに、肌の水分を保つ力が弱まり、水分を蓄えられなくなってしまっているからです。
その状態を改善するには、日々のスキンケアを見直し、肌の水分を保つ力を、本来の状態に戻すことが大切。
この章では、スキンケアに着目して「顔のつっぱり」を改善するための方法を4つ、お伝えします。
「顔のつっぱり」を改善する4つのスキンケア方法
- 肌に優しい洗顔(クレンジング)で、余分な皮脂を取らない
- 水分や保湿成分を塗るタイミングを見直す
- 肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」で肌の状態を改善する
- 万全の紫外線対策で、肌のバリア機能を維持する
次の章では、おすすめの商品も紹介していますから、ぜひ参考にしてくださいね。
3-1. 肌に優しい洗顔(クレンジング)で、余分な皮脂を取らない
「顔のつっぱり」を感じている際は、まずクレンジングや洗顔を見直してみましょう。
洗顔の回数が多い、クレンジングの際にゴシゴシと力を入れてメイクを落とす、洗浄力の強い洗顔料を使うなど、肌に刺激を必要以上に与え、顔の皮脂を落とし過ぎている可能性があるからです。
皮脂を落とし過ぎると、顔表面の皮脂がなくなるので、水分が蒸発してしまい顔がつっぱります。
オイルや水分を与えても、時間が経つとつっぱってしまう場合は、洗顔やクレンジングのお手入れを見直してみましょう。
最もおすすめなのは、洗浄力がマイルドな洗顔料を使うこと。
マイルドな洗浄力の洗顔料 | 洗浄力が強めの洗顔料 |
などの商品名がついている |
などの商品名がついている |
顔の表面の皮脂を必要以上に落とさないため、肌内部の水分を保ってくれる「油分」をある程度残すことができます。
基本的に、以下の3点に気を付けて商品を選べば、マイルドな洗顔料を手に入れることができます。
- 「マイルド」「しっとりタイプ」などと記載されている
- スクラブやAHAなど入っていない
- 石けんタイプではない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「マイルド」「しっとりタイプ」などと記載の洗顔料を選ぼう
洗顔後につっぱりを感じる場合は、「マイルド」や「しっとりタイプ」など記載されている洗顔料がおすすめです。
マイルドやしっとりタイプの洗顔料は、うるおいを保ちながらもしっかり洗い流してくれます。
一方、「さっぱり」や「強力洗浄」と書かれている洗顔料は洗浄力が強く、皮脂を洗い流しすぎてしまう恐れがあります。
「ニキビ用」や「メンズ用・男性用」も脱脂力(皮脂を洗い落とす力)が強く、洗顔後に顔がつっぱる原因になるためおすすめしません。
スクラブやAHAなど入っていない洗顔料を選ぼう
スクラブやAHAは、角質ケア目的の洗顔料です。
古い角質を落とすだけならいいのですが、本来必要な角質層もはがしてしまう場合があります。
水分を蓄えていてはがす必要のない角質層をはがすと、水分を保てなくなって肌のつっぱりにつながります。
したがって、乾燥が気になる方はスクラブやAHAなど角質ケア目的の洗顔料の使用を控えましょう。
石けんタイプの洗顔料はさけよう
石けんタイプは肌にやさしいと思っている方が多いと思いますが、実際は、肌に対しての洗浄力は強く、つっぱりやすい洗顔料です。
なぜなら、石けんはアルカリ性の洗浄成分だからです。
アルカリ剤(アルカリ性の成分)は酸性に強く、たとえば、洗濯用洗剤は皮脂汚れや汗汚れを落とすためにアルカリ性の成分が使用されています。
一方で、肌表面は皮脂により弱酸性に保たれています。
弱酸性に保たれた肌をアルカリ性の石けんで洗うと、皮脂は洗い流されて、顔がつっぱりやすくなるのです。
固形の石けんは簡単に「石けんタイプ」とわかりますが、洗顔フォームは石けんタイプかどうかを成分で見分けてください。
洗顔フォームなどの成分表の上位に油脂や脂肪酸類 (ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等)と合わせて水酸化Kや水酸化Naと書かれている場合は、おおよそ石けんです。
「ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化Na」や「ミリスチン酸、ステアリン酸、水酸化K」などの表記の洗顔料も、石けんと判断できます。
日中に顔がつっぱるときはぬるま湯だけの洗顔を試そう
朝、洗顔料を使うと肌がつっぱってしまう場合は、お湯だけの洗顔を試しましょう。
朝の洗顔は、寝ている間に分泌される皮脂やほこりの付着、夜寝る前に塗った基礎化粧品を落とすために行います。
そのため、お湯だけの洗顔で十分に落とせる場合もあります。
一方で夜の洗顔は、メイク落とし後肌に残った油分や洗浄成分、メイクや汚れを洗うために行います。
メイク落としの後、肌に汚れやメイク落としの油分・成分が残っていなければ、洗顔をする必要がありません。
ダブル洗顔不要のメイク落としを選べば、夜の洗顔後のつっぱりも防ぐことができます。
「ダブル洗顔不要のクレンジングおすすめ15選!ニキビや敏感肌など肌質別で紹介」を参考にしてください。
3-2. 水分や保湿成分を塗るタイミングを見直す
「顔のつっぱり」を感じる際は、クレンジングや洗顔の刺激と同じように、保湿スキンケアを見直すことも大切です。
保湿は、肌に水分と油分を供給することが目的であり、顔のつっぱりを改善するときに重要な役割を果たすからです。
ただ、保湿スキンケアは、正しいタイミングで行う必要があります。
特に重要なのが、入浴後や洗顔後のタイミング。
お風呂に入った後や洗顔を行った後は、すぐに水分や保湿成分でスキンケアしましょう。
なかでもお風呂上がりの肌は水分の蒸発量が多く、乾燥しやすい状態です。
入浴前、入浴直後、1分後、5分後、15分後と時間の経過ごとに肌の水分量を計測した結果、湯上り直前の肌の水分量が5~15分後にかけて急激に下がり、15分以降は入浴前より乾燥状態になっていることがわかりました。
お風呂上りの肌の高い水分量を維持するためには、お風呂上り5〜10分以内に保湿のお手入れを行いましょう。
スキンケアするときは、水分や保湿成分を以下の順番で塗りましょう。
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
油分を先に塗ると、油分が邪魔をして水分や保湿成分が肌に浸透しなくなります。
肌に水分を与える化粧水や、美容成分を与える美容液を使った後に、油分でふたをするのがおすすめです。
化粧水はたっぷりと手に取り、肌にスキマなく浸透するように手のひらで優しくハンドプレスしましょう。また、乳液は手の温度で温めると、より浸透しやすくなります。
オールインワンタイプの化粧品があると、水分と油分を一度に補給できるため楽チンです。
先に油分を塗ったときは界面活性剤入りの化粧水や乳液を使う
日中つっぱりが気になって水分や保湿成分の前に油分を塗ってしまったときは、界面活性剤入りの化粧水や乳液を使いましょう。
なぜなら界面活性剤は、水と油を均一に混ぜるために使用する成分だからです。
界面活性剤の化粧水や乳液を使用すると油分を塗った後でも、肌に水分が浸透しやすくなります。
悪者扱いされることの多い界面活性剤ですが、実際には基礎化粧品やクレンジング、洗顔料を作る上では欠かせません。
乳液やクリームには、油性成分だけでなく水性の成分も入っています。
水と油を混ぜて乳化した状態を安定化させるために、界面活性剤が使われているのです。
また、クレンジングや洗顔料も、メイクや皮脂汚れ、残ったクレンジング剤などの油分をなじませて落とすために、界面活性剤が使われています。
界面活性剤は自然界や私たちの体内にも存在する成分で、ひとつひとつ安全性を調査しながら化粧品に使用されています。
そのため、界面活性剤成分にアレルギーがない場合は、安心して界面活性剤入りの商品を使いましょう。
3-3. 肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」で肌の状態を改善する
先ほど保湿のタイミングについて言及しましたが、そもそもの「保湿スキンケア」は正しく行えているでしょうか?
