「リップクリームを塗ってもすぐにカサカサ…」「口周りだけ粉をふいてしまう…」
そんなお悩みはありませんか?
口周りの乾燥は、気温や湿度の変化、摩擦、スキンケアの方法によって悪化することもあります。放っておくと肌荒れやひび割れにつながることも…。
この記事では、口周りの乾燥の原因と、今日からできる正しいスキンケア方法を詳しく解説します。
また、本文中では、朝・晩はもちろん、メイクの上からも使用できる「おすすめの高保湿ゲル」を紹介しています。
しっとりなめらかな口元を目指すためのポイントを、ぜひチェックしてみてください!
1. 口周りが乾燥・粉吹きしやすい理由
口周りは、顔の中でも特に乾燥しやすいエリアの一つです。この部分が乾燥する原因には、さまざまな要素が関与しています。以下に、主な理由を解説します。
皮膚の構造
口元の皮膚は非常に薄く、敏感な特性を持っています。このため、外部からの刺激や摩擦に対して抵抗力が低く、乾燥が進行しやすくなります。
皮脂の分泌量
口周りは他の体の部位と比べて皮脂腺が少なく、肌を保湿するための天然の油分が不足しがちです。このため、肌の水分を保持することが難しくなり、乾燥を引き起こす一因となります。
日常的な動作
私たちの行動の中で、食事や会話において口を頻繁に動かすため、意識せずに口元を触ったり拭いたりする場面が多くあります。これらの動作は、皮膚の摩擦を引き起こし、肌のバリア機能の低下を招く原因となります。さらに、リップクリームを塗る際に手が肌に触れることもあり、それが乾燥を助長する要素になっています。
マスクによる影響
最近ではマスクを着用することが増えましたが、マスク内での湿度の上昇が、取り外した際に急激に肌を乾燥させる可能性があります。このような湿度と温度の変化は、口周りの皮膚に压力をかけ、乾燥をより悪化させることがあるのです。
環境的要因
冬季の冷たい乾燥した空気や、外的な要因としての花粉やほこりも、口周りの肌に悪影響を及ぼします。このような環境は、肌のバリア機能を損なわせ、水分を失いやすくする要因となります。
以上のことから、口周りが乾燥しやすい理由は多岐にわたることがわかります。私たちの日常的な行動、季節の変化、さらには外部環境が相互に影響し合い、肌の乾燥を引き起こしているのです。
2. 口周りの乾燥・粉吹きを招くNG習慣
口元の乾燥は、普段の何気ない行動が引き金となりやすいものです。以下の習慣を見直し、口周りの乾燥を予防するための工夫をしていきましょう。
スキンケアを怠る
スキンケアの基本はしっかりとした保湿です。洗顔や入浴をした後は特に水分が蒸発しやすいため、化粧水やクリームをすぐに塗っておくことが効果的です。これにより、口周りの乾燥を防ぐことができます。
唇を舐める
多くの人は唇が乾燥すると無意識に舐めてしまいますが、これはかえって唇を乾かす原因になります。唇を舐めることで一時的に湿り気を感じるものの、唾液の蒸発により水分が失われ、さらに乾燥が進行してしまうのです。唇の乾燥が気になる場合は、リップバームやクリームを使用してください。
無意識に唇に触れる
無意識のうちに唇を触れてしまうことも、乾燥の要因となります。手には目に見えないバイ菌や汚れが付着しているため、唇を触ることで刺激を与え、炎症を引き起こす可能性があります。唇に触れることは極力避けるように心掛けましょう。
ゴシゴシ拭く
食事の後、口周りを強く拭きすぎるのは控えたい行為です。必要以上にこすると肌に摩擦が生じ、ダメージを与えることにつながります。食事後は軽くティッシュで押さえるだけにしておき、肌への負担を減らすことが大切です。
合わないマスクを着用する
現在はマスクをする場面が多くなっていますが、素材やサイズが適切でない場合、肌に摩擦や刺激を引き起こし、乾燥を悪化させてしまいます。なるべく摩擦の少ない素材(布やシルクなど)を選び、自分の顔に合ったサイズのものを使用することが重要です。
これらの悪習慣を見直し、意識して日常生活を改善することで、口周りの乾燥を予防し、健康的な肌を保つことができます。今一度、自分の生活を振り返り、必要な見直しを行いましょう。
3. 口周りの乾燥・粉吹きを防ぐケア
口周りは特に乾燥しやすい部分であり、正しいスキンケアとライフスタイルの見直しによって、効果的にその乾燥を防ぐことができます。こちらでは、実践可能な乾燥対策を具体的にご紹介します。
