「赤ちゃんと散歩するときは、日焼け止めを塗ってあげたほうがいいのよね?」
「とはいえ、赤ちゃんに日焼け止めなんてまだまだ早いよね?」
と迷ってしまいませんか?
私はものすごく迷いました。
紫外線はその日は大丈夫でも、積み重なると肌の老化はもちろん、皮膚がんなどの悪影響を与えるものです。
自分に赤ちゃんができたら、「外に出るときは日焼け止めを塗ってあげよう」と思っていたのです。
でも、実際に使う場面になったときに、このような迷いが生まれました。
「いつから日焼け止めを塗ってあげたらいいの?」
「塗るとしたら、どんな日焼け止めがいい?」
そこで参考にしたのが、以下の3つです。
|
ただし、参考にはなるものの、正直にいうと長文で難しくて読みにくく、子育て中は忙しくてじっくりと読む暇がありません。
そこで、同じように迷っている赤ちゃんのいるお母さんのために、赤ちゃんの日焼け止めの使用についてわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 赤ちゃんの日焼け止めの必要性
- 赤ちゃんが安全に使える日焼け止めの選び方
- 赤ちゃんにおすすめの日焼け止めの紹介
- 赤ちゃん用日焼け止めの安全な使い方
とりあえずこの記事だけ読んでもらえれば、赤ちゃんの日焼け止めの使用については悩むことはなくなります。
また、「マニュアルにはこうしろって書いているけど、実際には無理だ!」ということも中にはありましたので、5歳・13歳・16歳の3児の子育ての経験を元に私が行った方法を書いています。
なおこの記事では、 「”赤ちゃん”は、新生児~乳児(1歳)まで」と定義させていただきました。
参考にしていただければ嬉しいです。
1.赤ちゃんに日焼け止めは必要?いつから使うべき?
赤ちゃんは、基本的に生まれたときから日焼け止めが必要です。
日本小児皮膚科学会や産院でも、赤ちゃんからの日焼け止め使用を推奨しています。
一昔前と比べ、オゾン層の破壊により日光に含まれる紫外線量が現在では格段に多くなっています。
紫外線は日焼けや紫外線角膜炎(雪目)を引き起こすだけではありません。幼いころからの蓄積がシミ・しわ、免疫低下症、皮膚がん、白内障などを引き起こすと言われています。
保湿ケアのみだと、UVケアにはなりません。
赤ちゃんにも日焼け止めが必要なのです。引用:日本赤十字社 葛飾赤十字産院「赤ちゃんのUVケア」
日焼けは日光の紫外線で起こります。紫外線をたくさん浴びすぎると、
- しわやしみなどの皮膚老化を早める
- 将来、皮膚ガンを起こしやすくなる
- 目の病気(白内障、翼状片、網膜のメラノーマというガンなど)を起こしやすくなる
ということがわかっています。赤ちゃんのうちから、強い日焼けをしすぎないように注意してあげることは、生涯健康で過ごすために、とても大切なことです。
(中略)
サンスクリーンは、小さい赤ちゃんから使うことができます。引用:日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について」
私たちの肌(角質層)は”バリア機能”とも呼ばれ、わずか0.02mmながらもうるおいを蓄え、乾燥や外部刺激から肌を守る役割をしてくれます。
赤ちゃんの皮膚が薄いということはつまり、全身のバリア機能が弱いということです。
薄い皮膚の直下に細胞や毛細血管があるので、紫外線が透過すると大人よりも紫外線ダメージは深刻になります。
したがって、大人以上に紫外線から肌を守ってあげたいもの。
とはいえ、「いつも日焼け止めが必要」というわけではありません。
たとえばベビーカーの日よけやタオルなどで日除けできれば、日焼け止めが不要なケースもあります。
また、出生後28日未満の新生児は外出をする機会が少ないので、日焼け止めを塗る機会もあまりないでしょう。
2.赤ちゃんが安全に使える日焼け止めの選び方
赤ちゃんに使う日焼け止めを選ぶとき、「赤ちゃん用の日焼け止め」という条件で選んでいませんか?
実は、「赤ちゃん用」といっても、中には大人の日焼け止めと変わらないものがあります。
したがって成分を見て、赤ちゃんにやさしい日焼け止めかどうかを見極めることが大切です。
赤ちゃん用の日焼け止めの条件は、以下の3つです。
“赤ちゃん用の日焼け止め3つの条件”
- 紫外線がきちんとカットできて、刺激の少ない「SPF15~20」を選ぶこと
- 低刺激のノンケミカル処方であること
- アレルギー反応がでないこと
くわしくご説明しますので、選ぶ時の参考にしてください。
2-1.刺激の少ない「SPF15~20」を選ぶ
日常で使用するならば、SPFは15~20程度、PAは++までが機能と刺激のバランスが良い日焼け止めです。
そのため、赤ちゃんにはSPF15~20の範囲内の紫外線カット効果がある日焼け止めを選びましょう。
ただし、日焼け止めの紫外線カット効果は、少なからず肌への刺激になります。
紫外線カット効果が高ければ高いほど、肌への負担も大きくなります。
だからといって、「赤ちゃん用」と記載の日焼け止めを選ぶと、なかには紫外線カット効果が極端に低いものがあります。
刺激は弱いものの、紫外線カット効果が極端に低いと日焼け止めを塗る意味がありません。
防御指数は、日常の生活ではSPF15~20、PA++、海や山ではSPF20~40、PA++~+++を目安にしましょう。
引用:日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について」
普段SPF30〜50程度の日焼け止めを使用している人からすると、「SPF15の日焼け止めは紫外線カット効果が弱すぎない?!」と思われるかもしれません。
この図は、各SPF値の日焼け止めを肌に塗ったら、「どれくらい紫外線を防げるか?」を示したグラフです。
- SPF15の紫外線カット率:93%
- SPF30の紫外線カット率:96.7%
- SPF50の紫外線カット率:98%
SPF15もあれば、93%もの紫外線が防げます。
そのため、赤ちゃんの普段使いには「SPF15~20、PA++」の日焼け止めで十分です。
- SPFとは
- 肌を黒くするUVーB波(紫外線B波)を防ぐ効果を表す指数。何も塗らない場合と比べてどれくらい紫外線によるダメージを軽減するか、を1~50+の数値で表します。