「顔のつっぱり」に悩んでいる以上、肌の油分が足りないことが原因だと考えられるため、保湿スキンケアも間違った方法で行っていることが多いと考えられます。
特に多いのが、化粧水だけで保湿ができると思っているケース。
化粧水の目的は、肌の『水分補給』であって、保湿ではありません。
だから、保湿効果はありません。
化粧水を使うと、肌に水分が補給されます。
確かに、肌は潤うのですが、それは一瞬です。
気温や体温などによって、どんどん蒸発していきます(過乾燥)。
重要なのは、肌への水分補給と、油分補給を適切なステップで行うこと。
水分を補給して肌内部の水分量をあげる。
油分や保湿成分で、肌内部の水分の蒸発を防ぐ。
このような「適切な保湿」がされた肌であれば、体からの皮脂の分泌も適切に行われ、つっぱり感が減少する可能性が高いと考えられます。
水分・油分・保湿成分の3つをしっかりと肌に与えて、肌をうるおしましょう。
最近は「オールインワン」タイプの化粧品もあります。
化粧水・乳液・美容液・クリームが一つになったタイプの物だと、1本で水分・油分・保湿成分を与えることができて、便利です。
3-4. 万全の紫外線対策で、肌のバリア機能を維持する
外出時に肌がつっぱるのは、紫外線を浴びるからです。
紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下して、水分を十分に保てなくなります。その結果、肌が乾燥してつっぱってしまいます。
また、地上に届く2種類の紫外線UVA波とUVB波のうち、肌を赤くする原因となるのはUVA波です。
UVA波は肌の奥まで届き、メラノサイトを刺激してシミの原因を作ったり、エラスチンやコラーゲン線維を変質させたりしてシワの原因になります。
紫外線を浴びた後、症状が現れるのは2~3日後からです。
UVB波を大量に浴びる環境にいると、1時間もしないうちに毛細血管が充血し、肌が赤くなります。
そして肌細胞が傷つき、発熱やヒリヒリした痛みが現れ、その後2~3日の間は強く肌のつっぱりを感じます。
紫外線は日焼けするだけでなく、シミやシワをつくり、肌細胞を傷つける要因です。
下記のようなグッズを組み合わせて、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
- 日焼け止め
- 日傘
- 帽子
- サングラス
- マスク など
また、日焼け止めは、使用説明書にある規定量を守り、3~4時間ごとに塗り直すことが大切です。
汗をかきやすい季節や水場に行くときは、ウォータープルーフの日焼け止めを選びましょう。
つっぱらない日焼け止めの選び方
日焼け止めに配合されている紫外線カット成分は、以下の2種類です。
- 紫外線散乱剤
- 紫外線吸収剤
2種類のうち、肌のつっぱりを感じる方には、紫外線吸収剤入りの日焼け止めがおすすめです。
紫外線散乱剤
紫外線散乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛といった白っぽい粉成分が物理的に紫外線を跳ね返す特徴があります。
かぶれのような症状が起こりにくいので、肌が弱い方に好んで使われます。
しかし、白浮きしたり、きしみ感が出たりしやすい特徴もあります。
日焼け止めによるきしみ感を「つっぱる」と感じてしまう方には、紫外線吸収剤配合の日焼け止めがおすすめです。
紫外線吸収剤
紫外線吸収剤は、化学物質が紫外線のエネルギーを取り込み、熱などの別のエネルギーに変換する働きで紫外線をカットします。
白浮きやきしみ感がないので、つっぱり感はありません。
しかし、肌が敏感な方は、紫外線を浴びたときの化学変化が刺激になり、赤みなどの症状が出てしまう場合があります。そして、肌のバリア機能がはたらかなくなり、つっぱりを感じてしまいます。
紫外線散乱剤のきしみ感は、肌の水分が蒸発する際の「つっぱり」とはまた違います。
そのため、肌が敏感な方や紫外線吸収剤で肌荒れを起こしたことがある方は、紫外線散乱剤配合の日焼け止めを選びましょう。
4. 「顔のつっぱり」を根本から解決するためのおすすめ商品を紹介
「顔のつっぱり」を改善するための4つの方法をお伝えしました。
本章では、先ほど紹介した4つのスキンケアを実践するために、おすすめのスキンケア商品を紹介しています。
おすすめの理由や使い方を紹介していますから、ぜひ参考にしてください。
4-1. 肌に優しい「ダブル洗顔不要」の洗顔料
「顔のつっぱり」が気になる方におすすめなのが「ダブル洗顔不要のクレンジング」。
