顔にオイルを使う美容法が人気です。
でも、
- どんなオイルを使えばいいの?
- そもそも顔に油を塗っていいのかな?
と不安に感じる方も多いです。
結論から言うと、顔にオイルは使えます。
ただし、選び方に気を付けて、次のように使いましょう。
精製度が高く、酸化しにくいオイル | 日中のケア |
それ以外のオイル | 夜のケア |
食用オイルや雑貨グレードのオイル | 顔には使わない! |
オイルの選び方と使い方に気を付ければ、肌にデメリットを与えることなく、スキンケアに生かせます。
その理由とともに、この記事では、顔に使えるおすすめのオイルと、使い方の注意点を解説します。
顔のスキンケアにオイルを使ってみようかな?という方は、ぜひ参考にしてください。
1. 【顔用オイル9選】精製度が高く、酸化しにくい商品がおすすめ
顔用のオイル選びで大切なことは、
- オイルの「精製度」
- 「酸化のしにくさ」
です。
この2つを基準にすると、顔のスキンケアに向くオイル、使ってはいけないオイルがわかります。
顔用オイルとして人気の数種類を、「精製度」「酸化のしにくさ」で分類した以下の図を参考にしてください。
2. 日中も使えるオイル4選
顔用に一番おすすめのオイルは、図の右上の枠「精製度が高く、酸化しにくい」オイルです。
これらは、「光老化」や「油焼け」の恐れが低いため、日中も使用できます。
顔用に一番おすすめのオイル(日中使用OK)
- スクワラン
- オリーブオイル
- ツバキオイル
- ココナッツオイル
2-1. スクワラン
スクワランとは、アイザメなどの深海鮫の肝臓から採れる肝油の主成分である「スクワレン」に水素を添加したもの。その工程により、酸化しにくく安定化させた保湿成分になります。
スクワランは人間の皮脂膜にも含まれている成分のため、浸透性が高く、水分の蒸発を防ぐ油分として効果的です。
おすすめのスクワラン「アロヴィヴィ スクワランピュアオイル」
出典:東京アロエ
おすすめポイント
- 酸化・変質しにくいスクワランオイル
- 妊娠中のボディケアに使える
- ベタつかない使用感
サラッとした感触が特徴のスクワランオイル「アロヴィヴィ スクワランピュアオイル」。
人間の皮脂成分に近いスクワランで、肌の保湿をサポートしてくれます。
値段 |
90ml / 2,200円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
〇 |
使用感 |
サラッとした感触 |
全成分 |
スクワラン |
2-2. オリーブオイル
酸化に対する安定性が比較的高く、医薬品用軟膏や化粧品においても油性基剤として使用されています。
1点注意事項ですが、食用オリーブオイルと美容用のオリーブオイルとでは、製造工程や品質の管理方法が異なります。
スキンケアに使うのは美容用のオリーブオイルにしましょう。
食用のオリーブオイルを使うと、肌トラブルになる可能性があります。
おすすめのオリーブオイル「オリーブマノン 化粧用オリーブオイル200ml」
おすすめポイント
- 100%純粋オリーブオイル
- 1プッシュ1mlで使いやすい
- サラッと馴染んでべたつかない
天然の純粋なオリーブを100%使った化粧用オイルです。
香料や着色料などは無添加で、肌質問わずに幅広く使えるのが魅力。
値段 |
200ml / 4,620円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
〇 |
使用感 |
サラッとした感触 |
全成分 |
オリーブオイル |
2-3. ツバキオイル
ツバキオイルは、日本固有種のヤブツバキの種子から採取される植物油のことです。
非常に希少なもので、海外産のツバキオイルが使われている場合は成分表にカメリア油と記載されているようです。
厚生労働省によると、ツバキオイルのスプレーにはかゆみの抑制効果があり、肌に優しく、敏感肌の人にもおすすめできるオイルのようですね。
おすすめのツバキオイル「五島特産 純粋椿油」
おすすめポイント
- 長崎県五島列島産の椿油を100%使用
- 高温多湿な環境でも酸化しにくい
- 匂いやベタつきもなし
植物油の中でも、人間の皮脂成分に似ているツバキ油。