- PAとは
- 肌の奥深くまで届くUVーA波(紫外線A波)を防ぐ効果を表す指数。+~+++++で表します。
2-2.低刺激のノンケミカル処方である
赤ちゃんの肌に使うときは、できる限り低刺激の日焼け止めを選びましょう。
基準の一つとして、紫外線カット成分には「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」が使われたものをおすすめします。
紫外線散乱剤は、肌表面に塗ることで物理的に反射させ、紫外線を防ぎます。
化学反応を起こして紫外線をカットする成分(紫外線吸収剤)と違い、肌に負担が少ないのが特徴です。
大人の敏感肌用の日焼け止めとしても、よく使われる紫外線カット成分です。
「紫外線散乱剤」の成分名称例
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
ただし最近は、紫外線散乱剤単体ではなく、化学反応を起こして紫外線をカットする成分(紫外線吸収剤)と両方を配合してある日焼け止めもあります。
両方含まれている場合、配合成分の表記で「紫外線散乱剤」が入っているものだけを見ても、紫外線吸収剤の存在に気付けません。
そのため、商品の特徴として以下の表記があるものを選びましょう。
- 紫外線散乱剤使用
- ノンケミカル
- 紫外線吸収剤フリー
- 紫外線吸収剤無添加 など
紫外線散乱剤は低刺激ながら、以下の2つの特徴があります。
- 白浮きしやすい
- 伸びが悪い
伸びが良くて塗りやすい日焼け止めが理想的ではありますが、安全性が最優先です。
したがって、紫外線散乱剤配合の日焼け止めをうまく使うには、「肌状態を整える」ことがポイントです。
保湿クリームなどでまずは肌を保湿してから、日焼け止めを塗ります。
そうするとクリームの効果で日焼け止めは伸びやすく、肌になじみやすくなって、白浮きも予防できます。
赤ちゃんだけではなく、大人の方にもおすすめの方法です。
2-3.アレルギー反応がでない
日焼け止めの成分が赤ちゃんに合うか合わないか、事前に確認する「パッチテスト」をしてから使い始めましょう。
パッチテストとは、アレルギーの有無をチェックするための簡単なテストのことです。
事前にやることで、アレルギー性の接触皮膚炎の症状(赤みやかゆみ、かぶれなど)が起こらないかどうかがわかります。
パッチテストするのはめんどくさいと思うかもしれません。
しかし、日焼け止めの成分に限らず、どんな物質にもアレルギー反応を持つ人がいます。
身近なものだと、お蕎麦や卵、牛乳などにも多いです。
だからといって、お蕎麦や卵が体に良くないものか、というとそんなことはありません。
食べ物と同じように、日焼け止めの成分もアレルギー反応がでるかどうかは、個人の体質によります。
アレルギー反応は、ある日突然、現われることもあります。
赤ちゃんの肌をアレルギーから守るためにも、事前にパッチテストをしてから日焼け止めを使用しましょう。
なお、以下図では上腕内側を案内していますが、赤ちゃん場合、全身の肌が敏感な状態のため、どの部分でもテストすることができます。
1日目 |
入浴後の清潔な肌に、日焼け止めを上腕内側にぬります。 腕の内側に指で薄く10円玉大に塗り、自然に乾かします。 |
2日目 |
約24時間後、ぬった部位をチェックします。 テスト中および2回目の観察時において発疹・発赤・かゆみ・水泡等の異常を感じたら、すぐにテストを中止し、洗い流してください。 |
3日目 |
さらに24時間後観察し、テスト部位に何の異常もなければ使用OKです。 |
「赤ちゃんにはオーガニックの日焼け止めを使いたい」という声もよく耳にします。
「オーガニックだと安心」というお気持ちからだと思います。
しかし食品と違い、化粧品や日焼け止めにおいては、「オーガニック」には決まった定義がなく、安全をはかる指標にはならないのが現状です。
オーガニックだから安心とは限りません。
オーガニックであってもなくても、中身をきちんと見てから、赤ちゃんに使ってあげましょう。
3.【目的別】赤ちゃんにおすすめの日焼け止めを紹介
目的別に赤ちゃんの日焼け止めが選べるように、以下の5項目に分けてご紹介します。
- ドラッグストアで購入できる日焼け止め
- お湯で落とせる日焼け止め
- オーガニック成分の日焼け止め
- 虫除けスプレー機能付きの日焼け止め
- ウォータープルーフタイプの日焼け止め
購入したい日焼け止めのタイプが決まっている方は、参考にしてくださいね。
3-1.ドラッグストアで購入できる日焼け止め
ドラッグストアやスーパーなど身近な場所で購入できる日焼け止めは、こちらです。
ピジョンのUVベビーウォーターミルクは、紫外線吸収剤が含まれておらず、肌への負担が少ない日焼け止めです。
ドラッグストアやスーパー、ベビー用品店などで販売されているため、簡単に手に入れられます。
身近な場所で購入できる日焼け止めを使いたい方におすすめです。
商品名 | ピジョンのUVベビーウォーターミルク |
価格 | 580円 |
容量 | 60g |
3-2.お湯で落とせる日焼け止め
お湯で落とせる日焼け止めは、こちらです。
アノネベビーの日焼け止めは、1本で紫外線対策や虫除け、保湿の働きがあるトータルアウトドアUVです。
紫外線吸収剤やナノ化成分を使用しておらず、お湯だけで十分に洗い流せます。
お湯だけで落とせて、生後間もない赤ちゃんにも使用できる日焼け止めを探している方におすすめです。
商品名 | アノネベビーのトータルアウトドアUV |
価格 | 2,618円 |
容量 | 50g |
3-3.オーガニック成分の日焼け止め
オーガニック成分にこだわりたい方におすすめの日焼け止めは、こちらです。
ヴェレダのエーデルワイスUVプロテクトは、世界的なオーガニック認定機関から認証を受けた日焼け止めです。
公式ページは「100%天然由来成分で作られている」と書かれています。
商品名 | エーデルワイスUVプロテクト |
価格 | 2,530円 |
容量 | 50ml |
3-4.虫除けスプレー機能付きの日焼け止め
虫除け機能付きの日焼け止めスプレーはこちらです。
アロベビーのUV&アウトドアミストは、紫外線と虫の両方が気になる季節にぴったりの日焼け止めです。
