敏感肌の人におすすめの洗顔料選びと洗顔のポイントを紹介

ぬるま湯で顔を洗う

肌の調子を整えるためには、メイクやスキンケアだけではなく、使う洗顔料も大切です。
仕事で化粧品に携わるようになり早や22年の体感として、スキンケアの中で「洗顔料」を変えることが、一番、肌の変化を実感しました。

特に敏感肌は、「洗顔料・洗顔方法の見直し」と「洗顔後の保湿」は、健康な肌を手に入れる第一歩です。

そこでこの記事では、敏感肌で悩んでいる人に向けて、敏感肌とは何か、どのような洗顔料を選ぶべきかについて解説します

当メディアを運営する株式会社アースケアには、敏感肌の方からのご相談が寄せられます。
代表も敏感肌で乾燥肌であるため、同じ悩みを持った方が集まるためです。

そこで聞くお声は、「肌に合うものがなく諦めていたけど、ワラにもすがる思いで購入しました」や「どうケアしても良くならないし、何をしたらいいのかもうわからない…」といった悩めるものが多いです。
新しい化粧品を探したり、試したり、期待をしたのにガッカリしたり…という繰り返しに疲れてしまったとよくおっしゃいます

そんな方々のご相談を受けてきた経験から、敏感肌の洗顔料選びについてまとめました。
敏感肌でお悩みの方が、刺激に負けない、健やかな肌を手に入れる参考になれば幸いです。

目次

1.肌が敏感になる原因

「敏感肌」には決まった定義はなく、肌が過敏になった状態のことを指します。

そんな敏感肌を引き起こす要因は、主に「乾燥」です。
肌が乾燥する原因はいくつもあり、例えば以下があげられます。

  • 間違ったスキンケア・洗顔方法
  • アトピー性皮膚炎によるもの
  • 生活習慣の乱れによるもの
  • アレルギーによるもの

肌が乾燥すると、バリア機能は低下することがわかっています

実験動物を乾燥した環境に置くとその角層のバリア機能も水分保持機能は低下してくる。正常皮膚であっても乾燥の状態に置かれるとバリア機能の低下を起こし、実際、同一人で調べてみると、空気の湿った夏に比べ乾燥した冬では角質機能は有意に低下する。

引用:東北大学名誉教授 田上八朗氏「アトピー性皮膚炎と皮膚のバリア機能

正常な肌と、乾燥してバリア機能が弱った肌の違い

肌の表面である「角層(角質層)」は、皮脂膜で覆われており、紫外線や異物から肌を守る「バリア機能」の役割をしています。
しかしバリア機能が低下してくると、外部の刺激から肌を守ることができなくなり、少しの刺激にも敏感に反応するようになるのです

これらが要因となって、化粧品の使用後、石けんでの洗顔後などに、チクチク・ヒリヒリしたり、肌がつっぱる感じがする、少しの刺激や摩擦で、肌が赤くなったり、かゆくなる、いわゆる「敏感肌」の状態となります。

肌のバリア機能が低下すると、肌が乾燥するだけではなく外部からの異物や細菌が侵入しやすくなるためです

バリア機能を回復させるためには、スキンケアや食生活、生活習慣などの見直しが求められます。

2.洗顔料の種類について

敏感肌は、通常の刺激でも過敏に反応する肌状態です。
ですから、皮脂を落としすぎるような強い洗浄力を持つ洗顔料だと、敏感肌が悪化する可能性があります。

そこでこの章では、洗顔料の種類を5つに分けてそれぞれの特徴を解説します。

2-1.固形石鹸

洗顔せっけん

固形石鹸は洗顔料のなかでもっとも歴史が長く、様々な種類が販売されています。

一般的には植物性洗浄成分を含んだものが多く、皮脂や汚れをしっかりと落としてくれます。
そして、肌残りがないため、肌が弱い方でも安心です。

ただし、洗浄力が高いことから、洗顔に使用すると洗った後に肌のつっぱり感を覚えることもあります。

2-2.泡タイプ

泡タイプの洗顔

はじめから泡で出てくる洗顔料は、泡立てる手間が省ける便利な商品です。
泡タイプには炭酸ガスが含まれたものと、ポンプ部分に張られた網目から泡を作るものの2種類があります。

多くの場合、泡立て成分と洗浄成分である「界面活性剤」の配合量が多くなります。
界面活性剤の種類によって変わりますが、洗浄成分が多くなると敏感肌は、ピリピリとした「スティンギング刺激」を感じることがあります。

