ニキビケアとは、「ニキビを改善するために行う方法」のことです。
世の中には、このニキビのケア方法がたくさんあります。
だから、どの方法が自分のニキビ肌に合うケアなのか、なかなか判断ができません。
そのため、なかなか治らないニキビに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ニキビの原因や症状は数多くあります。
だから、あなたのニキビの原因に合った適切なケアを行うことが大切です。
この記事では、ニキビの「原因」と「タイプ別のケア方法」を紹介します。
ニキビに悩んでいる方は参考にし、ぜひキレイな肌を目指してみてください。
1.ニキビができる原因とは
「そのニキビが何が原因でできているか」がわかれば、適切なニキビケアの指針になります。
この章では、ニキビの「原因」について解説します。
あなたのニキビに当てはまることがあるか、確認していきましょう。
※参考:公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ニキビ」
1-1.「皮脂の過剰分泌」と「毛穴詰まり」から起こるニキビ
皮脂の過剰分泌や、その分泌された皮脂が毛穴に詰まることから、ニキビは生まれます。
本来は毛穴の内部にある「皮脂線」から皮脂が分泌されると、毛穴の「外」へと自然に排出されます。
しかし、思春期や気温の上昇、糖や脂肪の取り過ぎ等により「過剰に皮脂が分泌」されると、毛穴からスムーズに排出しづらくなり、次第に皮脂が「毛穴に詰まる」ようになります。
その結果、毛穴に詰まった皮脂をエサにするニキビ菌が増え、ニキビができます。
そして、詰まり続ける肌状態が、ニキビ症状の悪化へとつながっていくのです。
1-2.「生活習慣」によって起こるニキビ
睡眠不足やストレス、糖分や脂肪分の多い食生活などの生活の乱れは、ニキビができる原因になることがあります。
学術的な根拠はありませんが、「チョコレートを食べ過ぎるとニキビができる」「食べ過ぎた翌日にはニキビができる」という経験談は多く聞かれます。
食生活がニキビに関わっていることを体感している方は多いことでしょう。
そして、できたニキビに触る行為を無意識に行い、ニキビを悪化させることもよくあります。
ニキビに髪が直接触れるようなヘアスタイルやファッションアイテムなども肌に刺激を与えるので避けましょう。
また、ついニキビをつぶしてしまう方は、悪化させたり、跡に残る原因になるので止めましょう。
1-3.肌の「乾燥」によって起こるニキビ
肌(角質層)のバリア機能は角質細胞や保湿成分で構成されていますが、加齢などにより機能が低下することによって肌の水分量を保てなくなり、乾燥します。
乾燥を補うために「過剰な皮脂が分泌」されることがあり、これが肌状態によってニキビの原因になるのです。
また、乾燥によってはがれ落ちた肌の角質層が毛穴を塞いでしまい、皮脂詰まりの原因になることもあります。
このニキビ症状は、皮脂分泌量が減る20代後半の女性によく見られます。
「思春期にはニキビができなかったのに、20代半ばに入ってからニキビができ始めた」という人は、乾燥によるニキビが原因だと考えられます。
2.すべてのタイプのニキビに!ニキビケアの基本
ニキビの原因はさまざまですが、どのタイプにも当てはまるケアの【基本】を紹介します。
ニキビケアを始める前に知っておきたい4つの基本
- 正しい洗顔でニキビケア
- ニキビの予防ができるスキンケア
- ニキビのできにくいライフスタイル
- 身の回りのものを見直す
基本的に、洗顔やスキンケアには、「ノンコメドジェニックテスト済み(ハイポジェニックテスト済み)の化粧品」をおすすめします。
日本皮膚科学会も、基礎化粧品には「ノンコメドジェニックテスト済み」あるいは「ハイポジェニックテスト済み」の使用を推奨しています。
Q:スキンケアはどうしたらいいですか?