公園などに外出した時も一振りするだけで、日焼け止めと虫除けの両方の効果を実感できて非常に便利です。
紫外線と虫除けのどちらもしっかりと対策したい方におすすめの商品です。
商品名 | UV&アウトドアミスト |
価格 | 2,585円 |
容量 | 80ml |
3-5.ウォータープルーフタイプの日焼け止め
赤ちゃんも使えるウォータープルーフ機能付きの日焼け止めは、こちらです。
キュベリィのやさしいUVカットミルクは、ウォータープルーフタイプの日焼け止めですが、普段使用している洗顔料やボディソープなどで簡単に落とせます。
赤ちゃんは汗をかきやすく、日焼け止めが流れてしまいがちなので、ウォータープルーフタイプなら安心です。
ウォータープルーフで汗から日焼け止めを守りつつも、肌に優しい日焼け止めを使いたい方におすすめです。
商品名 | やさしいUVカットミルク |
価格 | 2,800円 |
容量 | 25g |
4.赤ちゃんに安全に使える日焼け止めおすすめランキング10選
私が実際に子供に使っていた日焼け止めやおすすめの商品を10個ご紹介します。
前提条件として、「ドラッグストアやネット通販で、手軽に買えるもの」としました。
それぞれに特徴がありますので、あなたの赤ちゃんに適したものを選んであげてください。
また、日焼け止めを効果的に使うには、以下の6つが大切です。
“日焼け止めを効果的に使う6つのポイント”
- 使用説明に従い、日焼けをしない推奨量を使いましょう
- 使う日焼け止めの形状に合った塗り方をしましょう
- 2~3時間おきに塗りなおしましょう
- シチュエーションに合った日焼け止め効果の商品を使う
- 1年中、日焼け止めを使いましょう
- 日焼け止めを塗る前には、しっかりと保湿をしましょう
実は、若い頃の私は日焼け止めを正しく使えておらず、「日焼け止めを使っているのに、日焼けする」というとても残念な状態になっていました…。
私は自業自得なので仕方がありませんが、赤ちゃんのキレイな肌はずっと守ってあげたいですよね。
商品に書かれている使用方法は必ずチェックしてから、使い始めてくださいね。
4-1.キュベリィ やさしいUVカットミルク
キュベリィのやさしいUVカットミルクは、敏感肌のために作られた肌に優しい日焼け止めです。
紫外線吸収剤は使用されていません。
紫外線散乱剤100%のノンケミカルです。
ウォータープルーフタイプなので、汗をかいても水を弾いて効果が長持ちするのが特徴です。
それでありながら、マイルドな洗浄力の洗顔やボディソープですっきり落とせます。
赤ちゃんが使用する場合も、よく泡立てた石鹸で優しく洗い流してあげてくださいね。
また、初回は550円でお試しできるのも魅力的なポイントです!
6回分のお試しサイズのやさしいUVカットミルクを使用して、良いと感じた方は通常サイズも注文してみましょう。
おすすめポイント
- 紫外線散乱剤100%のノンケミカルな日焼け止め
- ウォータープルーフタイプ
- 石鹸で落とせる
- 初回550円でお試しできる
商品名 |
やさしいUVカットミルク |
容量・価格 |
初回お試しセット750円が |
色 |
薄いベージュ色 |
SPF・PA |
SPF25・PA++ |
使用推奨年齢 |
6ヶ月以降が目安(基本何歳からでも使用は可) |
全成分:水、シクロペンタシロキサン、酸化チタン、BG、ジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、酸化亜鉛、ペンチレングリコール、タルク、フェニルトリメチコン、グリセリン、スクワラン、グルタミン酸Na、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、水酸化AI、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、メタクリル酸メチルクロスポリマー、PCA-Na、ステアリン酸、シリカ、酸化鉄、ポリリシノレイン酸ポリグリセ リル-6、メチルパラベン、トコフェロール、ベタイン、ハイドロゲンジメチコン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、グリチルレチン酸ステアリル、ハマメリス葉エキス、マグワ根皮エキス、メマツヨイグサ種子エキス、アロエベラ葉エキス |
4-2.ママ&キッズ UVライトベール
ママ&キッズのUVライトベールは、生まれてすぐから使用できる低刺激の日焼け止めです。
紫外線吸収剤が配合されていますが、「カプセルインUVシールド」処方で、紫外線吸収剤が肌に直接触れません。
低刺激の洗浄料だけできれいに洗い流せるのも魅力的なポイントです。
私も実際に赤ちゃんにUVライトベールを使っていました。
塗りやすく、紫外線カット効果も感じましたのでおすすめします。
おすすめポイント
- カプセルインUVシールド処方で低刺激
- 低刺激のせっけんできれいに洗い流せる
- ウォータープルーフではないが汗に比較的強い
- さらっとしていてベタつかない使い心地
商品名 |
UVライトベール |
容量 |
90ml |
価格 |
2,640円 |
SPF・PA |
SPF23・PA++ |
使用推奨年齢 |
0ヵ月~ |
全成分:水、BG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジメチコン、グリセリン、イソステアリン酸イソステアリル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ポリシリコーン-14、スクワラン、オリーブ果実油、キシリトール、水添レシチン、エーデルワイスエキス、ゲンチアナ根エキス、ビフィズス菌発酵エキス、ヒアルロン酸Na、プロリン、セリン、グリシン、アルギニン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、コレステロール、セラミド2、ポリクオタニウム-51、トコフェロール、べヘニルアルコール、ベントナイト、グリチルリチン酸2K、キサンタンガム、カプリル酸グリセリル、リゾレシチン、ポリソルベート60、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、メタリン酸Na、フェノキシエタノール |