メイクなどの脂汚れや毛穴に詰まった角栓を落とす「クレンジング」と、古くなった角栓や余分な皮脂を落とす「洗顔」が一度に行える商品のことです。
顔のつっぱりがある際は、皮脂をとり過ぎて顔表面の水分が蒸発しないよう、マイルドな洗顔料を使うことが大切。
ダブル洗顔不要のクレンジングであれば、使う商品の数やスキンケアの過程そのものが物理的に減りますから、その分肌への摩擦が減少し、肌への負担を軽減することができます。
肌の負担が軽くなれば、肌のバリア機能に余計なダメージを与えることなくスキンケアが終了できるため、顔のつっぱり防止につながります。
洗浄力がマイルドなダブル洗顔不要のクレンジングを選べば、「皮脂を取りすぎない」マイルド洗顔と、摩擦の少ない低刺激洗顔が一度に叶うため、洗顔による肌への刺激に悩む方には非常におすすめのアイテムです。
4-1-1. アクシリオ ダブルクレンジングゲル
商品名 |
アクシリオ ダブルクレンジングゲル |
商品画像 |
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商品の特徴 |
・ノンコメドジェニックテスト済みのため、「ニキビのもと」ができにくい(※) |
容量・参考価格 |
・20g 800円 ★550円でお試しセットが購入可能 |
公式サイト |
4-2. バリア機能を維持する「高保湿商品」
「顔のつっぱり」が気になる際に、もっとも気を付けたい保湿のスキンケア。
肌の表面に水分と油分を適切に補給できれば、顔がつっぱることも少なくなると考えられます。
水分・油分・保湿成分の3つをしっかりと肌に与えて、肌をうるおすことができる商品を選ぶことが大切です。
【保湿化粧品】アクアテクトゲル
アクアテクトゲル おすすめポイント
- 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
- 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
- 「これ1本」で保湿完了のオールインワンタイプ
顔のつっぱりを改善するための保湿剤の条件は「高保湿」。
そんな「低刺激・高保湿」なスキンケアを叶えてくれる化粧品が【アクアテクトゲル】。
16種類の保湿成分が、肌に「水分」と「油分」をバランスよく補給するため、肌の内部の水分を保持する「正しい保湿」に効果を発揮します。
また、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、肌への刺激をさけ、バリア機能を保持してくれます。
※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
特徴 |
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うるおい成分 |
グリセリン・スクワラン・アボカド油・ヒアルロン酸Na・アルギニンなど |
値段・容量 |
100g 3,200円(税込)・20g 800円(税込) ➡今ならアクアテクトゲル20gと洗顔20gのお試しセット1,600円が、550円で買える!(送料無料) |
■肌が潤い続ける保湿力!
ひろりんさま(53歳) 福岡県古賀市在住 愛用歴1年5ヶ月
初回限定で550円(税込)でお試しができます。(※洗顔料つき)
- 日中の顔のつっぱりに悩んでいる
- 今の保湿アイテムでは、保湿力が不安
上記のような方は、ぜひアクアテクトゲルを手に入れてみてくださいね。
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4-3. 低刺激性とUVカット効果を両立した「日焼け止め」
紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下して、水分を十分に保てなくなります。
だから、UVケアは顔のつっぱりを改善するために大切。
日焼け止めも、洗顔やクレンジングと同様、肌の刺激にならないようなアイテムを選ぶことが重要。
次に紹介する5つのポイントを満たしたアイテムがおすすめです。
肌に優しい日焼け止めの選び方
-
- SPF20~30で選ぶ
- 紫外線散乱剤100%で選ぶ
- ウォータープルーフ機能ありを選ぶ
- クリーム・ミルクタイプで選ぶ
- お試し商品があるものを選ぶ
この条件を基準に選ぶことで、紫外線による日焼けや赤み・かゆみを防ぐだけでなく、シミやシワ・たるみといった肌老化も未然に防げますし、肌への刺激もマイルドにすることができます。
