- 株式会社アースケアは20~35歳の女性100名に「ニキビ跡」に関する調査を実施いたしました。
調査サマリー
・73.8%の女性がニキビがニキビ跡になってしまったことがある
・52%の女性がニキビ跡はきれいに治すことができると考えている
・ニキビ跡を治す方法でもっとも有効だと考えられているのは「美容医療」
調査の結果、73.8%の女性がニキビがニキビ跡になってしまった経験があることがわかりました。
ニキビ跡とは、ニキビが治ったあとに残る色素沈着や赤み、凹み(クレーター)のことです。
ニキビ跡にはいくつかの種類があります。
1.赤いニキビ跡
ニキビの炎症によって毛細血管が増え、血管が透けて見えた状態です。炎症が収まると、毛細血管も縮小するため、時間の経過により目立ちにくくなることが多いです。
2.茶色い・黒いニキビ跡
赤いニキビ跡を放置し、炎症が長引くと、肌を守るためにメラニンが生成されます。それによって、茶色や黒っぽいシミ(ニキビ跡)が残ってしまいます。
3.クレーター状のニキビ跡
症状が悪化して、ニキビの傷が真皮まで達して皮膚組織を破壊してしまうことがあります。真皮は細胞の修復が難しく、凹みとなってしまいます。
52%の女性が「ニキビ跡はきれいに治すことができる」と考えている、実際は⁉
調査の結果、52%の女性が「ニキビ跡はきれいに治すことができる」と考えていることがわかりました。また、「きれいに治すことができる」と考えている人に、どのような方法で治すことができると思うか尋ねたところ、もっとも多かったのは「美容医療」という回答でした。具体的にはピーリングやレーザー治療が挙げられていました。
ケミカルピーリングは肌の再生を促し、ニキビ跡を少しずつ改善する施術です。レーザー治療には様々な種類がありますが、無数の細かい穴を皮膚に開けることで、ニキビ跡の凸凹、傷跡を縮め、目立ちにくくする施術があげられます。
実際の治療は、美容皮膚科のカウンセラーや医師に、ニキビの種類や状態を見てもらい、自分に適したアプローチ方法を提案してもらうことができます。
しかし、美容医療は保険適用外なので高額になってしまう可能性があります。
また、「美容医療はすぐに悩みを解決する手段」というイメージを持たれがちですが、実際ピーリングやレーザー治療は、回数を重ねる必要があることが多いです。
早めのニキビ治療と日頃のケアが大切
ニキビ跡は、炎症が重症かつ長引いているほど対処が難しくなるため、まずは、早めにニキビの治療を行うことが大切です。ニキビができにくく、ニキビ跡が悪化しにくい肌をつくりましょう。
1.皮膚科で保険診療を受ける
皮膚科に行き、保険適用内での治療で飲み薬や塗り薬を処方してもらうことができます。
「ニキビ・ニキビ跡なんかで皮膚科に行っていいのかな」「めんどくさいな」と放置せず、すぐに皮膚科の医師に相談しましょう。
2.日頃のスキンケアを見直す
皮膚科に行くだけでなく、日頃のスキンケアも見直しましょう。特に重要なポイントは以下の3つです。
①保湿をしっかりと行う
保湿を怠ると、皮脂が過剰に分泌されたり、乾燥や刺激によって肌のターンオーバーが乱れてしまいます。ニキビやニキビ跡を悪化させないために、しっかりと肌に水分と油分を与える保湿を行いましょう。
②洗いすぎない
皮脂でベタベタしているからといって、1日に何度も洗顔料を使用して洗顔するのはNGです。
洗いすぎることで、皮脂がより分泌されてしまいます。洗顔料を使用するのは、朝・晩の2回に留めましょう。
③紫外線対策を徹底する
紫外線は肌の角質層を厚くし、ニキビのできやすい肌状態をつくります。また、すでにあるニキビを悪化させてしまうため、ニキビがある場合でも紫外線対策は必ず行いましょう。
【調査概要】
調査対象:20~35歳の女性100名
調査日:2023年08月21日(月)
調査実施者:株式会社アースケア(自社調査)
調査方法:インターネット調査