4-3.ピジョン UVベビーウォーターミルク
ピジョンのUVベビーウォーターミルクは、赤ちゃんの肌に優しいウォーターベースの日焼け止めです。
ノンケミカルで紫外線吸収剤は使用していません。
水のようにさらさらとしていてベタつかず、軽い付け心地が特徴です。
紫外線により奪われがちなセラミドやヒアルロン酸のような潤い成分を含み、UVカットしながらスキンケアもできます。
実際に夏に4歳男児に使用したところ、日焼けをほぼせず、UVカット効果を感じました。
ただし、ウォータープルーフタイプではく、汗に弱いので、こまめな塗り直しが必要です。
おすすめポイント
- 0か月から使えるUVスキンケア
- 紫外線に加えて、花粉やPM2.5などからも肌をバリア
- お湯で落とせるウォーターベースの乳液
商品名 |
UVベビーウォーターミルク |
容量 |
60g |
価格 |
580円 |
SPF・PA |
SPF15・PA++ |
使用推奨年齢 |
0ヵ月~ |
全成分:水、酸化チタン、パルミチン酸エチルヘキシル、PG、シクロペンタシロキサン、トリエチルヘキサノイン、イソヘキサデカン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、シリカ、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、グリセリン、スクワラン、グリチルリチン酸2K、セラミド3、加水分解ヒアルロン酸、トコフェロール、ステアロイルメチルタウリンNa、ポリヒドロキシステアリン酸、キサンタンガム、クエン酸Na、クエン酸、水添レシチン、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイル乳酸Na、安息香酸Na、ポリアクリレートクロスポリマー-6、ステアリン酸Al、アルミナ、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、t-ブタノール |
4-4.アロベビー UVモイストミルク
アロベビーのUVモイストミルクは、保湿効果もあるミルクタイプの日焼け止めです。
100%天然由来成分・国産オーガニックで無添加な上に、紫外線吸収剤は使用していません。
ホホバ種子油やシア脂など高保湿の天然由来成分を豊富に含み、紫外線による乾燥から肌を守ります。
肌なじみがよく、伸びが良いミルクタイプなので、赤ちゃんに塗りやすいのも嬉しいポイントです。
おすすめポイント
- 紫外線散乱剤100%のノンケミカルな日焼け止め
- 100%天然由来成分でできている
- 保湿成分が豊富に含まれている
商品名 |
UVモイストミルク |
容量 |
60g |
価格 |
2,640円 |
SPF・PA |
SPF15・PA++ |
使用推奨年齢 |
0ヵ月~ |
全成分:水、ラウリン酸メチルヘプチル、酸化亜鉛、グリセリン、ペンチレングリコール、BG、酸化チタン、ステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアリン酸ソルビタン、ジグリセリン、ステアロイルグルタミン酸Na、ステアリン酸グリセリル、水添ナタネ油アルコール、ベタイン、イソステアリン酸、グリチルリチン酸2K、シア脂、ホホバ種子油、オリーブ果実油、アロエベラ液汁、バオバブ種子油、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、ラベンダー油、グレープフルーツ果皮油、ニオイテンジクアオイ油、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、キサンタンガム、エチルヘキシルグリセリン、ポリヒドロキシステアリン酸、カプリル酸グリセリル、水酸化Al、クエン酸、クエン酸Na |
4-5.和光堂 ミルふわ ベビーUVケア
ミルふわのベビーUVケアは、母乳をお手本にした保湿成分を含んだ日焼け止めです。
紫外線吸収剤や乳由来成分は含まれていません。
サラサラパウダーが配合されているため、塗った直後もベタつきません。
石けんですっきり洗い流せて、白くなりにくいのが特徴です。
ドラッグストアで販売されているため、手軽に手に入れやすい商品です。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤不使用
- 母乳がお手本の保湿成分配合
- さらさらパウダー配合でベタつかない
- ドラッグストアで購入できるプチプラ商品
商品名 | ベビーUVケア |
容量 | 30g |
価格 | 535円 |
SPF・PA | SPF21・PA++ |
全成分:水、水添ポリイソブテン、イソノナン酸イソノニル、BG、ナイロン-12、酸化チタン、ジメチコン、ポリソルベート80、アラキジルアルコール、ラフィノース、水添レシチン、イノシトール、セラミド3、フィトステロールズ、シロキクラゲ多糖体、ヒアルロン酸Na、ベタイン、グリチルリチン酸2K、トコフェロール、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、キサンタンガム、含水シリカ、ハイドロゲンジメチコン、PEG-9ジメチコン、ベヘニルアルコール、t-ブタノール、アラキルグルコシド、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、EDTA-2Na、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール |
4-6.丹平製薬 アトピタ 保湿UVクリーム29
アトピタの保湿UVクリーム29は、なめらかな使い心地のウォーターベース処方の日焼け止めです。
紫外線吸収剤は使用していません。
ヨモギエキス成分やうるおい補給成分を含み、UVカットしながらも赤ちゃんの肌を保湿します。
UVカット成分はコーティグされているので、こすらなくてもすっきり洗い流せます。
ドラッグストアやスーパーなどの身近な場所で購入できます。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤不使用の肌にやさしい日焼け止め
