お風呂に入ると体がかゆいのはなぜ?原因と対処法、おすすめクリームまで徹底解説

お風呂に入ると体がかゆい

「お風呂に入ってさっぱりしたはずなのに、体がムズムズする…。」
「お風呂上がりに肌がかゆくなって寝付けない…。」

そんな悩みを抱えていませんか?

お風呂は本来、1日の疲れを癒し、リラックスできる時間。しかし、湯上がりに肌がかゆくなると、不快でストレスになってしまいますよね。実は、このかゆみにはいくつかの原因が考えられます。

この記事では、お風呂上りのかゆみの原因や解決策、おすすめのケアなどについて、詳しく紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

1. お風呂に入ると肌がかゆくなる原因

敏感な肌

まず、お風呂に浸った後にかゆみを感じる原因を紹介します。

水分蒸発による乾燥

お風呂上がりのかゆみの最も多い原因は、乾燥です。肌の最外層である角質層が十分な水分や油分を保持できないと、肌はうるおいを失い、外的刺激に対して敏感になることでかゆみを引き起こしやすくなります。

入浴直後は皮膚水分量が高いですが、入浴で付着した水分が蒸発する際、肌内部の水分も蒸発させる過乾燥が起きるため、出浴1分後をピークに肌の水分量は急速に低下します。

したがって、お風呂上りは非常に肌が乾燥しやすく、かゆみを感じやすくなるのです。

肌の過乾燥

また、以下のような入浴方法も、肌を乾燥させ、かゆみを引き起こす要素です。

  • 強い洗浄力のボディソープ:洗浄力が高すぎると、必要な皮脂が洗い流され、肌が乾燥します。
  • 過剰な摩擦:ナイロンタオルや硬いタオルで強くこすりすぎると、肌の表面を傷め、バリア機能が低下します。
  • 過剰な熱さのお湯:お湯が熱すぎると、肌の皮脂膜が失われ、さらに乾燥を助長します。

肌のかゆみは多くの人が日常で経験する問題です。そのため、自分に合った入浴方法やアフターケアを見つけることが重要です。肌の状態や周囲の環境に注意を払うことで、より快適なお風呂タイムを楽しむことができるでしょう。

お風呂上りだけでなく、日常的にかゆみが現れる場合は、何かしらのアレルギー反応の可能性もあります。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
【体がかゆい・チクチク】原因と対策を徹底解説!快適な肌を取り戻す方法

2. 正しい入浴温度と時間で防ぐかゆみ対策

お風呂はリラックスできる時間ですが、入浴後に肌がかゆくなることはありませんか?実は、そのかゆみの原因は、「お湯の温度」「入浴時間」「洗浄方法」にあるかもしれません。肌を守りながら快適なバスタイムを過ごすために、正しい入浴習慣を身につけましょう。

①適切な入浴温度と時間を守る

お風呂が沸いている

熱いお湯に長く浸かると、体がポカポカ温まって気持ちがいいですが、肌にとっては刺激が強すぎることも。高温のお湯は肌のバリア機能を担う皮脂を奪い、乾燥やかゆみの原因になります。

適切なお湯の温度

ポイントは以下の通りです。

  • 夏場は38℃前後、冬場は40℃以下が理想的
  • 42℃以上のお湯はNG!肌の水分を奪い、乾燥を加速させる
  • お湯と体温の温度差が大きいと、血流が急激に変化し、かゆみを感じやすくなる

特に、寒い季節に冷えた体を急に熱いお湯につけると、かゆみを引き起こしやすくなるので注意が必要です。入浴前に浴室を暖めたり、軽く体を温めることで刺激を和らげることができます。

また、長時間の入浴はリラックスできますが、肌にとっては逆効果。お湯に浸かりすぎると、肌の保湿成分が流れ出し、乾燥やかゆみが悪化してしまいます。

想的な入浴時間

ポイントは以下の通りです。

  • 10〜15分を目安に短めに(長湯は乾燥の原因に)
  • 肌が敏感なときは、5〜10分の短時間入浴に調整
  • どうしても長く浸かりたいときは、半身浴で負担を軽減

また、入浴中に汗をかきすぎると、肌の水分バランスが崩れやすくなるため、適度な水分補給も忘れずに行いましょう。

②肌にやさしい洗浄方法を心掛ける

体を洗う際には、肌に優しい方法を心掛けることが重要です。間違った洗い方をすると、肌のバリア機能が低下し、乾燥やかゆみを引き起こすことがあります。ここでは、体を洗うときの基本的な注意点を紹介します。