これらの条件に合う日焼け止めを紹介するために、人気の日焼け止め62商品のSPF数値や成分・形状などを徹底的に調査したところ、5つの条件をすべてクリアした日焼け止めは、以下の2商品しかありませんでした。
日焼け止め選びの際は、ぜひ参考にしてください。
商品名 | やさしいUVカットミルク | ちふれ・UVサンベール クリーム |
商品画像 | ||
SPF / PA | SPF25・PA++ | SPF30・PA++ |
紫外線カット成分の種類 | 紫外線散乱剤100% | 紫外線散乱剤100% |
ウォータープルーフ機能 | 〇 | 〇 |
使用感 | クリームに近いミルクタイプ | クリーム |
お試し使用 | 〇 550円(6回分)のお試しセットあり |
× |
容量・価格 |
税込2,800円(25g) |
税込605円(50g) |
5.肌のつっぱりを改善する方法【生活習慣編】
肌のつっぱりを改善したいときは、スキンケアだけでなく日々のケアも大切です。
日々の生活で意識するといい3つのポイントを、ご紹介します。
5-1.栄養バランスのいい食事
乾燥肌対策の基本は、さまざまな食べ物からバランスよく栄養を摂ることです。
肌のつっぱりを感じる乾燥肌の方には、食事からのインナーケアも心がけましょう。
体に必要な栄養素は、大きくわけて以下の6つです。
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
数ある食材の中でも、乾燥肌の改善に最適な栄養素が含まれている食材を紹介します。
- 生芋こんにゃく
- レバーや豚肉
- 牡蠣
- トマトジュース など
生芋こんにゃくには、肌のうるおい成分であるセラミドが豊富に含まれています。
また、レバーや豚肉はビタミンB2やB6が含まれており、ターンオーバーを正常に保ち、乾燥予防に役立つ食材です。
牡蠣も亜鉛が豊富で、ターンオーバー正常化に役立ちます。
トマトには肌の老化を防ぐリコピンが豊富で、シミを予防する働きがあります。
5-2.質の良い睡眠
質の高い睡眠も、肌のインナーケアとして重要です。
睡眠中には成長ホルモンとメラトニンが分泌され、美しい肌に導く作用があります。
とくに成長ホルモンには肌の水分保持量を増やしたり、皮膚のターンオーバーを促進したりする役割があり、乾燥による肌のつっぱり改善に役立ちます。
メラトニンには質の良い睡眠をもたらして、成長ホルモンの分泌を促す作用があるため、2つのホルモンの働きが欠かせません。
5-3.適度に運動する
運動も、健康的な肌を維持するために重要な存在です。
運動すると得られる効果は、以下のとおりです。
- 血行促進
- ストレス解消
- 睡眠の質の向上 など
乾燥して顔のつっぱりを感じている方は、日々の生活に運動も取り入れてみましょう。
運動によって体内に酸素が取り込まれると、代謝を活性化してくれます。
また、エネルギー産生や血行促進による発汗作用もあるので、肌の水分・油分のバランスを調整してくれる効果も期待できます。
ただし、夜の激しい運動は自律神経の働きが変化して睡眠の質に影響する可能性があるため、おすすめしません。
毎日でなくても構いませんので、なるべく朝に適度な運動を取り入れてみてくださいね。
5-4.湿度50%を目安に部屋を加湿する
室内ですごしやすい、快適な湿度は40~60%です。
さらに、肌にとって快適な湿度は50~60%です。
参考:非敏感肌・敏感肌女性に対する湿度の影響評価 藤村 寛子
湿度50%以下の環境に長くいると、肌の水分が空気に奪われ乾燥していきます。
40%以下になると目や肌、のどの乾燥を感じるだけでなく、インフルエンザウイルスが活動しやすくなります。
反対に、60%以上になるとダニやカビが発生するようになります。
また、汗や蒸れによって肌本来の働きが悪くなったり、湿度の高い部屋に慣れた肌が乾燥した外気との差に耐えられなくなったりして、乾燥することもあります。
加湿器が部屋の湿度を調節してくれるのでベストな方法ですが、職場や加湿器が置けない部屋の場合は、以下の5つのやり方で、部屋の湿度を調節して顔のつっぱりを防ぎましょう。
- お湯や水を入れたコップを近くに置く
- 濡れたバスタオルを干す
- カーテンやカーペットに霧吹きで水をかける
- 観葉植物を置く
- やかんやケトルでお湯をわかす
肌のつっぱりを防ぐために、このような方法で普段過ごす部屋の湿度を50~60%内に保ちましょう。
6. 肌のつっぱりについてよくある質問
顔のつっぱりについて、以下のよくある質問にお答えします。
“よくある質問”
- 肌がつっぱりやすい人におすすめの保湿成分は?