- 保湿成分配合
- 軽いテクスチャ
- ドラッグストアで購入できるプチプラ商品
商品名 |
保湿UVクリーム29 |
容量 |
30g |
価格 |
935円 |
SPF・PA |
SPF29・PA+++ |
使用推奨年齢 |
新生児から大人まで |
全成分:水、シクロペンタシロキサン、BG、酸化チタン、ジメチコン、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸PEG-60グリセリル、酸化亜鉛、 ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラノリン脂肪酸コレステリル、ヨモギ葉エキス、ベヘニルアルコール、PCAジメチコン、含水シリカ、ハイドロゲンジメチコン、フェノキシエタノール、PEG-10ジメチコン、キサンタンガム、(アクリル酸ヒドロキシエチル/ アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、水酸化Al、ヤシ脂肪酸スクロース、スクワラン、トコフェロール、ポリソルベート60 |
4-7.WELEDA(ヴェレダ) エーデルワイスUVプロテクト
ヴェレダのエーデルワイスUVプロテクトは、オーガニック成分配合の日焼け止めです。
「100%天然由来成分」と書かれており、紫外線吸収剤は使用していません。
植物の力でしっとりとした肌に保ち、肌荒れを予防します。
生後1ヶ月の赤ちゃんから大人まで、家族みんなで使用可能です。
洗顔料やボディソープなどで簡単に落とせるのも魅力的なポイントです。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤不使用
- 天然由来成分やオーガニック成分配合
- 石鹸やボディソープで落とせる
- 保湿効果もある
商品名 |
エーデルワイスUVプロテクト |
容量 |
50ml |
価格 |
2,530円 |
SPF・PA |
SPF38・PA++ |
使用推奨年齢 |
生後1ヶ月~ |
全成分:水、酸化チタン、スクワラン、グリセリン、オリーブ果実油*、エタノール、ホホバ種子油*、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、アルミナ、シリカ、エーデルワイスエキス*、サンシキスミレエキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス*、アロエベラ液汁*、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、香料**、ステアリン酸、ベヘニルアルコール、アラビアゴム、キサンタンガム、パルミチン酸デキストリン、アニス酸、カプリン酸ポリグリセリル-3、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、酸化鉄 |
4-8.anonebaby (アノネベビー) トータルアウトドアUV
アノネベビーのトータルアウトドアUVは、1本で紫外線対策や虫除け、大気の汚れ防止の3つの効果がある日焼け止めです。
紫外線吸収剤は使用しておらず、99%天然由来成分です。
高保水性の植物性セラミドを含むため、1日中しっとりとした肌に整えてくれます。
肌への負担を最小限にした日焼け止めなので、お湯で簡単に洗い流せます。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤不使用
- 保湿成分たっぷりで1日中うるおう肌に
- お湯で簡単に洗い流せる
商品名 |
トータルアウトドアUV |
容量 |
50g |
価格 |
2,618円 |
SPF・PA |
SPF20・PA++ |
使用推奨年齢 |
生後1ヶ月~ |
全成分:水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ラウリン酸メチルヘプチル、酸化チタン、酸化亜鉛、プロパンジオール、シリカ、グリセリン、スクワラン、ステアリン酸ポリグリセリル-2、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、水酸化Al、ステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール、イソステアリン酸、ラウリン酸ポリグリセリル-10、メンタンジオール、オクチルドデカノール、ポリヒドロキシステアリン酸、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、α-グルカンオリゴサッカリド、ホホバエステル、キサンタンガム、ラベンダー油、ステアロイルグルタミン酸Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、カプリルヒドロキサム酸、BG、グリチルリチン酸2K、コメ発酵液、マルトデキストリン、コメ胚芽油、ハッカ葉油、エンテロコッカスフェカリス、ユーカリシトリオドラ油、ワサビノキ種子エキス、ヨモギ葉エキス、オウゴン根エキス、カエサルピニアスピノサ莢エキス、加水分解コメヌカエキス、ソメイヨシノ葉エキス、サガラメエキス、ヒマワリ芽エキス、チャ葉エキス、加水分解ハトムギ種子、安息香酸Na |
4-9.アロベビー UV&アウトドアミスト
アロベビーのUV&アウトドアミストは、1本で日焼け止めと虫や毛の効果があるミストタイプの日焼け止めです。
紫外線吸収剤やディートは使用していません。
お湯で簡単に洗い流せます。
ミストタイプなので、動き回る赤ちゃんにも使いやすいのが魅力です。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤・ディート不使用
- UVカットと虫除け機能のあるスプレータイプ
- お湯で洗い流せる
商品名 |
UV&アウトドアミスト |
容量 |
80ml |
価格 |
2,585円 |
SPF・PA |
SPF15・PA++ |
使用推奨年齢 |
生後0ヵ月~ |