オレイン酸(人間の皮脂にも含まれる)の含有率が80%以上と多く、非常に安定しています。
髪に関する口コミが多くみられますが、全身にも使えます。
値段 |
100ml / 1,540円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
〇 |
使用感 |
サラッとした感触 |
全成分 |
椿油(長崎県五島列島産) |
2-4. ココナッツオイル
知ってる方も多いであろうココナッツオイル。
主要成分の1つである「ラウリン酸」は、石鹸などに含まれている成分ですが、肌に残りやすく、刺激に繋がることがあるので、敏感肌や乾燥肌の人は避けるべきでしょう。
おすすめのココナッツオイル「オーガニックバージンココナッツオイル 10ml」
出典;cocowell
おすすめポイント
- 全身に使える美容オイル
- ラウリン酸の抗菌・抗炎症作用
- べたつきにくい
ココナッツオイルに含まれるラウリン酸には、抗菌・抗炎症作用があります。
人によっては肌トラブルになる可能性がありますので、まずはお試しセットから使うことをおすすめします。
値段 |
10g(お試し商品) / 360円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
〇 |
使用感 |
サラッとした感触 |
全成分 |
ヤシ油(バージンココナッツオイル) |
3. 夜の使用がおすすめのオイル5選
図左の「精製度が高く、酸化しやすい」オイルは、紫外線を浴びると「光老化」が起こりやすくなります。
「ヨウ素価」が高いオイルほど、酸化を受けやすくなります。化粧品成分オンラインを参考に、いくつかピックアップします。日中の使用は避けて、夜のスキンケア用にするのがおすすめです。
夜の使用がおすすめのオイル(日中使用NG)
- 馬油
- コメヌカ油
- アルガンオイル
- ローズヒップオイル(カニナバラ果実油)
- アマニ油
3-1. 馬油(ばーゆ)
その名の通り、馬のたてがみや尾の基部、そして皮下脂肪層などから得られる脂肪油のことです。昔から、皮膚症状の万能薬として人々が使用してきました。
人の脂肪酸組成と類似した構成のため、閉塞性が高く、皮膚上の水分の蒸発を防いでくれます。
おすすめの馬油「サンキューバーユ | こうね100%生馬油」
おすすめポイント
- 希少な馬のこうね(タテガミ部分のもとの油脂)のみを原料
- 国内の油脂精製工場で丁寧に精製
希少な馬のこうね(タテガミ部分のもとの油脂)のみを原料とした天然ピュアオイルです。
※馬の体幹部分の油脂が「こうね」と呼ばれる油脂で、一頭の馬から2〜3㎏しかとれない希少な部位です。
少々匂いがありますので、人を選ぶかもしれません。
値段 |
50g / 4,400円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
△ |
使用感 |
馴染みやすい |
全成分 |
馬油(こうね100%) |
3-2. コメヌカ油
米ぬかから得られる植物油です。医薬部外品原料規格2021に記載されており、医薬部外品の配合材料として認められているので、安全性も比較的高いと認識されています。
おすすめの米ぬか油「美人ぬか 純米美容オイル」
おすすめポイント
- 米ぬかに含まれる保湿成分
- お肌になじみやすいボタニカルオイル
米ぬかオイルには「オレイン酸」「米スクワラン」をはじめ、「トコフェロール」などの保湿成分が含まれます。
お米の恵みを活かした「美人ぬか 純米美容オイル」は、お肌になじみやすい使用感で、ふっくらとした柔らかな素肌へ導きます。
値段 |
30ml / 1,980円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
△ |
使用感 |
肌にスッと馴染む |
全成分 |
スクワラン、コメ胚芽油、コメヌカ油、トコフェロール |
3-3. アルガンオイル
アルガンオイルは、モロッコの南西部にしか育たないとされるアルガンの木(アルガンツリー)の実の種から搾られるオイルです。さまざまな美容成分が含まれており、肌馴染みがよく優れた美肌効果をもつと言われています。
おすすめのアルガンオイル「無印良品 アルガンオイル」
おすすめポイント
- 肌なじみの良さ