A:1日2回、洗顔料で洗顔し、基礎化粧をする習慣のある場合には、化粧水などを使った基礎化粧をしてかまいません。基礎化粧品はノンコメドジェニック、あるいはハイポコメドジェニックと明記されたものがいいでしょう。
乾燥肌の場合やざ瘡の治療によって乾燥が生じる場合には、保湿をしてください。保湿剤も、ノンコメドジェニックあるいはハイポコメドジェニックと表示してあるものがおすすめです。引用:公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ニキビ」
ノンコメドジェニックテスト済み化粧品とは、ニキビの元となる「コメド」ができにくいことが確認された化粧品のことです。
商品やパッケージに表記がありますので、これもカンタンに選んでいただけます。
ニキビでお悩みの方は、ぜひ毎日のケアに取り入れてください。
もし、ノンコメドジェニックテストについて詳しく知りたい方はこちら「繰り返すニキビに使える?「ノンコメドジェニック」本当の効果を知る」を参考にしてください。
当メディアを運営する株式会社アースケアの商品で行ったノンコメドジェニックテストの内容を紹介しています。
2-1.正しい洗顔でニキビケア
ニキビの改善には、正しい洗顔で毛穴をキレイにすることが重要なポイントです。
そこで、洗顔の基本について解説します。
【1】ノンコメドジェニックテスト済みの洗顔料で洗う
洗顔料も、ノンコメドジェニックテスト済みの商品を選ぶと安心です。
そして、毛穴をキレイにしたいからといって、ゴシゴシこすって洗うのは厳禁です。
摩擦によって肌にダメージを与えてしまい、よりニキビを悪化させることになります。
洗顔の際は、力を抜いて、優しく丁寧に洗いましょう。
洗顔フォーム・石けん
洗顔フォームや石けんは、手のひらや泡立てネットでしっかり泡立て、皮脂の分泌量が多いTゾーンを中心に顔全体を包み込むように洗います。
摩擦を起こさないように、泡をつぶさず、泡で包むように洗いましょう。
洗顔ジェル・ミルク
摩擦が起こりにくい形状のジェルやミルクは、そのまま使えるので便利です。
手のひらに適量を取り、やさしく指の腹で皮脂の分泌量が多いTゾーンを中心に、顔全体をなでるように洗います。
【2】よくすすぐ
洗った後は、ぬるま湯でよくすすぎます。
洗顔料や汚れが肌に残ってしまうと、黒ずみやくすみ、肌荒れの原因になります。
とくに、髪の生え際などは、すすぎ残しがないかどうか、鏡でチェックしながら、毎日洗いましょう。
【3】こすらない
洗顔後は、清潔なタオルで肌を軽く押さえるようにして水分を拭き取りましょう。
こするように強く拭くと、たるみやシワができる恐れがあります。
柔らかいタオルで押さえる程度に水分を拭き取るのがニキビケアのコツです。
2-2.ニキビの予防ができるスキンケア
ニキビケアにとって重要なスキンケアは、「保湿」と「紫外線対策」この2つです。
それぞれのケアポイントをご紹介します。
【1】「保湿」は、「ノンコメドジェニックテスト済み化粧品」で行う
肌のバリア機能が低下しているニキビ肌は、角質層の水分が失われやすい状態です。
そこで、保湿効果の高い化粧水や乳液などのスキンケア商品で、乾燥からお肌を守る必要があります。
特に、乾燥が原因のニキビ肌は十分な保湿ケアが重要です。
おすすめするのは、以下の2点をおさえている化粧品です。
- 高保湿
- ノンコメドジェニックテスト済み(ハイポジェニックテスト済み)
「高保湿」の化粧品は、保湿力と有効成分を重視したものを選びましょう。
選びやすいのは、「抗シワテスト済み化粧品」です。
乾燥による小じわに効果があるかどうかを検証するテストで、これをクリアしていれば、高保湿です。
内容成分など難しいことを考えて選ばなくてもいいので、カンタンですよね。