全成分:水、グリセリン、ペンチレングリコール、酸化チタン、ジグリセリン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ベタイン、レモングラス葉油、ローズマリー葉油、カプリル酸グリセリル、エチルへキシルグリセリン、グリチルリチン酸2K、加水分解ヒアルロン酸、オレンジ果実水、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、シロキクラゲ多糖体、BG、シリカ、ツボクサエキス、オウゴン根エキス、イタドリ根エキス、チャ葉エキス、タチジャコウソウ花/葉エキス、カンゾウ根エキス、イザヨイバラエキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、アーチチョーク葉エキス、アロエベラ液汁、クエン酸Na、クエン酸 |
4-10.パックスベビー うるおいUVクリーム
パックスベビーのうるおいUVクリームは、「自然由来成分100%」と書かれた日焼け止めです。
紫外線吸収剤や合成界面活性剤が使用されていません。
マカダミアナッツ油やカミツレエキスなど保湿成分も豊富に含まれているため、日焼けだけでなく、肌荒れや乾燥も防ぎます。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤不使用
- 保湿成分が豊富
- 石けんで洗い流せる
商品名 |
うるおいUVクリーム |
容量 |
40g |
価格 |
935円 |
SPF・PA |
SPF17・PA+ |
全成分:水、プロパンジオール、酸化チタン、スクワラン、マカデミアナッツ油、グリセリン、ホホバ種子油、ステアリン酸K、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、シリカ、ベヘニルアルコール、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、トコフェロール、ヒノキチオール |
4-11.ドゥーエ ベビー UVプロテクトミルク
出典:ドゥーエHP
UVプロテクトミルクは、新生児から使える低刺激処方。みずみずしく軽い伸びで、白浮きなどが起きにくい日焼け止めです。
紫外線吸収剤や香料、パラベン等は使用していません。
パッチテストやアレルギーテストが済んでいることも嬉しいですが、食物アレルギーテスト(※)が済んでいる点も特徴。
※( 特定原材料[卵・牛乳・小麦・落花生・そば・えび・かに]と特定原材料に 準ずる[大豆・牛肉・豚肉・鶏肉・さけ・さば・あわび・いか・くるみ・やまいも・バナナ・りんご・もも・キウイフルーツ、ごま]計 22 品目 )について、各成分が検出限界以下であることを確認。
※全ての方に食物アレルギーが起きないというわけではありません。
おすすめポイント
- 生後1ヶ月から使える低刺激処方
- 紫外線吸収剤無配合(ノンケミカル)
- 皮膚刺激のアレルギーテスト&食物アレルギーテスト済
商品名 |
ドゥーエ ベビー UVプロテクトミルク |
容量 |
30ml |
価格 |
1,430円 |
SPF・PA |
SPF20・PA++ |
使用推奨年齢 |
生後1ヵ月~ |
全成分:シクロペンタシロキサン, 水, 酸化亜鉛, グリセリン,BG, トリエチルヘキサノイン, メタクリル酸メチルクロスポリマー, 酸化チタン,PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン, テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル, ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル),ジメチコン, セスキイソステアリン酸ソルビタン, ポリメチルシルセスキオキサン, キシリトール,トリメチルシロキシケイ酸, トリエトキシカプリリルシラン, イソステアリン酸, ジステアルジモニウムヘクトライト( アクリロイルジメチルタウリンNa/メタクリルアミドラウリン酸), コポリマー, アルミナ,メタリン酸Na, トコフェロール, フェノキシエタノール |
4-12.ママフィ UVスキンケアミルク
ママフィのUVスキンケアミルクは、肌の「バリア機能」がまだ未熟な赤ちゃんのことを徹底的に考えて作られた日焼け止め。
天然由来の保護膜「キトバリア」を肌表面に作ることで、外的刺激を防ぎながら、すこやかな肌を保ちます。
汗や水に強いウォータープルーフ機能なのに、石鹸やボディウォッシュで簡単に落とせます。
衛生管理基準HACCPや医薬品GMPをクリアした工場で製造しており、安全面の信頼性も高いです。
おすすめポイント
- UVパウダーが直接肌に触れないWコーテイング処方を採用
- 赤ちゃんの肌のバリア機能を助ける
- 高い基準をクリアした日本国内の工場で製造
商品名 |
UVスキンケアミルク |
容量 |
30g(60gもあり) |
価格 |
880円 |
SPF・PA |
SPF20・PA++ |
使用推奨年齢 |
生後6ヶ月~ |
全成分:水、シクロペンタシロキサン、グリセリン、DPG、酸化チタン、スクワラン、ジメチコン、セタノール、ステアリルアルコール、カルボキシメチルキトサンミリスタミド、クスノハガシワ樹皮エキス、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、BG、PCA-Na、含水シリカ、水酸化Al、水酸化Na、アルキル(C26-28)ジメチコン、キサンタンガム、ステアリン酸、トリメチルシロキシケイ酸、ハイドロゲンジメチコン、酢酸トコフェロール、フェノキシエタノール |
4-13.ハーバー UVキッズジェル
出典:ハーバーHP
無添加主義を謳っているハーバーのUVキッズジェル。
紫外線吸収剤不使用、無添加。全身に使えて、石けんで手軽に落とすことができます。
ジェルタイプで伸びがよく、さらっと肌になじむのも特徴。保湿成分スクワランやセラミドが配合されており、子どもだけでなく敏感肌の方も使えます。
おすすめポイント
- ジェルタイプで伸びが良く、石鹸で簡単に落とせる。
- 天然ハーブの優しい香り
商品名 |
UVキッズジェル |
容量 |
80ml |