優しい洗顔を心がける
洗顔は肌の基礎ケアの中でも重要なステップですが、特に口周りの肌はデリケートなので注意が必要です。以下のポイントに気を付けて洗顔を行いましょう。
①マイルドな洗浄力を選ぶ
クレンジング・洗顔料の洗浄力が強すぎると、皮脂を過剰に取り過ぎてしまい、乾燥肌が悪化します。マイルドな洗浄力のアイテムを選びましょう。
②刺激を抑える
敏感な肌を洗う際は、摩擦を与えないように洗いましょう。おすすめは、弾力のあるなめらかなゲル状の洗顔料です。泡洗顔料を使用する場合は、十分な使用量をしっかり泡立てて洗顔しましょう。
デリケートな口周りにも使える!おすすめの洗顔料
ダブルクレンジングゲルは、ゲル状の洗顔料です。
“おすすめポイント”
- 泡立て不要
- マイルドな洗浄力でうるおいを保つ
- 3つの安全性テスト済みで低刺激
高保湿スキンケアを取り入れる
口周りの乾燥を防ぐには、高保湿のスキンケア製品を選びましょう。次のポイントを参考にしてください。
①油分だけでなく、水分も与える
高保湿なアイテムと聞くと「こってりとしたクリーム」をイメージされる方もいらっしゃるでしょう。しかし、乾燥を防ぐためには、肌に水分を与える必要があるため、クリーム(油分)だけでなく、水分もしっかり補給することが重要です。
②刺激を抑える
乾燥が気になるからと言って、様々な種類の美容液を使用する意味はありません。使用する化粧品の数が多いほど、肌に合わない成分を使用するリスクや、肌に触れる回数(摩擦)が増えるため、かえって肌トラブルが起こりやすくなります。
メイクの上からも使える!おすすめの保湿スキンケア
アクアテクトゲルは、超敏感肌・乾燥肌の開発者が「健康肌」を目指すために作った高保湿ゲルです。「口元の粉吹きが気になる」「何を塗っても乾燥する」という方にもおすすめです。
“おすすめポイント”
- 乾燥肌や敏感肌の方から口コミで好評
- 水分・油分・保湿成分を肌に最適なバランスで補給
- 3つの安全性テスト済みで低刺激
日焼け止めを使用する
紫外線からの保護も口周りの乾燥対策には不可欠です。肌が敏感になっている時こそ、UVケアが重要です。自宅にいる時でも、日焼け止めは忘れずに使い、朝のスキンケアに取り入れましょう。
敏感肌の方にとって、日焼け止め選びは「紫外線から肌を守れること」だけでなく、「日焼け止めそのものが肌に刺激を与えないこと」も大切なポイントです。肌荒れや赤み、かゆみなどを防ぐためには、以下の4つの視点を意識して選ぶのがおすすめです。
安全性テスト済みのものを選ぶ
まず注目したいのは、日焼け止めが安全性テストをクリアしているかどうかです。スティンギングテスト(塗布時の刺激を確認)、パッチテスト(赤みやかぶれの有無を確認)、アレルギーテスト(アレルギー反応の評価)、ノンコメドジェニックテスト(ニキビの原因になりにくいかを確認)などが代表的なものです。これらのテストを通過している製品であれば、敏感肌の方でも比較的安心して使える可能性があります。
※すべての方に皮膚刺激や皮膚トラブルがおこらないということではありません。使用前には必ずパッチテストを行いましょう。
ウォータープルーフ機能ありを選ぶ
汗や皮脂で日焼け止めが落ちやすい季節や外出時には、ウォータープルーフ機能がある日焼け止めがおすすめです。肌にしっかりとどまりやすく、紫外線から肌を守る効果が持続しやすいため、敏感肌でも安心して外出できます。ただし、ウォータープルーフタイプであっても、2〜3時間おきの塗り直しは必要です。特に汗をかいたあとやタオルで拭いたあとには、塗り直しを忘れないようにしましょう。
クリーム・ミルクタイプで選ぶ
敏感肌には、しっとりとした使用感のクリームタイプやミルクタイプの日焼け止めが適しています。これらのタイプは保湿力が高く、乾燥による刺激を抑えながら紫外線をカットしてくれます。肌になじみやすく、摩擦による負担も少ないため、毎日使うものとしてもおすすめです。反対に、ジェルタイプやスプレータイプは使用感がさっぱりしていますが、人によっては乾燥を感じやすい場合もあるため注意が必要です。
お試し商品があるものを選ぶ