- 無香料、無着色、アレルギーテスト済み
モロッコ地方に自生するアルガンの木の種子(仁)から搾った必須脂肪酸を含むオイルを化粧用に精製。
気になる部分になじませることで、乾燥を防ぎお肌の水分バランスを整えます。
無香料・無着色・アレルギーテスト済みのため、肌トラブルになる可能性も低いです。(すべての方にアレルギーが起きないわけではありません)
値段 |
30ml / 1,790円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
△ |
使用感 |
肌なじみが良い |
全成分 |
アルガニアスピノサ核油 |
3-4. ローズヒップオイル
バラ科の植物であるカニナバラの果実から得られる植物油です。酸化に対する安全性は低いので、日中の使用は避けましょう。
おすすめのローズヒップオイル「DISTILL ローズヒップオイル」
おすすめポイント
- リノール酸やリノレン酸による保湿効果
アンデスの有機栽培農園で育てたれたローズヒップから作られた無添加のローズヒップキャリアオイル。
リノール酸はビタミンFとも呼ばれ、スキンケアにおいて効果的な成分の1つ。
細胞のターンオーバーと再生を促進し、優れた保湿性があります。
値段 |
30ml(10ml×3) / 2,310円 |
無香料 |
〇 |
精製度が高い |
〇 |
酸化しにくい |
△ |
使用感 |
サラッとして使いやすい |
全成分 |
ローズヒップオイル 100% 未精製 |
3-5. アマニ油
アマ科の植物であるアマの種子から得られる植物油脂です。
他のオイルと同じく、皮膚親和性に優れ、皮膚上の水分蒸発を防いでくれます。
ただ、アマニ油の場合は、肌に直接塗るよりも、食事を通して摂取することをおすすめします。アマニ油には、オメガ3脂肪酸が含まれており、血液がサラサラになる効果があります。
その結果、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常化し、肌のバリア機能が正常に働いたり、シミやシワなどにも効果があります。
特に食用油としても売られていることが多いので、積極的に接種してみてはいかがでしょうか。
4. 顔に使ってはいけないオイル
図下のオイルは、「光老化」や「油焼け」以外にも肌トラブルを招く恐れがあります。
顔には絶対に使用しないでください。
顔に使ってはいけないオイル
- 食用オイル
- 雑貨グレードのオイル
- 日本の規定にのっとっていないオイル
5. オールインワンタイプの保湿クリームなら「酸化」の心配ナシ
美容オイルの主な目的は、不足した皮脂の代わりに肌に油分を補給し、うるおいを保つことですが、間違った選び方をすると、シミやシワに繋がります。(光老化)
もしオイルを使うことに強いこだわりがなければ、保湿クリームを使うことをおすすめします。
オイルと同じ効果を得ることができますし、「酸化のしにくさ」を気にする必要もありません。
そもそも、肌の潤いを保つための「保湿」には「水分」と「油分」を肌に補給することが必要です。
オイルは、肌に油分を補給しますが、水分は補給してくれません。これは基礎化粧品を使った保湿との大きな違いです。
化粧水を使ったあとにオイルを使用しても構いませんが、それなら最初からオールインワンタイプの保湿クリームを使った方が、スキンケアを一度に終わらせることができます。
5-1. オイルよりもワセリンの方が「うるおいを守る効果」は高い
肌に油分を補給するアイテムとして有名なワセリン。
「油分によって、肌の水分が蒸発するのを防ぎ、肌のうるおいを守る」という役割において、オイルと一緒のアイテムです。
そんなワセリンですが、オイルよりも「うるおいを守る効果が強い」という研究があります。
オリーブオイルの170倍、水分の蒸発を抑える効果がある。
Among all petroleum jelly is one of the best moisturizers having a water vapor loss resistance 170 times that of olive oilミネラルオイル・ラノリン・シリコンが、水分蒸散量を20~30%抑えるのに対して、98%以上抑える作用がある。