価格 |
1,980円 |
SPF・PA |
SPF25・PA++ |
全成分:水、BG、酸化チタン、パルミチン酸エチルヘキシル、含水シリカ、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ペンチレングリコール、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ポリソルベート60、ステアリン酸グリセリル(SE)、スクワラン、トコフェロール、ビスグリセリルアスコルビン酸、ニオイテンジクアオイ油、パルマローザ油、イランイラン花油、セイヨウネズ果実油、ラベンダー油、レモングラス油、ローマカミツレ花油、オニサルビア油、センチフォリアバラ花油、ダマスクバラ花油、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、フィトステロールズ、グリセリン、水添レシチン、ジメチコン、ベヘニルアルコール、カルボマー、ポリアクリレートクロスポリマー-6、水酸化K、シメチコン、t-ブタノール |
4-14.マドンナ ベビーマドンナ サンミルク
オーガニック成分を62%配合した新生児から使えるオーガニックUVクリームです。
無着色、無香料、さらに紫外線吸収剤不使用、パラベンフリーなので安心。
ほんのりさわやかなマンダリンオレンジの香りで、白残りせず、サラリとした使い心地です。使用後は、石けんで簡単に落とせます。
おすすめポイント
- オーガニック成分を62%配合
- ほんのり爽やかなマンダリンオレンジの香り
- 石鹸で簡単に落とせる
商品名 |
ベビーマドンナサンミルク |
容量 |
45g |
価格 |
2,310円 |
SPF・PA |
SPF30・PA+++ |
使用推奨年齢 |
生後0ヵ月~ |
成分:オーガニックアロエベラ葉水、酸化チタン、オーガニックシアバター、オーガニックラベンダー水 他 |
4-15.日本免疫粧研 まも肌 ベビー UVエアリークリーム
出典:日本免疫粧研HP
乾燥しやすく、刺激を受けやすい状態の「赤ちゃん肌」を保水×防御のベールで包み、紫外線の危険から守ります。
皮膚科専門医監修による使用テスト、敏感肌対象のパッチテストなどを通過し、様々な安全性の確認を行っています。
おすすめポイント
- 紫外線吸収剤不使用
- 刺激因子を極限まで排除した「ゼロ0添加」
- 石鹸で洗い流せる
商品名 |
まも肌 ベビーUVエアリークリーム |
容量 |
50g |
価格 |
1,980円 |
SPF・PA |
SPF25・PA++ |
使用推奨年齢 |
生後0ヵ月~ |
全成分:水、シクロペンタシロキサン、BG、イソノナン酸イソトリデシル、酸化チタン、スクワラン、ペンチレングリコール、グリセリン、カプリリルメチコン、マンニトール、ステアリン酸グリセリル、グリチルリチン酸2K、シロキクラゲ多糖体、ジラウラミドグルタミドリシンNa、ジメチコン、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、シリカ、カルボマー、キサンタンガム、トコフェロール、水酸化Al、ステアリン酸、イソステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60 |
5.赤ちゃんの日焼け止めの安全な使い方
赤ちゃんに日焼け止めを使用するときは、以下の4つのポイントを意識しましょう。
- 使用説明に従い、日焼けをしない推奨量を使う
- 伸ばしすぎず、少し白っぽいぐらいがベスト
- 塗り忘れがないように、ポイントを押さえて塗る
- 2~3時間程度で塗りなおす
それぞれくわしく見ていきましょう。
5-1.使用説明に従って日焼けをしない推奨量を使う
まず大切なのは、「日焼け止めの使用量」です。
日焼け止めは塗ったとしても、使用する量が少ないと日焼けてしまいます。
なぜなら、SPFやPAなどの紫外線カット数値の効果を得るには、正しい量が必要だからです。
使用説明書に記載された量を守りましょう。
もし記載がない場合には、「クリーム状はパール1個分、液状タイプは1円玉1個分」がおおよそ効果のある目安量です。
5-2.伸ばしすぎず、少し白っぽいぐらいがベスト
伸びがいいとついつい伸ばしすぎてしまいますが、そうすると薄付きになり、紫外線カット効果が発揮されません。
顔に塗るときには、額や頬など顔の5点において、トントンと指の腹でやさしく塗り広げましょう。
手や足に塗るときには、手のひらで円を描くようにして、ムラなく塗り広げましょう。
5-3.塗り忘れがないように、ポイントを押さえて塗る
赤ちゃんの体に日焼け止めを塗り忘れる箇所がないように、塗り忘れしやすいポイントをチェックしましょう。
抱っこヒモを使うときに塗り忘れしやすいポイントは、以下の4つです。
- 首や耳の後ろ
- ひじや膝の周辺
- 足の指
- 髪の生え際
ベビーカーを使うときに塗り忘れしやすいポイントは、以下の2つです。
- 膝から下の足周辺
- ひじから上の手
塗り忘れて一部分だけ日焼けしてしまった…なんてことにならないように気を付けましょうね。
5-4.2〜3時間おきに塗り直す
日焼け止めの効果は一日中は続かないので、2~3時間程度で塗りなおしましょう。
とくに赤ちゃんは、体温調整のために汗っかきなので、日焼け止めも落ちやすい肌状態です。
日焼け止めは皮膚の上にあってはじめて効果を発揮します。
いったん塗った日焼け止め化粧品も、そのあと手や衣類に触れることによって、あるいは汗をかいたりそれをタオルやハンカチで拭いたりすることによっても、落ちてしまいます。
落ちたと思ったときにすぐに重ね塗りするか、そうでなければ、2、3時間おきに塗り直し(重ね塗り)をすることをお奨めします。環境省「紫外線 環境保健マニュアル2015」
どんな日焼け止めも、きちんと紫外線を防ぐ効果を期待できるのは、塗ってから2~3時間程度です。
紫外線から肌を守り続けるためには、 日焼け止めを2~3時間ごとに塗り直すのが、日焼けをしない最良の方法です。
6.赤ちゃんの日焼け止めに関するよくある質問
赤ちゃんの日焼け止めに関して、皆さんが疑問に持ちやすいポイントをまとめました。
Q.赤ちゃんはどんなときに日焼け止めが必要?
