インナードライを改善する方法|原因やスキンケア方法をご紹介

インナードライ肌とは

肌のてかりやべたつき対策をしているのに、なかなか改善できずに首をかしげることがあると思います。
そんな場合は、実は脂性肌ではなく「インナードライ」の肌状態である可能性が高いです。

インナードライ肌とは、一見べたついているように見えて、肌の内部が乾燥している状態のこと。
医学用語ではなく、美容上、作られた言葉です。

その特徴は、肌表面はべたつくため、一見、脂性肌に見えるため、多くの人が「自分は脂性肌だ」と思っていること。
でも脂性肌とは別ものなのに脂性肌ケアをしてしまうとかえって肌状態が悪化し、ニキビや吹き出物、毛穴の開き、小ジワなどのトラブルにつながることがあります。

そこでこの記事では、インナードライの基礎知識や見分け方、原因、スキンケア方法などを解説します。

「ケアをしているのにてかりやべたつきが改善しない」「乾燥している部位とオイリー両方がある」と思っている人は、ぜひ参考にしてください。


1.インナードライとは

インナードライとは、肌表面は皮脂でべたついているのに、内側は乾燥している肌の状態のこと。
特に夏場は、汗や皮脂で一見うるおっているように感じるため、気付かないうちにインナードライ肌になっていることがあります。

インナードライの根本的な原因は、乾燥によるうるおい不足。
肌内部が乾燥することにより、これ以上の乾燥を防ごうと皮脂がたくさん分泌されてしまいます。

そのため、べたつきやてかりを改善しようと皮脂を取り除くケアばかりをしてしまうと、かえって肌状態が悪化する可能性があります。

では、インナードライは乾燥肌や脂性肌とはどのような違いがあるのでしょうか。
また、どのように見分ければ良いのでしょうか。

1-1.乾燥肌との違い

乾燥肌は、水分量も皮脂量も少ない状態を指します。
水分量が少ないのはインナードライも同じですが、乾燥肌は皮脂量も少ないため、肌表面を触ってもべたつきやうるおいを感じられません

全体的にかさついており、入浴後や洗顔後に肌がつっぱる、ツヤがなくなるといった特徴が見られます。
ひどくなると、肌表面が常にカサカサしたり、皮むけが発生することも。

乾燥肌は、外部刺激や生活習慣によってターンオーバーが乱れ、水分の保持能力が低下している状態。
そのため、クリームやオイルを塗っても一時的に乾燥が見立たなくなるだけで、すぐには改善ができないことも。

乾燥肌には、継続的な保湿ケアが大切です。

1-2.脂性肌との違い

脂性肌は、水分量・皮脂量ともに多く、特に皮脂が過剰分泌されている状態。
べたつきたニキビ、毛穴の開きなどが目立っているのが特徴です。

脂性肌とインナードライは一見似ているため、よく間違われます。
しかし、インナードライは部分的にかさつきやごわつきが見られたり、見た目はうるおっているのにメイクのノリが悪かったりという違いがあります

また、肌が硬くしなやかさがない、夕方になるとくすみやすい、などもインナードライの特徴です。

化粧品メーカーの株式会社コーセーの調査によると、「私は脂性肌だ」と思っている大人の女性のほとんどが、実はインナードライの可能性が高いそうです。

1-3.インナードライを簡単に見分ける肌チェック診断

インナードライは自覚していないケースが多いです。
特に夏場は、汗や皮脂でべたつきやすいため、脂性肌だと勘違いする人も少なくありません。

インナードライを簡単に見分けるには、以下の項目をチェックしましょう。

  • うるおっているように見えて、ベーメイクのノリが悪い
  • 時間が経つとベースメイクが取れている
  • 昼~夕方になるとくすみやすい
  • 鼻や頬などの毛穴が目立つ
  • 肌を触るとゴワゴワとするのに、べたつく
  • Uゾーンや口まわりなど部分的にかさついている
  • 肌が硬くしなやかさがない
  • ニキビや吹き出物ができやすい

この中でひとつ以上当てはまる場合は、インナードライの可能性があります。


2.インナードライになってしまう原因

前述した通り、本人の自覚がなくても実はインナードライになっているケースは少なくありません。
では、なぜインナードライになってしまうのでしょうか。

主な原因としては、以下の4つが考えられます。

  • スキンケアが間違っている
  • UVカット対策を怠っている
  • 生活習慣が乱れている
  • ストレスによるホルモンバランスの崩れなど

2-1.スキンケアが間違っている

インナードライは肌がうるおっているように見えるため、脂性肌と勘違いして皮脂を落とすことに注力してしまいがち。
しかし、インナードライの根本的な原因は乾燥によるうるおい不足です

