夏に美白化粧品を使うための「日焼け対策」をご紹介

夏に美白化粧品を使うための紫外線対策

美白化粧品を使うなら、例えば東京なら11月~2月の4か月間が、鹿児島なら12月~1月の2か月間がおすすめです。
なぜなら、美白効果が高いほど、肌は紫外線に弱くなるからです
詳しくはこちら「美白化粧品が効果的に使えるベストタイミングとは」を参考にしてください。

でも、一年のうち、一番肌が白くなりたい時期は「夏」ですよね。
そのため、夏に美白化粧品を使いたい人がたくさんいます。

そこでこの記事では、夏に美白化粧品を使うために必要な「紫外線対策」をご紹介します
美白効果によって、紫外線に弱くなった肌をしっかりと守る方法です。

夏に美白化粧品を使う人向けの内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
せっかく美白になった肌を、紫外線からしっかり守りましょう。

目次

1.夏に美白化粧品を使うなら鉄壁の紫外線対策が必須

美白化粧品が持つ「美白効果」は、肌のメラニン色素の生成を抑制します。
メラニン色素は、紫外線の害を防ぐ働きがあります。

そのため、美白効果によってメラニン色素が少なくなると、肌は紫外線の悪影響をもろに受けてしまうことに
メラニン色素の少ない肌に紫外線を浴びると、シワなどの老化現象から、最悪の場合は皮膚がんの原因になります。
※参考:環境省「紫外線 環境保健マニュアル2015

いくら肌が白くなっても、シワシワの肌になったり、皮膚がんになったら意味がないですよね。

そこで、美白化粧品を使用するときは、鉄壁の紫外線対策が必要となります。

2.鉄壁の紫外線対策

鉄壁の紫外線対策

美白化粧品を塗る部位によって、効果的な紫外線対策を選びましょう

  • 全身・・・日焼け止め
  • 顔・・・日傘、帽子
  • 腕・・・アームカバー

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.日焼け止め

SPF20-30の日焼け止めがおすすめ

日焼け止めは、どの部位でも使える万能の紫外線対策アイテムです。
正しく使いこなして、美白効果によって紫外線に弱くなった肌を守りましょう。

通常、日常生活における日焼け止めの性能は、「SPF20~30/PA++」程度の紫外線カット効果で十分です。

シーンに合わせた日焼け止めの選び方

でも、美白効果によってメラニン色素の少ない肌には、心もとなく感じます。
なぜなら、いくらUVカット効果の強い日焼け止めでも、多少は日焼けするからです。

通常の肌であれば、何の問題もないのですが、美白効果によって紫外線に弱くなった肌には刺激になる可能性があります。

そのため、日常に使う場合でも炎天下やマリンスポーツをするときに必要なUVカット効果が高めの「SPF30以上/PA++以上」の日焼け止めをおすすめします。

また、汗や皮脂で日焼け止めが流れ落ちると、UVカット効果が激減します。
そのため、汗や皮脂に強いウォータープルーフ機能も必須です。

塗り方にも注意が必要です。
ベタつきや白浮きを気にして、薄く伸ばすことは厳禁です。

日焼け止めを伸ばすほど、UVカット効果が落ちてしまいます。
だから、着け心地がべたつく程度、白浮きするぐらいたっぷりと使用してください

2-2.日傘

折りたたみ日傘

日傘の特徴は、直接、肌に触れることなく紫外線から肌を守れることです
そのため、

  • 日焼け止めを使うと肌がヒリヒリする
  • 部位によっては、日焼け止めが服に付着するのを防ぎたい

このようなときでも日傘は使うことができます。

もちろん、日焼け止めなど、他のアイテムを組み合わせることで高いUVカット効果が期待できます

日傘選びのポイントは、

  • 完全遮光(一級遮光)
  • UVカット率99%以上
  • 折りたたみ日傘
  • 軽量
  • 小型
  • 晴雨兼用

です。

使用頻度をあげるために、できるだけ持ち運びしやすく、使い勝手の良い日傘を選びましょう。
日常使用しているカバンに入るサイズ感の日傘が一番おすすめです。

また、完全遮熱効果のある日傘は、体温の上昇を抑えて、熱中症や夏バテを防ぐ利点もあります。
夏には必須のアイテムだと言えます。

2-3.帽子

おすすめはつばの広い帽子

帽子は、顔・頭の紫外線対策に特に有効です。

帽子は、できるだけつばの広いものを選びましょう
つばが広いほど、顔全体に影を作り、紫外線を防ぐことができます。

逆に、つばの狭いものは、あまりUVカット効果が期待できません。

そして、つばの裏側(内側)は、照り返し光の乱反射を防ぐために、黒色がおすすめです。

2-4.アームカバー

アームカバー

アームカバーは、腕の紫外線対策に有効です。
腕の広い範囲を守ることができます。

汗や皮脂によって、UVカット効果が落ちることはありません。
脱着も容易にできるため、非常に使い勝手のいい紫外線対策アイテムです。

アームカバー選びのポイントは、

  • 紫外線効果(UPF15以上)
  • 指先までしっかり守る5本指タイプ
  • 肩まで守るロングタイプ
  • 脱着が容易な素材
  • 冷感生地

です。

さらに、昨今は、屋外でスマホを使うことが多いので、アームカバーをしながらもスマホが使える工夫がされている商品は、特におすすめです。

アームカバーの指先が出たものは便利

まとめ

美白化粧品を使っている場合は、いつも以上の紫外線対策を行いましょう。
具体的には、

  • 通常よりもUVカット効果の高い日焼け止め(SPF30以上、PA++以上)
  • 日傘
  • アームカバー
  • 帽子

ひとつだけでなく、複数の紫外線対策アイテムを組み合わせることをおすすめします。

特に、顔は紫外線が当たりやすい部位なので、日焼け止め・帽子・日傘など、すべてのアイテムを駆使して、鉄壁の紫外線対策を行いましょう

この記事を書いた人

2000年アースケアを創業。保湿に特化したアクシリオの開発・販売を手掛ける。起業家ならではの人生観や自身の超がつく敏感肌・乾燥肌の経験談が愛用者に人気。

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