- 外出している時間帯
- 陽に当たる時間
上記2つの要素で、日焼け止めを塗る必要があるかどうかが判断できます。
たとえば、10~14時の間の外出で、1時間以上は紫外線を浴びる可能性がある場合には、日焼け止めを塗りましょう。
環境省の「紫外線環境保健マニュアル」によると、紫外線が最も多い時間帯は10~14時です。
①南に行く(緯度が低くなる)ほど強い。
②1年のうちでは春から初秋にかけて強い(4〜9月に1年間のおよそ70〜80%)。
③1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(夏の午前10時〜午後2時に1日のおよそ60%、冬の同じ時間帯では1日の照射量の70〜75%を占めます。引用:環境省「紫外線 環境保健マニュアル2015」
そして、「日焼けは紫外線を浴びた2時間後にメラニン色素を作る活動が活発化する」とされています。
紫外線の皮膚への第一の作用は有棘細胞のタンパク質を性し,これに伴って生じた種々の物質が,紅斑(erythema)や,浮種(edema)を起こし,基底細胞を刺激し新しい細胞の殖を促すという。このような皮膚組織の最初の反は,UV被照射後2~3時間で著しく高まり,24時間後には表皮下層にあるメラニソ穎粒が基底細胞殖に伴って上層に移行し,またUV照射後48~72時間でメラノサイト(メラニン生細胞)の中でチ官ジナーゼ活性をたかめメラニンが新生される。
引用:資生堂研究所 田原定明著「紫外線吸収と化粧品」より
私たちが浴びる紫外線は、このような特徴をもっています。
こうした情報を参考に、外出する時間帯・時間によっては、きちんと赤ちゃんに日焼け止めを塗ってあげましょう。
Q.赤ちゃんの肌が荒れていても日焼け止めを使うべき?
肌荒れを起こしているときには、まずは医師の診察を受けていただき、日焼け止めを使ってもいいかどうかを確認してください。
日焼け止めの使用がOKであれば、今後のために、保湿ケアをして肌状態を整えてから、日焼け止めを塗ると安心です。
保湿クリームでケアをしてから、日焼け止めを使うようにしましょう。
もし日焼け止めが使えないときには、物理的に紫外線を遮りましょう。
- ベビーカーのカバー
- 赤ちゃん用の帽子
- 赤ちゃん用のフット・アームカバー など
私が子供に日焼け止めを塗る暇がなかったときは、大人用のアームカバーを手足につけたり、日差しが強いときには自分のサングラスをかけたりさせていました。
- 日傘
- タオル
- アームカバー
- サングラス
こういったグッズで、日よけをすることもできます。
うっかり赤ちゃん用を忘れたときでも、手持ちのものでも何とかなりますよ。
ただし、赤ちゃんの肌は薄く、紫外線ダメージが到達しやすいため、日焼け止めが使えない場合の長時間の外出はほどほどにしておきましょう。
また、保湿方法やクリームでお困りであれば、私の書いた記事「あなたの赤ちゃんにピッタリな保湿クリームの選び方・おすすめも紹介」が参考になりますので、ぜひ読んでみてくださいね。
Q.冬になると赤ちゃんに日焼け止めは必要ない?
基本的には、必要です。
冬でも紫外線は1年中降り注いでいます。
真冬でも紫外線の強い時間帯で、なおかつ1時間以上の外出になる場合には、日焼け止めを塗ってあげましょう。
私たちが浴びる紫外線は、以下のような特徴をもっています。
①南に行く(緯度が低くなる)ほど強い。
②1年のうちでは春から初秋にかけて強い(4〜9月に1年間のおよそ70〜80%)。
③1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(夏の午前10時〜午後2時に1日のおよそ60%、
冬の同じ時間帯では1日の照射量の70〜75%を占めます。
また、お住まいの地域によって、紫外線量には差があります。
環境省の「紫外線環境保健マニュアル」によると、図のように、高度の高い地域だと紫外線量が増えているようです。
たとえ冬であっても、かなりの紫外線量になることもあります。
雪の日や、雲のない日は紫外線が到達しやすくなりますので、時間帯だけではなく、地域による紫外線量の影響にはお気をつけください。
Q.赤ちゃんの日焼け止めの成分はどれも低刺激なの?
実は赤ちゃんの日焼け止めだからといって、必ずしも低刺激とは限りません。
なぜなら「赤ちゃん用」と書かれていても何を配慮をした赤ちゃん用なのか、また、「低刺激」と書かれていても何を根拠とした低刺激なのか、商品によってそれぞれ異なるからです。
日焼け止めの低刺激性で見るべきところは、紫外線カット成分です。
紫外線カット成分が紫外線散乱剤であれば、低刺激といえます。
多くの日焼け止めは、以下の条件を「低刺激」と表現しています。
- 無香料
- 無着色
- 防腐剤フリー
- アルコールフリー
- 弱酸性
しかし残念ながら、日焼け止めの場合は、紫外線カット成分そのものが刺激となります。
そのため、配合されていないものだけを見ても、「低刺激」とは言いづらいケースがあるのです。
さいごに
赤ちゃん用の日焼け止めは、石けんやお湯で簡単に落とせるものが多々あります。
しかし、その時の状況によって落としやすさは変化します。
- 日焼け止めを塗ってから経過した時間
- その日の赤ちゃんの汗の量
- 赤ちゃんの肌状態
たとえば、汗をよくかいた日は落ちかけているので落としやすく、塗りなおした直後だと全然落ちません。
とはいえ、赤ちゃんのお肌はキメが細かく整っているので、大人よりも落としやすくなっています。
温かいお湯で沐浴しながら、肌触りのよいスポンジで洗ってあげるだけで、だいたいの日焼け止めは落とせます。
日焼け止めを洗い流すときは、そのときの赤ちゃんの肌状態に応じて落としてあげてくださいね。
この記事でご紹介した赤ちゃんに使える日焼け止めは、大人でも使えます。
赤ちゃんと一緒にご自身にも使えるので便利です。
そして、赤ちゃんと目と目を合わせてスキンシップをしながら日焼け止め塗ると、ご機嫌になって日焼け止めを塗らせてくれる確率がアップします。
ぜひ、お母さんの余裕のあるときは、赤ちゃんと楽しみながらケアを行ってくださいね。