そのため、以下のようなスキンケアはかえって肌状態を悪化させる可能性があります。

  • 洗浄力の強いクレンジング・洗顔料を使う
  • 力を入れてゴシゴシ洗う
  • あぶらとり紙を頻繁に使う
  • 乳液やクリームを使わない

肌表面がべたついていると、さっぱりした洗いあがりを求めて洗浄力の高いクレンジングや洗浄料を使いたくなるもの。
しかし、念入りに洗いすぎると、必要な皮脂まで取り除いてしまい余計に乾燥が進んでしまいます。

また、力を入れてゴシゴシ洗うことも摩擦による負担を与えるため、インナードライの原因となります。
同様の理由で、あぶらとり紙の使い過ぎにも注意が必要です。

さらに、べたつきやてかりが気になるからといって、保湿ケアを怠るのもご法度です。

乳液やクリームなど保湿成分・油分を使わないと、化粧水がすぐに蒸発して十分に保湿ができません
乾燥が進むと、肌を守ろうとしてまた皮脂分泌が増えるため、悪循環に陥ってしまいます。

インナードライの状態で以上のようなスキンケアを続けていると、皮むけや炎症、乾燥による小ジワといった肌トラブルに発展するでしょう。

2-2.UVカット対策を怠っている

紫外線による刺激を繰り返し受けると、肌を守ろうとして角質が溜まり「角質肥厚」と呼ばれる状態になります。
そうなると、肌内部がすき間だらけになって水分が蒸発しやすくなります。

また、紫外線は天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質の減少にもつながります。
その結果、ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下など、さまざまな乾燥トラブルに発展します。

特に夏場は、紫外線を浴びる機会が多く皮脂や汗の量も増えるので、肌内部の乾燥が進むとともに表面はべたつく傾向があります。
自覚がないままインナードライが進行するため、スキンケア方法の誤りなども合わさりますます乾燥しやすくなります。

2-3.生活習慣が乱れている

インナードライは、紫外線や乾燥などの外部刺激、スキンケア方法のほかに、生活習慣も大きく影響しています。
たとえば、以下のような生活習慣はインナードライの原因になるといわれています。

睡眠不足

睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、タンパク質の合成を促進して肌細胞に栄養を与え、日中に浴びた紫外線や外気などのダメージを修復する役割を担っています。
また、睡眠ホルモンの「メラトニン」は、成長ホルモンの分泌を促すとともに強い抗酸化力を持っているため、美肌作りにかかせません。

そのため、睡眠時間の減少や睡眠の質の低下は、インナードライをはじめとするさまざまな肌トラブルを招きます。

食生活の乱れ

バランスの良い食事は、体作り・肌作りの基本。
不規則な食事や無理なダイエット、食べすぎなど乱れた食生活は、インナードライを悪化させる原因になります。

特に、脂質の摂りすぎは皮脂の過剰分泌につながるため注意が必要です。
揚げ物やスナック菓子、こってり系の料理が好きな人は、バランスの良い食事を心がけましょう。

また、深夜の食事や深酒なども肌トラブルの原因になります。

運動不足

運動不足になると、筋力低下や新陳代謝の低下などから血行が悪くなります。
すると、老廃物を排出しにくくなるとともに、細胞の生まれ変わりを阻害してしまいます。

当然、肌のターンオーバーも乱れやすくなるため、インナードライの原因にもなります。
肌の健康は全身とつながっているため、インナードライの改善には適度な運動が欠かせません。

2-4.ストレスによるホルモンバランスの崩れなど

ストレスが溜まると、交感神経が優位になりアドレナリンやテストステロンといったホルモンが分泌されます。
これらのホルモンは、皮脂の分泌を促進する作用があるため、肌表面にべたつきやてかりが生じやすくなります。

その結果、表面はうるおっているように見えて実は乾燥している、まさにインナードライの状態になってしまいます。
皮脂の過剰分泌が進行すると、毛穴に皮脂や古い角質が詰まり、ニキビや吹き出物などもできやすくなることがあります