Petrolatum in a minimum concentration of 5% reduces TEWL by more than 98% followed by lanolin, mineral oil, and silicones which only reduce TEWL by 20–30%.引用:US National Library of Medicine Dr. Anisha Sethi
From the Department of Skin and S.T.D, DMCH, Ludhiana, Punjab, India「Moisturizers: The Slippery Road」
ワセリンもオイルと同様に、肌に「水分」を与えることができませんから、その商品だけでは効果的な保湿を実現することができません。
しかし、上記の研究からも分かるように、オイルを使うべき特別な理由がない限りは、オイルだけにこだわる必要はそこまでないのです。
特に「光老化」や「油焼け」が気になる人は、無理にオイルを使わずに、安全性の高いワセリンや、スキンケアを一度に終わらせることが可能なオールインワンタイプを使うことをおすすめします。
5-2. 効果的な保湿をしたいなら、オールインワンタイプの保湿クリ―ムを使おう
「肌のうるおいを守る」ための保湿に必要なことは、肌に「水分」と「油分」、そして「保湿成分」を同時に与えることです。
オールインワンタイプの保湿クリームを使えば、「水分」と「油分」、そして「保湿成分」を一度に肌に補給できます。
効果的な保湿をしたい方は、オールインワンタイプの保湿クリームを使いましょう。
5-3. 【オイルの代わりとしておすすめ】550円から試せる保湿ジェル
アクアテクトゲル おすすめポイント
- 「超高保湿」を実現する16種類の保湿成分
- 「低刺激」を保証する3つの肌テスト実施済
- 「これ1本」で保湿完了のオールインワンタイプ
肌のうるおいを守る「保湿」を実践したい方は、「アースケア アクアテクトゲル」がおすすめ。
高い保湿力と快適な使用感を両立させた、保湿に特化したオールインワンジェルです。
「水分」と「油分」を一度に肌に補給できるので、オイルと基礎化粧品を合わせて使ったりする必要もありません。
これ1本で保湿が完了します。
また、実際にアクアテクトゲルを使用した結果、「4週間後に肌の水分量が増えたことが実証」されています。
肌にうるおいを補給したい方にはおすすめです。
また、低刺激を保証する3つのテストを実施済み。
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
オイルなどを使うと、光老化や油焼けの症状を気にする必要がありますが、本商品は炎症やかぶれ、ヒリつき・かゆみの症状が出ないことを確認しているため(※)、安心して使うことができます。
※スティンギングテストとは、化粧品を塗布時のピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。
※全ての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないわけではありません。
今なら、初回限定で550円(送料無料)で、お試しセットを買うことが出来ます。
- 安全なスキンケア商品を使いたい
- 保湿スキンケアを簡単に終わらせたい
上記のような方は、ぜひアクアテクトゲルを手に入れてみてくださいね。
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6. 酸化しやすいオイルは「光老化」の原因に
紫外線を浴びることで、シミやシワなどの老化サインが現れることを「光老化」といいます。
酸化しやすいオイルを使うと起こりやすくなります。
酸化とは、酸素に触れることで、物質の質が低下する現象です。
この酸化の過程で、光老化のもととなる「活性酸素」が作られます。
つまり、酸化しやすいオイルを使って紫外線を浴びると、光老化が起こりやすくなるのです。
ですから、酸化しやすいオイルを顔に塗り、日中、外に出ることはおすすめできません。
オイルは、基本的に酸化しやすい性質を持ちますが、種類によってその程度が異なります。
顔のケアに使うなら、必ず、酸化しにくいオイルを選びましょう。