2-3.クリームタイプ

クリームクレンジングの形状例

洗顔料として一般的なものがクリームタイプで、固形石鹸と同じく種類が豊富です。

敏感肌の人向けの商品も数多く売られているため、選択肢が多いのが魅力です。
固形石鹸よりも泡立ちが良いのが特徴で、ネットを使わず手だけでも泡を作りやすいでしょう。

商品によってはスクラブ入りのものもありますが、敏感肌の人は極力使わないこともポイントです。

2-4.ジェルタイプ

ジェルクレンジングの形状例

泡立てず、顔になじませることで汚れを落とせるのがジェルタイプの特徴です。
泡を立てるのが苦手な人や、洗顔をさっと済ませたい人に向いているでしょう。

ジェルタイプには毛穴汚れの除去をうたうものもあり、洗浄力が高いものも多くあります。
ジェルをコットンになじませて拭き取るタイプのものもありますが、擦ることは肌への負担となるため敏感肌の人は控えたほうが良いでしょう。

2-5.パウダータイプ

水と混ぜて使用するパウダータイプは、水分量によっては泡立たなかったり水っぽくなったりするので、慣れないと加減が難しいこともあります。
酵素配合などほかのタイプにはあまり見られないものもあるので、一般的な洗顔料があわない場合には試してみると良いでしょう。

3.敏感肌が洗顔料を選ぶポイント

敏感肌はひとまとめにできるものではなく、肌の状態は個々人によって様々です。
洗顔料を選ぶときには、自分の肌の汚れと肌状態にあったものを選ぶことがポイントですが、実際のところは試してみないとわかりません

ですからこの章では、基本的な選び方をご紹介します。

敏感肌は肌への負担がなく、洗い上がりがしっとりとした洗顔料を選ぶことが大切です。

例えば、肌に刺激を与えず汚れだけを洗浄できる洗顔料がおすすめです。
また、洗顔後の乾燥も敏感肌の大敵なので、皮脂を取りすぎてしまうような洗浄力が強すぎるものは避けるようにしましょう

3-1.「スティンギングテスト済み」の洗顔料を選ぶ

敏感肌へのやさしさの参考になるのが「スティンギングテスト済みの洗顔料」です。

ヒリヒリする、ピリピリするといった刺激を、「スティンギング刺激」と言います

「スティンギングテスト」とは、敏感肌の人を対象に、かゆみやヒリヒリなどのスティンギング刺激を感じるかなどを評価する感受性テストのこと。
このテストによって、「低刺激」かどうかがわかります。

そのため敏感肌に適した洗顔料を選ぶ有効な指標になります

ただ、すべての方にアレルギー・皮フ刺激が起こらないということではありませんので、必ず刺激を感じないわけではありません。
ですから、試供品があれば試してみることをおすすめします。

3-2.肌を刺激しやすい成分は避ける

洗顔料には肌への刺激を誘発しやすい成分が入っていることもあるため、購入前には成分表をチェックすることが大切です。

敏感肌の人が気をつけたい成分は、たとえば「エタノール」などのアルコール成分や、薬用化粧品の殺菌成分や抗菌成分など
洗濯洗剤や柔軟剤でも肌に合わない・荒れるという人も多く、敏感肌は刺激を感じることもあるようです。

また、メンズ用に良く配合されるメントール系の成分も、清涼感があるものの、刺激を感じることもあるようです。

ほかには、「スクラブ」なども刺激の一つです
たとえば、以下のようなものです。

  • クルミ
  • トウモロコシ
  • 砂糖
  • 真珠

スクラブ入り化粧品の中には、「天然原料を使っているから安全」「使っているうちに溶けてなくなるから低刺激」と誤解されがちですが、肌に摩擦を起こしますので、敏感肌には刺激となることがあります。

スクラブ剤の目的は、物理的な力による角質の除去です。
毛穴や角栓が気になる方が使いがちですが、天然成分であっても物理的な力が発生するので肌への刺激になることが。
たとえ使っているうちに溶けたとしても、溶けるまでは物理的な刺激を与えています。

物理的な力による過剰な刺激は、肌を傷つけることになるため、敏感肌は避けましょう。

3-3.洗浄力がやさしいものを選ぶ

洗浄力が高く汚れをごっそりと取ってくれるものは、洗顔料として優れていると思ってしまいがちです。
しかし、洗顔料は汚れと皮脂を区別しないため、洗浄力が強いものを使うと皮脂まで取りすぎる恐れがあるので注意しましょう。