優しい洗浄剤を選ぶ

使用する石けんやボディソープは、肌に優しい成分が含まれているものを選びましょう。特に敏感肌の方は、低刺激の製品を選ぶと良いでしょう。

おすすめは超敏感肌・乾燥肌の社長が作った「やさしい石けんです。

やさしい石けん

おすすめのポイント
・アルコール/香料/着色料は不使用
・肌に刺激になりやすい石油系の界面活性剤は不使用
・100%植物性の石けん素地を使用
・20種類の保湿成分を贅沢に配合

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関連記事:ボディソープでかゆくなる?原因と対策、肌に優しい選び方、痒くならないアイテムまで徹底解説

ゴシゴシ洗い・タオルドライを避ける

手で体を洗う様子

体を洗う際には、強くこすらずにやさしく撫でるように洗いましょう。手や柔らかいタオルを使用するのがポイントです。

また、お風呂上がりにタオルで水分を拭く際も、強く擦らずにやさしく押さえるようにしましょう。ゴシゴシ拭くと肌が傷つき、かゆみの原因となります。特に、ナイロン製のものや硬いタオルは肌を傷つけやすいため、使用を避けてください。

これらの基本的な注意点を心掛けることで、肌の健康を保ちながら快適なお風呂タイムを楽しむことができます。肌の乾燥・かゆみを改善するためには、お風呂から上がったあとのケアがかかせません。次の章では、お風呂上りのスキンケアについて詳しく紹介します。

3. お風呂上がりのかゆみを対策するスキンケア方法

お風呂で温まった後は、肌が一時的に潤ったように感じるものの、実は肌に付着した水分が蒸発する際、肌内部の水分も蒸発させる過乾燥を引き起こすため、お風呂上がりは特に、乾燥しやすい状態です。

特にすね・背中・二の腕・太ももなど、皮脂腺が少ない部位は乾燥が進みやすく、かゆみを引き起こしやすくなります。

そこで、お風呂上がりの正しい保湿ケアを取り入れることで、乾燥とかゆみを防ぐことができます。

① お風呂上がり5分以内に保湿する!

脚の保湿

お風呂から出た直後は、肌表面の水分がどんどん蒸発するタイミング。放っておくと肌が乾燥しやすくなり、かゆみの原因になります。
そのため、タオルで軽く水分を拭き取ったら、5分以内に保湿ケアをするのが理想的です。

ポイント
✔ タオルでゴシゴシ拭かず、ポンポンと優しく水分を吸い取る
✔ 保湿剤はたっぷりめに使う
かゆみが出やすい部分(すね・背中・二の腕)を重点的に保湿

② 水分と油分をバランスよく補給する

水分と油分を同時に与える正しい保湿 イメージ

「ボディクリームやボディミルクを塗っているのに、乾燥とかゆみが改善しない…」そんな経験はありませんか?

実は、多くのボディクリームやミルクには油分が多く含まれているため、肌の表面をしっとり覆うことはできても、肝心の水分を補給することができません。
肌の乾燥を防ぐためには、水分と油分をバランスよく与えることが重要です。

 ポイント
✔ 油分だけでなく、肌に必要な水分をしっかり補給する
✔ 水分・油分の両方を補給できるオールインワンタイプが全身に使いやすい

③ 低刺激で高保湿のスキンケアを選ぶ

クリーム

敏感肌や乾燥肌の方は、保湿アイテムの選び方も重要です。特にお風呂上がりは肌がデリケートな状態なので、刺激の少ない高保湿なスキンケアを選ぶことが大切です。

以下の成分は刺激になりやすいため、敏感肌の方は避けるのが良いでしょう。

避けた方が良い成分
✔ 香料
✔ 着色料
✔ アルコール

乾燥・かゆみに悩むあなたへ

アクアテクトゲル

アクアテクトゲル」は、超敏感肌・乾燥肌の開発者が、健康肌を目指して作った高保湿ゲルです。

アクアテクトゲルがおすすめの理由

・肌に最適なバランス(8:2)で水分・油分を補給
・16種類の保湿成分を贅沢に配合し、肌のバリア機能をサポート
アルコール・香料・着色料不使用で肌にやさしい

こんな方におすすめです。
☑ ボディクリームやミルクを塗っても乾燥が気になる
☑ 保湿しても時間が経つとかゆくなる
☑ 敏感肌で合う保湿剤がなかなか見つからない

「何を使っても乾燥とかゆみが改善しない…」と悩んでいる方こそ、アクアテクトゲルを試してみてください!