この2つの機能を兼ね備えた化粧品がおすすめです。
ただ「高保湿」なだけではニキビの原因になることがありますので、「ノンコメドジェニックテスト済み」であることは必須です。
私が個人的におすすめしたいのは、上記の条件をクリアした「オールインワンジェル」です。
女性は毎日が忙しく、日常生活で保湿ケアに時間を割くのはなかなか難しいことがあります。
だからといって、キレイ肌は諦められません。
そんな欲張りな女性の願いが叶うのが、オールインワンジェルです。
おすすめの商品は、この記事「「もう少し寝たい!」を叶える忙しい朝に1分で終わる時短スキンケア」で紹介しています。
忙しい女性はぜひ参考にしてくださいね。
炎症や肌荒れを改善するグリチルリチン酸ジカリウム配合のものは、消炎効果が期待できます。
また、ニキビ肌は刺激に弱いため、無香料・無着色などがおすすめです。
【2】「紫外線対策」は、敏感肌向けの日焼け止めで行う
紫外線は肌を乾燥させ、皮脂の分泌を促すため、ニキビができやすくなります。
さらに、肌の炎症やニキビ痕の色素沈着を招く原因になるため、外出時はしっかりとした紫外線対策が必要です。
ただし、刺激の強い日焼け止めは肌にダメージを与えたりニキビを悪化させたりするため、使わないようにしましょう。
おすすめするのは、敏感肌でも使える日焼け止めです。
どうやって「敏感肌用」を見分ければいいのか?
今使っているものが敏感肌でも使えるかどうか?
それは、「日焼け止めで赤くなる敏感肌向け・合わない理由と選び方5つの条件」を参考にしてください。
2-3.ニキビのできにくいライフスタイル
生活習慣は人によってさまざまで、習慣化してしまうと無意識に行っていることもよくあります。
それが、ニキビの原因になっていることもよくあります。
そこでこの章では、ニキビを避けるためのライフスタイルをお話します。
【1】帰宅後には、すぐメイクを落とす
長時間のメイクは毛穴詰まりやニキビを悪化させる原因になります。
帰宅後はすぐにメイクを落とすことが大切です。
また、外出時はアイメイクと口紅のみのポイントメイクにしたり、長時間のメイクを避けるなどして、ニキビ予防を心がけましょう。
【2】ストレスを解消する
ストレスは、ホルモンバランスを乱して皮脂の分泌を促すことがあります。
ストレスを軽く見ずに、自分にあったストレス発散方法を見つけることが大切です。
とはいえ、なかなか解消できないからこそ、ストレスは溜まってしまうものですよね。
そこでおすすめするのは、「1日1回笑う」こと。
笑うと、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の分泌を抑制し、値が下がります。
そして、リラックス効果を与える「幸せホルモン」を活性化させるそうです。
つまり、笑いにはストレスを抑制する効果があり、免疫や抵抗力といった機能を強める効果があると考えられています。
「リウマチ患者に落語を聞かせた実験」や「ガン患者に吉本新喜劇を見せ、その前後でガン細胞を直接攻撃するNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)の活性化を調べる実験」など、医学的な証明も増えています。
今後、さらに笑いが健康に良い効果を示す研究が行われると考えられるが、今回の検討は、笑いが、ガンや感染症を予防する健康法の一つとして積極的に生活の中に取り入れていく必要性を示す根拠といえるのではないでしょうか。
引用:医療法人豊樹会森・西田クリニック西田元彦氏・愛知みずほ大学人間科学部 大西憲和氏 「笑いとNK細胞活性の変化について」