また、ストレスにより血行も悪くなるので、老廃物の排出や栄養の供給が阻害されささまざまな肌トラブルにつながります。


3.スキンケアでインナードライを改善する方法

前述した通り、インナードライの改善には正しい方法でスキンケアすることが大切です。
しかし、「表面はうるおっているのに内部は乾燥している」という複雑な状態に、どんなケアをすればいいのか分からない人も。

そこで次に、

  • クレンジング
  • 洗顔
  • 化粧水・乳液・クリーム

の3ステップに分けて正しいスキンケア方法を紹介します。

毎日のスキンケアでインナードライを改善したい人、自分のスキンケア方法に自信がない人はぜひ参考にしてください。

3-1.クレンジングのお手入れ方法

一般的に、クレンジングはメイクや汚れと一緒に皮脂も洗い流します。
インナードライの場合は、必要な皮脂を洗い流してしまわないように、洗浄力の強すぎないクレンジングを使うのがおすすめです

たとえば、オイルタイプはクレンジングの中で最も洗浄力が高く、濃いメイクも素早く落とせます。
しかし、同時に皮脂も洗い流してしまうため、肌への負担も大きくなります。

また、シートや拭き取りタイプは、お風呂や洗面台以外でも使えるため便利ですが、落とすときにどうしても摩擦によるダメージを与えてしまうので、毎日使うのはおすすめできません。

インナードライの場合、保湿成分が配合されているクリームタイプやジェル・ミルクタイプのクレンジングを使いましょう。
洗浄力はマイルドですが、正しい方法で丁寧に使えば、通常のメイクは問題なく落とせます。

ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使っている場合は、ポイントメイクリムーバーで落としてから全体をクレンジングしましょう。

このとき、しっかりと落とそうとゴシゴシ擦ったり、熱いお湯で流してはいけません。
優しくマッサージをしながら30~40秒程度でさっと馴染ませ、ぬるま湯で流すとより乾燥を防げるでしょう。

3-2.洗顔のお手入れ方法

インナードライは、古くなった角質や余分な皮脂が肌表面に残っている可能性が高いため、洗顔で丁寧に落とす必要があります。
ただし、洗いすぎや間違った洗い方は乾燥を招くので注意しましょう。

正しい洗顔方法は以下の通りです。

  1. 手をしっかり洗う
  2. 洗顔料を適量手に取り、きめ細かい泡を作る
  3. 泡をクッションにして円を描くように優しく洗う
  4. ぬるま湯でこすらずに洗い流す

「丁寧に洗う=時間をかけて洗う」ではありません。
長く洗うと肌に負担をかけるため、洗顔自体は20~30秒程度で済ませましょう。
洗顔料をしっかりと泡立てれば、短時間でも皮脂や汚れをきちんと落とせます。

また、摩擦によるダメ―ジを与えないためには、指で直接顔を触るのではなく泡で洗うことを意識しましょう。

洗い終わったら、清潔なタオルで軽く水分をふき取り、すぐに化粧水や乳液でスキンケアをしましょう。

3-3.化粧水・乳液・クリームのお手入れ方法

インナードライは肌内部が乾燥している状態なので、化粧水や乳液、クリームでしっかりと保湿をしましょう。

化粧水は、適量をコットンまたは手でたっぷりと塗ります。
このとき、強い力で叩き込んだりこすったりしてはいけません。

皮むけしている部位や毛穴が目立つ部位、乾燥が気になる部位には、重ね付けしましょう

化粧水だけだとすぐに蒸発してしまうため、そのあとは乳液やクリームを付けるのも忘れずに。
乳液やクリームを塗ることによって、水分と油分のバランスを整えながらうるおいを閉じ込められます。

Tゾーンや小鼻などべたつきが気になる部分は、薄めに塗ったり軽いテクスチャーのものを塗ったりして調節するのも良いでしょう。

べたつくからといって化粧水しか塗らないのは、かえってインナードライを悪化させる可能性があるため、乳液やクリームは必ず使うことをおすすめします。


4.スキンケア以外でインナードライを改善する方法

インナードライを改善するためには、スキンケアだけでなく生活習慣の見直しも大切です。

ここでは、スキンケア以外でインナードライを改善する方法について、以下の5点を詳しく解説します。

  • バランスの良い食生活を取り入れる
  • 規則正しい睡眠を心がける
  • 小まめに水分補給をする
  • 部屋の湿度を調整する
  • UV対策をする

4-1.バランスの良い食生活を取り入れる

 