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4. お風呂後のかゆみを予防する生活習慣

お風呂後のかゆみを防ぐには、日常生活の中で肌を守る環境を整えることが大切です。ここでは、具体的な予防策を詳しく解説します。

① 室内の湿度を保つ(50〜60%が目安)

加湿器

肌が乾燥するとバリア機能が低下し、かゆみが発生しやすくなります。室内の湿度管理が重要です。

対策

  • 加湿器を使う → 目安は湿度50~60%。乾燥が気になる場合は、タンクにアロマオイルを加えるとリラックス効果も◎
  • 濡れたタオルやコップに水を入れて部屋に置く → 手軽に湿度アップ!
  • 観葉植物を置く → 自然な加湿効果があり、インテリアにもおすすめ

特に冬場は湿度30%以下になることもあるので注意しましょう。加湿器のフィルターは定期的に掃除し、カビや雑菌の発生を防ぐことが大切です。

② 衣類の素材に気をつける(肌にやさしい素材を選ぶ)

やさしい素材の靴下

お風呂後の敏感な肌に、チクチク・ザラザラした生地は刺激になり、かゆみを引き起こす原因になります。

おすすめの衣類素材

  • コットン100% → 肌触りが優しく、吸湿性も◎
  • シルク → 肌にやさしく、保湿効果もあり乾燥対策にも
  • テンセル(リヨセル) → 滑らかで、静電気が起こりにくい

避けたほうがいい素材

  • ウール → チクチクしてかゆみを感じやすい
  • ポリエステル・ナイロン → 吸湿性が低く、汗をかくとムレやすい

      また、肌に直接触れる下着は、タグや縫い目が刺激にならないものを選ぶようにしましょう!

      ③ 水分補給を意識する(体の内側から潤いを)

      水分補給をする写真

      お風呂で水分が蒸発しやすい状態になるため、内側からも水分補給が必要です。

      おすすめの飲み物

      • 常温の水 → こまめに飲むことで水分バランスを整える
      • 白湯 → 体を温めながら水分補給ができる(冷え性対策にも◎)
      • ルイボスティー → カフェインレスで抗酸化作用があり、肌にも良い

      避けたほうがいい飲み物

      • カフェイン入りの飲み物(コーヒー・緑茶・紅茶) → 利尿作用があり、水分が失われやすい
      • アルコール → 体内の水分を奪い、乾燥肌の原因に

          寝る前の水分補給も、夜中の乾燥対策に良いです。飲みすぎはむくみの原因になるので適量を飲みましょう。

          よくある質問

          お風呂上がりにかゆくなる原因は何ですか?

          お風呂上がりのかゆみの主な原因は、乾燥肌、誤った入浴方法、脱衣後の肌への影響などが考えられます。肌の状態や周囲の環境に注意を払うことで、より快適なお風呂タイムを楽しむことができます。

          正しい入浴温度と時間はどうすれば良いですか?

          適切な入浴温度は、夏場は38度前後、冬場は40度以下に設定することが推奨されます。また、入浴時間は10〜15分程度が理想的です。個人差を考慮しつつ、自分に合った温度や時間を見つけることが重要です。

          体を洗うときの基本的な注意点は何ですか?

          体を洗う際は、ゴシゴシ洗いを避け、やわらかい素材のタオルを使用するなど、肌に優しい方法を心がけることが大切です。また、洗浄の頻度を考え、保湿ケアを忘れずに行いましょう。

          体のかゆみ対策に入浴剤は効果的ですか?

          少しはあるかもしれませんが、注意が必要です。まず、入浴剤に配合される成分が、肌に刺激になる可能性があります。入浴剤を選ぶ際は、低刺激で保湿成分が配合されたものを選びましょう。また、入浴後の保湿をしなければ、肌の乾燥が悪化するので、入浴剤を使用する場合も、保湿は徹底しましょう。

          お風呂上がり直後のスキンケア方法は何がおすすめですか?

          お風呂上がりは、肌が乾燥しやすい状態になるため、できるだけ早く保湿を行うことが重要です。肌のうるおいを保つには、水分・油分をバランスよく補給する必要があります。「アクアテクトゲル」は、肌に最適なバランスで水分・油分が配合されているので、全身を簡単にうるおすことができます。

          まとめ

          お風呂上がりのかゆみは、乾燥肌や入浴方法などさまざまな要因が関係しています。正しい入浴温度と時間、丁寧な体洗い方法、お風呂上がりのスキンケア、そして着る服の選び方にも気をつけることで、快適なバスタイムを過ごすことができます。日頃のスキンケアを見直し、自分に合った方法を見つけていくことが大切です。入浴は心身をリフレッシュする大切な時間。ぜひ、皆さんも快適なお風呂タイムを過ごせるよう実践してみてください。

          この記事を書いた人

          大阪の化粧品会社、株式会社アースケアに勤務。
          日々、お客様の肌相談や健康肌づくりのためのスキンケアに関する情報発信を行っています。

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