最近はきちんと落としすぎというか、洗いすぎの方がとても多いです。

洗顔後に「さらさらする」は落としすぎの可能性があります

逆に、「なんか物足りない」「ちゃんと落ちてるのかな」ぐらいがちょうどいい洗浄力だと思ってください

必要以上に皮脂を取ると肌のうるおいが保てず、肌が乾燥してしまいます。
敏感肌は「ちゃんと落ちてるのかな…」そのぐらいの感覚でいてちょうどいいぐらいです。

3-4.新しい洗顔料を使う前はパッチテストをする

成分表をしっかりチェックしたからといって、必ずしもその洗顔料が自分にあうとは限りません。
顔へ使う前に必ずパッチテストをして、かぶれやかゆみ、腫れなどが出ないかを確かめましょう

パッチテストのやり方は、まず清潔にした二の腕や手首の内側に洗顔料を薄く塗布します。
数分経過したら洗い流し、何か変化がないかを確かめましょう。
さらに24時間経ってからもう1度塗った箇所を確認し、異常がないかをチェックします。

4.敏感肌が洗顔をする際のポイント

どんなに自分にあう洗顔料を使ったとしても、洗顔方法を間違えていたら期待する結果にならないでしょう。
そこで、敏感肌の人に向けた洗顔方法のポイントを解説していきます。

4-1.「赤ちゃんの肌を洗う」ようにやさしく触れる

洗顔する際は顔を強くこすらず、優しく洗うのが鉄則です。
イメージとしては、「赤ちゃんの肌を触る」ぐらいの力加減です。

また、手や指を顔に直接つけず、洗顔料の泡だけで洗うこともポイントです。
手や指で直接こすってしまうと、摩擦で肌が傷つくことがあります。

洗顔時には泡をくるくると円を描くように肌の上で滑らせるだけで、余分な皮脂や汚れなどは十分に落ちます
洗い流す際にも手を直接顔につけず、たっぷりのぬるま湯で流し残しがないようにしましょう。

私は自分の肌をいたわる気持ちで触っています。
そうすると、自然と力が抜けて、いい感じの力加減になりますよ。

4-2.洗顔後は保湿をしっかりとする

洗顔をきちんと行ったとしても、その後の保湿を怠ると肌は乾燥してしまいます。
洗顔後は時間を空けず、すぐにスキンケアを行うことをおすすめします

洗顔後の保湿では、化粧水だけではなく油分が含まれた乳液やクリームを使いましょう。
また、場合によっては肌の悩みにあった美容液を使用し、うるおいのある肌作りに役立てます。

まとめ

洗顔もスキンケアであり、適切に行うことが大切です。
特に敏感肌の人は、洗顔で乾燥しないよう適切な洗顔料を選びましょう。

洗顔料選びの基本は、以下の3つです。
これを踏まえて、いろいろと試してみて、肌に気持ちよく使えるものを選んでみてくださいね

  • 「スティンギングテスト済み」の洗顔料を選ぶ
  • 肌を刺激しやすい成分は避ける
  • 洗浄力がやさしいものを選ぶ
  • 新しい洗顔料を使う前はパッチテストをする

また、洗顔後の乾燥防止に味方してくれるのが、保湿成分がしっかり配合された基礎化粧品です。

敏感肌には定義がないため、「敏感肌用」という化粧品でもメーカーによってその基準は様々です。
ですから敏感肌用でも必ずしも肌に合うわけではないのですが、敏感肌の方は基本的に「低刺激で保湿ができる」という化粧品が条件だと思います

とはいえ、「低刺激」は一見すると「効果がない」ように感じる化粧品でもあります。
使ってみて「わ~」という感動もなければ、「肌が何も感じない」と思うかもしれません。
誤解を恐れずに言うと、「可もなく不可もなく」が低刺激だとも言えます。

ですから感覚で選ぶならば、「肌に負担がない」と感じるものを選んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

化粧品開発やスキンケアアドバイザー歴22年目。自身のオイリー肌・ニキビ肌が改善したことからスキンケアに目覚める。3児の母でもあり、”0歳からのスキンケア”を実践している経験豊富さから、記事内容は幅広い。日本化粧品検定1級・薬機法医療法遵守広告代理店認証YMAAマーク取得者。

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