- 外出先で手軽に保湿できるアイテムを知りたい
- 肌断食(洗顔後になにもスキンケアをしない)で肌質が改善するって本当?
- 肌のつっぱりにおすすめのメイク料ってある?選び方は?
それぞれの質問にお答えしますので、顔のつっぱりに悩んでいる方は参考にしてください。
Q1. 肌がつっぱりやすい人におすすめの保湿成分は?
A. 肌がつっぱりやすい人には、以下のような保湿力の高い成分が配合された化粧品がおすすめです。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- グリセリン
- スクワラン
それぞれ一種類だけでなく、保湿成分を組み合わせてスキンケアすることもおすすめですよ。
Q2. 外出先で手軽に保湿できるアイテムを知りたい
A. ミスト化粧水がおすすめです。保湿成分や美容成分、油分などが入っていると、肌に潤いを補給しつつ、油分でフタができます。「外出先で、メイクの上から保湿したい!」という方は、以下の方法を参考にしてください。
- 余分な皮脂や、崩れたメイクをティッシュやコットンでやさしく拭き取る
- 少し遠いところからミスト化粧水を顔全体に振りかける
- 再度下地やファンデーションをのせて化粧を直す
Q3. 肌断食(洗顔後になにもスキンケアをしない)で肌質が改善するって本当?
A. 洗顔後の肌になにもつけないのはNGです。
つっぱり肌の人は、肌が乾燥しやすい状態。洗顔によって肌の潤いを守る皮脂を落としたあとに放置してしまうと、さらに乾燥しやすくなってしまいます。
化粧水でしっかり水分を与えつつ、油分でフタをして潤いを守りましょう。
Q4. 顔のつっぱりに悩んでいる時に、おすすめのメイク料の選び方ってある?
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは、油分と水分が含まれているため、つっぱりを感じにくい化粧品です。
一方、ケーキ型やパウダーファンデーションは、肌の皮脂をメイク料が吸い取る特徴があります。
なぜならメイク崩れを防ぐために、皮脂を吸い取るようにつくられているからです。
皮脂は汗と混ざって皮脂膜となり、肌の水分の蒸発を防いでいます。
しかし、皮脂が分泌されると化粧のくすみやテカリが発生します。
このくすみやテカリを、世間一般では化粧崩れと呼ばれているのです。
参考:ファンデーションの化粧もちの解析と評価方法(タイプによる化粧くずれの機構の違い)有村 直美, 星屋 博子, 平井 裕香, 正木 仁, 藤井 政志
特に最近のファンデーションはメイク崩れを防ぐために、皮脂を多孔質粉体で吸収してメークアップの機能を持続しようと作られています。(多孔質粉体シリカや多孔質球状炭酸マグネシウムなど)特にパウダーファンデーションはその傾向があります。
一日中メイクをしていて日中や夕方につっぱりを感じる場合は、メイク料を油分や水分が多い以下の3つのファンデーションに変えてみましょう。
- エマルジョンタイプ
- クリームタイプ
- リキッドタイプ
ただし、その代わりに化粧崩れが起こりやすくなります。
まとめ
顔のつっぱりは、肌表面を覆っている油膜が何らかの原因で洗い流されて、肌の水分が急速に蒸発していくために起こります。
だから、洗顔後やお風呂上りにつっぱりを感じやすくなります。
顔がつっぱったら、まずそのつっぱりが放置していいものなのか、ケアするべきものなのかを確かめましょう。
また、とりあえず顔のつっぱりを抑えたいなら、「化粧品」に分類されるオイルを塗りましょう。
しかし、オイルを塗ってもその日のうちにつっぱる場合は、肌のうるおい不足です。
日々のお手入れで、水分と保湿成分と油分をバランスよく与えて、しっかりと保湿しましょう。
それでも顔がつっぱる場合は、つっぱるシーン別の原因を知って対処法を試し、顔のつっぱりを改善しましょう。
顔のつっぱりは、肌トラブルが起こる一歩手前の状態です。
早めに対処して、健やかな肌を取り戻しましょうね。