関連記事:紫外線が肌に与える影響と、日焼けダメージから身を守る対策
6-1. 酸化しやすいオイル・しにくいオイル
オイルを構成する物質によって、酸化しやすいかどうかが決まります。
日中にも使う場合は、「酸化しにくいオイル」を選びましょう。「酸化しやすい」オイルは、夜なら安心して使えます。
第8章「顔の肌に負担を与えないオイルの使い方」も参考にしてください。
6-2. オイルの酸化を防ぐ保管方法
酸化しにくいオイルでも、時間が経過すると酸化していきます。
そこで、保管方法を少し工夫しましょう。
次の方法で保管すれば、酸化の程度をできる限り抑えられます。
上手に使い、肌を守りながら、オイルを活用してください。
酸化を抑える保管のポイント
- 遮蔽できる容器で保管する
- 冷暗所で保管する
- 15~25℃の常温よりも温度が低く一定で、直射日光が当たらない場所
- 戸棚
- 引き出し
- ※「冷蔵庫」ではない
- 紫外線の当たる場所に置かない
- きちんと封を閉める
- 空気に触れるほど酸化が進む
- 水や他の化粧品を混ぜない
- 腐敗や品質低下の原因にも
7. 精製度の低いオイルは「油焼け」の原因に
不純物が含まれてることを、「精製度が低い」といいます。
精製度が低いオイルを肌に塗り、紫外線を浴びると、酸化が起こり、肌に炎症・シミなどの肌トラブルが起こる場合があります。
これを「油焼け」といいます。
そのため、顔には「精製度が高い」オイルを使いましょう。
7-1. 精製度が高いオイル:日本の化粧品メーカーなら問題なし
「油焼け」は、1970年代、鉱物油(ミネラルオイル)について、たくさん発生し、大きな社会問題になりました。
これは、当時、日本の精製技術が低かったために起こった悲劇です。
現在は、化粧品メーカーの技術が飛躍的に進歩したため、不純物が混ざることはありません。
ですから、きちんとした品質基準を持っている日本メーカーのオイルなら、「油やけは起こらない」と言って、差し支えありません。
7-2. 精製度が低いオイル
「雑貨グレード」のオイル
化粧品を販売する際には、薬機法の規定に基づき、製造・販売の許可や届出が必要です。
これらの許可を必要としない商品が、「雑貨(雑品)グレード」です。
個人輸入や手作り化粧品などに多く見られます。
日本の薬機法の基準を満たさずに販売できるため、精製度が低い場合があります。
購入する際には、どのグレードの商品なのかをきちんと確認しましょう。
「食用」のオイル
「食用」と「化粧品」では、判断基準が異なります。
食用 | 味や風味・香りを重視する |
化粧品 | 質感や安定性を重視する |
食用の場合は、不純物こそがおいしさの源になります。
しかし、これを肌につけると、刺激になります。
他にも考えられる危険要素
- 酸化しやすい
- 台所などで熱の影響を受けている
- 水などの他の物質がまざっている
どんな肌トラブルに発展するか分かりません。
食用オイルをスキンケアに使用するのはやめましょう。
8. 顔の肌に負担を与えないオイルの使い方
どんなタイプのオイルにも共通する「使い方のポイント」をご紹介します。
体のどの部位よりも外に出る顔だからこそ、ポイントを押さえて上手にオイルを活かしましょう。
8-1. たくさんつけない
顔全体に対して、1~2滴のオイルで十分です。
必要以上のオイルを伸ばすと、肌の上で酸化が起こりやすくなります。
肌にうるおいを与える目的なら、1~2滴を目安にしましょう。
マッサージ目的の場合は、たっぷりと
たっぷり使用したほうが、肌への摩擦を抑えられます。
ただし、この場合は、マッサージ後に紫外線を浴びるのは避けましょう。
夜のケアで行うことをおすすめします。
8-2. 朝晩、洗顔料できちんと落とす
肌にのせたオイルは時間の経過とともに酸化していきます。
夜に塗った場合は朝、朝に塗った場合は夜に、一度きちんと落としましょう。
100%のオイルであればあるほど、水だけでは落とせません。
洗顔料を使って洗い流しましょう。
8-3. 保湿目的の場合は、化粧水や乳液と併用する
オイルを顔に使うと、次の効果が期待できます。
オイルの効果
- 肌が柔らかくなる
- 肌がしっとりする
肌表面は、皮脂と汗でできた油膜が覆っています。