バランスの良い食事は、体作り・肌作りの基本ですが、いざ実践しようと思っても何を食べればいいか分からない人も多いでしょう。
完璧な食生活を実践するのは難しいですが、以下の点に注意しできる範囲で実践しましょう。

  • 規則正しい時間に食事を摂る
  • 主食、主菜、副菜を揃える
  • タンパク源は色々な食材から摂る
  • 旬の食材を取り入れる
  • 必要に応じてサプリメントや栄養補助食品も活用する

食事の基本は、

  • 主食:ご飯、パン、麺類など(主にエネルギー源になる)
  • 主菜:肉、魚、卵、大豆製品などを使った料理(タンパク質を多く含む)
  • 副菜:野菜、きのこ、海藻などを使った料理(ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含む)

を揃えること。 これを意識するだけでも、栄養バランスのとれた食事に近づきます。

このとき、同じ食材ばかり使わないこと、旬の食材を取り入れることを意識するとなお良いでしょう。
献立を考えるのが難しいときは、主菜から決めていくのがおすすめです。

また、どうしても食生活が乱れてしまうときは、サプリメントや栄養補助食品も取り入れながら不足しがちな栄養素を補給しましょう。

4-2.規則正しい睡眠を心がける

睡眠時間が足りているからといって、良質な睡眠がとれているとは限りません。

睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を一晩に4~5回繰り返します。
そして、ノンレム睡眠のうち、最も深い眠りを得られるのが最初の1~2回。

つまり、眠り始めてから約3時間の間に深い眠りにつくことが大切なのです。
この時間は成長ホルモンの分泌も盛んになるので、肌のターンオーバーにも影響を与えます。

「寝つきが悪い」「寝ても疲れがとれない」という場合は、睡眠リズムが崩れている可能性が高いので、以下のことを心がけましょう。

  • 決まった時間に寝る・起きる
  • 朝起きたら日光を浴びる
  • 入浴は寝る90分前までに
  • 寝る前にスマホの画面を見ない
  • 自分の体格に合った寝具を使用する

また、音楽やアロマ、照明などを使ってリラックスできる空間を作るのもおすすめです。
全てを完璧に実践するのは難しいかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつ続けていきましょう。

参考元:オムロン「睡眠が健康に与える影響――睡眠は「時間」も大事だが「質のよさ」がもっと重要!」、すその薬局「規則正しい生活とは?正しい生活リズムと改善の仕方について

4-3.小まめに水分補給をする

私たちの体は大人で約60%、新生児で約80%が水分でできており、年齢ともにその量は少なくなると言われています。
また、肌細胞は約60%が水分でできているため、健やかな肌作りのためにも水はかかせません。

しかし、体内の水分は呼吸や汗、尿などによって1日に2.5~3.0リットル程度失われてしまいます。
そのため、インナードライを改善するためには意識的に水分補給をすることが大切です。

十分な水分を摂ることで、

  • 血流が良くなり、栄養が行き届きやすくなる
  • リンパの流れが良くなり、老廃物が排出される
  • 肌細胞の健康をキープできる
  • 便秘解消により肌荒れを防止できる

といった効果が期待できます。

運動や食事のとき、汗をかいたときはもちろん、喉の渇きを感じていなくてもこまめに水分を摂取しましょう。
ただし、コーヒーや清涼飲料にはカフェインや糖分が含まれているので、過剰摂取には注意してください。

※参考:KIRIN「水分補給」より

4-4.部屋の湿度を調整する

肌にとって適切な湿度は50~60%程度と言われており、低すぎると肌が乾燥しやすく、高すぎると汗や蒸れによる負担が大きくなります。
特に冬場は湿度が低くなりがちなので、加湿器などを使って部屋の湿度を調節しましょう。

加湿器には、気化式とスチーム式、超音波式、ハイブリッド式がありますが、加湿力を重視するならスチーム式やハイブリッド式がおすすめ。
安全性や手軽さを重視するなら気化式や超音波式が良いでしょう。

また、加湿器は部屋の広さに応じたものを選ぶことも大切。
この目安となるのが「適用床面積」で、寝室や書斎などの個室は300~500mL/h、リビングは700~900mL/h程度のものを選びましょう。