敏感肌の方は、自分の肌に合うかどうかを事前に確認できる「お試しサイズ」や「トライアルセット」がある製品を選ぶと安心です。まずは少量から試してみることで、赤みやかゆみ、刺激が出ないかをチェックできます。いきなり現品を使うのではなく、試供品でのパッチテストを行ってから顔全体に使い始めると、より安全に紫外線対策を始めることができます。
これらのポイントを意識して日焼け止めを選ぶことで、敏感肌の方でも肌トラブルを防ぎながら、快適に紫外線ケアを続けることができます。毎日のスキンケアの延長として、肌にやさしい日焼け止めを取り入れていきましょう。
アースケア UVカットミルク|低刺激ながら充分な紫外線カット効果
“おすすめポイント”
- 4つの安全性テスト済み
- 高水準の紫外線カット効果
- 肌への負担が少ないウォータープルーフ機能付
- 白浮きを抑えたベージュ色
- ノンコメドジェニックテスト済みのため、ニキビ肌も安心
※すべての方にニキビの元となる「コメド」ができないわけではありません
アースケアのやさしいUVカットミルクはSPF50+・PA++++の高水準な紫外線カット効果を備えつつ、
以下の4つの安全性テスト済みで敏感肌の方でも使いやすい日焼け止めとなっています。
※すべての方に皮膚刺激や皮膚トラブルがおこらないということではありません。
-
スティンギングテスト
塗布時にピリピリとした刺激を感じないかを評価するテストです。特に敏感肌の方が使用した際の「塗った直後の違和感」に着目して、安全性を確認します。 -
パッチテスト
肌に一定時間製品を貼りつけ、赤みやかゆみ、かぶれなどの反応が出ないかを確認するテストです。皮膚の刺激性の有無を判断するうえで、基本となる試験です。 -
アレルギーテスト
アレルギー反応の有無を評価するテストで、特定の成分に対する反応をチェックします。アレルギー体質の方にとっては、特に重要な指標になります。 - ノンコメドジェニックテスト
ニキビや吹き出物(コメド)の原因になりにくいかを確認するテストです。毛穴詰まりを防ぎたい方、ニキビができやすい方にも安心感のある試験です。
紫外線散乱剤にはコーティング加工を施し、肌老化の原因となる酸化も防げるのが特徴です。
また、UVカットミルクは水に強いウォータープルーフ機能付きです。
日焼け止めは流れ落ちてしまうと、紫外線から肌を守ることができません。
ウォータープルーフ機能といっても敏感肌でも安心して使用できるように、「肌に負担をかけないウォータープルーフ機能」にこだわって作られています。
普段使用しているマイルドなクレンジングで簡単に落とせます。
日焼け止めの色は肌なじみの良いベージュ色で、白浮きが抑えられています。
化粧下地にも使えて機能性の高い日焼け止めですので、敏感肌の方にまずは使ってみてほしい日焼け止め商品となっています。
商品名 | アースケア UVカットミルク |
SPF・PA値 | SPF50+ PA++++ ※ウォータープルーフ |
価格 | 通常:2,800円(25g) お試しセット:6~12回分550円(2g×3包) (アクアテクトゲル3g×7包・ダブルクレンジングゲル1.5g×7包・紫外線対策ガイド付) |
容量(本商品) | 25g |
紫外線カット成分 | 紫外線散乱剤(酸化チタン/酸化亜鉛) ※紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル) |
全成分 | 水、ジメチコン、酸化亜鉛、シクロペンタシロキサン、BG、トリエチルヘキサノイン、ポリメチルシルセスキオキサン、PEG-10ジメチコン、トリメチルシロキシケイ酸、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、タルク、ジステアルジモニウムヘクトライト、セスキイソステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、塩化Na、PEG-3ジメチコン、リンゴ酸ジイソステアリル、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ハイドロゲンジメチコン、ステアリン酸、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、グリチルリチン酸2K、ジミリスチン酸Al、酸化チタン、酸化鉄、水酸化Al |
落とし方 | クレンジング |
口コミをチェック!