このため、油分同士のオイルは肌と相性が良く、なじみやすいです。
やわらくなったり、しっとりするのもこのためです。
しかし、オイルで肌の水分は増やせません。
肌のうるおいを与えるためにオイルを使うなら、まず化粧水や乳液で肌に水分を与えましょう。
その後、数滴のオイルを塗って、水分を閉じ込めるケアがおすすめです。
8-4. 美容オイルにこだわらない人には、オールインワンタイプの保湿ジェルがおすすめ
これまで、美容オイルの特徴や選び方を紹介してきましたが、実は美容オイルよりもオススメなのが「オールインワンタイプの保湿ジェル」です。
オイルの主な目的は、油分によって肌の水分を閉じ込める機能をもつことですが、「水分」と「油分」を含む保湿ジェルを使えば、これらの機能を一気にカバーできるからです。
また、酸化による「光老化」や「油焼け」を心配する必要もありません。
美容オイルよりも安価に入手できる場合が多いので、特別な理由がない方は、オールインワンタイプの保湿ジェルを検討してみることをおすすめします。
おすすめの「オールインワンタイプ」保湿化粧品
今回おすすめする商品は「アクアテクトゲル」です。
- 16種類の保湿成分が、肌に「水分」と「油分」をバランス良く与えます
- ノンコメドジェニックテスト済みのため、ニキビ肌でも使えます
- 今なら550円でお試しセットが購入できます
今では19,000人以上のご愛用者様に恵まれ、毎年多くの喜びのお声を頂いています。
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9. オイルを顔につかうときのよくある質問
ここでは、顔にオイルを使うスキンケアについてよく伺う質問にお答えします。
9-1. ヘアケア用のオイルを顔に使ってもいいですか?
「顔に使える」と明記されていないオイルは、必ず製造メーカーに確認をとってから使用することをおすすめします。
顔の肌細胞は生きていますが、髪はすでに死んだ細胞です。
ですから、髪にはどんな成分を塗布しても、悪影響はほとんど起こりません。
そのため、髪用に開発されたオイルと、肌用に開発されたオイルでは、安全性や細胞への作用の想定が異なる場合があります。
ですから、「顔に使える」と明記されていないオイルは、必ず製造メーカーに確認をとってから使用することをおすすめします。
顔に使えるヘアオイル・判断の目安
- 「顔に使用してOK」と明示されているオイル
- ピュアオイル
ピュアオイル:他の成分は配合せず、1種類のオイル単体で構成されたオイル
顔には使わないほうが良いオイル
- 香料が配合されているオイル
- コーティング作用があるオイル
- 顔への使用を想定されていないオイル
9-2. ベビーオイルを顔に使ってもいいですか?
ジョンソンのベビーオイルは、顔にも使用できます。
しかし、保湿目的で使用することは明示されていません。
公式サイトで公開されている顔への使用方法は、以下の通りです。
- 洗顔時に混ぜて使う
- メイククレンジングで使う
- 角質ケアに使う
ベビーオイルの主成分は、ミネラルオイルです。
ミネラルオイルは、酸化しない性質があり、かつ、日本の薬機法にのっとっている商品のため精製度が高いです。そのため、基本的には顔に使用しても問題ありません。
9-3. オイルを顔に塗ったらベタつきませんか?
オイルの性質や個人の好み・感覚によって、使用感は異なります。
特にピュアオイル(単一のオイル100%の商品)は、そのオイル独自の粘度の特性が現れやすいです。
「べたつきがどうしても気になる」「サラサラした使用感のオイルを使いたい」という場合は、複数の成分を組み合わせた美容オイルを試すといいでしょう。
使い勝手が良いように、使用感が調整されている場合があります。
まとめ
選び方と使い方に気を付ける。
これが、顔のスキンケアにオイルを活用するポイントです。
具体的には、以下の3つに気を付けましょう。
- 日中のケアにも使うなら、精製度が高く、酸化しにくいオイルを選ぶ
- それ以外のオイルは、夜に使うのがおすすめ
- また、食用オイルや雑貨グレードのオイルを顔に使わない
特に、肌が乾燥しやすくなる秋冬は、肌の水分蒸発を防いでくれるオイルが活躍します。
この記事の内容を参考に、あなたにあったオイルを見つけてください。