わずか5分間笑うことでNK細胞は活性化する(中略)免疫の働きは年齢とともに低下する。20歳でその働きを100とすると、40歳ではその半分、60歳では1/4に低下する。老化とがん化は同じ道筋とも言える。それ故、NK細胞を活性化すれば元気で長生きし、がんにもなりにくくなる。
引用:柴田病院難治疾患研究部 伊丹 仁朗氏ほか 「笑いと免疫能」
声を出して笑わなくても、「ほほえむ」だけでも脳は笑っていると認識するそう。
朝起きて顔を洗うとき、にこーっとほほむことを習慣化してみてください。
【3】睡眠は、最初の3時間が大切
睡眠不足や昼夜逆転の生活が続くと体内のホルモンバランスが乱れて、皮脂の分泌量が増えると言われています。
皮脂の過剰分泌は、ニキビの増加や悪化の原因になるため、熟睡できるような環境を整えてしっかりと睡眠を取るように心がけましょう。
にきびの重要な因子である皮脂の分泌はホルモンによって制御されています。ヒトのホルモンには朝と夜で分泌バターンが変わるものがあり、睡眠不足や日中逆転の生活などは、ホルモンのバランスが崩れるのでにきびの悪化因子となる可能性があります。できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。
引用:公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&Aニキビ 睡眠時間について」
おすすめするのは、「最も眠りの深いノンレム睡眠になる”眠り始めの3時間”」に、しっかりと眠れるように、邪魔をされない環境をつくること。
以下の方法が、質の良い睡眠を取れる方法だと言われています。
「眠っても疲れがとれない」「睡眠が浅い」という方はぜひ、実践してください。
- 睡眠前に手足を優しく温めるストレッチをし、体温が下がるタイミングで眠りにつくと寝入りがスムーズになる
- 眠る直前には、携帯電話やパソコンを見ない
- 電気を消し、部屋は暗くする
- 温度・湿度を調整する
夏場は約25℃~26℃、冬場約22℃~23℃、湿度50%~60%が理想的
※参考:日本睡眠化学研究所「良い睡眠によるメリット~美容編~」
【4】栄養バランスをとる
日本皮膚科学会は、「思春期ニキビにはバランスの良い食事をとるよう心掛ける」ことを推奨しています。
健康な肌作りには、ビタミン類が含まれる緑黄色野菜を取るなど、栄養バランスの良い食生活が必要です。
Q:食事の注意点は?
A:現在のところ、チョコレートやケーキ、ピーナッツなどの食べ物とにきびの因果関係はわかっていません。一方で、特定の食べ物をとるとにきびがよくなるという話もありません。例えば、チョコレートを食べると悪くなる人はチョコレートを控えるようにしてください。しかし、チョコレートもケーキもピーナッツも一切食べてはいけないということはありません。とくに思春期は成長期でもありますので、やみくもに制限することなく、バランスの良い食事をとるように心がけてください。
引用:公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ニキビ」
因果関係は明らかになっていませんが、糖分や脂質が多いものにより、「ニキビができた」と感じる方は少なくありません。
私自身も思春期から大人になってもニキビに悩まされており、食生活において、「野菜が少ない」ときと「甘い生クリーム系の洋菓子」を食べたときには、ニキビができやすいという実感がありました。
なんとなく理解はしているものの、すべての食生活を一度に変えることは難しいかもしれません。
そんな場合には、以下の順に少しずつ変えていくことがおすすめです。
- 甘いものと脂が多いものは、食べ過ぎないようにする
- 1日1度は、ビタミン類(緑黄色野菜、肉、卵、果物など)を食べる
- ビタミン類が不足しそうなときには、サプリメントで補う
少しずつ、できることから始めていきましょう!