さらに、加湿器の機能を最大限に発揮するには置く場所にも注意が必要です。
部屋の真ん中や空気の流れがある場所、少し高めの場所などに置くと、効率良く加湿ができます。

なお、加湿器の設置が難しい場合は、濡れたタオルを干したり加湿ポットを置いたりするのもおすすめです。

※参考:ダイニチ「【2020年~2021年冬版】その置き場所で大丈夫? 加湿器の「本当に効果的な使い方」を完全ガイド!」、ウェザーニュース「専門医が教える! 冬の肌に快適な湿度とは?」)

4-5.UVカット対策をする

紫外線は日焼けやシミだけでなく肌の乾燥も招くため、インナードライのケアにはUV対策も重要です。

紫外線は年中降り注ぎますが、春~夏は特に多く、1日の中でも10~14時頃に最も強くなります。
紫外線量が多い時期・時間帯に外出するときは、特にしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めは一度塗って終わりではなく、摩擦や汗で取れてしまうためできれば2~3時間おきに塗り直してください。
メイクをしているときは、ティッシュで軽くオフしたあと、日焼け止めを手の平に広げて顔全体を押さえ、仕上げにパウダーファンデーションを塗りましょう。

また、日焼け止めだけでなく

  • なるべく日陰で過ごす
  • 帽子や日傘を使う
  • サングラスをかける

といった方法もおすすめです。

なお、冬場でも紫外線は降り注ぐので、SPF・PA表示のあるベースメイクを使うようにしましょう。

※参考:紫外線環境保健マニュアル2008


5.インナードライに関するQ&A

上記では、インナードライの特徴や原因、改善方法について説明しました。

しかし、「やっぱりインナードライのケアって分かりにくい」「メイクはどうすればいいの?」と不安を持っている人も多いでしょう。

そこで最後に、インナードライに関するよくある質問とその答えを紹介します。

Q1.インナードライでニキビもできた場合、どうすれば良いですか?

A.ニキビは古くなった角質や皮脂が毛穴に詰まることで発生します。
また、皮脂分泌が多い思春期にできやすいことから、保湿を控える方がいいと思うかもしれません。

しかし、インナードライでニキビができた場合、しっかりと保湿をしないとさらに悪化する可能性があります。
そのため、前述した通り保湿を意識したスキンケアを行いましょう。

ポイントは以下の3つ。

  • クレンジング・洗顔はマイルドな洗浄力のものを選び、丁寧かつ手早く済ませる
  • 化粧水はたっぷりと塗る
  • 乳液やクリームも必ず塗る

スキンケアアイテムは、ニキビ肌向けに作られた保湿化粧品を選びましょう。
「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されている化粧品は、ニキビ肌の人が使用してトラブルがないことが確認されているため、特におすすめです。

ただし、人によって好みや肌との相性は異なるので、まずはサンプルやトライアルセットなどで試してみましょう。

Q2.メイク崩れしないファンデーションの選び方はありますか?

A.インナードライは、表面は皮脂でべたつくのに肌内部は乾燥しているという複雑な状態。
そのため、どんなファンデーションを選べばいいか迷ってしまう人も多いでしょう。

インナードライの場合、肌に密着するクリームタイプやリキッドタイプより、クレンジングで落としやすいパウダータイプがおすすめです。

その中でも、以下の特徴を持ったものを選ぶようにしましょう。

  • 保湿力が高いもの
  • 肌への刺激が少ないもの
  • すぐに落ちるタイプ

しっとりした使い心地のものや保湿成分を配合したものは、パウダータイプでもかさつきや粉吹きが少ない傾向があります。

また、「低刺激」「敏感肌向け」と表記されているものや、石けんで落とせるもの、ミネラルファンデーションなども肌への負担が少ないためおすすめです。

なお、ファンデーションは、必ず化粧水や乳液でしっかりと保湿をしてから塗りましょう。


まとめ

インナードライとは、肌表面はべたついているのに肌内部は乾燥している状態を指します。
部分的にかさついたり時間とともに肌状態が変わりやすい人は、インナードライの可能性が高いです。

インナードライになってしまう原因は、間違ったスキンケアや紫外線、生活習慣の乱れ、ストレスなど。
改善するためには、以下の方法が挙げられます。

  • 正しい方法でクレンジング、洗顔、保湿を行う
  • バランスの良い食事を摂る
  • 良質な睡眠を心がける
  • 小まめに水分補給をする
  • 部屋の湿度を調節する
  • UVカット対策をする

インナードライは1日で改善できるものではありません。
ここで紹介した方法を参考に、継続的にケアをしましょう。