UVカットミルクは、約6回~12回分使えるお試しセットが用意されています。
お試しセットには、洗顔と保湿の2ステップでスキンケアが完了する「ダブルクレンジングゲル」と「アクアテクトゲル」が付いてきます。
低刺激且つ高保湿なスキンケアシリーズで、第三者機関による敏感肌でも使える4つの安全テスト済みです。
まずはお試しセットを購入し、実際に自分の肌で使い心地を確かめましょう。
\お試しセット550円/
4. 乾燥で粉吹き状態になったのメイクのコツ
粉吹き肌の悩みを和らげつつ、美しいメイクを仕上げるためのポイントをいくつかご紹介します。乾燥した肌は化粧崩れや艶のない見た目になりがちですが、工夫次第で潤いとツヤを演出することが可能です。
メイク前の準備を徹底する
保湿ケアはメイクの仕上がりを左右します。特に、メイク前の保湿は以下の点に注意しましょう。
- 化粧水をたっぷり使う: 保湿成分が豊富な化粧水を多めに使い、肌にしっかり水分を補給します。
- 乳液やクリームで蓋をする: 化粧水で水分を補給した後は、油分を含む乳液やクリームで水分を閉じ込めるようにしましょう。
水分と油分をバランスよく肌に与えることが重要です。高保湿オールイワンであれば、同時に水分・油分を補給できるため、時短になります。
ベースメイクにこだわる
ベースメイクが乾燥・粉吹き肌を予防・カバーするカギを握ります。
- 保湿効果が高いアイテムを選ぶ:クリームタイプの化粧下地やファンデーションは他のタイプに比べて乾燥しづらいです。
- ツヤ感のあるアイテムを選ぶ:マットな仕上がりのアイテムより、ツヤ感のあるアイテムを使用すると、ツヤやハリがあるように見せることができます。
- 少量ずつ重ね塗りをする:一度に多く塗るのではなく、少量ずつ指やスポンジで優しく伸ばしながら、肌になじませます。
- パウダーは要注意: 仕上げにパウダーを使う場合は、薄くふんわりとブラシでのせてみてください。粉吹き肌の場合、パウダーが目立ってしまうことがあるため、控えめに使うことが大切です。
▼以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:ファンデのノリが悪い悩みを解決!綺麗に塗れない原因と対処法を画像付きで解説
日中もお肌の状態を確認する
乾燥した肌は、朝晩の保湿だけでは不十分な可能性があります。日中もお肌の状態を確認して、必要に応じて以下の対策を取りましょう。
- ティッシュオフする:インナードライ肌の場合、肌内部は乾燥していても、肌表面には皮脂が出ていることがあります。皮脂が浮いている場合は、ティッシュで軽く押さえて吸収します。
- こまめに保湿する:メイク崩れが気になる部分に、軽く保湿を施した後、薄くファンデーションや下地を重ねて、自然な仕上がりをキープします。
▼以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:「メイクの上から保湿できる」人気のミスト化粧水15選と使い方を紹介
これらのコツを実践することで、粉吹き肌でも自信を持ってメイクを楽しむことができるでしょう。肌状態に合わせて、工夫をしながらお手入れやメイクを行ってください。
よくある質問
口周りが乾燥しやすい主な理由は何ですか?
口周りの皮膚は非常に薄く敏感なため、外部からの刺激や摩擦に対する抵抗力が低く、日常的な動作による摩擦やマスクの着用による湿度の変化などが乾燥を招く主な要因です。また、この部位の皮脂腺が少ないことも乾燥しやすい一因となっています。
口周りの乾燥を招くNG習慣には何がありますか?
口を舐める、無意識に触れる、食事後の強い拭き取り、合わないマスクの着用、スキンケアの不足などが、口周りの乾燥を招く代表的なNG習慣です。これらの行動を意識的に改善することで、乾燥を予防できます。
口周りの乾燥対策にはどのようなことが効果的ですか?
優しい洗顔、高保湿のスキンケア、日焼け止めの使用などが、口周りの乾燥対策として効果的です。これらを組み合わせて実践することで、乾燥を改善できます。
口周りが乾燥して粉吹き状態になった場合、ワセリンは使えますか?
はい。ワセリンは安全性の高い保湿剤なので、口周りを含む顔に使用できます。ワセリンは油分なので、「水分の蒸発を防ぐ」役割を果たします。乾燥を対処したい場合は、ワセリン使用前に、化粧水やローションなどによって「水分を肌に与える」ことを忘れずに行いましょう。
まとめ
口周りの乾燥は、日々のちょっとした習慣やスキンケアの見直しで大きく変わります。特に、摩擦を減らす・適切な保湿を行う・外的刺激から守る ことが大切です。
乾燥を繰り返さないためには、今日から実践できるケアを続けることがポイント。
今回ご紹介したケア方法をぜひ取り入れて、しっとりとした口元を目指してくださいね!
▼以下の動画では「粉吹き肌」について紹介しています。口周りの粉っぽさが気になる方はぜひチェックしてみてください!