2-4.身の回りのものを見直す
次に、身の回りの物でニキビの元となる可能性を見ていきましょう。
【1】服装を見直す
ショールやマフラー、マスクなどでニキビを覆いニキビに触れて刺激するとニキビを悪化の原因になることが。
また、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は摩擦帯電によって肌を刺激し、ニキビができやすい状態になると言われています。
ドアや人と触れたときに「ビリッ」と電気が走る経験をよくしている人は、肌を刺激しやすい素材でできた衣類は避けるようにしましょう。
【2】髪型を見直す
髪がニキビに直接触れると刺激になり、悪化の原因になることがあります。
まとめ髪にしたりヘアピンでとめたりするなどして、髪がニキビや肌に触れないようなヘアアレンジを心がけましょう。
また、整髪料により、ニキビが悪化することもあります。
できたニキビが炎症を起こしやすい人は、整髪料も「パッチテスト」を行ってから使用することをおすすめします。
【3】メイク用品を見直す
使用後のスポンジやパフには、ファンデーションや顔の皮脂、ホコリが付着します。
これらをエサにする雑菌の繁殖もニキビの発生や悪化を招く原因となります。
使用後のスポンジやパフは毎回キレイに洗う、頻繁に交換する、使い捨ての商品を選ぶ、などの対策を行うようにしましょう。
当社のお客様にもこのご提案をしたことで、「パフを毎日洗うだけで、ニキビが治りやすくなった」というお声をいただいたこともあります。
ぜひ実践してみてくださいね。
3.ニキビタイプ別ケア
この章では、ニキビのタイプ別のケア方法について紹介します。
自分のニキビのタイプにあった適切なケア方法を見つけましょう。
3-1.「しこりニキビ」のケア
皮膚の中心に膿が溜まり、赤く腫れて軽い痛みを伴うものは、一般的に「しこりニキビ」と呼ばれています。
しかし、実際は小さな傷に細菌が繁殖してできる「毛嚢炎」の可能性が高く、進行すると激痛や硬いシコリを感じるのが特徴です。
また、黄色ニキビが悪化してできるしこりニキビも毛嚢炎に進行する場合があります。
しこりニキビのケア方法
激しい炎症を起こしているため、自己判断でセルフケアせず、皮膚科医に相談しましょう。
症状が悪化すると炎症が皮膚の深部にまでおよび、ケロイド状の痕ができる場合があります。
そのため、皮膚科での早めの治療がおすすめです。
3-2.「乾燥ニキビ 」のケア
乾燥した肌は、バリア機能の低下や加齢によって、皮膚の表面にある角層部分の水分量が保てず、うるおいが失われた状態です。
水分量が減少した角質層は皮膚の表面に溜まり、毛穴を塞ぎます。
毛穴が塞がれた状態が続くと、肌は乾燥していても、ニキビができてしまうのです。
「思春期にはニキビができなかったのに、20代に入ってからニキビができ始めた」という人は、乾燥によるニキビが原因だと考えられます。
乾燥ニキビのケア方法
乾燥ニキビは、保湿効果の高い化粧品で、肌をうるおしましょう。
「2-2.ニキビの予防ができるスキンケア」でご紹介した保湿化粧品がおすすめです。
3-3.「大人ニキビ」のケア
20代以降になってできる、いわゆる「大人ニキビ」は、ホルモンバランスの乱れが主な原因です。
ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが正常に機能しなくなり、古い角質がはがれ落ちずに蓄積します。そして、毛穴詰まりを起こして、頬、フェイスライン、口もと、あごなどを中心に大人ニキビができるのです。
大人ニキビのケア方法
しつこい大人ニキビには、ストレスを解消し、皮脂による毛穴詰まりを防いだり除去するケアをしましょう。
「2-3.ニキビができにくいライフスタイル」や「2-2.ニキビの予防ができるスキンケア」を参考にしてください。
4.ケアしても繰り返しできるニキビ|原因とケア方法
きちんとケアしているのに、繰り返しできるニキビに悩む人も多いでしょう。
この章では、繰り返しできるニキビの原因やケア方法を解説します。
4-1.「アクネ菌」へのニキビケア
アクネ菌は誰の肌にも存在している常在菌で、増殖すると肌に炎症を起こして、ニキビの原因になります。
毛穴に詰まった皮脂はアクネ菌のエサになり、空気に触れることを嫌うアクネ菌の格好のすみかになって、増殖していくのです。
