当メディアを運営する株式会社アースケアが、「マスク肌荒れ」について、20~60代以上の自社の顧客に対してLINEを利用したアンケートを実施。
合計186名からの回答を得た。
感染症予防のために、マスクを付ける時間がかつてないほど長時間になっています。
それに関連し、「マスク肌荒れ」というワードをとてもよく目に耳にするようになりました。
- 実際にマスクによる肌荒れは増えているのか?
- どんな肌荒れ症状が起こっているのか?
その実態を調査したアンケート結果をご報告します。
Q.あなたの年代を教えてください
- 20代…4名
- 30代…32名
- 40代…62名
- 50代…70名
- 60代以上…18名
合計186名がアンケートに回答くださいました。
Q.マスクをする頻度が増えて、肌荒れするようになりましたか?
- とてもそう思う…29名
- そう思う…66名
- どちらとも言えない…49名
- そう思わない…33名
- 全くそう思わない…9名
「とてもそう思う(とても肌荒れする)」と「そう思う(肌荒れする)の合計は95名と51.1%という結果に。
アンケートに回答した約半数の人が、マスクをしてから肌荒れする症状を感じていることがわかりました。
Q.どんな肌荒れでお困りですか?(複数回答可)
- 乾燥する…59件
- ヒリヒリする…39件
- ニキビができる…47件
- 毛穴が目立つ…32件
- 皮脂が増えた…36件
- その他…49件
マスクによる肌荒れで起こる症状は、「乾燥する」と「ニキビができる」が最も多い回答でした。
マスク内部は、体温と呼気により「高温多湿」です。
そのため、マスクの付け外しの際の摩擦により肌はダメージを受けやすく、とても肌荒れが起こりやすい状態です。
また、汗をかくために皮脂分泌も増えてしまい、「ニキビ」や「毛穴の目立ち」に繋がっているようです。
Q.どんな肌荒れ対策をしていますか?(複数回答可)
- 保湿をしている…146件
- 洗顔をしている…34件
- 肌に刺激を与えないようにしている…35件
- パックやピーリングなどのスペシャルケアをしている…23件
- メイクを控えている… 54件
- その他…17件
マスクによる肌荒れ・ニキビが起きる4つの原因と対策
マスクを長時間付けていることで起こる肌荒れ・ニキビの原因は、以下の4つです。
マスクによる肌荒れ・ニキビが起きる原因
1.マスクの使い方
長時間付けたまま話す・スマホの顔認証や飲食による付けはずし等、マスクのヒモや支えの部分による摩擦が起き、それが肌荒れ・ニキビの原因になることが。
2.温度変化
長時間マスク付けていると『体温』と『呼気』によってマスク内は高温化。
そこにマスクを『付けたり、はずしたりすることで肌は乾燥し、『バリア機能』が低下。
その結果、肌荒れやニキビができやすくなります。
3.ムレ(汗・呼気による湿度)
マスク内は、『汗』や『呼気』によって湿度が上がり、ムレます。
その湿度はなんと100%になることも。
湿度が高いと肌はもろく、ふやけた状態に。
この状態が続くことで、肌のバリア機能が低下して敏感・乾燥肌になり、結果的に肌荒れ・ニキビができます。
4.皮脂の増加
長時間マスクを付けていると、『汗』をかきます。
暑くなると、『皮脂』の分泌も活発化してしまうことが。
皮脂分泌が多いとニキビの原因になることがあります。
予防のために行っておきたい対策
マスクの長時間使用により、高温多湿になったマスク内の肌は、乾燥しやすく、バリア機能の低下により敏感になっています。
アンケート調査通り、対策として「保湿」を行うことが大切なことがよくわかります。
それ以外には「マスクの付け外しの際に起こる摩擦を避けること」が大事なことです。
肌に刺激を与えることを止めて、肌にやさしく保湿をすること。
これがマスクの肌荒れ・ニキビに必要なポイントです。
「マスクの「肌荒れ」「ニキビ」の原因と対策を分かりやすく解説」でも紹介している通り、このポイントを押さえた生活を送り、まだまだ続くマスク生活を乗り切りましょう。
調査概要:
調査名 | 【調査結果】「マスク肌荒れ」増加の実態アンケート調査結果 |
調査実施期間 | 2020年8月25日 |
参加者数 | 186名 |
参加者の性別・年代 | 20~60代以上 |
調査方法 | LINE調査(アンケート方式) |