アクネ菌のケア方法
ニキビケアには、保湿ケアを心がけましょう。
アクネ菌を繁殖させる毛穴詰まりや皮脂の過剰分泌を改善することが大切なのですが、適度に保湿された肌だと、毛穴に皮脂が詰まることがそもそもありません。
ニキビができるということは、毛穴詰まりを起こしやすい肌状態だということ。
毛穴詰まりは、先にご紹介したように、肌の乾燥などが原因で起こります。
ですから、保湿ケアを徹底し、肌状態を整えましょう。
4-2.「コメド」へのニキビケア
コメド(面ぽう)とは、炎症を起こす前の「小さな白ニキビ 」のことで、すでに炎症を起こしている赤ニキビや黄ニキビの近くにできます。
目立たないので放置していると、皮脂が詰まったコメドにアクネ菌が繁殖して次々と炎症を起こし、赤ニキビや黄ニキビへと悪化します。
コメドのケア方法
コメドのケア方法として皮膚科での治療が挙げられます。
殺菌効果のある塗り薬などで毛穴詰まりを改善するコメド治療です。
また、洗顔で肌の汚れを落とすことは、毛穴詰まりの予防になります。
洗顔後は肌の乾燥を防ぐために、化粧水や乳液などのスキンケア商品で保湿することが大切です。
先に紹介した「ノンコメドジェニックテスト済み化粧品」だと、コメドができにくい可能性があります。
使ったことがない人は、一度試してみましょう。
4-3.「肌バリア・代謝の低下」へのニキビケア
肌をさまざまな刺激から守るバリア機能や、肌のターンオーバーを促す代謝機能が低下すると、皮膚のうるおいが失われていきます。
乾燥が進むとニキビができやすくなり、再発もしやすくなります。
肌バリア・代謝低下のケア方法
洗顔や入浴後は、速やかに化粧水や乳液、クリームなどを使って保湿ケアを行いましょう。
さらに、十分な睡眠や、バランスの良い食事を心がけることもニキビ予防になります。
また、外出時は低刺激の日焼け止めを使って紫外線対策を行い、肌のダメージを防ぐことが大切です。
先に紹介したオールインワンジェルだと、1つのアイテムで保湿ができて便利です。
「化粧水・乳液・美容液・クリームなんて、面倒で使えない」「家事や子育てで忙しくて、保湿もままならない」という人は、便利な1アイテムケアはおすすめです。
4-4.「ホルモンバランス」へのニキビケア
男性ホルモンは、毛穴の出口を角化して塞ぐ働きがあります。
ストレスなどが原因でホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが増加し大人ニキビができやすくなるのです。
ホルモンバランスが乱れやすい女性は、ニキビを繰り返す頻度が高くなってしまうので注意しましょう。
ホルモンバランスのケア方法
皮膚科では、経口避妊薬やホルモン剤などで、ホルモンバランスを整える治療を行っています。
セルフケアとして、ニキビケア効果が期待できるサプリメントや内服薬を使用してもいいでしょう。
また、ストレス発散方法を見つける、生活習慣を改めることもニキビ予防になります。
2-3ではストレス発散方法もご紹介していますので、ぜひ取り入れてください。
まとめ
ニキビにはさまざまな種類があり、それぞれに応じたケアが効果的です。
でも、いずれのタイプのニキビであっても保湿ケアは欠かせません。
あなたにあった保湿ケア商品を見つけることが、ニキビケアを行う第一歩となります。
今お使いの化粧品で、「なかなか思うような肌にならない」「どんどん症状が悪くなる」という場合には、化粧品を変えることも考える必要があります。
ニキビケアで必要な化粧品で大切なポイントは、以下の2点を押さえていることです。
- 「水分」と「油分」が補給できること
- 「ノンコメドジェニックテスト済み化粧品」であること
もし思い当たる化粧品がない場合には、当メディアを運営する株式会社アースケアの保湿に特化した化粧品「アクシリオ」をおすすめします。
「ダブルクレンジングゲル」は一つでメイク落とし・洗顔ができ、ノンコメドジェニックテスト済み、スティンギングテスト済みなので低刺激です。
ニキビに悩んでいる人にもおすすめです。※ニキビができないわけではありません
お手軽に試せるお試しセットがありますので、ぜひ試してみてください。アクシリオお試しセット 初回特別価格550円はこちら